JP2001145580A - 浴 槽 - Google Patents

浴 槽

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JP2001145580A
JP2001145580A JP32975299A JP32975299A JP2001145580A JP 2001145580 A JP2001145580 A JP 2001145580A JP 32975299 A JP32975299 A JP 32975299A JP 32975299 A JP32975299 A JP 32975299A JP 2001145580 A JP2001145580 A JP 2001145580A
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JP
Japan
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bathtub
handle
overflow port
plate
drain pipe
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Pending
Application number
JP32975299A
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English (en)
Inventor
Takashi Ogasawara
敬 小笠原
Shinya Miyauchi
伸也 宮内
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Emoto Kogyo KK
Original Assignee
Emoto Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 意匠性を高めることが出来かつオーバーフロ
ー口において把手機能を発揮し得る様に改良された浴槽
を提供する。 【解決手段】 浴槽(1)は、排水管(31)に通じる
オーバーフロー口(3)が備えられた浴槽であり、オー
バーフロー口(3)は、浴槽(1)の長手方向の側面
(1s)に配置された把手(4)の内部に設けられる。
そして、把手(4)は、側面(1s)から浴槽(1)内
に突出し且つ少なくともオーバーフロー口(3)の上半
部の外周を覆うブロックによって構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴槽に関するもの
であり、詳しくは、オーバーフロー口が備えられた浴槽
であって、意匠性を高めることが出来かつオーバーフロ
ー口において把手機能を発揮し得る浴槽に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図4は、オーバーフロー口が設けられた
従来の浴槽の構造を示す縦断面図である。図4に示す浴
槽(6)は、ユニットバス等に多く適用される浴槽であ
り、通常、水栓(図示省略)が配置された側の短手方向
の側面にオーバーフロー口(7)が備えられている。オ
ーバーフロー口(7)は、排水管(31)を介して排水
トラップ(30)に至り、浴槽(6)に注がれた一定量
以上の湯水を排出することにより、入浴時などに浴槽か
ら大量の湯水が溢れるのを防止する。上記の様な浴槽の
オーバーフロー構造は、特に、バリアフリーの浴室にお
いて、出入口付近の濡れを防止するのに有効である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記オーバ
ーフロー口は、浴槽内に排水管の先端が直接開口してい
ることを認識させるため、不快感を生じさせ、また、意
匠性にも乏しい。本発明は、斯かる実情に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、オーバーフロー口が備えら
れた浴槽であって、意匠性を高めることが出来、しか
も、オーバーフロー口において把手機能を発揮し得る様
に改良された浴槽を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明の浴槽は、排水管に通じるオーバーフロー口
が備えられた浴槽において、前記オーバーフロー口は、
浴槽の長手方向の側面に配置された把手の内部に設けら
れ、前記把手は、前記側面から浴槽内に突出し且つ少な
くとも前記オーバーフロー口の上半部の外周を覆うブロ
ックによって構成されていることを特徴とする。
【0005】すなわち、上記の浴槽において、オーバー
フロー口は、浴槽に注がれた一定量以上の湯水を排出
し、入浴時などに浴槽の上縁部から湯水が溢れるのを防
止する。また、把手は、浴槽の所定位置に配置されてお
り、入浴の際の身体動作を補助し、そして、内部に設け
られた上記オーバーフロー口を視覚的に覆い隠す。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明に係る浴槽の一実施形態を
図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る浴槽の
構造を示す長手方向に直交する縦断面図である。図2
は、浴槽の側面に配置される把手の斜視図であり、図3
は、図2におけるIII−III線に沿って一部を破断した把
手の正面図である。なお、図1〜図3において、従来の
部材と同一の部材には図4と同様の符号を使用してい
る。
【0007】本発明の浴槽は、図1に符号(1)で示す
様に、例えば、ユニットバスにおける浴槽として構成さ
れる。ユニットバスは、FRP等の耐熱性を有する樹脂
により、浴槽(1)及び洗い場(2)を一体的に成形
し、土間上に敷設した防水パン(図示省略)に各種の配
管と伴に浴槽(1)及び洗い場(2)を設置して構成さ
れる。洗い場(2)に下方には、当該洗い場の水を排水
するための排水トラップ(30)が設けられる。そし
て、排水トラップ(30)には、浴槽(1)の底部から
排水するための排水管(32)、および、浴槽(1)に
注がれた一定量以上の湯水を排出するための排水管(3
1)が接続される。
【0008】浴槽(1)には、各種の形態のエプロンや
デッキを付設できるが、浴槽(1)の内部空間は、通
常、水平断面が略長方形の空間に形成される。浴槽
(1)には、入浴時などに浴槽(1)から洗い場(2)
へ大量の湯水が溢れるのを防止するため、上記の排水管
(31)に通じるオーバーフロー口(3)が備えられて
いる。図3に示す様に、オーバーフロー口(3)の形状
は、後述する把手(4)の内側に収めるため、略楕円形
などの横長の扁平形状に形成される。
【0009】本発明においては、浴槽(1)に入る動作
および浴槽(1)から出る動作を補助するため、図1に
示す様に、浴槽(1)の長手方向の側面(1s)には、
把手(4)が配置される。そして、浴槽(1)の意匠性
を高めるため、オーバーフロー口(3)は、浴槽(1)
の側面(1s)に配置された把手(4)の内部に設けら
れる。
【0010】把手(4)は、一方の側面(1s)だけに
配置されてもよいが、通常は対向する両方の側面(1
s)の略中央に設けられる。把手(4)の設置高さは、
浴槽(1)の上端縁から1〜10cm程度下がった位置
とされる。また、オーバーフロー口(3)は、一般的に
は浴槽(1)のエプロン側の側面(1s)に配置された
把手(4)の内部に設けられるが、図示する様に、両方
の把手(4)の内部に設けられてもよい。
【0011】図2及び図3に示す様に、把手(4)は、
側面(1s)から浴槽(1)内に突出し(図1参照)且
つ少なくともオーバーフロー口(3)の上半部の外周を
覆うブロックによって構成される。具体的には、把手
(4)は、耐熱性を有する合成樹脂または金属によって
形成される。把手(4)の材料としては、特に、ステン
レスや酸化処理されたアルミニウム合金などの金属が耐
食性があり且つ意匠的にも優れているので好ましい。
【0012】把手(4)は、厚肉に形成された把持部と
しての板状部(40)と、板状部(40)の基端部から
下方に伸長された脚部(41)とから成り、かつ、板状
部(40)及び脚部(41)は一体に形成される。把手
(4)の平面形状は、半円形、半楕円形、方形などの適
宜の形状に形成できるが、例えば、図2に示す様に、略
おむすび型の形状に形成される。
【0013】板状部(40)の平面寸法は、側面(1
s)に沿った長さが30〜150mm程度、浴槽(1)
の内側方向への突出長さが30〜100mm程度であ
り、板状部(40)の最大厚さは、10〜30mm程度
である。また、浴槽(1)内へ突出する部分の把手
(4)の周縁は、安全性を高めるため、適度な曲面に面
取り成形される。しかも、板状部(40)の上面は、手
のひらで保持し易い様に、略中央部が膨出した形状に形
成されているのが好ましい。
【0014】図3に示す様に、脚部(41)は、把手
(4)の基端部の両側に形成されており、各脚部(4
1)には、浴槽(1)の側面(1s)に取り付けるため
のボルト穴(42)が開口されている。すなわち、図2
に示す様に、把手(4)は、脚部(41)のボルト穴
(42)にボルト(5)を挿通して浴槽(1)の側面
(1s)に取り付ける様になされている。そして、把手
(4)の取付施工においては、図3に示す様に、板状部
(40)の下面側であって且つ両方の脚部(41)の間
にオーバーフロー口(3)が位置する様に取り付けられ
る。
【0015】上記の様に構成された本発明の浴槽(1)
において、オーバーフロー口(3)は、浴槽(1)に注
がれた一定量以上の湯水を排出し、入浴時などに浴槽
(1)の上縁部から湯水が溢れるのを防止する。また、
把手(4)は、浴槽(1)の長手方向の側面(1s)に
配置されており、入浴時における身体動作を補助する。
従って、本発明の浴槽(1)においては、入浴の際に一
層楽に身体を動かすことが出来る。殊に、把手(4)の
板状部(40)の上面が膨出した形状に形成されている
場合には、手のひらによって板状部(40)を確実に保
持できるため、より一層楽に身体を動かすことが出来
る。
【0016】更に、把手(4)は、その内部に設けられ
たオーバーフロー口(3)を視覚的に覆い隠す様に機能
する。その結果、浴槽(1)内に開口した排水管(3
1)の先端してのオーバーフロー口(3)を入浴者に認
識させることがない。従って、本発明の浴槽(1)は、
入浴者に対する不快感がなく、しかも、意匠性を高める
ことが出来る。特に、板状部(40)と脚部(41)と
から成る把手(4)が一体に形成されている場合には、
意匠性を一層高めることが出来る。
【0017】
【発明の効果】本発明の浴槽によれば、浴槽の上縁部か
ら湯水が溢れるのをオーバーフロー口によって防止で
き、また、浴槽の所定位置に配置された把手によって入
浴の際に一層楽に身体を動かすことが出来る。そして、
把手によってオーバーフロー口を覆い隠し、オーバーフ
ロー口を入浴者に認識させることがないため、不快感が
なく、しかも、意匠性を高めることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る浴槽の構造を示す長手方向に直交
する縦断面図
【図2】浴槽の側面に配置される把手の斜視図
【図3】図2におけるIII−III線に沿って一部を破断し
た把手の正面図
【図4】従来の浴槽の構造を示す縦断面図
【符号の説明】
1 :浴槽 1s:浴槽の側面 2 :洗い場 3 :オーバーフロー口 31:排水管 4 :把手 40:板状部 41:脚部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水管(31)に通じるオーバーフロー
    口(3)が備えられた浴槽(1)において、オーバーフ
    ロー口(3)は、浴槽(1)の長手方向の側面(1s)
    に配置された把手(4)の内部に設けられ、把手(4)
    は、側面(1s)から浴槽(1)内に突出し且つ少なく
    ともオーバーフロー口(3)の上半部の外周を覆うブロ
    ックによって構成されていることを特徴とする浴槽。
  2. 【請求項2】 把手(4)は、把持部としての板状部
    (40)と、板状部(40)の基端部から下方に伸長さ
    れた脚部(41)とから成り、かつ、板状部(40)及
    び脚部(41)が一体に形成され、しかも、板状部(4
    0)の上面は、膨出した形状に形成されている請求項1
    に記載の浴槽。
JP32975299A 1999-11-19 1999-11-19 浴 槽 Pending JP2001145580A (ja)

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