JP2001135411A - 記憶媒体のローディング装置 - Google Patents

記憶媒体のローディング装置

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JP2001135411A JP35086399A JP35086399A JP2001135411A JP 2001135411 A JP2001135411 A JP 2001135411A JP 35086399 A JP35086399 A JP 35086399A JP 35086399 A JP35086399 A JP 35086399A JP 2001135411 A JP2001135411 A JP 2001135411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICカード等の記憶媒体の挿脱を容易に行
う。 【解決手段】 ICカード1を保持するカード保持部4
2,43が形成され、シャーシ21に対してICカード
1の挿脱を行う第1の位置とICカード1が装着される
第2の位置とに亘って移動可能に取り付けられるホルダ
22と、ホルダ22に設けられ、ICカード1の端子部
3がホルダ22が第1の位置にあるとき接続されるコネ
クタ52と、シャーシ21に形成された係合突起70に
係合される規制孔66を有し、ホルダ22の移動を規制
する規制部材61とを備える。規制部材61は、ICカ
ード1が端子部3が正規な状態で第1の位置にあるホル
ダ22に挿入されたとき、規制孔66とシャーシ21の
係合部70との係合状態が解除され、ホルダ22を第2
の位置に移動可能な状態にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カード型メモリ装
置等の記憶媒体の挿脱を容易に行うことができるととも
に、記憶媒体の誤挿入防止機能を備えた記憶媒体のロー
ディング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体メモリを内蔵したカード型のメモ
リ装置(以下、ICカードという。)のローディング装
置は、ICカードが保持されるカード保持部が形成され
るホルダと、このカード保持部に保持されたICカード
を排出するためのイジェクト機構とを備える。また、ホ
ルダには、ICカードの挿入端側に設けられた端子に接
続されるコネクタが設けられている。ICカードがホル
ダの前面に設けられた挿脱口より接続端子側を挿入端と
してホルダに挿入されると、ICカードは、ほぼ全体が
ホルダに収納され、接続端子とコネクタとが係合され電
気的接続が図られる。また、ホルダに収納されたICカ
ードを取り出すとき、ICカードは、挿脱口近傍に設け
られたイジェクトボタンが押されることで、この押圧力
を受けてイジェクト機構により押し出されるようにして
排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ホルダに収
納されたICカードを取り出すときには、利用者はロー
ディング装置に接続されたイジェクトボタンを、ICカ
ードの接続端子のコネクタとの係合状態を解除できる程
度の大きさの押圧力で押圧する必要がある。このローデ
ィング装置は、ICカードとほぼ同じ大きさに形成さ
れ、イジェクトボタンも小さく形成されていることか
ら、イジェクトボタンが重くなると操作し辛くなってし
まう。
【0004】そこで、本発明は、ICカード等の記憶媒
体の挿脱を容易に行うことができる記憶媒体のローディ
ング装置を提供することを目的とする。
【0005】また、本発明は、記憶媒体の誤挿入を防止
することができる記憶媒体のローディング装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る記憶媒体の
ローディング装置は、上述した課題を解決すべく、半導
体メモリを内蔵した記憶媒体を保持する記憶媒体保持部
が形成され、シャーシに対して記憶媒体の挿脱を行う第
1の位置と記憶媒体が装着される第2の位置とに亘って
移動可能に取り付けられるホルダと、ホルダに設けら
れ、記憶媒体の端子部がホルダが第1の位置にあるとき
接続されるコネクタと、シャーシに形成された係合部に
係合される規制部を有し、シャーシ又はホルダに取り付
けられてホルダの第1の位置から第2の位置への移動を
規制する規制部材とを備える。そして、規制部材は、記
憶媒体が端子部がホルダのコネクタに接続可能な正規な
状態で第1の位置にあるホルダの記憶媒体保持部に挿入
されたとき、規制部とシャーシの係合部との係合状態が
解除されることで、ホルダを第2の位置に移動可能な状
態にする。
【0007】具体的に、この規制部材は、記憶媒体に形
成された係合凹部に対して係脱可能な係合突部を有し、
係合突部が記憶媒体の係合凹部に係合したときに、ホル
ダを第1の位置に規制している状態を解除する。また、
この規制部材は、ホルダに挿入される記憶媒体の挿入端
に押圧される被押圧部を有し、記憶媒体が第1の位置に
あるホルダに挿入されたとき、被押圧部が記憶媒体の上
記ホルダへの挿入端に押圧されることで、ホルダを第1
の位置に規制している状態を解除する。
【0008】また、この規制部材は、ホルダに挿入され
る記憶媒体の挿入端に押圧される被押圧部を有し、記憶
媒体が上記第1の位置にあるホルダに挿入されたとき、
被押圧部が記憶媒体のホルダへの挿入端に押圧されるこ
とで、ホルダを第1の位置に規制している状態を解除す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用されたカード
型のメモリ装置(以下、ICカードという。)のローデ
ィング装置について図面を参照して説明する。
【0010】本発明が適用されたローディング装置に用
いられるICカード1は、図1に示すように、コンピュ
ータ本体、ビデオカメラ装置、携帯型情報端末等の電子
機器の外部記憶装置として用いられる。このICカード
1は、内部に、映像信号、楽音信号、コンピュータで処
理される処理データ等の情報信号が記憶されるフラッシ
ュメモリ等の半導体メモリが内蔵されたカード本体2を
有する。
【0011】このカード本体2は、長尺の略矩形状をな
すカード型に形成されている。そして、このカード本体
2のローディング装置への挿入端となる前面側には、ロ
ーディング装置に装着されたとき、ローディング装置側
のカード保持部に設けられたコネクタに接続される端子
部3が形成されている。
【0012】この端子部3は、カード本体2の前面から
一方の主面2aに亘って形成された凹部4をローディン
グ装置への挿入方向と平行に立設された複数の仕切壁5
により区画して形成された複数の係合凹部6を有し、そ
れぞれの係合凹部6の底面に、端子7が配設されてな
る。各係合凹部6は、前面側及びカード本体2の一方の
主面2a側が開放端とされ、この開放端側よりローディ
ング装置のカード保持部のコネクタを構成する接続端子
が進入する。また、カード本体2の前面側、すなわち各
仕切壁5には、ローディング装置への挿入を円滑に行う
ことができるようにするため傾斜面部3aが形成されて
いる。このような端子部3は、各係合凹部6の底面に端
子7が配設されていることで、手指が直接端子7に触れ
ないように端子7の保護が図られている。
【0013】また、カード本体2の前面側の一方のコー
ナ部は、略弧状をなすように面取り部8が形成され、こ
の面取り部8の一方の主面2a側に切欠部9が形成され
ている。また、カード本体2の他の3つのコーナ部は、
面取りがなされることなく略90°に形成されている。
面取り部8及び切欠部9は、ICカード1が正規な状態
でローディング装置のカード保持部に保持されたとき、
コネクタの背面側に設けられた誤挿入防止部材の逃げと
なることで、ICカード1のカード収納部への挿入を可
能とする。また、ローディング装置にICカード1が裏
返しに挿入され、また、背面側から挿入されたとき、カ
ード収納部の誤挿入防止片は、カード本体2の面取り部
8及び切欠部9が形成されていない他のコーナ部が当接
され、ICカード1が挿入されることを禁止する。
【0014】カード本体2の一方の面2a側には、端子
部3の近傍に、誤って情報信号を半導体メモリに記録す
ることを防止する誤記録防止スイッチ11が設けられて
いる。誤記録防止スイッチ11は、カード本体2内の操
作子に連結され、一方にスライドされたとき、情報信号
の記録を許可し、他方にスライドされたとき、新たな情
報信号が上書きされないようにしている。また、カード
本体2の長手方向となる一方の側面部には、切欠部9の
近傍に、ローディング装置に挿入されたとき、ICカー
ド1の脱落を防止する脱落防止用凹部12が形成されて
いる。この脱落防止用凹部12は、ローディング装置の
カード収納部に設けられた脱落防止片が係合すること
で、ICカード1がカード収納部より脱落することを防
止している。また、カード本体2の他方の側面側の中程
には、誤挿入検出用の係合凹部13が形成されている。
この係合凹部13は、ローディング装置のカード保持部
に設けられた係合突部が係合される。また、カード本体
には、端子部3が設けられた前面側と対向する背面側
に、ラベル貼付部14が形成されている。このラベル貼
付部14には、例えば半導体メモリに記憶された情報信
号に関連する情報が記載されたラベルが貼り付けられ
る。
【0015】以上のようなICカード1は、ローディン
グ装置に、主面2aをローディング装置のシャーシ21
側にし、前面側を挿入端として、図1中A方向に挿入さ
れる。
【0016】以上のようなICカード1のローディング
装置20は、コンピュータ本体、ビデオカメラ装置、携
帯型情報端末等の電子機器に設けられるものであり、図
2及び図3に示すように、装置本体を構成する筐体に取
り付けられるシャーシ21と、このシャーシ21にスラ
イド可能に取り付けられるとともに、ICカード1を保
持するホルダ22とを備える。
【0017】シャーシ21は、図2及び図3に示すよう
に、金属板を打ち抜き折曲して形成され、略矩形状の底
板26と、この底板26の長手方向の両側に互いに略平
行となるように立ち上がり形成された第1及び第2の側
壁27,28とを備え、全体が断面略コ字状となるよう
に形成されている。そして、ホルダ22は、底板26と
第1及び第2の側壁27,28とに囲まれる領域に、I
Cカード1の挿入方向と同じ図2及び図3中矢印B及び
反矢印B方向に移動可能に配設される。
【0018】ホルダ22が配設される底板26は、長手
方向の長さがICカード1の長手方向の長さとほぼ同じ
略矩形状に形成され、背面側にホルダ22の移動をガイ
ドするためのガイド孔29,29がホルダ22の移動方
向に沿って形成されている。これらガイド孔29,29
は、ホルダ22の底面に突出したガイド突起が係合さ
れ、ホルダ22の移動領域を規制している。また、第1
及び第2の側壁27,28にも、ホルダ22の移動をガ
イドし、移動領域を規制するガイド孔30,30がホル
ダ22の移動方向に沿って形成されている。
【0019】底板26のICカード1の挿入側となる前
面側には、図2及び図3中矢印B方向にスライドしたホ
ルダ22を同図中反矢印B方向にスライドさせる回動ア
ーム31が取り付けられている。この回動アーム31
は、中程が、底板26に設けられた支軸32に軸支さ
れ、この支軸32を中心に図2及び図3中矢印C及び反
矢印C方向に回動可能に支持されている。この回動アー
ム31は、第1及び第2の側壁27,28間の間隔とほ
ぼ同じ長さを有し、第1の側壁27側の一端部に、ホル
ダ22を図2及び図3中反矢印B方向に押圧する押圧部
33が形成され、第2の側壁28側の他端部に、イジェ
クト部材の押圧部により押圧される被押圧部34が形成
されてなる。回動アーム31の一端部に形成された押圧
部33は、底板26に形成された開口部35より外方に
臨まされている。また、他端部に形成された被押圧部3
4は、イジェクト部材との接続を図るため、シャーシ2
1の底板26と第2の側壁28とに亘って形成された開
口部36より外方に臨まされている。
【0020】回動アーム31は、イジェクト部材の操作
片により被押圧部34が図2及び図3中矢印C方向に押
圧されることで、支軸32を中心に同図中矢印C方向に
回動し、他端側の押圧部33をシャーシ21の前面側に
移動させる。これにより、シャーシ21の背面側に位置
しているホルダ22は、シャーシ21の前面側に移動す
る押圧部33に押圧されて、シャーシ21の前面側、す
なわち図2及び図3中反矢印B方向にスライドされる。
【0021】なお、底板26には、ローディング装置2
0が取り付けられる電子機器の筐体に取り付けるための
複数の取付孔37が穿設されている。
【0022】以上のようなシャーシ21にスライド可能
に取り付けられるホルダ22は、図2及び図3に示すよ
うに、シャーシ21よりやや小さい大きさで、金属板を
折曲して形成されている。このホルダ22は、底板41
の前面側両側にICカード1を保持する第1及び第2の
カード保持部42,43が形成されている。これら第1
及び第2のカード保持部43,43は、底板41の両側
を垂直に折り曲げて形成され、ICカード1と厚さ分の
高さを有する互いに略平行な側壁44,45と、これら
側壁44,45の先端側を底板41と平行となるように
折り曲げて形成された支持片46,47とから構成され
ている。そして、第1及び第2のカード保持部42,4
3と底板41とで構成されるホルダ22の前面側には、
ICカード1の挿脱を行うための挿脱口40が形成され
ている。また、第1のカード保持部42と第2のカード
保持部43との間は、開放されており、第1及び第2の
カード保持部42,43にICカード1を保持したと
き、ラベル貼付部14に貼り付けられたラベルを筐体に
設けられた窓部を介して見ることができるようになって
いる。
【0023】また、ホルダ22の背面側には、ICカー
ド1の挿入端に設けられた端子7が接続されるコネクタ
が取り付けられるコネクタ取付部48が形成されてい
る。このコネクタ取付部48は、底板41の前面側を除
く側縁に形成されたコネクタの取付位置を規制する規制
壁49a,49b,49cと底板41とにより構成され
ている。そして、規制壁49a,49b,49cの先端
には、コネクタ取付部48にコネクタを係止するための
コネクタ係止片51が形成されている。また、コネクタ
取付部48を構成する底板41には、コネクタを位置決
めして取り付けるための位置決め孔50,50が穿設さ
れている。
【0024】このコネクタ取付部48に取り付けられる
コネクタ52は、図2及び図3に示すように、ICカー
ド1の端子7との接続を図るための端子板53と、この
端子板53に取り付けられる断面略コ字状のカバー54
とから構成される。そして、コネクタ52は、端子板5
3にカバー54が取り付けられることで、内部にICカ
ード1の前面側が収納される収納部が形成され、前面側
に端子部3が形成されたICカード1の前面が挿入され
る挿入口55が形成されている。
【0025】また、カバー54には、一方の側壁に、I
Cカード1が挿入された際、ICカード1の脱落防止用
凹部12が係合される脱落防止片を構成する弾性係合片
60が設けられている。弾性係合片60は、ICカード
1の脱落防止用凹部12に係合されることで、ICカー
ド1をホルダ22内に保持し、ローディング装置20に
装着されたICカード1が脱落しないようにする。脱落
防止片60は、ICカード1の脱落防止用凹部12に係
合するとき、弾性変位することで、利用者にクリック感
を与え、利用者にICカード1がホルダ22に完全に挿
入されたことを認識させる。また、この弾性係合片60
は、ICカード1が正規な状態で挿入されなかったと
き、ICカード1がホルダ22内に挿入されることを阻
止する誤挿入防止片としても機能する。なお、コネクタ
52は、カバー54の背面壁にICカード1の背面に設
けた面取り部8及び切欠部9に係合する脱落防止部材を
設けてもよい。
【0026】コネクタ52の底面を構成する端子板53
には、ICカード1の端子部3が電気的に接続される第
1の接続端子56と、信号処理回路等の電気回路が組み
込まれたプリント配線基板と電気的に接続するためフレ
キシブルプリント配線基板が接続される第2の接続端子
57とが設けられている。第1の接続端子56は、IC
カード1の端子部3を構成する端子7の数に対応して設
けられている。これら第1の接続端子56は、略L字状
に折曲して形成され、この折曲部が上方に突出し、IC
カード1の端子7に押圧されて弾性変位するように設け
られている。第1の接続端子56は、ICカード1が挿
入されたとき、ICカード1の端子部3の開放側より進
入し、端子7に押圧状態で接触することで、端子7と電
気的に接続される。
【0027】また、第2の接続端子57には、信号処理
回路等の電気回路が組み込まれたプリント配線基板と電
気的に接続するためのフレキシブルプリント配線基板が
接続される。すなわち、第1の接続端子56に端子部3
が電気的に接続されたICカード1は、第2の接続端子
57と筐体に配設されるプリント配線基板とを電気的に
接続するフレキシブルプリント配線基板を介して、プリ
ント配線基板に設けられた信号処理回路により制御され
る。また、また、第2の接続端子57は、フレキシブル
プリント配線基板との接続を容易にするため挿入口55
の近傍に設けられている。そして、フレキシブル配線基
板は、ホルダ22がシャーシ21の前面側の第1の位置
と背面側の第2の位置とに亘って移動し得る長さに形成
されている。以上のような第1の接続端子56と第2の
接続端子57が設けられたコネクタ52を構成する端子
板53の裏面側には、ホルダ22の底板41に構成され
たコネクタ取付部48に位置決めして取り付けるための
位置決め突起58,58が突設されている。
【0028】端子板53にカバー54が取り付けられた
コネクタ52は、底板41のコネクタ取付部48に穿設
された位置決め孔50,50に端子板53の位置決め突
起58,58を係合させ、コネクタ取付部48を構成す
る規制壁49a,49b,49cの先端部に形成された
コネクタ係止片51を折曲してコネクタ52を係止する
ことで、コネクタ取付部48に取り付けられる。なお、
端子板53に形成された位置決め突起58,58は、底
板41の位置決め孔50,50を挿通し、ホルダ22の
底板41より突出し、この突出した部分がシャーシ21
に形成されたガイド孔29,29に係合することで、ホ
ルダ22がシャーシ21に対して移動する際のガイド突
起としても機能する。
【0029】なお、ホルダ22の側壁44,45と平行
なコネクタ取付部48を構成する規制板49,49に
は、図2に示すように、外側の面にシャーシ21の第1
及び第2の側壁27,28に形成されたガイド孔30,
30に係合されるガイド突起59,59が突設されてい
る。また、ホルダ22の底板41には、ホルダ22の移
動方向に沿って、ガイド孔71が形成されている。この
ガイド孔71には、シャーシ21の底板26に取り付け
られた回動アーム31の支軸32が係合される。すなわ
ち、この支軸32も、ホルダ22がシャーシ21に対し
て移動する際のガイド突起としても機能する。
【0030】ホルダ22の第2のカード保持部43を構
成する側壁45には、図2、図3及び図4に示すよう
に、シャーシ21に対するホルダ22の移動を規制する
規制部材61が回動可能に取り付けられている。規制部
材61は、基端側に、軸孔62が穿設され、ホルダ22
の側壁45に植立された支軸62aに挿通されること
で、図4中矢印D及び反矢印D方向に回動可能に支持さ
れている。
【0031】規制部材61は、先端側に、ICカード1
がホルダ22に挿入された際、ICカード1の係合凹部
13に係合される係合突部63が形成されている。係合
突部63は、ホルダ22に保持されたICカード1の係
合凹部13に係合できるように、ホルダ22の底板41
及び側壁45に亘って形成された開口部64よりホルダ
22内に臨まされる。また、規制部材61の係合突部6
3の更に先端側には、底板41及び側壁45に形成され
た開口部64の周縁の裏面側に係止され、規制部材61
の図4中矢印D方向の回動領域を規制する係止部65が
形成されている。この係止部65の近傍には、ホルダ2
2がシャーシ21にスライド可能な状態で取り付けられ
たとき、シャーシ21の底板26の開口部36の近傍に
突設された係合突起70に係合される規制孔66が形成
されている。規制孔66は、シャーシ21に形成された
係合突起70に係合することで、ホルダ22がシャーシ
21の前面側の第1の位置よりシャーシ21の背面側の
第2の位置にスライドすることを禁止する。すなわち、
第1の位置にあるホルダ22にICカード1が挿入され
るとき、ホルダ22は、規制部材61により第1の位置
にロックされていることから、ICカード1の端子部3
を第1の接続端子56に確実に接続させることができ
る。
【0032】以上のような規制部材61は、付勢部材で
あるトーションバネ67によりホルダ22の内方側であ
る図4中矢印D方向に付勢されている。トーションバネ
67は、基体部67aがホルダ22の側壁45に植立さ
れた支軸62に規制部材61の上側から嵌合され、一方
のアーム部67bがホルダ22の側壁45に形成された
係止片68に係止され、他方のアーム部67cが規制部
材61に形成された係止片69に係止されることで、規
制部材61を図4中矢印D方向に付勢している。そし
て、規制部材61は、先端部の係止部65を開口部64
の近傍の底板41の裏面側に係止させ、係合突部63を
開口部64よりホルダ22内に臨ませた状態で側壁45
に取り付けられている。
【0033】以上のように構成されるホルダ22は、図
2及び図3に示すように、コネクタ取付部48を構成す
る規制板49,49に突設されたガイド突起59,59
をシャーシ21のガイド孔30,30に係合させ、コネ
クタ取付部48に取り付けられた端子板53の位置決め
突起58,58をシャーシ21のガイド孔29,29に
係合させ、シャーシ21側の回動アーム31の支軸32
をホルダ22の底板41に形成されたガイド孔71に係
合させて、シャーシ21の第1及び第2の側壁27,2
8間にスライド可能な状態で取り付けられる。そして、
ホルダ22は、ICカード1の挿脱が行われるシャーシ
21の前面側の第1の位置と、情報信号の書き込み又は
読み出しを行うシャーシ21の背面側の第2の位置とに
亘ってスライドされる。ここで、ホルダ22は、第1の
位置にあるとき、ICカード1の挿脱が行われ、第2の
位置にあるときに、ICカード1に対して情報信号の書
き込み又は読み出しが行われる。
【0034】そして、シャーシ21とホルダ22とは、
図2及び図3に示すように、付勢部材であるトグルバネ
73により接続される。このトグルバネ73は、線状部
材が巻回されてなるコイル部74と、コイル部74より
一方の側に延びた第1のアーム部75と、コイル部74
より他方の側に延びた第2のアーム部76とからなる。
そして、第1のアーム部75の先端部には、シャーシ2
1側に係合される第1の係合部75aが形成され、第2
のアーム部76の先端部には、ホルダ22側に係合され
る第2の係合部76aが形成されている。第1の係合部
75aは、シャーシ21を構成する底板26の裏面側に
突設された第1の係合突起77に係合され、第2の係合
部76aは、ホルダ22を構成する底板41の裏面側に
突設された第2の係合突起78に係合される。
【0035】以上のようにシャーシ21とホルダ22を
接続したトグルバネ73は、ホルダ22がシャーシ21
の前面側に移動した第1の位置にあるとき、図2及び図
3中反矢印B方向に付勢する第1の状態にある。そし
て、ホルダ22がシャーシ21に対して図2及び図3中
矢印B方向にスライド操作されると、トグルバネ73
は、ホルダ22を図2及び図3中矢印B方向に付勢する
第2の状態に反転し、ホルダ22をシャーシ21の背面
側の第2の位置にスライドさせる。また、ホルダ22が
第2の位置にあるとき、シャーシ21の底板26に取り
付けられた回動アーム31が図3中矢印C方向に回動さ
れると、回動アーム31の一端に形成された押圧部33
は、ホルダ22の第2の係合突起78を押圧する。する
と、第2の状態にあるトグルバネ73は、回動アーム3
1の押圧部33がホルダ22の第2の係合突起78を押
圧する押圧力を受けて、ホルダ22が図3中反矢印B方
向にスライドされ、図3中反矢印B方向にホルダ22を
付勢する第1の状態に反転し、ホルダ22を第1の位置
に移動させる。
【0036】以上のようにホルダ22がスライド可能に
取り付けられたシャーシ21には、ホルダ22の前面側
に形成されたICカード1の挿脱口40とシャーシ21
の前面を開閉する蓋体81が回動可能に取り付けられて
いる。この蓋体81は、図2、図3、図5及び図6に示
すように、挿脱口40及びシャーシ21の前面を閉塞す
る閉塞板82と、この閉塞板82の両側に形成される第
1及び第2の回動支持アーム83,84とを備える。
【0037】閉塞板82は、ホルダ22の挿脱口40及
びシャーシ21の前面を閉塞する第1の閉塞部85と、
シャーシ21の底板26の前面に形成された切欠部80
に嵌合する第2の閉塞部86とからなる。
【0038】また、シャーシ21の第1の側壁27側に
位置する第1の回動支持アーム83は、図5に示すよう
に、先端側に、蓋体81を回動支持するための第1の支
持孔87が穿設されている。この第1の支持孔87は、
シャーシ21の第1の側壁27の前面側に突設された第
1の支軸88に係合される。また、蓋体81は、第1の
回動支持アーム83側で、付勢部材であるトーションバ
ネ89により挿脱口40を閉塞する図6中矢印E方向に
回動付勢されている。このトーションバネ89は、基体
部89aがシャーシ21の第1の側壁27に形成された
係合片91に係合され、一方のアーム部89bが第1の
移動支持アーム83の先端部に形成された係止部92に
係止され、他方のアーム部89cが第1の側壁27に形
成された係止部93に係止されることで、蓋体81を図
6中矢印E方向に回動付勢している。
【0039】また、シャーシ21の第2の側壁28側に
位置する第2の回動支持アーム84は、図6に示すよう
に、先端側に第1の支持孔87とともに蓋体81を回動
支持するための第2の支持孔94が穿設されている。こ
の第2の支持孔94は、シャーシ21の第2の側壁28
の前面側に突設された第2の支軸95に係合される。ま
た、第2の回動支持アーム84の先端部には、イジェク
ト部材により押圧されて蓋体81を図6中反矢印E方向
に回動するための突部96が突設されている。突部96
の下側には、閉塞板82側にイジェクト部材のカム部が
接触しやすくするため傾斜面部97が形成されている。
【0040】以上のような蓋体81は、図5及び図6に
示すように、第1及び第2の支持孔87,94に第1及
び第2の支軸88,95が係合されることで、第1及び
第2の支軸88,95を中心に図5及び図6中矢印E方
向及び反矢印E方向に回動可能に支持されている。そし
て、蓋体81は、トーションバネ89の付勢力により、
シャーシ21の前面を閉塞する図5及び図6中矢印E方
向に回動付勢されている。そして、第2の回動支持アー
ム84に形成された突部96の傾斜面部97がイジェク
ト部材のカム部により押圧されることで、蓋体81は、
図5及び図6中反矢印E方向に第1及び第2の支軸8
8,95を中心に回動され、シャーシ21の前面及びホ
ルダ22の挿脱口40を開放する。
【0041】また、シャーシ21の第2の側壁28に
は、図2及び図3に示すように、シャーシ21とホルダ
22とを連結するトグルバネ73によりシャーシ21の
背面側である第2の位置にあるホルダ22を、シャーシ
21の前面側の第1の位置に移動させるイジェクト部材
101が長手方向、すなわち図6中矢印B方向及び反矢
印B方向にスライド可能に取り付けられている。このイ
ジェクト部材101は、図6に示すように、シャーシ2
1の第2の側壁28の高さとほぼ同じ幅を有し、長尺の
略矩形状に金属板を打ち抜いて形成されている。イジェ
クト部材101には、長手方向に沿って、第1のガイド
孔102と第2のガイド孔103とが形成されている。
そして、第1のガイド孔102には、シャーシ21の第
2の側壁28に設けられたガイド突部104が係合さ
れ、第2のガイド孔103には、第2の側壁28に形成
されたガイド片105が係合される。そして、イジェク
ト部材101は、第1のガイド孔102に第2の側壁2
8に形成されたガイド突部104に形成されたねじ孔1
06aに、止めねじ106を螺合させることで、第2の
側壁28に取り付けられる。
【0042】また、イジェクト部材101は、図6に示
すように、付勢部材である引っ張りバネ113により図
6中反矢印B方向に付勢されている。この引っ張りバネ
113は、一端がイジェクト部材101のシャーシ21
の背面側に対応する端部に形成されたバネ係止片111
に係止され、他端がシャーシ21の第2の側壁28の長
手方向の中程に形成されたバネ係止片112に係止され
ることで、イジェクト部材101を図6中反矢印B方向
に付勢している。
【0043】以上のようにシャーシ21の第2の側壁2
8に取り付けられるイジェクト部材101には、図6に
示すように、シャーシ21の前面側に位置する一端側
に、シャーシ21の底板26と平行となるように折曲し
て、上述した蓋体81の第2の回動支持アーム84に形
成された突部96を押圧するカム部107が形成されて
いる。カム部107は、シャーシ21の底板26に形成
された開口部36よりシャーシ21内に臨まされてい
る。そして、カム部107は、蓋体81の第2の回動支
持アーム84に設けられた突部96の下側に形成された
傾斜面部97を押圧しやすくするため、シャーシ21の
背面側となる側に下側に折曲した折曲部108が形成さ
れている。
【0044】また、イジェクト部材101のシャーシ2
1の前面側に位置する一端側には、上述した回動アーム
31の他端側に形成された被押圧部34をシャーシ21
の背面側、すなわち図6中矢印C方向に押圧する操作片
109がシャーシ21の底板26と平行となるように折
曲して形成されている。そして、操作片109には、イ
ジェクト部材101の先端側に上側に折曲して押圧部1
10が形成されている。操作片109に形成された押圧
部110は、シャーシ21の底板26に形成された開口
部36よりシャーシ21内に臨まされ、回動アーム31
の被押圧部34に係合し得るようになっている。
【0045】更に、イジェクト部材101の一端側に
は、図示しないが装置本体を構成する筐体より外方に臨
まされたイジェクト操作部115によりスライド操作さ
れる操作片114が折り曲げ形成されている。イジェク
ト部材101は、操作片114が図6中矢印B方向にス
ライド操作されることで、同方向にスライドされる。
【0046】以上のようなイジェクト部材101は、ホ
ルダ22がシャーシ21の背面側の第2の位置にある状
態において、図6に示すように、図6中矢印B方向に押
圧され、イジェクト部材101を図6中反矢印B方向に
付勢する引っ張りバネ113の付勢力に抗して図6中矢
印B方向にスライドされると、カム部107は、蓋体8
1の第2の回動支持アーム84に設けられた突部96の
下側に形成された傾斜面部97を押圧し、蓋体81をト
ーションバネ89の付勢力に抗してホルダ22の挿脱口
40を開放する図6中反矢印E方向に回動させる。これ
と同時に、操作片109に形成された押圧部110は、
回動アーム31の被押圧部34を図6中矢印C方向に押
圧し、同方向に回動アーム31を回動させる。回動アー
ム31の一端に形成された押圧部33は、ホルダ22の
第2の係合突起78を押圧し、ホルダ22を図3中反矢
印B方向にスライドさせる。回動アーム31の押圧部3
3がホルダ22の第2の係合突起78を押圧する押圧力
を受けて、ホルダ22が図3中反矢印B方向にスライド
されると、トグルバネ73は、ホルダ22を図3中反矢
印B方向に付勢する第1の状態に反転し、ホルダ22を
第1の位置に付勢し、ホルダ22を第1の位置に移動さ
せる。
【0047】次に、以上のように構成されたローディン
グ装置20にICカード1が挿入されてから情報信号の
記録又は再生が行われるまでの一連の動作について説明
する。先ず、非使用時のローディング装置20について
説明すると、図3に示すように、ホルダ22は、シャー
シ21の前面側に移動した第1の位置にあり、シャーシ
21とホルダ22を接続するトグルバネ73は、ホルダ
22をシャーシ21の前面側の第1の位置に付勢する第
1の状態にある。
【0048】また、蓋体81は、蓋体81側の係止部9
2とシャーシ21側の係止部93に係止されたトーショ
ンバネ89の付勢力により、シャーシ21の前面を閉塞
する図5及び図6中矢印E方向に回動付勢され、シャー
シ21の前面及び第1の位置にあるホルダ22の挿脱口
40を閉塞した状態にあり、ローディング装置20内に
塵埃等が侵入することを防止している。
【0049】回動アーム31は、押圧部33がシャーシ
21の前面側に位置するように、図3中矢印C方向に回
動されている。また、シャーシ21の第1の側壁27に
取り付けられた規制部材61は、図4に示すように、一
方のアーム部67bが側壁45に形成された係止片68
に係止され、他方のアーム部67cが回動アーム31に
形成された係止片69に係止されたトーションバネ67
により図4中矢印D方向に回動付勢され、先端部の係止
部65がホルダ22の底板41に形成された開口部64
の近傍の裏面に係止された状態にあり、先端側に設けら
れた係合突部63がホルダ22内に臨み、規制孔66が
シャーシ21の底板に立設された係合突起70と係合し
ていない状態にある。すなわち、ホルダ22は、規制部
材61の規制孔66とシャーシ21の係合突起70と係
合していない状態にあることで、シャーシ21に対し、
背面側となる図3中矢印B方向に移動可能な状態にあ
る。
【0050】また、イジェクト部材101は、イジェク
ト部材101側のバネ係止片111とシャーシ21側の
バネ係止片112とに係止された引っ張りバネ113に
より、シャーシ21の前面側となる図3及び図6中反矢
印B方向にスライドされた状態にある。
【0051】以上のような非使用時のローディング装置
20には、図7に示すように、ICカード1が端子部3
が設けられた前面側を挿入端とし、主面2aをシャーシ
21の底板26と対向する下側にして挿入される。IC
カード1をローディング装置20の前面側より挿入する
とき、蓋体81は、手指又はICカード1の前面部を引
っかける等して、蓋体81をシャーシ21の前面を閉塞
する図5及び図6中矢印E方向に付勢するトーションバ
ネ89の付勢力に抗して、シャーシ21の前面側、すな
わちシャーシ21の前面側の第1の位置にあるホルダ2
2の挿脱口40を開放する同図中反矢印E方向に回動さ
れる。
【0052】そして、シャーシ21の前面を蓋体81が
開放すると同時に、図7に示すように、ホルダ22の挿
脱口40からは、ICカード1が端子部3を挿入端とし
て挿入される。そして、図1及び図7に示すように、I
Cカード1の前面側の先端と主面2a側に形成された係
合凹部13との間の領域がホルダ22内に臨まされた規
制部材61上を図7中矢印B方向に移動しているとき、
規制部材61は、ホルダ22内に臨まされた規制部材6
1の係合突部63がICカード1先端と主面2a側に形
成された係合凹部13との間の領域により押圧されるこ
とで、トーションバネ67の付勢力に抗して、支軸62
aを回動支点として、図7中反矢印D方向に回動され
る。これにより、規制部材61の規制孔66は、図4及
び図7に示すように、シャーシ21側の係合突起70と
係合した状態となり、シャーシ21の前面側の第1の位
置にあるホルダ22は、ICカード1の挿入に伴ってシ
ャーシ21の背面側の図7中矢印B方向にスライドする
ことを禁止された状態となる。ICカード1の端子部3
がホルダ22に設けられたコネクタ52の第1の接続端
子56に接続されるまで、ホルダ22は、規制部材61
により第1の位置にロックされていることで、確実に端
子部3を構成する端子7がコネクタ52の第1の接続端
子56に接続されるようにしている。
【0053】そして、更にICカード1がローディング
装置20内に挿入されると、図8及び図9に示す状態と
なる。すなわち、ホルダ22がシャーシ21の前面側の
第1の位置にあるとき、ICカード1が第1の位置にあ
るホルダ22に完全に挿入されると、ICカード1は、
ホルダ22の背面側に配設されたコネクタ52の挿入口
55より挿入される。そして、コネクタ52の第1の接
続端子56は、ICカード1の端子部3の開放端より係
合凹部6に係合し、端子7を押圧した状態で端子7と電
気的な接続が図られる。
【0054】ICカード1の係合凹部6に第1の接続端
子56が係合し、端子7と第1の接続端子56とが接続
されたとき、ICカード1の係合凹部13は、ホルダ2
2内の規制部材61の係合突部63の上方に位置する。
すると、これまでICカード1の先端から係合凹部13
に亘る領域に係合突部63が押圧され、図9中反矢印D
方向に回動されていた規制部材61は、ICカード1の
係合凹部13と規制部材61の係合突部63が係合可能
な状態となることで、トーションバネ67の付勢力によ
り図9中矢印D方向に回動され、係合突部63をICカ
ード1の係合凹部13に係合させる。これにより、これ
までシャーシ21の係合突起70に係合されていた規制
部材61の規制孔66と係合突起70との係合状態は解
除され、ホルダ22は、シャーシ21の背面側である第
2の位置の方向である図8及び図9中矢印B方向にスラ
イド可能な状態になる。また、ICカード1がホルダ2
2に完全に挿入されたとき、図2に示すように、コネク
タ52に設けられた弾性係合片60は、ICカード1の
脱落防止用凹部12に係合し、ICカード1がホルダか
ら抜け落ちることを防止している。また、弾性係合片6
0は、ICカード1の脱落防止用凹部12に係合したと
き、弾性変位することで利用者にクリック感を与え、I
Cカード1がホルダ22内に、端子部3と第1の接続端
子56とが確実に係合していることを認識させる。
【0055】ここで、ICカード1が上述のような正規
な状態でローディング装置20に挿入されなかった場
合、すなわちICカード1が背面側から挿入された場合
やICカード1の主面2aを上側にして挿脱口40より
挿入された場合には、第1の位置にあるホルダ22に挿
入された場合であっても、ICカード1の係合凹部13
に規制部材61の係合突部63が係合することはない。
すなわち、図8及び図9に示す位置までICカード1が
挿入されても、ホルダ22内の規制部材61の係合突部
63の上方には、ICカード1の係合凹部13が無いこ
とから、規制部材61は、係合突部63がICカード1
の主面に押圧されたままの状態で、規制孔66がシャー
シ21側のシャーシ21の係合突起70と係合した状態
が続くことになる。したがって、第1の位置にあるホル
ダ22は、ICカード1の挿入に伴ってシャーシ21の
背面側の図7中矢印B方向にスライドすることが禁止さ
れる。これにより、ローディング装置20は、ICカー
ド1が誤挿入された場合に、第1の位置にあるホルダ2
2がシャーシ21の背面側の第2の位置の方向である図
8及び図9中B方向にスライドすることが禁止され、I
Cカード1の誤挿入が防止される。また、ICカード1
が正規な状態で挿入されなかったとき、弾性係合片60
は、ICカード1の脱落防止用凹部12に係合しないこ
とから、ICカード1が第1の位置にあるホルダ22
に、端子部3の係合凹部6に第1の接続端子56が係合
し端子7と電気的に接続するまで挿入されることを阻止
し、ICカード1の誤挿入を防止する。
【0056】そして、図8及び図9に示すように、IC
カード1がシャーシ21の前面側の第1の位置にあるホ
ルダ22に完全に挿入された後、更にICカード1が図
8及び図9中矢印A方向に押圧されると、図10に示す
ように、ICカード1は、ローディング装置20内に完
全に収納され、ローディング装置20に装着され、半導
体メモリに対して情報信号の記録又は再生が可能な状態
となる。すなわち、図10に示すように、ICカード1
が図8及び図9に示す状態から更に押圧されると、規制
部材61の規制孔66とシャーシ21の係合突起70と
の係合状態が解除され、シャーシ21の背面側である第
2の位置の方向である図8及び図9中矢印B方向にスラ
イド可能な状態にあるホルダ22は、シャーシ21の背
面側である図8及び図9中矢印B方向にスライドされ
る。
【0057】すると、ICカード1によりホルダ22を
図10中矢印B方向に押圧する押圧力を受けて、トグル
バネ73は、図10中矢印B方向にホルダ22を付勢す
る第1の状態から反転し、同図中反矢印B方向にホルダ
22を付勢する第2の状態となり、図10中矢印B方向
に付勢することで、ホルダ22をシャーシ21の背面側
の第2の位置にスライドさせる。これにより、コネクタ
52に接続されたICカード1は、ローディング装置2
0内に完全に収納され、ICカード1の背面側でシャー
シ21の前面側を閉塞することを阻止されていた蓋体8
1は、トーションバネ89の付勢力を受けて図9中矢印
E方向に回動され、シャーシ21の前面を閉塞し、ロー
ディング装置20内に塵埃等が侵入することを防止す
る。また、シャーシ21の底板26に回動可能に取り付
けられた回動アーム31は、ホルダ22が図10中矢印
B方向にスライドすることで、一端側の押圧部33がト
グルバネ73の第2のアーム部76の係合部76aが係
合された第2の係合突起78により押圧され、図10中
反矢印C方向に回動される。
【0058】以上のようにICカード1の端子7とコネ
クタ52の第1の接続端子56とが接続された状態で、
シャーシ21の背面側の第2の位置に装着されたICカ
ード1は、コネクタ52の第2の接続端子57に接続さ
れたフレキシブル配線基板を介して制御される。具体的
に、ICカード1は、この第2の位置に装着された状態
において、電子機器からの制御信号により、カード本体
2に内蔵された半導体メモリに情報信号が記録され、ま
た、半導体メモリに記憶された情報信号を読み出され
る。
【0059】以上のようにICカード1が装着されたロ
ーディング装置20は、次のようにICカード1をロー
ディング装置20から排出する。すなわち、図11及び
図12に示すように、装置本体の筐体より外方に臨まさ
れたイジェクト操作部115を介して操作片114が図
11及び図12中矢印B方向に押圧されると、イジェク
ト部材101は、引っ張りバネ113の付勢力に抗して
図11及び図12中矢印B方向にスライドされる。
【0060】すると、イジェクト部材101のカム部1
07は、蓋体81の第2の回動支持アーム84に設けら
れた突部96を図11及び図12中矢印B方向に押圧す
る。このとき、図6に示すように、カム部107には、
折曲部108が形成され、突部96には、下側の折曲部
108と対向する位置に傾斜面部97が形成されている
ことから、カム部107は、突部96を確実に押圧する
ことができる。そして、カム部107が蓋体81の突部
96を押圧することで、トーションバネ89の付勢力に
よりシャーシ21の前面を閉塞している蓋体81は、カ
ム部107が蓋体81の突部96を押圧する押圧力を受
けて、トーションバネ89の付勢力に抗して図12中反
矢印E方向に回動され、シャーシ21の前面を開放し、
ICカード1を排出可能な状態にする。
【0061】これと同時に、イジェクト部材101の操
作片109に形成された押圧部110は、図11中反矢
印C方向に回動され、被押圧部34がシャーシ21の前
面側に位置している回動アーム31の被押圧部34に当
接される。そして、イジェクト操作部115が更に操作
され、更に、イジェクト部材101が更に図11及び図
12中矢印B方向にスライドされると、押圧部110
は、回動アーム31の被押圧部34を押圧し、回動アー
ム31を図11中矢印C方向に回動させる。すると、イ
ジェクト部材101の押圧部110が回動アーム31の
被押圧部34を押圧する押圧力を受けて、回動アーム3
1の押圧部33は、トグルバネ73の第2のアーム部7
6の係合部76aが係合された第2の係合突起78を押
圧する。すると、シャーシ21とホルダ22を接続した
第2の状態にあるトグルバネ73は、反転し、ホルダ2
2を図11中矢印B方向に付勢する第1の状態に戻り、
ホルダ22を図11及び図12中反矢印B方向にスライ
ドさせる。これにより、シャーシ21の背面側にあった
ホルダ22は、シャーシ21の前面側の第1の位置にス
ライドし、保持しているICカード1の背面側をシャー
シ21の前面よりローディング装置20外に臨ませる。
【0062】そして、シャーシ21の前面より背面側が
外方に臨まされたICカード1は、利用者によりシャー
シ21の前面側の第1の位置にあるホルダ22より引き
抜かれ、ICカード1の端子部3とコネクタ52の第1
の接続端子56との接続が解除される。この後、蓋体8
1は、トーションバネ89の付勢力により、シャーシ2
1の前面を閉塞する図11及び図12中矢印E方向に回
動され、シャーシ21の前面及び第1の位置にあるホル
ダ22の挿脱口40を閉塞し、ローディング装置20内
に塵埃等が侵入しないようにする。
【0063】以上のように構成されたICカード1のロ
ーディング装置20は、ICカード1を排出するとき、
利用者が装置本体の筐体に設けられたイジェクト操作部
を操作する押圧力を受けて、シャーシ21の背面側の第
2の位置にあるホルダ22をシャーシ21の前面側の第
1の位置に移動させるのみで、ホルダ22に取り付けら
れたコネクタ52の第1の接続端子56とICカード1
の端子部3を構成する端子7との係合状態を解除させる
ものではない。すなわち、このローディング装置20で
は、最終的なICカード1の取り出しは利用者により行
われる。したがって、ローディング装置20は、従来イ
ジェクトボタンを押すことでコネクタ52の第1の接続
端子56とICカード1の端子部3の端子7との係合状
態を解除させるローディング装置よりイジェクト操作部
を操作する操作力が小さくなり、容易にICカード1の
イジェクト操作を行うことができる。また、ICカード
1が誤挿入されたときには、規制孔66がシャーシ21
側のシャーシ21の係合突起70と係合した状態が維持
されることになることから、ローディング装置20への
誤挿入を防止することができる。
【0064】以上、ICカード1のローディング装置2
0への誤挿入を防止する手段として、規制部材61を用
いた例について説明したが、ICカード1の誤挿入を防
止する手段は、次のように構成してもよい。なお、以下
説明するローディング装置120は、規制部材の部分を
除いて、上述したローディング装置20とほぼ同様な構
成を有するため、ローディング装置20と同一部材につ
いては同一の符号を付してその詳細は省略する。
【0065】すなわち、このローディング装置120
は、図13に示すように、ホルダ22を構成する側壁4
5側に、ホルダ22がシャーシ21の前面側の第1の位
置からシャーシ21の背面側に移動することを防止する
規制部材121が取り付けられる。この規制部材121
は、ホルダ22の側壁44に沿って配設できるように長
尺状に形成されている。この規制部材121は、中程
に、支持孔122が穿設され、この支持孔122にホル
ダ22の側壁45と並んで形成されたコネクタ取付部4
8を構成する規制壁49bに突設された支軸123が挿
通されることで、図13中矢印F方向及び反矢印F方向
に回動可能に取り付けられている。なお、ローディング
装置120の場合、ホルダ22には、背面に形成される
コネクタ取付部48を構成する規制壁49cは形成され
ず、開放されている。
【0066】この規制部材121が規制壁49bに取り
付けられたとき、ホルダ22の背面側に位置する後端部
には、ホルダ22の内方に向かって略直角に折曲した折
曲片124が形成され、この折曲片124には、ICカ
ード1がホルダ22内に挿入されたとき、ICカード1
の挿入端側に形成された傾斜面部3aが突き当てられ押
圧される被押圧部125が形成されている。この被押圧
部125は、ホルダ22の背面側よりホルダ22内に臨
まされ、ホルダ22内に正規な状態でICカード1が挿
入されたとき、ICカード1の傾斜面部3aと対向する
ように折曲片124の上端より下方に向かって鋭角に折
曲して形成されている。
【0067】また、規制部材121には、下端側の中程
に、ホルダ22の第1の位置から第2の位置への移動を
規制する規制部126が形成され突出して形成されてい
る。この規制部126は、ホルダ22をシャーシ21の
前面側の第1の位置にロックするとき、シャーシ21の
底板26と第2の側壁28とに亘って形成された係合孔
127に係合される。また、シャーシ21の底板26と
第2の側壁28に亘る位置には、係合孔127よりシャ
ーシ21の背面側に、規制部126の逃げとなるスリッ
ト128が形成されている。規制部126は、第1の位
置にあるホルダ22にICカード1が挿入されるまでシ
ャーシ21の背面側の第2の位置に移動しないようにす
るため、後端側に垂直面部129が形成され、係合孔1
27の後端に確実に係合するようにされている。また、
規制部126は、ホルダ22がICカード1をイジェク
トするため、シャーシ21の背面側の第2の位置から前
面側の第1の位置に移動する際、スリット128の前端
を円滑に乗り上げることができるように、傾斜面部13
0が形成されている。
【0068】支持孔122にホルダ22の規制壁49b
に形成された支軸123が挿通され規制壁49bに図1
3中矢印F方向及び反矢印F方向に回動可能に取り付け
られた規制部材121は、付勢部材であるトーションバ
ネ131により、同図中矢印F方向に回動付勢されてい
る。このトーションバネ131は、基体部131aが規
制部材121の被押圧部125が形成された後端部と対
向する前端部に設けられた取付片132に取り付けら
れ、一方のアーム部131bがホルダ22を構成する側
壁45に形成された係止片133に係止され、他方のア
ーム部131cが規制部材121の下端に形成された係
止片134に係止されることで、規制部材121を図1
3中矢印F方向に付勢し、規制部126が係合孔127
に係合するようにしている。
【0069】図13中矢印F方向に付勢されている規制
部材121は、同図中F方向に回動し過ぎることを防止
する回動規制突起135が突設されている。回動規制突
起135は、シャーシ21の第2の側壁28の上端のカ
ム部136に係合される。カム部136は、ホルダ22
がシャーシ21の前面側の第1の位置にあるとき、回動
制御突起135が係合される第1の水平面部136a
と、ホルダ22がシャーシ21の背面側の第2の位置に
あるとき、回動制御突起135が係合される第2の水平
面部136bと、第1の水平面部136aと第2の水平
面部136bとを連結する傾斜面部136cとから構成
され、第1の水平面部136aは、第2の水平面部13
6bより1段低く形成されている。回動規制突起135
は、ホルダ22が第1の位置から第2の位置に移動する
とき、第1の水平面部136a、傾斜面部136c、第
2の水平面部136c上を、この順番に従って移動す
る。
【0070】なお、規制部材121の支持孔122に挿
通されたホルダ22の支軸123は、シャーシ21の第
2の側壁28に、ホルダ22の移動方向に沿って形成さ
れたガイド孔137に係合される。
【0071】次に、以上のように構成されたICカード
1のローディング装置120のICカード1が挿入され
てからICカード1の半導体メモリに対して情報信号の
記録又は再生を行うまでの一連の動作について説明す
る。先ず、非使用時のローディング装置120について
説明すると、ホルダ22は、図14に示すように、シャ
ーシ21の前面側に移動した第1の位置にある。このと
き、規制部材121は、トーションバネ131の付勢力
により、支軸123を中心にして、図14中矢印F方向
に回動され、規制部126をシャーシ21の係合孔12
7に係合させた状態にある。したがって、規制部材12
1が取り付けられているホルダ22は、シャーシ21の
前面側の第1の位置にロックされた状態にある。なお、
このとき、規制部材121の回動規制突起135は、カ
ム部136を構成する第1の水平面部136aに係合さ
れている。
【0072】以上のようなローディング装置20には、
図15に示すように、ICカードが、端子部3側を挿入
端として第1の位置に規制部材121によりロックされ
ているホルダ22に挿入される。ICカード1をローデ
ィング装置120の前面側より挿入するとき、蓋体81
は、手指又はICカード1の前面部を引っかける等し
て、蓋体81をシャーシ21の前面を開放する図15中
反矢印E方向に回動され、ホルダ22の挿脱口40が開
放される。
【0073】そして、シャーシ21の前面を蓋体81が
開放すると同時に、図15に示すように、ホルダ22の
挿脱口40からは、ICカード1が端子部3を挿入端と
して挿入される。そして、コネクタ52の第1の接続端
子56は、ICカード1の端子部3の開放端より係合凹
部6に係合し、端子7を押圧した状態で端子7と電気的
な接続が図られる。このときまで、規制部材121の規
制部126は、シャーシ21の係合孔127に係合さ
れ、ホルダ22が第1の位置にロックされていることか
ら、第1の接続端子51は、ICカード1の係合凹部6
に係合し、端子部7と確実に電気的な接続が図られる。
そして、ICカード1が第1の位置にあるホルダ22に
完全に挿入されると、規制部材121の被押圧部125
は、ICカード1の傾斜面部3aに押圧される。する
と、規制部材121は、支軸123を中心に、トーショ
ンバネ131の付勢力に抗して、図15中反矢印F方向
に回動され、規制部126と係合孔127との係合状態
が解除され、ホルダ22がシャーシ21の前面側の第1
の位置から背面側の第2の位置へ移動可能な状態とな
る。
【0074】ここで、ICカード1が上述のような正規
な状態でローディング装置20に挿入されなかった場合
には、第1の接続端子56がICカード1の端子部3を
構成する係合凹部6に係合されず、従って、規制部材1
21の被押圧部125は、ICカード1の傾斜面部3a
に押圧されない。したがって、規制部材121は、図1
4中反矢印F方向に回動されず、規制部126とシャー
シ21の係合孔127との係合状態が維持され、ホルダ
22は、第1の位置にロックされたままとなる。これに
より、ローディング装置120は、ICカード1が誤挿
入された場合に、第1の位置にあるホルダ22がシャー
シ21の背面側の第2の位置の方向である図14中B方
向にスライドすることが禁止され、ICカード1の誤挿
入が防止される。
【0075】そして、図15に示すように、ICカード
1がシャーシ21の前面側の第1の位置にあるホルダ2
2に完全に挿入された後、更にICカード1が図15中
矢印B方向に押圧されると、図16に示すように、IC
カード1は、ローディング装置20内に完全に収納さ
れ、ローディング装置20に装着され、半導体メモリに
対して情報信号の記録又は再生が可能な状態となる。す
なわち、図16に示すように、シャーシ21の前面側の
第1の位置にあるホルダ22は、規制部材121がトー
ションバネ131の付勢力に抗して図16中反矢印F方
向に回動し、規制部126と係合孔127との係合状態
が解除された状態で、シャーシ21の背面側の第2の位
置に移動される。このとき、規制突起121の回動規制
突起135は、カム部136を構成する第1の水平面部
136aから傾斜面部136cを介して第1の水平面部
136aより1段高い第2の水平面部136bに移動す
る。規制部材121は、第1の水平面部136aより1
段高い第2の水平面部136bに移動することで、トー
ションバネ131の付勢力により図16中矢印F方向に
回動することが防止されている。そして、蓋体81は、
図16中矢印E方向に回動され、ホルダ22の挿脱口4
0及びシャーシ21の前面を閉塞し、ローディング装置
120内に塵埃等が侵入することを防止する。
【0076】また、以上のようにICカード1が装着さ
れたローディング装置20は、次のようにICカード1
をローディング装置20から排出する。すなわち、装置
本体の筐体より外方に臨まされたイジェクト操作部11
5が操作されると、シャーシ21の背面側の第2の位置
にあるホルダ22は、シャーシ21の前面側の第1の位
置に移動する。すると、図16に示すように、トーショ
ンバネ131の付勢力に抗して図16中反矢印F方向に
回動している規制部材121は、回動規制突起135が
カム部136を構成する第2の水平面部136bから1
段低い第1の水平面部136bに移動することで、図1
5に示すように、図15中矢印F方向に回動可能な状態
となる。なお、ここで、ホルダ22には、ICカード1
が挿入されていることから、規制部材121は、被押圧
部125がICカード1の傾斜面部3aに押圧された状
態にあり、図15中反矢印F方向に回動された状態のま
まである。そして、ICカード1の背面側は、蓋体81
が開放しているホルダ22の挿脱口40より外方に臨ま
される。
【0077】そして、ICカード1が利用者により第1
の位置にあるホルダ22より引き抜かれることにより、
ICカード1の端子部3とコネクタ52の第1の接続端
子56との接続が解除される。これと共に、規制部材1
21の被押圧部125は、ICカード1の傾斜面部3a
により押圧された状態が解除され、図14に示すよう
に、トーションバネ131の付勢力により、図14中矢
印F方向に回動される。これにより、規制部材121の
規制部126は、シャーシ21の係合孔127に係合さ
れ、ホルダ22は、シャーシ21の前面側の第1の位置
にロックされる。そして、ICカード1が完全にローデ
ィング装置120より引き抜かれた後、蓋体81は、図
14中矢印E方向に回動され、第1の位置にあるホルダ
22の挿脱口40を閉塞し、ローディング装置120内
に塵埃等が侵入しないようにする。
【0078】以上のようなローディング装置120は、
上述したローディング装置20と同様に、コネクタ52
をホルダ22に取り付け、ICカード1の挿脱操作を利
用者に任せることで、ICカード1をローディング装置
120より排出する際の操作力を小さくすることがで
き、使い勝手を良くすることができる。また、このロー
ディング装置120は、ICカード1が正規な状態で第
1の位置にあるホルダ22に挿入されたときに限って、
規制部材121の被押圧部125が押圧され、規制部1
26とシャーシ21の係合孔127との係合状態が解除
され、情報信号の記憶又は再生を行うシャーシ21の背
面側の第2の位置に移動可能となる。すなわち、ICカ
ード1が正規な状態でホルダ22に挿入されないとき
は、規制部材121の被押圧部125が押圧されず、規
制部126と係合孔127との係合状態が解除されない
ことから、ホルダ22が第1の位置から第2の位置に移
動することが無い。したがって、このローディング装置
120は、ICカード1の誤挿入を防止することができ
る。
【0079】
【発明の効果】本発明に係る記憶媒体のローディング装
置によれば、ホルダにコネクタが取り付けられ、コネク
タがホルダと一体的に移動するように形成されているこ
とから、第1の位置にあるホルダへの記憶媒体の挿入及
びホルダからの記憶媒体の取り出しは、利用者により行
われる。したがって、このローディング装置は、第1の
位置にあるホルダを第2の位置に移動させ記憶媒体を装
着するときや、第2の位置にある記憶媒体を取出可能な
第1の位置へ移動するときの押圧力を小さくすることが
でき、記憶媒体の挿脱時の使い勝手を良くすることがで
きる。
【0080】また、このローディング装置は、規制部材
は、記憶媒体が端子部がホルダのコネクタに接続可能な
正規な状態で第1の位置にあるホルダの記憶媒体保持部
に挿入されたとき、規制部とシャーシの係合部との係合
状態が解除されることで、ホルダを上記第2の位置に移
動可能な状態にする。すなわち、記憶媒体が正規の状態
以外の状態で挿入された場合、規制部と係合部との係合
状態は解除されることがないことから、ホルダは第1の
位置より第2の位置に移動することが禁止される。これ
により、このローディング装置は、記憶媒体の誤挿入を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたローディング装置に用いら
れるICカードの斜視図である。
【図2】本発明が適用されたローディング装置の分解斜
視図である。
【図3】ローディング装置の平面図である。
【図4】ローディング装置を構成するホルダに取り付け
られた規制部材の取付状態を示す要部斜視図である。
【図5】シャーシに取り付けられる蓋体の取付状態を示
す要部斜視図である。
【図6】シャーシに取り付けられるイジェクト部材の取
付状態を示す要部斜視図である。
【図7】ローディング装置にICカードが挿入されたと
きの状態を示すローディング装置の側面図である。
【図8】シャーシ前面側の第1の位置にあるホルダにI
Cカードが完全に差し込まれた状態を示すローディング
装置の平面図である。
【図9】シャーシ前面側の第1の位置にあるホルダにI
Cカードが完全に差し込まれた状態を示すローディング
装置の側面図である。
【図10】ICカードがローディング装置に装着された
状態を示すローディング装置の平面図である。
【図11】ローディング装置に装着されたICカードを
排出するときの初期状態を示すローディング装置の平面
図である。
【図12】ローディング装置に装着されたICカードを
排出するときの初期状態を示すローディング装置の側面
図である。
【図13】本発明が適用されたICカードのローディン
グ装置の他の例を示す分解斜視図である。
【図14】上記ローディング装置の非使用時の状態を示
す側面図である。
【図15】シャーシ前面側の第1の位置にあるホルダに
ICカードが完全に差し込まれた状態を示すローディン
グ装置の側面図である。
【図16】ICカードがローディング装置に装着された
状態を示すローディング装置の側面図である。
【符号の説明】
1 ICカード、3 端子部、7 端子、13 係合凹
部、20 ローディング装置、21 シャーシ、22
ホルダ、26 底板、27 第1の側壁、28第2の側
壁、31 回動アーム、33 押圧部、34 被押圧
部、40 挿脱口、42 第1のカード保持部、43
第2のカード保持部、52 コネクタ、56 第1の接
続端子、57 第2の接続端子、58 位置決め突起、
61 規制部材、63 係合突部、65 係止部、66
規制孔、70 係合突起、73トグルバネ、77 第
1の係合突起、78 第2の係合突起、81 蓋体、9
6突部、101 イジェクト部材、107 カム部、1
09 操作片、110押圧部、114 操作片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体メモリを内蔵した記憶媒体を保持
    する記憶媒体保持部が形成され、シャーシに対して上記
    記憶媒体の挿脱を行う第1の位置と上記記憶媒体が装着
    される第2の位置とに亘って移動可能に取り付けられる
    ホルダと、 上記ホルダに設けられ、上記記憶媒体の端子部が上記ホ
    ルダが上記第1の位置にあるとき接続されるコネクタ
    と、 上記シャーシに形成された係合部に係合される規制部を
    有し、上記シャーシ又は上記ホルダに取り付けられて上
    記ホルダの上記第1の位置から上記第2の位置への移動
    を規制する規制部材とを備え、 上記規制部材は、上記記憶媒体が上記端子部が上記ホル
    ダの上記コネクタに接続可能な正規な状態で上記第1の
    位置にある上記ホルダの上記記憶媒体保持部に挿入され
    たとき、上記規制部と上記シャーシの係合部との係合状
    態が解除されることで、上記ホルダを上記第2の位置に
    移動可能な状態にすることを特徴とする記憶媒体のロー
    ディング装置。
  2. 【請求項2】 上記規制部材は、上記記憶媒体に形成さ
    れた係合凹部に対して係脱可能な係合突部を有し、上記
    係合突部が上記記憶媒体の上記係合凹部に係合したとき
    に、上記ホルダを上記第1の位置に規制している状態を
    解除することを特徴とする請求項1記載の記憶媒体のロ
    ーディング装置。
  3. 【請求項3】 上記シャーシと上記ホルダとは、一端が
    上記シャーシに係止され、他端が上記ホルダに係止され
    た付勢部材により接続され、上記ホルダは、上記付勢部
    材により上記第1の位置の方向又は上記第2の位置の方
    向に付勢されていることを特徴とする請求項1記載の記
    憶媒体のローディング装置。
  4. 【請求項4】 上記シャーシに回動可能に取り付けられ
    る回動アームと、 上記シャーシに移動可能に取り付けられ、上記回動アー
    ムの一端部を押圧する押圧部が形成されたイジェクト部
    材とを備え、 上記回動アームは、上記イジェクト部材が上記記憶媒体
    の排出方向に移動されたとき、上記押圧部が上記回動ア
    ームの一端部を押圧することで回動し、他端部側で上記
    第2の位置にある上記ホルダを上記第1の位置に移動さ
    せることを特徴とする請求項1記載の記憶媒体のローデ
    ィング装置。
  5. 【請求項5】 上記記憶媒体の挿脱を行うシャーシの前
    面を開閉する閉塞部と、上記閉塞部を上記シャーシに対
    して回動可能に支持する一対の回動支持部とからなる蓋
    体を備え、 上記蓋体は、一端が上記回動支持部の何れか一方に係止
    され、他端が上記シャーシに係止された付勢部材により
    上記シャーシの前面側を閉塞する方向に付勢され、上記
    回動支持部の何れか一方には、突部が形成され、上記イ
    ジェクト部材が排出方向に移動されるとき、上記蓋体
    は、上記イジェクト部材に形成されたカム部により押圧
    され、上記付勢部材の付勢力に抗して上記シャーシの前
    面を開放する方向に回動されることを特徴とする請求項
    4記載の記憶媒体のローディング装置。
  6. 【請求項6】 上記規制部材は、上記ホルダに挿入され
    る上記記憶媒体の挿入端に押圧される被押圧部を有し、
    上記記憶媒体が上記第1の位置にあるホルダに挿入され
    たとき、上記被押圧部が上記記憶媒体の上記ホルダへの
    挿入端に押圧されることで、上記ホルダを上記第1の位
    置に規制している状態を解除することを特徴とする請求
    項1記載の記憶媒体のローディング装置。
  7. 【請求項7】 上記ホルダには、上記記録媒体が正規な
    状態で挿入されたときに、上記記録媒体に形成された凹
    部に係合される誤挿入防止部材が設けられていることを
    特徴とする請求項1記載の記憶媒体のローディング装
    置。
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