JP4548883B2 - リモートコントロールシステム、及び受信機 - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はリモートコントロールシステムに関し、より詳細には、車両ドアロック制御装置で利用されるリモートコントロールシステム、及び該リモートコントロールシステムを構成する受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】
図14は、従来のリモートコントロールシステムを利用した車両ドアロック制御装置の要部を概略的に示したブロック図であり、車両ドアロック制御装置は、携帯可能な送信機101と車両側受信機111とを含んで構成されている。
【0003】
送信機101は、マイコン102、ロックスイッチ103、アンロックスイッチ104、送信回路105、アンテナ106、及びIDコードを記憶するIDコード記憶部107を含んで構成されている。ロックスイッチ103、及びアンロックスイッチ104はマイコン102の入力端子に接続され、ロックスイッチ103、又はアンロックスイッチ104がプッシュされると、マイコン102は各スイッチに対応するドアロック制御指令コードをROM(図示せず)から取り込み、IDコードに前記ドアロック制御指令コードを付加した信号を送信回路105を介してアンテナ106から受信機111へ送信するようになっている。なお、IDコードの前には同期コードも付与されているが、ここではその説明を省略する。
【0004】
受信機111は、マイコン112、受信回路113、アンテナ114、複数の送信機101に対応するために、複数のIDコードを記憶するIDコード記憶部115、ドアの開閉状態を検出するドアカーテシスイッチ116、及びドアのロック/アンロックを行うドアロックアクチュエータ117を含んで構成されている。
【0005】
また受信回路113では、送信機101と同じ同期コードを備えており、同期コードが一致したときのみ、それに続くIDコードとドアロック制御指令コードとを取り込むようになっている。
【0006】
マイコン112は、アンテナ114、受信回路113を介して受信された信号(IDコード+ドアロック制御指令コード)に含まれるIDコードがIDコード記憶部115に記憶されたIDコードと一致するか否かを判断し、一致する場合には前記信号に含まれる前記ドアロック制御指令コードに応じた処理を施すようになっている。
【0007】
また最近では、利便性を向上させるために、ドアのロック/アンロックだけではなく、ドアをアンロックしたときにドアミラーを自動的に閉じた状態から開いた状態に制御するドアミラー制御機能等を備えたリモートコントロールシステムも考えられている。
【0008】
例えば、特開平8−199884号公報、特開平8−101978号公報、実開平6−28137号公報、特開平5−16729号公報には、送信機に設けられたロックスイッチ、アンロックスイッチと連動させて、ドアミラーの開閉制御を行うことについて開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
現在では1台の車両を家族や友人等、複数の人間で使用することが多く、運転者が替わるとシート位置やドアミラー角度等を運転者に最適となるように調整する必要があるため、運転者が交替になると、すぐにシート位置やドアミラー角度等がその人に適した位置に調整されれば大変便利である。
【0010】
ところが、上記公報に開示された従来におけるリモートコントロールシステムでは、ロックスイッチ、アンロックスイッチと連動させることによって、自動的にドアミラーを開閉することができるようになっているが、ドアミラーの角度を運転者に適したように調整するようにはなっていない。すなわち、ドアミラーが開いた状態になったとしても、ミラー角度については閉じる前の角度(最後に調整された角度)に戻るだけである。
従って、運転者が替わるとドアミラー角度を自分で好きな位置に調整し直す必要がある。
【0011】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、ドアがアンロックされるときに、シート位置や、ドアミラー角度等、位置調整可能な車両機器のDP(ドライビングポジション)を運転者毎に適するように調整することができると共に、運転者毎のDPの登録作業が簡単に行うことができるリモートコントロールシステム、及びリモートコントロールシステムを構成する受信機を提供することを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係る受信機(1)は、送信機から送信されるIDコードを受信する受信手段と、受信されたIDコードの照合判定を行い、ドアのロック/アンロックを行う駆動機構を制御するドアロック制御手段とを備えたリモートコントロールシステムを構成する受信機において、IDコードと該IDコードが送信されるときの前記送信機の使用者を区別するための操作態様とに対応させて、位置調整可能な車両機器のドライビングポジションデータ(以下、DPデータとも記す)を記憶するDPデータ記憶手段と、前記操作態様を検出する操作態様検出手段と、前記ドアロック制御手段によりドアのアンロック制御が行われるとき、受信されたIDコードと検出された前記操作態様とに対応するDPデータに基づいて、前記車両機器のドライビングポジションを調整するDP調整制御手段と、前記車両機器の位置を検知するDP検知手段と、所定のタイミングのときに、前記送信機を操作することにより、前記送信機から送信されるIDコードと前記操作態様検出手段で検出される操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記DPデータ記憶手段に登録するDPデータ登録制御手段とを備えていることを特徴としている。
【0025】
上記した受信機()によれば、前記送信機から送信されるIDコードを受信することができ、さらには該IDコードが送信されるときの前記送信機の使用者を区別するための操作態様(例えば1.アンロックスイッチを3秒以上継続してプッシュ、2.アンロックスイッチを3秒以内に5回プッシュ)を検出することができるように構成されている。
【0026】
また、前記ドアロック制御手段によりドアのアンロック制御が行われるのは、「IDコード+アンロック指令コード」(2スイッチ送信機)もしくはすべてのドアがロック状態であるときに「IDコード」(1スイッチ送信機)を受信したときである。
【0027】
すなわち、このときに受信されたIDコードと、該IDコードが送信されるときの前記送信機の前記操作態様とに対応するDPデータに基づいて、DPの調整を行うことができる。
【0028】
従って、1つの送信機を複数の人間で利用する場合であったとしても、運転者毎に異なった前記操作態様を割り当て、IDコードと前記操作態様とに対応させて、シート位置やドアミラー角度等の位置を前記DPデータ記憶手段に記憶させておくことによって、各運転者により自分に割り当てられた操作態様(例えばアンロックスイッチを3秒以内に5回プッシュ)で前記送信機が操作され、ドアがアンロックされると、シート位置や、ドアミラー角度等のDPを運転者毎に適した位置に自動的に調整することができる。
【0029】
また本発明に係る受信機()は、上記受信機()において、前記受信機をDPデータが登録可能となる登録可能状態に設定する設定手段を備え、前記DPデータ登録制御手段が、前記受信機が登録可能状態にあるときに、IDコードが受信されると共に前記操作態様が検出されると、受信されたIDコードと検出された前記操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記DPデータ記憶手段へ登録するようになっていることを特徴としている。
【0030】
上記した受信機()によれば、DPデータが登録可能となる登録可能状態にあるときに、IDコードを受信すると共に前記操作態様を検出すると、受信したIDコードと検出した前記操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記DPデータ記憶手段に登録することができる。
【0031】
例えば、シート位置やドアミラー角度等のDPを自分で調整し、その後、前記受信機が登録可能状態にあるときに、専用ではないが自分用の前記送信機を自分に割り当てられた操作態様で操作するだけで、自分に適したDPを前記DPデータ記憶手段に登録することができる。
【0032】
また、前記設定手段については、例えば車両に通常装備されている操作スイッチ(例えばイグニッションスイッチ)を用いた所定の操作(例えば10秒以内にON→OFF→ON→OFF)を受けると、前記受信機を登録可能状態に設定するように構成すれば良い。
【0033】
また本発明に係る受信機(3)は、上記受信機(2)において、車両が所定の状態にあるときに、前記送信機で所定の操作が行われたか否かを判定する判定手段を備え、前記設定手段が、前記送信機で所定の操作が行われたと判定された場合には、前記受信機を登録可能状態に設定するようになっていることを特徴としている。
【0034】
上記した受信機()によれば、車両が所定の状態(例えばドアがアンロック状態)にあるときに、前記送信機で所定の操作(例えばアンロックスイッチを5秒以上継続してプッシュ)が行われると、前記受信機を登録可能状態に設定することができる。
【0035】
また本発明に係る受信機()は、上記受信機()において、車両が所定の状態にあるときに、前記操作態様検出手段からの検出信号を受け取り、前記送信機で所定の操作態様で操作が行われたか否かを判定する判定手段を備え、前記DP登録制御手段が、前記判定手段から前記送信機で所定の操作態様で操作が行われたとの判定結果を受け取ると、前記操作によって前記送信機から送信されたIDコードと検出された前記操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記DPデータ記憶手段へ登録するようになっていることを特徴としている。
【0036】
上記した受信機()によれば、車両が所定の状態(例えばドアがアンロック状態)にあるときに、前記送信機で所定の操作態様(例えば1.アンロックスイッチを3秒以上継続してプッシュ、2.アンロックスイッチを3秒以内に5回プッシュ)で操作が行われると、その操作を行うことによって送信されたIDコードと前記操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記DPデータ記憶手段に登録することができる。従って、運転者は前記送信機を使った簡単な作業を行うだけで、自分に適したDPを前記DPデータ記憶手段に登録することができる。
【0037】
また、車両が所定の状態にあるときに、前記送信機で所定の操作が行われたか否かを判定することによって、運転者にDPデータ登録の意思があるか否かを確認するので、誤ってDPデータの登録が行われるのを防止することができる。
【0044】
また本発明に係る受信機()は、上記受信機(1)〜()のいずれかにおいて、乗員の有無を検知する乗員検知手段を備え、前記DP登録制御手段が、乗員が検知されていないと、DPデータの登録を行わないようになっていることを特徴としている。
【0045】
運転者自身がシート位置やミラー角度等の調整を行う場合には、通常運転席に座って行うものである。従って、その調整後に行われるDPデータの登録時には車室内に乗員が存在するはずである。そこで上記した受信機()によれば、乗員が検知されていないと、DPデータの登録を行わないようになっているので、誤操作によってDPデータが登録されるのを防止することができる。
【0046】
また本発明に係る受信機()は、上記受信機(1)〜()のいずれかにおいて、ドアの開閉状態を検知するドア開閉状態検知手段を備え、前記DP調整制御手段が、ドアが開放されないと、前記車両機器のドライビングポジションの調整を行わないようになっていることを特徴としている。
【0047】
また本発明に係る受信機()は、上記受信機()において、前記DP調整制御手段が、ドアが開放されなくても、シート位置については調整を行うようになっていることを特徴としている。
【0048】
ドアがアンロックされたとしても、乗車があるとは限らず、そのような場合にDPの調整を行うと無駄になってしまう場合があるので、上記した受信機()又は()によれば、ドアが開放されないとDPの調整が行われないので、無駄にDPの調整が行われるのを防止することができる。
【0049】
しかしながら、シート位置についてもドアが開放されないと調整されないのでは、ドアを開けて直にシートに座ることができない場合が生じる。そこで上記した受信機()では、シート位置についてはドアが開放されなくても調整を行うことができるようにすることによって、利便性の向上を図っている。
【0050】
また本発明に係る受信機()は、上記受信機(1)〜()のいずれかにおいて、乗員の有無を検知する乗員検知手段を備え、前記DP調整制御手段が、乗員が検知されないと、前記車両機器のドライビングポジションの調整を行わないようになっていることを特徴としている。
【0051】
また本発明に係る受信機()は、上記受信機()において、前記DP調整制御手段が、乗員が検知されなくても、シート位置については調整を行うようになっていることを特徴としている。
【0052】
ドアがアンロックされたとしても、乗車があるとは限らず、そのような場合にDPの調整を行うと無駄になってしまう場合があるので、上記した受信機()又は()によれば、乗員が検知されないとDPの調整が行われないので、無駄にDPの調整が行われるのを防止することができる。
【0053】
しかしながら、シート位置についても乗員が検知されないと調整されないのでは、ドアを開けて直にシートに座ることができない場合が生じる。そこで上記した受信機()では、シート位置については乗員が検知されなくても調整を行うことができるようにすることによって、利便性の向上を図っている。
【0054】
また本発明に係るリモートコントロールシステム(1)は、上記受信機(1)〜()のいずれかの受信機と、IDコードを記憶するIDコード記憶手段、及び通常設けられている操作スイッチを用いて所定の操作が行われるとIDコードを送信する送信手段を備えた送信機とを含んで構成されていることを特徴としている。
【0055】
上記したリモートコントロールシステム(1)によれば、ドアがアンロックされるときに、シート位置や、ドアミラー角度等のDPを運転者毎に適するように調整することができると共に、運転者毎のDPの登録作業が簡単に行うことができるリモートコントロールシステムを実現することができる。
【0056】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る受信機の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は実施の形態(1)に係る受信機を含んで構成されるリモートコントロールシステムの要部を概略的に示したブロック図である。なお、送信機101は図14に示した送信機と同様であるので、ここではその説明を省略する。
【0057】
図中1は受信機を示しており、受信機1はマイコン2、受信回路3、アンテナ4、ドアキースイッチ5、ドアの開閉状態を検出するドアカーテシスイッチ6、シート位置を調整するためのシート制御スイッチ7、ルームミラー位置を調整するためのルームミラー制御スイッチ8、ドアミラー角度を調整するためのドアミラー制御スイッチ9、ドアミラーを開閉するためのドアミラー開閉スイッチ10、イグニションスイッチ11、乗員センサ12、IDコードそれぞれに対応させてDPを記憶するメモリ13、ドアロックアクチュエータ14、シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、ドアミラー調整手段17、インジケータランプ18、及びDPが登録可能となる登録可能状態に設定するための設定スイッチ19を含んで構成されている。
【0058】
シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、ドアミラー調整手段17はシート状態信号、ルームミラー状態信号、ドアミラー状態信号それぞれをマイコン2へ出力するためのセンサ15a〜17a、及びシート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度を調整するためのモータを含んで構成されている。
【0059】
またシート制御スイッチ7、ルームミラー制御スイッチ8、ドアミラー制御スイッチ9は、運転者がシート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度それぞれを調整するために使用する操作スイッチを示しており、マイコン2はこれらスイッチからの操作信号を受け取ると、シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、ドアミラー調整手段17を制御することによって、シート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度を調整するようになっている。
【0060】
実施の形態(1)に係る受信機1のマイコン2の行う動作を図2、図3に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、ここではフラグf1 を1とすることによって、受信機1がDPが登録可能となる登録可能状態に設定されるものとする。
【0061】
まず設定スイッチ19がオンされたか否かを判断する(S1)。設定スイッチ19がオンされたと判断すれば、フラグf1 を1にし(S2)、次に進む。一方、設定スイッチ19がオンされていないと判断すれば、S2を飛ばして、フラグf1 が1であるか否かを判断する(S3)。
【0062】
フラグf1 が1であると判断すれば、インジケータランプ18を点灯させるように制御し(S4)、タイマtを起動させ(S5)、そしてIDコードの受信があったか否かを判断する(S6)。IDコードの受信があったと判断すれば、各センサ15a〜17aにより検知されたDPデータを取り込んで(S7)、取り込んだDPデータを受信したIDコードに対応させてメモリ13へ登録する(S8)。登録後、フラグf1 を0にし(S10)、インジケータランプ18を消灯させるように制御し(S11)、さらにインジケータランプ18を2回点滅させるように制御し(S12)、その後S1へ戻る。
【0063】
一方、IDコードの受信がなかったと判断すれば、タイマtが30秒以上であるか否かを判断し(S9)、30秒以上であると判断すれば、S10へ進み、30秒以上でないと判断すれば、S6へ戻る。
【0064】
またS3における判断で、フラグf1 が1でないと判断すれば、メモリ13に登録されているIDコードの受信があったか否かを判断する(S21)。IDコードの受信があったと判断すれば、そのIDコードにアンロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S22)。アンロック指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S23)、次に受信したIDコードに対応するDPデータをメモリ13から取り込んで(S24)、取り込んだDPデータに基づいて、シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、及びドアミラー調整手段17を制御することによってDPの調整を行い(S25)、その後S1へ戻る。
【0065】
一方、アンロック指令コードが含まれていないと判断すれば、受信したIDコードにロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S26)。ロック指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S27)、その後S1へ戻る。また、S21での判断でIDコードの受信がなかったと判断した場合や、S26における判断でロック指令コードが含まれていないと判断した場合にも、S1へ戻る。
【0066】
上記実施の形態(1)に係る受信機によれば、送信機101から送信される信号に含まれるロック指令コード、アンロック指令コードに応じた処理が行われるように構成されており、例えば、「IDコード+アンロック指令コード」を受信すると、ドアのアンロック制御が行われるようになっている。
【0067】
また、運転者毎のIDコードそれぞれに対応させて、シート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度をメモリ13に記憶させておくことによって、ドアがアンロックされたときに、シート位置や、ルームミラー位置や、ドアミラー角度のDPを運転者毎に適した位置に自動的に調整することができる。
【0068】
また、運転者はシート制御スイッチ7、ルームミラー制御スイッチ8、ドアミラー制御スイッチ9を操作することによって、シート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度のDPを調整しておき、その後、設定スイッチ19をオンし(DPが登録可能となる登録可能状態に設定し)、自分専用の送信機101を操作するだけで、自分に適したDPをメモリ13に登録することができる。
【0069】
また、シート位置等のDPデータは、ポテンショメータ等から検出した絶対位置情報や、ある基準位置からの駆動時間や駆動パルス数等の相対位置情報としてメモリ13へ登録することができる。
【0070】
次に実施の形態(2)に係る受信機について説明する。ただし、実施の形態(2)に係る受信機のハード的構成は図1に示した実施の形態(1)に係る受信機と同様であるので、ここではその説明を省略し、実施の形態(2)に係る受信機1Aのマイコン2Aの行う動作を図2、図4に示したフローチャートに基づいて説明する。ただし、S1〜S12までの動作は、実施の形態(1)に係る受信機のマイコン2と同じであるので、ここではその説明を省略する。
【0071】
S3における判断で、フラグf1 が1でないと判断すれば、メモリ13に登録されているIDコードの受信があったか否かを判断する(S31)。IDコードの受信があったと判断すれば、そのIDコードにアンロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S32)。アンロック指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S33)、コードcを受信したIDコードにし(S34)、次にDP調整が待機状態であることを示すフラグf2 を1にし(S35)、その後S1へ戻る。
【0072】
一方、アンロック指令コードが含まれていないと判断すれば、受信したIDコードにロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S36)。ロック指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S37)、その後S1へ戻る。
【0073】
S31における判断で、IDコードの受信がなかったと判断すれば、ドアが開放されているか否かを判断する(S38)。ドアが開放されていると判断すれば、フラグf2 が1であるか否かを判断し(S39)、フラグf2 が1であると判断すれば、コードcに対応するDPデータをメモリ13から取り込んで(S40)、取り込んだDPデータに基づいて、シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、及びドアミラー調整手段17を制御することによってDPの調整を行い(S41)、フラグf2 を0にし(S42)、その後S1へ戻る。
【0074】
また、S36における判断でロック指令コードが含まれていないと判断した場合や、S38における判断でドアが開放されていないと判断した場合や、S39における判断でフラグf2 が1でないと判断した場合にも、S1へ戻る。
【0075】
上記実施の形態(1)に係る受信機では、送信機101からのアンロック指令を受けて、ドアのアンロックを行い、運転者毎に適したDPの調整を行うようになっているが、ドアがアンロックされたとしても、乗車があるとは限らず、そのような場合にDPの調整を行うと無駄になってしまう場合があるので、上記実施の形態(2)に係る受信機によれば、ドアが開放されないとDPの調整が行われないようになっているので、無駄にDPの調整が行われるのを防止することができる。
【0076】
次に実施の形態(3)に係る受信機について説明する。ただし、実施の形態(3)に係る受信機のハード的構成は図1に示した実施の形態(1)に係る受信機と同様であるので、ここではその説明を省略し、実施の形態(3)に係る受信機1Bのマイコン2Bの行う動作を図2、図5に示したフローチャートに基づいて説明する。ただし、S1〜S12までの動作は、実施の形態(1)に係る受信機のマイコン2と同じであるので、ここではその説明を省略する。
【0077】
S3における判断で、フラグf1 が1でないと判断すれば、メモリ13に登録されているIDコードの受信があったか否かを判断する(S41)。IDコードの受信があったと判断すれば、そのIDコードにアンロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S42)。アンロック指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S43)、次に受信したIDコードに対応するDPデータ(シート位置のみ)をメモリ13から取り込んで(S44)、取り込んだDPデータに基づいて、シート調整手段15を制御することによって、シート位置の調整を行い(S45)、コードcを受信したIDコードにし(S46)、シート位置以外のDP調整が待機状態であることを示すフラグf2 を1にし(S47)、その後S1へ戻る。
【0078】
一方、アンロック指令コードが含まれていないと判断すれば、受信したIDコードにロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S48)。ロック指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S49)、その後S1へ戻る。
【0079】
S41における判断で、IDコードの受信がなかったと判断すれば、ドアが開放されているか否かを判断する(S50)。ドアが開放されていると判断すれば、フラグf2 が1であるか否かを判断し(S51)、フラグf2 が1であると判断すれば、コードcに対応するDPデータ(シート位置以外)をメモリ13から取り込んで(S52)、取り込んだDPデータに基づいて、ルームミラー調整手段16、及びドアミラー調整手段17を制御することによってDPの調整を行い(S53)、フラグf2 を0にし(S54)、その後S1へ戻る。
【0080】
また、S48における判断でロック指令コードが含まれていないと判断した場合や、S50における判断でドアが開放されていないと判断した場合や、S51における判断でフラグf2 が1でないと判断した場合にも、S1へ戻る。
【0081】
上記実施の形態(2)に係る受信機では、無駄なDP調整を無くすために、ドアが開放されないとDPの調整が行われないようになっているが、シート位置についてもドアが開放されないと調整されないのでは、ドアを開けて直にシートに座ることができない場合が生じる。そこで上記実施の形態(3)に係る受信機にでは、シート位置についてはドアが開放されなくても調整を行うことができるようにすることによって、利便性の向上を図っている。
【0082】
また上記実施の形態(2)又は(3)に係る受信機では、ドアカーテシスイッチ6からの信号を利用しドアの開閉状況によって、DPの調整を行うか否かを決定しているが、乗員センサ12等からの信号を利用し乗員の有無によって、DPの調整を行うか否かを決定しても良い。
【0083】
図6は実施の形態(4)に係る受信機を含んで構成されるリモートコントロールシステムの要部を概略的に示したブロック図である。ただし、図1に示した実施の形態(1)に係る受信機と同様の構成部分については同符号を付し、その説明を省略する。
【0084】
図中21は受信機を示しており、受信機21はマイコン22、受信回路3、アンテナ4、ドアキースイッチ5、ドアカーテシスイッチ6、シート制御スイッチ7、ルームミラー制御スイッチ8、ドアミラー制御スイッチ9、ドアミラー開閉スイッチ10、イグニションスイッチ11、乗員センサ12、IDコードと送信機101のアンロックスイッチ104の操作態様Pとに対応させてDPを記憶するメモリ23、ドアロックアクチュエータ14、シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、ドアミラー調整手段17、インジケータランプ18、及びDPが登録可能となる登録可能状態に設定するための設定スイッチ19を含んで構成されている。
【0085】
実施の形態(4)に係る受信機のマイコン22の行う動作を図7、図8に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、ここではフラグf1 を1とすることによって、受信機21がDPが登録可能となる登録可能状態に設定されるものとする。
【0086】
まず設定スイッチ19がオンされたか否かを判断する(S61)。設定スイッチ19がオンされたと判断すれば、フラグf1 を1にし(S62)、次に進む。
一方、設定スイッチ19がオンされていないと判断すれば、S62を飛ばして、フラグf1 が1であるか否かを判断する(S63)。
【0087】
フラグf1 が1であると判断すれば、インジケータランプ18を点灯させるように制御し(S64)、タイマtを起動させ(S65)、そしてIDコードの受信があったか否かを判断する(S66)。IDコードの受信があったと判断すれば、操作態様PがパターンP1 であるか否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されるときに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒以上継続してプッシュされたか否かを判断する(S67)。3秒以上継続してプッシュされたと判断すれば、操作態様PをP1 にし(S68)、その後S71へ進む。
【0088】
一方、3秒以上継続してプッシュされていないと判断すれば、操作態様PがパターンP2 であるか否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されるときに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒以内に5回プッシュされたか否かを判断する(S69)。3秒以内に5回プッシュされたと判断すれば、操作態様PをP2 にし(S70)、そしてS71へ進む。なおS67、S69における操作態様の判断については、アンテナ4、受信回路3からの受信内容に基づいて行うことができる。
【0089】
S71では、各センサ15a〜17aにより検知されたDPデータを取り込んで(S71)、取り込んだDPデータを受信したIDコードと操作態様Pとに対応させてメモリ23へ登録する(S72)。登録後、フラグf1 を0にし(S74)、インジケータランプ18を消灯させるように制御し(S75)、さらにインジケータランプ18を2回点滅させるように制御し(S76)、その後S61へ戻る。
【0090】
またS66における判断で、IDコードの受信がなかったと判断すれば、タイマtが30秒以上であるか否かを判断し(S73)、30秒以上であると判断すれば、S74へ進み、30秒以上でないと判断すれば、S66へ戻る。
【0091】
またS63における判断で、フラグf1 が1でないと判断すれば、メモリ23に登録されているIDコードの受信があったか否かを判断する(S81)。IDコードの受信があったと判断すれば、そのIDコードにアンロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S82)。アンロック指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御する(S83)。
【0092】
次に操作態様PがパターンP1 であるか否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されるときに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒以上継続してプッシュされたか否かを判断する(S84)。3秒以上継続してプッシュされたと判断すれば、操作態様PをP1 にして(S85)、S88へ進む。
【0093】
一方、3秒以上継続してプッシュされていないと判断すれば、操作態様PがパターンP2 であるか否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されるときに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒以内に5回プッシュされたか否かを判断する(S86)。3秒以内に5回プッシュされたと判断すれば、操作態様PをP2 にして(S87)、S88へ進む。
【0094】
S88では、受信したIDコードと操作態様Pとに対応するDPデータをメモリ23から取り込んで(S88)、取り込んだDPデータに基づいて、シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、及びドアミラー調整手段17を制御することによってDPの調整を行い(S89)、その後S61へ戻る。
【0095】
またS82における判断で、アンロック指令コードが含まれていないと判断すれば、受信したIDコードにロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S90)。ロック指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S91)、その後S61へ戻る。
【0096】
また、S81における判断でIDコードの受信がなかったと判断した場合や、S86における判断で3秒以内に5回プッシュされてないと判断した場合や、S90における判断でロック指令コードが含まれていないと判断した場合にも、S61へ戻る。
【0097】
上記実施の形態(4)に係る受信機によれば、送信機101から送信される信号に含まれるロック指令コード、アンロック指令コードに応じた処理が行われるように構成されており、例えば、「IDコード+アンロック指令コード」を受信すると、ドアのアンロック制御が行われるようになっている。
【0098】
また、1つの送信機を複数の人間で利用する場合であったとしても、運転者毎に異なった操作態様P1 、P2 を割り当て、IDコードと操作態様P1 、P2 とに対応させて、シート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度をメモリ23に記憶させておくことによって、各運転者より自分に割り当てられた操作態様(例えばアンロックスイッチを3秒以内に5回プッシュ)で送信機101が操作され、ドアがアンロックされると、シート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度のDPを運転者毎に適した位置に自動的に調整することができる。
【0099】
また、運転者はシート制御スイッチ7、ルームミラー制御スイッチ8、ドアミラー制御スイッチ9を操作することによって、シート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度のDPを調整しておき、その後、設定スイッチ19をオンし(DPが登録可能となる登録可能状態に設定し)、専用ではないが自分用の送信機101を自分に割り当てられた操作態様で操作するだけで、自分に適したDPをメモリ23に登録することができる。
【0100】
上記実施の形態(1)〜(4)のいずれかに係る受信機においては、設定スイッチ19のオンによって、受信機1、1A、1B、21をDPが登録可能となる登録可能状態に設定しているが、その他の方法であっても良く、例えば車両に通常装備されている操作スイッチ(例えばイグニッションスイッチ)を用いた所定の操作(10秒以内にON→OFF→ON→OFF)を受けることによって、受信機1、1A、1B、21を登録可能状態に設定するようにしても良い。
【0101】
次に実施の形態(5)に係る受信機について説明する。ただし、実施の形態(5)に係る受信機のハード的構成は図1に示した実施の形態(1)に係る受信機と同様であるので、ここではその説明を省略し、実施の形態(5)に係る受信機1Cのマイコン2Cの行う動作を図9に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0102】
まずメモリ13に登録されているIDコードの受信があったか否かを判断する(S101)。IDコードの受信があったと判断すれば、そのIDコードにアンロック指令コードが含まれているか否かを判断し(S102)、アンロック指令コードが含まれていると判断すれば、さらにドアがアンロック状態であるか否かをドアロックアクチュエータ14の状態に基づき判断する(S103)。
【0103】
ドアがアンロック状態であると判断すれば、IDコードが送信されるときに、送信機101のアンロックスイッチ104が5秒以上継続してプッシュされたか否かを判断し(S104)、5秒以上継続してプッシュされたと判断すれば、各センサ15a〜17aにより検知されたDPデータを取り込んで(S105)、取り込んだDPデータを受信したIDコードに対応させてメモリ13へ登録する(S106)。登録後、インジケータランプ18を2回点滅させるように制御し(S107)、その後S101へ戻る。
【0104】
S103における判断で、ドアがアンロック状態でないと判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S108)、次に受信したIDコードに対応するDPデータをメモリ13から取り込んで(S109)、取り込んだDPデータに基づいて、シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、及びドアミラー調整手段17を制御することによってDPの調整を行い(S110)、その後S101へ戻る。
【0105】
またS102における判断で、アンロック指令コードが含まれていないと判断すれば、受信したIDコードにロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S111)。ロック指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S112)、その後S101へ戻る。
【0106】
また、S101における判断でIDコードの受信がなかったと判断した場合や、S104における判断で5秒以上プッシュされていないと判断した場合や、S111における判断でロック指令コードが含まれていないと判断した場合にも、S101へ戻る。
【0107】
上記実施の形態(5)に係る受信機によれば、車両が所定の状態(ここではドアがアンロック状態)にあるときに、送信機101で所定の操作(アンロックスイッチ104が5秒以上継続してプッシュ)が行われると、その操作を行うことによって送信されたIDコードに対応させて、各センサ15a〜17aにより検知されたDPデータをメモリ13に登録することができる。従って、運転者は受信機1Cをわざわざ登録モードに設定しなくても送信機101を使った簡単な作業を行うだけで、自分に適したDPをメモリ13に登録することができる。
【0108】
また、車両が所定の状態にあるときに、送信機101で所定の操作が行われたか否かを判定することによって、運転者にDPデータ登録の意思があるか否かを確認するので、誤ってDPデータの登録が行われるのを防止することができる。
【0109】
次に実施の形態(6)に係る受信機について説明する。ただし、実施の形態(6)に係る受信機のハード的構成は図6に示した実施の形態(4)に係る受信機と同様であるので、ここではその説明を省略し、実施の形態(6)に係る受信機21Aのマイコン22Aの行う動作を図10に示したフローチャートに基づいて説明する。
【0110】
まずメモリ23に登録されているIDコードの受信があったか否かを判断する(S121)。IDコードの受信があったと判断すれば、そのIDコードにアンロック指令コードが含まれているか否かを判断し(S122)、アンロック指令コードが含まれていると判断すれば、さらにドアがアンロック状態であるか否かをドアロックアクチュエータ14の状態に基づき判断する(S123)。
【0111】
ドアがアンロック状態であると判断すれば、操作態様PがパターンP1 であるか否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されるときに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒以上継続してプッシュされたか否かを判断する(S124)。3秒以上継続してプッシュされたと判断すれば、操作態様PをP1 にし(S125)、その後S128へ進む。
【0112】
一方、3秒以上継続してプッシュされていないと判断すれば、操作態様PがパターンP2 であるか否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されるときに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒以内に5回プッシュされたか否かを判断する(S126)。3秒以内に5回プッシュされたと判断すれば、操作態様PをP2 にし(S127)、そしてS128へ進む。
【0113】
S128では、各センサ15a〜17aにより検知されたDPデータを取り込んで(S128)、取り込んだDPデータを受信したIDコードと操作態様Pとに対応させてメモリ23へ登録する(S129)。登録後、インジケータランプ18を2回点滅させるように制御し(S130)、そしてS121へ戻る。
【0114】
S123における判断で、ドアがアンロック状態でないと判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S131)、次に操作態様PがパターンP1 であるか否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されるときに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒以上継続してプッシュされたか否かを判断する(S132)。3秒以上継続してプッシュされたと判断すれば、操作態様PをP1 にし(S133)、その後S136へ進む。
【0115】
一方、3秒以上継続してプッシュされていないと判断すれば、操作態様PがパターンP2 であるか否かを判断する。すなわち、IDコードが送信されるときに、送信機101のアンロックスイッチ104が3秒以内に5回プッシュされたか否かを判断する(S134)。3秒以内に5回プッシュされたと判断すれば、操作態様PをP2 にし(S135)、その後S136へ進む。
【0116】
S136では、受信したIDコードと操作態様Pとに対応するDPデータをメモリ23から取り込んで(S136)、取り込んだDPデータに基づいて、シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、及びドアミラー調整手段17を制御することによってDPの調整を行い(S137)、そしてS121へ戻る。
【0117】
またS122における判断で、アンロック指令コードが含まれていないと判断すれば、受信したIDコードにロック指令コードが含まれているか否かを判断する(S138)。ロック指令コードが含まれていると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S139)、その後S121へ戻る。
【0118】
また、S121における判断でIDコードの受信がなかったと判断した場合や、S126、S134における判断で3秒以内に5回プッシュされていないと判断した場合や、S138における判断でロック指令コードが含まれていないと判断した場合にも、S121へ戻る。
【0119】
上記実施の形態(6)に係る受信機によれば、車両が所定の状態(ここではドアがアンロック状態)にあるときに、送信機101で所定の操作態様(アンロックスイッチ104を3秒以上継続してプッシュ、もしくは3秒以内に5回プッシュ)で操作が行われると、その操作を行うことによって送信されたIDコードと操作態様Pとに対応させて、各センサ15a〜17aにより検知されたDPデータをメモリ23に登録することができる。従って、運転者は受信機21Aをわざわざ登録モードに設定しなくても送信機101を使った簡単な作業を行うだけで、自分に適したDPをメモリ23に登録することができる。
【0120】
また、車両が所定の状態にあるときに、送信機101で所定の操作態様で操作が行われたか否かを判定することによって、運転者にDPデータ登録の意思があるか否かを確認するので、誤ってDPデータの登録が行われるのを防止することができる。
【0121】
上記実施の形態(1)〜(6)のいずれかに係る受信機では、ロックスイッチ103、及びアンロックスイッチ104を含んで構成される2スイッチ送信機101に対応するものについてのみ説明しているが、ロック用とアンロック用とを兼用したスイッチが設けられた1スイッチ送信機に対応するものであっても良い。
【0122】
図11は実施の形態(7)に係る受信機と1スイッチ送信機とを含んで構成されるリモートコントロールシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
ただし、図1に示した実施の形態(1)に係る受信機と同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。図中121は送信機を示しており、送信機121はロック用とアンロック用とを兼用したスイッチ122を含んで構成されている。
【0123】
実施の形態(7)に係る受信機1Dのマイコン2Dの行う動作を図12、図13に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、ここではフラグf1 を1とすることによって、受信機1DがDPが登録可能となる登録可能状態に設定されるものとする。
【0124】
まず設定スイッチ19がオンされたか否かを判断する(S141)。設定スイッチ19がオンされたと判断すれば、フラグf1 を1にし(S142)、次に進む。一方、設定スイッチ19がオンされていないと判断すれば、S142を飛ばし、フラグf1 が1であるか否かを判断する(S143)。
【0125】
フラグf1 が1であると判断すれば、インジケータランプ18を点灯させるように制御し(S144)、タイマtを起動させ(S145)、そしてIDコードの受信があったか否かを判断する(S146)。IDコードの受信があったと判断すれば、各センサ15a〜17aにより検知されたDPデータを取り込んで(S147)、取り込んだDPデータを受信したIDコードに対応させてメモリ13へ登録する(S148)。登録後、フラグf1 を0にし(S150)、インジケータランプ18を消灯させるように制御し(S151)、さらにインジケータランプ18を2回点滅させるように制御し(S152)、その後S141へ戻る。
【0126】
一方、IDコードの受信がなかったと判断すれば、タイマtが30秒以上であるか否かを判断し(S149)、30秒以上であると判断すれば、S150へ進み、30秒以上でないと判断すれば、S146へ戻る。
【0127】
またS143における判断で、フラグf1 が1でないと判断すれば、メモリ13に登録されているIDコードの受信があったか否かを判断する(S161)。
IDコードの受信があったと判断すれば、すべてのドアがロック状態であるか否かをドアロックアクチュエータ14の状態に基づき判断する(S162)。
【0128】
すべてのドアがロック状態であると判断すれば、ドアをアンロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S163)、次に受信したIDコードに対応するDPデータをメモリ13から取り込んで(S164)、取り込んだDPデータに基づいて、シート調整手段15、ルームミラー調整手段16、及びドアミラー調整手段17を制御することによってDPの調整を行い(S165)、その後S141へ戻る。
【0129】
一方、いずれかのドアがアンロック状態であると判断すれば、ドアをロックさせるようにドアロックアクチュエータ14を制御し(S166)、そしてS141へ戻る。また、S161における判断でIDコードの受信がなかったと判断した場合にも、S141へ戻る。
【0130】
上記実施の形態(7)に係る受信機によれば、ロック用、アンロック用を兼用したスイッチ122を設けた送信機121に対応することができる。
【0131】
また、上記実施の形態(1)〜(7)のいずれかに係る受信機では、シート位置、ルームミラー位置、ドアミラー角度を調整する場合についてのみ説明しているが、その他ハンドル位置等について調整できるようにしても良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係る受信機を含んで構成されるリモートコントロールシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】実施の形態(1)に係る受信機のマイコンの動作について示したフローチャートである。
【図3】実施の形態(1)に係る受信機のマイコンの動作について示したフローチャートである。
【図4】実施の形態(2)に係る受信機のマイコンの動作について示したフローチャートである。
【図5】実施の形態(3)に係る受信機のマイコンの動作について示したフローチャートである。
【図6】実施の形態(4)に係る受信機を含んで構成されるリモートコントロールシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図7】実施の形態(4)に係る受信機のマイコンの動作について示したフローチャートである。
【図8】実施の形態(4)に係る受信機のマイコンの動作について示したフローチャートである。
【図9】実施の形態(5)に係る受信機のマイコンの動作について示したフローチャートである。
【図10】実施の形態(6)に係る受信機のマイコンの動作について示したフローチャートである。
【図11】実施の形態(7)に係る受信機を含んで構成されるリモートコントロールシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【図12】実施の形態(7)に係る受信機のマイコンの動作について示したフローチャートである。
【図13】実施の形態(7)に係る受信機のマイコンの動作について示したフローチャートである。
【図14】従来におけるリモートコントロールシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【符号の説明】
1、1A〜1D、21、21A 受信機
2、2A〜2D、22、22D マイコン
14 ドアロックアクチュエータ
15 シート調整手段
16 ルームミラー調整手段
17 ドアミラー調整手段
19 設定スイッチ

Claims (12)

  1. 送信機から送信されるIDコードを受信する受信手段と、
    受信されたIDコードの照合判定を行い、ドアのロック/アンロックを行う駆動機構を制御するドアロック制御手段とを備えたリモートコントロールシステムを構成する受信機において、
    IDコードと該IDコードが送信されるときの前記送信機の使用者を区別するための操作態様とに対応させて、位置調整可能な車両機器のドライビングポジションデータ(以下、DPデータとも記す)を記憶するDPデータ記憶手段と、
    前記操作態様を検出する操作態様検出手段と、
    前記ドアロック制御手段によりドアのアンロック制御が行われるとき、受信されたIDコードと検出された前記操作態様とに対応するDPデータに基づいて、前記車両機器のドライビングポジションを調整するDP調整制御手段と、
    前記車両機器の位置を検知するDP検知手段と、
    所定のタイミングのときに、前記送信機を操作することにより、前記送信機から送信されるIDコードと前記操作態様検出手段で検出される操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記DPデータ記憶手段に登録するDPデータ登録制御手段とを備えていることを特徴とする受信機。
  2. 前記受信機をDPデータが登録可能となる登録可能状態に設定する設定手段を備え、
    前記DPデータ登録制御手段が、前記受信機が登録可能状態にあるときに、IDコードが受信されると共に前記操作態様が検出されると、受信されたIDコードと検出された前記操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記DPデータ記憶手段へ登録するようになっていることを特徴とする請求項1記載の受信機。
  3. 車両が所定の状態にあるときに、前記送信機で所定の操作が行われたか否かを判定する判定手段を備え、
    前記設定手段が、前記送信機で所定の操作が行われたと判定された場合には、
    前記受信機を登録可能状態に設定するようになっていることを特徴とする請求項2記載の受信機。
  4. 車両が所定の状態にあるときに、前記操作態様検出手段からの検出信号を受け取り、前記送信機で所定の操作態様で操作が行われたか否かを判定する判定手段を備え、
    前記DP登録制御手段が、前記判定手段から前記送信機で所定の操作態様で操作が行われたとの判定結果を受け取ると、前記操作によって前記送信機から送信されたIDコードと検出された前記操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記DPデータ記憶手段へ登録するようになっていることを特徴とする請求項1記載の受信機。
  5. 乗員の有無を検知する乗員検知手段を備え、
    前記DP登録制御手段が、乗員が検知されていないと、DPデータの登録を行わないようになっていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかの項に記載の受信機。
  6. ドアの開閉状態を検知するドア開閉状態検知手段を備え、
    前記DP調整制御手段が、ドアが開放されないと、前記車両機器のドライビングポジションの調整を行わないようになっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の受信機。
  7. 前記DP調整制御手段が、ドアが開放されなくても、シート位置については調整を行うようになっていることを特徴とする請求項6記載の受信機。
  8. 乗員の有無を検知する乗員検知手段を備え、
    前記DP調整制御手段が、乗員が検知されないと、前記車両機器のドライビングポジションの調整を行わないようになっていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の受信機。
  9. 前記DP調整制御手段が、乗員が検知されなくても、シート位置については調整を行うようになっていることを特徴とする請求項8記載の受信機。
  10. 請求項1〜9のいずれかの項に記載の受信機と、
    IDコードを記憶するIDコード記憶手段、及び通常設けられている操作スイッチを用いて所定の操作が行われるとIDコードを送信する送信手段を備えた送信機とを含んで構成されていることを特徴とするリモートコントロールシステム。
  11. 送信機から送信されるIDコードを受信する受信手段と、
    受信されたIDコードの照合判定を行い、ドアのロック/アンロックを行う駆動機構を制御するドアロック制御手段とを備えたリモートコントロールシステムにおいて、
    IDコードと該IDコードが送信されるときの前記送信機の使用者を区別するための操作態様とに対応させて、位置調整可能な車両機器のドライビングポジションデータを記憶するDPデータ記憶手段と、
    前記操作態様を検出する操作態様検出手段と、
    前記ドアロック制御手段によりドアのアンロック制御が行われるとき、受信されたIDコードと検出された前記操作態様とに対応するDPデータに基づいて、前記車両機器のドライビングポジションを調整するDP調整制御手段と、
    前記車両機器の位置を検知するDP検知手段と、
    所定のタイミングのときに、前記送信機を操作することにより、前記送信機から送信されるIDコードと前記操作態様検出手段で検出される操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記DPデータ記憶手段に登録するDPデータ登録制御手段とを備えていることを特徴とするリモートコントロールシステム。
  12. 送信機から送信される個人識別情報を受信する受信手段と、
    受信された個人識別情報の照合判定を行い、ドアのロック/アンロックを行う駆動機構を制御するドアロック制御手段とを備えたリモートコントロールシステムにおいて、
    前記送信機は、複数の個人識別情報を送信し得るように構成され、
    前記受信機は、各個人識別情報とこれら各個人識別情報が送信されるときの前記送信機の使用者を区別するための操作態様とに対応させて、位置調整可能な車両機器のドライビングポジションデータを記憶するDPデータ記憶手段と、
    前記操作態様を検出する操作態様検出手段と、
    前記ドアロック制御手段によりドアのアンロック制御が行われるとき、受信された個人識別情報と検出された前記操作態様とに対応するDPデータに基づいて、前記車両機器のドライビングポジションを調整するDP調整制御手段と、
    前記車両機器の位置を検知するDP検知手段と、
    登録可能状態のときに、前記送信機を操作することにより、前記送信機から送信される個人識別情報と前記操作態様検出手段で検出される操作態様とに対応させて、前記DP検知手段により検知されたDPデータを前記DPデータ記憶手段に登録するDPデータ登録制御手段とを備えていることを特徴とするリモートコントロールシステム。
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