JP2001152718A - リモートコントロールシステム、及び受信機 - Google Patents

リモートコントロールシステム、及び受信機

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JP2001152718A
JP2001152718A JP34032699A JP34032699A JP2001152718A JP 2001152718 A JP2001152718 A JP 2001152718A JP 34032699 A JP34032699 A JP 34032699A JP 34032699 A JP34032699 A JP 34032699A JP 2001152718 A JP2001152718 A JP 2001152718A
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Manabu Matsubara
学 松原
Minoru Yoshimura
実 吉村
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  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)
  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドアがアンロックされるときに、シート位置
等のDP(ドライビングポジション)を運転者毎に適す
るように調整することができると共に、運転者毎のDP
の登録作業が簡単に行うことができるリモートコントロ
ールシステムを提供すること。 【解決手段】 送信機101からの信号に基づいて、ド
アのロック/アンロックを行う機能を備えたリモートコ
ントロールシステムにおいて、ドアがアンロックされる
ときに、IDコードに対応するDPデータに基づいてD
Pの調整を行う機能と、設定スイッチ19がオンされ、
DPの登録が可能な状態に設定されているときに、送信
機101からのIDコードを受信すると、そのIDコー
ドに対応させてDPデータをメモリ13に登録する機能
とを装備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリモートコントロー
ルシステムに関し、より詳細には、車両ドアロック制御
装置で利用されるリモートコントロールシステム、及び
該リモートコントロールシステムを構成する受信機に関
する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来のリモートコントロール
システムを利用した車両ドアロック制御装置の要部を概
略的に示したブロック図であり、車両ドアロック制御装
置は、携帯可能な送信機101と車両側受信機111と
を含んで構成されている。
【0003】送信機101は、マイコン102、ロック
スイッチ103、アンロックスイッチ104、送信回路
105、アンテナ106、及びIDコードを記憶するI
Dコード記憶部107を含んで構成されている。ロック
スイッチ103、及びアンロックスイッチ104はマイ
コン102の入力端子に接続され、ロックスイッチ10
3、又はアンロックスイッチ104がプッシュされる
と、マイコン102は各スイッチに対応するドアロック
制御指令コードをROM(図示せず)から取り込み、I
Dコードに前記ドアロック制御指令コードを付加した信
号を送信回路105を介してアンテナ106から受信機
111へ送信するようになっている。なお、IDコード
の前には同期コードも付与されているが、ここではその
説明を省略する。
【0004】受信機111は、マイコン112、受信回
路113、アンテナ114、複数の送信機101に対応
するために、複数のIDコードを記憶するIDコード記
憶部115、ドアの開閉状態を検出するドアカーテシス
イッチ116、及びドアのロック/アンロックを行うド
アロックアクチュエータ117を含んで構成されてい
る。
【0005】また受信回路113では、送信機101と
同じ同期コードを備えており、同期コードが一致したと
きのみ、それに続くIDコードとドアロック制御指令コ
ードとを取り込むようになっている。
【0006】マイコン112は、アンテナ114、受信
回路113を介して受信された信号(IDコード+ドア
ロック制御指令コード)に含まれるIDコードがIDコ
ード記憶部115に記憶されたIDコードと一致するか
否かを判断し、一致する場合には前記信号に含まれる前
記ドアロック制御指令コードに応じた処理を施すように
なっている。
【0007】また最近では、利便性を向上させるため
に、ドアのロック/アンロックだけではなく、ドアをア
ンロックしたときにドアミラーを自動的に閉じた状態か
ら開いた状態に制御するドアミラー制御機能等を備えた
リモートコントロールシステムも考えられている。
【0008】例えば、特開平8−199884号公報、
特開平8−101978号公報、実開平6−28137
号公報、特開平5−16729号公報には、送信機に設
けられたロックスイッチ、アンロックスイッチと連動さ
せて、ドアミラーの開閉制御を行うことについて開示さ
れている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】現在では1台の車両を
家族や友人等、複数の人間で使用することが多く、運転
者が替わるとシート位置やドアミラー角度等を運転者に
最適となるように調整する必要があるため、運転者が交
替になると、すぐにシート位置やドアミラー角度等がそ
の人に適した位置に調整されれば大変便利である。
【0010】ところが、上記公報に開示された従来にお
けるリモートコントロールシステムでは、ロックスイッ
チ、アンロックスイッチと連動させることによって、自
動的にドアミラーを開閉することができるようになって
いるが、ドアミラーの角度を運転者に適したように調整
するようにはなっていない。すなわち、ドアミラーが開
いた状態になったとしても、ミラー角度については閉じ
る前の角度(最後に調整された角度)に戻るだけであ
る。従って、運転者が替わるとドアミラー角度を自分で
好きな位置に調整し直す必要がある。
【0011】本発明は上記課題に鑑みなされたものであ
って、ドアがアンロックされるときに、シート位置や、
ドアミラー角度等、位置調整可能な車両機器のDP(ド
ライビングポジション)を運転者毎に適するように調整
することができると共に、運転者毎のDPの登録作業が
簡単に行うことができるリモートコントロールシステ
ム、及びリモートコントロールシステムを構成する受信
機を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を
達成するために本発明に係る受信機(1)は、送信機か
ら送信されるIDコードを受信する受信手段と、受信さ
れたIDコードの照合判定を行い、ドアのロック/アン
ロックを行う駆動機構を制御するドアロック制御手段と
を備えたリモートコントロールシステムを構成する受信
機において、IDコードに対応させて、位置調整可能な
車両機器のDPデータを記憶する第1のDPデータ記憶
手段と、前記ドアロック制御手段によりドアのアンロッ
ク制御が行われるとき、受信されたIDコードに対応す
るDPデータに基づいて、前記車両機器のドライビング
ポジションを調整する第1のDP調整制御手段と、前記
車両機器の位置を検知するDP検知手段と、所定のタイ
ミングのときに、所定のIDコードに対応させて、前記
DP検知手段により検知されたDPデータを前記第1の
DPデータ記憶手段に登録する第1のDPデータ登録制
御手段とを備えていることを特徴としている。
【0013】上記した受信機(1)によれば、前記送信
機から送信されるIDコードを受信すると、ドアをロッ
ク/アンロック制御するように構成されており、例え
ば、ロック用、アンロック用それぞれに対応するスイッ
チが設けられた送信機(2スイッチ送信機)の場合、前
記送信機からの信号「IDコード+アンロック指令コー
ド」を受信すると、前記ドアロック制御手段によりドア
のアンロック制御が行われるようになっている。
【0014】また、ロック用とアンロック用とを兼用し
たスイッチが設けられた送信機(1スイッチ送信機)の
場合、前記送信機からの信号「IDコード」を受信する
と、そのときのロック状態と反対となるようにドアのロ
ック/アンロック制御が行われるようになっている。例
えば、すべてのドアがロック状態であれば、前記ドアロ
ック制御手段によりドアのアンロック制御が行われる。
【0015】このように、前記ドアロック制御手段によ
りドアのアンロック制御が行われるのは、「IDコード
+アンロック指令コード」もしくはすべてのドアがロッ
ク状態であるときに「IDコード」を受信したときであ
り、上記した受信機(1)によれば、このときに受信さ
れたIDコードに対応するDPデータに基づいて、DP
の調整を行うことができる。
【0016】従って、運転者毎のIDコードそれぞれに
対応させて、シート位置やドアミラー角度等の位置を前
記第1のDPデータ記憶手段に記憶させておくことによ
って、ドアがアンロックされたときに、シート位置や、
ドアミラー角度等のDPを運転者毎に適した位置に自動
的に調整することができる。また、前記送信機にはそれ
ぞれ固有のIDコードが設定されているので、各運転者
にその人専用の前記送信機を用意すれば、運転者毎のI
Dコードを決定することができる。
【0017】また本発明に係る受信機(2)は、上記受
信機(1)において、前記受信機をDPデータが登録可
能となる登録可能状態に設定する第1の設定手段を備
え、前記第1のDPデータ登録制御手段が、前記受信機
が登録可能状態であるときに、IDコードが受信される
と、受信されたIDコードに対応させて、前記DP検知
手段により検知されたDPデータを前記第1のDPデー
タ記憶手段へ登録するようになっていることを特徴とし
ている。
【0018】上記した受信機(2)によれば、DPデー
タが登録可能となる登録可能状態であるときに、IDコ
ードを受信すると、受信したIDコードに対応させて、
前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記第
1のDPデータ記憶手段に登録することができる。
【0019】例えば、シート位置やドアミラー角度等の
DPを自分で調整し、その後、前記受信機が登録可能状
態であるときに、自分専用の前記送信機を操作するだけ
で、自分に適したDPを前記第1のDPデータ記憶手段
に登録することができる。
【0020】また、前記第1の設定手段については、例
えば車両に通常装備されている操作スイッチ(例えばイ
グニッションスイッチ)を用いた所定の操作(例えば1
0秒以内にON→OFF→ON→OFF)を受けると、
前記受信機を登録可能状態に設定するように構成すれば
良い。
【0021】また本発明に係る受信機(3)は、上記受
信機(1)において、車両が所定の状態にあるときに、
前記送信機で所定の操作が行われたか否かを判定する第
1の判定手段を備え、前記第1のDP登録制御手段が、
前記第1の判定手段から前記送信機で所定の操作が行わ
れたとの判定結果を受け取ると、前記所定の操作を行う
ことによって前記送信機から送信されたIDコードに対
応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデー
タを前記第1のDPデータ記憶手段へ登録するようにな
っていることを特徴としている。
【0022】上記した受信機(3)によれば、車両が所
定の状態(例えばドアがアンロック状態)にあるとき
に、前記送信機で所定の操作(例えばアンロックスイッ
チを5秒以上継続してプッシュ)が行われると、その操
作を行うことによって送信されたIDコードに対応させ
て、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前
記第1のDPデータ記憶手段に登録することができる。
従って、運転者は前記送信機を使った簡単な作業を行う
だけで、自分に適したDPを前記第1のDPデータ記憶
手段に登録することができる。
【0023】また、車両が所定の状態にあるときに、前
記送信機で所定の操作が行われたか否かを判定すること
によって、運転者にDPデータ登録の意思があるか否か
を確認するので、誤ってDPデータの登録が行われるの
を防止することができる。
【0024】また本発明に係る受信機(4)は、送信機
から送信されるIDコードを受信する受信手段と、受信
されたIDコードの照合判定を行い、ドアのロック/ア
ンロックを行う駆動機構を制御するドアロック制御手段
とを備えたリモートコントロールシステムを構成する受
信機において、IDコードと該IDコードが送信される
ときの前記送信機の操作態様とに対応させて、位置調整
可能な車両機器のDPデータを記憶する第2のDPデー
タ記憶手段と、前記操作態様を検出する操作態様検出手
段と、前記ドアロック制御手段によりドアのアンロック
制御が行われるとき、受信されたIDコードと検出され
た前記操作態様とに対応するDPデータに基づいて、前
記車両機器のドライビングポジションを調整する第2の
DP調整制御手段と、前記車両機器の位置を検知するD
P検知手段と、所定のタイミングのときに、所定のID
コードと所定の操作態様とに対応させて、前記DP検知
手段により検知されたDPデータを前記第2のDPデー
タ記憶手段に登録する第2のDPデータ登録制御手段と
を備えていることを特徴としている。
【0025】上記した受信機(4)によれば、前記送信
機から送信されるIDコードを受信することができ、さ
らには該IDコードが送信されるときの前記送信機の操
作態様(例えばアンロックスイッチを3秒以上継続し
てプッシュ、アンロックスイッチを3秒以内に5回プ
ッシュ)を検出することができるように構成されてい
る。
【0026】また、前記ドアロック制御手段によりドア
のアンロック制御が行われるのは、「IDコード+アン
ロック指令コード」(2スイッチ送信機)もしくはすべ
てのドアがロック状態であるときに「IDコード」(1
スイッチ送信機)を受信したときである。
【0027】すなわち、このときに受信されたIDコー
ドと、該IDコードが送信されるときの前記送信機の前
記操作態様とに対応するDPデータに基づいて、DPの
調整を行うことができる。
【0028】従って、1つの送信機を複数の人間で利用
する場合であったとしても、運転者毎に異なった前記操
作態様を割り当て、IDコードと前記操作態様とに対応
させて、シート位置やドアミラー角度等の位置を前記第
2のDPデータ記憶手段に記憶させておくことによっ
て、各運転者により自分に割り当てられた操作態様(例
えばアンロックスイッチを3秒以内に5回プッシュ)で
前記送信機が操作され、ドアがアンロックされると、シ
ート位置や、ドアミラー角度等のDPを運転者毎に適し
た位置に自動的に調整することができる。
【0029】また本発明に係る受信機(5)は、上記受
信機(4)において、前記受信機をDPデータが登録可
能となる登録可能状態に設定する第2の設定手段を備
え、前記第2のDPデータ登録制御手段が、前記受信機
が登録可能状態にあるときに、IDコードが受信される
と共に前記操作態様が検出されると、受信されたIDコ
ードと検出された前記操作態様とに対応させて、前記D
P検知手段により検知されたDPデータを前記第2のD
Pデータ記憶手段へ登録するようになっていることを特
徴としている。
【0030】上記した受信機(5)によれば、DPデー
タが登録可能となる登録可能状態にあるときに、IDコ
ードを受信すると共に前記操作態様を検出すると、受信
したIDコードと検出した前記操作態様とに対応させ
て、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前
記第2のDPデータ記憶手段に登録することができる。
【0031】例えば、シート位置やドアミラー角度等の
DPを自分で調整し、その後、前記受信機が登録可能状
態にあるときに、専用ではないが自分用の前記送信機を
自分に割り当てられた操作態様で操作するだけで、自分
に適したDPを前記第2のDPデータ記憶手段に登録す
ることができる。
【0032】また、前記第2の設定手段については、例
えば車両に通常装備されている操作スイッチ(例えばイ
グニッションスイッチ)を用いた所定の操作(例えば1
0秒以内にON→OFF→ON→OFF)を受けると、
前記受信機を登録可能状態に設定するように構成すれば
良い。
【0033】また本発明に係る受信機(6)は、上記受
信機(5)において、車両が所定の状態にあるときに、
前記送信機で所定の操作が行われたか否かを判定する第
2の判定手段を備え、前記第2の設定手段が、前記送信
機で所定の操作が行われたと判定された場合には、前記
受信機を登録可能状態に設定するようになっていること
を特徴としている。
【0034】上記した受信機(6)によれば、車両が所
定の状態(例えばドアがアンロック状態)にあるとき
に、前記送信機で所定の操作(例えばアンロックスイッ
チを5秒以上継続してプッシュ)が行われると、前記受
信機を登録可能状態に設定することができる。
【0035】また本発明に係る受信機(7)は、上記受
信機(4)において、車両が所定の状態にあるときに、
前記操作態様検出手段からの検出信号を受け取り、前記
送信機で所定の操作態様で操作が行われたか否かを判定
する第3の判定手段を備え、前記第2のDP登録制御手
段が、前記第3の判定手段から前記送信機で所定の操作
態様で操作が行われたとの判定結果を受け取ると、前記
操作によって前記送信機から送信されたIDコードと検
出された前記操作態様とに対応させて、前記DP検知手
段により検知されたDPデータを前記第2のDPデータ
記憶手段へ登録するようになっていることを特徴として
いる。
【0036】上記した受信機(7)によれば、車両が所
定の状態(例えばドアがアンロック状態)にあるとき
に、前記送信機で所定の操作態様(例えばアンロック
スイッチを3秒以上継続してプッシュ、アンロックス
イッチを3秒以内に5回プッシュ)で操作が行われる
と、その操作を行うことによって送信されたIDコード
と前記操作態様とに対応させて、前記DP検知手段によ
り検知されたDPデータを前記第2のDPデータ記憶手
段に登録することができる。従って、運転者は前記送信
機を使った簡単な作業を行うだけで、自分に適したDP
を前記第2のDPデータ記憶手段に登録することができ
る。
【0037】また、車両が所定の状態にあるときに、前
記送信機で所定の操作が行われたか否かを判定すること
によって、運転者にDPデータ登録の意思があるか否か
を確認するので、誤ってDPデータの登録が行われるの
を防止することができる。
【0038】また本発明に係る受信機(8)は、上記受
信機(4)〜(7)のいずれかにおいて、前記操作態様
が、前記送信機に通常設けられている操作スイッチの操
作時間によって決定されるものであることを特徴として
いる。
【0039】上記した受信機(8)によれば、前記送信
機に通常設けられている操作スイッチ(例えばアンロッ
クスイッチ)の操作時間(例えば1秒以内、3秒以
上)によって決定されるため、1つの送信機を複数の人
間で共用したとしても、運転者毎に適したDPの調整を
行うことができる。
【0040】また本発明に係る受信機(9)は、上記受
信機(4)〜(7)のいずれかにおいて、前記操作態様
が、前記送信機に通常設けられている操作スイッチの所
定時間内での操作回数によって決定されるものであるこ
とを特徴としている。
【0041】上記した受信機(9)によれば、前記送信
機に通常設けられている操作スイッチ(例えばアンロッ
クスイッチ)の操作回数(例えば3秒以内に2回、
3秒以内に5回)によって決定されるため、1つの送信
機を複数の人間で共用したとしても、運転者毎に適した
DPの調整を行うことができる。
【0042】また本発明に係る受信機(10)は、上記
受信機(4)〜(7)のいずれかにおいて、前記操作態
様が、前記送信機に通常設けられている操作スイッチ
と、該操作スイッチ以外の別スイッチとの組み合わせ操
作によって決定されるものであることを特徴としてい
る。
【0043】上記した受信機(10)によれば、前記送
信機に通常設けられている操作スイッチ(例えばアンロ
ックスイッチ)と、前記操作スイッチ以外の別スイッチ
との組み合わせ操作(例えばアンロックスイッチの
み、別スイッチを押しながらアンロックスイッチをプ
ッシュ)によって決定されるため、1つの送信機を複数
の人間で共用したとしても、運転者毎に適したDPの調
整を行うことができる。
【0044】また本発明に係る受信機(11)は、上記
受信機(1)〜(10)のいずれかにおいて、乗員の有
無を検知する乗員検知手段を備え、前記第1のDP登録
制御手段又は前記第2のDP登録制御手段が、乗員が検
知されていないと、DPデータの登録を行わないように
なっていることを特徴としている。
【0045】運転者自身がシート位置やミラー角度等の
調整を行う場合には、通常運転席に座って行うものであ
る。従って、その調整後に行われるDPデータの登録時
には車室内に乗員が存在するはずである。そこで上記し
た受信機(11)によれば、乗員が検知されていない
と、DPデータの登録を行わないようになっているの
で、誤操作によってDPデータが登録されるのを防止す
ることができる。
【0046】また本発明に係る受信機(12)は、上記
受信機(1)〜(11)のいずれかにおいて、ドアの開
閉状態を検知するドア開閉状態検知手段を備え、前記第
1のDP調整制御手段又は前記第2のDP調整制御手段
が、ドアが開放されないと、前記車両機器のドライビン
グポジションの調整を行わないようになっていることを
特徴としている。
【0047】また本発明に係る受信機(13)は、上記
受信機(12)において、前記第1のDP調整制御手段
又は前記第2のDP調整制御手段が、ドアが開放されな
くても、シート位置については調整を行うようになって
いることを特徴としている。
【0048】ドアがアンロックされたとしても、乗車が
あるとは限らず、そのような場合にDPの調整を行うと
無駄になってしまう場合があるので、上記した受信機
(12)又は(13)によれば、ドアが開放されないと
DPの調整が行われないので、無駄にDPの調整が行わ
れるのを防止することができる。
【0049】しかしながら、シート位置についてもドア
が開放されないと調整されないのでは、ドアを開けて直
にシートに座ることができない場合が生じる。そこで上
記した受信機(13)では、シート位置についてはドア
が開放されなくても調整を行うことができるようにする
ことによって、利便性の向上を図っている。
【0050】また本発明に係る受信機(14)は、上記
受信機(1)〜(11)のいずれかにおいて、乗員の有
無を検知する乗員検知手段を備え、前記第1のDP調整
制御手段又は前記第2のDP調整制御手段が、乗員が検
知されないと、前記車両機器のドライビングポジション
の調整を行わないようになっていることを特徴としてい
る。
【0051】また本発明に係る受信機(15)は、上記
受信機(14)において、前記第1のDP調整制御手段
又は前記第2のDP調整制御手段が、乗員が検知されな
くても、シート位置については調整を行うようになって
いることを特徴としている。
【0052】ドアがアンロックされたとしても、乗車が
あるとは限らず、そのような場合にDPの調整を行うと
無駄になってしまう場合があるので、上記した受信機
(14)又は(15)によれば、乗員が検知されないと
DPの調整が行われないので、無駄にDPの調整が行わ
れるのを防止することができる。
【0053】しかしながら、シート位置についても乗員
が検知されないと調整されないのでは、ドアを開けて直
にシートに座ることができない場合が生じる。そこで上
記した受信機(15)では、シート位置については乗員
が検知されなくても調整を行うことができるようにする
ことによって、利便性の向上を図っている。
【0054】また本発明に係るリモートコントロールシ
ステム(1)は、上記受信機(1)〜(15)のいずれ
かの受信機と、IDコードを記憶するIDコード記憶手
段、及び通常設けられている操作スイッチを用いて所定
の操作が行われるとIDコードを送信する送信手段を備
えた送信機とを含んで構成されていることを特徴として
いる。
【0055】上記したリモートコントロールシステム
(1)によれば、ドアがアンロックされるときに、シー
ト位置や、ドアミラー角度等のDPを運転者毎に適する
ように調整することができると共に、運転者毎のDPの
登録作業が簡単に行うことができるリモートコントロー
ルシステムを実現することができる。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る受信機の実施
の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施の形態
(1)に係る受信機を含んで構成されるリモートコント
ロールシステムの要部を概略的に示したブロック図であ
る。なお、送信機101は図14に示した送信機と同様
であるので、ここではその説明を省略する。
【0057】図中1は受信機を示しており、受信機1は
マイコン2、受信回路3、アンテナ4、ドアキースイッ
チ5、ドアの開閉状態を検出するドアカーテシスイッチ
6、シート位置を調整するためのシート制御スイッチ
7、ルームミラー位置を調整するためのルームミラー制
御スイッチ8、ドアミラー角度を調整するためのドアミ
ラー制御スイッチ9、ドアミラーを開閉するためのドア
ミラー開閉スイッチ10、イグニションスイッチ11、
乗員センサ12、IDコードそれぞれに対応させてDP
を記憶するメモリ13、ドアロックアクチュエータ1
4、シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、
ドアミラー調整手段17、インジケータランプ18、及
びDPが登録可能となる登録可能状態に設定するための
設定スイッチ19を含んで構成されている。
【0058】シート調整手段15、ルームミラー調整手
段16、ドアミラー調整手段17はシート状態信号、ル
ームミラー状態信号、ドアミラー状態信号それぞれをマ
イコン2へ出力するためのセンサ15a〜17a、及び
シート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度を調整
するためのモータを含んで構成されている。
【0059】またシート制御スイッチ7、ルームミラー
制御スイッチ8、ドアミラー制御スイッチ9は、運転者
がシート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度それ
ぞれを調整するために使用する操作スイッチを示してお
り、マイコン2はこれらスイッチからの操作信号を受け
取ると、シート調整手段15、ルームミラー調整手段1
6、ドアミラー調整手段17を制御することによって、
シート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度を調整
するようになっている。
【0060】実施の形態(1)に係る受信機1のマイコ
ン2の行う動作を図2、図3に示したフローチャートに
基づいて説明する。なお、ここではフラグf1 を1とす
ることによって、受信機1がDPが登録可能となる登録
可能状態に設定されるものとする。
【0061】まず設定スイッチ19がオンされたか否か
を判断する(S1)。設定スイッチ19がオンされたと
判断すれば、フラグf1 を1にし(S2)、次に進む。
一方、設定スイッチ19がオンされていないと判断すれ
ば、S2を飛ばして、フラグf1 が1であるか否かを判
断する(S3)。
【0062】フラグf1 が1であると判断すれば、イン
ジケータランプ18を点灯させるように制御し(S
4)、タイマtを起動させ(S5)、そしてIDコード
の受信があったか否かを判断する(S6)。IDコード
の受信があったと判断すれば、各センサ15a〜17a
により検知されたDPデータを取り込んで(S7)、取
り込んだDPデータを受信したIDコードに対応させて
メモリ13へ登録する(S8)。登録後、フラグf1
0にし(S10)、インジケータランプ18を消灯させ
るように制御し(S11)、さらにインジケータランプ
18を2回点滅させるように制御し(S12)、その後
S1へ戻る。
【0063】一方、IDコードの受信がなかったと判断
すれば、タイマtが30秒以上であるか否かを判断し
(S9)、30秒以上であると判断すれば、S10へ進
み、30秒以上でないと判断すれば、S6へ戻る。
【0064】またS3における判断で、フラグf1 が1
でないと判断すれば、メモリ13に登録されているID
コードの受信があったか否かを判断する(S21)。I
Dコードの受信があったと判断すれば、そのIDコード
にアンロック指令コードが含まれているか否かを判断す
る(S22)。アンロック指令コードが含まれていると
判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロック
アクチュエータ14を制御し(S23)、次に受信した
IDコードに対応するDPデータをメモリ13から取り
込んで(S24)、取り込んだDPデータに基づいて、
シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、及び
ドアミラー調整手段17を制御することによってDPの
調整を行い(S25)、その後S1へ戻る。
【0065】一方、アンロック指令コードが含まれてい
ないと判断すれば、受信したIDコードにロック指令コ
ードが含まれているか否かを判断する(S26)。ロッ
ク指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをロッ
クさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し
(S27)、その後S1へ戻る。また、S21での判断
でIDコードの受信がなかったと判断した場合や、S2
6における判断でロック指令コードが含まれていないと
判断した場合にも、S1へ戻る。
【0066】上記実施の形態(1)に係る受信機によれ
ば、送信機101から送信される信号に含まれるロック
指令コード、アンロック指令コードに応じた処理が行わ
れるように構成されており、例えば、「IDコード+ア
ンロック指令コード」を受信すると、ドアのアンロック
制御が行われるようになっている。
【0067】また、運転者毎のIDコードそれぞれに対
応させて、シート位置、ルームミラー位置、ドアミラー
角度をメモリ13に記憶させておくことによって、ドア
がアンロックされたときに、シート位置や、ルームミラ
ー位置や、ドアミラー角度のDPを運転者毎に適した位
置に自動的に調整することができる。
【0068】また、運転者はシート制御スイッチ7、ル
ームミラー制御スイッチ8、ドアミラー制御スイッチ9
を操作することによって、シート位置、ルームミラー位
置、ドアミラー角度のDPを調整しておき、その後、設
定スイッチ19をオンし(DPが登録可能となる登録可
能状態に設定し)、自分専用の送信機101を操作する
だけで、自分に適したDPをメモリ13に登録すること
ができる。
【0069】また、シート位置等のDPデータは、ポテ
ンショメータ等から検出した絶対位置情報や、ある基準
位置からの駆動時間や駆動パルス数等の相対位置情報と
してメモリ13へ登録することができる。
【0070】次に実施の形態(2)に係る受信機につい
て説明する。ただし、実施の形態(2)に係る受信機の
ハード的構成は図1に示した実施の形態(1)に係る受
信機と同様であるので、ここではその説明を省略し、実
施の形態(2)に係る受信機1Aのマイコン2Aの行う
動作を図2、図4に示したフローチャートに基づいて説
明する。ただし、S1〜S12までの動作は、実施の形
態(1)に係る受信機のマイコン2と同じであるので、
ここではその説明を省略する。
【0071】S3における判断で、フラグf1 が1でな
いと判断すれば、メモリ13に登録されているIDコー
ドの受信があったか否かを判断する(S31)。IDコ
ードの受信があったと判断すれば、そのIDコードにア
ンロック指令コードが含まれているか否かを判断する
(S32)。アンロック指令コードが含まれていると判
断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックア
クチュエータ14を制御し(S33)、コードcを受信
したIDコードにし(S34)、次にDP調整が待機状
態であることを示すフラグf2 を1にし(S35)、そ
の後S1へ戻る。
【0072】一方、アンロック指令コードが含まれてい
ないと判断すれば、受信したIDコードにロック指令コ
ードが含まれているか否かを判断する(S36)。ロッ
ク指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをロッ
クさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し
(S37)、その後S1へ戻る。
【0073】S31における判断で、IDコードの受信
がなかったと判断すれば、ドアが開放されているか否か
を判断する(S38)。ドアが開放されていると判断す
れば、フラグf2 が1であるか否かを判断し(S3
9)、フラグf2 が1であると判断すれば、コードcに
対応するDPデータをメモリ13から取り込んで(S4
0)、取り込んだDPデータに基づいて、シート調整手
段15、ルームミラー調整手段16、及びドアミラー調
整手段17を制御することによってDPの調整を行い
(S41)、フラグf2 を0にし(S42)、その後S
1へ戻る。
【0074】また、S36における判断でロック指令コ
ードが含まれていないと判断した場合や、S38におけ
る判断でドアが開放されていないと判断した場合や、S
39における判断でフラグf2 が1でないと判断した場
合にも、S1へ戻る。
【0075】上記実施の形態(1)に係る受信機では、
送信機101からのアンロック指令を受けて、ドアのア
ンロックを行い、運転者毎に適したDPの調整を行うよ
うになっているが、ドアがアンロックされたとしても、
乗車があるとは限らず、そのような場合にDPの調整を
行うと無駄になってしまう場合があるので、上記実施の
形態(2)に係る受信機によれば、ドアが開放されない
とDPの調整が行われないようになっているので、無駄
にDPの調整が行われるのを防止することができる。
【0076】次に実施の形態(3)に係る受信機につい
て説明する。ただし、実施の形態(3)に係る受信機の
ハード的構成は図1に示した実施の形態(1)に係る受
信機と同様であるので、ここではその説明を省略し、実
施の形態(3)に係る受信機1Bのマイコン2Bの行う
動作を図2、図5に示したフローチャートに基づいて説
明する。ただし、S1〜S12までの動作は、実施の形
態(1)に係る受信機のマイコン2と同じであるので、
ここではその説明を省略する。
【0077】S3における判断で、フラグf1 が1でな
いと判断すれば、メモリ13に登録されているIDコー
ドの受信があったか否かを判断する(S41)。IDコ
ードの受信があったと判断すれば、そのIDコードにア
ンロック指令コードが含まれているか否かを判断する
(S42)。アンロック指令コードが含まれていると判
断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックア
クチュエータ14を制御し(S43)、次に受信したI
Dコードに対応するDPデータ(シート位置のみ)をメ
モリ13から取り込んで(S44)、取り込んだDPデ
ータに基づいて、シート調整手段15を制御することに
よって、シート位置の調整を行い(S45)、コードc
を受信したIDコードにし(S46)、シート位置以外
のDP調整が待機状態であることを示すフラグf2 を1
にし(S47)、その後S1へ戻る。
【0078】一方、アンロック指令コードが含まれてい
ないと判断すれば、受信したIDコードにロック指令コ
ードが含まれているか否かを判断する(S48)。ロッ
ク指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをロッ
クさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し
(S49)、その後S1へ戻る。
【0079】S41における判断で、IDコードの受信
がなかったと判断すれば、ドアが開放されているか否か
を判断する(S50)。ドアが開放されていると判断す
れば、フラグf2 が1であるか否かを判断し(S5
1)、フラグf2 が1であると判断すれば、コードcに
対応するDPデータ(シート位置以外)をメモリ13か
ら取り込んで(S52)、取り込んだDPデータに基づ
いて、ルームミラー調整手段16、及びドアミラー調整
手段17を制御することによってDPの調整を行い(S
53)、フラグf2 を0にし(S54)、その後S1へ
戻る。
【0080】また、S48における判断でロック指令コ
ードが含まれていないと判断した場合や、S50におけ
る判断でドアが開放されていないと判断した場合や、S
51における判断でフラグf2 が1でないと判断した場
合にも、S1へ戻る。
【0081】上記実施の形態(2)に係る受信機では、
無駄なDP調整を無くすために、ドアが開放されないと
DPの調整が行われないようになっているが、シート位
置についてもドアが開放されないと調整されないので
は、ドアを開けて直にシートに座ることができない場合
が生じる。そこで上記実施の形態(3)に係る受信機に
では、シート位置についてはドアが開放されなくても調
整を行うことができるようにすることによって、利便性
の向上を図っている。
【0082】また上記実施の形態(2)又は(3)に係
る受信機では、ドアカーテシスイッチ6からの信号を利
用しドアの開閉状況によって、DPの調整を行うか否か
を決定しているが、乗員センサ12等からの信号を利用
し乗員の有無によって、DPの調整を行うか否かを決定
しても良い。
【0083】図6は実施の形態(4)に係る受信機を含
んで構成されるリモートコントロールシステムの要部を
概略的に示したブロック図である。ただし、図1に示し
た実施の形態(1)に係る受信機と同様の構成部分につ
いては同符号を付し、その説明を省略する。
【0084】図中21は受信機を示しており、受信機2
1はマイコン22、受信回路3、アンテナ4、ドアキー
スイッチ5、ドアカーテシスイッチ6、シート制御スイ
ッチ7、ルームミラー制御スイッチ8、ドアミラー制御
スイッチ9、ドアミラー開閉スイッチ10、イグニショ
ンスイッチ11、乗員センサ12、IDコードと送信機
101のアンロックスイッチ104の操作態様Pとに対
応させてDPを記憶するメモリ23、ドアロックアクチ
ュエータ14、シート調整手段15、ルームミラー調整
手段16、ドアミラー調整手段17、インジケータラン
プ18、及びDPが登録可能となる登録可能状態に設定
するための設定スイッチ19を含んで構成されている。
【0085】実施の形態(4)に係る受信機のマイコン
22の行う動作を図7、図8に示したフローチャートに
基づいて説明する。なお、ここではフラグf1 を1とす
ることによって、受信機21がDPが登録可能となる登
録可能状態に設定されるものとする。
【0086】まず設定スイッチ19がオンされたか否か
を判断する(S61)。設定スイッチ19がオンされた
と判断すれば、フラグf1 を1にし(S62)、次に進
む。一方、設定スイッチ19がオンされていないと判断
すれば、S62を飛ばして、フラグf1 が1であるか否
かを判断する(S63)。
【0087】フラグf1 が1であると判断すれば、イン
ジケータランプ18を点灯させるように制御し(S6
4)、タイマtを起動させ(S65)、そしてIDコー
ドの受信があったか否かを判断する(S66)。IDコ
ードの受信があったと判断すれば、操作態様Pがパター
ンP1 であるか否かを判断する。すなわち、IDコード
が送信されるときに、送信機101のアンロックスイッ
チ104が3秒以上継続してプッシュされたか否かを判
断する(S67)。3秒以上継続してプッシュされたと
判断すれば、操作態様PをP1 にし(S68)、その後
S71へ進む。
【0088】一方、3秒以上継続してプッシュされてい
ないと判断すれば、操作態様PがパターンP2 であるか
否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されると
きに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒
以内に5回プッシュされたか否かを判断する(S6
9)。3秒以内に5回プッシュされたと判断すれば、操
作態様PをP2 にし(S70)、そしてS71へ進む。
なおS67、S69における操作態様の判断について
は、アンテナ4、受信回路3からの受信内容に基づいて
行うことができる。
【0089】S71では、各センサ15a〜17aによ
り検知されたDPデータを取り込んで(S71)、取り
込んだDPデータを受信したIDコードと操作態様Pと
に対応させてメモリ23へ登録する(S72)。登録
後、フラグf1 を0にし(S74)、インジケータラン
プ18を消灯させるように制御し(S75)、さらにイ
ンジケータランプ18を2回点滅させるように制御し
(S76)、その後S61へ戻る。
【0090】またS66における判断で、IDコードの
受信がなかったと判断すれば、タイマtが30秒以上で
あるか否かを判断し(S73)、30秒以上であると判
断すれば、S74へ進み、30秒以上でないと判断すれ
ば、S66へ戻る。
【0091】またS63における判断で、フラグf1
1でないと判断すれば、メモリ23に登録されているI
Dコードの受信があったか否かを判断する(S81)。
IDコードの受信があったと判断すれば、そのIDコー
ドにアンロック指令コードが含まれているか否かを判断
する(S82)。アンロック指令コードが含まれている
と判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロッ
クアクチュエータ14を制御する(S83)。
【0092】次に操作態様PがパターンP1 であるか否
かを判断する。すなわち、IDコードが送信されるとき
に、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒以
上継続してプッシュされたか否かを判断する(S8
4)。3秒以上継続してプッシュされたと判断すれば、
操作態様PをP1 にして(S85)、S88へ進む。
【0093】一方、3秒以上継続してプッシュされてい
ないと判断すれば、操作態様PがパターンP2 であるか
否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されると
きに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒
以内に5回プッシュされたか否かを判断する(S8
6)。3秒以内に5回プッシュされたと判断すれば、操
作態様PをP2 にして(S87)、S88へ進む。
【0094】S88では、受信したIDコードと操作態
様Pとに対応するDPデータをメモリ23から取り込ん
で(S88)、取り込んだDPデータに基づいて、シー
ト調整手段15、ルームミラー調整手段16、及びドア
ミラー調整手段17を制御することによってDPの調整
を行い(S89)、その後S61へ戻る。
【0095】またS82における判断で、アンロック指
令コードが含まれていないと判断すれば、受信したID
コードにロック指令コードが含まれているか否かを判断
する(S90)。ロック指令コードが含まれていると判
断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチ
ュエータ14を制御し(S91)、その後S61へ戻
る。
【0096】また、S81における判断でIDコードの
受信がなかったと判断した場合や、S86における判断
で3秒以内に5回プッシュされてないと判断した場合
や、S90における判断でロック指令コードが含まれて
いないと判断した場合にも、S61へ戻る。
【0097】上記実施の形態(4)に係る受信機によれ
ば、送信機101から送信される信号に含まれるロック
指令コード、アンロック指令コードに応じた処理が行わ
れるように構成されており、例えば、「IDコード+ア
ンロック指令コード」を受信すると、ドアのアンロック
制御が行われるようになっている。
【0098】また、1つの送信機を複数の人間で利用す
る場合であったとしても、運転者毎に異なった操作態様
1 、P2 を割り当て、IDコードと操作態様P1 、P
2 とに対応させて、シート位置、ルームミラー位置、ド
アミラー角度をメモリ23に記憶させておくことによっ
て、各運転者より自分に割り当てられた操作態様(例え
ばアンロックスイッチを3秒以内に5回プッシュ)で送
信機101が操作され、ドアがアンロックされると、シ
ート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度のDPを
運転者毎に適した位置に自動的に調整することができ
る。
【0099】また、運転者はシート制御スイッチ7、ル
ームミラー制御スイッチ8、ドアミラー制御スイッチ9
を操作することによって、シート位置、ルームミラー位
置、ドアミラー角度のDPを調整しておき、その後、設
定スイッチ19をオンし(DPが登録可能となる登録可
能状態に設定し)、専用ではないが自分用の送信機10
1を自分に割り当てられた操作態様で操作するだけで、
自分に適したDPをメモリ23に登録することができ
る。
【0100】上記実施の形態(1)〜(4)のいずれか
に係る受信機においては、設定スイッチ19のオンによ
って、受信機1、1A、1B、21をDPが登録可能と
なる登録可能状態に設定しているが、その他の方法であ
っても良く、例えば車両に通常装備されている操作スイ
ッチ(例えばイグニッションスイッチ)を用いた所定の
操作(10秒以内にON→OFF→ON→OFF)を受
けることによって、受信機1、1A、1B、21を登録
可能状態に設定するようにしても良い。
【0101】次に実施の形態(5)に係る受信機につい
て説明する。ただし、実施の形態(5)に係る受信機の
ハード的構成は図1に示した実施の形態(1)に係る受
信機と同様であるので、ここではその説明を省略し、実
施の形態(5)に係る受信機1Cのマイコン2Cの行う
動作を図9に示したフローチャートに基づいて説明す
る。
【0102】まずメモリ13に登録されているIDコー
ドの受信があったか否かを判断する(S101)。ID
コードの受信があったと判断すれば、そのIDコードに
アンロック指令コードが含まれているか否かを判断し
(S102)、アンロック指令コードが含まれていると
判断すれば、さらにドアがアンロック状態であるか否か
をドアロックアクチュエータ14の状態に基づき判断す
る(S103)。
【0103】ドアがアンロック状態であると判断すれ
ば、IDコードが送信されるときに、送信機101のア
ンロックスイッチ104が5秒以上継続してプッシュさ
れたか否かを判断し(S104)、5秒以上継続してプ
ッシュされたと判断すれば、各センサ15a〜17aに
より検知されたDPデータを取り込んで(S105)、
取り込んだDPデータを受信したIDコードに対応させ
てメモリ13へ登録する(S106)。登録後、インジ
ケータランプ18を2回点滅させるように制御し(S1
07)、その後S101へ戻る。
【0104】S103における判断で、ドアがアンロッ
ク状態でないと判断すれば、ドアをアンロックさせるよ
うにドアロックアクチュエータ14を制御し(S10
8)、次に受信したIDコードに対応するDPデータを
メモリ13から取り込んで(S109)、取り込んだD
Pデータに基づいて、シート調整手段15、ルームミラ
ー調整手段16、及びドアミラー調整手段17を制御す
ることによってDPの調整を行い(S110)、その後
S101へ戻る。
【0105】またS102における判断で、アンロック
指令コードが含まれていないと判断すれば、受信したI
Dコードにロック指令コードが含まれているか否かを判
断する(S111)。ロック指令コードが含まれている
と判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックア
クチュエータ14を制御し(S112)、その後S10
1へ戻る。
【0106】また、S101における判断でIDコード
の受信がなかったと判断した場合や、S104における
判断で5秒以上プッシュされていないと判断した場合
や、S111における判断でロック指令コードが含まれ
ていないと判断した場合にも、S101へ戻る。
【0107】上記実施の形態(5)に係る受信機によれ
ば、車両が所定の状態(ここではドアがアンロック状
態)にあるときに、送信機101で所定の操作(アンロ
ックスイッチ104が5秒以上継続してプッシュ)が行
われると、その操作を行うことによって送信されたID
コードに対応させて、各センサ15a〜17aにより検
知されたDPデータをメモリ13に登録することができ
る。従って、運転者は受信機1Cをわざわざ登録モード
に設定しなくても送信機101を使った簡単な作業を行
うだけで、自分に適したDPをメモリ13に登録するこ
とができる。
【0108】また、車両が所定の状態にあるときに、送
信機101で所定の操作が行われたか否かを判定するこ
とによって、運転者にDPデータ登録の意思があるか否
かを確認するので、誤ってDPデータの登録が行われる
のを防止することができる。
【0109】次に実施の形態(6)に係る受信機につい
て説明する。ただし、実施の形態(6)に係る受信機の
ハード的構成は図6に示した実施の形態(4)に係る受
信機と同様であるので、ここではその説明を省略し、実
施の形態(6)に係る受信機21Aのマイコン22Aの
行う動作を図10に示したフローチャートに基づいて説
明する。
【0110】まずメモリ23に登録されているIDコー
ドの受信があったか否かを判断する(S121)。ID
コードの受信があったと判断すれば、そのIDコードに
アンロック指令コードが含まれているか否かを判断し
(S122)、アンロック指令コードが含まれていると
判断すれば、さらにドアがアンロック状態であるか否か
をドアロックアクチュエータ14の状態に基づき判断す
る(S123)。
【0111】ドアがアンロック状態であると判断すれ
ば、操作態様PがパターンP1 であるか否かを判断す
る。すなわち、IDコードが送信されるときに、送信機
101のアンロックスイッチ104が3秒以上継続して
プッシュされたか否かを判断する(S124)。3秒以
上継続してプッシュされたと判断すれば、操作態様Pを
1 にし(S125)、その後S128へ進む。
【0112】一方、3秒以上継続してプッシュされてい
ないと判断すれば、操作態様PがパターンP2 であるか
否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されると
きに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒
以内に5回プッシュされたか否かを判断する(S12
6)。3秒以内に5回プッシュされたと判断すれば、操
作態様PをP2 にし(S127)、そしてS128へ進
む。
【0113】S128では、各センサ15a〜17aに
より検知されたDPデータを取り込んで(S128)、
取り込んだDPデータを受信したIDコードと操作態様
Pとに対応させてメモリ23へ登録する(S129)。
登録後、インジケータランプ18を2回点滅させるよう
に制御し(S130)、そしてS121へ戻る。
【0114】S123における判断で、ドアがアンロッ
ク状態でないと判断すれば、ドアをアンロックさせるよ
うにドアロックアクチュエータ14を制御し(S13
1)、次に操作態様PがパターンP1 であるか否かを判
断する。すなわち、IDコードが送信されるときに、送
信機101のアンロックスイッチ104が3秒以上継続
してプッシュされたか否かを判断する(S132)。3
秒以上継続してプッシュされたと判断すれば、操作態様
PをP1 にし(S133)、その後S136へ進む。
【0115】一方、3秒以上継続してプッシュされてい
ないと判断すれば、操作態様PがパターンP2 であるか
否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されると
きに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒
以内に5回プッシュされたか否かを判断する(S13
4)。3秒以内に5回プッシュされたと判断すれば、操
作態様PをP2 にし(S135)、その後S136へ進
む。
【0116】S136では、受信したIDコードと操作
態様Pとに対応するDPデータをメモリ23から取り込
んで(S136)、取り込んだDPデータに基づいて、
シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、及び
ドアミラー調整手段17を制御することによってDPの
調整を行い(S137)、そしてS121へ戻る。
【0117】またS122における判断で、アンロック
指令コードが含まれていないと判断すれば、受信したI
Dコードにロック指令コードが含まれているか否かを判
断する(S138)。ロック指令コードが含まれている
と判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックア
クチュエータ14を制御し(S139)、その後S12
1へ戻る。
【0118】また、S121における判断でIDコード
の受信がなかったと判断した場合や、S126、S13
4における判断で3秒以内に5回プッシュされていない
と判断した場合や、S138における判断でロック指令
コードが含まれていないと判断した場合にも、S121
へ戻る。
【0119】上記実施の形態(6)に係る受信機によれ
ば、車両が所定の状態(ここではドアがアンロック状
態)にあるときに、送信機101で所定の操作態様(ア
ンロックスイッチ104を3秒以上継続してプッシュ、
もしくは3秒以内に5回プッシュ)で操作が行われる
と、その操作を行うことによって送信されたIDコード
と操作態様Pとに対応させて、各センサ15a〜17a
により検知されたDPデータをメモリ23に登録するこ
とができる。従って、運転者は受信機21Aをわざわざ
登録モードに設定しなくても送信機101を使った簡単
な作業を行うだけで、自分に適したDPをメモリ23に
登録することができる。
【0120】また、車両が所定の状態にあるときに、送
信機101で所定の操作態様で操作が行われたか否かを
判定することによって、運転者にDPデータ登録の意思
があるか否かを確認するので、誤ってDPデータの登録
が行われるのを防止することができる。
【0121】上記実施の形態(1)〜(6)のいずれか
に係る受信機では、ロックスイッチ103、及びアンロ
ックスイッチ104を含んで構成される2スイッチ送信
機101に対応するものについてのみ説明しているが、
ロック用とアンロック用とを兼用したスイッチが設けら
れた1スイッチ送信機に対応するものであっても良い。
【0122】図11は実施の形態(7)に係る受信機と
1スイッチ送信機とを含んで構成されるリモートコント
ロールシステムの要部を概略的に示したブロック図であ
る。ただし、図1に示した実施の形態(1)に係る受信
機と同様の構成部分については同符号を付し、ここでは
その説明を省略する。図中121は送信機を示してお
り、送信機121はロック用とアンロック用とを兼用し
たスイッチ122を含んで構成されている。
【0123】実施の形態(7)に係る受信機1Dのマイ
コン2Dの行う動作を図12、図13に示したフローチ
ャートに基づいて説明する。なお、ここではフラグf1
を1とすることによって、受信機1DがDPが登録可能
となる登録可能状態に設定されるものとする。
【0124】まず設定スイッチ19がオンされたか否か
を判断する(S141)。設定スイッチ19がオンされ
たと判断すれば、フラグf1 を1にし(S142)、次
に進む。一方、設定スイッチ19がオンされていないと
判断すれば、S142を飛ばし、フラグf1 が1である
か否かを判断する(S143)。
【0125】フラグf1 が1であると判断すれば、イン
ジケータランプ18を点灯させるように制御し(S14
4)、タイマtを起動させ(S145)、そしてIDコ
ードの受信があったか否かを判断する(S146)。I
Dコードの受信があったと判断すれば、各センサ15a
〜17aにより検知されたDPデータを取り込んで(S
147)、取り込んだDPデータを受信したIDコード
に対応させてメモリ13へ登録する(S148)。登録
後、フラグf1 を0にし(S150)、インジケータラ
ンプ18を消灯させるように制御し(S151)、さら
にインジケータランプ18を2回点滅させるように制御
し(S152)、その後S141へ戻る。
【0126】一方、IDコードの受信がなかったと判断
すれば、タイマtが30秒以上であるか否かを判断し
(S149)、30秒以上であると判断すれば、S15
0へ進み、30秒以上でないと判断すれば、S146へ
戻る。
【0127】またS143における判断で、フラグf1
が1でないと判断すれば、メモリ13に登録されている
IDコードの受信があったか否かを判断する(S16
1)。IDコードの受信があったと判断すれば、すべて
のドアがロック状態であるか否かをドアロックアクチュ
エータ14の状態に基づき判断する(S162)。
【0128】すべてのドアがロック状態であると判断す
れば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチ
ュエータ14を制御し(S163)、次に受信したID
コードに対応するDPデータをメモリ13から取り込ん
で(S164)、取り込んだDPデータに基づいて、シ
ート調整手段15、ルームミラー調整手段16、及びド
アミラー調整手段17を制御することによってDPの調
整を行い(S165)、その後S141へ戻る。
【0129】一方、いずれかのドアがアンロック状態で
あると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロッ
クアクチュエータ14を制御し(S166)、そしてS
141へ戻る。また、S161における判断でIDコー
ドの受信がなかったと判断した場合にも、S141へ戻
る。
【0130】上記実施の形態(7)に係る受信機によれ
ば、ロック用、アンロック用を兼用したスイッチ122
を設けた送信機121に対応することができる。
【0131】また、上記実施の形態(1)〜(7)のい
ずれかに係る受信機では、シート位置、ルームミラー位
置、ドアミラー角度を調整する場合についてのみ説明し
ているが、その他ハンドル位置等について調整できるよ
うにしても良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る受信機を含ん
で構成されるリモートコントロールシステムの要部を概
略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る受信機のマイコンの動
作について示したフローチャートである。
【図3】実施の形態(1)に係る受信機のマイコンの動
作について示したフローチャートである。
【図4】実施の形態(2)に係る受信機のマイコンの動
作について示したフローチャートである。
【図5】実施の形態(3)に係る受信機のマイコンの動
作について示したフローチャートである。
【図6】実施の形態(4)に係る受信機を含んで構成さ
れるリモートコントロールシステムの要部を概略的に示
したブロック図である。
【図7】実施の形態(4)に係る受信機のマイコンの動
作について示したフローチャートである。
【図8】実施の形態(4)に係る受信機のマイコンの動
作について示したフローチャートである。
【図9】実施の形態(5)に係る受信機のマイコンの動
作について示したフローチャートである。
【図10】実施の形態(6)に係る受信機のマイコンの
動作について示したフローチャートである。
【図11】実施の形態(7)に係る受信機を含んで構成
されるリモートコントロールシステムの要部を概略的に
示したブロック図である。
【図12】実施の形態(7)に係る受信機のマイコンの
動作について示したフローチャートである。
【図13】実施の形態(7)に係る受信機のマイコンの
動作について示したフローチャートである。
【図14】従来におけるリモートコントロールシステム
の要部を概略的に示したブロック図である。
【符号の説明】
1、1A〜1D、21、21A 受信機 2、2A〜2D、22、22D マイコン 14 ドアロックアクチュエータ 15 シート調整手段 16 ルームミラー調整手段 17 ドアミラー調整手段 19 設定スイッチ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B 311 311P 9/14 9/14 J // B60N 2/44 B60N 2/44 Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB25 BB65 CC16 DD06 FF27 FF36 GG08 GG15 HH02 JJ03 JJ12 LL01 SS06 TT03 3B087 BA02 BC15 DE08 DE10 3D053 GG06 GG12 HH29 MM07 MM48 5K048 AA04 BA42 BA52 DB01 DC01 EA16 EB06 HA04 HA06

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信機から送信されるIDコードを受信
    する受信手段と、 受信されたIDコードの照合判定を行い、ドアのロック
    /アンロックを行う駆動機構を制御するドアロック制御
    手段とを備えたリモートコントロールシステムを構成す
    る受信機において、 IDコードに対応させて、位置調整可能な車両機器のド
    ライビングポジションデータ(以下、DPデータとも記
    す)を記憶する第1のDPデータ記憶手段と、 前記ドアロック制御手段によりドアのアンロック制御が
    行われるとき、受信されたIDコードに対応するDPデ
    ータに基づいて、前記車両機器のドライビングポジショ
    ンを調整する第1のDP調整制御手段と、 前記車両機器の位置を検知するDP検知手段と、 所定のタイミングのときに、所定のIDコードに対応さ
    せて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを
    前記第1のDPデータ記憶手段に登録する第1のDPデ
    ータ登録制御手段とを備えていることを特徴とする受信
    機。
  2. 【請求項2】 前記受信機をDPデータが登録可能とな
    る登録可能状態に設定する第1の設定手段を備え、 前記第1のDPデータ登録制御手段が、前記受信機が登
    録可能状態であるときに、IDコードが受信されると、
    受信されたIDコードに対応させて、前記DP検知手段
    により検知されたDPデータを前記第1のDPデータ記
    憶手段へ登録するようになっていることを特徴とする請
    求項1記載の受信機。
  3. 【請求項3】 車両が所定の状態にあるときに、前記送
    信機で所定の操作が行われたか否かを判定する第1の判
    定手段を備え、 前記第1のDP登録制御手段が、前記第1の判定手段か
    ら前記送信機で所定の操作が行われたとの判定結果を受
    け取ると、前記所定の操作を行うことによって前記送信
    機から送信されたIDコードに対応させて、前記DP検
    知手段により検知されたDPデータを前記第1のDPデ
    ータ記憶手段へ登録するようになっていることを特徴と
    する請求項1記載の受信機。
  4. 【請求項4】 送信機から送信されるIDコードを受信
    する受信手段と、 受信されたIDコードの照合判定を行い、ドアのロック
    /アンロックを行う駆動機構を制御するドアロック制御
    手段とを備えたリモートコントロールシステムを構成す
    る受信機において、 IDコードと該IDコードが送信されるときの前記送信
    機の操作態様とに対応させて、位置調整可能な車両機器
    のDPデータを記憶する第2のDPデータ記憶手段と、 前記操作態様を検出する操作態様検出手段と、 前記ドアロック制御手段によりドアのアンロック制御が
    行われるとき、受信されたIDコードと検出された前記
    操作態様とに対応するDPデータに基づいて、前記車両
    機器のドライビングポジションを調整する第2のDP調
    整制御手段と、 前記車両機器の位置を検知するDP検知手段と、 所定のタイミングのときに、所定のIDコードと所定の
    操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知
    されたDPデータを前記第2のDPデータ記憶手段に登
    録する第2のDPデータ登録制御手段とを備えているこ
    とを特徴とする受信機。
  5. 【請求項5】 前記受信機をDPデータが登録可能とな
    る登録可能状態に設定する第2の設定手段を備え、 前記第2のDPデータ登録制御手段が、前記受信機が登
    録可能状態にあるときに、IDコードが受信されると共
    に前記操作態様が検出されると、受信されたIDコード
    と検出された前記操作態様とに対応させて、前記DP検
    知手段により検知されたDPデータを前記第2のDPデ
    ータ記憶手段へ登録するようになっていることを特徴と
    する請求項4記載の受信機。
  6. 【請求項6】 車両が所定の状態にあるときに、前記送
    信機で所定の操作が行われたか否かを判定する第2の判
    定手段を備え、 前記第2の設定手段が、前記送信機で所定の操作が行わ
    れたと判定された場合には、前記受信機を登録可能状態
    に設定するようになっていることを特徴とする請求項5
    記載の受信機。
  7. 【請求項7】 車両が所定の状態にあるときに、前記操
    作態様検出手段からの検出信号を受け取り、前記送信機
    で所定の操作態様で操作が行われたか否かを判定する第
    3の判定手段を備え、 前記第2のDP登録制御手段が、前記第3の判定手段か
    ら前記送信機で所定の操作態様で操作が行われたとの判
    定結果を受け取ると、前記操作によって前記送信機から
    送信されたIDコードと検出された前記操作態様とに対
    応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデー
    タを前記第2のDPデータ記憶手段へ登録するようにな
    っていることを特徴とする請求項4記載の受信機。
  8. 【請求項8】 前記操作態様が、前記送信機に通常設け
    られている操作スイッチの操作時間によって決定される
    ものであることを特徴とする請求項4〜7のいずれかの
    項に記載の受信機。
  9. 【請求項9】 前記操作態様が、前記送信機に通常設け
    られている操作スイッチの所定時間内での操作回数によ
    って決定されるものであることを特徴とする請求項4〜
    7のいずれかの項に記載の受信機。
  10. 【請求項10】 前記操作態様が、前記送信機に通常設
    けられている操作スイッチと、該操作スイッチ以外の別
    スイッチとの組み合わせ操作によって決定されるもので
    あることを特徴とする請求項4〜7のいずれかの項に記
    載の受信機。
  11. 【請求項11】 乗員の有無を検知する乗員検知手段を
    備え、 前記第1のDP登録制御手段又は前記第2のDP登録制
    御手段が、乗員が検知されていないと、DPデータの登
    録を行わないようになっていることを特徴とする請求項
    1〜10のいずれかの項に記載の受信機。
  12. 【請求項12】 ドアの開閉状態を検知するドア開閉状
    態検知手段を備え、 前記第1のDP調整制御手段又は前記第2のDP調整制
    御手段が、ドアが開放されないと、前記車両機器のドラ
    イビングポジションの調整を行わないようになっている
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかの項に記載
    の受信機。
  13. 【請求項13】 前記第1のDP調整制御手段又は前記
    第2のDP調整制御手段が、ドアが開放されなくても、
    シート位置については調整を行うようになっていること
    を特徴とする請求項12記載の受信機。
  14. 【請求項14】 乗員の有無を検知する乗員検知手段を
    備え、 前記第1のDP調整制御手段又は前記第2のDP調整制
    御手段が、乗員が検知されないと、前記車両機器のドラ
    イビングポジションの調整を行わないようになっている
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかの項に記載
    の受信機。
  15. 【請求項15】 前記第1のDP調整制御手段又は前記
    第2のDP調整制御手段が、乗員が検知されなくても、
    シート位置については調整を行うようになっていること
    を特徴とする請求項14記載の受信機。
  16. 【請求項16】 請求項1〜15のいずれかの項に記載
    の受信機と、 IDコードを記憶するIDコード記憶手段、及び通常設
    けられている操作スイッチを用いて所定の操作が行われ
    るとIDコードを送信する送信手段を備えた送信機とを
    含んで構成されていることを特徴とするリモートコント
    ロールシステム。
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