JP2001150139A - アークスタッド溶接装置 - Google Patents

アークスタッド溶接装置

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JP2001150139A
JP2001150139A JP33393199A JP33393199A JP2001150139A JP 2001150139 A JP2001150139 A JP 2001150139A JP 33393199 A JP33393199 A JP 33393199A JP 33393199 A JP33393199 A JP 33393199A JP 2001150139 A JP2001150139 A JP 2001150139A
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welding
stud welding
arc
stud
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Shigenobu Sato
重信 佐藤
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Taihei Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K9/00Arc welding or cutting
    • B23K9/32Accessories

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arc Welding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 消耗品が少なく、溶接の信頼性が高く、しか
も施工も簡単で手間のかからないアークスタッド溶接装
置を提供する。 【解決手段】 スタッド溶接ガン11の先部に取付けら
れた溶接材16の溶接部位にシールド部材13を装着し
た状態で、被溶接物との間にアークを発生させ、溶接材
16を被溶接物に溶接するアークスタッド溶接装置10
において、シールド部材13を2つ割り構造の第1、第
2のシールド枠14、15によって構成すると共に、第
1のシールド枠14を支持部材12を介してスタッド溶
接ガン11に取付け、第2のシールド枠15を第1のシ
ールド枠14にヒンジ20を介して開閉可能に取付け、
更には第2のシールド枠15を第1のシールド枠14に
合体した場合には、その状態を保持する保持手段24を
設け、しかも、シールド部材13には、不活性ガス供給
部42が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スタッド材、ピ
ン、ボルト等を植設する場合に使用するアークスタッド
溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、断熱材等を支持するスタッドア
ンカー(溶接材の一例)を母材(鋼板)に植えつける場
合には、簡便にその作業が行えるアークスタッド溶接法
が採用されている。このアークスタッド溶接法には、ス
タッドアンカーの先端部にアルミニウムのボールを取付
け、周囲をフェルールと称されるカバーで覆って溶接を
行う方法(以下、A方法という)と、溶接部を切りっぱ
なしにしたスタッドアンカーの周囲をカートリッジで囲
んでアークを発生させて溶接を行う方法(以下、B方法
という)とがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
たA方法においては、以下のような問題がある。 イ)スタッドアンカーの先端部にアルミニウムのボール
を固定する必要があるので、スタッドアンカーの単価が
高い。 ロ)アーク発生時に、周囲にスパッターが飛散するのを
防止するため、フェルールを使用するので、消耗品コス
トが高くなる。 ハ)フェルールの取付けや除去に手間が必要であると共
に、除去したフェルールが製品の内部に散乱するので、
清掃を行う必要がある。また、前記したB方法において
は、以下のような問題がある。 イ)スタッドアンカーの溶接部は切りっぱなしであるの
で、溶接時のアークの発生が一定でなく、溶接強度にバ
ラツキがある。 ロ)溶接時にスパッターが周囲に飛散し、溶接後の外観
が悪い。 ハ)カートリッジの単価が高いので、消耗品のコストが
高くなる。 ニ)スタッドアンカーを母材に溶接後、カートリッジの
撤去に手間がかかる。本発明はかかる事情に鑑みてなさ
れたもので、消耗品が少なく、溶接の信頼性が高く、し
かも施工も簡単で手間のかからないアークスタッド溶接
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的に沿う本発明に
係るアークスタッド溶接装置は、スタッド溶接ガンの先
部に取付けられた溶接材の溶接部位にシールド部材を装
着した状態で、被溶接物(母材)との間にアークを発生
させ、前記溶接材を前記被溶接物に溶接するアークスタ
ッド溶接装置において、前記シールド部材を2つ割り構
造の第1、第2のシールド枠によって構成すると共に、
前記第1のシールド枠を支持部材を介して前記スタッド
溶接ガンに取付け、前記第2のシールド枠を前記第1の
シールド枠にヒンジを介して開閉可能に取付け、更には
該第2のシールド枠を前記第1のシールド枠に合体した
場合には、その状態を保持する保持手段を設け、しか
も、前記シールド部材には、不活性ガス供給部が設けら
れている。
【0005】本発明においては、フェルールやカートリ
ッジを使用する代わりに、第1、第2のシールド枠を使
用し、これをスタッド溶接ガンに取付けて、繰り返して
使用する。そして、第1、第2のシールド枠はヒンジで
連結された2つ割り構造となって、第1、第2のシール
ド枠が合体した場合にはその状態を保持する保持手段を
設けているので、簡単に溶接材の溶接部を覆うことがで
きる。そして、溶接を終了した後は、2つ割りにして取
り外すことができる。また、溶接時には前記第1、第2
のシールド枠の内部に不活性ガス(例えば、アルゴン及
び/又は炭酸ガス)を充填するようにしているので、溶
接時に空気の混入がなく、清浄な溶接部が得られる。
【0006】ここで、本発明のアークスタッド溶接装置
には、以下のような変形や態様がある。 イ)本発明のアークスタッド溶接装置において、前記不
活性ガス供給部は、前記第1のシールド枠に設けられて
いる(第2の発明)。第1のシールド枠は支持部材を介
してスタッド溶接ガンに固定されているので、第1のシ
ールド枠に不活性ガス供給部を設けることによって、不
活性ガス供給部に接続するホースや配管等を固定配管に
することができる。 ロ)本発明のアークスタッド溶接装置において、前記第
1、第2のシールド枠は、耐蝕性を有する金属からなっ
て、内側にはセラミックスがコーティングされている
(第3の発明)。これによって、溶接金属と第1、第2
のシールド枠とが強固に固着することがなく、剥離性が
よい。従って、溶接後、第1、第2のシールド枠を容易
に除去できる。 ハ)本発明のアークスタッド溶接装置において、前記第
1、第2のシールド枠及び前記支持部材の底部には絶縁
材が設けられている(第4の発明)。これによって、溶
接時に、第1、第2のシールド枠や支持部材から分流す
る溶接電流をなくすことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】続いて、添付した図面を参照しつ
つ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発
明の理解に供する。ここに、図1は本発明の一実施の形
態に係るアークスタッド溶接装置の側面図、図2は図1
における矢視A−A断面図、図3は本発明の一実施の形
態に係るアークスタッド溶接装置の部分拡大図である。
【0008】図1〜図3に示すように本発明の一実施の
形態に係るアークスタッド溶接装置10は、スタッド溶
接ガン11に支持部材12を介して固定するシールド部
材13を有している。このシールド部材13は2つ割り
構造となって、第1、第2のシールド枠14、15を備
えている。第1、第2のシールド枠14、15はステン
レス等の耐熱性及び耐蝕性を有する金属を主体し、図2
に示すようにこれらが組合わさった状態では、平面視し
て略正方形となって、中央に溶接材の一例であるY形ス
タッド16が僅少の隙間を有して嵌入する丸孔17が形
成されている。そして、図2に示すように、第1、第2
のシールド枠14、15の当接面18、19の一方側
(図2において、A方向)の外周面にはヒンジ(蝶番)
20が設けられて、第1、第2のシールド枠14、15
がピン21を介して開閉可能に連結され、閉じた状態
で、第1、第2のシールド枠14、15に形成された半
丸状の切欠き22、23が合わさって、前記した丸孔1
7を形成するようになっている。
【0009】図2、図3に示すように、第1、第2のシ
ールド枠14、15の当接面18、19の他方側(図2
におけるB方向)には、第1、第2のシールド枠14、
15を合体した場合にその状態を保持する保持手段24
が設けられている。この保持手段24は第2のシールド
枠15の他方側の上面にねじ25によって取付けられ、
先端側の底面には線状の突出部26が形成されている掛
止片27と、第1のシールド枠14の他方側に形成され
て、第1、第2のシールド枠14、15が閉じた状態で
は前記突出部26が嵌入可能なV(又はU)字状の溝2
8とによって構成されている。これによって、第1、第
2のシールド枠14、15を閉じた場合には、掛止片2
7の突出部26が溝28内に嵌入し、第1、第2のシー
ルド枠14、15が開くのを防止している。第2のシー
ルド枠15には把手29がねじ30によって取付けら
れ、この把手29の操作によって、第2のシールド枠1
5を固定状態の第1のシールド枠14に対して前記ピン
21を中心にして開閉できるようになっている。
【0010】第1、第2のシールド枠14、15の底部
には1〜5mm程度の比較的薄い半リング状の絶縁材の
一例である絶縁板(セラミックス等からなる)31、3
2が固着されている。そして、この絶縁板31、32を
含めて第1、第2のシールド枠14、15の下側には、
丸孔17に軸心を合わせて溶接部を囲むシールド空間3
3が形成されている。このシールド空間33の直径は、
丸孔17の直径の例えば110〜160%程度、又は丸
孔17の直径に2〜10mmを加えた程度となってい
る。また、その高さは、例えば丸孔17の直径の10〜
50%、又は2〜10mm程度となっている。なお、実
際のシールド空間の寸法は溶接しようとするY形スタッ
ド16の太さや材質によって適宜選択される。また、こ
のシールド空間33の形状はこの実施の形態において
は、円柱状となっているが、円柱状に限定されず、角柱
状、楕円注状であってもよい。そして、このシールド空
間33は、第1、第2のシールド枠14、15に分割
(2等分)して形成され、第1、第2のシールド枠1
4、15が合わさった状態で一つの空間を形成するよう
になっている。このシールド空間33の内側は、溶接金
属と馴染みにくいセラミックス(例えば、アルミナ等)
によってコーティングされている。
【0011】第1のシールド枠14と支持部材12とは
取付け板34を介して連結されている。この支持部材1
2の下部には拡径部35、これに垂下する角柱部36、
角柱部36の下端に設けられている雄ねじ部37、雄ね
じ部37に螺合するナット38及びナット38の底面に
固着されている絶縁材の一例である絶縁板39とが設け
られている。取付け板34の一端には、前記角柱部36
に密接嵌入する角孔部40が設けられている。角柱部3
6の高さは、取付け板34の厚みより低くなって、取付
け板34を角柱部36に装着しても、ナット38で取付
け板34を締め付けることができるようになっている。
取付け板34の他端側は、2本のねじ41を介して第1
のシールド枠14に固定されている。
【0012】そして、前記ヒンジ20のピン21にはス
プリング40aが取付けられ、その一端は、第2のシー
ルド枠15に固定され、その他端は取付け板34に固定
されて、第2のシールド枠15を常時開く方向に付勢し
ている。なお、前記ヒンジ20には第2のシールド枠1
5を所定以上開かないようにするストッパーが設けられ
て、第2のシールド枠15が第1のシールド枠14から
開いた場合には所定の位置(例えば、図2の2点鎖線位
置)で止まるようになっている。従って、ナット38を
外すと取付け板34を含めてシールド部材13全体を交
換できる構造となっている。また、取付け板34の角孔
部40が支持部材12の角柱部36に密接嵌入して、支
持部材12に対してシールド部材13が所定の角度で固
定できるようになっている。なお、ここで、角柱部36
を断面円形の柱状とし、取付け板34の角孔部40を丸
孔とすることによって、シールド部材13を支持部材1
2に対して自由に角度を変えて取付けることができるよ
うにすることも可能である。
【0013】第1のシールド枠14の斜め上側には、不
活性ガス供給部42が設けられている。この実施の形態
においては、2つの不活性ガス供給部42が設けられて
いるが、1つでも可能である。不活性ガス供給部42は
内部にシールド空間33とガス通路43によって連結さ
れている。不活性ガス供給部42にはホースニップル等
の継ぎ手44を介してホース(又は固定配管)45の先
端部が接続され、アルゴンや炭酸ガス等のシールドガス
を供給するようになっている。なお、ホース45の基端
側には電磁弁が設けられて、溶接開始の直前及び溶接中
に、シールド空間33内に不活性ガスを供給できる構造
となっている。支持部材12の先部はスタッド溶接ガン
11に固定されている。この固定の状態は、支持部材1
2のロッド46が挿通する図示しないロッド把持部をス
タッド溶接用ガン11に設けておくのが好ましい。ロッ
ド把持部はロッド46を上下動調整可能に把持する構造
となっている。
【0014】なお、このスタッド溶接ガン11は通常の
アークスタッド溶接に使用するガンと同一構造となっ
て、この実施の形態ではY形スタッド16の上部を両側
から把持して電気を流す通電部47、アーク発生時にY
形スタッド16を少し引き上げてアークを発生させ、そ
の後被溶接物(母材)に押圧する上部移動機構、押しボ
タンスイッチからなる溶接開始スイッチを有し、別位置
に配置されているアークスタッド用電源、シールドガス
(アルゴン、炭酸ガス)等のボンベ及び付属機器を備え
ている。また、このスタッド溶接ガン11の軸心と、支
持部材12を介して取付けるシールド部材13との軸心
は原則として一致しているが、溶接材の形状によって
は、スタッド溶接ガン11の軸心と、シールド部材13
との軸心は一致しない場合もある。このアークスタッド
溶接装置10に使用する溶接材の先端部は円錐角θが約
150〜170度程度に加工されて先端部に高さの低い
円錐部が形成されている。
【0015】従って、このアークスタッド溶接装置10
の使用にあっては、溶接材の一例であるY形スタッド1
6をスタッド溶接する場合には、Y形スタッド16をス
タッド溶接ガン11の先部に取付ける。この場合、Y形
スタッド16の上部を通電部47によって把持し、Y形
スタッド16の下部(溶接部位)は、2つ割となったシ
ールド部材13の第1のシールド枠14の半円状の切欠
きに22に装着する。そして、把手29を操作して第2
のシールド枠15を第1のシールド枠14に合体させ
る。この時、保持手段24を構成する掛止片27の先部
に形成されている突出部26が、溝28内に嵌入するの
で、第1、第2のシールド枠14、15は合併状態を保
持できる。この状態で、スタッド溶接ガン11に装着さ
れたY形スタッド16の先部を被溶接物(母材)に押し
当て、溶接開始スイッチを押す。溶接開始スイッチを作
動させると、まず、ホース45の基側に設けられている
電磁弁が開き、不活性ガスがシールド空間33に充填さ
れる。これによってY形スタッド16の先端に形成され
る円錐部の周囲が不活性ガスで充填される。
【0016】前記ガスを2〜4秒程度流した後、溶接電
源からスタッド溶接ガン11に給電されて、アークが発
生する。アークが発生すると、Y形スタッド16はその
位置を保持するか又は微小の範囲で上昇してアークの発
生を維持させる。この状態では不活性ガスは供給の状態
を保っている。1〜4秒程度のアークによってY形スタ
ッド16の先端部及び被溶接物の当接部部分が溶融する
ので、直ちに、Y形スタッド16を被溶接物に押し付
け、これによって溶接が完了する。この場合、Y形スタ
ッド16及び被溶接物の溶融部は、不活性ガスでシール
ドされているので、酸化物や窒化物の少ない金属となっ
て、接合部の強度が向上する。また、溶接時に発生する
スパッター等は第1、第2のシールド枠14、15によ
って飛散阻止がなされ、更に第1、第2のシールド枠1
4、15によって形成されるシールド空間33内でその
形状が決定される。シールド部材13の内部、即ち、第
1、第2のシールド枠14、15によって形成されるシ
ールド空間33の内壁には、セラミックスがコーティン
グされているので、溶接金属の付着が少なく仮に付着し
ても容易に外れるという特徴がある。スタッド溶接が終
了した後は、第2のシールド枠15を開くことによっ
て、このアークスタッド溶接装置10から溶接されたY
形スタッド16を分離できる。このシールド部材13は
繰り返して使用することになる。Y形スタッド16を直
径等が異なる溶接材に変える場合には、取付け板34を
支持部材12から外してシールド部材13全体を交換す
ることになる。
【0017】前記実施の形態においては、説明にあたっ
て具体的寸法を記載して説明したが、本発明はこの寸法
に限定されるものではない。また、この実施の形態にお
いては、不活性ガス供給部は2か所であったが、1か所
でもよい。
【0018】
【発明の効果】請求項1〜4記載のアークスタッド溶接
装置においては、シールド部材を2つ割り構造の第1、
第2のシールド枠によって構成すると共に、第1のシー
ルド枠を支持部材を介してスタッド溶接ガンに取付け、
第2のシールド枠を第1のシールド枠にヒンジを介して
開閉可能に取付け、更には該第2のシールド枠を第1の
シールド枠に合体した場合には、その状態を保持する保
持手段を設けたので、以下のような効果がある。 イ)溶接材の先部にアルミニウムのボール等を固定する
必要がないので、溶接材が安価となり、施工が簡単であ
る。 ロ)使い捨てのフェルールやカートリッジを使用する必
要がなく、更に、本発明のアークスタッド溶接装置にシ
ールド部材を繰り返し使用できるので、消耗品が少なく
安価に施工できる。 ハ)使い捨てのフェルールやカートリッジを溶接箇所か
ら除去し、その場所を掃除する必要もない。特に、請求
項2記載のアークスタッド溶接装置においては、不活性
ガス供給部は、第1のシールド枠に設けられているの
で、第2のシールド部の動きが容易となる。そして、請
求項3記載のアークスタッド溶接装置においては、第
1、第2のシールド枠は、耐蝕性を有する金属からなっ
て、内側にはセラミックスがコーティングされているの
で、溶接金属の付着が少なく、長期の寿命を有し、溶接
の信頼性が高い。そして、請求項4記載のアークスタッ
ド溶接装置においては、第1、第2のシールド枠及び支
持部材の底部には絶縁材が設けられているので、溶接時
の電流が分流せず、溶接電流をより有効に溶接に寄与さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るアークスタッド溶
接装置の側面図である。
【図2】図1における矢視A−A断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係るアークスタッド溶
接装置の部分拡大図である。
【符号の説明】
10:アークスタッド溶接装置、11:スタッド溶接ガ
ン、12:支持部材、13:シールド部材、14:第1
のシールド枠、15:第2のシールド枠、16:Y形ス
タッド、17:丸孔、18、19:当接面、20:ヒン
ジ、21:ピン、22、23:切欠き、24:保持手
段、25:ねじ、26:突出部、27:掛止片、28:
溝、29:把手、30:ねじ、31、32:絶縁板、3
3:シールド空間、34:取付け板、35:拡径部、3
6:角柱部、37:雄ねじ部、38:ナット、39:絶
縁板、40:角孔部、40a:スプリング、41:ね
じ、42:不活性ガス供給部、43:ガス通路、44:
継ぎ手、45:ホース、46:ロッド、47:通電部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタッド溶接ガンの先部に取付けられた
    溶接材の溶接部位にシールド部材を装着した状態で、被
    溶接物との間にアークを発生させ、前記溶接材を前記被
    溶接物に溶接するアークスタッド溶接装置において、前
    記シールド部材を2つ割り構造の第1、第2のシールド
    枠によって構成すると共に、前記第1のシールド枠を支
    持部材を介して前記スタッド溶接ガンに取付け、前記第
    2のシールド枠を前記第1のシールド枠にヒンジを介し
    て開閉可能に取付け、更には該第2のシールド枠を前記
    第1のシールド枠に合体した場合には、その状態を保持
    する保持手段を設け、しかも、前記シールド部材には、
    不活性ガス供給部が設けられていることを特徴とするア
    ークスタッド溶接装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアークスタッド溶接装置
    において、前記不活性ガス供給部は、前記第1のシール
    ド枠に設けられていることを特徴とするアークスタッド
    溶接装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のアークスタッド溶
    接装置において、前記第1、第2のシールド枠は、耐蝕
    性を有する金属からなって、内側にはセラミックスがコ
    ーティングされていることを特徴とするアークスタッド
    溶接装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項に記載のア
    ークスタッド溶接装置において、前記第1、第2のシー
    ルド枠及び前記支持部材の底部には絶縁材が設けられて
    いることを特徴とするアークスタッド溶接装置。
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