JPH0335497Y2 - - Google Patents

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JPH0335497Y2
JPH0335497Y2 JP7025589U JP7025589U JPH0335497Y2 JP H0335497 Y2 JPH0335497 Y2 JP H0335497Y2 JP 7025589 U JP7025589 U JP 7025589U JP 7025589 U JP7025589 U JP 7025589U JP H0335497 Y2 JPH0335497 Y2 JP H0335497Y2
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JP
Japan
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attached
reinforcing bars
cradle
jig
pressure welding
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JP7025589U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は鉄筋または線材の電気圧接に使用する
治具に関する。
〔従来の技術〕
鉄筋または線材を接続する場合には通常電気圧
接(バツト溶接)が行われている。
この電気圧接は第3図Aに示すように線材ある
いは鉄筋等からなる被接合物10,11の端部近
傍を電極12,13で挟持し、第1図Bに示すよ
うに通電状態で押圧し接合部を溶融されて圧接し
ていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、上記方法で圧接すると、接合部14
の部分に高さが例えば約4mm〜8mm程度のコブ状
の膨らみ15ができ、このような膨らみ15のあ
る鉄筋を使用して構造物を構築すると、先に出願
した特願昭63−33566号にも記載の如く、コンク
リートの被りが薄いので腐触の原因となり、構造
物の強度上あるいは梱包上からも種々の問題点を
生じていた。
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、鉄筋または線材の接合部に膨らみが生ぜず、
しかも繰り返し使用できる鉄筋または線材の電気
圧接用治具を提供するとを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的に沿う本考案に係る鉄筋または線材の
電気圧接用治具は、被接合物である鉄筋または線
材を夫々対向する電極で挟持して圧接し、所定量
の電流を流して上記被接合物を接合する電気圧接
装置の上記対向する電極の中間部に付設する治具
であつて、上部に上記被接合物の下半分を覆う半
割りガイドを装着し回動自在な取付け台座を備え
る水冷された下部受け台と、該下部受け台の後部
アームに回動自在に連結され上記下部受け台に装
着された半割りガイドと対となる半割りガイドを
装着する水冷された上部受け台と、上部受け台を
上方に押し上げるスプリングと、上部受け台の前
部に回動自在に取付けられて下部受け台に形成さ
れた前面傾斜状の止金に自動掛止する掛金とを有
して構成されている。
〔作用〕
本考案に係る鉄筋または線材の電気圧接用治具
は、下部受け台と該下部受け台に回動自在に連結
される上部受け台とを有し、該上部及び下部受け
台には夫々半割筒状の半割りガイドが設けられて
いる。従つて、鉄筋または線財の接合部を上下か
らこれらの対向する半割りガイドで被せることに
よつて、接合時に発生する膨らみが矯正されて円
筒状となる。
そして、これらの半割りガイドは上部受け台及
び下部受け台が水冷されているので、接合時に発
生する熱を吸収でき、繰り返しの使用ができるこ
とになる。
また、上部受け台を上方に押し上げるスプリン
グが設けられ、上部受け台の前部には下部受け台
に取付けられている前面傾斜状の止金に自動掛止
する掛金が設けられているので、上部受け台を上
記スプリングに対抗させて押し下げることによつ
て、上記掛金が止金に掛止し、上部受け台が下部
受け台に簡単に固定される。
〔実施例〕
続いて、添付した図面を参照しつつ、本考案を
具体化した実施例につき説明し、本考案の理解に
供する。
ここに、第1図は本考案の一実施例に係る鉄筋
または線材の電気圧接治具の側面図、第2図は同
正面図である。
第1図、第2図に示すように、本考案の一実施
例に係る鉄筋または線材の電気圧接用治具16
は、下部受け台17と、該下部受け台17に回動
自在に連結される上部受け台18と、下部受け台
17に取付けられた取付け台座19と、上部受け
台18及び下部受け台17に夫々取付けられた半
割りガイド20,21と、上部受け台18に取付
けられた掛金22とを有して構成されている。以
下、これらについて詳しく説明する。
上記下部受け台17は全体が鉄板になつて、内
部に水を通す水冷孔23が設けられ、螺着された
ホース接続具24,25によつて内部に冷却水を
通すことができるようになつている。この下部受
け台17の底部には取付け台座19がピン26を
介して回動自在に取付けられ、前後に自在に回動
できるようになつている。
なお、この実施例においては、取付け台座19
の下部にネジ27によつて固定される底板28が
設けられて、該底板28ごと電気圧接装置に溶接
固定することによつて、所定の位置に該鉄筋また
は線材の電気圧接用治具16を固定できるように
なつている。
また、上記下部受け台17には後部アーム29
が形成されて、上部受け台18がピン30によつ
て回動自在に連結されている。この上部受け台1
の上部には冷却部31が設けられ、ホース接続具
32,33から水の給排を受けることができ、更
に、前部には上記半割りガイド21と対となる半
割りガイド20が取付けられている。
この半割りガイド20,21はステンレスから
なり、上部受け台18、下部受け台17の対向す
る内側テーパー状の溝34,35に密着嵌合する
ようになつている。なお、34a,35aはこれ
らの止めネジ孔を示す。
上記上部受け台18と下部受け台17との中間
部には、円筒状の突起36,37に取付けられた
スプリング38が配置され、常時は上部受け台1
8がスプリング38に押圧されて所定角度ピン3
0を介して回動するようになつている。
一方、上部受け台18の前端には先端部が屈曲
して掛止部となつている掛金22が取付金具39
を介して回動自在に取付けられ、下部受け台17
には該掛金22が掛合する止金40が設けられて
いる。この止金40は前面が傾斜状となつて、上
部受け台18を押した場合、掛金22の先端部が
前面の傾斜に徐々に当接して開き、対向する半割
りガイド20,21が当接する位置まで押圧した
時に、掛金22が止金40に第1図に示すように
掛止するようになつている。なお、この掛金22
を手前に引くと、止金40から掛金22が外れ、
スプリング38によつて押圧され、上部受け台1
8が開くようになつている。
なお、ここで、上記掛金22を電極の動きにリ
ンクあるいはシリンダー等の駆動源を利用しして
連動させ、電極が開放した場合に掛金22が止金
40から外れるようにすることも可能である。
従つて、この鉄筋または線材の電気圧接用治具
16を使用する場合には、第2図に示すように使
用しようとする電気圧接装置(バツト溶接機)の
電極41,42の中間位置に、底板28を溶接固
定する。この場合、下部受け台17の高さは適当
長に形成されて、半割りガイド20,21の中心
が、丁度被接合物の中心にあるものとする。
この状態で、ホース連結具24,25,32,
33にホースを接続して、水冷孔23及び水冷部
31に冷却水が流れるようにする。
次に、接合しようとする被接合物の一例である
鉄筋43,44を下部の半割りガイド21を嵌入
する位置に配置した後、鉄筋43,44を電極で
挟んで固定し、上部受け台18を被せて掛金22
を止金40に掛止させる。
なお、上記対向する半割りガイド20,21は
接合しようとする鉄筋43,44の外形よりやや
大きい(2〜3mm程度)の内径を有するものとす
る。
次に、溶接開始の信号によつて、一方側の電極
42が横移動すると共に、通電して接合が開始さ
れるが、半割りガイド20,21によつて溶けた
金属が矯正され円柱状に成形され、外側に突出し
ないことになる。
次に、掛金22を手前に引くことによつて上部
受け台18が開き接合された鉄筋43,44を取
り出せることになる。
なお、この実施例においては該鉄筋または線材
の電気圧接用治具16を絶縁して電気圧接装置に
取付けることが好ましく、この場合には取付け台
座19の底にベーク板等の絶縁板を挟み、ネジ2
7は絶縁体からなるカラー及び座板を使用して、
固定することになる。
また、接合しようとする鉄筋等の大きさが変わ
る場合には、半割りガイド20,21の内径を帰
る必要があるが、この場合には半割りガイド2
0,21を横方向に移動させて所定の半割りガイ
ドを挿入することによつて行なえる。
〔考案の効果〕
本考案に係る鉄筋または線材の電気圧接用治具
は、以上の説明からも明らかなように、簡単な作
業によつて接合時に発生する膨らみを矯正する半
割りガイドの取付け取外しができる。また、この
対向する別の半割りガイドを取り替えることによ
つて種々の径の鉄筋あるいは線材にも使用するこ
とができる。
また、全体が水冷されているので、繰り返し使
用でき、長期の寿命を有することになり、被接合
物に合わせて半割りガイドを取り替えることも可
能である。
更に、接合時に発生するスパツターの飛散を該
半割りガイドによつて防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る鉄筋または線
材の電気圧接用治具の側面図、第2図は同正面
図、第3図A,B,Cは従来例に係る鉄筋または
線材の電気圧接方法を説明するための概略側面図
である。 符号の説明、16……鉄筋または線材の電気圧
接用治具、17……下部受け台、18……上部受
け台、19……取付け台座、20,21……半割
りガイド、22……掛金、23……水冷孔、2
4,25……ホース接続具、26……ピン、27
……ネジ、28……底板、29……後部アーム、
30……ピン、31……水冷部、32,33……
ホース接続具、34,35……溝、36,37…
…突起、38……スプリング、39……取付け金
具、40……止金、41,42……電極、43,
44……鉄筋(被接合物)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被接合物である鉄筋または線材を夫々対向する
    電極で挟持して圧接し、所定量の電流を流して上
    記被接合物を接合する電気圧接装置の上記対向す
    る電極の中間部に付設する治具であつて、上部に
    上記被接合物の下半分を覆う半割りガイドを装着
    し回動自在な取付け台座を備える水冷された下部
    受け台と、該下部受け台の後部アームに回動自在
    に連結された上記下部受け台に装着された半割り
    ガイドと対となる半割りガイドを装着する水冷さ
    れた上部受け台と、上部受け台を上方に押し上げ
    るスプリングと上部受け台の前部に回動自在に取
    付けられて下部受け台に形成された前面傾斜状の
    止金に自動掛止する掛金とを有することを特徴と
    する鉄筋または線材の電気圧接用治具。
JP7025589U 1989-06-14 1989-06-14 Expired JPH0335497Y2 (ja)

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JPH039278U JPH039278U (ja) 1991-01-29
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