JP2001152050A - 有機ケイ素化合物処理顔料、その製造方法及び化粧料 - Google Patents

有機ケイ素化合物処理顔料、その製造方法及び化粧料

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JP2001152050A
JP2001152050A JP33491099A JP33491099A JP2001152050A JP 2001152050 A JP2001152050 A JP 2001152050A JP 33491099 A JP33491099 A JP 33491099A JP 33491099 A JP33491099 A JP 33491099A JP 2001152050 A JP2001152050 A JP 2001152050A
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perfluoropolyether
coupling agent
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Hiromasa Yamaguchi
博正 山口
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Shin Etsu Chemical Co Ltd
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    • C09C3/00Treatment in general of inorganic materials, other than fibrous fillers, to enhance their pigmenting or filling properties
    • C09C3/12Treatment with organosilicon compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2004/00Particle morphology
    • C01P2004/60Particles characterised by their size
    • C01P2004/62Submicrometer sized, i.e. from 0.1-1 micrometer
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    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
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    • C01P2006/60Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 表面が分子内にパーフルオロポリエーテ
ル基を有するシランカップリング剤により処理されてな
ることを特徴とする有機ケイ素化合物処理顔料。 【効果】 本発明の有機ケイ素化合物処理顔料は、撥水
撥油性、付着性、着色顔料の展色性に優れており、各種
化粧料に配合されて品質向上に著しい効果を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有機ケイ素化合物
処理顔料(体質顔料を含む)及びその製造方法並びにこ
の処理顔料を配合した化粧料に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】一般に
パーフルオロポリエーテル基含有化合物は、その表面エ
ネルギーが非常に小さいために、撥水撥油性・耐薬品性
・潤滑性・離型性・防汚性などを有する。その性質を利
用して、工業的には紙・繊維などの撥水撥油防汚剤、磁
気記録媒体の滑剤、精密機器の防油剤、離型剤、化粧
料、保護膜など幅広く利用されている。
【0003】しかし、その性質は同時に他の基材に対す
る非粘着性、非密着性であることを示しており、基材表
面に塗布することはできても、被膜を形成し密着させる
ことはできなかった。
【0004】一方、有機ケイ素化合物、特にメチルハイ
ドロジェンポリシロキサンで表面処理された体質顔料等
の顔料は撥水性が高く、主に化粧くずれの防止や2ウェ
イタイプの化粧料に近年広く用いられている。しかしな
がら、このメチルハイドロジェンポリシロキサンで処理
された顔料は、分子内のSiH基が残留するため、処理
粉体を化粧料として配合した際に経時で水素ガスを発生
することや、高温で処理するため、熱に弱い顔料(黄色
酸化鉄、紺青など)には適応が難しいことなど、問題も
少なくない。
【0005】また、この残留SiH基の問題を解決する
ために、ジメチルポリシロキサンを表面処理剤として用
いることが考えられるが、反応性官能基を有さないため
に低温では顔料に吸着せず、高温(200〜350℃)
ではメチル基の切断などにより架橋重合反応が起こるた
め、十分な特性が得られない。
【0006】更に、メチルハイドロジェンポリシロキサ
ンなどのアルキルシロキサンで表面処理された顔料は、
撥水性には優れているものの、撥油性に関しては十分な
性能が得られなかった。
【0007】本発明は上記事情を改善するためになされ
たもので、撥水撥油性、付着性、着色顔料の展色性に優
れており、各種化粧料に配合されて品質向上に著しい効
果を表す有機ケイ素化合物処理顔料、その製造方法、及
びこの処理顔料が配合された化粧料を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】本
発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討を行った
結果、顔料を分子内にパーフルオロポリエーテル基を有
するシランカップリング剤、中でも下記式(1)
【0009】
【化4】 (式中、Xは加水分解性基、Rは低級アルキル基又はフ
ェニル基、Qは2価の有機基、mは1〜50の整数、n
は2又は3、x及びyはそれぞれ1〜3の整数、zは1
又は2である。)で表されるパーフルオロポリエーテル
変性アミノシランで顔料表面を処理することにより、撥
水撥油性に優れ、皮膚への付着性がよく、凝集がなく、
特に滑らかで感触がよく、着色顔料混合時に非常に彩度
の高い色調を有し、残留水素がない有機ケイ素化合物処
理顔料が得られること、またその処理において熱に弱い
顔料でも触媒などを使用することなく簡単に低温で処理
できることを知見し、本発明をなすに至ったものであ
る。
【0010】従って、本発明は、(1)表面が分子内に
パーフルオロポリエーテル基を有するシランカップリン
グ剤により処理されてなることを特徴とする有機ケイ素
化合物処理顔料、(2)分子内にパーフルオロポリエー
テル基を有するシランカップリング剤、このシランカッ
プリング剤を溶解する有機溶媒、及び顔料を混合し、こ
の混合物を処理して乾燥させることを特徴とする有機ケ
イ素化合物処理顔料の製造方法、(3)上記有機ケイ素
化合物処理顔料を含有する化粧料を提供する。
【0011】以下、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明において、顔料としては制限がなく、体質顔料を
含む各種顔料を用いることができる。具体的には、無機
顔料として、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウ
ム、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄、ベンガラ、群青、紺青、
酸化クロム、水酸化クロムなど、真珠光沢顔料として、
雲母チタン、オキシ塩化ビスマスなど、有機色素とし
て、タール色素、天然色素などが挙げられるほか、シリ
カビーズ、プラスチックビーズ(ナイロン、アクリル樹
脂など)、タルク、カオリン、白雲母、絹雲母等の雲母
類、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、珪酸アルミニ
ウム、珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、クレー類な
どを挙げることができる。
【0012】これらの中でも、粒径1μm以下の微粒
子、いわゆる超微粒子酸化チタン、微粒子酸化チタン又
は着色顔料(例えば、黄色酸化鉄、黒色酸化鉄、ベンガ
ラ、群青、紺青、酸化クロム、水酸化クロム又はタール
色素など)が滑らかさ、付着性、展色性の点で非常に良
好であり、本発明における使用に好適である。
【0013】本発明において、上記顔料を処理する有機
ケイ素化合物として、分子内にパーフルオロポリエーテ
ル基を有するシランカップリング剤を使用する。このシ
ランカップリング剤としては、特に製造が容易であり、
性能向上効果が優れている点から、下記式(1)で示さ
れるパーフルオロポリエーテル変性アミノシランを用い
ることが好ましい。
【0014】
【化5】 (式中、Xは加水分解性基、Rは低級アルキル基又はフ
ェニル基、Qは2価の有機基、mは1〜50の整数、n
は2又は3、x及びyはそれぞれ1〜3の整数、zは1
又は2である。)
【0015】ここで、Xは加水分解性基を表す。その具
体例としては、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ
基、ブトキシ基などのC1 6のアルコキシ基、メトキシ
メトキシ基、メトキシエトキシ基などのC2 8のオキシ
アルコキシ基、アセトキシ基などのC2 8のアシロキシ
基、イソプロペノキシ基などのC2 6のアルケニルオキ
シ基、クロル基、ブロモ基、ヨード基などのハロゲン基
などが挙げられる。中でもメトキシ基、エトキシ基、イ
ソプロペノキシ基、クロル基が好適である。
【0016】また、Rは低級アルキル基又はフェニル基
を表し、具体的にはメチル基、エチル基、プロピル基、
ブチル基、フェニル基などであり、中でもメチル基が好
適である。
【0017】Qは2価の有機基であり、好ましくはC1
8のNH基、NCH3基などを介在してもよいアルキレ
ン基であり、特に好ましくはCH2CH2CH2又はCH2
CH 2NHCH2CH2CH2である。mは1〜50の整数
である。この範囲より大きいと、分子全体に占める加水
分解性基の割合が極端に小さくなり、加水分解性基の縮
合反応が進みづらいため、粉体表面に被膜を形成する上
で好ましくない場合が生じる。mの値としては15〜3
5の範囲が機能の発現と反応性とのバランスの上で特に
望ましい。nは2又は3のいずれかで、またn=2のも
のとn=3のものとを併用してもよい。zは1又は2
で、顔料への密着性などからz=2のほうが好ましい。
x,yはそれぞれ1〜3の整数であるが、本発明におい
ては、パーフルオロポリエーテル基は、下記式(2)で
示される基を含むことが好ましい。
【0018】
【化6】 (式中、mは1〜50の整数である。)
【0019】本発明のパーフルオロポリエーテル変性ア
ミノシランの製造方法としては、z=2である化合物の
場合、相当するヘキサフルオロプロピレンオキサイド
(HFPO)オリゴマーのジアリルアミド誘導体と相当
するヒドロキシシランとのヒドロシリル化反応によって
製造する方法が挙げられる。
【0020】本発明の有機ケイ素化合物処理顔料は、上
記分子内にパーフルオロポリエーテル基を含有するシラ
ンカップリング剤、このシランカップリング剤を溶解す
る有機溶媒、顔料を混合し、この混合物を処理し、乾燥
することによって得ることができる。
【0021】ここで、有機溶媒は、シランカップリング
剤を溶解するものであればいずれのものでもよいが、フ
ッ素系溶剤が溶解性、顔料への濡れ性の点から好適に用
いられる。このようなフッ素系溶剤を例示すると下記の
通りである。 フッ素化脂肪族炭化水素系溶剤(パーフルオロヘプタ
ン、パーフルオロオクタンなど) フッ素化芳香族炭化水素系溶剤(m−キシレンヘキサフ
ロライド、ベンゾトリフロライドなど) フッ素化エーテル系溶剤(メチルパーフルオロブチルエ
ーテル、パーフルオロ(2−ブチルテトラヒドロフラ
ン)など)
【0022】本発明において、上記シランカップリング
剤の使用量は、顔料100部(質量部、以下同じ)に対
し0.1〜30部、特に2〜5部であることが好まし
い。また、有機溶媒の使用量は、顔料100部に対して
1〜50部が好ましい。
【0023】シランカップリング剤、有機溶媒、顔料の
混合方法は制限されず、一般の混合機を用いて、或いは
噴霧法などによって行うことができる。
【0024】また、乾燥工程の処理温度は、顔料の耐熱
性、溶剤の引火点などにより適宜選定されるが、室温、
好ましくは30℃以上、更に好ましくは40℃以上で1
50℃以下の範囲とすることが好ましい。処理時間は適
宜選定され、溶媒が除去されて十分に乾燥されればよ
い。なお、必要により加湿下で処理することが好まし
い。
【0025】なお、上記処理に際し、必要に応じて、下
記に示すようなアルコキシシラン加水分解縮合触媒等を
添加してもよい。 有機錫化合物(ジブチル錫ジメトキシド、ジラウリン酸
ジブチル錫など) 有機チタン化合物(テトラn−ブチルチタネートなど) 有機酸(酢酸、メタンスルホン酸など) 無機酸(塩酸、硫酸など) これらの中で、特に塩酸、酢酸、テトラn−ブチルチタ
ネート、ジラウリン酸ジブチル錫が望ましい。但し、こ
の顔料を化粧料に応用する場合は、有機金属系化合物や
硫酸などの不揮発性酸は、顔料中に残留して皮膚への影
響を及ぼすおそれがあるため使用しないことが望まし
い。
【0026】本発明の化粧料は、上記有機ケイ素化合物
処理顔料を含有する。ここで、化粧料としては、パウダ
ーファンデーション、リキッドファンデーション、ルー
ジュ、アイシャドーなど皮膚用化粧料が有効であるが、
これに制限されるものではない。上記処理顔料の配合量
は、化粧料の種類に応じて使用される従来の顔料配合量
と同様でよく、またその化粧料の種類に応じた公知の配
合成分を常用量で用いることができる。
【0027】本発明の有機ケイ素化合物処理顔料は、一
方にアルコキシ基等の特定の反応性末端基を有するパー
フルオロポリエーテル変性シランカップリング剤を処理
することにより体質顔料等の顔料に配向吸着させたもの
である。このパーフルオロポリエーテル変性シランカッ
プリング剤は、顔料として使用される各種粉体に対する
付着性及び反応性が高く、従って温和な条件で処理する
ことができる。このため、熱に弱い顔料も処理すること
が可能である。また、得られた処理顔料は滑らかで感触
がよく、皮膚への付着性に優れ、凝集のないものであ
る。しかも、表面処理時に副生するアルコール等は加熱
により容易に除去される。更に、本発明の上記パーフル
オロポリエーテル変性シランカップリング剤は、体質顔
料等の顔料に対して、パーフルオロポリエーテル特有の
撥水撥油性などを均質に表面に付与することができる。
また、このように優れた性質を有する上記処理を施した
体質顔料等の顔料を含む化粧料は、伸び、付着性に優
れ、特に滑らかさに優れ、皮脂、汗に対する耐久性があ
り、着色顔料を含む化粧料は非常に彩度が高い色調を有
するものである。
【0028】
【実施例】以下、合成例、実施例及び比較例を示し、本
発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制
限されるものではない。
【0029】[合成例1]温度計、還流冷却器、撹拌機
を取り付けた200ml3つ口フラスコに、下記式
(3)に示されるパーフルオロポリエーテル変性ジアリ
ルアミド87.1gと、m−キシレンヘキサフロライド
40.5g、塩化白金酸/ビニルシロキサン錯体のトル
エン溶液0.094g(Pt単体として2.40×10
-6モルを含有)を入れて80℃で加熱撹拌した。トリメ
トキシシラン7.3gを滴下して85℃で3時間熟成
し、1H−NMRで原料のアリル基が消失したのを確認
した後、溶剤や過剰のトリメトキシシランを減圧溜去し
て無色透明の液体84.0gを得た。得られた化合物の
1H−NMR及びIRスペクトルのデータを下記に示
す。
【0030】
【化7】
【0031】1 H−NMR(TMS基準、ppm) 0.6−0.7(−CH2 2Si≡) 1.7−1.9(−CH2 2CH2−) 3.3−3.5(−CONC 2CH2−) 3.5−3.6(−Si(OC 33) IR(KBr板、液膜法、cm-1、図1) 2950−2820(C−H)、1680(CON)、
1315−1090(C−F)
【0032】以上の結果から、得られた化合物の構造式
は下記式(4)で示されるものであることがわかった。
【0033】
【化8】
【0034】[合成例2]合成例1で用いた化合物のう
ち、トリメトキシシランの代わりにメチルジメトキシシ
ランを用いた他は、合成例1と同様の方法で下記式
(5)に示す化合物を得た。
【0035】
【化9】
【0036】[合成例3]合成例1で用いた化合物のう
ち、式(3)に示すパーフルオロポリエーテル変性ジア
リルアミドの代わりに下記式(6)で示される化合物を
用いた他は、合成例1と同様の方法で下記式(7)に示
す化合物を得た。
【0037】
【化10】
【0038】[合成例4]合成例1で用いた化合物のう
ち、式(3)に示すパーフルオロポリエーテル変性ジア
リルアミドの代わりに下記式(8)で示される化合物を
用いた他は、合成例1と同様の方法で下記式(9)に示
す化合物を得た。
【0039】
【化11】
【0040】[合成例5]還流冷却器、温度計、撹拌機
を取り付けた500ml4つ口フラスコに、下記式(1
0)で示されるパーフルオロポリエーテル変性メチルエ
ステル254.8g、3−アミノプロピルトリメトキシ
シラン11.8g、m−キシレンヘキサフロライド12
7.4gを入れ、窒素気流下、70℃で6時間加熱し
た。IRスペクトルで原料エステルの吸収がなくなった
ことを確認した後、減圧下で溶剤などを溜去して黄色粘
性液体260.3gを得た。得られた化合物の1H−N
MRスペクトル及びIRスペクトルのデータを下記に示
す。
【0041】
【化12】
【0042】1 H−NMR(TMS基準、ppm) 0.7−1.0(m,2H,−C 2Si≡) 1.8−2.0(m,2H,−CH2 2CH2−) 3.4−3.6(m,2H,−CONHC 2−) 3.7 (s,9H,−Si(OC 33) 7.3 (s,1H,−CON−) IR(KBr板、液膜法、cm-1、図2) 2950−2850(C−H)、1710(CON
H)、1315−1110(C−F)
【0043】以上の結果から、得られた化合物の構造式
は下記式(11)で示されるものであることがわかっ
た。
【0044】
【化13】
【0045】[合成例6]合成例5で用いた化合物のう
ち、式(10)に示すパーフルオロポリエーテル変性メ
チルエステルの代わりに下記式(12)で示される化合
物を用い、3−アミノプロピルトリメトキシシランのか
わりに、3−アミノプロピルトリエトキシシランを用い
た他は、合成例5と同様の方法で下記式(13)に示す
化合物を得た。
【0046】
【化14】
【0047】[合成例7]合成例5で用いた化合物のう
ち、式(10)に示すパーフルオロポリエーテル変性メ
チルエステルの代わりに下記式(14)で示される化合
物を用いた他は、合成例5と同様の方法で下記式(1
5)に示す化合物を得た。
【0048】
【化15】
【0049】[合成例8]合成例5で用いた化合物のう
ち、式(10)に示すパーフルオロポリエーテル変性メ
チルエステルの代わりに下記式(16)で示される化合
物を用いた他は、合成例5と同様の方法で下記式(1
7)に示す化合物を得た。
【0050】
【化16】
【0051】[実施例1]撹拌羽根を取り付けた3つ口
フラスコに、タルク(浅田製粉株式会社製)100gに
対し、m−キシレンヘキサフロライド70g、表1に示
す合成例1〜8で得られたパーフルオロポリエーテル変
性アミノシラン3gを添加し、5分間混合した。これを
60℃で風乾し、m−キシレンヘキサフロライドを完全
に除去した後、115℃で3時間加熱して、処理物を得
た。
【0052】[比較例1]実施例1で用いたパーフルオ
ロポリエーテル変性アミノシランのかわりに、表1に示
す化合物を用いた他は、実施例1と同様の方法で処理物
を得た。
【0053】実施例1及び比較例1で得られた処理物に
ついて撥水性、撥油性、皮膚への付着性及び感触の試験
を行った。それぞれの特性の評価は5名の被験者が以下
の5点法により行った。その結果を表1に平均値で示
す。 5…非常に優れている 4…やや優れている 3…普通 2…やや劣っている 1…非常に劣っている
【0054】
【表1】 *重合度…32、分子量分散度…1.20、片末端基…
トリメトキシ基(信越化学工業株式会社製)
【0055】表1の結果から、本発明の処理顔料は従来
のものに比べ、撥水性、撥油性、皮膚への付着性及び感
触の全てにおいて優れていることがわかる。
【0056】[実施例2]酸化チタン(石原産業株式会
社製)200gに対し、フッ素系溶媒HFE−7200
(3M製)25g、合成例1で得られたパーフルオロポ
リエーテル変性アミノシラン10gをミキサーで5分間
混合した。これを80℃で風乾後、105℃で3時間加
熱処理した。得られた処理顔料は凝集がなく滑らかで、
付着性に優れていた。
【0057】[比較例2]実施例2で用いたパーフルオ
ロポリエーテル変性アミノシランのかわりにメチルハイ
ドロジェンポリシロキサンを用いた他は、実施例2と同
様の方法で処理物を得た。得られた処理物は、撥水性は
良好であるものの、感触にガサつきがあり、皮膚への付
着性も悪かった。
【0058】[実施例3]セリサイト(三信工業株式会
社製)100gに対し、フッ素系溶媒FC−77(3M
製)10gを添加し、家庭用ミキサーで5分間混合し、
合成例3で得られたパーフルオロポリエーテル変性アミ
ノシラン4gをFC−77 10gで希釈した溶液を噴
霧添加しながら5分間混合した。これを75℃で乾燥
し、溶剤を完全に除去した後、115℃で3時間加熱し
て処理物を得た。得られた処理物は、撥水撥油性が高
く、滑らかな感触で皮膚への付着性に優れていた。
【0059】[比較例3]実施例3で用いたパーフルオ
ロポリエーテル変性アミノシランのかわりにメチルハイ
ドロジェンポリシロキサンを用いた他は、実施例3と同
様の方法で処理物を得た。得られた処理物は、撥水性は
良好であるものの、粉っぽく滑らかさに欠け、皮膚への
付着性も悪かった。
【0060】[実施例4]以下のようにしてパウダーフ
ァンデーションを製造した。なお、部は質量部を示す。成分1 タルク 33.5部 セリサイト 20.0部 マイカ粉 16.5部 酸化チタン 7.0部 微粒子酸化チタン 5.0部 黄色酸化鉄 3.5部 黒色酸化鉄 0.5部 ベンガラ 2.0部成分2 流動パラフィン 5.0部 ステアリルアルコール 3.0部 蜜蝋 3.0部 スクワラン 1.0部
【0061】まず、成分1からなる顔料及び体質顔料の
混合物を実施例1の方法で合成例1で得られたパーフル
オロポリエーテル変性アミノシラン10.0部及び溶媒
としてHFE−7200を10.0部用いて40℃で表
面処理し、処理顔料とした。この処理顔料をヘンシェル
ミキサーで混合し、アトマイザーで粉砕した。この中に
成分2の加熱混合物を添加し、更にヘンシェルミキサー
で混合後、再びアトマイザーで粉砕した。この粉砕物を
容器に充填成形して製品とした。この製品は、撥水撥油
性が高く、色も鮮やかで、皮膚での伸びや付着性に優れ
ていた。また、5名の被験者による評価を行ったとこ
ろ、全員が使用感や化粧もちに優れていると評価した。
【0062】[比較例4]実施例4において表面処理に
用いたパーフルオロポリエーテル変性アミノシランのか
わりにメチルハイドロジェンポリシロキサンを用いて表
面処理を行った他は、実施例4と同様の操作を行い、パ
ウダーファンデーションの製品を製造した。この製品
は、撥水性が高いものの色にくすみがあり、皮膚での伸
びや付着性もやや劣っていた。
【0063】
【発明の効果】本発明の有機ケイ素化合物処理顔料は、
撥水撥油性、付着性、着色顔料の展色性に優れており、
各種化粧料に配合されて品質向上に著しい効果を表す。
【図面の簡単な説明】
【図1】合成例1のシランの赤外線吸収スペクトルであ
る。
【図2】合成例5のシランの赤外線吸収スペクトルであ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C083 AA082 AB232 AB242 AB432 AC022 AC072 AD162 BB25 CC01 CC12 EE06 EE07 FF01 4J037 AA08 AA09 AA10 AA11 AA15 AA16 AA17 AA19 AA22 AA26 AA27 CB23 CC25 CC28 EE02 EE28 EE35 FF03 FF09 FF15

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面が分子内にパーフルオロポリエーテ
    ル基を有するシランカップリング剤により処理されてな
    ることを特徴とする有機ケイ素化合物処理顔料。
  2. 【請求項2】 分子内にパーフルオロポリエーテル基を
    有するシランカップリング剤が、下記式(1) 【化1】 (式中、Xは加水分解性基、Rは低級アルキル基又はフ
    ェニル基、Qは2価の有機基、mは1〜50の整数、n
    は2又は3、x及びyはそれぞれ1〜3の整数、zは1
    又は2である。)で表されるパーフルオロポリエーテル
    変性アミノシランであることを特徴とする請求項1記載
    の有機ケイ素化合物処理顔料。
  3. 【請求項3】 Xの加水分解性基がアルコキシ基である
    請求項2記載の有機ケイ素化合物処理顔料。
  4. 【請求項4】 分子内にパーフルオロポリエーテル基を
    有するシランカップリング剤におけるパーフルオロポリ
    エーテル基部分が、下記式(2) 【化2】 (式中、mは1〜50の整数である。)で表される基を
    含むものであることを特徴とする請求項1,2又は3記
    載の有機ケイ素化合物処理顔料。
  5. 【請求項5】 分子内にパーフルオロポリエーテル基を
    有するシランカップリング剤、このシランカップリング
    剤を溶解する有機溶媒、及び顔料を混合し、この混合物
    を処理して乾燥させることを特徴とする有機ケイ素化合
    物処理顔料の製造方法。
  6. 【請求項6】 分子内にパーフルオロポリエーテル基を
    有するシランカップリング剤が、下記式(1) 【化3】 (式中、Xは加水分解性基、Rは低級アルキル基又はフ
    ェニル基、Qは2価の有機基、mは1〜50の整数、n
    は2又は3、x及びyはそれぞれ1〜3の整数、zは1
    又は2である。)で表されるパーフルオロポリエーテル
    変性アミノシランであることを特徴とする請求項5記載
    の有機ケイ素化合物処理顔料の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれか1項記載の有
    機ケイ素化合物処理顔料を含有する化粧料。
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