JP4387523B2 - エレベータ群管理制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エレベータ群管理制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年のエレベータでは、かご位置の検出をエレベータかごの移動に伴って出力されるパルスをカウントすることにより行っている。また、監視盤の表示部に対するかご位置の表示については、制御装置と監視盤との間をシリアル伝送路で結ぶことにより行っている。
【0003】
そして、監視盤のかご位置表示については、各エレベータの制御装置の電源が切れた場合に、最終的に停止したかご位置を表示する必要があるため、パルスカウント回路とシリアル伝送の制御回路とは、制御装置の電源が切れた後でも、走行しているエレベータかごが停止するのに要する時間よりも長い所定時間以上動作するように、バッテリ等によりバックアップしている。このパルスカウント回路及びシリアル伝送の制御回路のバッテリバックアップ方式については、例えば、特開平5−8959号公報に開示されているものがある。
【0004】
さらに、複数のエレベータから成る群管理エレベータでは、監視盤へのシリアル伝送路を共用するために複数のエレベータがそれに接続され、また各制御装置間の制御情報の伝達にも利用されている。
【0005】
かかる従来の監視盤表示と制御情報の伝達に用いる伝送制御機能を備えたエレベータ群管理制御装置は、図6に示すような構成であり、1〜N号機の各エレベータ毎に単体制御装置101と、これらを統括的に制御する群管理制御装置102とを備えている。各号機の単体制御装置101に設けられている伝送制御部103と群管理制御装置102に設けられている伝送マスター制御部104とは、伝送線105で接続されている。また、各エレベータかごの位置を集中的に監視して表示するための監視盤106にも監視盤伝送制御部107が設けられていて、この監視盤伝送制御部107も伝送線105によって接続されている。そして各号機の単体制御装置101の監視表示に必要な情報は、この伝送線105を通じて伝送される。
【0006】
各号機の単体制御装置101に設けられている伝送制御部103は、バッテリバックアップされていて、単体制御装置101の電源が切れた場合でも所定時間だけは動作を続けることができるようにしてある。群管理制御装置102の伝送マスター制御部104もバッテリバックアップされており、電源が切れた場合でも動作を続けることができるようにしてある。さらに、監視盤106の監視盤伝送制御部107は監視盤106に備えられている表示部(図示せず)と共に監視盤用のバックアップ付き電源によって動作しており、停電等が発生しても動作を続けて監視盤106にかご位置を表示できるようにしてある。
【0007】
伝送線6によって接続された各伝送制御部103には少なくとも1つのアドレスと入出力とがあらかじめ設定されている。そして伝送マスター制御部104がアドレス信号を順次出力し、そのアドレスに対して出力設定されている伝送制御部103がデータ信号を出力し、そのアドレスに対して入力設定されている伝送制御部103がデータ信号を受け取るというアドレススキャン伝送方式で相互にデータ伝送する。
【0008】
例えば、伝送マスター制御部104が1号機の監視盤位置表示用のアドレス信号を出力すると、1号機の単体制御装置101の伝送制御部103が1号機の位置表示データ信号を出力し、監視盤伝送制御部107がその1号機の位置表示データを受け取り、監視盤106の表示部に表示する。次に、伝送マスター制御部104は2号機の監視盤位置表示用のアドレス信号を出力し、2号機の単体制御装置101の伝送制御部103が2号機の位置表示データ信号を出力し、監視盤伝送制御部107がこれを受け取り、表示部に表示する。以下、同様にしてN号機まで繰り返し、また1号機に戻るという動作を繰り返す。
【0009】
そして停電が発生した場合、伝送マスター制御部104及び監視盤伝送制御部107はバックアップにより動作を続け、各単体制御装置101の伝送制御部103も一定時間バッテリバックアップにより動作を続け、各号機のエレベータかごが最終的に停止した位置のデータを出力する。なお、入力に設定されている伝送制御部103では、データ信号が来ない場合には最後に受けたデータ信号を保持するようにしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
このような伝送制御を行う従来のエレベータ群管理制御装置では、アドレススキャン方式のアドレスを出力する伝送マスター制御装置とその電源バックアップ回路を専用に持つ必要があり、装置が大きくなる問題点があった。
【0011】
一方、このような伝送マスター専用の伝送制御部を置かずに、いずれかの単体制御装置の伝送制御部をあらかじめ決めた優先順位に従って、伝送のマスター制御装置として動作させるシステムも考えられる。その場合、停電時に伝送動作を一定時間続けるためには、電源を切った場合にも伝送マスター制御装置として動作していたものはその伝送マスターを保持する必要がある。しかし、そのようにすると、伝送マスターとして動作している単体制御装置の電源のみを切った場合にも一定時間伝送マスターとして動作してしまうため、他の電源が正常な単体制御装置の伝送制御部が伝送マスターに代わろうとしても代わることができない不都合が生じる。さらに、監視盤表示信号のみでなく、伝送マスターとなっている伝送制御部とその運転制御部とが伝送線を用いて運転制御信号を伝送している場合には、無制御状態が一定時間続いてしまう。そこでこれを避けるために、従来は上述した専用の伝送マスター制御装置を設置していたのである。
【0012】
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたもので、専用の伝送マスター制御装置を持つことなく、しかも停電が発生した場合でも特定の号機の電源を切った場合でも伝送での監視盤表示信号の伝達と運転制御を問題なく行うことができる伝送制御機能を備えたエレベータ群管理制御装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、各々個別に単体制御手段を備えた複数のエレベータと、前記単体制御手段各々の間を接続し、制御情報を伝送する伝送路と、前記伝送路により伝送される前記制御情報を表示する監視表示手段とを備えて成るエレベータ群管理制御装置において、前記複数号機のエレベータ各々が、他号機のエレベータの単体制御手段の制御情報から、あらかじめ設定されている優先順位データに照らして自号機の単体制御手段が伝送のマスターになるかスレーブになるかを判断して出力するマスター決定手段と、自号機の単体制御手段の電源が切れたことを検出する電源監視手段と、前記監視表示手段による位置表示に必要な回路を、前記電源監視手段が自号機の電源の切れたことを検出した後も一定時間以上動作させる電源バックアップ手段と、前記電源バックアップ手段によりバックアップされ、前記マスター決定手段からの指令により伝送のマスター又はスレーブとして動作すると共に、前記マスター決定手段の判断結果を他号機の単体制御手段それぞれに伝達すべく前記伝送路に情報を送出する伝送制御手段とを備え、前記各号機の伝送制御手段が、通常は自号機の前記マスター決定手段からの指令により動作すると共に、自号機の電源が切れた場合には自号機の電源が切れる前のマスター又はスレーブの状態を保持し、マスターで動作していて自号機の電源が切れた場合には、他号機の前記マスター決定手段の中にマスターを指令しているものがあれば直ちにマスターからスレーブに切り換えるものである。
【0014】
請求項1の発明のエレベータ群管理制御装置では、通常は、マスター決定手段からの指令でマスター又はスレーブとして動作すると共に、電源が切れた場合には、電源が切れる前のマスター又はスレーブの状態を保持する。そしてマスターで動作している時に電源が切れた場合には、他号機のマスター決定手段の中にマスターを指令しているものがあれば、直ちに自号機をマスターからスレーブに切り換える。これにより、専用の伝送マスター制御装置を持つことなく、停電が発生した場合でも特定の号機の電源を切った場合でも、自号機がマスターであれば直ちに他号機のマスターを譲ることができ、しかも伝送での監視盤表示信号の伝達と運転制御を問題なく行うことができる。
【0015】
請求項2の発明は、請求項1のエレベータ群管理制御装置において、前記伝送制御手段が、前記単体制御手段の制御情報の伝送データの中に含めて前記マスター決定手段の判断結果を伝達するようにしたものであり、これにより、伝送に含めた信号により他号機のマスター要求を伝達し、マスターを切り換えることができる。
【0016】
請求項3の発明は、請求項1のエレベータ群管理制御装置において、前記伝送制御手段が、前記伝送路とは別個の信号線により他号機それぞれの伝送制御手段と接続されているものであり、これにより、別個の信号線により他号機のマスター要求を伝達し、マスターを切り換えることができる。
【0017】
請求項4の発明は、請求項1のエレベータ群管理制御装置において、前記伝送制御手段が、前記伝送路とは別に、各号機のマスター決定手段からの信号線をワイヤードオアにして各号機の伝送制御手段に接続したものであり、ワイヤードオアした信号線により他号機のマスター要求を伝達し、マスターを切り換えることができ、かつシステムとしての信号線を少なくすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1は本発明の第1の実施の形態のシステム構成を示している。この実施の形態のエレベータ群管理制御装置は、1〜N号機(Nは任意の整数)各々のエレベータを制御するN台の単体制御装置1を備えている。単体制御装置1各々は、他号機のエレベータの状態からあらかじめ設定してある優先順位データ(例えば、1号機、2号機、3号機、…、N号機の順)により自号機が伝送のマスターとなるかスレーブとなるかを判断するマスター決定処理部2、自号機の単体制御装置1の電源が切れたことを検出する電源監視部3、通常はマスター決定処理部2からの指令によって伝送のマスター又はスレーブとして伝送処理を行う伝送制御部4、そして電源が切れた後も走行中のエレベータかごが完全に停止するのに十分な時間だけ、位置検出のためのパルスカウント回路(図示せず)と伝送制御部4とをバッテリにより動作させるバッテリバックアップ回路5を備えている。
【0019】
各号機の伝送制御部4は伝送線6により接続されている。この伝送線6はさらに、監視盤7の内部の監視盤伝送制御部8にも接続されている。
【0020】
図2は、伝送アドレスとデータの対応関係を示している。また図3は、各伝送制御部4のマスターとスレーブの切換え処理のフローチャートである。これらを用いて、第1の実施の形態のエレベータ群管理制御装置の動作を説明する。
【0021】
各号機の単体制御装置1の伝送制御部4は、自号機の電源監視部3からの信号により電源がオンしていれば(ステップS1)、マスター決定処理部2からの指令により(ステップS2,S3)、伝送のマスターとして動作し(ステップS4)、あるいは伝送のスレーブとして動作する(ステップS5)。
【0022】
いま、すべての号機の単体制御装置1の電源が入っていて、優先順位データが上述したように1号機からN号機までこの順に設定されているとすれば、1号機が伝送マスターとなり、2号機〜N号機は伝送スレーブとなる。
【0023】
そして電源がオフした場合にはステップS6に進み(ステップS1,S6)、現在スレーブとして動作していれば、そのままスレーブとして動作を続ける(ステップS6,S5)。
【0024】
ステップS6で、自号機が現在マスターとして動作中であればステップS7に進む。そして、図2に示した伝送アドレスをうち他号機のマスター要求の伝送データをチェックし、いずれかの他号機からマスター要求がある場合、自号機を伝送スレーブに切り換える(ステップS8,S5)。しかし、他号機からのマスター要求がなければ、自号機が伝送マスターとしての動作を継続する(ステップS8,S4)。
【0025】
このようにして、第1の実施の形態のエレベータ群管理制御装置では、1号機が伝送のマスターとして動作しているときに、全号機の電源がオフした場合(例えば、停電が発生した場合)、他号機からのマスター要求が来ることはないので、1号機が電源バックアップが続く限りマスターとして動作を継続し、監視盤7へ最終停止位置のデータを出力することができる。また、マスターとして動作している1号機の電源だけが切れた場合、2号機からのマスター要求により1号機はスレーブに動作を切り換えて、2号機をマスターにした伝送に移行することができ、電源のオンしている号機の中で優先順位の高い2号機が直ちに伝送のマスターに切り替わることで、制御に使用しているデータの伝送を中断することなく、群管理制御を継続することができるようになる。
【0026】
次に、本発明の第2の実施の形態のエレベータ群管理制御装置について、図4に基づいて説明する。第2の実施の形態は、エレベータシステムの構成自体は図1に示した第1の実施の形態と同様であるが、他号機のマスター要求の伝達方式が第1の実施の形態のような共通の伝送線6によるシリアル伝送とはなっておらず、図4に示したように各号機の単体制御装置1のマスター決定処理部2からのマスター・スレーブ指令を自号機の伝送制御部4だけでなく、他号機の伝送制御部4にもマスター要求信号線9によって伝達するようにしたことを特徴としている。
【0027】
第2の実施の形態のエレベータ群管理制御装置でも、マスター・スレーブの切り換え制御は第1の実施の形態と同様に図3に示すフローチャートに従う。ただし、ステップS2,S3におけるマスター決定処理部からの指令入力のチェック、またステップS7,S8の他号機のマスター要求チェックは、各マスター要求信号線9の信号を見て判断することになる。
【0028】
この第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様に、例えば1号機が伝送のマスターとして動作しているときに、全号機の電源がオフした場合、他号機からのマスター要求が来ることはないので、1号機が電源バックアップの続く限りマスターとして動作を継続し、監視盤7へ最終停止位置のデータを出力することができる。また、マスターとして動作している1号機の電源だけが切れた場合、2号機からのマスター要求により1号機はスレーブに動作を切り換えて、2号機をマスターにした伝送にすることができ、電源のオンしている号機の中で優先順位の高い2号機が直ちに伝送のマスターに切り替わることで、制御に使用しているデータの伝送を中断することなく、群管理制御を継続することができるようになる。
【0029】
次に、本発明の第3の実施の形態のエレベータ群管理制御装置について、図5に基づいて説明する。第3の実施の形態は、システム構成は第2の実施の形態と同様であるが、1本のマスター要求信号線9′でワイヤードオア構成にし、信号線を少なくしたことを特徴とする。
【0030】
この第3の実施の形態の場合、ワイヤードオアのため、各号機の単体制御装置1における伝送制御部4は自号機のマスター要求信号までも見てしまう。しかし、伝送制御部4は自号機の電源がオフになった時にしかチェックしない。そしてマスター決定処理部2は電源オフに対してバッテリバックアップされていないので、自号機が電源オフになった時には自号機のマスター要求信号を出力することはない。したがって、伝送制御部4が自号機のマスター要求信号を見るような構成であっても、運用上不都合が生じることはなく、他の実施の形態と同様に図3のフローチャートの動作を行うことができる。
【0031】
【発明の効果】
以上のように請求項1の発明によれば、通常は、マスター決定手段からの指令でマスター又はスレーブとして動作すると共に、電源が切れた場合にはその電源が切れる前のマスター又はスレーブの状態を保持し、マスターで動作している時に電源が切れた後に他号機のマスター決定手段の中にマスターを指令しているものがあれば直ちに自号機をマスターからスレーブに切り換えるようにしたので、専用の伝送マスター制御装置を持つことなく、停電が発生した場合でも特定の号機だけの電源を切った場合でも、自号機がマスターであれば直ちに他号機に伝送のマスターを譲ることができ、しかも伝送での監視盤表示信号の伝達と運転制御を問題なく行うことができる。
【0032】
請求項2の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、伝送制御手段が、単体制御手段の制御情報の伝送データの中に含めてマスター決定手段の判断結果を伝達するようにしたので、伝送データに含めた信号により他号機のマスター要求を伝達し、マスターを切り換えることができる。
【0033】
請求項3の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、伝送制御手段が、伝送路とは別個の信号線により他号機それぞれの伝送制御手段と接続されているので、別個の信号線により他号機のマスター要求を伝達し、マスターを切り換えることができる。
【0034】
請求項4の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、伝送制御手段が、伝送路とは別に、各号機のマスター決定手段からの信号線をワイヤードオアにして各号機の伝送制御手段に接続したので、ワイヤードオアした信号線により他号機のマスター要求を伝達し、マスターを切り換えることができ、かつシステムとしての信号線を少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシステム構成を示すブロック図。
【図2】上記の実施の形態における伝送データの構造を示す説明図。
【図3】上記の実施の形態によるマスター・スレーブ切換え制御のフローチャート。
【図4】本発明の第2の実施の形態のシステム構成を示すブロック図。
【図5】本発明の第3の実施の形態のシステム構成を示すブロック図。
【図6】従来例のシステム構成を示すブロック図。
【符号の説明】
1 単体制御装置
2 マスター決定処理部
3 電源監視部
4 伝送制御部
5 バッテリバックアップ回路
6 伝送線
7 監視盤
8 監視盤伝送制御部
9 マスター要求信号線
9′ マスター要求信号線

Claims (4)

  1. 各々個別に単体制御手段を備えた複数号機のエレベータと、前記単体制御手段各々の間を接続し、制御情報を伝送する伝送路と、前記伝送路により伝送される前記制御情報を表示する監視表示手段とを備えて成るエレベータ群管理制御装置において、
    前記複数号機のエレベータ各々が、他号機のエレベータの単体制御手段の制御情報から、あらかじめ設定されている優先順位データに照らして自号機の単体制御手段が伝送のマスターになるかスレーブになるかを判断して出力するマスター決定手段と、自号機の単体制御手段の電源が切れたことを検出する電源監視手段と、前記監視表示手段による位置表示に必要な回路を、前記電源監視手段が自号機の電源の切れたことを検出した後も一定時間以上動作させる電源バックアップ手段と、前記電源バックアップ手段によりバックアップされ、前記マスター決定手段からの指令により伝送のマスター又はスレーブとして動作すると共に、前記マスター決定手段の判断結果を他号機の単体制御手段それぞれに伝達すべく前記伝送路に情報を送出する伝送制御手段とを備え、
    前記各号機の伝送制御手段は、通常は自号機の前記マスター決定手段からの指令により動作すると共に、自号機の電源が切れた場合には自号機の電源が切れる前のマスター又はスレーブの状態を保持し、マスターで動作していて自号機の電源が切れた場合には、他号機の前記マスター決定手段の中にマスターを指令しているものがあれば直ちにマスターからスレーブに切り換えることを特徴とするエレベータ群管理制御装置。
  2. 前記伝送制御手段は、前記単体制御手段の制御情報の伝送データの中に含めて前記マスター決定手段の判断結果を伝達することを特徴とする請求項1に記載のエレベータ群管理制御装置。
  3. 前記伝送制御手段は、前記伝送路とは別個の信号線により他号機それぞれの伝送制御手段と接続されていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ群管理制御装置。
  4. 前記伝送制御手段は、前記伝送路とは別に、各号機のマスター決定手段からの信号線をワイヤードオアにして各号機の伝送制御手段に接続したものであることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ群管理制御装置。
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