JP2001145723A - スロットマシン - Google Patents

スロットマシン

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JP2001145723A
JP2001145723A JP33057999A JP33057999A JP2001145723A JP 2001145723 A JP2001145723 A JP 2001145723A JP 33057999 A JP33057999 A JP 33057999A JP 33057999 A JP33057999 A JP 33057999A JP 2001145723 A JP2001145723 A JP 2001145723A
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prize
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slot machine
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JP33057999A
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English (en)
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Masato Araki
正人 荒木
Nobuyuki Ito
信之 伊藤
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Sammy Corp
Samy KK
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Sammy Corp
Samy KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞である
ときに、いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入
賞判定結果を外部に報知し、入賞判定結果を必要とされ
る適切なときに報知することにより、遊技者の注意力を
入賞判定結果に向けさせることができ、遊技者が効率的
に遊技を行うことを可能にする。 【解決手段】 入賞判定テーブル120には、複数種類
の入賞図柄の組み合わせのうち、ストップスイッチ51
の操作に基づいて、所定の変動停止猶予間隔内に、いず
れか一の入賞図柄の組み合わせのみが図柄変動表示装置
20に停止表示可能な択一的入賞図柄の組み合わせに対
応する択一的入賞態様を含み、判定結果外部報知手段4
0は、入賞判定手段110による入賞判定結果が択一的
入賞態様の入賞であることを条件に、複数種類の択一的
入賞態様のうち、いずれの入賞態様に入賞しているかの
択一的入賞判定結果を外部に報知するようにしたことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、スロットマシン
に関し、特に入賞判定の内容を特定の場合に外部に報知
しようとするものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のスロットマシンとして
は、スタートスイッチと、このスタートスイッチからの
スタート信号の入力に基づいて複数種類の図柄の変動表
示を開始する図柄変動表示装置と、前記図柄変動表示装
置による図柄の変動表示を所定の変動停止猶予間隔内に
終了させ、図柄変動表示装置に停止図柄の組み合わせを
表示させるストップスイッチと、複数種類の入賞図柄の
組み合わせに対応する複数種類の入賞態様の入賞確率が
各々予め設定された入賞判定テーブルと、前記スタート
信号の入力を条件に、前記入賞判定テーブルに基づいて
入賞判定を行う入賞判定手段と、前記入賞判定手段によ
る入賞判定の結果を外部に報知する判定結果外部報知手
段と、前記入賞判定手段による入賞判定結果がいずれか
の入賞態様への入賞を内容とすること及び前記ストップ
スイッチの操作に基づいて図柄変動表示装置に停止表示
された停止図柄の組み合わせが、前記入賞判定手段によ
る入賞判定結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の
組み合わせであることを条件に、遊技者に所定の利益を
付与する利益付与手段とを備えたものが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記した従来
のスロットマシンでは、入賞判定の内容の全てを外部に
報知するものであることから、前記入賞判定手段による
入賞判定結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の組
み合わせが、ストプスイッチの操作に基づいて停止図柄
の組み合わせとして図柄変動表示に停止表示される前
に、入賞判定の内容が必要以上に解ってしまい、特に遊
技者にとって大きな利益が与えられる入賞については、
以降の遊技の興趣を逆に殺ぐといった問題点があった。
【0004】そこで、請求項1〜9記載のスロットマシ
ンは、上記した従来の技術の有する問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、ストップス
イッチの操作に基づいて、前記所定の変動停止猶予間隔
内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが図柄変
動表示装置に停止表示可能な択一的入賞図柄の組み合わ
せに対応する択一的入賞態様を設定するともに、入賞判
定結果が択一的入賞態様の入賞であるときに、いずれの
入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部
に報知し、入賞判定結果を必要とされる適切なときに報
知することにより、遊技者の注意力を入賞判定結果に向
けさせることができ、遊技者が効率的に遊技を行うこと
のできるスロットマシンを提供しようとするものであ
る。
【0005】また、請求項2記載のスロットマシンは、
特別遊技中においても一般遊技中においてもいずれか一
方又は双方の遊技中において、択一的入賞判定結果を報
知することのできるスロットマシンを提供しようとする
ものである。また、請求項3記載のスロットマシンは、
択一的入賞態様に対応した入賞図柄の組み合わせの出現
率を均等に設計するだけで、実際の出現率を最初の設計
値通りに実現することのできるスロットマシンを提供し
ようとするものである。
【0006】また、請求項4記載のスロットマシンは、
択一的入賞態様に対応した入賞図柄の組み合わせの出現
率を異なるものにしても、各択一的入賞図柄の組み合わ
せにより生じる利益の実際の期待値は均等にすることの
できるスロットマシンを提供しようとするものである。
また、請求項5記載のスロットマシンは、複数個の図柄
表示部を有する図柄表示装置のうち、少なくとも一の図
柄表示部において、前記所定の変動停止猶予間隔内に、
停止表示可能な図柄が択一的入賞図柄の組み合わせに含
まれる図柄になるようにすることで、簡易な状況で択一
的入賞図柄を設定できるスロットマシンを提供しようと
するものである。
【0007】また、請求項6〜9記載のスロットマシン
は、択一的入賞判定結果が報知される場合と報知されな
い場合という遊技者にとって有利な状況と不利な状況と
の二つの状況に分離し、条件によっては、受ける利益に
差を付けることですることで、遊技者の受ける利益に起
伏があり興趣ある遊技が可能なスロットマシンを提供し
ようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】(特徴点)本発明は、上
記した目的を達成するためのものであり、以下にその内
容を図面に示した発明の実施の形態の一例を用いて説明
する。 (請求項1)請求項1記載のスロットマシンは、入賞判
定テーブル(120)には、複数種類の入賞図柄の組み合わ
せのうち、ストップスイッチ(51)の操作に基づいて、所
定の変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組
み合わせのみが図柄変動表示装置(20)に停止表示可能な
択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様
を含み、判定結果外部報知手段(40)は、入賞判定手段(1
10)による入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞である
ことを条件に、複数種類の択一的入賞態様のうち、いず
れの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を
外部に報知するようにしたことを特徴とする。
【0009】したがって、請求項1記載のスロットマシ
ンによれば、所定の信号の入力を条件に、入賞判定手段
(110)は、入賞判定テーブル(120)に基づいて入賞判定を
行う。前記入賞判定テーブル(120)には、複数種類の入
賞態様が所定の入賞確率で設定され、前記入賞態様に
は、複数種類の入賞図柄の組み合わせのうち、ストップ
スイッチ(51)の操作に基づいて、前記所定の変動停止猶
予間隔内に、いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが
図柄変動表示装置(20)に停止表示可能な択一的入賞図柄
の組み合わせに対応する択一的入賞態様を含んでいるこ
とから、入賞判定手段(110)による入賞判定の結果は所
定の確率で択一的入賞態様の入賞となる。
【0010】判定結果外部報知手段(40)は、入賞判定手
段(110)による入賞判定結果が択一的入賞態様の入賞で
あることを条件に、複数種類の択一的入賞態様のうち、
いずれの入賞態様に入賞しているかの択一的入賞判定結
果を外部に報知する。ここで、「変動停止猶予間隔」と
は、ストップスイッチ(51)を操作してから、実際に図柄
変動表示装置(20)の図柄変動表示が停止する間の変動表
示の間隔をいい、「所定の変動停止猶予間隔」とは、遊
技者がストップスイッチ(51)を操作してから図柄の変動
表示が停止するまでの間隔が、遊技者に違和感を与えな
い程度の間隔であることを意味し、例えばストップスイ
ッチ(51)を操作してから、190msec以内、すなわ
ち図柄の移動が4図柄以内の場合のように予め設定され
た範囲内のものとなっているものをいう。
【0011】ここで、「択一的入賞図柄の組み合わせ」
とは、入賞図柄のうち、各ストップスイッチ(51)を操作
してから前記変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞
図柄の組み合わせのみが停止表示可能となる入賞図柄の
組み合わせをいう。また、「択一的入賞態様」とは、前
記「択一的入賞図柄の組み合わせ」に対応する入賞態様
をいう。 (請求項2)請求項2記載のスロットマシンは、上記し
た請求項1記載の特徴点に加え、入賞判定テーブル(12
0)には、一般遊技に用いられる一般遊技中入賞判定テー
ブル(121)と、前記一般遊技とは異なる遊技状態に用い
られる前記一般遊技よりも小役の入賞確率が高く設定さ
れた特別遊技中入賞判定テーブル(122)とを含み、択一
的入賞態様は、前記一般遊技中入賞判定テーブル(121)
又は特別遊技中入賞判定テーブル(122)のいずれか一方
又は双方に含まれることを特徴とする。
【0012】したがって、請求項2記載のスロットマシ
ンによれば、判定結果外部報知手段(40)による択一的入
賞判定結果の外部への報知は、一般遊技又は特別遊技の
いずれか一方又は双方の遊技状態において行われる。 (請求項3)請求項3記載のスロットマシンは、上記し
た請求項1又は請求項2記載の特徴点に加え、すべての
択一的入賞態様は、遊技者が得られる所定の利益価値を
同じくすることを特徴とする。
【0013】したがって、請求項3記載のスロットマシ
ンによれば、判定結果外部報知手段(40)による択一的入
賞判定結果の外部への報知は、すべての択一的入賞態様
の入賞によって得られる利益価値が同じ場合でも、行わ
れる。 (請求項4)請求項4記載のスロットマシンは、上記し
た請求項1又は請求項2記載の特徴点に加え、少なくと
も一の択一的入賞態様は、他の択一的入賞態様とは遊技
者が得られる所定の利益価値を異にすることを特徴とす
る。
【0014】したがって、請求項4記載のスロットマシ
ンによれば、判定結果外部報知手段(40)による択一的入
賞判定結果の外部への報知は、すべての択一的入賞態様
の入賞によって得られる利益価値が異なる場合でも、行
われる。 (請求項5)請求項5記載のスロットマシンは、上記し
た請求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載の特
徴点に加え、図柄変動表示装置(20)は、各々複数種類の
図柄を変動表示可能な複数個の図柄表示部(例えば表示
窓10)を備え、択一的入賞図柄の組み合わせは、前記複
数個の図柄表示部(10)のうち、少なくとも一部の図柄表
示部(10)で停止表示される図柄によって識別可能に構成
したことを特徴とする。
【0015】したがって、請求項5記載のスロットマシ
ンによれば、択一的入賞図柄の組み合わせを簡易に設定
することができる。 (請求項6)請求項6記載のスロットマシンは、上記し
た請求項1、請求項2、請求項3,請求項4又は請求項
5記載の特徴点に加え、所定の報知条件の成就に基づい
て、択一的入賞判定結果を報知するか否かを決定する択
一的入賞判定結果報知決定手段(171)を備えたことを特
徴とする。
【0016】したがって、請求項6記載のスロットマシ
ンによれば、択一的入賞判定結果報知決定手段(171)
は、所定の条件が成就したことを条件に判定結果外部報
知手段(40)による択一的入賞判定結果の報知を行うか否
かを決定する。 (請求項7)請求項7記載のスロットマシンは、上記し
た請求項6記載の特徴点に加え、所定の報知条件には、
遊技状態を含むことを特徴とする。
【0017】したがって、請求項7記載のスロットマシ
ンによれば、択一的入賞判定結果報知決定手段(171)
は、遊技状態の如何によって判定結果外部報知手段(40)
による択一的入賞判定結果を報知するか否かを決定す
る。 (請求項8)請求項8記載のスロットマシンは、上記し
た請求項6記載の特徴点に加え、所定の報知条件には、
図柄変動表示装置(20)に特定図柄の組み合わせが停止表
示されたことを含むことを特徴とする。
【0018】したがって、請求項8記載のスロットマシ
ンによれば、択一的入賞判定結果報知決定手段(171)
は、図柄変動表示装置(20)に特定図柄の組み合わせが停
止表示されたか否かで、判定結果外部報知手段(40)によ
る択一的入賞判定結果を報知するか否かを決定する。 (請求項9)請求項9記載のスロットマシンは、上記し
た請求項6記載の特徴点に加え、所定の報知条件には、
前記図柄変動表示装置(20)に特定の入賞図柄の組み合わ
せが停止表示されたことを特徴とする。
【0019】したがって、請求項9記載のスロットマシ
ンによれば、図柄変動表示装置(20)に特定の入賞図柄の
組み合わせが停止表示されたか否かで、判定結果外部報
知手段(40)による択一的入賞判定結果を報知するか否か
を決定することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1〜4は、本発明の一実施の形
態を示すものであり、図1はスロットマシンの機能ブロ
ック図、図2は表示窓周辺の主要図、図3は貼付前の状
態のリールテープの正面図、図4は入賞判定テーブルに
格納された入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせを
示した模式図を各々示す。
【0021】図2中、10は、スロットマシン(図示せ
ず)の正面に設けられた表示窓10であって、この表示窓
10は、横並びに並んだ3つの縦長の表示窓10、具体的に
は、左の表示窓10、中央の表示窓10、右の表示窓10から
構成されている。前記各表示窓10・・は、透明な材料で
形成され、その奥方には、各々、複数種類の図柄を変動
表示するための図柄変動表示装置20が設けられている。
前記図柄変動表示装置20は、図には詳しく示さないが、
左の表示窓10に対応する左の回転リール装置、中央の表
示窓10に対応する中央の回転リール装置、右の表示窓10
に対応する右の回転リール装置とを備えている。
【0022】また、前記各表示窓10の表面には、各表示
窓10・・を横切るように、5本の入賞ライン11・・が表
示されている。この入賞ライン11は、水平方向に延び垂
直方向に平行に並んだ、3本の水平な入賞ライン11・・
と、中央の表示窓10でクロスする2本の斜めの入賞ライ
ン11・・とから構成され、各入賞ライン11・・上に並ん
だ図柄の組み合わせ如何によって、遊技者に利益を付与
するか否かが決定される。
【0023】前記各リール装置は、図には詳しく示さな
いが、前記各表示窓10・・にその外周を臨ませた円筒状
の回転リール30(図2)と、この回転リール30の円筒状
の中心部分を軸支して回転させるためのモータ、本実施
の形態ではステッピングモータとを備えている。また、
各回転リール30・・は、その外周全面に、図3に示すよ
うな複数種類の図柄を表示したリールテープ31が巻き付
けられ、前記各回転リール30・・を前記各ステッピング
モータにより回転させ、円筒状の外周部分を一定方向に
回転させることができる。
【0024】そして、前記各回転リール30・・の回転に
より、複数種類の図柄が変動表示されているように、前
記各表示窓10・・を介して外部から観察することができ
る。左の回転リール30には左のリールテープ31が、中央
の回転リール30には中央のリールテープ31が右の回転リ
ール30には右のリールテープ31が各々貼付される。前記
リールテープ31には、図3に示すように、「縞7図
柄」、「白7図柄」、「BAR図柄」、「スイカ図
柄」、「ベル図柄」、「チェリー図柄」、「リプレイ図
柄」の7種類の図柄が表示されている。
【0025】そして、前記左のリールテープは、上から
順に、「リプレイ図柄」、「BAR図柄」、「チェリー
図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、「リプレイ図
柄」、「スイカ図柄」、「チェリー図柄」、「白7図
柄」、「ベル図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図
柄」、「ベル図柄」、「チェリー図柄」、「リプレイ図
柄」、「縞7図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」、
「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図柄」の順
に、合計21個の図柄が表示されている。
【0026】前記中央のリールテープには、「ベル図
柄」、「BAR図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図
柄」、「ベル図柄」、「縞7図柄」、「リプレイ図
柄」、「チェリー図柄」、「ベル図柄」、「白7図
柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」、「ベル図
柄」、「縞7図柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図
柄」、「ベル図柄」、「白7図柄」、「チェリー図
柄」、「リプレイ図柄」、「スイカ図柄」の順に、合計
21個の図柄が表示されている。
【0027】前記右のリールテープには、「ベル図
柄」、「BAR図柄」、「スイカ図柄」、「リプレイ図
柄」、「ベル図柄」、「BAR図柄」、「スイカ図
柄」、「リプレイ図柄」、「ベル図柄」、「白7図
柄」、「スイカ図柄」、「リプレイ図柄」、「ベル図
柄」、「白7図柄」、「スイカ図柄」、「縞7図柄」、
「リプレイ図柄」、「ベル図柄」、「チェリー図柄」、
「スイカ図柄」、「リプレイ図柄」の順で、合計21個
の図柄が表示されている。
【0028】そして、左のリールテープ31においては、
図3に示すように、これら択一的入賞図柄の組み合わせ
の一つである「白7図柄」、「縞7図柄」、「BAR図
柄」の各図柄は、いずれも前記変動停止猶予間隔(本実
施の形態では、4図柄)を超えた図柄数を隔てて配置さ
れている。前記各表示窓10・・の上方には、図には示さ
ないが、判定結果外部報知手段40(図1)としてのモニ
タが配置されている。前記モニタは、遊技方法の説明や
各入賞に対して付与される利益の内容に加え、択一的入
賞判定結果が報知可能に形成されている。
【0029】なお、本実施の形態では、択一的入賞判定
結果はモニタにより報知可能に形成されていると説明し
たが、択一的入賞判定結果を外部に報知する判定結果外
部報知手段40としてはこれに限らず、択一的入賞図柄を
表示したパネルの内部に点灯消灯可能なランプやLED
を配列したものや、ランプやLEDを配列したものによ
り択一的入賞図柄を簡略的に表現したものであってもよ
い。
【0030】スロットマシンの制御回路は、図1に示す
ように、例えばCPUから構成された電子的制御装置10
0から構成されている。そして、前記電子的制御装置100
の入力側には、図1に示すように、前記図柄変動表示装
置20による図柄の変動表示を開始させるスタートスイッ
チ50と、図柄を変動表示中の回転リール30・・の回転を
個別に所定の変動間隔以内に停止させることのできる3
個のストップスイッチ51・・とが各々接続されている。
【0031】また、前記電子的制御装置100の出力側に
は、図1に示すように、3個の回転リール30・・をそれ
ぞれ個別に回転駆動させるモータ33・・(図1)と、入
賞判定の結果に応じて所定枚数の賞メダルを遊技者に払
い出すためのホッパー装置60と、判定結果外部報知手段
40としてのモニタが各々接続されている。前記電子的制
御装置100は、入賞の判定に用いる所定の範囲(例えば
十進数で0〜65535までの数字)の乱数を発生させ
る入賞判定用の乱数発生手段111と、遊技メダルが投入
され、スタートスイッチ50が操作されたことを条件に、
前記乱数発生手段111から発生した乱数を抽出する乱数
抽出手段112とを備え、前記乱数発生手段111から発生す
る乱数値がとる全領域(例えば十進数で0〜65535
までの数字)のうち、特別遊技への移行を内容とする特
別遊技の入賞態様の領域、択一的入賞図柄の組み合わせ
に対応する択一的入賞態様の領域、その他の入賞態様に
対応する領域、はずれの入賞態様に対応する領域を各々
予め定められた所定の比率で有する入賞判定テーブル12
0と、前記乱数抽出手段112から抽出した乱数値を、前記
入賞判定テーブル120と照合し、抽出した乱数値が特別
遊技の入賞態様の領域に属する場合には特別遊技の入賞
と判定し、抽出した乱数値が通常入賞領域に属する場合
には通常の入賞と判定し、抽出した乱数値が択一的入賞
態様の領域に属する場合には択一的入賞と判定し、その
他の入賞態様に対応する領域に属する場合にはその他の
入賞と判定し、はずれの入賞態様に対応する領域に属す
る場合にははずれと判定する入賞判定手段110と、前記
スタートスイッチ50の操作に基づいて各回転リール30・
・のモータを回転させるとともに、各ストップスイッチ
51・・が操作されたことを条件に、対応する各回転リー
ル30のモータの回転を所定の変動停止猶予間隔内に停止
させる変動表示制御手段160と、前記入賞判定手段110に
よる入賞判定結果がいずれかの入賞態様への入賞を内容
とすること及び前記各ストップスイッチ51・・の操作に
基づいて図柄変動表示装置20に停止表示された停止図柄
の組み合わせが、前記入賞判定手段110による入賞判定
結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の組み合わせ
であることを条件に、遊技者に所定の利益の付与を決定
し、前記利益付与手段(例えばホッパー装置60)による
利益の付与を行わせる利益付与決定手段140と、遊技者
への利益付与として特別遊の実行を制御するための特別
遊技実行制御手段150と、入賞判定手段110による入賞判
定結果が択一的入賞態様の入賞であることを条件に、複
数種類の択一的入賞態様のうち、いずれの入賞態様に入
賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知するこ
とを決定する択一的判定結果報知決定手段171と、前記
判定結果外部報知手段40による択一的入賞判定結果の報
知を制御する表示制御手段172とを備えた。
【0032】また、前記利益付与制御手段140と前記ホ
ッパー装置60と特別遊技実行制御手段150とで、利益付
与手段130を構成する。 (乱数発生手段)前記乱数発生手段111は、所定の領域
(例えば十進数で0〜65536)の乱数を発生させ
る。なお、ここでいう乱数には、Rレジスタなどのソフ
ト的に疑似乱数発生させるものや高速カウンターにより
順番に数字が生成されるものも含まれる。 (乱数抽出手段)前記乱数抽出手段112は、前記乱数発
生手段111から発生される一の乱数値を、所定の条件
(本実施の形態では、例えばスタートスイッチ50の操
作)で抽出し保存する。 (入賞判定テーブル)前記入賞判定テーブル120は、一
般遊技中入賞判定テーブル121と特別遊技中入賞判定テ
ーブル122との二つのテーブルを備えている。 (一般遊技中入賞判定テーブル)前記一般遊技中入賞判
定テーブル121は、前記乱数抽出手段112が抽出する乱数
値がとる全領域のうち、特別遊技への移行を内容とする
特別遊技の入賞態様の領域、択一的入賞図柄の組み合わ
せに対応する択一的入賞態様の領域、その他の入賞態様
に対応する領域、はずれの入賞態様に対応する領域を各
々予め定められた所定の比率で有する。なお、前記各領
域の割合については、様々な要素を勘案して定められ
る。
【0033】また、一般遊技中入賞判定テーブル121に
は、図4の(A)及び(C)に示す図柄の組み合わせに
対応する入賞態様を有している。 (特別遊技中入賞判定テーブル)前記特別遊技中入賞判
定テーブル122は、前記乱数抽出手段112が抽出する乱数
値がとる全領域のうち、択一的入賞図柄の組み合わせに
対応する択一的入賞態様の領域、その他の入賞態様に対
応する領域、はずれの入賞態様に対応する領域を各々予
め定められた所定の比率で有する。
【0034】特別遊技中入賞判定テーブル122には、図
4の(B)に示すように、「『縞7図柄』『スイカ図
柄』『スイカ図柄』」、「『白7図柄』『スイカ図柄』
『スイカ図柄』」、「『BAR図柄』『スイカ図柄』
『スイカ図柄』」の3つの入賞図柄の組み合わせに対応
する3つの択一的入賞態様が設定されている。なお、前
記の各領域の割合については、前記一般遊技中入賞判定
テーブル121と同様に、様々な要素を勘案して定められ
る。 (入賞判定手段)前記入賞判定手段110は、前記乱数抽
出手段112が抽出した乱数値を、一般遊技中においては
前記一般遊技中入賞判定テーブル121と、特別遊技中に
おいては前記特別遊技中入賞判定テーブル122と照合
し、当該乱数値が属する領域を判定し、それに基づいて
入賞の判定を行う。
【0035】具体的には、入賞判定手段は、抽出した乱
数値が特別遊技の入賞態様の領域に属する場合には特別
遊技の入賞と判定し、択一的入賞態様の領域に属する場
合には、択一的入賞と判定し、その他の入賞態様に対応
する領域に属する場合には、その他の入賞と判定し、は
ずれの入賞態様に対応する領域に属する場合には、はず
れと判定する。 (利益付与制御手段)前記利益付与決定手段140は、前
記入賞判定手段110による判定がはずれを除くいずれか
の入賞であるとともに、前記図柄変動表示装置20に停止
表示された入賞ライン上の停止図柄の組み合わせが、前
記入賞判定手段110による入賞判定の結果に対応する予
め定められた所定の図柄の組み合わせと一致したことを
条件に、遊技者への利益の付与を決定し、遊技者に利益
を付与する。
【0036】具体的には、入賞判定手段110による入賞
判定の結果が、特別遊技の入賞である場合であって、入
賞ライン11上の停止図柄の組み合わせが特別遊技の入賞
態様に対応する入賞図柄の組み合わせと一致している場
合には、所定枚数のメダルを付与した後に、次回の遊技
から所定の遊技回数を条件に、特別遊技へ移行させる。
【0037】そして、特別遊技において、入賞判定手段
による入賞判定の結果が、択一的入賞であって、入賞ラ
イン11上の停止図柄の組み合わせが択一的入賞態様に対
応する入賞図柄の組み合わせと一致している場合には、
ホッパー装置60を駆動させて(又は付与するメダルの枚
数を電子的に加算させることにより)、択一的入賞の価
値に対応した所定枚数の賞メダルを遊技者に付与する。 (特別遊技実行制御手段)前記特別遊技実行制御手段15
0は、利益付与決定手段140により特別遊技への移行が決
定すると、次回の遊技以降、所定の遊技回数又は所定の
入賞回数を限度として、特別遊技を行わせる。
【0038】この特別遊技においては、入賞判定手段11
0による入賞判定には、特別遊技中入賞判定テーブル122
が用いられることから、入賞判定結果が択一的入賞態様
の入賞である場合があるのは前記したとおりである。 (変動表示制御手段)変動表示制御手段160は、スター
トスイッチ50の操作に基づいて各回転リール30・・を駆
動するモータを、駆動パルスを出力させることにより回
転させ、各ストップスイッチ51・・の操作に基づいて、
前記所定の変動停止猶予間隔内に、各モータの回転を停
止させる。
【0039】ここで、変動停止猶予間隔とは、各ストッ
プスイッチ51・・を操作してから、実際に図柄変動表示
装置20の図柄変動表示が停止する間の変動表示の間隔を
いい、「所定の変動停止猶予間隔」とは、遊技者がスト
ップスイッチ51・・を操作してから図柄の変動表示が停
止するまでの間隔が、遊技者に違和感を与えない程度の
間隔であることを意味し、例えば各ストップスイッチ51
・・を操作してから、各回転リール30・・による図柄の
変動表示が停止するまでの図柄の移動が4図柄以内の場
合のように予め設定された範囲ないのものであることを
いう。
【0040】ここで、「択一的入賞図柄の組み合わせ」
とは、入賞図柄のうち、各ストップスイッチ51・・を操
作してから前記変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入
賞図柄の組み合わせのみが停止表示可能である入賞図柄
の組み合わせを意味する。したがって、ある時点で各ス
トップスイッチ51・・を操作すると、一の入賞図柄の組
み合わせのみが停止表示可能となる。
【0041】なお、「一の入賞図柄」とは、択一的入賞
図柄の組み合わせのうちの一つの入賞図柄の組み合わせ
を意味する。本実施の形態では、図4の(B)に示すよ
うに、特別遊技中における入賞図柄である、「『縞7図
柄』、『スイカ図柄』『スイカ図柄』」、「『白7図
柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」、「『BAR図
柄』『スイカ図柄』『スイカ図柄』」の3つの入賞図柄
の組み合わせが、択一的入賞図柄の組み合わせに設定さ
れている。これら択一的入賞図柄は、いずれも入賞に対
して付与されるメダルが15枚に設定されている。な
お、この遊技者に付与される利益は、各々15枚、10
枚、5枚というように、各々の図柄の組み合わせごとに
異なるようにしてもよい。
【0042】また、「択一的入賞態様」とは、入賞判定
テーブル120に格納された、前記「択一的入賞図柄の組
み合わせ」に対応する入賞態様をいう。また、各回転リ
ール30・・には、センサにて検出可能な基準位置が各々
設けられるとともに、変動表示制御手段160から出力さ
れる駆動パルスに従って各々回転駆動されることから、
駆動パルスの出力を停止した時点で各回転リール30・・
は、その回転を停止し、予め記録された基準位置からの
回転角度(例えばステップ数)に対応する図柄の情報に
もとづいて、回転中の各回転リール30・・が各表示窓10
・・の入賞ライン11・・上にいずれの図柄が表示されい
るのか及び各ストップスイッチ51・・の操作後に、各入
賞ライン11・・上に、いずれの図柄の組み合わせが停止
図柄の組み合わせとして停止表示されているのかを判定
することができる。 (択一的入賞判定結果報知決定手段)前記択一的入賞判
定結果報知決定手段171は、判定結果報知又は非報知の
判定において、入賞判定結果を報知することを決定した
こと及び前記入賞判定手段110による入賞判定結果が択
一的入賞態様の入賞であることを条件に、複数種類の択
一的入賞態様のうち、いぜれの入賞態様に入賞している
かの択一的入賞判定結果を、判定結果外部報知手段(40)
に報知させことを決定する。
【0043】前記択一的入賞判定結果報知決定手段171
による前記判定結果報知は、特定の報知条件が成就する
ことにより報知するようにしてもよく、報知条件には、
特定の図柄で入賞したこと、特定の図柄が表示窓10に停
止表示されたこと、遊技回数(特別遊技中の一般遊技の
回数を含む)が所定回数に達したこと、メダルの獲得枚
数(純贈枚数を含む)が所定枚数に達したこと、特定の
外部表示が行われたこと、などがある。また、上記報知
条件は、開始条件としてだけではなく、報知の終了条件
としてもよい。
【0044】また、前記択一的入賞判定結果報知決定手
段171による報知か非報知かの決定は、例えば入賞判定
を行った当該遊技時又は入賞判定において特別遊技と判
定したときに行えばよい。 (表示制御手段)前記表示制御手段172は、前記択一的
判定結果報知決定手段により、択一的判定結果の報知が
決定されたことを条件に、判定情報外部報知手段に択一
的判定結果を報知する。具体的には、前記表示制御手段
172は、モニタに、前記入賞判定手段110により入賞と判
定された択一的入賞態様に対応する択一的入賞図柄を表
示させる。
【0045】したがって、入賞と判定されていない択一
的入賞様態に対応する択一的入賞図柄の組み合わせを狙
って各ストップスイッイチ51・・を操作しても、所定の
変動停止猶予間隔内に各回転リール30・・の回転を停止
しなければならないことから、入賞と判定されている択
一的入賞態様に対応する入賞図柄の組み合わせを停止さ
せることはできない。
【0046】一方、前記表示制御手段172によって、モ
ニタに前記入賞判定手段110により入賞と判定された択
一的入賞態様に対応する択一的入賞図柄を表示させれ
ば、遊技者はモニタに表示された択一的入賞図柄の組み
合わせを見て、いずれの図柄を狙って各ストップスイッ
チ51・・を操作すればよいかを的確に判断するとことが
でき、効率的に利益を享受することができる。
【0047】上記実施の形態では、択一的入賞態様は、
特別遊技中入賞判定テーブル122のみに設定されていた
が、異なる実施の形態においては、一般遊技中入賞判定
テーブル121に設定してもよく、また、一般遊技中入賞
判定テーブル121及び特別遊技中入賞判定テーブル122の
双方のテーブルに設定してもよい。
【0048】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。請求項1
〜9記載のスロットマシンによれば、ストップスイッチ
の操作に基づいて、前記所定の変動停止猶予間隔内に、
いずれか一の入賞図柄の組み合わせのみが図柄変動表示
装置に停止表示可能な択一的入賞図柄の組み合わせに対
応する択一的入賞態様を設定するともに、入賞判定結果
が択一的入賞態様の入賞であるときに、いずれの入賞態
様に入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知
し、入賞判定結果を必要とされる適切なときに報知する
ことにより、遊技者の注意力を入賞判定結果に向けさせ
ることができ、遊技者が効率的に遊技を行うことのでき
るスロットマシンを提供することができる。
【0049】これに加え、請求項2記載のスロットマシ
ンによれば、特別遊技中においても一般遊技中において
もいずれか一方又は双方の遊技中において、択一的入賞
判定結果を報知することのできるスロットマシンを提供
することができる。これに加え、請求項3記載のスロッ
トマシンによれば、択一的入賞態様に対応した入賞図柄
の組み合わせの出現率を均等に設計するだけで、実際の
出現率を最初の設計値通りに実現することのできるスロ
ットマシンを提供することができる。
【0050】これに加え、請求項4記載のスロットマシ
ンによれば、択一的入賞態様に対応した入賞図柄の組み
合わせの出現率を異なるものにしても、各択一的入賞図
柄の組み合わせにより生じる利益の実際の期待値は均等
にすることのできるスロットマシンを提供することがで
きる。これに加え、請求項5記載のスロットマシンによ
れば、複数個の図柄表示部を有する図柄表示装置のう
ち、少なくとも一の図柄表示部において、前記所定の変
動停止猶予間隔内に、停止表示可能な図柄が択一的入賞
図柄の組み合わせに含まれる図柄になるようにすること
で、簡易な状況で択一的入賞図柄を設定できるスロット
マシンを提供することができる。
【0051】これに加え、請求項6〜9記載のスロット
マシンによれば、択一的入賞判定結果が報知される場合
と報知されない場合という遊技者にとって有利な状況と
不利な状況との二つの状況に分離し、条件によっては、
受ける利益に差を付けることですることで、遊技者の受
ける利益に起伏があり興趣ある遊技が可能なスロットマ
シンを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】スロットマシンの機能ブロック図である。
【図2】表示窓周辺の主要図である。
【図3】貼付前の状態のリールテープの正面図である。
【図4】入賞判定テーブルに格納された入賞態様に対応
する入賞図柄の組み合わせを示した模式図である。
【符号の説明】
10 表示窓 11入賞ライン 20 図柄変動表示装置 30 回転リール 31 リールテープ 33 モータ 40 判定結果外部報知手段 50 スタートスイッチ 51 ストップスイッチ 60 ホッパー装置 100 電子的制御装置 110 入賞判定手段 111 乱数発生手段 112 乱数抽出手段 120 入賞判定テーブル 121 一般遊技中入賞判定テーブル 122 特別遊技中入賞判定テーブル 130 利益付与手段 140 利益付与決定手段 150 特別遊技実行制御手段 160 変動表示制御手段 170 情報報知制御手段 171 択一的入賞判定結果報知決定手段 172 表示制御手段

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スタートスイッチと、 前記スタートスイッチからのスタート信号の入力に基づ
    いて複数種類の図柄の変動表示を開始する図柄変動表示
    装置と、 前記図柄変動表示装置による図柄の変動表示を所定の変
    動表示間隔内に終了させ、図柄変動表示装置に停止図柄
    の組み合わせを表示させるストップスイッチと、 複数種類の入賞図柄の組み合わせに対応する複数種類の
    入賞態様の入賞確率が各々予め設定された入賞判定テー
    ブルと、 所定の信号の入力を条件に、前記入賞判定テーブルに基
    づいて入賞判定を行う入賞判定手段と、 前記入賞判定手段による入賞判定の結果を外部に報知す
    る判定結果外部報知手段と、 前記入賞判定手段による入賞判定結果がいずれかの入賞
    態様への入賞を内容とすること及び前記ストップスイッ
    チの操作に基づいて図柄変動表示装置に停止表示された
    停止図柄の組み合わせが、前記入賞判定手段による入賞
    判定結果の入賞態様に対応した所定の入賞図柄の組み合
    わせであることを条件に、遊技者に所定の利益を付与す
    る利益付与手段とを備えたスロットマシンにおいて、 上記入賞判定テーブルには、複数種類の入賞図柄の組み
    合わせのうち、ストップスイッチの操作に基づいて、前
    記所定の変動停止猶予間隔内に、いずれか一の入賞図柄
    の組み合わせのみが図柄変動表示装置に停止表示可能な
    択一的入賞図柄の組み合わせに対応する択一的入賞態様
    を含み、 前記判定結果外部報知手段は、入賞判定手段による入賞
    判定結果が択一的入賞態様の入賞であることを条件に、
    複数種類の択一的入賞態様のうち、いずれの入賞態様に
    入賞しているかの択一的入賞判定結果を外部に報知する
    ようにしたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 【請求項2】 入賞判定テーブルには、一般遊技に用い
    られる一般遊技中入賞判定テーブルと、前記一般遊技と
    は異なる遊技状態に用いられる前記一般遊技よりも小役
    の入賞確率が高く設定された特別遊技中入賞判定テーブ
    ルとを含み、 択一的入賞態様は、前記一般遊技中入賞判定テーブル又
    は特別遊技中入賞判定テーブルのいずれか一方又は双方
    に含まれることを特徴とする請求項1記載のスロットマ
    シン。
  3. 【請求項3】 すべての択一的入賞態様は、遊技者が得
    られる所定の利益価値を同じくすることを特徴とする請
    求項1又は請求項2記載のスロットマシン
  4. 【請求項4】 少なくとも一の択一的入賞態様は、他の
    択一的入賞態様とは遊技者が得られる所定の利益価値を
    異にすることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の
    スロットマシン
  5. 【請求項5】 図柄変動表示装置は、各々複数種類の図
    柄を変動表示可能な複数個の図柄表示部を備え、 択一的入賞図柄の組み合わせは、前記複数個の図柄表示
    部のうち、少なくとも一部の図柄表示部で停止表示され
    る図柄によって識別可能に構成したことを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3又は請求項4記載のスロッ
    トマシン
  6. 【請求項6】 所定の報知条件の成就に基づいて、択一
    的入賞判定結果を報知するか否かを決定する択一的入賞
    判定結果報知決定手段を備えたことを特徴とする請求項
    1、請求項2、請求項3、請求項4又は請求項5記載の
    スロットマシン。
  7. 【請求項7】 所定の報知条件には、遊技状態を含むこ
    とを特徴とする請求項6記載のスロットマシン。
  8. 【請求項8】 所定の報知条件には、図柄変動表示装置
    に特定図柄の組み合わせが停止表示されたことを含むこ
    とを特徴とする請求項6記載のスロットマシン。
  9. 【請求項9】 所定の報知条件には、前記図柄変動表示
    装置に特定の入賞図柄の組み合わせが停止表示されたこ
    とを含むことを特徴とする請求項6記載のスロットマシ
    ン。
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