JPH05147848A - エレベータの監視装置 - Google Patents
エレベータの監視装置Info
- Publication number
- JPH05147848A JPH05147848A JP30817791A JP30817791A JPH05147848A JP H05147848 A JPH05147848 A JP H05147848A JP 30817791 A JP30817791 A JP 30817791A JP 30817791 A JP30817791 A JP 30817791A JP H05147848 A JPH05147848 A JP H05147848A
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- power failure
- elevator
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- Pending
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エレベータの群管理装置からの停電情報を区
分し、事故、故障等による停電時のみ表示するエレベー
タの監視装置を得ること。 【構成】 エレベータ群管理装置30より伝送装置40
dを介して入力された停電信号及び保守点検信号に基づ
き停電表示判断手段15が保守、点検による停電か、事
故、故障等による停電かを区分して、事故、故障等によ
る停電時のみ表示装置60に表示させるようにする。
分し、事故、故障等による停電時のみ表示するエレベー
タの監視装置を得ること。 【構成】 エレベータ群管理装置30より伝送装置40
dを介して入力された停電信号及び保守点検信号に基づ
き停電表示判断手段15が保守、点検による停電か、事
故、故障等による停電かを区分して、事故、故障等によ
る停電時のみ表示装置60に表示させるようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベータ装置の停電
時における停電表示に係り、特に、停電の原因が事故、
故障等による場合と保守、点検による場合とを区分する
エレベータの監視装置に関するものである。
時における停電表示に係り、特に、停電の原因が事故、
故障等による場合と保守、点検による場合とを区分する
エレベータの監視装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のエレベータの監視装置としては、
例えば、特開昭62−105881号公報に開示されて
いるような、エレベータのかご位置を取り込んで表示す
る表示装置を設け、停電が発生して新たなかご位置がエ
レベータから送られてきても、直ちにこの新たなかご位
置を表示装置に表示させないための表示更新阻止手段
と、所定条件が与えられた場合にのみ表示更新阻止を断
って正常な表示に戻す表示更新阻止解除手段とを備えた
構成とする提案がある。
例えば、特開昭62−105881号公報に開示されて
いるような、エレベータのかご位置を取り込んで表示す
る表示装置を設け、停電が発生して新たなかご位置がエ
レベータから送られてきても、直ちにこの新たなかご位
置を表示装置に表示させないための表示更新阻止手段
と、所定条件が与えられた場合にのみ表示更新阻止を断
って正常な表示に戻す表示更新阻止解除手段とを備えた
構成とする提案がある。
【0003】上記のエレベータの監視装置は、停電時の
かご位置の監視装置であるが、複数基のエレベータ装置
を群管理して、エレベータの状態を監視する場合、管理
しているエレベータ装置中で停電が発生すると、通常の
装置はこの停電の原因と関係なく伝送装置を介して監視
手段に設けた表示手段に停電表示し、この表示に基づい
て監視人は停電の復旧対策を関係者に敏速に連絡するこ
とになる。
かご位置の監視装置であるが、複数基のエレベータ装置
を群管理して、エレベータの状態を監視する場合、管理
しているエレベータ装置中で停電が発生すると、通常の
装置はこの停電の原因と関係なく伝送装置を介して監視
手段に設けた表示手段に停電表示し、この表示に基づい
て監視人は停電の復旧対策を関係者に敏速に連絡するこ
とになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように停電表示したエレベータ装置が、その停電の原因
を問わずに表示されると、例えば電源を遮断して保守、
点検を行うような場合でも監視手段内の表示手段に停電
表示することになり、このような停電の復旧対策に関す
る連絡作業の必要のない停電表示があると、監視人に対
して心理的な煩わしさを与え、また停電の復旧対策の連
絡などの無用な作業を発生させるような問題があった。
ように停電表示したエレベータ装置が、その停電の原因
を問わずに表示されると、例えば電源を遮断して保守、
点検を行うような場合でも監視手段内の表示手段に停電
表示することになり、このような停電の復旧対策に関す
る連絡作業の必要のない停電表示があると、監視人に対
して心理的な煩わしさを与え、また停電の復旧対策の連
絡などの無用な作業を発生させるような問題があった。
【0005】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、複数のエレベータ装置中で停電が発
生しても、この停電が復旧作業を要するか否かを判別で
きる表示をして、表示の監視人や関係者に無用な心理的
負担及び作業の発生がないエレベータの監視装置を得る
ことを目的とする。
になされたもので、複数のエレベータ装置中で停電が発
生しても、この停電が復旧作業を要するか否かを判別で
きる表示をして、表示の監視人や関係者に無用な心理的
負担及び作業の発生がないエレベータの監視装置を得る
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るエレベータ
の監視装置は、エレベータ装置の運転状態を管理する群
管理手段の情報によって、保守、点検のための停電時に
は表示手段に停電表示をせず、事故、故障等による停電
時にのみ停電表示の判断をする停電表示判断手段を設け
るようにしたものである。
の監視装置は、エレベータ装置の運転状態を管理する群
管理手段の情報によって、保守、点検のための停電時に
は表示手段に停電表示をせず、事故、故障等による停電
時にのみ停電表示の判断をする停電表示判断手段を設け
るようにしたものである。
【0007】
【作用】本発明においては、エレベータの群管理手段よ
りの停電情報が停電表示判断手段に入力すると、ここで
保守、点検時の停電か事故、故障等による停電かを判断
し、事故、故障等による停電の場合のみ表示手段に停電
表示する。
りの停電情報が停電表示判断手段に入力すると、ここで
保守、点検時の停電か事故、故障等による停電かを判断
し、事故、故障等による停電の場合のみ表示手段に停電
表示する。
【0008】
実施例1.以下、本発明のエレベータの監視装置の一実
施例について説明する。図1は本発明の原理を説明する
ためのブロック図であり、図において、30はエレベー
タの群管理装置、40dはエレベータの群管理装置30
からの信号をシリアル通信する伝送装置、13は伝送装
置40dからの停電信号を検出する停電信号検出手段、
14は伝送装置40dからの保守点検信号を検出する保
守点検信号検出手段、15は停電表示判断手段で、停電
信号検出手段13及び保守点検信号検出手段14からの
情報によって停電表示すべきか否かを判断し、この判断
に応じた信号を表示装置60に伝送する。
施例について説明する。図1は本発明の原理を説明する
ためのブロック図であり、図において、30はエレベー
タの群管理装置、40dはエレベータの群管理装置30
からの信号をシリアル通信する伝送装置、13は伝送装
置40dからの停電信号を検出する停電信号検出手段、
14は伝送装置40dからの保守点検信号を検出する保
守点検信号検出手段、15は停電表示判断手段で、停電
信号検出手段13及び保守点検信号検出手段14からの
情報によって停電表示すべきか否かを判断し、この判断
に応じた信号を表示装置60に伝送する。
【0009】図2は図1の原理的な構成を実現するため
の具体例を示すブロック図である。図2において、20
はエレベータ制御装置、51はエレベータ制御装置20
に接続する駆動制御回路で、巻上げ電動機52への駆動
指令でかご53及び釣合い重り53を昇降させる。な
お、21〜24は他のエレベータ制御装置を示す。
の具体例を示すブロック図である。図2において、20
はエレベータ制御装置、51はエレベータ制御装置20
に接続する駆動制御回路で、巻上げ電動機52への駆動
指令でかご53及び釣合い重り53を昇降させる。な
お、21〜24は他のエレベータ制御装置を示す。
【0010】30はマイクロコンピュータで構成された
エレベータ群管理制御装置、30aは中央処理装置(以
下CPUという)、30bは記憶装置、30cはエレベ
ータ制御装置20と接続するための伝送装置、30dは
CPU30aで演算されたエレベータ状態信号を次に述
べるエレベータ状態監視装置間とシリアル通信する伝送
装置である。なお、31〜34は他のエレベータ群管理
制御装置を示す。
エレベータ群管理制御装置、30aは中央処理装置(以
下CPUという)、30bは記憶装置、30cはエレベ
ータ制御装置20と接続するための伝送装置、30dは
CPU30aで演算されたエレベータ状態信号を次に述
べるエレベータ状態監視装置間とシリアル通信する伝送
装置である。なお、31〜34は他のエレベータ群管理
制御装置を示す。
【0011】40はエレベータ群管理装置30〜34の
エレベータの状態を監視するエレベータ状態監視装置
で、マイクロコンピュータで構成される。40aはCP
U、40bは記憶装置、40cは表示装置60よりのデ
ータの受信及び制御を行う伝送装置、40dはエレベー
タ群管理制御装置30〜34との間でシリアル通信する
伝送装置、61は表示装置60にデータ入力をするライ
トペンである。
エレベータの状態を監視するエレベータ状態監視装置
で、マイクロコンピュータで構成される。40aはCP
U、40bは記憶装置、40cは表示装置60よりのデ
ータの受信及び制御を行う伝送装置、40dはエレベー
タ群管理制御装置30〜34との間でシリアル通信する
伝送装置、61は表示装置60にデータ入力をするライ
トペンである。
【0012】上記のような構成のエレベータの監視装置
において、エレベータ群管理制御装置30のCPU30
aで演算されたエレベータ状態情報は記憶装置30bで
記憶されるとともに、シリアル通信でエレベータ状態監
視装置40に伝送される。そして、エレベータ状態監視
装置40では、伝送されたエレベータ状態情報中の停電
状態を各バンクごとに検知し、さらに、この停電状態の
情報中で保守点検のために停電しているバンクを検知
し、保守点検中の停電を除いた停電状態のバンクについ
てのみ表示装置を60に表示する。
において、エレベータ群管理制御装置30のCPU30
aで演算されたエレベータ状態情報は記憶装置30bで
記憶されるとともに、シリアル通信でエレベータ状態監
視装置40に伝送される。そして、エレベータ状態監視
装置40では、伝送されたエレベータ状態情報中の停電
状態を各バンクごとに検知し、さらに、この停電状態の
情報中で保守点検のために停電しているバンクを検知
し、保守点検中の停電を除いた停電状態のバンクについ
てのみ表示装置を60に表示する。
【0013】図3は上記の動作を説明するためのフロー
チャートであり、図1における停電信号検出手段13、
保守点検信号検出手段14及び停電表示判断手段15
で、図2中のエレベータ状態監視装置40の記憶装置4
0bに格納されるプログラムである。図3において、ス
テップ1ではエレベータ群管理装置30よりのエレベー
タ状態情報が入力し、ステップ2で保守点検信号検出手
段14により保守点検中であるか否かを判断し、保守点
検中でなければステップ3に進んで停電信号検出手段1
3により停電中であるか否かを判断し、停電中であれば
ステップ4に進んで表示装置60に該当するエレベータ
装置の停電表示を行う。
チャートであり、図1における停電信号検出手段13、
保守点検信号検出手段14及び停電表示判断手段15
で、図2中のエレベータ状態監視装置40の記憶装置4
0bに格納されるプログラムである。図3において、ス
テップ1ではエレベータ群管理装置30よりのエレベー
タ状態情報が入力し、ステップ2で保守点検信号検出手
段14により保守点検中であるか否かを判断し、保守点
検中でなければステップ3に進んで停電信号検出手段1
3により停電中であるか否かを判断し、停電中であれば
ステップ4に進んで表示装置60に該当するエレベータ
装置の停電表示を行う。
【0014】なお、ステップ2において保守点検中であ
ると判断されたら、ステップ5に進んで停電表示を行な
わない。また、ステップ3において停電中でないと判断
されたら、上記の場合と同様にステップ5に進んで停電
表示を行なわない。
ると判断されたら、ステップ5に進んで停電表示を行な
わない。また、ステップ3において停電中でないと判断
されたら、上記の場合と同様にステップ5に進んで停電
表示を行なわない。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、保守点
検中の停電の場合は停電表示を行なわず、エレベータ装
置が事故、故障及び災害の発生によって停電した場合の
み停電表示するようにしたので、明確に事故等による停
電に対する応急な復旧対策を必要とする情報が得られる
効果がある。
検中の停電の場合は停電表示を行なわず、エレベータ装
置が事故、故障及び災害の発生によって停電した場合の
み停電表示するようにしたので、明確に事故等による停
電に対する応急な復旧対策を必要とする情報が得られる
効果がある。
【図1】本発明の原理を説明するためのブロック図であ
る。
る。
【図2】図1の原理的な構成を実現するための具体例を
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図3】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
である。
13 停電信号検出手段 14 保守点検信号検出手段 15 停電表示判断手段 30 エレベータ群管理装置 30d,40d 伝送装置 40 エレベータ状態監視装置 60 表示装置
Claims (1)
- 【請求項1】 エレベータ装置の運転状態を管理する群
管理手段と、この群管理手段と伝送装置を介してシリア
ル通信する監視手段内に設けられ、上記エレベータ装置
に停電が発生すると停電表示する表示手段とを備えたエ
レベータの監視装置において、 保守、点検のための停電時には上記表示手段に停電表示
をせず、事故、故障等による停電時にのみ停電表示の判
断をする停電表示判断手段を設けたことを特徴とするエ
レベータの監視装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30817791A JPH05147848A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | エレベータの監視装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30817791A JPH05147848A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | エレベータの監視装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05147848A true JPH05147848A (ja) | 1993-06-15 |
Family
ID=17977839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30817791A Pending JPH05147848A (ja) | 1991-11-25 | 1991-11-25 | エレベータの監視装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05147848A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009190821A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータの保守運転装置 |
JP5948454B1 (ja) * | 2015-03-12 | 2016-07-06 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの乗場表示灯装置 |
-
1991
- 1991-11-25 JP JP30817791A patent/JPH05147848A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009190821A (ja) * | 2008-02-13 | 2009-08-27 | Hitachi Building Systems Co Ltd | エレベータの保守運転装置 |
JP5948454B1 (ja) * | 2015-03-12 | 2016-07-06 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの乗場表示灯装置 |
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