JPH10154587A - 照明システム - Google Patents

照明システム

Info

Publication number
JPH10154587A
JPH10154587A JP8314351A JP31435196A JPH10154587A JP H10154587 A JPH10154587 A JP H10154587A JP 8314351 A JP8314351 A JP 8314351A JP 31435196 A JP31435196 A JP 31435196A JP H10154587 A JPH10154587 A JP H10154587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting
timing signal
load
timing
adjacent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8314351A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Hashimoto
英樹 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP8314351A priority Critical patent/JPH10154587A/ja
Publication of JPH10154587A publication Critical patent/JPH10154587A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】周囲位置情報、周囲器具状態を容易に認識させ
ることができ、また制御単位毎に決め細かい制御が行え
る照明システムを提供することにある。 【解決手段】人感センサ13の検知により照明負荷15
を点灯させた場合にはタイミング信号を通信部11によ
り信号線10に送出させる。また隣接した照明器具1の
照明負荷15が点灯した場合には、制御部14は送られ
てくるタイミング信号の受信タイミングと、照度センサ
12で検知している照度の変化が生じるタイミングとの
時間差により、点灯した照明器具1に隣接しているかを
認識して照明負荷15を点灯させるかを判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、照明システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】周囲の照明器具を連動させる照明システ
ムとしては、従来より様々な技術がある。 例えば、図
9(a)に示すように夫々固有のアドレス…を有する
各照明器具11 …に対して制御用親器2が連動する照明
器具を1台ずつ指定して制御する集中管理型の照明シス
テムがある。例えばのアドレスの照明器具11 を点灯
させる場合に、該照明器具11 に隣接せる照明器具、こ
の場合すアドレス,,の照明器具12 ,17 ,1
8 を図9(a)に示すように点灯させるという情報を制
御用親器2から信号線3を通じて伝送するのである。尚
図9では照明器具11 …中白いブロックで示しものが点
灯状態にあることを示している。
【0003】ところで、図9(a)(b)の場合、各照
明器具毎に連動関係のある照明器具のアドレスを制御用
親器2で記憶しておく必要があり、更に夫々のアドレス
に対応する照明器具の配置位置とその位置関係を制御用
親器2が把握しておく必要がある。例えば図9では、ア
ドレスの照明器具11 の隣にはアドレス,,の
照明器具12 ,17 ,18 があり、アドレスの照明器
具12 の隣には、、、、、の各照明器具
1 ,13 ,16 ,17 ,18 があり、またアドレス
の照明器具13 の隣には、…というように全ての照明器
具11 …の隣接器具を記憶しておかなければならない。
【0004】またどのアドレスの照明器具を何処に配置
するとか、から順番に並べて設置するように、と言っ
たような指定を行うことは、実際の施工上殆ど不可能に
近い。また制御用親器2に保持しておかなければならな
い情報量は前述の通り膨大であり、その入力にも大変な
労力を必要とする。これに対して連動関係にある照明器
具を予め一纏めにし、制御するという方式がある。
【0005】図10(a)はこの方式の場合の概念を示
すもので、例えば同じ人感センサ(人体感知センサ)4
a…で同時に連動制御される照明器具11 …毎にグルー
プA…分けを行ない、例えば人感センサ4aが人体検知
すると、その人感センサ4aの検知出力にて制御される
グループAに属する照明器具11 ,12 ,17 ,18
図10(b)に示すように点灯させるのである。
【0006】ところでこの従来方式では図10(b)に
示すようにグループの境界に人Mが存在しても、図示例
では人感センサ4aのみが人Mを検知する場合、グルー
プAに属する照明器具11 ,12 ,17 ,18 は点灯す
るものの、グループBに属する照明器具13 乃至16
点灯せず、人Mから見ると違和感のある照明状態とな
る。
【0007】つまりこの図10(a)(b)に示す従来
方式では、制御単位が限定されてしまい柔軟性が乏し
く、また例えば図10(b)に示すように新たにグルー
プEを制御するというような制御単位の変更が容易でな
く、配線変更つまり再工事を必要とするという問題があ
った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように周囲連動
を行うような照明システムにおいては照明器具の位置情
報を制御用親器に与え認識させることが容易でないとい
う問題があり、また連動関係にある照明器具を予め一纏
めにし、制御する照明システムでは、また一度与えた位
置情報が変更容易でない、つまりグループ設定、制御に
柔軟性がないという問題がある。
【0009】本発明は上記の点に鑑みて為されたもの
で、その目的とするところは集中管理のための親器やア
ドレスを必要とすることなく、周囲位置情報、周囲器具
状態を容易に認識させることができ、また制御単位毎に
きめ細かい制御が行える照明システムを提供することに
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明では、複数の照明器具からなり、一つ
の照明器具が点灯すると該照明器具の隣接配置した照明
器具を連動点灯させる照明システムにおいて、各照明器
具には自己の照明負荷の点灯を制御する制御手段と、少
なくとも最初に自己の照明負荷を点灯させたときに同時
にタイミング信号を信号線を介して各照明器具に送出す
る通信手段と、周囲の照明器具の点灯状態が変化したこ
とを検知する手段と、該手段の検知タイミングと信号線
を介して送られてきたタイミング信号の受信タイミング
との時間差から隣接した照明器具の点灯かどうかを判断
する判断手段とを備え、制御手段は判断手段で隣接した
照明器具の点灯を判断した時に自己の照明負荷を点灯さ
せることを特徴とし、照明器具を連動制御させるために
集中管理用の特別な親器や、アドレス設定を行うことな
く、周囲位置情報、周囲器具状態を照明器具において容
易に認識させることができ、また制御単位毎にきめ細か
い連動制御を行うことができるものであって、点灯エリ
アに於ける最適な照明状態を作ることができる。
【0011】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、タイミング信号を一定な信号で構成したことを特
徴とし、タイミング信号が一定であるため通信手段の構
成やタイミング信号の作成のための構成を簡単とするこ
とができる。請求項3の発明では、請求項1の発明にお
いて、前記タイミング信号を、条件によって変化する信
号で構成してなることを特徴とし、多様な連動制御を可
能とする。
【0012】請求項4の発明では、請求項1乃至3の発
明において、前記タイミング信号に、照明器具の所属グ
ループを示す情報を含ませたことを特徴とし、連動制御
をグループ単位で行うことが可能となる。請求項5の発
明では、請求項1の発明において、隣接せる照明器具の
照明負荷の点灯と判断した照明器具の通信手段からも自
己の照明負荷に併せてタイミング信号を送出させること
を特徴とし、最初に点灯した照明器具から順次周辺の照
明器具へ連動制御させることが可能となる。
【0013】請求項6の発明では、請求項5の発明にお
いて、最初に照明負荷を点灯させた照明器具の送出する
タイミング信号と、該照明器具に隣接する照明器具から
送出するタイミング信号とを異ならせることを特徴と
し、最初の点灯の照明器具か、連動した照明器具かの識
別ができる。請求項7の発明では、請求項5又は6の発
明において、最初に照明負荷を点灯させた照明器具に隣
接する照明器具から送出するタイミング信号を送出する
タイミングを照明器具によってランダムに異ならせたこ
とを特徴とし、複数の照明器具からタイミング信号を送
出させる際に衝突が起きるのを防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例形態を図面
を参照して説明する。 (実施形態1)図1は本実施携帯に用いる照明器具1の
構成を示し、図2は図1に示す構成の照明器具1をマト
リクス状に配置して、信号線10により順次接続した本
実施形態の全体的構成を示しており、配置された複数の
照明器具11 …は信号線10を介して信号の授受を行う
ことができるようになっている。
【0015】各照明器具1は図1に示すように信号線1
0を介して伝送されてくる信号を受信或いは信号線10
に信号を送出する通信部11と、照度センサ12と、人
感センサ13と、通信部11を通じて受信された信号、
照度センサ12の検知信号、人感センサ13の検知信号
に基づいて照明負荷15を制御する制御部14と、から
なる負荷制御部16を備えている。
【0016】次に本実施形態の動作を図2、図3に基づ
いて説明する。まず、ある照明器具、例えば照明器具1
1 で、負荷制御部16に備えられた人感センサ13が検
知エリア内に人が存在することを検知すると、この検知
に対応して図3(a)に示すように制御部14は当該照
明器具11 の照明負荷15を点灯させるとともに、同時
に所定のタイミング信号を図3(b)に示すように通信
部11を通じて信号線10に送出する。図2(a)は白
抜きのブロックで照明器具11 が点灯していることを示
している。
【0017】当該照明器具11 に隣接する照明器具12
…では夫々の負荷制御部16に備わった照度センサ12
の検知照度が図3(c)に示すように急速に変化する。
また信号線10に送出された上記タイミング信号を通信
部11を通じて受信する。ここで負荷制御部16の制御
部14は照度変化とタイミング信号の時間差により、連
動するかどうかを判断する。この照明器具11 に隣接す
る照明器具12 ,17,18 (以下第1周辺と称する)
の場合、信号受信と照度変化検知とがほぼ同時なので、
各々の制御部14は照明負荷15を連動点灯させると認
識し、図3(d)に示すように照明負荷15を点灯する
(図2(b)で示す状態)。
【0018】ここで連動して照明負荷15を点灯させた
照明器具12 ,17 ,18 ではタイミング信号を送出し
ないように予め制御部14の動作が設定されているため
タイミング信号はこれら照明器具12 ,17 ,18 から
は送出されない。一方照明器具12 ,17 ,18 が連動
点灯すると、これらの照明器具12 ,1 7 ,18 に隣接
する他の照明器具13 ,16 ,19 ,110,111(以下
第2周辺と称する)では、最初に照明負荷15を点灯さ
せた照明器具11 がタイミング信号を送出してから、そ
の第1周辺の照明器具12 ,17 ,18 が夫々の照明負
荷15を連動点灯させるまで、なんらかの時間差がある
(照明負荷15が蛍光灯の場合であれば予熱時間等)。
【0019】従って第2周辺の照明器具13 ,16 ,1
9 ,110,111がタイミング信号を受信する時点と、夫
々の負荷制御部16の照度センサ12の検知照度が、照
明器具12 ,17 ,18 の照明負荷15の点灯によって
変化する時点との間に時間差Tが図3(e)に示すよう
に存在することになる。制御部14はこの時間差Tを測
定し、この時間差Tが所定値以上あると、最初に点灯し
た照明器具には隣接していないという事を認識するよう
になっており、従って第2周辺の照明器具13 ,16
9 ,110,111では照明負荷15を点灯させない。
【0020】以上のように本実施形態ではアドレスや特
別な親器などを用いて相互の位置を認識させる様なこと
をすることなく、最初に点灯した照明器具に、隣接周辺
の照明器具を連動させることができる。尚上記実施形態
では、最初の照明器具の点灯を人感センサ13の検知に
基づいて行っているが、他の手段(リモコンなど)で点
灯させても良いことは言うまでもない。
【0021】(実施形態2)本実施形態は実施形態1の
構成に加えて、図4に示すように一時的なグループ番号
を記憶する記憶部17を設けるとともに最初に点灯した
照明器具から送出されるタイミング信号にグループ番号
の情報を含めるようにしている。以下本実施形態の動作
を図5に基づいて説明する。
【0022】まず、照明システムを構成する全ての照明
器具11 …が全く点灯していない状態にあるとする。こ
の状態で、ある照明器具、例えば照明器具11 で負荷制
御部16に備えられた人感センサ13が検知エリア内に
人が存在することを検知すると、この検知に対応して制
御部14は照明負荷15を点灯させるとともに、記憶部
17に記憶されているグループ番号を読み出して、現在
使用中のグループ番号を調べる。この場合、他の照明器
具12 …は点灯しておらず、グループ番号は一切使われ
ていないため、照明器具11 の制御部14はグループ番
号を「1」とする。そしてこのグループ番号を示す情報
を含んだ特定のタイミング信号を通信部11を通じて信
号線10に送出する。図5(a)は白抜きのブロックで
照明器具11 が点灯していることを示している。
【0023】当該照明器具11 の周辺の照明器具12
では夫々の負荷制御部16に備わった照度センサ12の
検知照度が急速に変化する。また信号線10に送出され
た上記グループ番号の情報を含むタイミング信号を通信
部11を通じて受信する。ここで負荷制御部16の制御
部14は照度変化とタイミング信号の時間差により、連
動するかどうかを判断する。この照明器具11 に隣接す
る照明器具12 ,17,18 (以下第1周辺と称する)
の場合、信号受信と照度変化検知とがほぼ同時なので、
各々の制御部14は照明負荷15を連動点灯させると認
識して照明負荷15を図5(b)に示すように点灯さ
せ、同時に受信しているグループ番号の情報から自己が
属するグループ番号が「1」であることを認識する。
【0024】ここで連動して照明負荷15を点灯させた
照明器具ではタイミング信号を送出しないように予め制
御部14の動作が設定されているためタイミング信号は
これら照明器具12 ,17 ,18 からは送出されない。
その後は、点灯連動照明器具での一括制御(調光、オ
フ)をグループ番号で行うことになる。
【0025】一方照明器具12 ,17 ,18 が連動点灯
すると、これらの照明器具12 ,1 7 ,18 に隣接する
他の照明器具13 ,16 ,19 ,110,111(以下第2
周辺と称する)では、最初に照明負荷15を点灯させた
照明器具11 がタイミング信号を送出してから、その第
1周辺の照明器具12 ,17 ,18 が夫々の照明負荷1
5を連動点灯させるまで、なんらかの時間差がある(照
明負荷15が蛍光灯の場合であれば予熱時間等)。
【0026】従って第2周辺の照明器具13 ,16 ,1
9 ,110,111がタイミング信号を受信する時点と、夫
々の負荷制御部16の照度センサ12の検知照度が、照
明器具12 ,17 ,18 の照明負荷15の点灯によって
変化する時点との間に時間差が存在することになる。制
御部14はこの時間差を測定し、この時間差が所定値以
上あると、最初に点灯した照明器具には隣接していない
という事を判断し、当該グループ番号に属さないと認識
するようになっており、従って第2周辺の照明器具
3 ,16 ,19,110,111ではグループ番号「1」
に属さないことを認識し、照明負荷15を点灯させな
い。
【0027】更にその周辺照明器具も含め、全ての照明
器具では、点灯はしなくても、受信したグループ番号付
きのタイミング信号より、現在グループ番号「1」が使
用中であることを制御部14の制御の下で記憶部17に
記憶する(つまりもしその後自己の負荷制御部16の人
感センサ13の検知出力などにより点灯したときに、同
じグループ番号を使わないため)。
【0028】さてその後、図5(c)に示すように照明
器具112が人感センサ13の検知出力により点灯する
と、記憶部17の記憶されているグループ番号が「1」
であることを認識して次のグループ番号「2」を含むタ
イミング信号を通信部11を通じて信号線10に送出す
る。以後上述と同様な動作が周辺器具において為される
ことになり、隣接する照明器具15 ,16 ,111は照明
負荷15を図5(d)に示すように点灯させる。
【0029】上記のように連動関係にある照明器具では
グループ番号が与えることにより、以後グループ番号に
より制御が為され、例えば図5(d)ではグループ番号
「1」に属する照明器具11 ,12 ,17 ,18 が調光
制御されている状態を示す(左下がりの斜線を記入した
ブロックで図示)。次に例えばグループ番号「1」に対
してオフが指令されると、グループ番号「1」に属する
照明器具11 ,12 ,17 ,18 が消灯されることにな
るが、連動関係にある照明器具以外にも、グループ番号
「1」の消灯の情報が、信号線10を介して伝送され、
各照明器具11 …の制御部14はグルーブ消灯=グルー
プ解消として、記憶部17の「1番を使用中である」と
記憶していた部分をクリアする(その後は、違う照明器
具が1番のグルーブ番号を使える)。
【0030】以上のように本実施形態では、集中管理の
ための特別な親器やアドレスなどを用いて照明器具相互
の位置を認識させるようなことを必要とすることなく、
最初に点灯した照明器具に対応して周辺の照明器具を連
動して点灯制御させることができる。尚最初の照明器具
の点灯を人感センサ13の検知出力に基づいて点灯させ
たが、他の手段(リモコンなど)でも良いことは言うま
でもない。
【0031】(実施形態3)本実施形態は図6に示すよ
うに回路構成は実施形態2と同じものであるが、グルー
プ番号を用いず、最初に点灯した照明器具が送出するタ
イミング信号と異なる別のタイミング信号を連動する照
明器具から送出するようにした点に特徴がある。
【0032】次に本実施形態を図7、図8に基づいて説
明する。まず、ある照明器具、例えば照明器具11 で、
負荷制御部16に備えられた人感センサ13が検知エリ
ア内に人が存在することを検知すると、この検知に対応
して図8(a)に示すように制御部14が照明負荷15
を点灯させるとともに、同時に特定のタイミング信号φ
を図8(b)に示すように通信部11を通じて信号線1
0に送出する。図7(a)は白抜きのブロックで示すよ
うに照明器具11が点灯したことを示している。
【0033】当該照明器具11 に周辺の照明器具12
では夫々の負荷制御部16に備わった照度センサ12の
検知照度が図8(c)に示すように急速に変化する。ま
た信号線10に送出された上記タイミング信号φを通信
部11を通じて受信する。ここで照明器具12 …の負荷
制御部16の制御部14は照度変化とタイミング信号の
時間差により、連動するかどうかを判断する。この照明
器具11 に隣接する照明器具12 ,17 ,18 (以下第
1周辺と称する)の場合、信号受信と照度変化検知とが
ほぼ同時なので、各々の制御部14は照明負荷15を連
動点灯させると認識し、図8(d)に示すように照明負
荷15を点灯する(図2(b)で示す状態)。
【0034】ここで連動して照明負荷15を点灯させた
照明器具12 ,17 ,18 は受信したタイミング信号φ
とは異なったタイミング信号ψを図8(e)に示すよう
に送出する。この場合タイミング信号ψを送出する照明
器具が複数あるため、個々にランダムに信号送出タイミ
ングを異ならせて(つまりランダム時間ずらせて)送出
し、信号衝突を防いでいる。
【0035】ここで図8(f)に示すように照明器具1
2 ,17 ,18 の周辺の照明器具1 3 ,16 ,19 ,1
10,111では、照明器具11 から送出されたタイミング
信号φの受信と、照明器具13 ,16 ,19 ,110,1
11の照明負荷15が実際に点灯するまでの間に時間遅れ
が生じ(蛍光灯の場合であれば予熱時間)、そのためタ
イミング信号φの受信と、照明器具13 ,16 ,19
10,111の照明負荷15の点灯による照度センサ12
の検知する照度の変化には時間差Tがあるが、一方タイ
ミング信号ψの受信タイミングと、照明器具13
6 ,19 ,110,111の照明負荷15の点灯による照
度センサ12の検知する照度の変化が生じるタイミング
との間には時間差はない。
【0036】従って照明器具13 ,16 ,19 ,110
11の制御部14では、「タイミング信号φの受信タイ
ミングと照度変化のタイミングとの間には時間差がある
が、タイミング信号ψの受信タイミングと照度変化のタ
イミングとの間には時間差がない、つまり最初に照明負
荷15を点灯させた照明器具11 とは隣接していない
が、その照明器具11 に隣接する照明器具12 ,17
8 には隣接している照明器具」であると判断する。こ
こでこれら照明器具13 ,16 ,19 ,110,1 11のよ
うに第1周辺に隣接する器具群を第2周辺と規定し、第
2周辺に属すると認識した場合には当該照明器具の制御
部14は予め設定してある第2周辺の器具の点灯レベル
に従って照明負荷15を図8(g)に示すように調光点
灯する(図7(c)はこの点灯状態を示し、左下がりの
斜線を記入したブロックで図示する器具が調光点灯状態
にある)。
【0037】尚上述したようにタイミング信号ψの送出
は照明器具によりランダム時間遅らせるとしたが、その
ランダムな時間遅れの大きさは、点灯時間の遅れに対し
て充分小さくし、上記の制御部14の判断に誤差を生じ
させないものとする。さて第2周辺の照明器具13 ,1
6 ,19 ,110,111の制御部14は上記判断から、自
分が第2周辺に位置することを認識しているので、タイ
ミング信号を出さないように動作する。その結果、最初
に点灯した照明器具11 を中心とした、5×5台の範囲
のグループで点灯する。
【0038】ここで第1周辺、第2周辺での点灯しべル
を予め定めておけば、中心から遠ざかるほどフェードし
ていく、と行ったようなバターン制御も可能になる。以
上のような本実施形態によれば、集中管理用の特別な親
器やアドレスなどを用いて相互に位置を認識させるよう
なことをすることなく、照明器具1 …を、広範囲にわた
って連動させて制御することができ、また、パターン制
御も可能になる。
【0039】尚最初の照明器具の点灯を人感センサ13
の人体検知に基づいて行っていたが、他の手段(リモコ
ンなど)でも良いことは言うまでもない。また本実施形
態では、第2周辺までの連動としたが、更に連続してタ
イミング信号を送出させることにより、際限なく連動制
御させることができる。
【0040】
【発明の効果】請求項1の発明は、複数の照明器具から
なり、一つの照明器具が点灯すると該照明器具の隣接配
置した照明器具を連動点灯させる照明システムにおい
て、各照明器具には自己の照明負荷の点灯を制御する制
御手段と、少なくとも最初に自己の照明負荷を点灯させ
たときに同時にタイミング信号を信号線を介して各照明
器具に送出する通信手段と、周囲の照明器具の点灯状態
の変化を検知する手段と、該手段の検知タイミングと信
号線を介して送られてきたタイミング信号の受信タイミ
ングとの時間差から隣接した照明器具の点灯かどうかを
判断する判断手段とを備え、制御手段は判断手段で隣接
した照明器具の点灯を判断した時に自己の照明負荷を点
灯させるので、照明器具を連動制御させるために集中管
理用の特別な親器や、アドレス設定を行うことなく、周
囲位置情報、周囲器具状態を照明器具において容易に認
識させることができ、また制御単位毎に更にきめ細かい
連動制御を行うことができるものであって、点灯エリア
に於ける最適な照明状態を作ることができるという効果
がある。
【0041】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、タイミング信号を一定な信号で構成したので、タイ
ミング信号が一定であるため通信手段の構成やタイミン
グ信号の作成のための構成を簡単とすることができると
いう効果がある。請求項3の発明は、請求項1の発明に
おいて、前記タイミング信号を、条件によって変化する
信号で構成してなるので、多様な連動制御を可能とする
という効果がある。
【0042】請求項4の発明は、請求項1乃至3の発明
において、前記タイミング信号に、照明器具の所属グル
ープを示す情報を含ませたので、連動制御をグループ単
位で行うことが可能となるという効果がある。請求項5
の発明は、請求項1の発明において、隣接せる照明器具
の照明負荷の点灯と判断した照明器具の通信手段からも
自己の照明器具の点灯に併せてタイミング信号を送出さ
せるので、最初に点灯した照明器具から順次周辺の照明
器具へ連動制御させることが可能となるという効果があ
る。
【0043】請求項6の発明は、請求項5の発明におい
て、最初に照明負荷を点灯させた照明器具の送出するタ
イミング信号と、該照明器具に隣接する照明器具から送
出するタイミング信号とを異ならせるので、最初の点灯
の照明器具か、連動した照明器具かの識別ができるとい
う効果がある。請求項7の発明は、請求項5又は6の発
明において、最初に照明負荷を点灯させた照明器具に隣
接する照明器具から送出するタイミング信号を送出する
タイミングを照明器具によってランダムに異ならせたの
で、複数の照明器具からタイミング信号を送出させる際
に衝突が起きるのを防止できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の照明器具の回路構成図で
ある。
【図2】同上の動作説明図である。
【図3】同上の動作説明用タイミングチャートである。
【図4】本発明の実施形態2の回路構成図である。
【図5】同上の動作説明図である。
【図6】本発明の実施形態3の回路構成図である。
【図7】同上の動作説明図である。
【図8】同上の動作説明用タイミングチャートである。
【図9】従来例の動作説明図である。
【図10】別の従来例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 照明器具 10 信号線 11 通信部 12 照度センサ 13 人感センサ 14 制御部 15 照明負荷 16 負荷制御部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の照明器具からなり、一つの照明器具
    が点灯すると該照明器具の隣接配置した照明器具を連動
    点灯させる照明システムにおいて、各照明器具には自己
    の照明負荷の点灯を制御する制御手段と、少なくとも最
    初に自己の照明負荷を点灯させたときに同時にタイミン
    グ信号を信号線を介して各照明器具に送出する通信手段
    と、周囲の照明器具の点灯状態が変化したことを検知す
    る手段と、該手段の検知タイミングと信号線を介して送
    られてきたタイミング信号の受信タイミングとの時間差
    から隣接した照明器具の点灯かどうかを判断する判断手
    段とを備え、制御手段は判断手段で隣接した照明器具の
    点灯を判断した時に自己の照明負荷を点灯させることを
    特徴とする照明システム。
  2. 【請求項2】タイミング信号を一定な信号で構成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  3. 【請求項3】前記タイミング信号を、条件によって変化
    する信号で構成してなることを特徴とする請求項1記載
    の照明システム。
  4. 【請求項4】前記タイミング信号に、照明器具の所属グ
    ループを示す情報を含ませたことを特徴とする請求項1
    乃至3記載の照明システム。
  5. 【請求項5】隣接せる照明器具の照明負荷の点灯と判断
    した照明器具の通信手段からも自己の照明負荷に併せて
    タイミング信号を送出させることを特徴とする請求項1
    記載の照明システム。
  6. 【請求項6】最初に照明負荷を点灯させた照明器具の送
    出するタイミング信号と、該照明器具に隣接する照明器
    具から送出するタイミング信号とを異ならせたことを特
    徴とする請求項5記載の照明システム。
  7. 【請求項7】最初に照明負荷を点灯させた照明器具に隣
    接する照明器具から送出するタイミング信号を送出する
    タイミングを照明器具によってランダムに異ならせたこ
    とを特徴とする請求項5又は6記載の照明システム。
JP8314351A 1996-11-26 1996-11-26 照明システム Withdrawn JPH10154587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8314351A JPH10154587A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 照明システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8314351A JPH10154587A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 照明システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10154587A true JPH10154587A (ja) 1998-06-09

Family

ID=18052288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8314351A Withdrawn JPH10154587A (ja) 1996-11-26 1996-11-26 照明システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10154587A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001155870A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置
JP2002300947A (ja) * 2001-04-04 2002-10-15 Sanden Corp ショーケースの照明制御装置
JP2009259657A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明制御システム
KR101020129B1 (ko) 2009-05-20 2011-03-07 김경남 가시광선 통신을 통해 조도 제어가 가능한 등기구를 이용한 실내 조명 제어 방법
JP2011528846A (ja) * 2008-07-21 2011-11-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 照明器具を設定する方法、及びその方法に適用する照明器具
JP2015523756A (ja) * 2012-05-03 2015-08-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ ネットワークのノードのコミッショニングのための方法及びデバイス

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001155870A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Matsushita Electric Works Ltd 照明装置
JP2002300947A (ja) * 2001-04-04 2002-10-15 Sanden Corp ショーケースの照明制御装置
JP2009259657A (ja) * 2008-04-18 2009-11-05 Panasonic Electric Works Co Ltd 照明制御システム
JP2011528846A (ja) * 2008-07-21 2011-11-24 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 照明器具を設定する方法、及びその方法に適用する照明器具
KR101020129B1 (ko) 2009-05-20 2011-03-07 김경남 가시광선 통신을 통해 조도 제어가 가능한 등기구를 이용한 실내 조명 제어 방법
JP2015523756A (ja) * 2012-05-03 2015-08-13 コーニンクレッカ フィリップス エヌ ヴェ ネットワークのノードのコミッショニングのための方法及びデバイス
EP2845449B1 (en) 2012-05-03 2019-04-03 Signify Holding B.V. Method and device for commissioning of nodes of a network
US10742510B2 (en) 2012-05-03 2020-08-11 Signify Holding B.V. Method and device for commissioning of nodes of a network
EP2845449B2 (en) 2012-05-03 2022-02-16 Signify Holding B.V. Method and device for commissioning of nodes of a network

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100670490B1 (ko) 조명 시스템의 설정방법, 설정기, 조명장치 및, 조명시스템
CN105101530B (zh) 以同步于ac电源频率为基础的调控系统与调控方法
US9131547B2 (en) Illumination device and illumination system
JP6655810B2 (ja) 照明制御システム、およびこれに用いられる照明制御装置
JP2002289373A (ja) 照明システムおよび照明システムのid設定方法
JP2009289471A (ja) 照明制御システム
JPH10162969A (ja) 照明システム
JP3747582B2 (ja) 照明装置
JP3991535B2 (ja) 照明装置
JP2006092917A (ja) 照明制御システム
JPH10154587A (ja) 照明システム
JP2007266794A (ja) 可視光通信システム
US10264655B2 (en) Luminaire, lighting system, and pairing method in lighting system
JP4649738B2 (ja) 照明制御システム
JP5601875B2 (ja) 調光制御システム
JP2001210476A (ja) 照明装置
JP2004311311A (ja) 照明装置
JP2001015273A (ja) 照明装置
JP4668253B2 (ja) 照明システム
EP2680674B1 (en) Lighting System
JP2002124392A (ja) 照明装置
JP7318336B2 (ja) 照明システム
JP2002299075A (ja) 照明制御システム
US20230319968A1 (en) Commissioning of Lighting Systems using Bluetooth Direction Finding
JPH08330076A (ja) 調光間仕切判別装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040203