JP2001132716A - 仮係合用弾性爪及び本係合用係合部を有する部品 - Google Patents

仮係合用弾性爪及び本係合用係合部を有する部品

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JP2001132716A JP31670799A JP31670799A JP2001132716A JP 2001132716 A JP2001132716 A JP 2001132716A JP 31670799 A JP31670799 A JP 31670799A JP 31670799 A JP31670799 A JP 31670799A JP 2001132716 A JP2001132716 A JP 2001132716A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガーニッシュ類からの取り外しを簡単に行な
えるようにする。 【解決手段】 軸部21を主に形成されるプラグ2と上
記軸部21の挿入されるソケット部を有するソケット部
材1とからなるものであって、それぞれをプラスチック
材にて形成する。ソケット部材1は、ガーニッシュ類5
等への取付けの際の基部を成すベース部15と、ベース
部15の上方部に設けられるものであって他の部材を保
持する役目を果たす保持部19と、ベース部15に対し
て直角に設けられるものであって2本平行に設けられる
脚部11、11’と、脚部11、11’の先端部のとこ
ろから上方に開くように設けられるものであって適度の
弾性を有する弾性爪12と、脚部11の付け根部付近に
設けられるものであって、所定の傾斜面からなる係合部
16と、からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンバイザ等の車
両用内装品を保持するために用いられる部品に関するも
のであり、特に、その取付けに際して、ボルト等の締結
手段を用いることなく、ガーニッシュ類等の車両用内装
品の表面側から単純な押し込み操作をすることによって
装着することのできるようにした嵌合式の取付部品に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の、車両用内装品、例えばサンバイ
ザ等、を保持する取付部品は、多くの場合は、プラスチ
ック材等にて形成された取付部品本体が、ボルト等の締
結手段を介してガーニッシュ類、及び、その下側に設け
られるパネル部材等に取付けられるようになっているも
のである。ところで、この従来のものは、上記ガーニッ
シュ類等への取付けに当って、作業者が別途工具等を用
いて、上記ボルトあるいはネジ等からなる締結手段をネ
ジ止めしなければならず、その作業効率が良くないとい
う問題点を有する。このような作業効率上の問題点を解
決するために、例えば図7に示す如く、ソケット10及
びプラグ20からなる2ピースタイプのものであって、
パネル部材60に設けられた取付穴660等へ嵌め込む
ことによって部品全体を取付けることのできるようにし
た嵌合式の取付部品が各種案出されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにおいては、図7に示す如く、ソケット10の
両脚部110、110’間にプラグが挿入された状態
で、本取付部品がガーニッシュ50及びパネル部材60
のところに装着されると、このような状態のものにおい
ては、当該取付部品をパネル部材60等から簡単には取
り外すことができないと言う問題点がある。すなわち、
脚部110、110’のところから連続して設けられた
弾性爪120は上方に開いた状態でパネル部材60のと
ころに係合した状態となっているからである。従って、
このような状態のものにおいて、車両整備等の都合上、
上記ガーニッシュ類50を取り外す必要が生じた場合等
においては、プラグ20をソケット10の両脚部11
0、110’間から引き抜いたとしても、ソケット10
の弾性爪120がパネル部材60に引っかかり、ソケッ
ト10を取り外すことができない。このような状態にお
いて、強引にソケット10を矢印方向に引き抜くと、弾
性爪120が脚部110、110’への接続部のところ
から折れてしまい、パネル部材60の内部に残ってしま
うこととなる。このような問題点を解決するために、ガ
ーニッシュ類への仮装着(仮係合)時においては上記弾
性爪が開いてガーニッシュ類から脱落しないようにする
一方、パネル部材への本装着(本係合)時には上記弾性
爪が拡がらないようにし、上記プラグを引き抜いた状態
で上記ソケットを上方に引張ることによって、上記弾性
爪も一緒に上記パネル部材のところから取り外す(引き
抜く)ことのできるようにした嵌合式の取付部品を提供
しようとするのが、本発明の目的(課題)である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、次のような手段を講ずることと
した。すなわち、請求項1記載の発明においては、仮係
合用の弾性爪及び本係合用の係合部を有するものであっ
て、軸部を主体に形成されるプラグと、当該プラグの軸
部が挿入されることによってパネル部材等に取付けら
れ、かつ、そこに固定されるソケット部を有するソケッ
ト部材と、からなる部品に関して、上記ソケット部材
を、ガーニッシュ類等の取付部材への取付けの際の基部
を成すベース部と、当該ベース部に対して直角に設けら
れるものであって2本平行に設けられる脚部と、上記ベ
ース部に対して直角に設けられる支柱状部材の先端部の
ところから上記ベース部に向って開くように設けられる
ものであって適度の弾性を有する弾性爪と、上記脚部の
付け根部付近に設けられるものであって、所定の傾斜面
からなるとともに、上記ガーニッシュ類の裏面側に設け
られるパネル部材への係合に寄与する係合部と、からな
るようにした構成を採ることとした。
【0005】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、本部品のガーニッシュ類等への取付
けが、簡単な押込み操作にて効率良く行なわれることと
なる。すなわち、まず、ソケット部材に設けられた脚部
をガーニッシュ類に設けられた挿入孔に挿入するととも
に、上記プラグの軸部を上記ソケット部材の両脚部間に
仮係合状態に挿入させる。これによって、上記ソケット
部材に設けられた支柱状部材の先端部のところから上方
に向って開くように設けられた弾性爪が上記ガーニッシ
ュ類の裏面側に係合して、本部品のガーニッシュ類への
仮装着(仮係合)が成されることとなる。
【0006】このようにして、本部品がガーニッシュ類
に仮装着された状態において、本ガーニッシュ類をパネ
ル部材のところへ持って行き、上記仮装着されているソ
ケット部材の脚部を上記パネル部材の取付穴に挿入させ
るとともに、脚部の付け根部に形成された係合部のとこ
ろをパネル部材の取付穴開口端部に係合させる。そし
て、このような状態において、上記プラグの軸部を更に
押し込むことによって、プラグの軸部が完全に上記両脚
部間に挿入されて、上記プラグとソケット部材との完全
結合が行なわれることとなる。このようなプラグとソケ
ット部材との一体化(完全結合)によって、本部品は、
上記ガーニッシュ類及びパネル部材等に確実に固定され
ることとなる。すなわち、本部品のガーニッシュ類等へ
の取付け(装着)が行なわれることとなる。
【0007】次に、請求項2記載の発明について説明す
る。このものも、その基本な点は上記請求項1記載のも
のと同じである。すなわち、本発明においては、仮係合
用の弾性爪及び本係合用の係合部を有するものであって
軸部を主体に形成されるプラグと、当該プラグの軸部が
挿入されることによってパネル部材等に取付けられ、か
つ、そこに固定されるソケット部材と、からなる部品に
関して、上記ソケット部材を、ガーニッシュ類等の取付
部材への取付けの際の基部を成すベース部と、当該ベー
ス部に対して直角に設けられるものであって2本平行に
設けられる脚部と、当該脚部の先端部のところから上記
ベース部に向って開くように設けられるものであって適
度の弾性を有する弾性爪と、上記脚部の付け根部付近に
設けられるものであって、所定の傾斜面からなるととも
に、上記ガーニッシュ類の裏面側に設けられるパネル部
材への係合に寄与する係合部と、からなるようにした構
成を採ることとした。
【0008】このような構成を採ることにより、本発明
のものにおいては、ソケット部材を含めた本部品全体の
ガーニッシュ類等への取付けが、簡単な押込み操作にて
効率良く行なわれることとなる。すなわち、まず、ソケ
ット部材の脚部をガーニッシュ類に設けられた挿入孔に
挿入するとともに、上記プラグの軸部を上記ソケット部
材の両脚部間に仮係合状態に挿入させる。これによっ
て、上記ソケット部材の脚部先端部のところから上方に
向って開くように設けられた弾性爪が上記ガーニッシュ
類の裏面側に係合して、本部品全体のガーニッシュ類へ
の仮装着(仮係合)が成される。
【0009】このようにして、本部品がガーニッシュ類
に仮装着された状態において、本ガーニッシュ類をパネ
ル部材のところへ持って行き、上記仮装着されているソ
ケット部材の脚部を上記パネル部材の取付穴に挿入させ
るとともに、脚部の付け根部に形成された係合部のとこ
ろをパネル部材の取付穴開口端部に係合させる。そし
て、このような状態において、上記プラグの軸部を更に
押し込むことによって、プラグの軸部が完全に上記両脚
部間に挿入されて、上記プラグとソケット部材との完全
結合が行なわれる。このようなプラグとソケット部材と
の一体化(完全結合)によって、本部品全体は、上記ガ
ーニッシュ類及びパネル部材等に確実に固定されること
となる。すなわち、本部品のガーニッシュ類等への取付
け(装着)が行なわれることとなる。
【0010】次に、請求項3記載の発明について説明す
る。このものも、その基本な点は上記請求項2記載のも
のと同じである。すなわち、本発明においては、請求項
2記載の仮係合用弾性爪及び本係合用係合部を有する部
品に関して、上記ソケット部材の脚部のところに、当該
脚部の先端部からその付け根部にかけて、上記弾性爪を
収納するための溝状の収納部を設けるようにした構成を
採ることとした。このような構成を採ることにより、本
発明のものにおいては、本部品が上記ガーニッシュ類及
びパネル部材に完全に取付けられた状態において、上記
脚部の先端部のところに設けられた弾性爪は、図1の実
線図示の如く、脚部の、その長手方向に沿うように設け
られた溝状の収納部内に収まることとなる。従って、本
部品、特にソケット部材をガーニッシュ類及びパネル部
材のところから取り外さねばならないようなときには、
上記ソケット部材を上方に引張ることによって上記弾性
爪も一緒にパネル部材の取付穴のところから取り外され
ることとなる(引き出されることとなる)。
【0011】次に、請求項4記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項2記載
のものと同じである。すなわち、本発明においては、請
求項1記載の仮係合用弾性爪及び本係合用係合部を有す
る部品に関して、上記ソケット部材の脚部のところに、
当該脚部の先端部のところから、その付け根部のところ
にかけて、上記弾性爪の弾性変形を助けるための逃げ部
を設けるようにした構成を採ることとした。このような
構成を採ることにより、本発明のものにおいては、本部
品が上記ガーニッシュ類及びパネル部材に完全に取付け
られた状態において、上記脚部のところに設けられた弾
性爪は、図3の実線図示の如く、脚部の、その側面部に
沿うように設けられた逃げ部のところに収まることとな
る。従って、本部品、特にソケット部材をガーニッシュ
類及びパネル部材のところから取り外さねばならないよ
うなときには、上記ソケット部材を上方に引張ることに
よって上記弾性爪も一緒にパネル部材の取付穴のところ
から取り外す(引き出す)ことができるようになる。
【0012】次に、請求項5記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項2ない
し請求項4記載のものと同じである。すなわち、本発明
においては、請求項2ないし請求項4記載のホルダに関
して、上記ソケット部材に設けられる弾性爪を、本ソケ
ット部材がパネル部材の取付穴のところに装着された状
態において、上記弾性爪の先端部が上記パネル部材に設
けられた取付穴の開口端部のところに係合し、弾性爪全
体が脚部にほぼ接した状態の閉じられた状態に収納され
るようにした構成を採ることとした。このような構成を
採ることにより、本発明のものにおいても、上記請求項
2ないし請求項4記載のものと同様、ガーニッシュ類等
への装着が、簡単な押し込み操作にて行なわれるように
なるとともに、本部品、特にソケット部材のガーニッシ
ュ類及びパネル部材からの取り外し作業が単純な引張り
作業にて円滑に行なえるようになる。そして、このよう
な取り外し作業中において、上記弾性爪がパネル部材等
に引っかかり、当該弾性爪が切損した状態でパネル部材
の内部に残ってしまうと言うような不都合の生ずること
も無い。
【0013】次に、請求項6記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1ない
し請求項5記載のものと同じである。その特徴とすると
ころは、それぞれの部材をプラスチック材にて形成する
ようにしたことである。すなわち、本発明においては、
請求項1ないし請求項5記載の仮係合用弾性爪及び本係
合用係合部を有する部品に関して、上記ソケット部材及
びプラグを、プラスチック材にて、それぞれを一体的に
成形するようにした構成を採ることとした。このような
構成を採ることにより、本発明のものにおいては、上記
プラグ及びソケット部材を、それぞれインジェクション
成形手段等により効率良く製造することができるように
なる。従って、部品の製造コストの低減化を図ることが
できるようになる。
【0014】次に、請求項7記載の発明について説明す
る。このものも、その基本的な点は、上記請求項1ない
し請求項5記載のものと同じである。すなわち、本発明
においては、請求項1ないし請求項5記載の仮係合用弾
性爪及び本係合用係合部を有する部品に関して、上記ソ
ケット部材及びプラグを、プラスチック材にて一体的に
成形するとともに、上記ソケット部材の一部と上記プラ
グの一部とを薄肉ヒンジ部を介して一体的に連結させる
ようにした構成を採ることとした。このような構成を採
ることにより、本発明のものにおいては、プラグとソケ
ット部材とが常に一体的に連結された状態で取り扱われ
ることとなるので、部品管理を初めとした製造コストの
低減化、更には本部品のガーニッシュ類等への装着作業
に当っての、その作業性の向上を図ることができるよう
になる。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について、図
1ないし図6を基に説明する。本実施の形態に関するも
のの、その構成は、図1に示す如く、軸部21を主体に
形成されるプラグ2と、当該プラグ2の軸部21が挿入
されるものであって平行に設けられた脚部11、11’
等からなるソケット部を有するとともに、ガーニッシュ
類5及びパネル部材6に取付けられ、かつ、そこに固定
されることとなるソケット部材1と、からなることを基
本とするものである。そして、これら構成からなるソケ
ット部材1及びプラグ2は、インジェクション成形手段
等により効率良く形成(製造)されるようになっている
ものである。なお、これらソケット部材1及びプラグ2
は、それぞれが別部品として個々に成形される場合もあ
るし、または、ソケット部材1の一部とプラグ2の一部
とが薄肉ヒンジ部を介して一体的に成形され、これら二
つの部品1、2は常時連結された状態で取り扱われるよ
うに形成される場合もある。
【0016】このような構成からなるものにおいて、上
記ソケット部材1は、例えば図2に示す如く、ガーニッ
シュ類5への取付け基盤を成すベース部15と、当該ベ
ース部15の上方部に設けられるものであって他の部
品、例えばサンバイザ9等の、その一部を保持する役目
を果す保持部19と、上記ベース部15から垂直状に、
かつ、ほぼ平行なように2本設けられる脚部11、1
1’と、これら脚部11、11’の、それぞれの先端部
のところから上方に向って開くように設けられる弾性爪
12と、上記各脚部11、11’の付け根部に近いとこ
ろに設けられるものであって傾斜面を有するように形成
される係合部16と、当該係合部16と上記脚部11、
11’の先端部との間に設けられる隆起部14と、当該
隆起部14のところに設けられるものであって、上記脚
部11、11’の、その付け根部から先端部にかけて設
けられる溝状の収納部13と、からなるものである。
【0017】このような構成からなるものにおいて、上
記弾性爪12は、図2に示す如く、通常は、上方に開い
た状態となっており、本ソケット部材1がガーニッシュ
類5に仮装着された状態においては、開いた状態の弾性
爪12の、その先端部121がガーニッシュ類5の裏面
側に係合して、ソケット部材1を初めとした本部品全体
を、上記ガーニッシュ類5から脱落させないようにして
いるものである。また、傾斜面からなる係合部16は、
図1に示す如く、ソケット部材1の脚部11、11’が
パネル部材6の取付穴66に嵌合した状態においては、
係合部16の傾斜面が上記取付穴66の開口端部のとこ
ろにくい込むように係合し、これによって本ソケット部
材1を含む本部品全体をパネル部材6に確実に固定する
ようにしているものである。また、上記隆起部14のと
ころに設けられる収納部13(図2参照)は、脚部1
1、11’の付け根部からその先端部にかけて溝状に形
成されているものであり、例えば図1に示す如く、本ソ
ケット部材1の脚部11、11’が完全にパネル部材6
の取付穴66内に嵌合された状態においては、上記弾性
爪12が収納されるようになっているものである。従っ
て、このように収納された状態においては、例えば図1
の実線図示の如く、本弾性爪12の先端部121は取付
穴66の開口端部のところに係合して、その先端部12
1は拡がらないようになる。
【0018】次に、このような脚部11、11’及びこ
れに連続して設けられる弾性爪12についての、その第
一の変形例について、図3ないし図5を基に説明する。
このものの、その特徴とするところは、脚部11、1
1’の付け根部付近に設けられる係合部16と弾性爪1
2との位置関係が、脚部11、11’の長手方向に対す
る直角断面内において90°位相の異なった状態で設定
されるようになっていることである。すなわち、弾性爪
12を脚部11、11’の側面部に設けるようにする
(図3,図5参照)とともに、係合部16を脚部11、
11’の付け根部であって上記弾性爪12の設けられる
位置とは90°位相の異なった位置に設けるようにした
ことである(図4参照)。このような構成を採ることに
より、本ソケット部材1をインジェクション成形手段に
て成形する際において、製品の型抜きを容易にしている
ものである。
【0019】次に、第二の変形例に関するものについ
て、図6を基に説明する。このものは、ソケット部材1
に設けられる脚部11と弾性爪12とが、それぞれ別個
独立に設けられるようになっているものである。すなわ
ち、脚部11とは別個独立に、上記ベース部15に対し
て直角に支柱状部材122が設けられるとともに、当該
支柱状部材122の先端のところから上方のベース部1
5に向って開くように弾性爪12が設けられるようにな
っているものである。そして、上記脚部11と支柱状部
材122とは、その長手方向直角断面内において相互に
90°位相が異なるように設けられるようになっている
ものである。従って、上記脚部11の付け根部に設けら
れる係合部16と、上記支柱状部材122の先端部のと
ころから上方に向って開くように設けられる弾性爪12
とは、相互に90°位相が異なった状態で設けられるこ
ととなる。そして、これら脚部11と支柱状部材122
とによって形成される空間内にプラグ2の軸部21が挿
入されるようになっているものである。
【0020】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、そのガーニッシュ類5等への取付
手順(装着手順)について説明する。まず、図2または
図5に示す如く、ソケット部材1の脚部11、11’を
ガーニッシュ類5に設けられた挿入孔55内へ挿入し、
ベース部15がガーニッシュ類5の表面側に接触するよ
うに押し込む。このとき、上方に向って開いたように設
けられている弾性爪12は、一旦、上記挿入孔55のと
ころで、その先端部121がすぼめられるが、その先端
部121が上記挿入孔55を通過した後は、弾性により
元の状態に拡がる。その結果、図2及び図5に示す如
く、弾性爪12の先端部121がガーニッシュ類5の裏
面側に係合する。また、このような状態においてプラグ
2の軸部21を脚部11、11’間の途中まで挿入して
仮係合状態に保持する。これによって、ソケット部材1
を初めとした本部品の仮係合(仮装着)が行なわれるこ
ととなる。そして、このような状態においては、図2ま
たは図5に示す如く、弾性爪12は上方に向って開いた
状態となっており、弾性爪12の先端部121はガーニ
ッシュ類5の裏面側に係合することとなる。従って、本
ソケット部材1を初めとした本部品全体はガーニッシュ
類5から脱落したりするようなことが無い。
【0021】このような状態において、ガーニッシュ類
5の挿入孔55のところに装着されたソケット部材1の
脚部11、11’のところを、図2及び図5に示す如
く、パネル部材6の取付穴66のところに嵌め込ませる
ことによって、本部品全体のパネル部材6への取付け
(固定)が行なわれる。具体的には、上記ソケット部材
1を上記ガーニッシュ類5及びパネル部材6側へ押し込
むことによって、ソケット部材1に設けられた脚部1
1、11’を、その付け根部のところまで上記パネル部
材6に設けられた取付穴66内に差し込ませる(挿入す
る)。そして、このような状態において、プラグ2の軸
部21を上記脚部11、11’間に完全に挿入させる
(図1,図4参照)。これによって脚部11、11’の
付け根部付近に設けられた係合部16の傾斜面のところ
が、パネル部材6に設けられた取付穴66の開口端部の
ところに、食い込むように係合する。これによって、本
部品のガーニッシュ類5及びパネル部材6への取付け
(固定)が完了することとなる。なお、このような状態
においては、上記弾性爪12は、図1及び図3の実線図
示の如く、溝状の収納部13内あるいは脚部11、1
1’の側面部に形成された逃げ部111(図3参照)の
ところに収まっている。そして、弾性爪12の先端部1
21はパネル部材6に設けられた取付穴66の開口端部
のところに接触した状態となる。
【0022】次に、このような構成からなる本実施の形
態のものについての、その作用等について説明する。す
なわち、本実施の形態のものにおいては、ソケット部材
1を初めとした本部品全体のガーニッシュ類5等への取
付けが、簡単な押込み操作にて効率良く行なわれること
となる。すなわち、まず、図2及び図5に示す如く、ソ
ケット部材1の脚部11、11’をガーニッシュ類5に
設けられた挿入孔55に挿入するとともに、上記プラグ
2の軸部21を上記ソケット部材1の両脚部11、1
1’間に仮係合状態に挿入させる。これによって、上記
ソケット部材1の脚部11、11’の先端部のところか
ら上方に向って開くように設けられた弾性爪12が上記
ガーニッシュ類5の裏面側に係合して、本部品のガーニ
ッシュ類5への仮装着(仮係合)が成される。そして、
このような状態においては、上記弾性爪12の、その先
端部121がガーニッシュ類5に係合することとなるの
で、ソケット部材1を含めた本部品全体が上記ガーニッ
シュ類5から脱落したりするようなことが無い。
【0023】次に、このようにして、本部品がガーニッ
シュ類5に仮装着された状態において、ガーニッシュ類
5をパネル部材6のところへ持って行き、上記仮装着さ
れているソケット部材1の脚部11、11’を上記パネ
ル部材6の取付穴66に挿入させるとともに、脚部1
1、11’の付け根部に形成された係合部16のところ
をパネル部材6の取付穴66の開口端部に係合させる。
そして、このような状態において、上記プラグ2の軸部
21を更に押し込む。これによって、プラグ2の軸部2
1が完全に上記両脚部11、11’間に挿入されて、上
記プラグ2とソケット部材1との完全結合が行なわれ
る。このようなプラグ2とソケット部材1との一体化
(完全結合)によって、本部品は、上記ガーニッシュ類
5及びパネル部材6等に確実に固定されることとなる。
すなわち、本部品のガーニッシュ類等への取付け(装
着)が行なわれることとなる(図1,図3参照)。そし
て、このような状態においては、本部品を形成するソケ
ット部材1の、その脚部11、11’のところに設けら
れた弾性爪12は、その全体が、図1の実線図示あるい
は図3の実線図示の如く、収納部13内にあるいは逃げ
部111のところに収まっており、全体として閉じた状
態となっている。そして、本弾性爪12の、その先端部
121は、パネル部材6に設けられた取付穴66の開口
端部のところに係合するようになっている。従って、こ
のような状態において、本部品、特に、ソケット部材1
を取り外そう(引き抜こう)とした場合には、上記弾性
爪12は、上記脚部11、11’と一緒に取付穴66の
ところから引き抜かれることとなる。従って、弾性爪1
2をパネル部材6内に切損させた状態で残してしまうと
言うようなおそれも無い。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、仮係合用の弾性爪及び
本係合用の係合部を有するものであって、軸部を主体に
形成されるプラグと、当該プラグの軸部が挿入されるこ
とによってパネル部材等に取付けられ、かつ、そこに固
定されるソケット部を有するソケット部材と、からなる
部品に関して、上記ソケット部材を、ガーニッシュ類等
の取付部材への取付けの際の基部を成すベース部と、当
該ベース部に対して直角に設けられるものであって2本
平行に設けられる脚部と、上記ベース部に対して直角に
設けられる支柱状部材の先端部のところから上記ベース
部に向って開くように設けられるものであって適度の弾
性を有する弾性爪と、上記脚部の付け根部付近に設けら
れるものであって、所定の傾斜面からなるとともに、上
記ガーニッシュ類の裏面側に設けられるパネル部材への
係合に寄与する係合部と、からなるようにした構成を採
ることとしたので、本部品のガーニッシュ類等への取付
けが、簡単な押込み操作にて効率良く行なわれるように
なった。
【0025】また、ソケット部材の脚部をガーニッシュ
類に設けられた挿入孔に挿入するとともに、上記プラグ
の軸部を上記ソケット部材の両脚部間に仮係合状態に挿
入させることによって、上記ソケット部材の脚部先端部
のところから上方に向って開くように設けられた弾性爪
を上記ガーニッシュ類の裏面側に係合させ、これによっ
て本部品全体をガーニッシュ類へ仮装着(仮係合)させ
ることができるようにしたので、本部品を仮装着時に上
記ガーニッシュ類から脱落させたりするおそれが無くな
った。
【0026】また、パネル部材の取付穴のところに、本
部品特にソケット部材が取付けられた状態においては、
上記ソケット部材の脚部のところに設けられる弾性爪
は、その全体が収納部あるいは逃げ部内に収納されて閉
じられた状態となっているとともに、その先端部のとこ
ろは、パネル部材に設けられた取付穴の、その開口端部
のところに係合するようになっているので、本部品をガ
ーニッシュ類及びパネル部材のところから取り外さねば
ならないようなときには、上記ソケット部材を上方に引
張ることによって上記弾性爪も一緒にパネル部材の取付
穴のところから取り外すことができるようになった。そ
の結果、本部品を取り外す際に、ソケット部材に設けら
れた弾性爪を切損させた状態でパネル部材内に残してし
まうと言うような不都合の生ずるおそれが無くなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示すものであって、ガーニ
ッシュ類及びパネル部材等への装着状態を示す図であ
る。
【図2】本発明の全体構成を示すものであって、ガーニ
ッシュ類への仮装着状態を示す図である。
【図3】本発明にかかる第一の変形例についてのガーニ
ッシュ類及びパネル部材等への装着状態、特に弾性爪の
係合状態を示す図である。
【図4】第一の変形例についてのガーニッシュ類及びパ
ネル部材等への装着状態、特に係合部の係合状態を示す
図である。
【図5】第一の変形例についてのガーニッシュ類への仮
装着状態を示す図である。
【図6】本発明にかかる第二の変形例についての、その
全体構成を示す斜視図である。
【図7】従来例のものにおけるガーニッシュ類及びパネ
ル部材への装着状態を示す図である。
【符号の説明】
1 ソケット部材 11 脚部 11’ 脚部 111 逃げ部 12 弾性爪 122 支柱状部材 13 収納部 14 隆起部 15 ベース部 16 係合部 19 保持部 2 プラグ 21 軸部 5 ガーニッシュ類 55 挿入孔 6 パネル部材 66 取付穴 9 他の部品(サンバイザ)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仮係合用の弾性爪及び本係合用の係合部
    を有するものであって、軸部を主体に形成されるプラグ
    と、当該プラグの軸部が挿入されることによってパネル
    部材等に取付けられ、かつ、そこに固定されるソケット
    部を有するソケット部材と、からなる部品に関して、上
    記ソケット部材を、ガーニッシュ類等の取付部材への取
    付けの際の基部を成すベース部と、当該ベース部に対し
    て直角に設けられるものであって2本平行に設けられる
    脚部と、上記ベース部に対して直角に設けられる支柱状
    部材の先端部のところから上記ベース部に向って開くよ
    うに設けられるものであって適度の弾性を有する弾性爪
    と、上記脚部の付け根部付近に設けられるものであっ
    て、所定の傾斜面からなるとともに、上記ガーニッシュ
    類の裏面側に設けられるパネル部材への係合に寄与する
    係合部と、からなるようにしたことを特徴とする仮係合
    用弾性爪及び本係合用係合部を有する部品。
  2. 【請求項2】 仮係合用の弾性爪及び本係合用の係合部
    を有するものであって、軸部を主体に形成されるプラグ
    と、当該プラグの軸部が挿入されることによってパネル
    部材等に取付けられ、かつ、そこに固定されるソケット
    部を有するソケット部材と、からなる部品に関して、上
    記ソケット部材を、ガーニッシュ類等の取付部材への取
    付けの際の基部を成すベース部と、当該ベース部に対し
    て直角に設けられるものであって2本平行に設けられる
    脚部と、当該脚部の先端部のところから上記ベース部に
    向って開くように設けられるものであって適度の弾性を
    有する弾性爪と、上記脚部の付け根部付近に設けられる
    ものであって、所定の傾斜面からなるとともに、上記ガ
    ーニッシュ類の裏面側に設けられるパネル部材への係合
    に寄与する係合部と、からなるようにしたことを特徴と
    する仮係合用弾性爪及び本係合用係合部を有する部品。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の仮係合用弾性爪及び本係
    合用係合部を有する部品において、上記ソケット部材の
    脚部のところに、当該脚部の先端部からその付け根部に
    かけて、上記弾性爪を収納するための溝状の収納部を設
    けるようにした構成から成ることを特徴とする仮係合用
    弾性爪及び本係合用係合部を有する部品。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の仮係合用弾性爪及び本係
    合用係合部を有する部品において、上記ソケット部材の
    脚部のところに、当該脚部の先端部からその付け根部に
    かけて、上記弾性爪の弾性変形を助けるための逃げ部を
    設けるようにした構成からなることを特徴とする仮係合
    用弾性爪及び本係合用係合部を有する部品。
  5. 【請求項5】 請求項2ないし請求項4記載の仮係合用
    弾性爪及び本係合用係合部を有する部品において、上記
    ソケット部材に設けられる弾性爪を、本ソケット部材が
    パネル部材の取付穴のところに装着された状態におい
    て、上記弾性爪の先端部が上記パネル部材に設けられた
    取付穴の開口端部のところに係合し、弾性爪全体が脚部
    にほぼ接した状態の閉じられた状態に収納されるように
    した構成からなることを特徴とする仮係合用弾性爪及び
    本係合用係合部を有する部品。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし請求項5記載の仮係合用
    弾性爪及び本係合用係合部を有する部品において、上記
    ソケット部材及びプラグを、プラスチック材にて、それ
    ぞれを一体的に成形するようにしたことを特徴とする仮
    係合用弾性爪及び本係合用係合部を有する部品。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし請求項5記載の仮係合用
    弾性爪及び本係合用係合部を有する部品において、上記
    ソケット部材及びプラグを、プラスチック材にて一体的
    に成形するとともに、上記ソケット部材の一部と上記プ
    ラグの一部とを薄肉ヒンジ部を介して一体的に連結する
    ようにしたことを特徴とする仮係合用弾性爪及び本係合
    用係合部を有する部品。
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