JP2001130824A - フィルム体の貼付け装置及び貼付け方法 - Google Patents
フィルム体の貼付け装置及び貼付け方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 フィルム体を被着体の貼付け面の表面形状に
対応させて効率よく確実に貼付けることができ、かつ1
人作業が可能なフィルム体の貼付け装置及び貼付け方法
を提供する。 【解決手段】 ロールフィルム貼り機1は、支軸11a
を中心にして回転可能な押えロール11を備え、押えロ
ール11の内芯部材11bの外周には弾性変形可能なス
ポンジ体12が設けられている。また、フレーム4の最
下部前後にはガイドロール14,15を備え、そのガイ
ド板14b,15bが被着体W1に嵌り込むように構成
されている。押えロール11が被着体W1の左右方向に
位置合わせされた状態で、ロールフィルム貼り機1を図
中の矢印10方向に誘導することにより、スポンジ体1
2の押圧面12aが貼付け面S1の表面形状に対応して
弾性変形して、フィルム体3を貼付け面S1に確実に密
着させることができる。
対応させて効率よく確実に貼付けることができ、かつ1
人作業が可能なフィルム体の貼付け装置及び貼付け方法
を提供する。 【解決手段】 ロールフィルム貼り機1は、支軸11a
を中心にして回転可能な押えロール11を備え、押えロ
ール11の内芯部材11bの外周には弾性変形可能なス
ポンジ体12が設けられている。また、フレーム4の最
下部前後にはガイドロール14,15を備え、そのガイ
ド板14b,15bが被着体W1に嵌り込むように構成
されている。押えロール11が被着体W1の左右方向に
位置合わせされた状態で、ロールフィルム貼り機1を図
中の矢印10方向に誘導することにより、スポンジ体1
2の押圧面12aが貼付け面S1の表面形状に対応して
弾性変形して、フィルム体3を貼付け面S1に確実に密
着させることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィルム体の貼付
け装置に係り、特にはロールフィルムのフィルム体を被
着体の貼付け面に貼付ける技術に関する。
け装置に係り、特にはロールフィルムのフィルム体を被
着体の貼付け面に貼付ける技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば板状の金属製品の表面性状
(外観、光沢等)を維持するために、出荷前に金属製品
の表面(片面または両面)に保護用フィルムを貼付ける
場合がある。このように金属製品の表面に保護用フィル
ムを貼付ける方法としては、例えば後述する連続式の貼
付け装置を用いるか、或いは作業者が手作業で行う方法
が知られている。連続式の貼付け装置は、保護用フィル
ムを円柱形の押えロールによって金属製品の表面に一定
の押圧力で押し付けながら金属製品自体を送りロールで
貼付け方向へ移動させることによって、金属製品の所定
の範囲に保護用フィルムが貼付けされるように構成され
ている。従って、このような連続式の貼付け装置を用い
れば、例えば複数の製品に一度に保護用フィルムを貼付
けることができ作業効率がよい。また、この貼付け装置
の押えロールは平坦面に密着するように構成されている
ため、保護用フィルムを平坦面に貼付ける場合には大変
有効である。しかしながら、このような押えロールを用
いて曲面に保護用フィルムを貼付ける場合には、押えロ
ールと曲面との間に隙間が生じ曲面に対する保護用フィ
ルムの密着性が低下するため、保護用フィルムを確実に
貼付けることができないという問題があった。また、押
えロールを曲面に対応した形状に形成することも考えら
れるが、1種類の押えロールを複数種類の表面形状に対
応させて用いるのは難しかった。従って、製品の曲面に
保護用フィルムを貼付ける場合には、従来の貼付装置で
は対応が困難ゆえに作業者が手作業で行っていた。
(外観、光沢等)を維持するために、出荷前に金属製品
の表面(片面または両面)に保護用フィルムを貼付ける
場合がある。このように金属製品の表面に保護用フィル
ムを貼付ける方法としては、例えば後述する連続式の貼
付け装置を用いるか、或いは作業者が手作業で行う方法
が知られている。連続式の貼付け装置は、保護用フィル
ムを円柱形の押えロールによって金属製品の表面に一定
の押圧力で押し付けながら金属製品自体を送りロールで
貼付け方向へ移動させることによって、金属製品の所定
の範囲に保護用フィルムが貼付けされるように構成され
ている。従って、このような連続式の貼付け装置を用い
れば、例えば複数の製品に一度に保護用フィルムを貼付
けることができ作業効率がよい。また、この貼付け装置
の押えロールは平坦面に密着するように構成されている
ため、保護用フィルムを平坦面に貼付ける場合には大変
有効である。しかしながら、このような押えロールを用
いて曲面に保護用フィルムを貼付ける場合には、押えロ
ールと曲面との間に隙間が生じ曲面に対する保護用フィ
ルムの密着性が低下するため、保護用フィルムを確実に
貼付けることができないという問題があった。また、押
えロールを曲面に対応した形状に形成することも考えら
れるが、1種類の押えロールを複数種類の表面形状に対
応させて用いるのは難しかった。従って、製品の曲面に
保護用フィルムを貼付ける場合には、従来の貼付装置で
は対応が困難ゆえに作業者が手作業で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保護用
フィルムの貼付け作業を上記従来のような手作業で行う
と作業効率が悪かった。例えば、長尺材に保護用フィル
ムを貼付ける場合には、少なくとも2人の作業者が必要
となるため一層作業効率が低下するという問題があっ
た。本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、フィルム体を被着
体の貼付け面の表面形状に対応させて効率よく確実に貼
付けることができ、かつ1人作業が可能なフィルム体の
貼付け装置及び貼付け方法を提供することである。
フィルムの貼付け作業を上記従来のような手作業で行う
と作業効率が悪かった。例えば、長尺材に保護用フィル
ムを貼付ける場合には、少なくとも2人の作業者が必要
となるため一層作業効率が低下するという問題があっ
た。本発明は、上記のような問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、フィルム体を被着
体の貼付け面の表面形状に対応させて効率よく確実に貼
付けることができ、かつ1人作業が可能なフィルム体の
貼付け装置及び貼付け方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のフィルム体の貼付け装置は請求項1に記載
の通りに構成されている。ここで、請求項1、また他の
請求項及び発明の詳細な説明に記載した用語については
以下のように解釈する。 (1)「フィルム体」は、各種の材質により構成された
薄膜状のフィルム、テープ、シート等であって、表面に
接着剤が塗布されたコールドラミネートフィルムの他
に、熱可塑性樹脂を用いたサーマルラミネートフィルム
等がこれに含まれる。 (2)「弾性体」には、その部材自体が弾性を有する弾
性材料以外に、バネ類やシリンダ等のアクチュエーター
を用いて弾性を変化させるように構成された部材等も含
む。 (3)「被着体」は、金属製の部材以外に、プラスチッ
ク、ゴム、ガラス、木材等各種の材質により構成された
部材をいう。
に、本発明のフィルム体の貼付け装置は請求項1に記載
の通りに構成されている。ここで、請求項1、また他の
請求項及び発明の詳細な説明に記載した用語については
以下のように解釈する。 (1)「フィルム体」は、各種の材質により構成された
薄膜状のフィルム、テープ、シート等であって、表面に
接着剤が塗布されたコールドラミネートフィルムの他
に、熱可塑性樹脂を用いたサーマルラミネートフィルム
等がこれに含まれる。 (2)「弾性体」には、その部材自体が弾性を有する弾
性材料以外に、バネ類やシリンダ等のアクチュエーター
を用いて弾性を変化させるように構成された部材等も含
む。 (3)「被着体」は、金属製の部材以外に、プラスチッ
ク、ゴム、ガラス、木材等各種の材質により構成された
部材をいう。
【0005】請求項1に記載のフィルム体の貼付け装置
によれば、押え部材よってフィルム体を被着体の貼付け
面に押し付けた場合には、弾性体を介してフィルム体を
貼付け面に密着させることができるため、被着体の貼付
け面が種々の表面形状を有している場合であってもフィ
ルム体を貼付け面に確実に貼付けることができる。
によれば、押え部材よってフィルム体を被着体の貼付け
面に押し付けた場合には、弾性体を介してフィルム体を
貼付け面に密着させることができるため、被着体の貼付
け面が種々の表面形状を有している場合であってもフィ
ルム体を貼付け面に確実に貼付けることができる。
【0006】また、本発明のフィルム体の貼付け装置は
請求項2に記載の通りに構成されている。請求項2に記
載のフィルム体の貼付け装置によれば、被着体と係合部
材とが係合した状態では、押え部材を被着体に沿ってフ
ィルム体の貼付け方向へ誘導させることができるため、
被着体の貼付け面にフィルム体を容易に貼付けることが
できる。従って、効率よくフィルム体の貼付け作業を行
うことができる。
請求項2に記載の通りに構成されている。請求項2に記
載のフィルム体の貼付け装置によれば、被着体と係合部
材とが係合した状態では、押え部材を被着体に沿ってフ
ィルム体の貼付け方向へ誘導させることができるため、
被着体の貼付け面にフィルム体を容易に貼付けることが
できる。従って、効率よくフィルム体の貼付け作業を行
うことができる。
【0007】また、本発明のフィルム体の貼付け装置は
請求項3に記載の通りに構成されている。請求項3に記
載の手動式フィルム体貼付け装置によれば、手動で貼付
け作業を行うことができるように構成されているため、
構成が簡単でコンパクトに設計でき製造コストが安価で
ある。また、携帯式に構成することによって、1人作業
が可能で、さらに取り扱い易い手動式フィルム体貼付け
装置を実現することができる。
請求項3に記載の通りに構成されている。請求項3に記
載の手動式フィルム体貼付け装置によれば、手動で貼付
け作業を行うことができるように構成されているため、
構成が簡単でコンパクトに設計でき製造コストが安価で
ある。また、携帯式に構成することによって、1人作業
が可能で、さらに取り扱い易い手動式フィルム体貼付け
装置を実現することができる。
【0008】ここで、1つの具体例としては、押え部材
は、表面に弾性変形可能な弾性体を有し、フィルム体の
貼付け方向への進行に伴って被着体の貼付け面にフィル
ム体を押し付けながら回転するように構成するのが好ま
しい。このように構成すれば、押え部材は被着体側との
摩擦によって回転しながらフィルム体を貼付け面に押し
付けることができるため、フィルム体の貼付け作業を手
動で確実に行うことができる。
は、表面に弾性変形可能な弾性体を有し、フィルム体の
貼付け方向への進行に伴って被着体の貼付け面にフィル
ム体を押し付けながら回転するように構成するのが好ま
しい。このように構成すれば、押え部材は被着体側との
摩擦によって回転しながらフィルム体を貼付け面に押し
付けることができるため、フィルム体の貼付け作業を手
動で確実に行うことができる。
【0009】また、本発明のフィルム体の貼付け方法は
請求項4に記載の通りに構成されている。請求項4に記
載のフィルム体の貼付け方法によれば、押え部材を被着
体に対してフィルム体の貼付け方向へ誘導可能に位置合
わせした後、弾性体によってフィルム体を貼付け面に密
着させた状態で、押え部材をフィルム体の貼付け方向へ
誘導させることによってフィルム体を貼付け面に貼付け
ることができるため、フィルム体を被着体の貼付け面の
表面形状に対応させて効率よく確実に貼付けることがで
きる。
請求項4に記載の通りに構成されている。請求項4に記
載のフィルム体の貼付け方法によれば、押え部材を被着
体に対してフィルム体の貼付け方向へ誘導可能に位置合
わせした後、弾性体によってフィルム体を貼付け面に密
着させた状態で、押え部材をフィルム体の貼付け方向へ
誘導させることによってフィルム体を貼付け面に貼付け
ることができるため、フィルム体を被着体の貼付け面の
表面形状に対応させて効率よく確実に貼付けることがで
きる。
【0010】また、本発明のフィルム体の貼付け方法は
請求項5に記載の通りに構成されている。請求項5に記
載の手動式フィルム体貼付け方法によれば、位置合わせ
工程及び貼付け工程を手動で行うことができるため、被
着体の貼付け面とフィルム体との間に気泡を巻き込まな
い程度の適度な押付け力、貼付け速度で効率よく貼付け
作業を行うことができる。また、押え部材及び係合部材
を携帯式に構成することによって、1人作業が可能で、
さらに取り扱い易い手動式フィルム体貼付け方法を実現
することができる。
請求項5に記載の通りに構成されている。請求項5に記
載の手動式フィルム体貼付け方法によれば、位置合わせ
工程及び貼付け工程を手動で行うことができるため、被
着体の貼付け面とフィルム体との間に気泡を巻き込まな
い程度の適度な押付け力、貼付け速度で効率よく貼付け
作業を行うことができる。また、押え部材及び係合部材
を携帯式に構成することによって、1人作業が可能で、
さらに取り扱い易い手動式フィルム体貼付け方法を実現
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の一実施の形態の
ロールフィルム貼り機を図1〜図3に基づいて説明す
る。ここで、図1は本発明の一実施の形態のロールフィ
ルム貼り機の斜視図である。また、図2は図1のロール
フィルム貼り機の側面図である。また、図3は図2中の
III−III線断面矢視図である。なお、図1〜図3
のいずれの図も、ロールフィルム2から繰り出されたフ
ィルム体3を被着体W1(二点鎖線)の貼付け面S1に
貼付ける場合を示している。
ロールフィルム貼り機を図1〜図3に基づいて説明す
る。ここで、図1は本発明の一実施の形態のロールフィ
ルム貼り機の斜視図である。また、図2は図1のロール
フィルム貼り機の側面図である。また、図3は図2中の
III−III線断面矢視図である。なお、図1〜図3
のいずれの図も、ロールフィルム2から繰り出されたフ
ィルム体3を被着体W1(二点鎖線)の貼付け面S1に
貼付ける場合を示している。
【0012】図1及び図2に示すように、ロールフィル
ム貼り機1(本発明のフィルム体の貼付け装置に対応し
ている)は、平行に配置された2片の側板4a,4bか
らなるフレーム4を備え、側板4a,4bで挟まれる位
置には、ロールフィルム2、押えロール11、繰り出し
ロール13、ガイドロール14,15、作業者が手で掴
んで(図2中の矢印10方向へ)操作する手押しロール
16(側板4a,4bに対して固定されている)、カッ
ター17等が設けられている。なお、本実施の形態で
は、ロールフィルム貼り機1は手動携帯式に構成されて
いる。
ム貼り機1(本発明のフィルム体の貼付け装置に対応し
ている)は、平行に配置された2片の側板4a,4bか
らなるフレーム4を備え、側板4a,4bで挟まれる位
置には、ロールフィルム2、押えロール11、繰り出し
ロール13、ガイドロール14,15、作業者が手で掴
んで(図2中の矢印10方向へ)操作する手押しロール
16(側板4a,4bに対して固定されている)、カッ
ター17等が設けられている。なお、本実施の形態で
は、ロールフィルム貼り機1は手動携帯式に構成されて
いる。
【0013】ロールフィルム2は、支軸2aの周囲に薄
膜状のフィルム体3がロール状に巻き取られて形成され
ている。また、ロールフィルム2の支軸2aは側板4
a,4bの軸受部5a,5bに架設され、したがってロ
ールフィルム2は支軸2aを中心として回転可能に支持
されている。なお、フィルム体3には、その片面(フィ
ルム体3同士が重なり合う面)にフィルム体3を被着体
W1の貼付け面S1に接着するための接着剤が塗布され
た、いわゆるコールドラミネートフィルムが用いられて
いる。
膜状のフィルム体3がロール状に巻き取られて形成され
ている。また、ロールフィルム2の支軸2aは側板4
a,4bの軸受部5a,5bに架設され、したがってロ
ールフィルム2は支軸2aを中心として回転可能に支持
されている。なお、フィルム体3には、その片面(フィ
ルム体3同士が重なり合う面)にフィルム体3を被着体
W1の貼付け面S1に接着するための接着剤が塗布され
た、いわゆるコールドラミネートフィルムが用いられて
いる。
【0014】押えロール11の支軸11aは側板4a,
4bに架設され、押えロール11は支軸11aを中心と
して回転可能に支持されている。また、押えロール11
は、円柱形状に形成された内芯部材11bを備え、その
外周には円筒形状に形成され外部からの押圧に対して弾
性変形可能なスポンジ体12が設置されている。なお、
押えロール11は本発明の押え部材に対応しており、ス
ポンジ体12は本発明の弾性体に対応している。繰り出
しロール13の支軸13aは側板4a,4bに架設さ
れ、繰り出しロール13は支軸13aを中心として回転
可能に支持されている。ロールフィルム2のフィルム体
3は、当接面13bに当接した状態で繰り出しロール1
3の(図2中の矢印21方向の)回転に伴って連続的に
繰り出される。また、カッター17はフレーム4の後端
部に設けられ、ロールフィルム2から繰り出されたフィ
ルム体3を所定の長さに切断可能な切断刃18を備えて
いる。
4bに架設され、押えロール11は支軸11aを中心と
して回転可能に支持されている。また、押えロール11
は、円柱形状に形成された内芯部材11bを備え、その
外周には円筒形状に形成され外部からの押圧に対して弾
性変形可能なスポンジ体12が設置されている。なお、
押えロール11は本発明の押え部材に対応しており、ス
ポンジ体12は本発明の弾性体に対応している。繰り出
しロール13の支軸13aは側板4a,4bに架設さ
れ、繰り出しロール13は支軸13aを中心として回転
可能に支持されている。ロールフィルム2のフィルム体
3は、当接面13bに当接した状態で繰り出しロール1
3の(図2中の矢印21方向の)回転に伴って連続的に
繰り出される。また、カッター17はフレーム4の後端
部に設けられ、ロールフィルム2から繰り出されたフィ
ルム体3を所定の長さに切断可能な切断刃18を備えて
いる。
【0015】前ガイドロール14及び後ガイドロール1
5はフレーム4の最下部前後の2箇所に設けられ、それ
ぞれ支軸14a,15aを中心として回転可能に支持さ
れている。また、支軸14a,15aの両端には、円盤
状に形成された一対のガイド板14b,15bが設けら
れている。図3に示すように、ガイド板14b,15b
の間隔t1は、ガイド板14b,15bの間に被着体W
1が嵌り込むように被着体W1の幅t2よりも若干大き
く形成されている。従って、被着体W1に対して押えロ
ール11の左右方向の位置合わせを行うことができる。
なお、前ガイドロール14及び後ガイドロール15は本
発明の係合部材に対応している。
5はフレーム4の最下部前後の2箇所に設けられ、それ
ぞれ支軸14a,15aを中心として回転可能に支持さ
れている。また、支軸14a,15aの両端には、円盤
状に形成された一対のガイド板14b,15bが設けら
れている。図3に示すように、ガイド板14b,15b
の間隔t1は、ガイド板14b,15bの間に被着体W
1が嵌り込むように被着体W1の幅t2よりも若干大き
く形成されている。従って、被着体W1に対して押えロ
ール11の左右方向の位置合わせを行うことができる。
なお、前ガイドロール14及び後ガイドロール15は本
発明の係合部材に対応している。
【0016】次に、ロールフィルム貼り機1によるフィ
ルム体3の貼付け方法について、図4〜図8を参照しな
がら説明する。ここで、図4〜図6はフィルム体を被着
体の貼付け面に貼付ける過程を示す概略図である。ま
た、図7及び図8は、押えロールによってフィルム体を
被着体の貼付け面に押し付ける様子を説明する説明図で
ある。なお、図4〜図8において説明に必要な部材のみ
を記載しその他の部材については図示省略している。
ルム体3の貼付け方法について、図4〜図8を参照しな
がら説明する。ここで、図4〜図6はフィルム体を被着
体の貼付け面に貼付ける過程を示す概略図である。ま
た、図7及び図8は、押えロールによってフィルム体を
被着体の貼付け面に押し付ける様子を説明する説明図で
ある。なお、図4〜図8において説明に必要な部材のみ
を記載しその他の部材については図示省略している。
【0017】まず、図4に示すように、ロールフィルム
貼り機1を被着体W1の上方位置にセットし、ロールフ
ィルム2から繰り出したフィルム体3の端部3aを被着
体W1の貼付け面S1に貼付ける。そして、ロールフィ
ルム貼り機1を被着体W1の方向へ移動させ、各ガイド
ロール14,15のガイド板14b,15bの間に被着
体W1の両側面が嵌り込むようにセットする(本発明の
係合に対応している)。これにより、押えロール11は
被着体W1に対して左右方向の位置合わせがなされ、押
えロール11を被着体W1に沿ってフィルム体3の貼付
け方向へ誘導することができる。なお、この工程が本発
明の位置合わせ工程に対応している。
貼り機1を被着体W1の上方位置にセットし、ロールフ
ィルム2から繰り出したフィルム体3の端部3aを被着
体W1の貼付け面S1に貼付ける。そして、ロールフィ
ルム貼り機1を被着体W1の方向へ移動させ、各ガイド
ロール14,15のガイド板14b,15bの間に被着
体W1の両側面が嵌り込むようにセットする(本発明の
係合に対応している)。これにより、押えロール11は
被着体W1に対して左右方向の位置合わせがなされ、押
えロール11を被着体W1に沿ってフィルム体3の貼付
け方向へ誘導することができる。なお、この工程が本発
明の位置合わせ工程に対応している。
【0018】次に、図5に示すように、押えロール11
が被着体W1の左右方向に位置合わせされた状態で、
(図1,図2に示す手押しロール16を手で掴んで)ロ
ールフィルム貼り機1を被着体W1の方向へ押し付けな
がら図中の矢印10方向に誘導する。この誘導に伴っ
て、図中の矢印20方向へ回転してロールフィルム2か
ら繰り出したフィルム体3は、図中の矢印21方向へ回
転する繰り出しロール13の当接面13bを経て、押え
ロール11の方向へ繰り出される。そして、被着体W1
側との摩擦により図中の矢印22方向へ回転する押えロ
ール11のスポンジ体12によって被着体W1の貼付け
面S1に押し付けられ、フィルム体3の片面に塗布され
た接着剤によって被着体W1に接着される。また、ロー
ルフィルム貼り機1の前記誘導に伴って、各ガイドロー
ル14,15は被着体W1側との摩擦によりそれぞれ図
2中の矢印23,24方向へ回転する。これにより、フ
ィルム体3を被着体W1の貼付け面S1に貼付けること
ができる。
が被着体W1の左右方向に位置合わせされた状態で、
(図1,図2に示す手押しロール16を手で掴んで)ロ
ールフィルム貼り機1を被着体W1の方向へ押し付けな
がら図中の矢印10方向に誘導する。この誘導に伴っ
て、図中の矢印20方向へ回転してロールフィルム2か
ら繰り出したフィルム体3は、図中の矢印21方向へ回
転する繰り出しロール13の当接面13bを経て、押え
ロール11の方向へ繰り出される。そして、被着体W1
側との摩擦により図中の矢印22方向へ回転する押えロ
ール11のスポンジ体12によって被着体W1の貼付け
面S1に押し付けられ、フィルム体3の片面に塗布され
た接着剤によって被着体W1に接着される。また、ロー
ルフィルム貼り機1の前記誘導に伴って、各ガイドロー
ル14,15は被着体W1側との摩擦によりそれぞれ図
2中の矢印23,24方向へ回転する。これにより、フ
ィルム体3を被着体W1の貼付け面S1に貼付けること
ができる。
【0019】この際、図7に示すように、スポンジ体1
2の押圧面12aと被着体W1の貼付け面S1との間に
フィルム体3を挟んだ状態で、フィルム体3を貼付け面
S1に押し付けることによって、図8に示すように、ス
ポンジ体12の押圧面12aが貼付け面S1の表面形状
に対応して弾性変形して、フィルム体3を貼付け面S1
に確実に密着させることができる。また、貼付け作業を
手動で行うため、貼付け面S1とフィルム体3との間に
気泡を巻き込まない程度の適度な押付け力、貼付け速度
等を維持することができる。なお、この工程が本発明の
貼付け工程に対応している。最後に、図6に示すよう
に、被着体W1の貼付け面S1の所定の位置までフィル
ム体3を貼付けた後、カッター17の切断刃18によっ
てフィルム体3を切断する。
2の押圧面12aと被着体W1の貼付け面S1との間に
フィルム体3を挟んだ状態で、フィルム体3を貼付け面
S1に押し付けることによって、図8に示すように、ス
ポンジ体12の押圧面12aが貼付け面S1の表面形状
に対応して弾性変形して、フィルム体3を貼付け面S1
に確実に密着させることができる。また、貼付け作業を
手動で行うため、貼付け面S1とフィルム体3との間に
気泡を巻き込まない程度の適度な押付け力、貼付け速度
等を維持することができる。なお、この工程が本発明の
貼付け工程に対応している。最後に、図6に示すよう
に、被着体W1の貼付け面S1の所定の位置までフィル
ム体3を貼付けた後、カッター17の切断刃18によっ
てフィルム体3を切断する。
【0020】なお、本実施の形態では、フィルム体3を
貼付ける貼付け面S1の表面形状が図8に示すような平
坦面である場合について記載したが、貼付け面S1の表
面形状はこれに限定されず、複数種類の表面形状、例え
ば、曲面、段差面等に対応することができる。これにつ
いて、図9〜図15に基づいて説明する。ここで、図9
〜図11は別の被着体の貼付け面にフィルム体を貼付け
る様子を説明する説明図である。また、図12〜図15
は別の形態の押えロールを示す概略図である。
貼付ける貼付け面S1の表面形状が図8に示すような平
坦面である場合について記載したが、貼付け面S1の表
面形状はこれに限定されず、複数種類の表面形状、例え
ば、曲面、段差面等に対応することができる。これにつ
いて、図9〜図15に基づいて説明する。ここで、図9
〜図11は別の被着体の貼付け面にフィルム体を貼付け
る様子を説明する説明図である。また、図12〜図15
は別の形態の押えロールを示す概略図である。
【0021】図9〜図11に示すように、被着体W2の
貼付け面S2は凹面状に形成され、被着体W3の貼付け
面S3は凸面状に形成され、被着体W4の貼付け面S4
は段差面を有している。このような被着体W1〜W4の
貼付け面S2〜S4にフィルム体3を貼付ける場合であ
っても、弾性体(例えば、スポンジ体12)の押圧面1
2aが弾性変形することによって、フィルム体3を各被
着体W2〜W4の貼付け面S2〜S4に密着させること
ができる。
貼付け面S2は凹面状に形成され、被着体W3の貼付け
面S3は凸面状に形成され、被着体W4の貼付け面S4
は段差面を有している。このような被着体W1〜W4の
貼付け面S2〜S4にフィルム体3を貼付ける場合であ
っても、弾性体(例えば、スポンジ体12)の押圧面1
2aが弾性変形することによって、フィルム体3を各被
着体W2〜W4の貼付け面S2〜S4に密着させること
ができる。
【0022】また、押えロール11の内芯部材11bは
円柱形状としたが、円柱形状の内芯部材11bにかえ
て、被着体の貼付け面に対応した形状の内芯部材11b
を用いることができる。これについて、図12〜図15
を参照しながら説明する。図12〜図15に示すような
例えば、被着体W5(アングル部材)、被着体W6(半
円状部材)、被着体W7(半円変形部材)、被着体W8
(段部材)等の貼付け面にフィルム体3を貼付ける場合
には、内芯部材11bを各被着体の貼付面に対応した形
状に形成することによって、フィルム体3を各被着体W
5〜W8の貼付け面S5〜S8に密着させることができ
る。この場合、内芯部材11bの外周に設けられる弾性
体(例えば、スポンジ体12)の押圧面12aの形状
は、円筒形状であってもよいし、また図12〜図15に
示すような内芯部材11bに対応した形状であってもよ
い。
円柱形状としたが、円柱形状の内芯部材11bにかえ
て、被着体の貼付け面に対応した形状の内芯部材11b
を用いることができる。これについて、図12〜図15
を参照しながら説明する。図12〜図15に示すような
例えば、被着体W5(アングル部材)、被着体W6(半
円状部材)、被着体W7(半円変形部材)、被着体W8
(段部材)等の貼付け面にフィルム体3を貼付ける場合
には、内芯部材11bを各被着体の貼付面に対応した形
状に形成することによって、フィルム体3を各被着体W
5〜W8の貼付け面S5〜S8に密着させることができ
る。この場合、内芯部材11bの外周に設けられる弾性
体(例えば、スポンジ体12)の押圧面12aの形状
は、円筒形状であってもよいし、また図12〜図15に
示すような内芯部材11bに対応した形状であってもよ
い。
【0023】以上のように構成した本実施の形態のロー
ルフィルム貼り機1によれば、押えロール11のスポン
ジ体12が弾性変形することによって、フィルム体3を
平坦面(被着体W1の貼付け面S1)のみならず各種の
表面形状の貼付け面(例えば、被着体W2〜W4の貼付
け面S2〜S4)に貼付けることができる。また、押え
ロール11の内芯部材11bの形状を変えることによっ
て、フィルム体3をさらに各種の表面形状の貼付け面
(例えば、被着体W5〜W8の貼付け面S5〜S8)に
貼付けることができる。また、弾性体としてそれ自体が
弾性を有するスポンジ体12を用いたため、押え部材1
1の構成を簡単にすることができる。また、各ガイドロ
ール14,15を用いることによって、被着体に対して
ロールフィルム貼り機1を容易に位置合わせすることが
できるため、作業効率がよい。また、本実施の形態のロ
ールフィルム貼り機1は手動携帯式に構成したため、構
成が簡単でコンパクトであり、製造コストが安価であ
る。また、取り扱いが容易であるため、例えば被着体が
長尺材であっても、1人の作業者でロールフィルム2の
貼付け作業を行うことができる。また、貼付け作業を手
動で行うため、被着体の貼付け面とフィルム体3との間
に気泡を巻き込まない程度の適度な押付け力、貼付け速
度で貼付け作業を行うことができる。
ルフィルム貼り機1によれば、押えロール11のスポン
ジ体12が弾性変形することによって、フィルム体3を
平坦面(被着体W1の貼付け面S1)のみならず各種の
表面形状の貼付け面(例えば、被着体W2〜W4の貼付
け面S2〜S4)に貼付けることができる。また、押え
ロール11の内芯部材11bの形状を変えることによっ
て、フィルム体3をさらに各種の表面形状の貼付け面
(例えば、被着体W5〜W8の貼付け面S5〜S8)に
貼付けることができる。また、弾性体としてそれ自体が
弾性を有するスポンジ体12を用いたため、押え部材1
1の構成を簡単にすることができる。また、各ガイドロ
ール14,15を用いることによって、被着体に対して
ロールフィルム貼り機1を容易に位置合わせすることが
できるため、作業効率がよい。また、本実施の形態のロ
ールフィルム貼り機1は手動携帯式に構成したため、構
成が簡単でコンパクトであり、製造コストが安価であ
る。また、取り扱いが容易であるため、例えば被着体が
長尺材であっても、1人の作業者でロールフィルム2の
貼付け作業を行うことができる。また、貼付け作業を手
動で行うため、被着体の貼付け面とフィルム体3との間
に気泡を巻き込まない程度の適度な押付け力、貼付け速
度で貼付け作業を行うことができる。
【0024】なお、本発明は上記例示した実施の形態の
みに限定されるものではなく、種々の変形や応用が考え
られる。上記実施の形態では、フィルム体3を被着体の
貼付け面に貼付ける場合には、手押しロール16を手で
掴んで操作する手動式に構成したが、ガイドロール1
4,15や押えロール11を駆動する駆動手段を備えた
自動式であってもよい。
みに限定されるものではなく、種々の変形や応用が考え
られる。上記実施の形態では、フィルム体3を被着体の
貼付け面に貼付ける場合には、手押しロール16を手で
掴んで操作する手動式に構成したが、ガイドロール1
4,15や押えロール11を駆動する駆動手段を備えた
自動式であってもよい。
【0025】また、上記実施の形態では、フィルム体3
には、その片面(フィルム体3同士が重なり合う面)に
接着剤が塗布されたコールドラミネートフィルムを用い
たが、フィルム体の種類はこれに限定されず各種の材
質、接着方法のものを用いることができる。例えば、熱
可塑性樹脂で構成されたサーマルラミネートフィルムを
用い、ヒートシーラー等の加熱手段によってフィルム体
を被着体に接着させることもできる。
には、その片面(フィルム体3同士が重なり合う面)に
接着剤が塗布されたコールドラミネートフィルムを用い
たが、フィルム体の種類はこれに限定されず各種の材
質、接着方法のものを用いることができる。例えば、熱
可塑性樹脂で構成されたサーマルラミネートフィルムを
用い、ヒートシーラー等の加熱手段によってフィルム体
を被着体に接着させることもできる。
【0026】また、上記実施の形態では、各ガイドロー
ル14,15のガイド板14b,15bの間に被着体W
1の両側面が嵌り込むことによって、ロールフィルム貼
り機1が被着体W1と係合するように構成したが、係合
状態においてロールフィルム貼り機1をフィルム体3の
貼付け方向へ誘導可能であればよく、被着体との係合方
法は限定されない。また、各ガイドロール14,15は
省略することもできる。
ル14,15のガイド板14b,15bの間に被着体W
1の両側面が嵌り込むことによって、ロールフィルム貼
り機1が被着体W1と係合するように構成したが、係合
状態においてロールフィルム貼り機1をフィルム体3の
貼付け方向へ誘導可能であればよく、被着体との係合方
法は限定されない。また、各ガイドロール14,15は
省略することもできる。
【0027】また、上記実施の形態では、押えロール1
1には弾性体としてスポンジ体12を用いたが、弾性体
の種類等はスポンジ体に限定されず必要に応じて種々変
更可能である。例えば、その部材自体が弾性を有する弾
性材料以外に、バネ類やシリンダ等のアクチュエーター
により構成された部材を用いて被着体の貼付け面の形状
に対応して押えロール11の弾性を変化させるように構
成することもできる。また、押え部材として回転式の押
えロール11を用いたが、押えロール11は固定式であ
ってもよい。
1には弾性体としてスポンジ体12を用いたが、弾性体
の種類等はスポンジ体に限定されず必要に応じて種々変
更可能である。例えば、その部材自体が弾性を有する弾
性材料以外に、バネ類やシリンダ等のアクチュエーター
により構成された部材を用いて被着体の貼付け面の形状
に対応して押えロール11の弾性を変化させるように構
成することもできる。また、押え部材として回転式の押
えロール11を用いたが、押えロール11は固定式であ
ってもよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フィルム体を被着体の貼付け面の表面形状に対応させて
効率よく確実に貼付けることができ、かつ1人作業が可
能なフィルム体の貼付け装置及び貼付け方法を実現する
ことができる。
フィルム体を被着体の貼付け面の表面形状に対応させて
効率よく確実に貼付けることができ、かつ1人作業が可
能なフィルム体の貼付け装置及び貼付け方法を実現する
ことができる。
【図1】本発明の一実施の形態のロールフィルム貼り機
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1のロールフィルム貼り機の側面図である。
【図3】図2中のIII−III線断面矢視図である。
【図4】フィルム体を被着体の貼付け面に貼付ける過程
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図5】フィルム体を被着体の貼付け面に貼付ける過程
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図6】フィルム体を被着体の貼付け面に貼付ける過程
を示す概略図である。
を示す概略図である。
【図7】押えロールによってフィルム体を被着体の貼付
け面に押し付ける様子を説明する説明図である。
け面に押し付ける様子を説明する説明図である。
【図8】押えロールによってフィルム体を被着体の貼付
け面に押し付ける様子を説明する説明図である。
け面に押し付ける様子を説明する説明図である。
【図9】別の被着体の貼付け面にフィルム体を貼付ける
様子を説明する説明図である。
様子を説明する説明図である。
【図10】別の被着体の貼付け面にフィルム体を貼付け
る様子を説明する説明図である。
る様子を説明する説明図である。
【図11】別の被着体の貼付け面にフィルム体を貼付け
る様子を説明する説明図である。
る様子を説明する説明図である。
【図12】別の形態の押えロールを示す概略図である。
【図13】別の形態の押えロールを示す概略図である。
【図14】別の形態の押えロールを示す概略図である。
【図15】別の形態の押えロールを示す概略図である。
1…ロールフィルム貼り機 2…ロールフィルム 3…フィルム体 4…フレーム、4a,4b…側板 11…押えロール、11a…支軸、11b…内芯部材 12…スポンジ体、12a…押圧面 13…繰り出しロール 14…前ガイドロール 15…後ガイドロール 17…カッター W1〜W8…被着体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 9:00 B29L 9:00 Fターム(参考) 3F062 AA05 AB03 AB05 BA01 BC03 BE02 BE09 BF03 BF31 FA06 3F108 GA09 GB01 HA02 HA12 4F211 AD05 AD08 TA03 TC04 TD11 TJ15 TJ29 TN67 TQ03 TQ13 4J004 AB01 FA04 GA03
Claims (5)
- 【請求項1】 フィルム体を被着体の貼付け面に貼付け
るフィルム体の貼付け装置であって、 弾性体を介して被着体の貼付け面にフィルム体を押し付
ける押え部材を有し、該押え部材によって前記フィルム
体を前記貼付け面に押し付けた場合には、前記弾性体を
介して前記フィルム体を前記貼付け面に密着させるよう
に構成されているフィルム体の貼付け装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のフィルム体の貼付け装
置であって、 前記被着体と係合可能な係合部材を有し、前記被着体と
前記係合部材とが係合した状態では、前記押え部材を前
記被着体に沿って前記フィルム体の貼付け方向へ誘導可
能に構成されているフィルム体の貼付け装置。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載の押え部材と係
合部材とを有する手動式フィルム体貼付け装置。 - 【請求項4】 フィルム体を被着体の貼付け面に貼付け
るフィルム体の貼付け方法であって、 弾性体を介して被着体の貼付け面にフィルム体を押し付
ける押え部材と、前記被着体と係合可能な係合部材とを
用い、 前記被着体と前記係合部材とを係合させ、前記押え部材
を前記被着体に対して前記フィルム体の貼付け方向へ誘
導可能に位置合わせする位置合わせ工程と、 前記押え部材によって前記フィルム体を前記貼付け面に
押し付け、前記弾性体を介して前記フィルム体を前記貼
付け面に密着させ、前記押え部材をフィルム体の貼付け
方向へ誘導させることによって前記フィルム体を前記貼
付け面に貼付ける貼付け工程と、 を備えていることを特徴とするフィルム体の貼付け方
法。 - 【請求項5】 請求項4に記載の位置合わせ工程と貼付
け工程とを備えた手動式フィルム体貼付け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31738899A JP3383247B2 (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | フィルム体の貼付け装置及び貼付け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31738899A JP3383247B2 (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | フィルム体の貼付け装置及び貼付け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001130824A true JP2001130824A (ja) | 2001-05-15 |
JP3383247B2 JP3383247B2 (ja) | 2003-03-04 |
Family
ID=18087707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31738899A Expired - Fee Related JP3383247B2 (ja) | 1999-11-08 | 1999-11-08 | フィルム体の貼付け装置及び貼付け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3383247B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005044711A1 (en) * | 2003-10-31 | 2005-05-19 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus and method for applying an adhesive film to a surface of a structure |
JP2008265034A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Kokuyo Co Ltd | 転写装置 |
JP2009291702A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Hoju Sangyo Kk | マスキングテープ貼付け具 |
WO2011080977A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 有限会社アイツォー研究所 | テープ送出装置及びテープ貼付器 |
KR20220156993A (ko) * | 2021-05-19 | 2022-11-29 | 주식회사 우리도건 | 이미지 연출용 가이드테이프 부착기 |
CN116533540A (zh) * | 2023-07-04 | 2023-08-04 | 常州市镭瞬超声技术有限公司 | 一种环形贴胶装置 |
KR102710964B1 (ko) * | 2023-09-07 | 2024-09-26 | 송상현 | 가변 라운드 롤러를 이용한 핫 스탬핑 장치 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3043205U (ja) | 1997-05-09 | 1997-11-18 | 株式会社 セントラルグラフィックセンター | 接着機 |
-
1999
- 1999-11-08 JP JP31738899A patent/JP3383247B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005044711A1 (en) * | 2003-10-31 | 2005-05-19 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus and method for applying an adhesive film to a surface of a structure |
US7182117B2 (en) | 2003-10-31 | 2007-02-27 | 3M Innovative Properties Company | Apparatus and method for applying an adhesive film to a surface of a structure |
JP2007510603A (ja) * | 2003-10-31 | 2007-04-26 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 構造の表面に粘着フィルムを貼付する装置及び方法 |
JP2008265034A (ja) * | 2007-04-16 | 2008-11-06 | Kokuyo Co Ltd | 転写装置 |
JP2009291702A (ja) * | 2008-06-04 | 2009-12-17 | Hoju Sangyo Kk | マスキングテープ貼付け具 |
JP4584325B2 (ja) * | 2008-06-04 | 2010-11-17 | 宝寿産業株式会社 | マスキングテープ貼付け具 |
WO2011080977A1 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-07-07 | 有限会社アイツォー研究所 | テープ送出装置及びテープ貼付器 |
JP4793608B2 (ja) * | 2009-12-28 | 2011-10-12 | 有限会社アイツォー研究所 | テープ送出装置及びテープ貼付器 |
US8579001B2 (en) | 2009-12-28 | 2013-11-12 | Eizo Sakamoto | Tape feeding device and tape applicator |
KR20220156993A (ko) * | 2021-05-19 | 2022-11-29 | 주식회사 우리도건 | 이미지 연출용 가이드테이프 부착기 |
KR102540483B1 (ko) | 2021-05-19 | 2023-06-08 | 주식회사우리도건 | 이미지 연출용 가이드테이프 부착기 |
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CN116533540B (zh) * | 2023-07-04 | 2023-09-08 | 常州市镭瞬超声技术有限公司 | 一种环形贴胶装置 |
KR102710964B1 (ko) * | 2023-09-07 | 2024-09-26 | 송상현 | 가변 라운드 롤러를 이용한 핫 스탬핑 장치 |
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JP3383247B2 (ja) | 2003-03-04 |
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