JP2001131081A - スーパーオキサイド消去剤および飲料 - Google Patents
スーパーオキサイド消去剤および飲料Info
- Publication number
- JP2001131081A JP2001131081A JP31790299A JP31790299A JP2001131081A JP 2001131081 A JP2001131081 A JP 2001131081A JP 31790299 A JP31790299 A JP 31790299A JP 31790299 A JP31790299 A JP 31790299A JP 2001131081 A JP2001131081 A JP 2001131081A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- superoxide
- yeast
- scavenger
- broth
- drink
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L2/00—Non-alcoholic beverages; Dry compositions or concentrates therefor; Their preparation
- A23L2/52—Adding ingredients
- A23L2/66—Proteins
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L11/00—Pulses, i.e. fruits of leguminous plants, for production of food; Products from legumes; Preparation or treatment thereof
- A23L11/60—Drinks from legumes, e.g. lupine drinks
- A23L11/65—Soy drinks
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS, OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT COVERED BY SUBCLASSES A21D OR A23B-A23J; THEIR PREPARATION OR TREATMENT, e.g. COOKING, MODIFICATION OF NUTRITIVE QUALITIES, PHYSICAL TREATMENT; PRESERVATION OF FOODS OR FOODSTUFFS, IN GENERAL
- A23L33/00—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
- A23L33/10—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
- A23L33/17—Amino acids, peptides or proteins
- A23L33/185—Vegetable proteins
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P39/00—General protective or antinoxious agents
- A61P39/06—Free radical scavengers or antioxidants
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
- Mycology (AREA)
- Botany (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- Medicines Containing Plant Substances (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Non-Alcoholic Beverages (AREA)
- Cosmetics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のスーパーオキサイドジスムターゼのよ
うに不安定でなく、しかも安価に入手できる物質からな
るスーパーオキサイド消去剤、および飲料を提供するこ
とにある。 【解決手段】 本発明のスーパーオキサイド消去剤及び
飲料は、穀類の煮汁を冷却した後、酵母を添加し、酸素
を供給しながら放置し、この後加熱殺菌して得た液体か
ら抽出された成分を含むことを特徴とする。
うに不安定でなく、しかも安価に入手できる物質からな
るスーパーオキサイド消去剤、および飲料を提供するこ
とにある。 【解決手段】 本発明のスーパーオキサイド消去剤及び
飲料は、穀類の煮汁を冷却した後、酵母を添加し、酸素
を供給しながら放置し、この後加熱殺菌して得た液体か
ら抽出された成分を含むことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スーパーオキサイド消
去剤および飲料に関するものである。
去剤および飲料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スーパーオキサイドすなわち酸素分子の
一電子還元で生じるラジカルO2 −は、生体内において
重要な防御因子として作用することが知られている。例
えば、細菌、ウィルス、異物等が生体内に侵入すると好
中球、単球、マクロファージなどの食細胞が活性化して
遊走能や食作用という動的な機能が発現し、その結果ラ
イソゾーム酵素やスーパーオキサイドが産出されて分泌
されるが、これらは貧食物の融解および殺菌に直接又は
間接に関与し、身体を外敵から守る。
一電子還元で生じるラジカルO2 −は、生体内において
重要な防御因子として作用することが知られている。例
えば、細菌、ウィルス、異物等が生体内に侵入すると好
中球、単球、マクロファージなどの食細胞が活性化して
遊走能や食作用という動的な機能が発現し、その結果ラ
イソゾーム酵素やスーパーオキサイドが産出されて分泌
されるが、これらは貧食物の融解および殺菌に直接又は
間接に関与し、身体を外敵から守る。
【0003】その反面、スーパーオキサイドは、生体内
に過剰に存在すると様々な組織障害をもたらす。通常、
生体内で生成するスーパーオキサイドは、呼吸で吸収さ
れる酸素の約1%以下であり、これが細胞内に含まれて
いるスーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)の触媒作
用により逐次消去されているが、老人の身体のように酵
素作用が低下している場合においては消去が不十分にな
ってスーパーオキサイド濃度が高くなり、これが関節リ
ュウマチやベーチェット病などの組織障害や、スーパー
オキサイドまたはそれにより生成する過酸化脂質が原因
の心筋梗塞、脳卒中、白内障、シミ、ソバカス、しわ、
糖尿病、動脈硬化、肩こり、冷え性などを起こす。
に過剰に存在すると様々な組織障害をもたらす。通常、
生体内で生成するスーパーオキサイドは、呼吸で吸収さ
れる酸素の約1%以下であり、これが細胞内に含まれて
いるスーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)の触媒作
用により逐次消去されているが、老人の身体のように酵
素作用が低下している場合においては消去が不十分にな
ってスーパーオキサイド濃度が高くなり、これが関節リ
ュウマチやベーチェット病などの組織障害や、スーパー
オキサイドまたはそれにより生成する過酸化脂質が原因
の心筋梗塞、脳卒中、白内障、シミ、ソバカス、しわ、
糖尿病、動脈硬化、肩こり、冷え性などを起こす。
【0004】例えば、特許第2667959号等には、
スーパーオキサイドジスムターゼを含有する化粧品が提
案されている。しかしながら、実際には、スーパーオキ
サイドジスムターゼを含有する化粧品は、この酵素が熱
に不安定で失活しやすいため、また著しく高価であるた
め、成功していない。
スーパーオキサイドジスムターゼを含有する化粧品が提
案されている。しかしながら、実際には、スーパーオキ
サイドジスムターゼを含有する化粧品は、この酵素が熱
に不安定で失活しやすいため、また著しく高価であるた
め、成功していない。
【0005】スーパーオキサイド消去作用を有する物質
をスーパーオキサイドジスムターゼ以外に求める試みは
特開昭64−50877号公報に記載されており、そこ
では、黄芬中のバイカレインが利用されている。しかし
ながら、バイカレインは黄芬中に僅かしか含まれておら
ず、これを抽出してもきわめて高価なものとなってしま
う。
をスーパーオキサイドジスムターゼ以外に求める試みは
特開昭64−50877号公報に記載されており、そこ
では、黄芬中のバイカレインが利用されている。しかし
ながら、バイカレインは黄芬中に僅かしか含まれておら
ず、これを抽出してもきわめて高価なものとなってしま
う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、従来
のスーパーオキサイドジスムターゼのように不安定でな
く、しかも安価に入手できる物質からなるスーパーオキ
サイド消去剤、および飲料を提供することにある。
のスーパーオキサイドジスムターゼのように不安定でな
く、しかも安価に入手できる物質からなるスーパーオキ
サイド消去剤、および飲料を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、下記
(1)〜(5)のいずれかの構成の本発明によって解決
できる。 (1) 穀類の煮汁を冷却した後、酵母を添加し、酸素
を供給しながら放置し、この後加熱殺菌して得た液体か
ら抽出された成分を含むスーパーオキサイド消去剤。 (2) 穀類が豆類である上記(1)のスーパーオキサ
イド消去剤。 (3) 上記(1)または(2)のスーパーオキサイド
消去剤を含有する飲料。 (4) 穀類の煮汁を冷却した後、酵母を添加し、酸素
を供給しながら放置し、この後加熱殺菌して得た液体で
ある飲料。 (5) 穀類が豆類である上記(4)の飲料。
(1)〜(5)のいずれかの構成の本発明によって解決
できる。 (1) 穀類の煮汁を冷却した後、酵母を添加し、酸素
を供給しながら放置し、この後加熱殺菌して得た液体か
ら抽出された成分を含むスーパーオキサイド消去剤。 (2) 穀類が豆類である上記(1)のスーパーオキサ
イド消去剤。 (3) 上記(1)または(2)のスーパーオキサイド
消去剤を含有する飲料。 (4) 穀類の煮汁を冷却した後、酵母を添加し、酸素
を供給しながら放置し、この後加熱殺菌して得た液体で
ある飲料。 (5) 穀類が豆類である上記(4)の飲料。
【0008】
【発明の効果】本発明のスーパーオキサイド消去剤は、
80℃以上の熱を加えても安定であり、しかも穀類を主た
る原材料としているので従来のスーパーオキサイド消去
剤と比べて安価である。
80℃以上の熱を加えても安定であり、しかも穀類を主た
る原材料としているので従来のスーパーオキサイド消去
剤と比べて安価である。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のスーパーオキサイド消去
剤は、穀類の煮汁を冷却した後、酵母を添加し、酸素を
供給しながら放置し、この後加熱殺菌して得た液体から
抽出された成分を含む。
剤は、穀類の煮汁を冷却した後、酵母を添加し、酸素を
供給しながら放置し、この後加熱殺菌して得た液体から
抽出された成分を含む。
【0010】本発明のスーパーオキサイド消去剤は、2
O2 −+2H+→H2O2+O2の反応によりスーパーオキ
サイドを消去するものと考えられるが、原料植物体中の
いかなる成分がスーパーオキサイドを消去するのかはま
だ解明されていない。
O2 −+2H+→H2O2+O2の反応によりスーパーオキ
サイドを消去するものと考えられるが、原料植物体中の
いかなる成分がスーパーオキサイドを消去するのかはま
だ解明されていない。
【0011】本発明のスーパーオキサイド消去剤を製造
するに当たって、用いる穀類としては、マメ、イネ、ム
ギ、トウモロコシ、ヒエアワ、キビなどが好ましい。マ
メとしては、ダイズ、インゲンマメ、アズキ、ナンキン
マメ、ソラマメ、エンドウ、ナタマメ、ササゲなどを好
ましく用いることができる。これら穀類の煮汁は、穀類
1に対して、重量で1〜20倍の水を加え、これを30分以
上、好ましくは30分〜5時間煮沸し、その後、放冷して
得られた液体を濾過することによって得られる。
するに当たって、用いる穀類としては、マメ、イネ、ム
ギ、トウモロコシ、ヒエアワ、キビなどが好ましい。マ
メとしては、ダイズ、インゲンマメ、アズキ、ナンキン
マメ、ソラマメ、エンドウ、ナタマメ、ササゲなどを好
ましく用いることができる。これら穀類の煮汁は、穀類
1に対して、重量で1〜20倍の水を加え、これを30分以
上、好ましくは30分〜5時間煮沸し、その後、放冷して
得られた液体を濾過することによって得られる。
【0012】上記の煮汁に酵母を添加し、そして、この
酵母を添加した煮汁を、酸素を供給しながら1〜6ヶ月
程度放置する。酵母としては、Saccharomyces(サッカ
ロミセス)属に属する酵母等、例えばビール酵母、ワイ
ン酵母、清酒酵母、パン酵母等を用いることが好まし
い。
酵母を添加した煮汁を、酸素を供給しながら1〜6ヶ月
程度放置する。酵母としては、Saccharomyces(サッカ
ロミセス)属に属する酵母等、例えばビール酵母、ワイ
ン酵母、清酒酵母、パン酵母等を用いることが好まし
い。
【0013】好ましい態様としては、室温で、まず試験
管に上記煮汁を10ml程度入れ、これに上記酵母を添加し
て、1〜10日放置して第1中間液を得、ついでフラスコ
に上記煮汁を100ml入れ、この煮汁内に上記の第1中間
液を添加して、1〜10日放置して第2中間液を得、最後
に、タンクの中に100リットルの煮汁を入れ、この煮汁
の中に上記の第2中間液を入れて、1〜6ヶ月程度放置
して、スーパーオキサイド消去剤原液を得るのがよい。
管に上記煮汁を10ml程度入れ、これに上記酵母を添加し
て、1〜10日放置して第1中間液を得、ついでフラスコ
に上記煮汁を100ml入れ、この煮汁内に上記の第1中間
液を添加して、1〜10日放置して第2中間液を得、最後
に、タンクの中に100リットルの煮汁を入れ、この煮汁
の中に上記の第2中間液を入れて、1〜6ヶ月程度放置
して、スーパーオキサイド消去剤原液を得るのがよい。
【0014】得られたスーパーオキサイド消去剤原液
を、70〜130℃程度の温度で、2秒〜60分程度加熱して
殺菌する。この殺菌されたスーパーオキサイド消去剤原
液はそのままでもスーパーオキサイド消去剤として用い
ることができるが、必要に応じて濃縮し、さらに減圧乾
燥し、乾燥エキスとして用いる。
を、70〜130℃程度の温度で、2秒〜60分程度加熱して
殺菌する。この殺菌されたスーパーオキサイド消去剤原
液はそのままでもスーパーオキサイド消去剤として用い
ることができるが、必要に応じて濃縮し、さらに減圧乾
燥し、乾燥エキスとして用いる。
【0015】本発明の清涼飲料は、上記スーパーオキサ
イド消去剤原液を重量%で1〜10%程度、特に5〜10%
程度含有することが好ましい。
イド消去剤原液を重量%で1〜10%程度、特に5〜10%
程度含有することが好ましい。
【0016】
【実施例】本スーパーオキサイド消去剤を製造するにあ
たって、穀類としては、マメである大豆を選択した。ま
ず、大豆600gを300リットルの水につけ、10時間放置し
た。この後、100リットルの水を加えて、鍋で5時間煮
沸した。この後、自然に冷却して、大豆を取り除き、約
200リットルの煮汁を得た。
たって、穀類としては、マメである大豆を選択した。ま
ず、大豆600gを300リットルの水につけ、10時間放置し
た。この後、100リットルの水を加えて、鍋で5時間煮
沸した。この後、自然に冷却して、大豆を取り除き、約
200リットルの煮汁を得た。
【0017】この煮汁10mlを試験管に入れ、これに清酒
酵母を添加し、室温にて2日間放置して第1中間液を得
た。このとき、ときどき撹拌して、液内に酸素を供給し
た。
酵母を添加し、室温にて2日間放置して第1中間液を得
た。このとき、ときどき撹拌して、液内に酸素を供給し
た。
【0018】ついで、上記の煮汁100mlをフラスコ内に
入れ、これに上記の第1中間液を添加し、室温にて2日
間放置して、第2中間液を得た。このときも、液をとき
どき撹拌して酸素を供給した。ついで、得られた第2中
間液を残りの煮汁内に入れ、1ヶ月間放置した。このと
きも液をときどき撹拌して酸素を供給した。
入れ、これに上記の第1中間液を添加し、室温にて2日
間放置して、第2中間液を得た。このときも、液をとき
どき撹拌して酸素を供給した。ついで、得られた第2中
間液を残りの煮汁内に入れ、1ヶ月間放置した。このと
きも液をときどき撹拌して酸素を供給した。
【0019】得られた液体を、保健所指導の食品の加熱
殺菌法に従い、85℃で、30分加熱して殺菌して、本発明
のスーパーオキサイド消去剤原液を得た。以上のように
して得られたスーパーオキサイド消去剤原液を用いて、
下記のようにしてスーパーオキサイド消去活性を求め
た。
殺菌法に従い、85℃で、30分加熱して殺菌して、本発明
のスーパーオキサイド消去剤原液を得た。以上のように
して得られたスーパーオキサイド消去剤原液を用いて、
下記のようにしてスーパーオキサイド消去活性を求め
た。
【0020】1.測定法 ヒポキサンチン−キサンチンオキシダーゼ系でスーパー
オキサイド(活性酸素)を発生させ、これに測定する試
料を添加し、スピントラップ法を用いて得られたESR
(電子スピン共鳴)スペクトルの信号強度からスーパー
オキサイド消去活性(SOSA)を求めた。なお、金属不純
物除去のため、DETAPAC(di-ethylene triamine penta
acetic acid)を添加した。 2.測定機器と測定条件 日本電子製ESR JES−REIXを使用し下記の条件で測定し
た。 観 測 磁 場:335.4±5mT マイクロ波出力 : 8mW 磁 場 変 調 幅: 0.079mT 掃 引 時 間 : 2min マイクロ波周波数:100kHz
オキサイド(活性酸素)を発生させ、これに測定する試
料を添加し、スピントラップ法を用いて得られたESR
(電子スピン共鳴)スペクトルの信号強度からスーパー
オキサイド消去活性(SOSA)を求めた。なお、金属不純
物除去のため、DETAPAC(di-ethylene triamine penta
acetic acid)を添加した。 2.測定機器と測定条件 日本電子製ESR JES−REIXを使用し下記の条件で測定し
た。 観 測 磁 場:335.4±5mT マイクロ波出力 : 8mW 磁 場 変 調 幅: 0.079mT 掃 引 時 間 : 2min マイクロ波周波数:100kHz
【0021】本発明のスーパーオキサイド消去剤原液に
よるSOSA値は、20.1 unit/mlであった。本スーパーオ
キサイド消去活性の測定ではこれまで、水道水0.2 unit
/ml、アルカリイオン水3.8(pH8.0)、5.7(pH9.0)un
it/ml、磁気水3.6 unit/ml等の結果が得られている。
測定の再現性は±0.5 unit/mlであることから、液体同
士で比較した場合、本願のスーパーオキサイド消去剤原
液のスーパーオキサイド消去活性が高いことが確認でき
た。なお、和光純薬製スーパーオキサイドジスムターゼ
(Cu・Zu型SOD)のスーパーオキサイド消去活性は、300
0〜4000unit/mgであるが、液体と固体では現在のとこ
ろ比較できないようである。
よるSOSA値は、20.1 unit/mlであった。本スーパーオ
キサイド消去活性の測定ではこれまで、水道水0.2 unit
/ml、アルカリイオン水3.8(pH8.0)、5.7(pH9.0)un
it/ml、磁気水3.6 unit/ml等の結果が得られている。
測定の再現性は±0.5 unit/mlであることから、液体同
士で比較した場合、本願のスーパーオキサイド消去剤原
液のスーパーオキサイド消去活性が高いことが確認でき
た。なお、和光純薬製スーパーオキサイドジスムターゼ
(Cu・Zu型SOD)のスーパーオキサイド消去活性は、300
0〜4000unit/mgであるが、液体と固体では現在のとこ
ろ比較できないようである。
【0022】以上のスーパーオキサイド消去剤原液のス
ーパーオキサイド消去活性から、該スーパーオキサイド
消去剤原液、もしくはこの原液から抽出されたスーパー
オキサイド消去剤を含有する飲料を定期的に飲用すると
き、体内のスーパーオキサイドを消去し、これにより健
康維持が図れるものと推測される。
ーパーオキサイド消去活性から、該スーパーオキサイド
消去剤原液、もしくはこの原液から抽出されたスーパー
オキサイド消去剤を含有する飲料を定期的に飲用すると
き、体内のスーパーオキサイドを消去し、これにより健
康維持が図れるものと推測される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 39/06 A61K 7/00 // A61K 7/00 A23L 2/00 F Fターム(参考) 4B017 LC04 LG08 LK21 LK28 LP05 LP13 4B018 LB08 MD58 MD81 MD91 ME06 MF04 MF13 4C083 AA111 AA112 BB51 4C088 AB59 AB61 AB73 AB74 AB78 AD17 BA09 CA02 CA25 MA17 MA52 ZA33 ZA36 ZA40 ZA45 ZA89 ZA96 ZB15 ZC21 ZC35
Claims (5)
- 【請求項1】 穀類の煮汁を冷却した後、酵母を添加
し、酸素を供給しながら放置し、この後加熱殺菌して得
た液体から抽出された成分を含むスーパーオキサイド消
去剤。 - 【請求項2】 穀類が豆類である請求項1のスーパーオ
キサイド消去剤。 - 【請求項3】 請求項1または2のスーパーオキサイド
消去剤を含有する飲料。 - 【請求項4】 穀類の煮汁を冷却した後、酵母を添加
し、酸素を供給しながら放置し、この後加熱殺菌して得
た液体を含有する飲料。 - 【請求項5】 穀類が豆類である請求項4の飲料。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31790299A JP2001131081A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | スーパーオキサイド消去剤および飲料 |
US09/929,066 US6805887B2 (en) | 1999-11-09 | 2001-08-15 | Superoxide scavenger and beverage containing such |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31790299A JP2001131081A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | スーパーオキサイド消去剤および飲料 |
US09/929,066 US6805887B2 (en) | 1999-11-09 | 2001-08-15 | Superoxide scavenger and beverage containing such |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001131081A true JP2001131081A (ja) | 2001-05-15 |
Family
ID=26569179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31790299A Pending JP2001131081A (ja) | 1999-11-09 | 1999-11-09 | スーパーオキサイド消去剤および飲料 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6805887B2 (ja) |
JP (1) | JP2001131081A (ja) |
Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02154662A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-14 | Kiyourin Yobou Igaku Kenkyusho:Kk | 活性酸素抑制組成物 |
JPH05310590A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-11-22 | Soken Kk | 活性酸素消去剤 |
JPH05320061A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-03 | Soken Kk | 豆類からの活性酸素消去剤 |
JPH0625004A (ja) * | 1992-07-13 | 1994-02-01 | Soken Kk | 活性酸素消去剤 |
JPH06211639A (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-02 | Sansho Seiyaku Co Ltd | メラニン生成抑制外用剤 |
JPH0741426A (ja) * | 1993-05-25 | 1995-02-10 | Soken Kk | 米からの活性酸素消去剤 |
JPH09238647A (ja) * | 1996-03-08 | 1997-09-16 | Yakult Honsha Co Ltd | がん予防食品 |
JPH09294560A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-18 | Morikawa Kenkoudou Kk | 植物性発酵食品素材とその製造方法 |
JP2000135810A (ja) * | 1998-08-26 | 2000-05-16 | Toppan Printing Co Ltd | 画像形成装置および画像形成方法並びに画像形成体 |
JP2001120302A (ja) * | 1999-10-27 | 2001-05-08 | Mamiya Op Co Ltd | 釣用靴 |
JP2001131052A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-15 | Shinei Ferumentekku:Kk | 化粧品 |
Family Cites Families (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3998761A (en) | 1973-06-22 | 1976-12-21 | Bristol-Myers Company | Shampoo compositions containing beer solids |
CH616059A5 (ja) * | 1976-10-08 | 1980-03-14 | Nestle Sa | |
US4232122A (en) | 1979-01-17 | 1980-11-04 | Z-L Limited Partnership | Antioxidants, antioxidant compositions and methods of preparing and using same |
JPS569902A (en) * | 1979-07-05 | 1981-01-31 | Matsushita Electric Works Ltd | Illumination system |
JPS5835070B2 (ja) * | 1981-01-26 | 1983-07-30 | 株式会社冨士システム | 玄米納豆 |
JPS58152458A (ja) * | 1982-03-04 | 1983-09-10 | Morinaga & Co Ltd | 豆乳の製造方法 |
JPS596856A (ja) * | 1982-07-02 | 1984-01-13 | Zenkoku Shokubutsu Tanpaku Shokuhin Kyodo Kumiai | 低臭納豆の製法 |
DE3712986A1 (de) | 1987-04-16 | 1988-10-27 | Marbert Gmbh | Medizinische zubereitungen auf der grundlage von biertreberextrakt, verfahren zu deren herstellung sowie verwendung von biertreberextrakt zur herstellung von kosmetischen zubereitungen und ein spezieller biertreberextrakt |
JPH01231865A (ja) * | 1988-03-11 | 1989-09-18 | Rinjiro Saruno | 減塩醤油様調味料の製法 |
US5753640A (en) | 1995-06-07 | 1998-05-19 | University Of Utah Research Foundation | Methods for preventing progressive tissue necrosis, reperfusion injury, bacterial translocation and adult respiratory distress syndrome |
CN1047401C (zh) * | 1994-11-29 | 1999-12-15 | 钱信达 | 用大豆蛋白水制造含醇量1.8%以下的低度啤酒的方法 |
US5824702A (en) | 1996-06-07 | 1998-10-20 | Mount Sinai School Of Medicine Of The City University Of New York | Genistein as a preventive against ultraviolet induced skin photodamage and cancer |
US6020367A (en) | 1997-12-02 | 2000-02-01 | Avon Products, Inc. | Supersaturated ascorbic acid solutions |
-
1999
- 1999-11-09 JP JP31790299A patent/JP2001131081A/ja active Pending
-
2001
- 2001-08-15 US US09/929,066 patent/US6805887B2/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02154662A (ja) * | 1988-12-05 | 1990-06-14 | Kiyourin Yobou Igaku Kenkyusho:Kk | 活性酸素抑制組成物 |
JPH05310590A (ja) * | 1992-05-15 | 1993-11-22 | Soken Kk | 活性酸素消去剤 |
JPH05320061A (ja) * | 1992-05-19 | 1993-12-03 | Soken Kk | 豆類からの活性酸素消去剤 |
JPH0625004A (ja) * | 1992-07-13 | 1994-02-01 | Soken Kk | 活性酸素消去剤 |
JPH06211639A (ja) * | 1993-01-19 | 1994-08-02 | Sansho Seiyaku Co Ltd | メラニン生成抑制外用剤 |
JPH0741426A (ja) * | 1993-05-25 | 1995-02-10 | Soken Kk | 米からの活性酸素消去剤 |
JPH09238647A (ja) * | 1996-03-08 | 1997-09-16 | Yakult Honsha Co Ltd | がん予防食品 |
JPH09294560A (ja) * | 1996-05-08 | 1997-11-18 | Morikawa Kenkoudou Kk | 植物性発酵食品素材とその製造方法 |
JP2000135810A (ja) * | 1998-08-26 | 2000-05-16 | Toppan Printing Co Ltd | 画像形成装置および画像形成方法並びに画像形成体 |
JP2001120302A (ja) * | 1999-10-27 | 2001-05-08 | Mamiya Op Co Ltd | 釣用靴 |
JP2001131052A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-15 | Shinei Ferumentekku:Kk | 化粧品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20030035858A1 (en) | 2003-02-20 |
US6805887B2 (en) | 2004-10-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5818776B2 (ja) | 豆乳製造方法及び豆乳製造装置 | |
JP2010148485A (ja) | フェルラ酸高含有発酵アルコール飲料 | |
US20040170726A1 (en) | Preparation of wort and beer of high nutritional value, and corresponding products | |
TW200932124A (en) | Method of processing grain sprout by microwave heating | |
JPH05320061A (ja) | 豆類からの活性酸素消去剤 | |
JPH0741426A (ja) | 米からの活性酸素消去剤 | |
EP2369947B1 (en) | Beer and beer-based beverages and method of modification of polyphenols and silicon content in these beverages | |
TW201012396A (en) | Method of producing fermented tea drink rich in theaflavins | |
JPH08280341A (ja) | 乳酸発酵液の製造法 | |
CN109646398A (zh) | 一种纳米胶束及其制备方法、应用 | |
JP2001131052A (ja) | 化粧品 | |
JP2001131081A (ja) | スーパーオキサイド消去剤および飲料 | |
JPH05310590A (ja) | 活性酸素消去剤 | |
JP5419296B2 (ja) | メチル化カテキン含有発酵茶飲料 | |
JP2009034051A (ja) | 生麦を亜臨界処理してできる麦茶様エキス及びその製造方法 | |
TW592640B (en) | Compositions having an SOD activity and antihypertensive agent | |
JPH11313664A (ja) | 酒 類 | |
KR100210878B1 (ko) | 글루콘산 발효음료의 제조방법 | |
JPH0881381A (ja) | Sod作用を有する健康・美容増進剤、血圧抑制剤及び便秘改良剤 | |
KR100509165B1 (ko) | 정제 효소와 건조국을 이용한 발효주 및 그 제조방법 | |
CN108395960A (zh) | 一种猕猴桃果酒的酿造方法 | |
JPH0892113A (ja) | 米からの抗炎症剤 | |
JP4108588B2 (ja) | 発泡酒の製造方法 | |
JP2002121141A (ja) | 機能性素材、sod作用剤、血圧降下剤、血栓溶解剤及びその製造方法並びにその製造方法に用いる菌株 | |
JPH06315359A (ja) | Sod作用を有する発酵組成物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060411 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070206 |