JP2001131875A - 透湿防水布帛 - Google Patents
透湿防水布帛Info
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Abstract
併せ持つ透湿防水性布帛を提供する。 【解決手段】 高吸放湿吸湿発性熱有機微粒子をベース
樹脂中に添加した樹脂組成物をコーティングした透湿防
水布帛であり、コーティング膜の剥離強度が5.8N/
2.5cm以上である透湿防水布帛。
Description
チック、スキー、スノーボード、ゴルフ等のスポーツ衣
料、紳士、婦人服、コート類等のカジュアルウェア及び
各種外衣、冷凍庫、冷蔵庫などで作業するユニホーム等
各種衣料用として用いられる吸湿発熱、衣服内湿度低
減、結露防止効果を持つ透湿防水布帛に関するものであ
る。
使用する一般衣料(スーツ、コート等)、防寒衣料(ジャ
ンパー等)、またスキーなどの冬季スポーツ衣料ならび
に冷凍庫、冷蔵庫などで作業するユニフォーム等があ
り、保温性向上のために繊維集合体の繊維径を細くして
デッドエア層を増やすことや、繊維にセラミックスや金
属を練り込み遠赤外線の効果を期待する方法などが種々
提案されている。保温性を向上させる方法としては、例
えば繊維にセラミックスや金属を練り込む方法として
は、特開昭63−105107号の繊維製品の製造方法
や特開平7−331584号の防ダニ用遠赤外線放射繊
維等のように繊維に遠赤外線を放射するセラミックス及
び金属を練り込む方法が提案されている。しかしなが
ら、これらの方法はセラミックス及び金属を練り込むこ
とにより原糸の強力が低下したり、原糸が着色したりす
る欠点がある。コーティング剤やラミネート樹脂の中に
セラミックスや金属を添加する方法としては、特開昭6
0−162641号の保温効果の優れたシート状素材や
特開昭63−35887号のコーティング布帛、特開平
1−183579号のセラミックスをコーティングした
布または紙製品などが開示されている。しかし、これら
の方法では保温性は得られるが添加剤の吸放湿性に由来
する衣服内湿度低減、結露防止効果は得られていなかっ
た。一方、透湿防水衣料の着用時の蒸れを防止し、結露
防止性を高める方法としては、特開昭56−17256
号、特開昭56−20679号の防水シート、特開昭6
0−52675号の吸放湿性防水シート、特開昭60−
110440号、特開昭60−126386号の非通気
性吸放湿性防水シート、特開昭1−77530号の結露
防止性防水シート、特開平7−9631号の透湿性防水
布帛、特開平3―97970号の吸放湿性防水コーティ
ング布帛等が開示されている。しかし、これらの方法で
は結露防止性と発熱効果の両者を兼ね備えた添加剤は見
出されていなかった。そこで、以前に本発明者らは、高
吸放湿吸湿発熱性の微粒子を繊維布帛に対し透湿性樹脂
を接着剤として付着させることによって、人体から放出
される汗を吸湿して発熱し、併せて高い吸放湿性により
衣服内湿度低減、結露防止効果を持つ透湿防水布帛を得
る方法により本問題の解決を図った。
法において、従来の湿式コーティング法は透湿性の高い
製品を得るのに良い方法である。そこで本高吸放湿吸湿
発熱性有機微粒子をベース樹脂中に添加することで透湿
防水布に保温性を付与する検討を行い、満足する吸湿発
熱性、透湿性を得た。ところがこの時、本高吸放湿吸湿
性発熱有機微粒子の影響により形成された膜と基布の間
の剥離強力が弱い欠点が明らかになり、改善の必要が生
じた。
課題を解決するための次の構成より成るものである。 1. 高吸放湿吸湿発熱性有機微粒子をベース樹脂中に
添加した樹脂組成物をコーティングした透湿防水布帛で
あり、コーティング膜の剥離強度が5.8N/2.5c
m以上である透湿防水布帛。
トを使用する前記1に記載の透湿防水布帛。 3.高吸放湿吸湿発熱性有機微粒子がアクリロニトリル
を85%以上含むアクリル系樹脂にヒドラジン処理によ
り架橋構造を導入し、窒素含有量の増加が1.0〜15.
0重量%であり、加水分解により残存しているニトリル
基量の1.0mmol/g以上を塩系カルボキシル基に化学
変換せしめたものである前記1、2に記載の透湿防水布
帛。 4.ベース樹脂がウレタン樹脂を60%以上含む樹脂で
ある前記1〜3に記載の透湿防水布帛。 5.コーティング膜が基布上に樹脂組成物をコーティン
グ後、水中に浸漬して樹脂を凝固させ、溶媒を水中に抽
出し、乾燥されたものである前記1〜4に記載の透湿防
水布帛。
て詳細に説明する。本発明に用いるベース樹脂はウレタ
ン樹脂であるが、この樹脂には他の樹脂、例えばシリコ
ン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂等、または
これらの樹脂の混合物等で、非水系溶媒の樹脂を40%
以下の割合で含んでいても良い。
ステル系、ポリアミド系、ポリアクリロニトリル系等の
合成繊維、レーヨン、アセテート等の半合成繊維、木
綿、シルク、ウール等の天然繊維からなる、織物、編
物、不織布などが含まれる。また上記の基布に他の後加
工、例えば撥水加工等を施しておいても良い。
子としては吸湿性が高く、かつ放湿性を有し、なおかつ
吸湿した際に発熱を示す有機微粒子であれば使用可能で
あるが、相対湿度(RH)65%での吸湿率が40%以上
の高吸湿性であり、初期吸湿速度が0.8%/分以上の
高吸湿速度であることが発熱速度が速く、吸湿発熱性に
優れ好ましい。さらに好ましくは吸湿率が45%以上、
初期吸湿速度は1.0%/分以上の有機微粒子である。
但し本粒子の吸水量が大きすぎる場合、膜の膨潤、粒子
の脱離等が発生するため、上記の吸湿性に加え粒子の吸
水量比(絶乾した粒子及びその粒子に純水を添加して2
4時間放置後、余分の水をデカンテーションで除いた後
の全体の重量(B)を測定し、(B−A)÷Aで計算さ
れる)が0.4以上でありかつ10未満であることが必
要であり、0.6以上4未満がより好ましい。また放湿
性に関しては20℃、90%RHから20℃、40%RHで
の初期放湿速度が0.8%/分以上であることが吸収し
た水分の放散による衣服内湿度低減、結露防止の観点よ
り好ましく、さらに好ましくは1.0%/分以上であ
る。なお、初期吸湿速度とは70℃×12時間の真空乾
燥後、20℃×65%RHの雰囲気中に10分間放置した
時の吸湿率を求め、1分間当たりの吸湿率の増加率によ
って求められるものであり、初期放湿速度とは20℃、
90%RHでの24時間調湿後、20℃、40%RHの雰囲
気に移し10分間放置した時の吸湿率を求め、1分間当
たりの吸湿率の減少率によって求められるものである。
的な例としては、塩系カルボキシル基を有し、かつ架橋
構造を有する有機微粒子であり、アクリロニトリルを8
5%以上含むアクリル系樹脂にヒドラジン処理により架
橋構造を導入し、窒素含有量の増加を1.0〜15.0
%とし、加水分解により残存しているニトリル基量の
1.0mmol/g以上を塩系カルボキシル基に化学変換せ
しめたアクリル系金属変性粒子が挙げられる。
時の吸湿率はベース樹脂が非水系である場合、樹脂の粘
度異常と関係のある重要な要素である。粘度異常を避け
るためには、樹脂溶液に高吸放湿吸湿発熱性有機微粒子
を直接添加する場合においても、また湿式分散等のため
に一旦溶剤を多くして粘度を下げた樹脂に高吸放湿吸湿
発熱性有機微粒子を添加して分散液を作成する場合にお
いても、粒子の吸湿率を20%以下にすることが必要で
ある。
は吸湿、放湿速度の向上、また樹脂層からの脱離防止、
布帛のざらつき防止の観点より平均粒径30μm以下が
必要であり、10μm以下が好ましく、5μm以下がより
好ましい。
均粒径を低減する方法としては、例えばボールミル、ビ
ーズミル、サンドミル、2本、3本ロールミル、ニーダ
ーなどの湿式分散法等があるが、上記粒径が得られるな
らば本様式に限定されない。つまり、本高吸放湿吸湿発
熱性有機微粒子の平均粒径を30μm以下に出来る方法
であればいずれの方法を使用してもよい。なお、例えば
湿式分散を行う際、分散のために一旦溶剤を多くして粘
度を下げておき、分散完了後溶剤濃度の低い、あるいは
溶剤なしのベース樹脂を添加する事により粉体とベース
樹脂固形分の比、また粘度を目標値に合わせる方法を使
用してもよい。
式コーティング法、つまり基布上に樹脂組成物をコーテ
ィング後、水中に浸漬して樹脂を凝固させ、溶媒を水中
に抽出し、乾燥する方法である。
向上、膜面の撥水性付与等の目的でさらに後加工を施し
てもかまわない。またその方法としては、例えばコーテ
ィング法、パディング法、スプレー法等、いかなる方法
でも使用できる。
の耐久性を決定する極めて重要な要素である。具体的に
は本測定値が5.8N/2.5cm以上であることが必
須であり、7.8N/2.5cm以上であることが好ま
しく、9.8N/2.5cm以上であることがより好ま
しい。
が、本実施例は本発明の請求の範囲を何ら制限するもの
ではない。また、本実施例における樹脂の性能の測定、
評価は次の方法で行った。 剥離強度:JIS L 1089法により測定した。な
お、試験片をあらかじめ5cm剥離しておく方法として
は、試験片の膜面に熱接着テープをアイロンで接着後、
基布と熱接着テープを剥離することで行った。単位:N
/2.5cm
高吸放湿吸湿発熱性有機微粒子の20℃、65%RHで
の重量を測定し、次に該高吸放湿吸湿発熱性有機微粒子
を70℃で12時間真空乾燥した後の重量を測定後、下
記計算式により求めた。 吸湿率=(乾燥前重量−乾燥後重量)÷乾燥前重量×1
00
施例あるいは比較例で得られた布帛の断面を1000倍
の電子顕微鏡で撮影し、その写真をたて5cm×よこ5
cmの正方形に分割し、正方形を任意に3箇所選んで中
の粒子の粒径を測定し、平均した。単位:μm
布帛および高吸放湿吸湿発熱性有機微粒子を含まない樹
脂層を持つブランク布(下記比較例4)をそれぞれ絶乾
(乾燥条件:120℃、3時間)したのちデシケーター
に入れ、このデシケーターを32℃、相対湿度70%の
環境に10時間以上置くことで布帛の調温を行い、その
後サンプルを取り出して10秒後の布帛の表面温度を日
本電気三栄株式会社製THERMO TRACER T
H3100及びDETECTOR UNITTH310
0で測定し、下記のT(サンプル)、T(ブランク)の
値を求めて、計算式T=T(サンプル)−T(ブラン
ク)により吸湿発熱温度差Tの値を算出した。単位:℃ T(サンプル):上記樹脂層を有する布帛を絶乾し、絶
乾状態のまま32℃に調温した後、32℃、相対湿度7
0%の環境に置いた際の10秒後の樹脂層を有する面の
表面温度。 T(ブランク):ブランク布を絶乾し、絶乾状態のまま
32℃に調温した後、32℃、相対湿度70%の環境に
置いた際の10秒後の樹脂層を有する面の表面温度。
法)で測定した。単位:g/m2・24hr
法)で測定した。単位:Pa
い、仕上がりの密度が経糸125本/2.54cm、緯
糸が101本/2.54cmになるように設計し、ジッ
ガー染色機で酸性染料で染色して加工用布帛を得た。そ
の後、フッ素系撥水剤のアサヒガード710(旭硝子社
製造)1%owfをパッド−ドライ法で付与した後、1
55℃×1.5分間の熱処理を行った。次いで、170
℃で圧力290N/cm2の条件でカレンダー処理を行
い、コーティング用基布とした。
造 アクリロニトリル450部、アクリル酸メチル20部、
p−スチレンスルホン酸ソーダ16部及び水1220部
をオートクレーブに入れ、重合開始剤としてジ−tert−
ブチルパーオキサイドを単量体全量に対して0.6%添
加した後、密閉し、次いで攪拌下において152℃の温
度にて20分間重合せしめた後、反応終了後、攪拌を継
続しながら90℃まで冷却し、平均粒子径0.9μm
(光散乱光度計で測定)の原料微粒子の水分散体を得
た。この水分散体に浴中濃度が33%になるようにヒド
ラジンを加え、102℃で3時間架橋処理を行い、続い
て浴中濃度が10%となるようにNaOHを加え、103℃
で8.5時間の加水分解処理を行った後、流水中で透
析、脱塩、乾燥後、高吸放湿吸湿発熱性の微粒子を得
た。該有機微粒子の窒素増加量は3.2%、塩系カルボ
キシル基4.6mmol/g、65%RH(20℃)の吸湿率
は49%、平均粒子径は50μmであった。該有機微粒
子を70℃で12時間真空乾燥後、65%RH(20℃)
の雰囲気下に10分間放置後の吸湿率は10.6%であ
り、24時間後は49%であった。また、90%RH(2
0℃)の雰囲気下での24時間後の吸湿率は78%であ
り、その後40%RH(20℃)の雰囲気に移した際、1
0分後の吸湿率は67%、また24時間後の吸湿率は2
8%であり、吸放湿性が確認された。
レタン樹脂、固形分濃度20%、DMF溶液)
キサメチレンジイソシアネート系ブロックイソシアネー
ト架橋剤、固形分濃度80%) コロネートHX(日本ポリウレタン(株)製 ヘキサメ
チレンジイソシアネート系架橋剤、固形分濃度100
%)
る樹脂の製造を次の方法で行った。上記で製造した高吸
放湿吸湿発熱性有機微粒子を70℃で12時間真空乾燥
し、乾燥実施後、シリカゲルの入ったデシケーターに粉
砕後の微粒子を入れ、冷却した。冷却後の高吸放湿吸湿
発熱性有機微粒子の粒径は50μm、吸湿率は9%であ
った。冷却後、上記の高吸放湿吸湿発熱性有機微粒子1
00部に対し、DMF135部を添加し、次に上記MP
−829の原液113.8部を添加、混合して分散液を
調製した。本分散液1kgに対し、シンマルエンタープ
ライゼス製ダイノミルKDL−PILOTを用いて2時
間の分散を行った。分散中の液温は40℃、分散液粘度
は0.6Pa・sであった。分散終了後、本分散液10
0部に対しMP−829の原液を570部添加してコー
ティング液を調製した。この時の樹脂の粘度は7Pa・
sであった。次にコロネート2507を上記コーティン
グ液100部に対し1.25部添加(架橋剤固形分とし
ては1部)し、前記コーティング基布に対し100ミク
ロンのクリアランスを持つアプリケーターで塗布した。
続いて本布帛を水中に10分間浸漬してDMFの抽出及
び膜の凝固を行い、次いで50℃の温水中に浸漬してさ
らに残留DMF抽出後、乾燥機(120℃)で3分間乾
燥し、その後150℃で3分間のキュアリング処理をし
て透湿防水布帛を得た。これより、本透湿防水布に付与
した樹脂層中の高吸放湿吸湿発熱性有機微粒子の割合
(水分なし)は40%と計算される。該透湿防水布の物
性を下表1に示す。
の製造に対し、コロネート2507の量を2.5部(架
橋剤固形分としては2部)とする以外は実施例1と全く
同一の方法により透湿防水布を試作した。該透湿防水布
の物性を下表1に示す。
の製造に対し、架橋剤を添加しない以外は実施例1と全
く同一の方法により透湿防水布を試作した。該透湿防水
布の物性を下表1に示す。
の製造に対し、架橋剤をコロネートHXとし、架橋剤添
加量を1部(架橋剤固形分として1部)とする以外は実
施例1と全く同一の方法により透湿防水布を試作した。
該透湿防水布の物性を下表1に示す。
の製造に対し、架橋剤コロネートHXとし、架橋剤添加
量を2部(架橋剤固形分として2部)とする以外は実施
例1と全く同一の方法により透湿防水布を試作した。該
透湿防水布の物性を下表1に示す。
ンク布帛の製造を次の方法で行った。MP−829の樹
脂100部に対しDMFを35部添加してコーティング
液を調製した。この時の樹脂の粘度は7Pa・sであっ
た。次にコロネートHXを上記コーティング液100部
に対し1部添加(架橋剤固形分としては1部)し、前記
コーティング基布に対し100ミクロンのクリアランス
を持つアプリケーターで塗布した。続いて本布帛を水中
に10分間浸漬してDMFの抽出及び膜の凝固を行い、
次いで50℃の温水中に浸漬してさらに残留DMF抽出
後、乾燥機(120℃)で3分間乾燥し、その後150
℃で3分間のキュアリング処理をして透湿防水布帛を得
た。該透湿防水布の物性を表1に示す。
いた実施例1、2による透湿防水布は比較例1〜3の透
湿防水布に対し、基布と膜の間の剥離強力に優れたもの
であり、加えて他物性(耐水圧、透湿度、吸湿発熱温度
差)の低下のない非常に優れたものであることがわか
る。また比較例4は実施例1、2の透湿防水布に対し、
高吸放湿吸湿発熱性有機微粒子を添加しないために剥離
強力は高いが、吸湿発熱効果はなく、また透湿度も非常
に低いものであった。
れる透湿防水布帛は、ブロックイソシアネート系の架橋
剤を用いることによって、優れた透湿性能と高い剥離耐
久性を両立できるものである。
Claims (5)
- 【請求項1】高吸放湿吸湿発性熱有機微粒子をベース樹
脂中に添加した樹脂組成物をコーティングした透湿防水
布帛であり、コーティング膜の剥離強度が5.8N/
2.5cm以上である透湿防水布帛。 - 【請求項2】ベース樹脂中に架橋剤としてブロックイソ
シアネートを含有する請求項1に記載の透湿防水布帛。 - 【請求項3】高吸放湿吸湿発熱性有機微粒子がアクリロ
ニトリルを85%以上含むアクリル系樹脂にヒドラジン
処理により架橋構造を導入し、窒素含有量の増加が1.
0〜15.0重量%であり、加水分解により残存してい
るニトリル基量の1.0mmol/g以上を塩系カルボキシ
ル基に化学変換せしめたものである請求項1〜2に記載
の透湿防水布帛。 - 【請求項4】ベース樹脂がウレタン樹脂を60%以上含
む樹脂である請求項1〜3に記載の透湿防水布帛。 - 【請求項5】コーティング膜が基布上に樹脂組成物をコ
ーティング後、水中に浸漬して樹脂を凝固させ、溶媒を
水中に抽出し、乾燥されたものである請求項1〜4に記
載の透湿防水布帛。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30739499A JP3821347B2 (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 透湿防水布帛 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30739499A JP3821347B2 (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 透湿防水布帛 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001131875A true JP2001131875A (ja) | 2001-05-15 |
JP3821347B2 JP3821347B2 (ja) | 2006-09-13 |
Family
ID=17968532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30739499A Expired - Lifetime JP3821347B2 (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 透湿防水布帛 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3821347B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001240753A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-04 | Toyobo Co Ltd | 透湿防水布帛及びその製造法 |
CN109880467A (zh) * | 2019-02-20 | 2019-06-14 | 哈尔滨绿科科技有限公司 | 一种适用于油田环境金属基材防腐的环保水性涂料 |
-
1999
- 1999-10-28 JP JP30739499A patent/JP3821347B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001240753A (ja) * | 2000-02-29 | 2001-09-04 | Toyobo Co Ltd | 透湿防水布帛及びその製造法 |
CN109880467A (zh) * | 2019-02-20 | 2019-06-14 | 哈尔滨绿科科技有限公司 | 一种适用于油田环境金属基材防腐的环保水性涂料 |
CN109880467B (zh) * | 2019-02-20 | 2021-01-08 | 哈尔滨绿科科技有限公司 | 一种适用于油田环境金属基材防腐的环保水性涂料 |
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---|---|
JP3821347B2 (ja) | 2006-09-13 |
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