JP2009259657A - 照明制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】各機器の位置関係を考慮して点灯順序が自動的に割り付けすることができ、しかも、従来よりも比較的安価に実現することができる照明制御システムを提供する。
【解決手段】各機器A〜Dは、各機器A〜Dの据え付け後に無線で相互通信を行って相互間の信号レベルおよび通信応答時間の少なくとも一方を計測する。そして、親機となる機器Aには序列設定部22が設けられており、この序列設定部22が上記の計測データを収集し、その収集した計測データに基づいて各機器A〜D相互間の距離の序列を設定する。そして、各機器A〜Dはこの設定された序列に従って点灯制御を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、照明用の光源を有する機器の複数個が互いに連携動作するように制御する照明制御システムに関するものである。
一般に、店舗や人の集まるホール等では、ランプ等の光源を有する照明用の機器を複数配置し、各々の機器の光源を一定の順序に従って送り点灯したり、その際に発光色を変化させるなどして照明の演出効果を高め、その場の雰囲気を盛り上げたいという要請がある。
そのような要請に応える上では、複数の照明用の機器を新たに現場に設置するような場合、これに応じて各機器による光源の点灯順序を個別に設定する必要がある。また、照明の演出効果を変えるために各機器の配置状態を変更するような場合には、これに応じて各機器による光源の点灯順序を設定し直す必要がある。このように、各照明用の機器の光源の点灯順序を個別に設定するため、従来技術では、次のような各種の提案がなされている。
すなわち、下記の特許文献1に記載の従来技術では、専用のアドレス設定器を設け、このアドレス設定器から各照明器具に対して個別にアドレスを設定し、設定したアドレス順に照明器具を点灯するようにしている。
また、下記の特許文献2に記載の従来技術では、距離の長短によりインピーダンスが変化し、直流電圧がインピーダンスの大きさに応じて電圧降下する点に着目し、各照明器具を通信線を介して互いに接続するとともに、各照明器具に設けた通信端末部で通信線の受信電圧の大きさを検出し、その検出した受信電圧の大きさによって、自己の照明器具が起点から何台目かを判断して自己のアドレスを自動設定し、その設定したアドレス順に照明器具を点灯するようにしている。
また、下記の特許文献3に記載の従来技術では、各々の照明器具に絶対座標上の現在位置を検出するGPS等の位置検出部を設ける一方、各照明器具の絶対位置およびアドレスを一括管理する制御装置を並設する。そして、制御装置から位置情報要求信号を各照明器具に送信し、これに応じて各照明器具は、その位置検出部で絶対座標上の現在位置を検出し、その検出した現在位置情報を制御装置に返信する。制御装置はその返信されてきた現在位置情報と予め登録されている位置情報とが不一致の場合には、当該照明器具が移動されたものと判断して、各照明器具の位置情報を更新するとともに、更新した位置情報に基づいて各照明器具のアドレスを再設定し直し、再設定したアドレス順に照明器具を点灯するようにしている。
特開2006−93098号公報 特開2007−123045公報 特開2005−251443号公報
しかしながら、特許文献1に記載の従来技術では、各照明用の機器により一定の順序に従って送り点灯するためには、専用のアドレス設定器を用いて予め各照明器具に対して個別にアドレスを設定する操作が必要なため、設定操作に時間と手間がかかるだけでなく、アドレス設定に誤りを生じ易く、所望の順序に従って照明器具が点灯しないという不具合が起こり易い。
また、特許文献2に記載の従来技術では、各照明器具について自己のアドレスが自動的に割り付けられるので、アドレス設定の手間を省けることができるものの、各照明器具に設けた通信端末部で各受信電圧の大きさを検出するためには、照明器具相互間を有線の通信線で互いに接続する必要がある。したがって、店舗やホール等において複数の照明器具を据え付ける際にケーブルを引き回さねばならず、このため、配線に手間と時間がかかり、しかも、照明器具の設置後にケーブルに足を引っかけて通信線を切断するなどの不具合を生じ易い。
また、特許文献3記載の従来技術では、各々の照明器具の位置関係を考慮して点灯順を決めるアドレスが自動的に割り付けられるのでアドレス設定の手間を省くことができ、また、照明器具相互間を無線で互いに接続して点灯制御を行うため、通信線を配線する手間を省けるという利点があるものの、各々の照明器具の相互の位置関係を考慮したアドレス設定を行うためには、絶対座標上の現在位置を検出するGPS等の位置検出部を個別に設けねばならず、しかも、各照明器具の現在位置およびアドレスを一括管理する制御装置を並設する必要がある。このために、システム全体が高価なものとなる。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、照明用の光源を有する機器の配置が変更されたような場合でも、各機器の位置関係を考慮して点灯順序が自動的に割り付けられるようにして、各機器が備える光源を常に一定の順序に従って送り点灯することができ、しかも、従来のような絶対座標上の位置を検出するGPS等の高価な位置検出部を設けなくても、比較的安価に実現することができる照明制御システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1記載の発明に係る照明制御システムは、照明用の光源を有する機器の複数個が互いに連携動作するように制御するものであって、各機器は、前記各機器の据え付け後に無線で相互通信を行って相互間の信号レベルおよび通信応答時間の少なくとも一方を計測し、かつ前記機器の内の一つは、その計測データに基づいて各機器相互間の距離の序列を設定し、各機器はこの設定された序列に従って前記光源を点灯制御することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明に係る照明制御システムは、照明用の光源を有する機器の複数個が互いに連携動作するように制御するものであって、各機器は、相互間で無線通信を行う送受信手段を備えるとともに、前記各機器の据え付け後における相互通信時の信号レベルおよび通信応答時間の少なくとも一方の計測を行う計測手段と、この計測手段による計測データを保持するデータ保持手段とを含み、かつ、前記機器の内の一つの機器は、自己を含めた各機器の前記各データ保持手段で保持された計測データを収集する収集手段と、この収集手段で収集された計測データの大小関係に基づいて前記各機器相互間の距離の序列を設定する序列設定手段とを有し、前記各機器は、前記序列設定手段で設定された序列に従って前記光源を点灯制御するものであることを特徴としている。
請求項3記載の発明に係る照明制御システムは、請求項2記載の発明の構成において、前記序列設定手段は、前記信号レベルの小さいもの、あるいは通信応答時間の長いものほど大きな評価点数となるように各機器に対して個別に評価点数を付け、次に各機器について他の機器に関する評価点数を加算し、その和が最大となる機器を序列の最上位として設定し、その最上位の機器に対して評価点数の最も小さい機器を次の序列として設定する操作を順次繰り返すことにより、各機器の序列を上位から下位に向けて順次設定することを特徴としている。
また、請求項4記載の発明に係る照明制御システムは、請求項3記載の発明の構成において、前記序列設定手段は、最上位の機器を設定した後の序列設定において、次の序列に複数の候補が存在する場合には、既に序列が設定されている機器を除き、各候補の機器について他の機器に関する評価点数を加算し、その和が大きい方を次の序列として設定するものであることを特徴としている。
請求項1および請求項2記載の発明の照明制御システムによれば、各照明用の機器の位置関係を考慮してその点灯順序が自動的に割り付けられるので、各機器が備える光源を常に一定の順序に従って送り点灯することができる。このため、各機器の点灯順序を設定するための手間と時間を省くことができる。しかも、無線による相互通信によって各機器相互の距離の序列を設定するので、通信ケーブルの配線の手間も不要である。さらに、従来のような現在の絶対座標上の位置を検出するGPS等の高価な位置検出部を設けなくても、点灯順序が自動設定されるため、比較的安価に実現することが可能となる。
請求項3記載の発明の照明制御システムによれば、現在の各々の照明用の機器の絶対座標上の位置を厳密に計測する必要はなく、信号レベルや通信応答時間といった計測データの大小関係に基づいて各機器相互間の相対的な距離の序列が設定されるので、簡易かつ正確に序列を設定することができる。
請求項4記載の発明の照明制御システムによれば、複数の候補となる機器が存在する場合でも無理なく一つの機器を選択することができるため、各機器が一列でなく分散して配置されている場合でも無理なく的確に序列を設定することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳しく説明する。図1は本発明の実施の形態における照明制御システムを構成する各照明用の機器を示すもので、同図(a)は親機となる照明用の機器の構成を示すブロック図、同図(b)は子機となる照明用の機器の構成を示すブロック図である。
この実施の形態の照明制御システムは、複数の照明用の機器A〜Dを備え、これらの各機器A〜Dの内、一つの機器Aは親機として、他の機器B〜Dは子機として構成されている。なお、本例では1台の親機Aに対して3台の子機B,C,Dが存在するものとしているが、子機の数はこれに限定されるものでないことは勿論である。
ここに親機および子機のいずれの機器A〜Dも、照明用のランプなどの光源からなる負荷1、マイクロコンピュータなどで構成されるコントローラ2、このコントローラ1による制御により負荷1を制御する照明制御部3、各機器の相互間で無線通信を行う送受信手段としての送信部4および受信部5、および所定のデータやプログラムを格納するためのメモリ6を備えている。なお、負荷1としては、照明用のランプなどの光源だけに限らず、音を発するスピーカを含む構成とすることも可能である。また、無線通信としては、電波に限らず、赤外線や超音波などの通信手段を適用することもできる。
そして、親機Aのコントローラ2には、図1(a)に示すように、所定の制御プログラムをインストールすることにより、計測部21、序列設定部22、および動作制御部23が構成されている。また、子機B〜Dのコントローラ2には、図1(b)に示すように、所定の制御プログラムをインストールすることにより、計測部21、および動作制御部23が構成されているが、親機Aのような序列設定部22は設けられていない。
ここに、上記の計測部21は、各機器A〜Dの据え付け後における相互通信時に受信部5で得られる受信信号の信号レベル(例えばアナログ電圧レベル)や他の機器との間の通信応答時間の計測を行うものである。また、上記のメモリ6が特許請求の範囲におけるデータ保持手段に対応している。さらに、上記のコントローラ2の動作制御部23は、当該機器の全体動作を制御するものである。
また、親機Aにおいて、上記のコントローラ2の動作制御部23は、当該機器Aの全体動作を制御するのに加えて、自己を含めた各機器A〜Dのメモリ6に保持された計測データを収集する役目を果たし、特許請求の範囲における収集手段に対応している。また、序列設定部22は、この動作制御部23で収集された計測データに基づいて各機器A〜D相互間の距離の序列を設定するものであって、特許請求の範囲における序列設定手段に対応している。さらに、送信部4が序列設定部22で設定された各機器A〜Dの序列を全ての機器に対して通知する役目を果たす。
次に、上記の各機器A〜Dを構成する各部の具体的な作用および動作について、さらに図2ないし図8を参照して詳しく説明する。なお、以下において、親機と子機とを特に区別しない場合には単に機器と称するものとする。また、発明の理解を容易にするために、本例では1台の親機Aに対して3台の子機B,C,Dが存在するものとする。
ここで、各機器A〜Dのメモリ6には、図2に示すように、予め自己を含めてシステム内の各機器A〜Dの数と各機器A〜Dに対して割り当てられた固有の識別用のID(IDa〜IDd)が登録されている。なお、各機器の据え付け前の初期段階では、図2における信号レベルや通信応答時間、序列などのデータは登録されていない。
各機器A〜Dを新たに現場に設置したり、照明の演出効果を変えるために各機器A〜Dの配置状態を変更したりした際には、例えば図外のリモコン等から親機Aに対して、テスト開始コマンドを送信する。
親機Aは、このテスト開始コマンドに応じて、まず、図3(a)に示すように、各子機B〜Dに対してテスト通信を行う。すなわち、順次IDを指定したテスト通信要求信号を出力し、これに応じてIDの一致した子機B〜Dから送信される各テスト応答信号を受信する。その際、計測部21は、受信部5で得られる各子機B〜Dからのテスト応答信号の信号レベルIb,Ic,Id(例えばアナログ電圧レベル)を計測するとともに、テスト通信要求信号の送信時点から各子機B〜Dからのテスト応答信号を受信するまでに要する通信応答時間Tb,Tc,Tdを計測する。そして、図2に示すように、この計測部21で得られた信号レベルIb,Ic,Idと通信応答時間Tb,Tc,Tdの各計測データをメモリ6に登録する。
引き続いて、親機Aは、図3(b)〜(d)に示すように、順次IDを指定して各子機B〜Dに対してテスト開始要求信号を順次出力する。このテスト開始要求信号に応じてIDの一致した子機は、図3(a)の場合と同様に、親機および他の各子機に対してテスト通信を行う。
例えば、子機Bに着目すると、この子機Bは、順次IDを指定したテスト通信要求信号を親機Aおよび他の子機C,Dに出力し、これに応じてIDの一致した親機Aおよび他の子機C,Dから送信されるテスト応答信号を受信する。その際、計測部21は、受信部で得られる親機Aおよび各子機C,Dからのテスト応答信号の信号レベルIa,Ic,Idを計測するとともに、テスト通信要求信号の送信時点から親機Aおよび他の子機C,Dから出力されるテスト応答信号を受信するまでに要する通信応答時間Ta,Tc,Tdを計測する。そして、この計測部21で得られた信号レベルIa,Ic,Id、および通信応答時間Ta,Tc,Tdの各計測データをメモリ6に登録する。他の子機C、Dについても、図3(c)、(d)に示すように、同様に信号レベルと通信応答時間を計測して、これらの各計測データをメモリ6に登録する。
このようにして、全ての機器A〜Dが、自己を除く他の機器との間の信号レベルと通信応答時間を計測してそれらのデータをメモリ6に登録するのが完了すると、次に、親機Aは、図4に示すように、順次IDを指定して子機B〜Dに対して計測データ収集要求信号を出力する。この計測データ収集要求信号に応じて、IDの一致した各子機B〜Dは、自己のメモリ6に登録されている他の機器との間の信号レベルと通信応答時間の各計測データを読み出して親機Aに送信する。
親機Aは、各子機B〜Dから送信されてきた上記の各計測データが受信部5で受信されると、動作制御部23がこれらの計測データを集計して一旦メモリ6に登録する。次に、図5に示すように、序列設定部22は、メモリ6に集計して登録された計測データに基づいて機器A〜Dの相互間の距離の序列を設定する。
すなわち、各機器A〜Dは相互通信により信号レベルと通信応答時間を計測しているので、計測データは重複したものとなっている。例えば、親機Aと子機Bとは2回にわたって互いに信号レベルと通信応答時間を計測しているので、序列設定部22は、まず、計測のばらつきを無くすために、それぞれの平均値を求める。
次いで、序列設定部22は、平均化後の信号レベルの小さいもの、あるいは通信応答時間の長いものほど大きな評価点数となるように、各機器A〜Dに対して個別に評価点数を付ける。
例えば、信号レベルに対して第1、第2の閾値Ish1、Ish2(ただし、Ish1<Ish2)を設け、信号レベルが第1の閾値Ish1よりも小さい場合には評価点数“3”、信号レベルが第1の閾値Ish1と第2の閾値Ish2との間にあるときには評価点数“2”、信号レベルが第2の閾値Ish2よりも大きいときには評価点数“1”とする。したがって、評価点数が大きいもの程、各機器A〜Dの相互間距離が長いことになる。
これにより、各機器A〜Dの配置状態が図3のような場合、図6に示すように、例えば、親機Aに対して、子機Bは評価点数“1”、子機Cは評価点数“2”、子機Dは評価点数“3”がそれぞれ割り当てられる。また、子機Bに対して、親機Aは評価点数“1”、子機Cは評価点数“1”、子機Dは評価点数“2”がそれぞれ割り当てられる。
このようにして、序列設定部22は、各機器A〜Dについて評価点数を段階的に振り分けると、次に、各機器A〜Dごとに、他の機器に関する評価点数を加算してその和を求める。
例えば、図6に示した例の場合、親機Aについて、他の子機B,C,Dに関する評価点数の和は1+2+3=“6”となる。子機Bについて、親機Aと子機C,Dに関する評価点数の和は1+1+2=“4”となる。同様に、子機Cについて、親機Aと子機B,Dに関する評価点数の和は“4”、子機Dについて、親機Aと子機B,Cに関する評価点数の和は“6”となる。
続いて、序列設定部22は、評価点数の和が最大となる機器の一つを序列の最上位(1番目)として設定する。その際、複数の候補がある場合には、その内の一つを選択する必要があるが、その選択方法としては、一定のルール(例えば、親機に近いものを最優先にするなど)を設けてもよく、あるいはランダムに選択してもよい。これは2番目以降の機器について複数の候補がある場合についても同様である。本例の場合、評価点数の和が最大“6”となるのは親機Aと子機Dの2つがあるので、ここでは親機Aを優先させてこれを序列の最上位(1番目)として選択する。
引き続いて、序列設定部22は、最上位の機器(ここでは親機A)に対して評価点数の最も小さい他の機器を次の2番目の序列として設定する。そして、2番目の序列として設定した機器に対して評価点数の最も小さい他の機器をさらに3番目の序列として設定する。この操作を順次繰り返すことにより、各機器の序列を上位から下位に向けて順次決定する。
例えば、図6に示す例において、序列の1番目の親機Aに対して、最も小さい評価点数“1”をもつのは子機Bなので、この子機Bを選択してこれを序列の2番目とする。次に、この子機Bに対して、同様に、最も小さい評価点数をもつ他の機器を選択する。この場合、最も小さい評価点数“1”をもつものは親機Aと子機Cの2つが存在するが、親機Aは既に序列が決まっているので、子機Cを序列の3番目とする。次に、この子機Cに対して、同様に、最も小さい評価点数をもつ他の機器を選択する。この場合、最も小さい評価点数“1”をもつものは子機Bと子機Dであるが、子機Bは既に序列が決まっているので、最後に残っている子機Dを序列の4番目とする。したがって、最終的には図6に示すように、A→B→C→Dの順に序列が設定されることになる。
なお、上記の説明は、信号レベルの大小を基準として各機器に評価点数を付けるようにしたが、通信応答時間の長短に応じて評価点数を付けるようにしてもよい。また、両者を複合的に考慮して一定の関数式によって評価点数を付けるようにすることも可能である。
このようにして、序列設定部22により、全ての各機器の距離の序列が決定されると、親機Aは、その序列情報を自己のメモリ6に登録するとともに、図7に示すように、順次IDを指定して各子機B〜Dに対して序列情報を送信する。この序列情報を受信した各子機B〜Dは、その序列情報を各機器のIDに対応付けて自己のメモリ6に登録する。これにより、全ての機器A〜Dは、序列情報を把握することができる。
この状態で、各々の機器A〜Dを連系動作させて送り点灯する場合には、例えば、図外のリモコン等から親機Aに対して送り点灯開始コマンドを送信する。これに応じて、例えば図8(a)に示すように、親機Aはメモリ6に登録されている序列を参照して、まず序列が1番である自己の負荷(光源)1を制御して点灯を行い、次に、所定の待ち時間が経過した後、次の序列が2番の子機Bに対してIDを指定した点灯トリガ信号を送信部4から出力する。子機Bは、この点灯トリガ信号の受信に応じて自己の負荷(光源)1を制御して点灯を行い、次に、所定の待ち時間が経過した後、メモリ6に登録されている序列を参照して次の序列が3番の子機Cに対してIDを指定した点灯トリガ信号を送信部4から出力する。以降は、子機C,Dについても同様な手順で点灯を行う。これにより、序列設定部22で設定された序列に従って各機器A〜Dが送り点灯されることになる。
なお、図8(a)に示したように、ある機器から次の序列の機器に順次点灯トリガ信号を送信して各機器A〜Dを順次送り点灯する代わりに、例えば、図8(b)に示すように、親機Aが主体となって、序列に従ってIDを指定した点灯トリガ信号を序列に応じた待ち時間が経過するたびに各子機B,C,Dに対して順次送信することにより、各機器A〜Dの照明装置を送り点灯することも可能である。
上記の実施の形態では、序列設定部22において、最上位(1番目)の機器を設定した後、2番目の以降の序列を設定する場合において、複数の候補が存在する場合には、その内の一つを選択するための方法として、ランダムに選択する方法や、親機に近いものを最優先にするというルールを決める方法について述べたが、その他に、例えば既に序列が決まっている機器を除き、候補となる機器について、これに対応する他の機器に関する評価点数を加算し、その和が大きい方を次の序列として設定する、といったルールを設けて一つの機器を選択するようにしてもよい。
例えば、図9(a)に示すように親機Aと各子機B〜Eとが分散して配置されている状態において、序列設定部22により、各機器A〜Eに対して個別に評価点数を付けた場合、図10に示したような結果が得られているとする。このとき、各機器A〜Eについて、他の機器に関する評価点数の和を求めると、親機Aについての評価点数の和は“7”、子機Bについての評価点数の和は“4”、子機Cについての評価点数の和は“8”、子機Dについての評価点数の和は“7”、子機Dについて評価点数の和は“8”となる。
評価点数の和が最大となる機器を1番目の序列の機器として検索する際、評価点数の和が最大“8”となるのは子機Cと子機Eの2つがあるので、序列設定部22は、図6で説明した場合と同様に、ここではランダムに一方の子機Cを序列の最上位(1番目)として設定する。
こうして、序列が1番目の子機Cが設定されると、次に、この子機Cに対して評価点数の最も小さい機器を次の序列として設定するが、この場合、子機Cに対して最も小さい評価点数“1”をもつのは親機Aと子機Bの2つの候補がある。この場合には、既に序列が決まっている機器(この例では子機C)を除き、各候補となる機器A,Bについて、他の機器に関する評価点数を加算し、その和が大きい方を次の序列として設定する。すなわち、親機Aについては、機器A,Bを除く他の機器B,D,Eに関する評価点数の和は、1+2+3=“6”、子機Bについては、機器B、Cを除く他の機器A,D,Eに関する評価点数の和は、1+1+1=“3”となる。したがって、評価点数の和の大きい親機Aを序列の2番目として設定する。
なお、こうして設定された2番目の序列の親機Aに対して、最も小さい評価点数をもつ機器を次の3番目の序列として設定するが、この場合、最も小さい評価点数“1”をもつものは子機Bと子機Cの2つが存在する。しかし、子機Cは既に序列が1番目として決まっているので、子機Bを序列の3番目とする。これは、図6において説明した手順と同様である。よって、最終的には、図9(b)に示すように、C→A→B→D→Eの順に序列が設定されて各機器が送り点灯されることになる。
このように、2番目の以降の序列を決定する場合において、複数の候補となる機器が存在する場合には、既に序列が設定されている機器を除き、各候補の機器について他の機器に関する評価点数を加算し、その和が大きい方を次の序列として設定するようにすれば、複数の候補となる機器が存在する場合でも無理なく一つの機器を選択することができる。このため、各照明用の機器が一列でなく分散して配置されている場合でも的確に各機器の序列を設定することができるので都合がよい。
本発明の実施の形態における照明制御システムを構成する各照明用の機器を示すもので、同図(a)は親機となる機器の構成を示すブロック図、同図(b)は子機となる機器の構成を示すブロック図である。 各機器のメモリに登録されるデータ内容の説明図である。 同システムの通信状態確認動作時の説明図である。 同システムの計測データ収集動作時の説明図である。 同システムの序列設定動作時の説明図である。 図3に示す各機器の配置状態における序列設定部による序列設定動作の具体例を示す説明図である。 同システムの序列情報送信動作時の説明図である。 同システムの照明制御動作時の説明図である。 同システムの機器の配置状態、およびこれに伴う送り点灯動作の説明図である。 図9に示す各機器の配置状態における序列設定部による序列設定動作の具体例を示す説明図である。
符号の説明
1 負荷(光源)
2 コントローラ
21 計測部(計測手段)
22 序列設定部(序列設定部手段)
23 動作制御部(収集手段)
4 送信部(通知手段)
5 受信部
6 メモリ(データ保持手段)

Claims (4)

  1. 照明用の光源を有する機器の複数個が互いに連携動作するように制御するシステムであって、
    各機器は、前記各機器の据え付け後に無線で相互通信を行って相互間の信号レベルおよび通信応答時間の少なくとも一方を計測し、かつ前記機器の内の一つは、その計測データに基づいて各機器相互間の距離の序列を設定し、各機器はこの設定された序列に従って前記光源を点灯制御することを特徴とする照明制御システム。
  2. 照明用の光源を有する機器の複数個が互いに連携動作するように制御するシステムであって、
    各機器は、相互間で無線通信を行う送受信手段を備えるとともに、前記各機器の据え付け後における相互通信時の信号レベルおよび通信応答時間の少なくとも一方の計測を行う計測手段と、この計測手段による計測データを保持するデータ保持手段とを含み、
    かつ、前記機器の内の一つの機器は、自己を含めた各機器の前記各データ保持手段で保持された計測データを収集する収集手段と、この収集手段で収集された計測データの大小関係に基づいて前記各機器相互間の距離の序列を設定する序列設定手段とを有し、
    前記各機器は、前記序列設定手段で設定された序列に従って前記光源を点灯制御するものであることを特徴とする照明制御システム。
  3. 前記序列設定手段は、前記信号レベルの小さいもの、あるいは通信応答時間の長いものほど大きな評価点数となるように各機器に対して個別に評価点数を付け、次に各機器について他の機器に関する評価点数を加算し、その和が最大となる機器を序列の最上位として設定し、その最上位の機器に対して評価点数の最も小さい機器を次の序列として設定する操作を順次繰り返すことにより、各機器の序列を上位から下位に向けて順次設定することを特徴とする請求項2記載の照明制御システム。
  4. 前記序列設定手段は、最上位の機器を設定した後の序列設定において、次の序列に複数の候補が存在する場合には、既に序列が設定されている機器を除き、各候補の機器について他の機器に関する評価点数を加算し、その和が大きい方を次の序列として設定するものであることを特徴とする請求項3記載の照明制御システム。
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