JP2001130755A - 媒体給紙部の加圧機構 - Google Patents

媒体給紙部の加圧機構

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JP2001130755A
JP2001130755A JP31128299A JP31128299A JP2001130755A JP 2001130755 A JP2001130755 A JP 2001130755A JP 31128299 A JP31128299 A JP 31128299A JP 31128299 A JP31128299 A JP 31128299A JP 2001130755 A JP2001130755 A JP 2001130755A
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shaft
gear
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medium
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JP31128299A
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English (en)
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Hiroyuki Hasebe
浩幸 長谷部
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NEC Yonezawa Ltd
Original Assignee
NEC Yonezawa Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 障害回復作業が容易な媒体加圧機構を得る。 【解決手段】 給紙カバー4に取り付けられた第1の軸
6aと、第1の軸6aに取り付けられたギヤ6と、第2
の軸7cに取り付けられたギヤ7bと、ギヤ6aとギヤ
7bとを結合するギヤ7aと、媒体1を加圧する加圧部
5と、一端が第2の軸7cに取り付けられ他端がコロ9
を介して加圧部5に取り付けられたワイヤー8とを含ん
で構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は媒体給紙部の加圧機
構に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の媒体給紙部の加圧機構について図
面を参照して詳細に説明する。
【0003】図2は第1の従来例を示す断面図である。
図2に示す媒体給紙部の加圧機構は、媒体1を給紙(搬
送)を行う際には媒体1に対して例えば加圧部5の様に
加重を与えて給紙(搬送)を行う。媒体1の交換や補給
を行う際には、給紙カバー4を開き、その後加圧部5を
解除して行う必要がありワンタッチで行うことは不可能
であった。また、給紙カバー4、加圧部5がそれぞれ独
立しているために部品点数も多く高価な機構になってい
た。
【0004】図3は第2の従来例を示す断面図である。
給紙カセット101に積載された用紙束202の前半部
を載置する可動底板103はバネ104により、装置本
体枠に軸支された給送ローラ105に圧接され、給送ロ
ーラ105が給紙信号により所定時間回転することによ
り用紙束の上から順に繰り出される。給送ローラ105
には用紙搬送路を挟んで摩擦パッド106が圧接してお
り、給送ローラ105と摩擦パッド106との間を用紙
が通過することにより、用紙の重送が分離され、1枚づ
づ給紙搬送路107を搬送され、レジストローラ108
に先端を衝接させて待機し、感光体109上に形成され
たトナー像の先端と先端が整合するタイミングで搬送が
再開され、感光体109接する転写部で転写チャージャ
110の作用のもとにトナー像が転写され、定着装置1
11で定着され、排出ローラ112により機外に排出さ
れて画像形成が完了する。
【0005】給紙カセット101は、カセット前方の外
装カバー116を開いて装置本体内に装着し、装置から
取り出して用紙の補給をする。
【0006】また摩擦パッド106は給紙カセット10
1の前端面に取り付けられており、装置本体に給紙カセ
ット101を装着,離脱する動作に連動して給送ローラ
105と摩擦パッド106との間の圧力を印加し、解除
するようにされている。
【0007】したかって、給紙部付近で用紙のジャムが
発生した場合でも、給紙カセット101を一旦引出さな
くてはジャム処理ができない。
【0008】図4(a),(b)は第3の従来例を示す
断面図である。(例えば、特開平04−223936号
公報参照)。摩擦パッド206は装置本体機枠に軸支さ
れた軸に結合されており、この軸にはセクターギヤ21
9が一体的に取り付けられている。給紙カセット201
を着脱する際は開閉する外装カバー216は軸217に
より装置本体に対して回動させて開閉できるように取り
付けられており、軸217は外装カバー216と一体に
回動する。この軸217には、さらにセクターギヤ22
0が取り付けられており、このセクターギヤ220は外
装カバー216を開いて行く段階でセクターギヤ219
と噛み合うようになっている。また、摩擦パッド206
は加圧バネ215により、給送ローラ205に圧接する
方向に付勢されている。
【0009】図4(a)は、外装カバー216を閉じた
状態を示し、セクターギヤ219,220は外れ、摩擦
パッド206は加圧バネ215の力により所定の押圧力
で圧接している。この状態から図4(b)に示すごとく
外装カバー216を軸217を軸として倒して開いて行
くと、セクターギヤ219,220は互いに噛み合いを
開始し、セクターギヤ219は加圧バネ215の付勢力
に抗して軸を介して摩擦パッド206と一体的に反時計
方向に回動し、摩擦パッド206は給送ローラ205か
ら離間する。
【0010】したがって、給紙部の給送ローラ近傍でジ
ャムが発生した場合は、外装カバー216を開けば摩擦
パッド206は給送ローラ205から離間するので、外
装カバー216の開かれた部分から手を差し込んでシャ
ム紙を除去することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の媒体給
紙部の加圧機構は、摩擦パッドだけをジャム発生時等に
開放するだけなので、障害回復作業が容易でないという
欠点があった。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明の媒体給紙部
の加圧機構は、給紙カバー(4)と連動するワイヤー
(8)により加圧部(5)を媒体(1)から離脱させ
る。
【0013】第2の発明の媒体給紙部の加圧機構は、第
1の発明において、加圧部(5)に結合された軸(6)
を有する。
【0014】第3の発明の媒体給紙部の加圧機構は、第
1の発明において、軸(6a)にギヤ(6)を取り付け
る。
【0015】第4の発明の媒体給紙部の加圧機構は、第
1の発明において、ワイヤー(8)を巻き取る軸(7
c)を有する。
【0016】第5の発明の媒体給紙部の加圧機構は、第
1の発明において、軸(7c)にギヤ(7b)を取り付
ける。
【0017】第6の発明の媒体給紙部の加圧機構は、給
紙カバー(4)に取り付けられた第1の軸(6a)と、
第1の軸(6a)に取り付けられたギヤ(6)と、第2
の軸(7c)に取り付けられたギヤ(7b)と、ギヤ
(6)とギヤ(7b)とを結合するギヤ(7a)と、媒
体(1)を加圧する加圧部(5)と、一端が第2の軸
(7c)に取り付けられ他端がコロ(9)を介して加圧
部(5)に取り付けられたワイヤー(8)とを含んで構
成される。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0019】図1(a),(b)は本発明の一実施形態
を示す断面図である。図1(a),(b)に示す媒体給
紙部の加圧機構は、給紙カバー4に取り付けられた第1
の軸6aと、第1の軸6aに取り付けられたギヤ6と、
第2の軸7cに取り付けられたギヤ7bと、ギヤ6aと
ギヤ7bとを結合するギヤ7aと、媒体1を加圧する加
圧部5と、一端が第2の軸7cに取り付けられ他端がコ
ロ9を介して加圧部5に取り付けられたワイヤー8とを
含んで構成される。
【0020】図1(a)は給紙カバー4を閉じた使用状
態を示し、図1(b)は給紙カバー4を開いてジャム等
を処理するときの状態を示す。すなわち、図1(a)は
媒体が収納され加圧している状態をを示す。図1(b)
は媒体の交換や補給する為に加圧が解除した状態を示
す。
【0021】ギヤの減速比を使うことにより、加圧部5
及び給紙カバー4の角度を自由に設定できる。
【0022】動作を説明する。まず、図1(a)に関し
て媒体1を加圧部5で加圧することにより、媒体1はA
方向に搬送される。媒体1を交換する場合や補給する場
合は給紙カバー4をB方向に解除(開けて)して行う。
その際に、加圧部5が給紙カバー4と連動して解除させ
る。
【0023】加圧部5にはワイヤー8が取り付けられて
おり、ワイヤー8はコロ9を介して軸7cに取り付いて
いる。軸7cを回すことによりワイヤー8は巻き取られ
る構造になっている。
【0024】給紙カバー4の支点に給紙カバー4と連動
するように軸を介してギヤ6を実装しており、給紙カバ
ー4を開閉することによりギヤ6も回転する。
【0025】ギヤをかみ合わせる事により、給紙カバー
4を開閉することによりギヤ6ワイヤー8を介して加圧
部5が解除される。
【0026】
【発明の効果】本発明の媒体給紙部の加圧機構は、給紙
カバーと加圧部とをワイヤーで連動させることにより、
給紙カバーを開くだけて媒体の交換やジャムの処理がで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b)は本発明の一実施形態を示す断
面図である。
【図2】第1の従来例を示す断面図である。
【図3】第2の従来例を示す断面図である。
【図4】(a),(b)は第3の従来例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 媒体 4 給紙カバー 5 加圧部 6 ギヤ 8 ワイヤー 9 コロ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給紙カバー(4)と連動するワイヤー
    (8)により加圧部(5)を媒体(1)から離脱させる
    ことを特徴とする媒体給紙部の加圧機構。
  2. 【請求項2】 加圧部(5)に結合された軸(6)を有
    する請求項1記載の媒体給紙部の加圧機構。
  3. 【請求項3】 軸(6a)にギヤ(6)を取り付けた請
    求項1記載の媒体給紙部の加圧機構。
  4. 【請求項4】 ワイヤー(8)を巻き取る軸(7c)を
    有する請求項1記載の媒体給紙部の加圧機構。
  5. 【請求項5】 軸(7c)にギヤ(7b)を取り付けた
    請求項1記載の媒体給紙部の加圧機構。
  6. 【請求項6】 給紙カバー(4)に取り付けられた第1
    の軸(6a)と、第1の軸(6a)に取り付けられたギ
    ヤ(6)と、第2の軸(7c)に取り付けられたギヤ
    (7b)と、ギヤ(6)とギヤ(7b)とを結合するギ
    ヤ(7a)と、媒体(1)を加圧する加圧部(5)と、
    一端が第2の軸(7c)に取り付けられ他端がコロ
    (9)を介して加圧部(5)に取り付けられたワイヤー
    (8)とを含むことを特徴とする媒体給紙部の加圧機
    構。
JP31128299A 1999-11-01 1999-11-01 媒体給紙部の加圧機構 Pending JP2001130755A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107839360A (zh) * 2017-10-31 2018-03-27 合肥汉闻数字印刷设备有限公司 一种邮戳打印机
JP2019163126A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社リコー 原稿搬送補助装置、自動原稿搬送装置、原稿読取装置、及び画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107839360A (zh) * 2017-10-31 2018-03-27 合肥汉闻数字印刷设备有限公司 一种邮戳打印机
JP2019163126A (ja) * 2018-03-19 2019-09-26 株式会社リコー 原稿搬送補助装置、自動原稿搬送装置、原稿読取装置、及び画像形成装置
JP7015478B2 (ja) 2018-03-19 2022-02-03 株式会社リコー 給送口原稿搬送装置、自動原稿搬送装置、原稿読取装置、及び画像形成装置

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Effective date: 20021210