JP2006094102A - 監視制御システムおよびアドレス設定方法 - Google Patents

監視制御システムおよびアドレス設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 多くの計測端末が共通の通信線を介して監視制御装置に接続されて成る監視制御システムにおいて、前記計測端末を容易に追加できるようにする。
【解決手段】 計測端末T1〜Tnの可変アドレス部14aは、初期状態では予め定める仮アドレスに設定されており、監視制御装置T0の制御部24は、記憶部23のアドレスリストに記憶されているアドレスの端末装置とともに、前記仮アドレスの端末装置に対して、ポーリング信号を送信する。これに応答して、前記仮アドレスから返信信号を受信すると、制御部24は、前記仮アドレス以外の空きアドレスを判定し、その空きアドレスを正式アドレスとして、アドレス設定信号とともに前記仮アドレスの端末装置に送信し、アドレスを書換えさせる。したがって、施工時や計測端末Tの追加時に、該計測端末Tのアドレスをいちいち手動で設定しなくても、システムに容易に追加することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、工場や大規模施設で使用される電力監視システムなどとして好適に実施される監視制御システムおよびアドレス設定方法に関する。
上記の電力監視システムなどの工場や大規模施設で使用される非住宅設備における監視制御システムでは、多くの端末装置が接続され、そのアドレスは、施工者やシステム管理者がディップスイッチを手動で操作することで設定されるのが一般的である。このため、アドレス管理が面倒であり、またアドレスの設定ミスが起こり易いという問題がある。
ここで、アドレスを自動的に付与する技術としては、TCP/IPで使用されるDHCPがよく知られているが、これはサーバ−クライアントシステムであり、接続された端末(多くはパソコン)がDHCPサーバに対して要求を行い、それに応答して前記DHCPサーバがアドレスを付与するもので、設備監視制御装置が一元的に端末を管理するシステムには向かない。
そこで、監視制御システムに適したアドレスの自動付与の手法としては、特許文献1が挙げられる。その従来技術は、設定器からのポーリングに応答して、端末装置がIDを返信すると、そのIDを仮アドレスとして設定器から仮の制御信号が送信され、端末装置である照明機器は仮点灯し、作業者がその点灯している照明機器を確認して、設定器から正式アドレスを入力すると、端末装置はその正式アドレスを記憶するようになっている。これによって、施工時のアドレス設定にあたって、作業者が1つ1つの照明機器の所へ行き、ディップスイッチで設定するというような面倒な作業を行うことなく、集中してアドレス設定が可能となっている。
特許第3087382号公報
しかしながら、上述の従来技術は、照明機器という一旦設置されてしまうと変更の少ない静的な機器に適した手法で、特に前記電力監視システムのように、端末装置である計測端末を取り外したり、取り付けたりする機会が非常に多い動的な機器に適した手法とは言えない。すなわち、端末装置を取り外したり、取り付けたりする毎に、従来と同様に、空きアドレスを探して設定しなければならない。
本発明の目的は、端末装置のアドレスをいちいち手動で設定しなくても、システムに容易に追加することができる監視制御システムおよびアドレス設定方法を提供することである。
本発明の監視制御システムは、複数の端末装置が共通の通信線を介して監視制御装置に接続されて成る監視制御システムにおいて、前記端末装置は、初期アドレスが予め定める仮アドレスに設定されているアドレス記憶部と、前記通信線を介して前記監視制御装置と通信を行うことができる通信部と、制御部とを含み、前記監視制御装置は、各端末装置のアドレスを記憶しているアドレス記憶部と、前記通信線を介して前記端末装置と通信を行うことができる通信部と、制御部とを含み、前記監視制御装置の制御部は、前記アドレス記憶部に記憶されているアドレスの端末装置とともに、前記仮アドレスの端末装置に対して、前記通信部から通信線へポーリング信号を順次送信し、前記端末装置の制御部は、前記通信部で受信したポーリング信号のアドレスが前記アドレス記憶部に記憶されている自機のアドレスと一致する場合には前記通信部から返信信号を送信し、前記監視制御装置の制御部は、前記通信部で受信した返信信号が前記仮アドレスの端末装置からである場合、前記アドレス記憶部から、前記仮アドレス以外の空きアドレスを判定し、その空きアドレスを正式アドレスとして、アドレス設定信号とともに前記通信部から前記仮アドレスの端末装置に送信し、前記アドレス設定信号を通信部で受信した端末装置の制御部は、前記アドレス記憶部に記憶される自機のアドレスを前記正式アドレスに書換えることを特徴とする。
また、本発明の監視制御システムでは、前記監視制御装置の制御部は、前記通信部からポーリング信号を送信した端末装置の中で、返信信号を得られない端末装置のアドレスを前記アドレス記憶部から消去することを特徴とする。
さらにまた、本発明の監視制御システムでは、前記監視制御装置の制御部は、予め定める周期毎に前記アドレス記憶部をサーチし、前記返信信号を得られずに削除した空きアドレスが存在する場合、その空きアドレスよりも後位のアドレスに割当てられている端末装置が存在するときは、空きアドレスが生じないように、その端末装置に前記アドレス設定信号とともに新たなアドレスを送信し、アドレスを順次ソートさせることを特徴とする。
また、本発明の監視制御システムでは、前記監視制御装置のアドレス記憶部には、優先度情報を有し、前記制御部は、予め定める周期毎に前記アドレス記憶部をサーチし、優先度の高い端末装置が上位のアドレスになるように、各端末装置に前記アドレス設定信号とともに新たなアドレスを送信し、アドレスを順次再設定させることを特徴とする。
さらにまた、本発明の監視制御システムでは、前記端末装置は、前記通信線への接続状態を検知する検知部を有し、前記制御部は、前記検知部によって通信部が通信線から外されたことを検知すると、前記アドレス記憶部に記憶されているアドレスを前記初期アドレスにリセットすることを特徴とする。
また、本発明の監視制御システムでは、前記端末装置の制御部は、前記仮アドレスで返信信号を送信する場合には、応答時間をランダムに決定し、かつ該端末装置固有のIDを含めて送信し、前記監視制御装置の制御部は、前記通信部で受信した返信信号が前記仮アドレスの端末装置からである場合、前記IDと正式アドレスとを、アドレス設定信号とともに送信することを特徴とする。
さらにまた、本発明のアドレス設定方法は、複数の端末装置が共通の通信線を介してホスト装置に接続されて成る通信システムにおけるアドレス設定方法において、前記端末装置を、前記通信線への未接続状態では予め定める仮アドレスに設定しておき、前記ホスト装置は、前記端末装置が接続されているアドレスとともに、前記仮アドレスに対して、順次ポーリング信号を送信し、前記端末装置は、受信したポーリング信号のアドレスが自機のアドレスと一致する場合には返信信号を送信し、前記ホスト装置は、受信した返信信号が前記仮アドレスの端末装置からである場合、前記仮アドレス以外の空きアドレスを判定し、その空きアドレスを正式アドレスとして、アドレス設定信号とともに前記仮アドレスの端末装置に送信し、前記アドレス設定信号を受信した仮アドレスの端末装置は、自機のアドレスを前記正式アドレスに書換えることを特徴とする。
本発明の監視制御装置およびアドレス設定方法によれば、端末装置の初期アドレスを予め定める仮アドレスに設定しておき、その端末装置を通信線へ接続すると、その仮アドレスから、空きアドレス中から選ばれた正式アドレスに自動的に書換えられるので、端末装置のアドレスをいちいち手動で設定しなくても、システムに容易に追加することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の第1の形態に係るアドレス設定方法が適用される監視制御システムの構成を示すブロック図である。この監視制御システムは、大略的に、非住宅設備などに設置される各種の計測端末T1〜Tn(総称するときは、以下参照符号Tで示す)と、それを制御する監視制御装置T0とが共通の通信線N1に接続されて構成されている。端末装置である前記計測端末Tは、たとえば温度や湿度、電力量などを計測する機能を持ち、たとえばツイストペアケーブルから成る前記通信線N1に接続され、計測データを、その通信線N1を介してホスト装置である監視制御装置T0へ送信する。前記通信線N1は、たとえばRS485などの通信フォーマットから成る。
前記監視制御装置T0は、前記通信線N1を介して、各計測端末Tを制御する信号を送信する。また、各計測端末Tでの計測結果を集計して、たとえばインターネットから成る公衆ネットワークN2を介して、集中監視装置P1へ送信し、遠隔からの操作やデータ閲覧を可能にする。この監視制御装置T0には、該監視制御装置T0の設定の変更などのために、必要に応じて、パーソナルコンピュータなどのユーザインタフェイスP2が接続されることもある。
前記計測端末Tは、温湿度センサ、パルスカウント計、電力計測モニタなどとして実現され、上述のような温度や湿度、電力量などの計測を行う計測部11と、前記RS485のドライバ/レシーバICなどから成り、監視制御装置T0とシリアル通信を行うことができる通信部12と、前記通信部12を実際に前記通信線N1に接続する部分で、Y端子をねじで固定する構造などで実現される接続部13と、少なくとも端末IDとアドレスとを記憶する記憶部14と、通信部12からのコマンドに従って、後述するようにして記憶部14のアドレスを書換えたり、応答を返したりする制御部15とを備えて構成される。前記記憶部14において、前記端末IDは各計測端末Tにユニークであり、たとえばROMに書込まれ、書換え不可であるのに対して、本発明では前記アドレスは、たとえばSRAMに記憶され、ソフトウェアレベルでの書換えが可能である。
前記監視制御装置T0は、前記公衆ネットワークN2を介して前記集中監視装置P1と、TCP/IPによる通信を行うセンター通信部21と、前記ユーザインタフェイスP2と接続するためのパソコンI/F部22と、後述するアドレスリストやアプリケーションプログラムを記憶している記憶部23と、マイクロコンピュータなどから成り、前記記憶部23に記憶されたプログラムを実行し、各機器と通信を行ない、取得したデータを前記記憶部23に書込んだり、後述するように計測端末Tのアドレスを書換えさせたりする制御部24と、前記計測端末Tとシリアル通信を行うことができる通信部25と、前記通信部25を実際に前記通信線N1に接続する接続部26とを備えて構成される。
上述のように構成される監視制御システムにおいて、各計測端末Tのアドレスはユニークに設定する必要がある。しかしながら、ディップスイッチなどでそれぞれ設定していたのでは、設定作業や管理が煩雑である。そこで本発明では、監視制御装置T0は、以下に詳述するようにして、前記ユニークなアドレスを自動設定する。
先ず、監視制御装置T0は、記憶部23に保持しているアドレスリストを参照し、使用されている、すなわち計測端末Tが接続されているアドレスおよび予め定める仮アドレスに対して、前記アドレスが上位の計測端末から順に、各計測端末Tのアドレスを指定して命令を送信し、そのアドレスに設定された計測端末Tとのみ信号をやりとりするポーリングを行う。定常時における前記アドレスリストは、たとえば図2で示すようなものである。
図2は、最大31端末の接続が可能な場合を例示したものであり、端末アドレスは、0x01(10進表示で「1」)から0x1F(同「31」)まで設定されている。そして、図2の例では、アドレス0x0F(15)まで計測端末が接続されており、端末IDを*で表記しているアドレスには、計測端末Tが接続されていないことを表す。したがって、この状態では、アドレス0x01(1)から0x0F(15)までと、予め定める仮アドレスである0x1F(31)とが、順にポーリングされる。
ここで、前記のように通信線N1に接続可能な端末数は31であるが、通常に接続可能な端末数は、前記仮アドレスを除くアドレス数であり、たとえば上述のように仮アドレスが0x1F(31)の1つだけであると30であり、後述するようにさらに0x1E(30)の仮アドレスが設定されると29となる。
一方、本発明では、計測端末Tは、初期状態では、前記記憶部14内でアドレスを記憶する可変アドレス部14aには、仮アドレスである0x1F(31)が格納されている。したがって、図2の状態で新たに計測端末が通信線N1に追加されると、その追加された計測端末からもポーリングに対する端末IDの応答があり、監視制御装置T0側のアドレスリストは、制御部24によって、図3で示すように更新される。
これによって、次のポーリングタイミングでは、前記制御部24は、アドレスリストをサーチして空きアドレスを判定し、その追加された計測端末に、アドレス設定信号とともに、判定した空きアドレスを正式アドレスとして送信する。図2および図3の例では、0x10(16)である。そのポーリング信号を受信した計測端末Tの内、前記可変アドレス部14aに記憶されている自機のアドレスと一致する前記追加された計測端末では、制御部15は前記可変アドレス部14aのアドレスを前記正式アドレスに書換える。こうして、最終的には追加された計測端末のアドレスは、前記0x10(16)に設定され、前記アドレスリストは図4で示すようになる。
図5は、上述のように構成される監視制御システムにおける動作を説明するためのフローチャートである。ステップS1の通常状態では、監視制御装置T0の制御部24は、ステップS2で、記憶部23のアドレスリストに端末IDが記憶されている上位のアドレスから順に、通信部25から接続部26を介して通常のポーリングを行い、対象の端末装置の接続部14から通信部12を介して、制御部15へ制御信号を送信したり、計測部11での計測結果を受信したりする。
前記端末IDが記憶されている、すなわち通信線N1に接続されている計測端末Tの総てに関してポーリングを終了すると、監視制御装置T0の制御部24は、ステップS3で、さらに前記予め定める仮アドレスについてもポーリングを行う。その結果、ステップS4で返信信号が受信されなかった場合には前記ステップS1の通常状態に戻ってポーリングを繰返す。これに対して、このように通常動作中に、ステップS5で示すように、新たな計測端末が通信線N1に接続され、その追加された計測端末の通信部12から接続部14を介して、制御部15から前記仮アドレスで返信信号が受信されると、ステップS6に移る。
ステップS6では、監視制御装置T0の制御部24は、前記記憶部23のアドレスリストを参照し、前記仮アドレス以外の空きアドレスを探索する。ステップS7で、前記空きアドレスが見つからない場合は、その仮アドレスからの応答を無視して前記ステップS1の通常状態に戻って空きアドレスが発生するまで待機し、空きアドレスが見つかるとステップS8に移り、前記仮アドレスの計測端末に、その空きアドレスを正式アドレスとして、アドレス設定信号とともに送信する。前記空きアドレスは、複数存在する場合には、最上位のものとされる。
これを受信した計測端末Tのうち、アドレスが一致する前記仮アドレスの計測端末では、ステップS9で、制御部15は前記記憶部14内の可変アドレス部14a内の自機のアドレスを、その正式アドレスに書換える。そして、監視制御装置T0の制御部24は、ステップS10で、前記記憶部23のアドレスリストに前記正式アドレスを追加するとともに、仮アドレスを未使用中に戻す修正を行い、前記ステップS1の通常動作に復帰する。
このように構成することで、複数の計測端末Tが共通の通信線N1を介して監視制御装置T0に接続されて成る監視制御システムにおいて、端末装置Tの初期アドレスは仮アドレスに設定されており、その計測端末Tを通信線N1へ接続すると、システム運用中であっても、上記の手順で、その仮アドレスが空きアドレス中から選ばれた正式アドレスに自動的に書換えられるので、施工時や計測端末Tの追加時に、該計測端末Tのアドレスをいちいち手動で設定しなくても、システムに容易に追加することができる。
なお、上述の説明では、前記アドレスリストには端末IDも管理したけれども、本発明では、計測端末Tの初期アドレスが予め定める仮アドレスという約束ができていれば、端末IDは、特に必要にはならない。すなわち、監視制御装置T0は、その仮アドレスに指示して正式なアドレスを取込ませればよく、この最小限の処理に、端末IDは必要にはならない。また、各計測端末Tから順にデータを上げさせる同じ指示であっても、どこから来たデータであるのかは、端末IDはなくてもアドレスで認識することができる。したがって、監視制御装置T0は、端末IDは記憶していなくても、各アドレスが使用されているか否かと、何れが仮アドレスであるのかだけを記憶していればよい。
しかしながら、前記アドレスリストに端末IDが管理されていると、たとえば仮アドレスから端末IDを取得するようにし、取得された端末IDが既にアドレスリストに登録されている場合には、既に接続されている計測端末からの間違った応答であると判断して、正式アドレスへの更新を行わなかったりすることができる。
さらにまた、前記空きアドレスの探索を容易にするために、記憶部23に、未使用のアドレス列である空きアドレスリストを格納するようにしてもよい。
[実施の形態2]
図6および図7は、本発明の実施の第2の形態に係る監視制御システムにおけるアドレス設定動作を説明するための図である。本実施の形態のアドレス設定動作は、上述の図1で示すシステム構成を用いて実現することができ、前記監視制御装置T0の制御部24によるアドレス設定動作が異なるだけである。注目すべきは、本実施の形態では、或る計測端末が通信線N1から外されたときに、監視制御装置T0は、外された計測端末のアドレスをアドレスリストから消去し、その結果、未使用となったアドレスよりも下位のアドレスに割当てられている計測端末が存在するときは、その計測端末のアドレスを、未使用アドレスが生じないように、順次ソートすることである。
具体的には、アドレスリストが前述の図4で示すような状態で、たとえば図6で示すように、アドレス0x02(2)の計測端末が取外され、ポーリングの結果が無応答になると、監視制御装置T0は、そのアドレス0x02(2)を一旦*で示す前記未使用アドレスとし、その後に、そのアドレス0x02(2)よりも下位のアドレスの使用の有無を確認し、図6ではアドレス0x03(3)から0x10(16)まで使用されているので、それらのアドレスを0x02(2)から0x0F(15)に順次ソートし、図7で示すような状態とする。
図8は、上述のようなアドレス設定動作を説明するためのフローチャートである。この動作は、前述の図5で示すアドレス設定動作に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。通常動作中に、ステップS15で示すように計測端末の取付けや取外しが行われ、前記ステップS2でのポーリングの結果、ステップS11で、監視制御装置T0の制御部24は、記憶部23のアドレスリストに端末IDが記憶されていて、ポーリングを行った結果、無応答でタイムアウトとなり、取外されたと判断できる計測端末があるかどうか判定し、取外された計測端末がない場合は前記ステップS3に移って仮アドレスへのポーリングが行われる。
これに対して、前記ステップS11で取外された計測端末がある場合は、ステップS12で、前記アドレスリストからその端末IDを削除して未使用中とする修正を行う。続いてステップS13で、その修正したアドレスリストをチェックし、ステップS14で、未使用となったアドレスよりも下位のアドレスに使用中のアドレスが存在する場合には、対象となる計測端末に、新たなアドレスをアドレス設定信号とともに送信し、順次ソートを行って前記ステップS3に戻る。
このように構成することで、計測端末Tが通信線N1から外されたときに、空いたアドレスを開放し、新たに追加される計測端末に付与することができる。これによって、たとえば前記31台分の予め定める範囲内のアドレスを有効活用することができる。
また、或る計測端末が通信線N1から外され、空きアドレスが生じた場合に、その空きアドレスよりも後位のアドレスに割当てられている計測端末が存在するときは、その計測端末のアドレスを空きアドレスが生じないように順次ソート、すなわちアドレスリストの先頭から詰めてゆくことで、データ収集などのために上位のアドレスから順次ポーリングしてゆくにあたって、空きアドレスがあると、リトライとタイムアウトとを繰返すことで、通信効率が悪化するのに対して、そのような不具合をなくし、接続されている計測端末Tは最小時間で順次ポーリングすることができる。
[実施の形態3]
図9〜図11は、本発明の実施の第3の形態に係る監視制御システムにおけるアドレス設定動作を説明するための図である。本実施の形態のアドレス設定動作も、前述の図1で示すシステム構成を用いて実現することができ、前記監視制御装置T0の制御部24によるアドレス設定動作が異なるだけである。注目すべきは、本実施の形態では、各計測端末Tには優先度情報が設定されており、記憶部14にはその優先度情報が記憶されており、前記制御部24は、予め定める周期毎に前記アドレスリストをサーチし、優先度の高い計測端末が上位のアドレスになるように、各計測端末に前記アドレス設定信号とともに新たなアドレスを送信し、アドレスを順次再設定させることである。
具体的には、たとえば2つの優先度AとBとを想定し、Aの優先度がBより高いとする。そして、アドレスリストが、たとえば図9で示すような状態で、アドレス0x01(1)および0x02(2)の計測端末が優先度Aで最上位のアドレスが与えられており、残余のアドレス0x03(3)〜0x0F(15)の計測端末が優先度Bで後続のアドレスが与えられているとする。
この状態で、前記図3と同様に図10で示すように新たな計測端末が追加されると、仮アドレスで応答したその計測端末には、前記第1の実施の形態では図4で示すように最下位のアドレス0x10(16)が与えられるのに対して、本実施の形態では、優先度がAであるので、図11で示すように、同じ優先度Aの最下位のアドレス0x03(3)が与えられ、残余の優先度Bの計測端末については、順次そのアドレス0x03(3)0x0F(15)が0x04(4)0x10(16)に繰下げて再設定される。
図12は、上述のようなアドレス設定動作を説明するためのフローチャートである。この動作は、前述の図8で示すアドレス設定動作に類似し、対応する部分には同一のステップ番号を付して示し、その説明を省略する。前記ステップS2で通常のポーリングを終了した後、前記ステップS11で取外されたと判断できる計測端末があるとき、すなわち順位の入替わりの可能性が生じたとき、監視制御装置T0の制御部24は、前記ステップS12で、アドレスリストからその端末IDを削除して未使用中とする修正だけを行い、前記ステップS3に戻って仮アドレスのポーリングを行う。
その後、ステップS7で、その空きアドレスが検知されると、ステップS21において、各計測端末Tの前記優先度情報が確認される。その結果、ステップS22で前記ソートの必要があるか否かが判断され、必要ない場合は前記ステップS8に移って、ステップS4で返信してきた仮アドレスの計測端末に対して、前記ステップS11からS12で生じた空きアドレスをそのまま正式アドレスとして、アドレス設定信号とともに送信する。
これに対して、前記ステップS22においてソートの必要がある場合にはステップS23に移り、前記優先度情報に従い、前記ステップS4で返信してきた仮アドレスの計測端末より優先度の低い計測端末に、新たなアドレスをアドレス設定信号とともに送信して順次ソートを行い、さらにステップS24で、前記アドレスリストにソート結果に対応した修正を行った後、前記ステップS8〜S10で追加された仮アドレスの計測端末に正式アドレスが設定される。
ここで、設備監視システムでは、たとえば電力計測モニタなどのように計測したある時刻のデータを計測端末Tで保持できるものと、たとえば温湿度センサなどのように刻々とデータが変化してしまい、データを保持できないものとがある。この場合、たとえば12:00のデータを監視制御装置T0が取得するようなシステムの場合、データを保持できる端末であれば、12:00のデータを計測端末自身が保持しているので、12:05位に取得しても問題はない。しかし、データを保持できない計測端末に対しては、12:00のなるべく近い時刻にデータ取得を行うのが望ましい。
一方、設備監視制御装置のアプリケーションとしては、アドレスの早い方(1、2、3、4…)の計測端末から順番にデータ取得を行うのが常である。このとき、データを保持できない計測端末のアドレスが、たとえば30や31等の下位の順位であると、システムによっては、監視制御装置T0がデータ取得開始してから実際にその計測端末へ接続を行うまで、数分かかることがある。
したがって、上述のように構成することで、データを保持できない、優先度の高い計測端末を早い順番でポーリングするようにでき、状態の変化が早い計測端末に対して対応可能となる。
上述の説明では、優先度情報を別途に設定したけれども、たとえば仮アドレスをその優先度情報の代りに用いることもできる。具体的には、これまでの説明では、計測端末Tの仮アドレスとして、最下位の0x1F(31)のみが用いられてきたけれども、たとえばもう1つの仮アドレス0x1E(30)を追加し、アドレス0x1E(30)は、アドレス0x1F(31)よりも優先度が高いとしておくと、監視制御装置T0がポーリングして、仮アドレス0x1E(30)からの返信信号が受信されると、以前に仮アドレス0x1F(31)から正式アドレスが付与された計測端末よりも上位に、追加された計測端末のアドレスを割込ませる。その様子を示すと、図13から図14で示すようになる。
また、上述の説明では、新たに追加される計測端末は、同じ優先度の最下位に追加されたけれども、同じ優先度の任意の順位に追加されてもよい。たとえば前記図9の状態から0x01(1)に空きが生じた場合、上述の説明では次の0x02(2)の計測端末のアドレスがこの0x01(1)に繰上げられた後、空きとなった0x02(2)に新たな計測端末のアドレスが追加されるのに対して、新たな計測端末がそのまま空きが生じたアドレス0x01(1)に設定されてもよい。
[実施の形態4]
図15は、本発明の実施の第4の形態に係る監視制御システムにおける計測端末Taの電気的構成を示すブロック図である。この計測端末Taは前述の計測端末Tに類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、この計測端末Taでは、接続部13aにねじ止めされている前述の通信線N1のツイストペアケーブルのY端子が取外されたことを検知し、或いは新たにねじ止めされたことを検知し、前記制御部15をリセットするアドレススイッチ部30が設けられていることである。前記アドレススイッチ部30は、前記接続部13の通信線N1への接続と連動してON/OFFを行うスイッチであり、たとえば接続時はONとなり、取外したときはOFFとなる。
前述のように、記憶部14の可変アドレス部14aには、初期状態では前記0x1F(31)や0x1E(30)などの予め定める仮アドレスが記憶されているけれども、一旦通信線N1に接続されると、上述のようにして自動的に正式アドレスに書換えられる。したがって、前記の計測端末Tは、1度使用された後通信線N1から取外し、再度接続されると、以前設定されていたアドレスが未設定であるとポーリングに応答できなくなり、或いは返信信号が既に設置されていた計測端末からの返信信号と衝突をしてしまう可能性があるのに対して、この計測端末Taを用いると、取外された時点や再度取付けられた時点で、前記アドレススイッチ部30からのリセット信号で制御部15がリセットされ、前記可変アドレス部14aに仮アドレスが再設定され、そのような不具合を無くすことができる。
図16は、前記アドレススイッチ部30の連動による制御部15のアドレス書換え動作を説明するためのフローチャートである。ステップS31およびS32で、制御部15は、アドレススイッチ部30がONとなって前記通信線N1に接続されている通常状態では、可変アドレス部14aを書換え可能状態としており、前記監視制御装置T0からのアドレス設定信号に応答してアドレスを書換える。これに対して、前記通信線N1から外れると、アドレススイッチ部30がOFFとなってステップS33に移り、制御部15は可変アドレス部14aを仮アドレスにリセットする。
このように構成することで、再び通信線N1に接続するときにも自動的に仮アドレス状態で接続でき、他の端末装置に影響を生じることなく、上述のようにアドレスが自動的に割当てられるようにすることができる。また、そのように他の端末装置に影響を生じないようにアドレスを仮アドレスにするためのリセット動作のし忘れをなくすることもできる。
[実施の形態5]
図17は、本発明の実施の第5の形態に係る監視制御システムにおけるアドレス設定動作を説明するための図である。本実施の形態のアドレス設定動作も、前述の図1で示すシステム構成を用いて実現することができ、前記監視制御装置T0の制御部24によるアドレス設定動作および計測端末Tの応答動作が異なるだけである。注目すべきは、本実施の形態では、各計測端末Tの制御部15は、乱数発生機能を有し、前記可変アドレス部14aに記憶されているアドレスが仮アドレスになっているとき、前記監視制御装置T0からのポーリング信号に対する前記返信信号の応答時間をランダムに決定し、自機の端末IDを返信することである。
具体的には、図17では、時刻t1において、前記仮アドレス0x1Fに対して端末IDを返信するように、ポーリング信号を同報送信する。その後、時刻t2〜t5にかけて、前記仮アドレス0x1Fの端末から、前記ランダムに返信信号が返信され、前記監視制御装置T0の制御部24は、端末IDを順次認識してゆく。一方、前記監視制御装置T0の制御部24は、この仮アドレスへのポーリング時には、返信信号に対するタイムアウト時間を通常のポーリング時よりも長く設定し、そのランダムな応答時間で返信されてきた返信信号の総てを受信可能となっている。
そして、前記タイムアウト時間が経過すると、監視制御装置T0の制御部24は、アドレス設定動作を行い、前記アドレス設定信号に、新たなアドレスと、送信先の計測端末を特定するためのその端末IDとを付加して送信する。前記アドレス設定信号を受信した仮アドレスの計測端末において、前記端末IDが一致する端末だけが、受信した新たなアドレスへの書換えを行う。
図17では、時刻t6において、前記仮アドレス0x1Fの計測端末に対して、端末IDが受信した中で最初のアドレスの10なら、アドレスを0x01に書換える信号を同報送信する。これに応答して、該当するIDが10の計測端末では、時刻t7において、ACK信号を返信するとともに、自機のアドレスを前記0x01に書換えて、以降の応答時間は通常の時間に設定する。一方、端末IDが一致しない端末は、その書換え信号を無視する。
同様に、時刻t8では、前記仮アドレス0x1Fの計測端末に対して、次に受信した端末IDが20に該当する端末なら、アドレスを0x02に書換える信号を同報送信する。これに応答して、該当するIDが20の計測端末では、時刻t9において、ACK信号を返信するとともに、自機のアドレスを前記0x02に書換えて、以降の応答時間は通常の時間に設定する。以降、同様の動作で、端末IDが30,40の計測端末に正式アドレスが設定されてゆく。
これによって、施工時などで複数台の測定端末が同時に通信線N1に接続され、仮アドレスの計測端末が複数台存在し、それぞれが返信信号を返信しても、その送信タイミングは前記のようにランダムに設定されており、かつ監視制御装置T0側の受信期間も長く設定されており、それら総ての返信信号を、衝突を生じることなく受信することができる。
そして、仮アドレスのポーリング期間が終了し、アドレス設定期間となると、制御部24は空きアドレスを探索し、前記優先度情報などに応じて適宜それぞれのアドレスを決定する。その決定されたアドレスを、端末IDとともにアドレス設定信号で送信することで、受信した仮アドレスの計測端末のうち、端末IDが一致する端末だけが新たなアドレスへの書換えを行う。このような処理を仮アドレスからの返信がなくなるまで、または空きアドレスが無くなるまで繰返す。ここで、仮にランダム時間が計測端末間であまり差がなく、返信信号の衝突が起きてしまった場合でも、仮アドレスに対するポーリングは一定間隔で行なわれるので、次回の一連処理によって、再度設定を行うことができる。
図18は、上述のように構成される監視制御システムにおけるアドレス設定動作を説明するためのフローチャートである。この動作は、前述の図5で示す動作に類似している。ステップS1,S2で、アドレスリストに端末IDが記憶されている上位のアドレスから順に通常のポーリングが行われ、ステップS41で仮アドレスへのポーリングに移ると、そのポーリング信号中で、上述のように端末IDが要求される。ステップS4で、その仮アドレスからの返信信号が受信されるまで前記ステップS1,S2,S41を繰返し、受信されるとステップS42に移る。
ステップS42では、前記制御部24は、アドレスリストを参照し、受信された仮アドレスの端末IDが既にどこかのアドレスに接続されていないかどうか、すなわち二重登録でないかどうかが判断され、二重登録でない場合は新たな登録の候補とされて、空きアドレスが探索される。二重登録である場合は、その端末IDは無視する。ステップS7では、前記ステップS42での探索結果から、空きアドレスの有無が判定され、前記空きアドレスが無い場合は、新たなアドレスの付与を諦めて前記ステップS1の通常状態に戻って空きアドレスが発生するまで待機し、空きアドレスが発生するとステップS8に移り、前記仮アドレスの各計測端末に、端末IDで区別しつつ、空きアドレスをそれぞれの正式アドレスとして、アドレス設定信号とともに送信する。
その結果、端末IDが一致する仮アドレスの計測端末では、ステップS9で、それぞれアドレスの書換えが行われる。そして、監視制御装置T0の制御部24は、ステップS43で、新たにアドレス設定した計測端末の端末IDを取得し、ステップS10で、前記記憶部23のアドレスリストに前記その新しいアドレスと合わせて端末IDを追加するとともに、仮アドレスを未使用中に戻す修正を行い、前記ステップS1の通常動作に復帰する。
このように構成することで、複数の計測端末Tが共通の通信線N1に同時に接続されても、アドレスをユニークに割振ることができる。
本発明の実施の第1の形態に係るアドレス設定方法が適用される監視制御システムの構成を示すブロック図である。 最大31端末の接続が可能な場合のアドレスリストの一例を示す図である。 本発明の実施の第1の形態でのアドレスリストの遷移状態を説明するための図である。 本発明の実施の第1の形態でのアドレスリストの遷移状態を説明するための図である。 本発明の実施の第1の形態のアドレス設定動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第2の形態でのアドレスリストの遷移状態を説明するための図である。 本発明の実施の第2の形態でのアドレスリストの遷移状態を説明するための図である。 本発明の実施の第2の形態のアドレス設定動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第3の形態でのアドレスリストの遷移状態を説明するための図である。 本発明の実施の第3の形態でのアドレスリストの遷移状態を説明するための図である。 本発明の実施の第3の形態でのアドレスリストの遷移状態を説明するための図である。 本発明の実施の第3の形態のアドレス設定動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第3の形態での他のアドレスリストの遷移状態を説明するための図である。 本発明の実施の第3の形態での他のアドレスリストの遷移状態を説明するための図である。 本発明の実施の第4の形態に係る監視制御システムにおける計測端末の電気的構成を示すブロック図である。 アドレススイッチ部の連動による制御部のアドレス書換え動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の第5の形態に係る監視制御システムにおけるアドレス設定動作を説明するための図である。 本発明の実施の第5の形態のアドレス設定動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
11 計測部
12 通信部
13,13a 接続部
14 記憶部
14a 可変アドレス部
15 制御部
21 センター通信部
22 パソコンI/F部
23 記憶部
24 制御部
25 通信部
26 接続部
30 アドレススイッチ部
N1 通信線
N2 公衆ネットワーク
P1 集中監視装置
P2 ユーザインタフェイス
T0 監視制御装置
T1〜Tn;Ta 計測端末

Claims (7)

  1. 複数の端末装置が共通の通信線を介して監視制御装置に接続されて成る監視制御システムにおいて、
    前記端末装置は、初期アドレスが予め定める仮アドレスに設定されているアドレス記憶部と、前記通信線を介して前記監視制御装置と通信を行うことができる通信部と、制御部とを含み、
    前記監視制御装置は、各端末装置のアドレスを記憶しているアドレス記憶部と、前記通信線を介して前記端末装置と通信を行うことができる通信部と、制御部とを含み、
    前記監視制御装置の制御部は、前記アドレス記憶部に記憶されているアドレスの端末装置とともに、前記仮アドレスの端末装置に対して、前記通信部から通信線へポーリング信号を順次送信し、
    前記端末装置の制御部は、前記通信部で受信したポーリング信号のアドレスが前記アドレス記憶部に記憶されている自機のアドレスと一致する場合には前記通信部から返信信号を送信し、
    前記監視制御装置の制御部は、前記通信部で受信した返信信号が前記仮アドレスの端末装置からである場合、前記アドレス記憶部から、前記仮アドレス以外の空きアドレスを判定し、その空きアドレスを正式アドレスとして、アドレス設定信号とともに前記通信部から前記仮アドレスの端末装置に送信し、
    前記アドレス設定信号を通信部で受信した端末装置の制御部は、前記アドレス記憶部に記憶される自機のアドレスを前記正式アドレスに書換えることを特徴とする監視制御システム。
  2. 前記監視制御装置の制御部は、前記通信部からポーリング信号を送信した端末装置の中で、返信信号を得られない端末装置のアドレスを前記アドレス記憶部から消去することを特徴とする請求項1記載の監視制御システム。
  3. 前記監視制御装置の制御部は、予め定める周期毎に前記アドレス記憶部をサーチし、前記返信信号を得られずに削除した空きアドレスが存在する場合、その空きアドレスよりも後位のアドレスに割当てられている端末装置が存在するときは、空きアドレスが生じないように、その端末装置に前記アドレス設定信号とともに新たなアドレスを送信し、アドレスを順次ソートさせることを特徴とする請求項2記載の監視制御システム。
  4. 前記監視制御装置のアドレス記憶部には、優先度情報を有し、前記制御部は、予め定める周期毎に前記アドレス記憶部をサーチし、優先度の高い端末装置が上位のアドレスになるように、各端末装置に前記アドレス設定信号とともに新たなアドレスを送信し、アドレスを順次再設定させることを特徴とする請求項2または3記載の監視制御システム。
  5. 前記端末装置は、前記通信線への接続状態を検知する検知部を有し、前記制御部は、前記検知部によって通信部が通信線から外されたことを検知すると、前記アドレス記憶部に記憶されているアドレスを前記初期アドレスにリセットすることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の監視制御システム。
  6. 前記端末装置の制御部は、前記仮アドレスで返信信号を送信する場合には、応答時間をランダムに決定し、かつ該端末装置固有のIDを含めて送信し、
    前記監視制御装置の制御部は、前記通信部で受信した返信信号が前記仮アドレスの端末装置からである場合、前記IDと正式アドレスとを、アドレス設定信号とともに送信することを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の監視制御システム。
  7. 複数の端末装置が共通の通信線を介してホスト装置に接続されて成る通信システムにおけるアドレス設定方法において、
    前記端末装置を、前記通信線への未接続状態では予め定める仮アドレスに設定しておき、
    前記ホスト装置は、前記端末装置が接続されているアドレスとともに、前記仮アドレスに対して、順次ポーリング信号を送信し、
    前記端末装置は、受信したポーリング信号のアドレスが自機のアドレスと一致する場合には返信信号を送信し、
    前記ホスト装置は、受信した返信信号が前記仮アドレスの端末装置からである場合、前記仮アドレス以外の空きアドレスを判定し、その空きアドレスを正式アドレスとして、アドレス設定信号とともに前記仮アドレスの端末装置に送信し、
    前記アドレス設定信号を受信した仮アドレスの端末装置は、自機のアドレスを前記正式アドレスに書換えることを特徴とするアドレス設定方法。
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