JP2001146367A - エレベータ群管理制御装置 - Google Patents

エレベータ群管理制御装置

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JP2001146367A JP32875199A JP32875199A JP2001146367A JP 2001146367 A JP2001146367 A JP 2001146367A JP 32875199 A JP32875199 A JP 32875199A JP 32875199 A JP32875199 A JP 32875199A JP 2001146367 A JP2001146367 A JP 2001146367A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用の伝送マスター制御装置を持たずに、停
電が発生した場合でも特定の号機の電源を切った場合で
も、伝送での監視盤表示信号の伝達と運転制御を問題な
く行うことができる伝送制御機能を備えたエレベータの
群管理制御装置を提供する。 【解決手段】 各号機1の伝送制御手段4は、通常は、
マスター決定手段2からの指令でマスター又はスレーブ
として動作する。そして電源が切れた場合には、電源が
切れる前のマスター又はスレーブの状態を保持する。し
かもマスターで動作している時に電源が切れた場合に
は、他号機のマスター決定手段の中にマスターを指令し
ているものがあれば、直ちに自号機をマスターからスレ
ーブに切り換える。そして伝送制御手段4は、各号機の
エレベータ制御情報の伝送データの中にマスター決定手
段2の判断結果を含めて、他号機の伝送制御手段4に伝
達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エレベータ群管理
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のエレベータでは、かご位置の検出
をエレベータかごの移動に伴って出力されるパルスをカ
ウントすることにより行っている。また、監視盤の表示
部に対するかご位置の表示については、制御装置と監視
盤との間をシリアル伝送路で結ぶことにより行ってい
る。
【0003】そして、監視盤のかご位置表示について
は、各エレベータの制御装置の電源が切れた場合に、最
終的に停止したかご位置を表示する必要があるため、パ
ルスカウント回路とシリアル伝送の制御回路とは、制御
装置の電源が切れた後でも、走行しているエレベータか
ごが停止するのに要する時間よりも長い所定時間以上動
作するように、バッテリ等によりバックアップしてい
る。このパルスカウント回路及びシリアル伝送の制御回
路のバッテリバックアップ方式については、例えば、特
開平5−8959号公報に開示されているものがある。
【0004】さらに、複数のエレベータから成る群管理
エレベータでは、監視盤へのシリアル伝送路を共用する
ために複数のエレベータがそれに接続され、また各制御
装置間の制御情報の伝達にも利用されている。
【0005】かかる従来の監視盤表示と制御情報の伝達
に用いる伝送制御機能を備えたエレベータ群管理制御装
置は、図6に示すような構成であり、1〜N号機の各エ
レベータ毎に単体制御装置101と、これらを統括的に
制御する群管理制御装置102とを備えている。各号機
の単体制御装置101に設けられている伝送制御部10
3と群管理制御装置102に設けられている伝送マスタ
ー制御部104とは、伝送線105で接続されている。
また、各エレベータかごの位置を集中的に監視して表示
するための監視盤106にも監視盤伝送制御部107が
設けられていて、この監視盤伝送制御部107も伝送線
105によって接続されている。そして各号機の単体制
御装置101の監視表示に必要な情報は、この伝送線1
05を通じて伝送される。
【0006】各号機の単体制御装置101に設けられて
いる伝送制御部103は、バッテリバックアップされて
いて、単体制御装置101の電源が切れた場合でも所定
時間だけは動作を続けることができるようにしてある。
群管理制御装置102の伝送マスター制御部104もバ
ッテリバックアップされており、電源が切れた場合でも
動作を続けることができるようにしてある。さらに、監
視盤106の監視盤伝送制御部107は監視盤106に
備えられている表示部(図示せず)と共に監視盤用のバ
ックアップ付き電源によって動作しており、停電等が発
生しても動作を続けて監視盤106にかご位置を表示で
きるようにしてある。
【0007】伝送線6によって接続された各伝送制御部
103には少なくとも1つのアドレスと入出力とがあら
かじめ設定されている。そして伝送マスター制御部10
4がアドレス信号を順次出力し、そのアドレスに対して
出力設定されている伝送制御部103がデータ信号を出
力し、そのアドレスに対して入力設定されている伝送制
御部103がデータ信号を受け取るというアドレススキ
ャン伝送方式で相互にデータ伝送する。
【0008】例えば、伝送マスター制御部104が1号
機の監視盤位置表示用のアドレス信号を出力すると、1
号機の単体制御装置101の伝送制御部103が1号機
の位置表示データ信号を出力し、監視盤伝送制御部10
7がその1号機の位置表示データを受け取り、監視盤1
06の表示部に表示する。次に、伝送マスター制御部1
04は2号機の監視盤位置表示用のアドレス信号を出力
し、2号機の単体制御装置101の伝送制御部103が
2号機の位置表示データ信号を出力し、監視盤伝送制御
部107がこれを受け取り、表示部に表示する。以下、
同様にしてN号機まで繰り返し、また1号機に戻るとい
う動作を繰り返す。
【0009】そして停電が発生した場合、伝送マスター
制御部104及び監視盤伝送制御部107はバックアッ
プにより動作を続け、各単体制御装置101の伝送制御
部103も一定時間バッテリバックアップにより動作を
続け、各号機のエレベータかごが最終的に停止した位置
のデータを出力する。なお、入力に設定されている伝送
制御部103では、データ信号が来ない場合には最後に
受けたデータ信号を保持するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】このような伝送制御を
行う従来のエレベータ群管理制御装置では、アドレスス
キャン方式のアドレスを出力する伝送マスター制御装置
とその電源バックアップ回路を専用に持つ必要があり、
装置が大きくなる問題点があった。
【0011】一方、このような伝送マスター専用の伝送
制御部を置かずに、いずれかの単体制御装置の伝送制御
部をあらかじめ決めた優先順位に従って、伝送のマスタ
ー制御装置として動作させるシステムも考えられる。そ
の場合、停電時に伝送動作を一定時間続けるためには、
電源を切った場合にも伝送マスター制御装置として動作
していたものはその伝送マスターを保持する必要があ
る。しかし、そのようにすると、伝送マスターとして動
作している単体制御装置の電源のみを切った場合にも一
定時間伝送マスターとして動作してしまうため、他の電
源が正常な単体制御装置の伝送制御部が伝送マスターに
代わろうとしても代わることができない不都合が生じ
る。さらに、監視盤表示信号のみでなく、伝送マスター
となっている伝送制御部とその運転制御部とが伝送線を
用いて運転制御信号を伝送している場合には、無制御状
態が一定時間続いてしまう。そこでこれを避けるため
に、従来は上述した専用の伝送マスター制御装置を設置
していたのである。
【0012】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、専用の伝送マスター制御装置を持つこ
となく、しかも停電が発生した場合でも特定の号機の電
源を切った場合でも伝送での監視盤表示信号の伝達と運
転制御を問題なく行うことができる伝送制御機能を備え
たエレベータ群管理制御装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、各々
個別に単体制御手段を備えた複数のエレベータと、前記
単体制御手段各々の間を接続し、制御情報を伝送する伝
送路と、前記伝送路により伝送される前記制御情報を表
示する監視表示手段とを備えて成るエレベータ群管理制
御装置において、前記複数号機のエレベータ各々が、他
号機のエレベータの単体制御手段の制御情報から、あら
かじめ設定されている優先順位データに照らして自号機
の単体制御手段が伝送のマスターになるかスレーブにな
るかを判断して出力するマスター決定手段と、自号機の
単体制御手段の電源が切れたことを検出する電源監視手
段と、前記監視表示手段による位置表示に必要な回路
を、前記電源監視手段が自号機の電源の切れたことを検
出した後も一定時間以上動作させる電源バックアップ手
段と、前記電源バックアップ手段によりバックアップさ
れ、前記マスター決定手段からの指令により伝送のマス
ター又はスレーブとして動作すると共に、前記マスター
決定手段の判断結果を他号機の単体制御手段それぞれに
伝達すべく前記伝送路に情報を送出する伝送制御手段と
を備え、前記各号機の伝送制御手段が、通常は自号機の
前記マスター決定手段からの指令により動作すると共
に、自号機の電源が切れた場合には自号機の電源が切れ
る前のマスター又はスレーブの状態を保持し、マスター
で動作していて自号機の電源が切れた場合には、他号機
の前記マスター決定手段の中にマスターを指令している
ものがあれば直ちにマスターからスレーブに切り換える
ものである。
【0014】請求項1の発明のエレベータ群管理制御装
置では、通常は、マスター決定手段からの指令でマスタ
ー又はスレーブとして動作すると共に、電源が切れた場
合には、電源が切れる前のマスター又はスレーブの状態
を保持する。そしてマスターで動作している時に電源が
切れた場合には、他号機のマスター決定手段の中にマス
ターを指令しているものがあれば、直ちに自号機をマス
ターからスレーブに切り換える。これにより、専用の伝
送マスター制御装置を持つことなく、停電が発生した場
合でも特定の号機の電源を切った場合でも、自号機がマ
スターであれば直ちに他号機のマスターを譲ることがで
き、しかも伝送での監視盤表示信号の伝達と運転制御を
問題なく行うことができる。
【0015】請求項2の発明は、請求項1のエレベータ
群管理制御装置において、前記伝送制御手段が、前記単
体制御手段の制御情報の伝送データの中に含めて前記マ
スター決定手段の判断結果を伝達するようにしたもので
あり、これにより、伝送に含めた信号により他号機のマ
スター要求を伝達し、マスターを切り換えることができ
る。
【0016】請求項3の発明は、請求項1のエレベータ
群管理制御装置において、前記伝送制御手段が、前記伝
送路とは別個の信号線により他号機それぞれの伝送制御
手段と接続されているものであり、これにより、別個の
信号線により他号機のマスター要求を伝達し、マスター
を切り換えることができる。
【0017】請求項4の発明は、請求項1のエレベータ
群管理制御装置において、前記伝送制御手段が、前記伝
送路とは別に、各号機のマスター決定手段からの信号線
をワイヤードオアにして各号機の伝送制御手段に接続し
たものであり、ワイヤードオアした信号線により他号機
のマスター要求を伝達し、マスターを切り換えることが
でき、かつシステムとしての信号線を少なくすることが
できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態の
システム構成を示している。この実施の形態のエレベー
タ群管理制御装置は、1〜N号機(Nは任意の整数)各
々のエレベータを制御するN台の単体制御装置1を備え
ている。単体制御装置1各々は、他号機のエレベータの
状態からあらかじめ設定してある優先順位データ(例え
ば、1号機、2号機、3号機、…、N号機の順)により
自号機が伝送のマスターとなるかスレーブとなるかを判
断するマスター決定処理部2、自号機の単体制御装置1
の電源が切れたことを検出する電源監視部3、通常はマ
スター決定処理部2からの指令によって伝送のマスター
又はスレーブとして伝送処理を行う伝送制御部4、そし
て電源が切れた後も走行中のエレベータかごが完全に停
止するのに十分な時間だけ、位置検出のためのパルスカ
ウント回路(図示せず)と伝送制御部4とをバッテリに
より動作させるバッテリバックアップ回路5を備えてい
る。
【0019】各号機の伝送制御部4は伝送線6により接
続されている。この伝送線6はさらに、監視盤7の内部
の監視盤伝送制御部8にも接続されている。
【0020】図2は、伝送アドレスとデータの対応関係
を示している。また図3は、各伝送制御部4のマスター
とスレーブの切換え処理のフローチャートである。これ
らを用いて、第1の実施の形態のエレベータ群管理制御
装置の動作を説明する。
【0021】各号機の単体制御装置1の伝送制御部4
は、自号機の電源監視部3からの信号により電源がオン
していれば(ステップS1)、マスター決定処理部2か
らの指令により(ステップS2,S3)、伝送のマスタ
ーとして動作し(ステップS4)、あるいは伝送のスレ
ーブとして動作する(ステップS5)。
【0022】いま、すべての号機の単体制御装置1の電
源が入っていて、優先順位データが上述したように1号
機からN号機までこの順に設定されているとすれば、1
号機が伝送マスターとなり、2号機〜N号機は伝送スレ
ーブとなる。
【0023】そして電源がオフした場合にはステップS
6に進み(ステップS1,S6)、現在スレーブとして
動作していれば、そのままスレーブとして動作を続ける
(ステップS6,S5)。
【0024】ステップS6で、自号機が現在マスターと
して動作中であればステップS7に進む。そして、図2
に示した伝送アドレスをうち他号機のマスター要求の伝
送データをチェックし、いずれかの他号機からマスター
要求がある場合、自号機を伝送スレーブに切り換える
(ステップS8,S5)。しかし、他号機からのマスタ
ー要求がなければ、自号機が伝送マスターとしての動作
を継続する(ステップS8,S4)。
【0025】このようにして、第1の実施の形態のエレ
ベータ群管理制御装置では、1号機が伝送のマスターと
して動作しているときに、全号機の電源がオフした場合
(例えば、停電が発生した場合)、他号機からのマスタ
ー要求が来ることはないので、1号機が電源バックアッ
プが続く限りマスターとして動作を継続し、監視盤7へ
最終停止位置のデータを出力することができる。また、
マスターとして動作している1号機の電源だけが切れた
場合、2号機からのマスター要求により1号機はスレー
ブに動作を切り換えて、2号機をマスターにした伝送に
移行することができ、電源のオンしている号機の中で優
先順位の高い2号機が直ちに伝送のマスターに切り替わ
ることで、制御に使用しているデータの伝送を中断する
ことなく、群管理制御を継続することができるようにな
る。
【0026】次に、本発明の第2の実施の形態のエレベ
ータ群管理制御装置について、図4に基づいて説明す
る。第2の実施の形態は、エレベータシステムの構成自
体は図1に示した第1の実施の形態と同様であるが、他
号機のマスター要求の伝達方式が第1の実施の形態のよ
うな共通の伝送線6によるシリアル伝送とはなっておら
ず、図4に示したように各号機の単体制御装置1のマス
ター決定処理部2からのマスター・スレーブ指令を自号
機の伝送制御部4だけでなく、他号機の伝送制御部4に
もマスター要求信号線9によって伝達するようにしたこ
とを特徴としている。
【0027】第2の実施の形態のエレベータ群管理制御
装置でも、マスター・スレーブの切り換え制御は第1の
実施の形態と同様に図3に示すフローチャートに従う。
ただし、ステップS2,S3におけるマスター決定処理
部からの指令入力のチェック、またステップS7,S8
の他号機のマスター要求チェックは、各マスター要求信
号線9の信号を見て判断することになる。
【0028】この第2の実施の形態によれば、第1の実
施の形態と同様に、例えば1号機が伝送のマスターとし
て動作しているときに、全号機の電源がオフした場合、
他号機からのマスター要求が来ることはないので、1号
機が電源バックアップの続く限りマスターとして動作を
継続し、監視盤7へ最終停止位置のデータを出力するこ
とができる。また、マスターとして動作している1号機
の電源だけが切れた場合、2号機からのマスター要求に
より1号機はスレーブに動作を切り換えて、2号機をマ
スターにした伝送にすることができ、電源のオンしてい
る号機の中で優先順位の高い2号機が直ちに伝送のマス
ターに切り替わることで、制御に使用しているデータの
伝送を中断することなく、群管理制御を継続することが
できるようになる。
【0029】次に、本発明の第3の実施の形態のエレベ
ータ群管理制御装置について、図5に基づいて説明す
る。第3の実施の形態は、システム構成は第2の実施の
形態と同様であるが、1本のマスター要求信号線9′で
ワイヤードオア構成にし、信号線を少なくしたことを特
徴とする。
【0030】この第3の実施の形態の場合、ワイヤード
オアのため、各号機の単体制御装置1における伝送制御
部4は自号機のマスター要求信号までも見てしまう。し
かし、伝送制御部4は自号機の電源がオフになった時に
しかチェックしない。そしてマスター決定処理部2は電
源オフに対してバッテリバックアップされていないの
で、自号機が電源オフになった時には自号機のマスター
要求信号を出力することはない。したがって、伝送制御
部4が自号機のマスター要求信号を見るような構成であ
っても、運用上不都合が生じることはなく、他の実施の
形態と同様に図3のフローチャートの動作を行うことが
できる。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
通常は、マスター決定手段からの指令でマスター又はス
レーブとして動作すると共に、電源が切れた場合にはそ
の電源が切れる前のマスター又はスレーブの状態を保持
し、マスターで動作している時に電源が切れた後に他号
機のマスター決定手段の中にマスターを指令しているも
のがあれば直ちに自号機をマスターからスレーブに切り
換えるようにしたので、専用の伝送マスター制御装置を
持つことなく、停電が発生した場合でも特定の号機だけ
の電源を切った場合でも、自号機がマスターであれば直
ちに他号機に伝送のマスターを譲ることができ、しかも
伝送での監視盤表示信号の伝達と運転制御を問題なく行
うことができる。
【0032】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、伝送制御手段が、単体制御手段の制御
情報の伝送データの中に含めてマスター決定手段の判断
結果を伝達するようにしたので、伝送データに含めた信
号により他号機のマスター要求を伝達し、マスターを切
り換えることができる。
【0033】請求項3の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、伝送制御手段が、伝送路とは別個の信
号線により他号機それぞれの伝送制御手段と接続されて
いるので、別個の信号線により他号機のマスター要求を
伝達し、マスターを切り換えることができる。
【0034】請求項4の発明によれば、請求項1の発明
の効果に加えて、伝送制御手段が、伝送路とは別に、各
号機のマスター決定手段からの信号線をワイヤードオア
にして各号機の伝送制御手段に接続したので、ワイヤー
ドオアした信号線により他号機のマスター要求を伝達
し、マスターを切り換えることができ、かつシステムと
しての信号線を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシステム構成を示
すブロック図。
【図2】上記の実施の形態における伝送データの構造を
示す説明図。
【図3】上記の実施の形態によるマスター・スレーブ切
換え制御のフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態のシステム構成を示
すブロック図。
【図5】本発明の第3の実施の形態のシステム構成を示
すブロック図。
【図6】従来例のシステム構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 単体制御装置 2 マスター決定処理部 3 電源監視部 4 伝送制御部 5 バッテリバックアップ回路 6 伝送線 7 監視盤 8 監視盤伝送制御部 9 マスター要求信号線 9′ マスター要求信号線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各々個別に単体制御手段を備えた複数号
    機のエレベータと、前記単体制御手段各々の間を接続
    し、制御情報を伝送する伝送路と、前記伝送路により伝
    送される前記制御情報を表示する監視表示手段とを備え
    て成るエレベータ群管理制御装置において、 前記複数号機のエレベータ各々が、他号機のエレベータ
    の単体制御手段の制御情報から、あらかじめ設定されて
    いる優先順位データに照らして自号機の単体制御手段が
    伝送のマスターになるかスレーブになるかを判断して出
    力するマスター決定手段と、自号機の単体制御手段の電
    源が切れたことを検出する電源監視手段と、前記監視表
    示手段による位置表示に必要な回路を、前記電源監視手
    段が自号機の電源の切れたことを検出した後も一定時間
    以上動作させる電源バックアップ手段と、前記電源バッ
    クアップ手段によりバックアップされ、前記マスター決
    定手段からの指令により伝送のマスター又はスレーブと
    して動作すると共に、前記マスター決定手段の判断結果
    を他号機の単体制御手段それぞれに伝達すべく前記伝送
    路に情報を送出する伝送制御手段とを備え、 前記各号機の伝送制御手段は、通常は自号機の前記マス
    ター決定手段からの指令により動作すると共に、自号機
    の電源が切れた場合には自号機の電源が切れる前のマス
    ター又はスレーブの状態を保持し、マスターで動作して
    いて自号機の電源が切れた場合には、他号機の前記マス
    ター決定手段の中にマスターを指令しているものがあれ
    ば直ちにマスターからスレーブに切り換えることを特徴
    とするエレベータ群管理制御装置。
  2. 【請求項2】 前記伝送制御手段は、前記単体制御手段
    の制御情報の伝送データの中に含めて前記マスター決定
    手段の判断結果を伝達することを特徴とする請求項1に
    記載のエレベータ群管理制御装置。
  3. 【請求項3】 前記伝送制御手段は、前記伝送路とは別
    個の信号線により他号機それぞれの伝送制御手段と接続
    されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベー
    タ群管理制御装置。
  4. 【請求項4】 前記伝送制御手段は、前記伝送路とは別
    に、各号機のマスター決定手段からの信号線をワイヤー
    ドオアにして各号機の伝送制御手段に接続したものであ
    ることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ群管理
    制御装置。
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WO2020183514A1 (ja) * 2019-03-08 2020-09-17 三菱電機株式会社 エレベーター群管理システム
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