JP2001143121A - 硬貨包装機 - Google Patents

硬貨包装機

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JP2001143121A
JP2001143121A JP32614699A JP32614699A JP2001143121A JP 2001143121 A JP2001143121 A JP 2001143121A JP 32614699 A JP32614699 A JP 32614699A JP 32614699 A JP32614699 A JP 32614699A JP 2001143121 A JP2001143121 A JP 2001143121A
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coins
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English (en)
Inventor
Mitsuharu Kagami
充晴 鏡
Kiyoshi Seta
潔 瀬田
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Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 硬貨の判別精度の向上に対応しても、全体の
小型化を図ることができる硬貨包装機を提供する。 【解決手段】 回転円盤14により繰り出された硬貨を
案内する硬貨通路15を、屈曲部21を介して直列に接
続される直線部20,22により構成し、これら直線部
20,22にまたがって判別手段33を配置する。これ
により、硬貨の判別精度の向上に伴って硬貨通路15が
長くなっても、硬貨包装機を小型化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入金された硬貨を
真偽および金種判別し、偽と判別された偽硬貨および真
かつ包装を行う金種以外と判別された異金種硬貨を排除
する一方、真かつ包装を行う金種と判別された処理対象
硬貨を受け入れて包装処理を行う硬貨包装機に関する。
【0002】
【従来の技術】入金された硬貨を真偽判別し、偽と判別
された硬貨を排除する一方、真と判別された硬貨を受け
入れる硬貨処理機において、真偽判別ができなかった判
別不能硬貨を再度判別させるものが、特開平7−175
953号公報に開示されている。この硬貨処理機は、硬
貨を金種別に分類する硬貨選別機であり、硬貨を一枚ず
つ繰り出す回転円盤と、この回転円盤により繰り出され
た硬貨を案内する硬貨通路と、この硬貨通路上で硬貨を
搬送させる搬送手段と、硬貨通路上の硬貨を判別する判
別手段とを有している。この硬貨選別機においては、硬
貨通路が一本の直線状をなしており、この直線状の硬貨
通路に判別手段として硬貨の材質を検出する材質検出セ
ンサと硬貨の直径を検出するラインセンサとが設けられ
ている。そして、これら材質検出センサおよびラインセ
ンサの検出結果を総合して真偽を判別し、真と判別され
た硬貨を受け入れて必要に応じて金種別に選別する一
方、偽と判別された硬貨は、硬貨通路における判別手段
の直後に設けられたリジェクト孔より落下させ、このリ
ジェクト孔の下部に配置されたリジェクトボックスに回
収させて排除させるようになっている。上記のものは、
硬貨選別機に関するものであるが、硬貨を金種別に選別
する選別部よりも上流部、すなわち硬貨が入金される入
金部からこれを判別して不要硬貨をリジェクトさせるま
での構成は、硬貨を包装する硬貨包装機についても同様
である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、真硬
貨と同直径の外国の硬貨が用いられることが多発してお
り、このため、硬貨直径の検出では不十分で、硬貨の画
像を検出して真偽判別の精度を高めるようにとの要望が
高まっている。しかしながら、硬貨の画像検出を行うた
めには、少なくとも、一枚の硬貨全体を検出できる光学
的な検出領域を硬貨通路に設けなければならない。ま
た、画像選別のための識別時間を確保するために、画像
検出部から、偽硬貨を排除するためのストッパあるいは
リジェクト孔までの距離を確保する必要がある。これら
の理由から硬貨通路の長さが長くなってしまい、その結
果、機械が大型化してしまうという問題があった。した
がって、本発明は、硬貨の判別精度の向上に対応して
も、全体の小型化を図ることができる硬貨包装機を提供
することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の請求項1記載の硬貨包装機は、硬貨を一枚
ずつ繰り出す回転円盤と、該回転円盤により繰り出され
た硬貨を案内する硬貨通路と、該硬貨通路上で硬貨を搬
送させる搬送手段と、前記硬貨通路上の硬貨を判別する
判別手段とを有し、該判別手段の判別結果に基づき、真
硬貨であって指定された金種の処理対象硬貨の受け入れ
と、偽硬貨および真硬貨であって指定された金種以外の
異金種硬貨の排除とを行うとともに、受け入れた前記処
理対象硬貨を所定枚数単位で包装するものであって、屈
曲部を介して直列に接続される2以上の直線部により前
記硬貨通路を構成し、前記判別手段を前記硬貨通路の2
以上の直線部にまたがって配置して、さらに、前記判別
手段の判別結果に基づいて前記偽硬貨を排除するリジェ
クト手段と、前記判別手段の判別結果に基づいて前記異
金種硬貨を排除する選別手段とが設けられていることを
特徴としている。これにより、回転円盤から硬貨が硬貨
通路の上流側の直線部で搬送された後、屈曲部を介して
下流側の直線部で搬送される。そして、これら直線部で
搬送されている間に、これら直線部にまたがって配置さ
れた判別手段で判別が行われる。このように、屈曲部を
介して直列に接続される2以上の直線部により硬貨通路
を構成し、これら直線部にまたがって判別手段を配置し
ているため、硬貨の判別精度の向上に伴って硬貨通路が
長くなっても、機械を小型化可能となる。
【0005】本発明の請求項2記載の硬貨包装機は、請
求項1記載のものに関し、前記硬貨通路は、前記判別手
段が設けられた前記2以上の直線部の後段にさらに屈曲
部を介して直線部を有しており、この直線部に前記判別
手段により前記処理対象硬貨と判別された硬貨を、所定
枚数に集積し包装する硬貨包装手段が設けられているこ
とを特徴としている。これにより、回転円盤から硬貨が
硬貨通路の上流側の直線部で搬送された後、屈曲部を介
して下流側の直線部で搬送される。そして、これら直線
部で搬送されている間に、これら直線部にまたがって配
置された判別手段で判別が行われる。そして、判別手段
で、真硬貨であって指定された金種の処理対象硬貨と判
別された硬貨がさらに下流側の屈曲部を介して接続され
た直線部の硬貨包装手段で、所定枚数に集積され包装さ
れる。このように、判別手段が設けられた直線部にさら
に屈曲部を介して直線部を接続させて硬貨包装手段を設
けているため、硬貨包装手段を含めて機械全体を小型化
できる。
【0006】本発明の請求項3記載の硬貨包装機は、請
求項1または2記載のものに関し、前記判別手段とし
て、硬貨搬送方向における上流側の直線部に硬貨の材質
を検出する材質検出センサが配置され、下流側の直線部
に硬貨の画像を検出する画像検出手段が配置されている
ことを特徴としている。これにより、上流側の直線部に
設けられた材質検出センサで硬貨の材質を検出すること
で硬貨の金種を予め予測し、下流側の直線部に設けられ
た画像検出手段でこの予測された金種の基準データと画
像検出データとを比較して判別を行うことができる。
【0007】本発明の請求項4記載の硬貨包装機は、請
求項1乃至3のいずれか一項に記載のものに関し、前記
リジェクト手段は、硬貨搬送方向における前記判別手段
の下流側に配置され、該リジェクト手段のさらに下流側
に、前記選別手段が配置されていることを特徴としてい
る。これにより、リジェクト手段と選別手段とを独立し
て設けてあるので、受け入れ不能である偽硬貨と指定さ
れた金種以外の異金種硬貨とを確実に振り分けて別々に
排除することができ、これらを後に手作業で振り分けた
りする必要がなくなる。
【0008】本発明の請求項5記載の硬貨包装機は、請
求項1乃至4のいずれか一項記載のものに関し、前記リ
ジェクト手段は、前記硬貨通路内に突出可能なリジェク
ト突出手段と、該リジェクト突出手段の下流側の前記硬
貨通路に設けられて前記偽硬貨を排除するリジェクト孔
とを備えるとともに、前記選別手段は、前記硬貨通路内
に突出可能な選別突出手段と、該選別突出手段の下流側
の前記硬貨通路に設けられて前記異金種硬貨を排除する
選別孔とを備えており、前記判別手段での判別結果に基
づき、前記処理対象硬貨の場合は、前記リジェクト突出
手段および選別突出手段を突出させないことにより該処
理対象硬貨を前記リジェクト孔および前記選別孔に落下
させず、前記偽硬貨の場合は、前記リジェクト突出手段
を突出させることにより該偽硬貨を前記リジェクト孔に
落下させ、さらに、前記異金種硬貨の場合は、前記選別
突出手段を突出させることにより該異金種硬貨を前記選
別孔に落下させることを特徴としている。このように、
リジェクト手段は、リジェクト突出手段とリジェクト孔
とを有していて、リジェクト突出手段の硬貨通路への突
出により偽硬貨をリジェクト孔に落下させるものであ
り、選別手段も、選別突出手段と選別孔とを有してい
て、選別突出手段の硬貨通路への突出により異金種硬貨
を選別孔に落下させるものであるため、シャッタを用い
た開閉式のもののような複雑な機構が不要であり、ま
た、シャッタ開閉のために搬送を一時停止させる必要も
なく硬貨を連続して搬送し、処理することが可能とな
る。
【0009】本発明の請求項6記載の硬貨包装機は、請
求項1乃至5のいずれか一項記載のものに関し、すべて
の前記直線部は、前記回転円盤を囲むように連結されて
いることを特徴としている。このようにすべての直線部
が回転円盤を囲むように連結されているため、硬貨の判
別精度の向上等に伴って硬貨通路が長くなっても、硬貨
通路を最も効率良く配置して小型化できる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の硬貨包装機の一の実施の
形態を図1を参照して以下に説明する。この硬貨包装機
は、硬貨の真偽および金種判別を行い、その判別結果に
基づいて、真硬貨であって包装する指定された所定金種
の処理対象硬貨の受け入れと、偽硬貨および真硬貨であ
って指定された金種以外の異金種硬貨の排除とを行うと
ともに、受け入れた処理対象硬貨を所定枚数単位で包装
する包装処理を行うものである。なお、この硬貨包装機
は、指定された所定金種の処理対象硬貨を包装せずにバ
ラ硬貨のまま繰り出させるとともに判別結果から計数の
みを行う計数処理も可能となっている。
【0011】この硬貨包装機は略直方体形状をなすもの
で、機体11の上面には、操作者によりバラ硬貨が投入
される投入口12が設けられており、該投入口12の下
側には、該投入口12からバラ硬貨が導かれる供給円盤
13が鉛直軸回りに回転可能に設けられている。この供
給円盤13の横には、隣接して回転円盤14が鉛直軸回
りに回転可能に設けられている。この回転円盤14は、
供給円盤13から遠心力で繰り出されるバラ硬貨を受け
入れるとともに、この受け入れた硬貨を遠心力で図示せ
ぬ分離部を通過させることにより一枚ずつ後述する硬貨
を案内するための硬貨通路15に繰り出す。
【0012】そして、回転円盤14から繰り出される硬
貨を両側の一段高いガイド16,17の間の通路面18
で案内する硬貨通路15が、機体11の背面部11A、
側面部11Bおよび前面部11Cに沿って、回転円盤1
4を囲むように水平配置されている。硬貨通路15は、
回転円盤14に接続されるとともに該回転円盤14と背
面部11Aとの間のスペースに背面部11Aに沿って配
置された第1直線部20と、この第1直線部20の回転
円盤14に対し反対側に接続され、第1直線部20に対
し回転円盤14の方向に直角に屈曲された第1屈曲部2
1と、この第1屈曲部21の第1直線部20に対し反対
側に接続されることにより第1直線部20に対し直角を
なす第2直線部22と、この第2直線部22の第1屈曲
部21に対し反対側に接続され、第2直線部22に対し
回転円盤14の方向に直角に屈曲された第2屈曲部23
と、この第2屈曲部23の第2直線部22に対し反対側
に接続されることにより第2直線部22に対し直角をな
す第3直線部24とを有している。
【0013】硬貨通路15の上方には、硬貨通路15上
の硬貨を該硬貨通路15に沿って搬送する搬送部(搬送
手段)26が設けられている。この搬送部26は、回転
円盤14から繰り出された硬貨を第1直線部20、第1
屈曲部21および第2直線部22の一部に沿って移動さ
せる搬送ベルト27と、該搬送ベルト27に一部重なる
とともに硬貨を第2直線部22の残りの一部、第2屈曲
部23および第3直線部24に沿って移動させる搬送ベ
ルト28と、図示せぬモータからの動力を、搬送ベルト
27,28へ伝達するためのベルト29とを有してお
り、いずれも連動して正逆回転可能に構成されている。
【0014】回転円盤14と硬貨通路15の第1直線部
20との間であって、一方のガイド16の先端部位置に
は、このガイド16の先端部に衝突して滞留する硬貨
を、回転円盤14内へ戻すか、硬貨通路15へ導きやす
くするための、回転自在のガイドローラ30が設けられ
ている。
【0015】硬貨通路15の硬貨搬送方向における上流
側となる第1直線部20には、該第1直線部20上で搬
送される硬貨の材質を磁気的性質より検出する材質検出
センサ31が、通路面18の一部を構成するように配置
されている。なお、材質検出センサ31の両側には、該
材質検出センサ31による検出データの取り込みのタイ
ミングを計るための硬貨検知センサ31a,31bが設
けられている。すなわち、これら硬貨検知センサ31
a,31bで共に硬貨が検出された時点で材質検出セン
サ31は検出データを取り込む。
【0016】また、硬貨通路15の下流側の第2直線部
22の第1屈曲部21側には、該第2直線部22で搬送
される硬貨の画像を検出する画像検出部(画像検出手
段)32が、通路面18の一部を構成するように配置さ
れている。なお、画像検出部32の両側には、該画像検
出部32による検出データの取り込みのタイミングを計
るための硬貨検知センサ32a,32bが設けられてい
る。すなわち、これら硬貨検知センサ32a,32bで
共に硬貨が検出された時点で画像検出部32は検出デー
タを取り込む。これにより、材質検出センサ31および
画像検出部32で構成される判別部(判別手段)33
が、硬貨通路15の第1直線部20および第2直線部2
2の二つにまたがって配置されている。
【0017】ここで、材質検出センサ31および画像検
出部32の出力は、図示せぬ判別回路に入力されること
になり、該判別回路では、例えば、上流側の材質検出セ
ンサ31の検出硬貨に対する検出データを各金種の硬貨
の材質の基準データと順に比較し、材質の検出データが
いずれの金種の硬貨の材質の基準データとも一致しない
と判定した場合には、その時点で検出硬貨を偽硬貨と判
別する。他方、いずれかの金種の硬貨の材質の基準デー
タと一致したと判定した場合には、次に、該一致した材
質の硬貨の画像の基準データを読み出し、この画像の基
準データと、同じ検出硬貨に対する画像検出部32の検
出データとを比較して、これらが一致しているか否かを
検出する。そして、これら画像の基準データおよび検出
データが一致していると判定した場合には、該検出硬貨
が検出された金種の真の硬貨であると判定する一方、こ
れら画像の基準データおよび検出データが一致していな
いと判定した場合には、該検出硬貨が偽硬貨であると判
定する。
【0018】第2直線部22の画像検出部32より下流
側には、ストッパ部材36a,36bが第2直線部22
を挟んで両側に設けられている。これらストッパ部材3
6a,36bは、主に計数用のストッパであり、必要金
種の硬貨が所定枚数に達すると、双方同時に第2直線部
22内に突出して第2直線部22で搬送される硬貨の通
過を阻止する(すなわち該ストッパ部材36a,36b
よりも上流側の硬貨を停止させる)。また、これらスト
ッパ36a,36bは、このような計数用としてのみな
らず、図示せぬ判別回路により、搬送される硬貨がいず
れかの金種の真の硬貨であるとも偽硬貨であるとも判別
できなかった判別不能の場合にも作動し、その通過を阻
止することができる。なお、これらストッパ部材36
a,36bが作動した後には、搬送ベルト27,28,
29が逆回転させられることになり、ストッパ部材36
a,36bよりも上流側にあった硬貨をすべて回転円盤
14に戻す。
【0019】さらに、第2直線部22におけるストッパ
部材36a,36bの上流側の直前位置には、これらス
トッパ部材36a,36bを駆動するタイミングを計る
ための硬貨検知センサ37a,37bが設けられてい
る。すなわち、これら硬貨検知センサ37a,37bで
共に目的とする硬貨が検出されたタイミングでストッパ
部材36a,36bを第2直線部22に突出させると、
この目的とする硬貨を停止させることになる。
【0020】第2直線部22におけるストッパ部材36
a,36bより下流側には、材質検出センサ31および
画像検出部32の検出結果で偽硬貨と判別された硬貨を
排除するリジェクト部(リジェクト手段)40が設けら
れている。このリジェクト部40は、第2直線部22の
通路面18に形成されたリジェクト孔41と、該リジェ
クト孔41の硬貨搬送方向における上流側の端部位置の
ガイド17側に設けられて第2直線部22内へ突出およ
び第2直線部22内から引込み可能なリジェクト突出部
材(リジェクト突出手段)42とを有している。
【0021】ここで、第2直線部22内からリジェクト
突出部材42が引込んだ状態においては、リジェクト部
40を通過する硬貨は、リジェクト突出部材42が設け
られた側のガイド17に接触案内されて移動するように
搬送ベルトや硬貨通路が設定されており、また、リジェ
クト孔41は、その幅が、取り扱う硬貨の最小径のもの
の径よりも小さく設定されている。そして、リジェクト
突出部材42を第2直線部22内から引込んだ状態とす
ると、ガイド17に常に接触しながら移動する硬貨は、
リジェクト孔41への落下が回避され該リジェクト孔4
1を通過してさらに第2直線部22において下流側に移
動するようになっている。他方、リジェクト突出部材4
2を第2直線部22内に突出させると、ガイド17に接
触しながら移動していた硬貨は、該リジェクト突出部材
42に接触しこれに押されてガイド17から離れるよう
に搬送経路がずれることになり、その結果、リジェクト
孔41に落下するようになっている。
【0022】さらに、第2直線部22におけるリジェク
ト突出部材42の上流側の直前位置には、該リジェクト
突出部材42を駆動するタイミングを計るための硬貨検
知センサ43が設けられている。すなわち、この硬貨検
知センサ43で目的とする硬貨が検出されたタイミング
でリジェクト突出部材42を第2直線部22に所定時間
だけ突出させると、この目的とする硬貨のみをリジェク
ト孔41に落下させることになる。
【0023】以上のようにして、リジェクト部40は、
偽硬貨と判別された硬貨を、リジェクト突出部材42を
第2直線部22内に突出させることによってリジェクト
孔41に落下させて第2直線部22から排除させる一
方、真硬貨と判別された硬貨を、リジェクト突出部材4
2を第2直線部22内に突出させないことにより、リジ
ェクト孔41に落下させず第2直線部22においてさら
に下流側まで搬送させる。
【0024】ここで、リジェクト孔41から落下した硬
貨は、図示は略すが、このリジェクト孔41の下部に配
置されたリジェクトボックスに回収される。そして、操
作者が硬貨包装機からリジェクトボックスを取り出した
後、該リジェクトボックスから偽硬貨を外部に取り出す
ことになる。
【0025】第2直線部22におけるリジェクト部40
より下流側には、材質検出センサ31および画像検出部
32の検出結果で、真硬貨かつ指定された金種以外の異
金種硬貨と判別された硬貨を排除する選別部(選別手
段)45が設けられている。この選別部45は、リジェ
クト部40と同様の構造をなしており、第2直線部22
の通路面18に形成された選別孔46と、該選別孔46
の硬貨搬送方向における上流側の端部位置のガイド17
側に設けられて第2直線部22内へ突出および第2直線
部22内から引込み可能な選別突出部材(選別突出手
段)47とを有している。
【0026】ここで、第2直線部22内から選別突出部
材47が引込んだ状態においては、選別部45を通過す
る硬貨は、選別突出部材47が設けられた側のガイド1
7に接触案内されて移動するように搬送ベルトや硬貨通
路が設定されており、また、選別孔46は、その幅が、
取り扱う硬貨の最小径のものの径よりも小さく設定され
ている。そして、選別突出部材47を第2直線部22内
から引込んだ状態とすると、ガイド17に常に接触しな
がら移動する硬貨は、選別孔46への落下が回避され該
選別孔46を通過してさらに第2直線部22において下
流側に移動するようになっている。他方、選別突出部材
47を第2直線部22内に突出させると、ガイド17に
接触しながら移動していた硬貨は、該選別突出部材47
に接触しこれに押されてガイド17から離れるように搬
送経路がずれることになり、その結果、選別孔46に落
下するようになっている。
【0027】さらに、第2直線部22における選別突出
部材47の上流側の直前位置には、該選別突出部材47
を駆動するタイミングを計るための硬貨検知センサ48
が設けられている。すなわち、この硬貨検知センサ48
で目的とする硬貨が検出されたタイミングで選別突出部
材47を第2直線部22に所定時間だけ突出させると、
この目的とする硬貨のみを選別孔46に落下させること
になる。
【0028】以上のようにして、選別部45は、真硬貨
であって指定された金種以外の異金種硬貨と判別された
硬貨を、選別突出部材47を第2直線部22内に突出さ
せることによって選別孔46に落下させて第2直線部2
2から排除させる一方、真硬貨であって包装する指定さ
れた所定金種の処理対象硬貨と判別された硬貨を、選別
突出部材47を第2直線部22内に突出させないことに
よってリジェクト孔41に落下させず第2直線部22に
おいてさらに下流側まで搬送させる。
【0029】ここで、選別孔46から落下した硬貨は、
図示は略すが、この選別孔46の下部に配置された選別
ボックスに回収される。そして、操作者が硬貨包装機か
ら選別ボックスを取り出した後、該選別ボックスから異
金種硬貨を外部に取り出すことになる。
【0030】第2直線部22の選別部45よりさらに下
流側には、誤選別チェック部50が設けられている。こ
れは、リジェクト部40、選別部45を通過してきた硬
貨が、本当に真の硬貨であって指定された所定金種の処
理対象硬貨であるか否かを最終確認するためのものであ
り、この最終確認を、硬貨の材質を硬貨の磁気的性質で
検出する材質検出センサ51によって行うのである。な
お、この材質検出センサ51の両側には、上記した材質
検出センサ31と同様に、材質検出センサ51による検
出データの取り込みのタイミングを計るための硬貨検知
センサ51a,51bが設けられている。すなわち、こ
れら硬貨検知センサ51a,51bで共に硬貨が検出さ
れた時点で材質検出センサ51は検出データを取り込
む。
【0031】この誤選別チェック部50で、リジェクト
部40、選別部45を通過してきた硬貨が、指定された
所定金種の処理対象硬貨でないと判別された場合には、
直ちに機械全体を停止させ、エラーが発生した旨の報知
を視覚的あるいは聴覚的に行う。
【0032】上記誤選別チェック部50より下流側の第
2屈曲部23には、振分部55が設けられている。この
振分部55は、第2屈曲部23の通路面18に形成され
た振分孔56aと、該振分孔56aを開閉させるシャッ
タ部材56とを有している。この振分部55は、計数処
理が作業内容として選択された場合にはシャッタ部材5
6を開状態とする。すると、誤選別チェック部50から
下流側に搬送されてきた硬貨をすべて振分孔56aから
落下させる。そして、このように振分孔56aから落下
させられた硬貨は、計数用搬送路81および計数シュー
ト部80で案内されて、機外に取り出し可能な図示せぬ
取出口に繰り出される。他方、この振分部55は、包装
処理が作業内容として選択された場合にはシャッタ部材
56を閉状態とする。すると、誤選別チェック部50か
ら下流側に搬送されてきた硬貨をすべて、振分孔56a
から落下させることなく第3直線部24に導くことにな
る。
【0033】この第3直線部24には、判別部33によ
り処理対象硬貨と判別されて第3直線部24に搬送され
てきた硬貨を、所定枚数ずつに集積し包装する硬貨包装
部(硬貨包装手段)70が設けられている。
【0034】この硬貨包装部70は、第3搬送部24に
搬送されてきた硬貨を所定枚数集積させて柱状の集積硬
貨を形成する集積部71と、集積部71で集積された集
積硬貨の周面に包装紙を巻回してその両端を加締めるこ
とにより包装硬貨を形成する包装部72と、集積部71
で形成された集積硬貨を包装部72に向け搬送する硬貨
移動部73とを具備している。
【0035】集積部71は、上下方向にそれぞれ軸線を
配置して設けられるとともに螺旋状の突起部74をそれ
ぞれ有する一対の集積ドラム75,75と、これら集積
ドラム75,75の間位置の後側に鉛直立設されて突起
部74,74の傾斜による硬貨の移動を規制する図示せ
ぬ後側規制板と、該後側規制板に集積ドラム75,75
の間位置を介して対向配置された図示せぬ前側規制板と
を有しており、集積ドラム75,75は、相互の突起部
74,74の対向部分の高さ位置を一致させた状態で、
第3直線部24からの硬貨の供給に同期して互いに反対
方向に回転する。すなわち、第3直線部24を通じて供
給された硬貨が、前側規制板および後側規制板で前後方
向の移動が規制された状態で、集積ドラム75,75の
突起部74,74に乗せられて、集積ドラム75,75
の回転で一枚分下降させられ、その後に供給された硬貨
が先の硬貨の上に積み重ねられる結果、これら集積ドラ
ム75,75間および規制板間に、複数の硬貨が上下方
向に積み重ね状態に集積され、集積硬貨が形成されるよ
うになっている。
【0036】硬貨移動部73は、集積部71の下側にお
いて上下方向に移動自在に配置され、集積部71から受
け取った集積硬貨を、下方から支持する支持ポスト77
を有しており、該支持ポスト77は、集積部71から集
積硬貨を受け取る待機位置と、包装部72による包装作
業が実施される包装位置との間で移動する。
【0037】包装部72は、集積部71の第3直線部2
4に対し反対側に配置されており、図示は略すが、包装
位置に位置させられた硬貨移動部73の支持ポスト77
に支持された集積硬貨の周囲に包装紙を供給して巻回す
る包装機構と、包装された包装紙を集積硬貨の上下端縁
において加締める加締機構とを具備している。
【0038】以上に述べた硬貨包装機によれば、供給円
盤13から供給された硬貨は回転円盤14から一枚ずつ
繰り出されて硬貨通路15の上流側の第1直線部20で
搬送された後、第1屈曲部21を介して下流側の第2直
線部22で搬送される。そして、これら第1直線部20
および第2直線部22で搬送されている間に、これら第
1直線部20および第2直線部22にまたがって配置さ
れた判別部33としての材質検出センサ31および画像
検出部32の検出結果に基づいて真偽および金種の判別
が行われる。このように、第1屈曲部21を介して直列
に接続される第1直線部20および第2直線部22によ
り硬貨通路15の一部を構成し、これら第1直線部20
および第2直線部22にまたがって判別部33としての
材質検出センサ31および画像検出部32を配置してい
るため、硬貨の判別精度の向上のため画像検出部32を
設けることに起因して硬貨通路15が長くなっても、硬
貨包装機を小型化できる。したがって、硬貨の判別精度
の向上に対応しても、全体の小型化を図ることができ
る。
【0039】しかも、第2直線部22の後段にさらに第
2屈曲部23を介して第3直線部24が接続されてお
り、この第3直線部24に、判別部33で真硬貨であっ
て指定された金種の処理対象硬貨と判別された硬貨を所
定枚数に集積し包装する硬貨包装部70が設けられてい
るため、言い換えれば、判別部33が設けられた互いに
屈曲する第1直線部22および第2直線部22にさらに
屈曲して接続される第3直線部24に硬貨包装部70が
設けられているため、硬貨包装部70を含めて機械全体
を小型化することができる。
【0040】加えて、上流側の第1直線部20に硬貨の
材質を検出する材質検出センサ31が設けられ、下流側
の第2直線部22に硬貨の画像を検出する画像検出部3
2が設けられているため、上流側の第1直線部20に設
けられた材質検出センサ31で硬貨の材質を検出するこ
とで、硬貨の金種を予め予測し、下流側の第2直線部2
2に設けられた画像検出部32では、この予測された金
種の基準データと画像検出データとを比較して判別を行
うことになる。したがって、画像検出データをすべての
金種の基準データと比較する場合に比して判別時間を短
縮することができ、その結果、硬貨通路15の長さを短
くできるため、さらなる小型化が図れる。
【0041】また、リジェクト部40と選別部45とを
独立して設けてあるので、受け入れ不能である偽硬貨と
指定された金種以外の異金種硬貨とを確実に振り分けて
別々に排除することができ、これらを後に手作業で振り
分けたりする必要がなくなる。したがって、排除後の作
業効率を向上させることができる。
【0042】さらに、リジェクト部40は、リジェクト
突出部材42とリジェクト孔41とを有していて、リジ
ェクト突出部材42の硬貨通路15への突出により偽硬
貨をリジェクト孔41に落下させるものであり、選別部
45も、選別突出部材47と選別孔46とを有してい
て、選別突出部材47の硬貨通路15への突出により異
金種硬貨を選別孔46に落下させるものであるため、シ
ャッタを用いた開閉式のもののような複雑な機構が不要
であり、また、シャッタ開閉のために搬送を一時停止さ
せる必要もなく硬貨を連続して搬送し、処理することが
可能となる。
【0043】さらに、第1直線部20、第2直線部22
および第3直線部24のすべてが回転円盤14を囲むよ
うに、しかも隣り合うもの同士が直角をなすように連結
されているため、硬貨の判別精度の向上等に伴って硬貨
通路15が長くなっても、硬貨通路15を最も効率良く
配置して小型化できる。したがって、硬貨の判別精度の
向上等に対応しても、さらに全体の小型化を図ることが
できる。
【0044】なお、以上においては、第1直線部20お
よび第2直線部22の二つにまたがって判別部33が設
けられている場合を例にとり説明したが、二つを越える
直線部にまたがって判別部33を配置してもよい。この
ような場合も、すべての直線部を回転円盤14を囲むよ
うに連結させればよい。
【0045】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の請求項1
記載の硬貨包装機によれば、屈曲部を介して直列に接続
される2以上の直線部により硬貨通路を構成し、これら
直線部にまたがって判別手段を配置しているため、硬貨
の判別精度の向上に伴って硬貨通路が長くなっても、硬
貨包装機を小型化できる。したがって、硬貨の判別精度
の向上に対応しても、全体の小型化を図ることができ
る。
【0046】本発明の請求項2記載の硬貨包装機によれ
ば、判別手段が設けられた直線部にさらに屈曲部を介し
て直線部を接続させて硬貨包装手段を設けているため、
硬貨包装手段を含めて機械全体を小型化できる。したが
って、硬貨の判別精度の向上に対応した上で硬貨包装を
行っても、全体の小型化を図ることができる。
【0047】本発明の請求項3記載の硬貨包装機によれ
ば、上流側の直線部に設けられた材質検出センサで硬貨
の材質を検出することで硬貨の金種を予め予測し、下流
側の直線部に設けられた画像検出手段でこの予測された
金種の基準データと画像検出データとを比較して判別を
行うことができる。したがって、画像検出データをすべ
ての金種の基準データと比較する場合に比して判別時間
を短縮することができ、その結果、硬貨通路の長さを短
くできるため、さらなる小型化が図れる。
【0048】本発明の請求項4記載の硬貨包装機によれ
ば、リジェクト手段と選別手段とを独立して設けてある
ので、受け入れ不能である偽硬貨と指定された金種以外
の異金種硬貨とを確実に振り分けて別々に排除すること
ができ、これらを後に手作業で振り分けたりする必要が
なくなる。したがって、排除後の作業効率を向上させる
ことができる。
【0049】本発明の請求項5記載の硬貨包装機によれ
ば、リジェクト手段は、リジェクト突出手段とリジェク
ト孔とを有していて、リジェクト突出手段の硬貨通路へ
の突出により偽硬貨をリジェクト孔に落下させるもので
あり、選別手段も、選別突出手段と選別孔とを有してい
て、選別突出手段の硬貨通路への突出により異金種硬貨
を選別孔に落下させるものであるため、シャッタを用い
た開閉式のもののような複雑な機構が不要であり、ま
た、シャッタ開閉のために搬送を一時停止させる必要も
なく硬貨を連続して搬送し、処理することが可能とな
る。
【0050】本発明の請求項6記載の硬貨包装機によれ
ば、すべての直線部が回転円盤を囲むように連結されて
いるため、硬貨の判別精度の向上等に伴って硬貨通路が
長くなっても、硬貨通路を最も効率良く配置して小型化
できる。したがって、硬貨の判別精度の向上等に対応し
ても、さらに全体の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の硬貨包装機の一の実施の形態の一部
構成を示す平面図である。
【符号の説明】
14 回転円盤 15 硬貨通路 20 第1直線部 21 第1屈曲部 22 第2直線部 23 第2屈曲部 24 第3直線部 26 搬送部(搬送手段) 31 材質検出センサ 32 画像検出部(画像検出手段) 33 判別部(判別手段) 40 リジェクト部(リジェクト手段) 41 リジェクト孔 42 リジェクト突出部材(リジェクト突出手段) 45 選別部(選別手段) 46 選別孔 47 選別突出部材(選別突出手段) 70 硬貨包装部(硬貨包装手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硬貨を一枚ずつ繰り出す回転円盤と、 該回転円盤により繰り出された硬貨を案内する硬貨通路
    と、 該硬貨通路上で硬貨を搬送させる搬送手段と、 前記硬貨通路上の硬貨を判別する判別手段とを有し、 該判別手段の判別結果に基づき、真硬貨であって指定さ
    れた金種の処理対象硬貨の受け入れと、偽硬貨および真
    硬貨であって指定された金種以外の異金種硬貨の排除と
    を行うとともに、受け入れた前記処理対象硬貨を所定枚
    数単位で包装する硬貨包装機において、 屈曲部を介して直列に接続される2以上の直線部により
    前記硬貨通路を構成し、前記判別手段を前記硬貨通路の
    2以上の直線部にまたがって配置して、 さらに、前記判別手段の判別結果に基づいて前記偽硬貨
    を排除するリジェクト手段と、 前記判別手段の判別結果に基づいて前記異金種硬貨を排
    除する選別手段とが設けられていることを特徴とする硬
    貨包装機。
  2. 【請求項2】 前記硬貨通路は、前記判別手段が設けら
    れた前記2以上の直線部の後段にさらに屈曲部を介して
    直線部を有しており、この直線部に前記判別手段により
    前記処理対象硬貨と判別された硬貨を、所定枚数に集積
    し包装する硬貨包装手段が設けられていることを特徴と
    する請求項1記載の硬貨包装機。
  3. 【請求項3】 前記判別手段として、硬貨搬送方向にお
    ける上流側の直線部に硬貨の材質を検出する材質検出セ
    ンサが配置され、下流側の直線部に硬貨の画像を検出す
    る画像検出手段が配置されていることを特徴とする請求
    項1または2記載の硬貨包装機。
  4. 【請求項4】 前記リジェクト手段は、硬貨搬送方向に
    おける前記判別手段の下流側に配置され、該リジェクト
    手段のさらに下流側に、前記選別手段が配置されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項記載の
    硬貨包装機。
  5. 【請求項5】 前記リジェクト手段は、前記硬貨通路内
    に突出可能なリジェクト突出手段と、該リジェクト突出
    手段の下流側の前記硬貨通路に設けられて前記偽硬貨を
    排除するリジェクト孔とを備えるとともに、前記選別手
    段は、前記硬貨通路内に突出可能な選別突出手段と、該
    選別突出手段の下流側の前記硬貨通路に設けられて前記
    異金種硬貨を排除する選別孔とを備えており、前記判別
    手段での判別結果に基づき、前記処理対象硬貨の場合
    は、前記リジェクト突出手段および選別突出手段を突出
    させないことにより該処理対象硬貨を前記リジェクト孔
    および前記選別孔に落下させず、前記偽硬貨の場合は、
    前記リジェクト突出手段を突出させることにより該偽硬
    貨を前記リジェクト孔に落下させ、さらに、前記異金種
    硬貨の場合は、前記選別突出手段を突出させることによ
    り該異金種硬貨を前記選別孔に落下させることを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか一項記載の硬貨包装機。
  6. 【請求項6】 すべての前記直線部は、前記回転円盤を
    囲むように連結されていることを特徴とする請求項1乃
    至5のいずれか一項記載の硬貨包装機。
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