JP2001130749A - 定量供給装置 - Google Patents

定量供給装置

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JP2001130749A
JP2001130749A JP31203799A JP31203799A JP2001130749A JP 2001130749 A JP2001130749 A JP 2001130749A JP 31203799 A JP31203799 A JP 31203799A JP 31203799 A JP31203799 A JP 31203799A JP 2001130749 A JP2001130749 A JP 2001130749A
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JP31203799A
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Taizo Yamamoto
泰三 山本
Motohiro Yagyu
元啓 柳生
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Qualicaps Co Ltd
Original Assignee
Qualicaps Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 供給物の量を常に監視するような煩雑な操作
を要することなく、簡易な機構により錠剤等の供給物を
安定的に定量供給することができる定量供給装置を提供
することを目的とする。 【解決手段】 粒状又は小型固形状の供給物を検査機器
等の各種装置に所定の速度で定量供給する定量供給装置
であって、外周面に複数の供給ポケット112が形成さ
れ任意速度で定速回転する供給ローラ11と、開放した
下端部を上記供給ローラ外周面の最上部乃至回転方向や
や上流側に近接させて配設され、内部に上記供給物を収
容する供給物収容部12と、開放した上部側面を上記供
給ローラ11外周面の最上部よりも回転方向下流側の側
面に近接させて配設され、上記供給ローラの供給ポケッ
トから排出された供給物を上記各種装置へと導く供給シ
ュート13とを具備してなることを特徴とする定量供給
装置を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粒状又は小型固形
状の供給物を検査機器等の各種装置に所定の速度で定量
供給する定量供給装置に関し、例えば錠剤の表面に付着
した異物や汚れ、更には錠剤の割れ、欠けその他の変形
等の欠陥を検出する錠剤の外観検査装置に、検査対象の
錠剤を所定速度で定量供給する際に好適に用いられる定
量供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来か
ら、錠剤に異物の付着や汚れ、更には欠けや割れ等の変
形、或いは印刷不良などの欠陥が生じていないかを検査
する外観検査は、外観検査装置を用いて自動的に行われ
ている。
【0003】錠剤の外観検査装置として具体的には、図
13に示した外観検査装置を例示することができる。即
ち、この外観検査装置は、ホッパーp11に収容された
多数の偏平錠剤(以下、単に「錠剤」という)を検査機
構部へと供給する錠剤供給部p1と、側面検査ドラムp
21及び側面撮像装置p22からなる側面検査部p2
と、姿勢変換ドラムp31を有する姿勢変換部p3と、
表面検査ドラムp41、裏面検査ドラムp42、表面撮
像装置p43及び裏面撮像装置p44を有する表裏面検
査部p4と分別ドラムp51、良品回収コンベアp52
及び不良品回収缶p53を有する分別部p5と、特に図
示していないが、上記3つの撮像装置p22,p43,
p44により取り込んだ各画像を画像処理して外観不良
の有無を検出する判定部とを具備している。なお、図中
p221,p431,p441はカメラ、p222,p
432,p442は照明装置である。
【0004】この外観検査装置による外観検査は、下記
の手順によって行われる。 上記ホッパーp11からランダムに供給される多数の
錠剤を、上記錠剤供給部p1により径方向を上下にした
直立状態(以下、単に「直立状態」という)で上記側面
検査部p2の側面検査ドラムp21に連続的に供給し、 該側面検査ドラムp21の保持ポケット内に直立状態
で上記錠剤を収容して該ドラムp21の回転によりこの
錠剤を下方へと搬送すると共に、搬送中の錠剤を上記保
持ポケット内で自転させながら、上記側面撮像装置p2
2で撮影して該錠剤の側面全面の画像を得、 この錠剤を上記姿勢変換部p3の姿勢変換ドラムp3
1に移し、該ドラムp31で直立状態の錠剤を横向きに
倒して厚さ方向を上下にした平伏状態(以下、単に「平
伏状態」という)とした後、上記表裏面検査部p4の表
面検査ドラムp41に受け渡し、 該表面検査ドラムp41の表面に形成された錠剤収容
ポケットに上記錠剤を平伏状態で収容して該ドラムp4
1の回転によりこの錠剤を下方へと搬送すると共に、搬
送中の錠剤を上記表面撮像装置p43で撮影して該錠剤
の表面画像を得、 この錠剤を上記裏面検査ドラムp42に受け渡し、該
裏面検査ドラムp42の錠剤収容ポケットに表裏反転し
た平伏状態で収容して該ドラムp42の回転によりこの
平伏状態の錠剤を下方へと搬送すると共に、この搬送中
に錠剤を上記裏面撮像装置p44で撮影して該錠剤の裏
面画像を得、 次いで、この錠剤を上記分別部p5の分別ドラムp5
1に移し、上記側面画像、表面画像及び裏面画像を画像
処理して得られた検査結果に応じて、不良錠剤を不良品
回収缶p53に移すと共に、良品錠剤を良品回収コンベ
アp52上に移し回収コンテナcに搬送して回収するも
のである。
【0005】この外観検査装置では、上記錠剤供給部p
1による錠剤の供給は、まずホッパーp11から装置内
に投入された錠剤を定量供給装置p12により姿勢制御
装置p13に所定速度で供給し、この錠剤を姿勢制御装
置p13で径方向を上下にした直立姿勢に姿勢制御して
上記側面検査部p2の側面検査ドラムp21に連続的に
供給するようになっている。
【0006】この場合、上記側面検査部p2及び姿勢制
御装置p13の処理能力に応じて所定の速度で錠剤を定
量供給することが検査の効率や精度を向上させる上で重
要であり、従来は錠剤を定量供給するための上記定量供
給装置p12として直進フィーダが用いられている。
【0007】即ち、ホッパーp11から投入される錠剤
を定量供給装置p12の一端部に設けられた錠剤収容部
p121に受容し、これを振動発生器p122による前
後方向の微振動と基板の傾斜によって一定速度で連続的
に他端部へと移動させ、この他端部から上記姿勢制御装
置p13へと供給するようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、直進フ
ィーダを用いた上記従来の定量供給装置p12は、ホッ
パーp11からの錠剤の投入をある程度のレベルで管理
しなければならない。即ち、定量供給装置p12の上記
錠剤収容部p121内にホッパーp11から多量の錠剤
が一度に投入され、錠剤収容部p121内に必要以上の
錠剤が詰め込まれると、多量の錠剤が一度に上記姿勢制
御装置p13に供給されて、該姿勢制御装置p13内で
錠剤が詰まり、姿勢制御を良好に行うことができなくな
ったり、上記錠剤収容部p121内で錠剤が詰まり、逆
に錠剤の供給量が極端に少なくなったり供給がストップ
するなどの問題が生じることとなる。
【0009】このため、従来は定量供給装置p12の錠
剤収容部p121にセンサーを取り付け、該錠剤収容部
p121内に収容された錠剤の量を常に監視し、錠剤の
増減に応じてホッパーp11からの錠剤投入のON/O
FFを制御する煩雑な操作が必要となり、このような煩
雑な操作を省略し得、しかも安定的に錠剤を定量供給す
ることができる簡易な定量供給装置の開発が望まれる。
【0010】また、上記従来の定量供給装置p12は、
上述のように、振動を利用して錠剤を上記錠剤収容部p
121から所定速度で移動させることにより、錠剤を定
量的に姿勢制御装置p13に供給するようになっている
ので、振動により錠剤同士が擦れ合って表面が削れ、粉
状のカスが生じやすい上、生じた粉が振動により舞い上
がり、装置内を汚す原因となる場合もある。
【0011】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、ホッパーからの錠剤の投入量を常に監視するような
煩雑な操作を要することなく、簡易な機構により錠剤等
の供給物を安定的に定量供給することができ、かつ錠剤
等の供給物が擦れ合うことにより生じる粉状のカスの問
題も生じることのない定量供給装置を提供することを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、粒状又は小型固形状の供給物を検査機器等
の各種装置に所定の速度で定量供給する定量供給装置で
あって、外周面に複数の供給ポケットが形成され任意速
度で定速回転する供給ローラと、開放した下端部を上記
供給ローラ外周面の最上部乃至回転方向やや上流側に近
接させて配設され、内部に上記供給物を収容する供給物
収容部と、開放した上部側面を上記供給ローラ外周面の
最上部よりも回転方向下流側の側面に近接させて配設さ
れ、上記供給ローラの供給ポケットから排出された供給
物を上記各種装置へと導く供給シュートとを具備してな
ることを特徴とする定量供給装置を提供する。
【0013】この定量供給装置は、上記供給物収容部内
にホッパー等から錠剤等の供給物を投入し、該供給物収
容部に収容された供給物を、該供給物収容部の開放した
下端部から、回転している上記供給ローラの供給ポケッ
ト内に供給し、該供給ポケット内に所定量の錠剤を収容
して供給ローラの回転によりこれを搬送し、所定の回転
角度位置において該錠剤を自重により上記供給ポケット
から上記供給シュートへと排出し、該供給シュートを通
して外観検査装置等の各種装置に錠剤等の供給物を間歇
的乃至連続的に供給するものである。
【0014】このように、本発明の定量供給装置は、上
記供給物収容部内の供給物を、供給物収容部の開放した
下端部から、該供給物収容部の下側で回転する上記供給
ローラの外周面に形成された供給ポケットへと供給し、
これを供給ローラの回転により搬送して上記供給シュー
トを通して各種装置に供給するようになっているので、
上記供給物収容部内に十分量の供給物が在りさえすれ
ば、供給物を所定の供給速度で安定的に定量供給するこ
とができる。
【0015】従って、ホッパー等から常に供給物を投入
しつづけ、上記供給物収容部内を常に満タン状態として
おくことにより、センサー等により供給物収容部内の供
給物量を監視する必要なく、供給物を所定速度で安定的
かつ確実に定量供給することができるものである。
【0016】また、例えば錠剤を定量供給する場合に、
錠剤同志が擦れ合って粉状のカスを生じることも、直進
フィーダを用いた従来の供給装置に比べて非常に少な
く、また直進フィーダを用いた場合のように、生じてし
まった粉状のカスが振動により舞い上がって飛散するこ
とも可及的に防止される。
【0017】ここで、本発明の定量供給装置では、特に
制限されるものではないが、後述する実施例のように、
上記供給ローラの外周面に設けられた供給ポケットを、
供給ローラの外周面に軸方向に沿って形成された溝状の
ポケットとし、かつ該ポケットの深さ方向の中心線が供
給ローラの直径方向から供給ローラの回転方向側へ傾い
た状態とすることが好ましい。
【0018】これにより、供給物が供給ポケットから排
出される際、一のポケット内に収容された錠剤が全て一
度に排出されるのではなく、供給ローラの回転に伴って
徐々に排出されることとなり、この排出態様が供給ロー
ラの外周面に設けられた複数の供給ポケットについて順
次行われ、錠剤は各ポケット単位で搬送されるにもかか
わらず、結果として錠剤が連続的に供給されることとな
る。
【0019】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、実施例を示し、
本発明をより具体的に説明する。図1は、本発明の一実
施例にかかる定量供給装置1を備えた錠剤の側面検査装
置である。この側面検査装置は、短径と長径を有する長
楕円形状の偏平錠剤につき、その側面の外観検査を自動
的に行うもので、姿勢制御装置2により錠剤を短径方向
を上下にした直立姿勢に姿勢制御して第1側面検査ドラ
ム3に連続的に供給し、この錠剤を上記第1側面検査ド
ラム3の外周面に直立姿勢で保持して搬送し、その搬送
途中の錠剤を第1撮像装置5aで撮影して錠剤側面の約
半周部分の画像を得、次いでこの錠剤を第2側面検査ド
ラム4に受け渡し、錠剤を180°反転した直立状態で
第2側面検査ドラム4の外周面に保持して搬送し、その
搬送途中の錠剤を第2撮像装置5bで撮影して錠剤側面
の残りの約半周部分の画像を得、得られた両側面画像を
画像処理して、錠剤側面に付着した異物や汚れ、更には
錠剤の割れ、欠けその他の変形等の欠陥を検出するもの
であり、本発明にかかる定量供給装置1により、検査対
象の錠剤をホッパーhから上記姿勢制御装置2へと供給
するようになっている。
【0020】上記定量供給装置1は、図2に示したよう
に、外周面に多数の供給ポケット112が等間隔に設け
られた供給ローラ11と、ホッパーhから投入された錠
剤を一旦貯留する供給物収容部12と、上記供給ポケッ
ト112から排出された錠剤を上記姿勢制御装置2へと
導く供給シュート13とを具備している。
【0021】上記供給ローラ11は、図2,3に示され
ているように、外周面に多数の供給ポケット112が等
間隔に形成されたもので、図2中時計回り方向に任意の
速度で定速回転するようになっている。
【0022】この供給ローラ11の外周面に設けられた
上記各供給ポケット112は、図3に示されているよう
に、供給ローラ11の軸方向に沿って形成された溝状の
ポケットであり、図2に示されているように、その深さ
方向の中心線aが供給ローラ11の直径方向rから供給
ローラ11の回転方向側へと所定角度θ傾いた状態に形
成されている。なお、図2中の参照符号oは、供給ドラ
ム11の回転中心である。
【0023】ここで、本発明でいう供給ポケット112
の深さ方向の中心線a及びその傾きとは次の通りであ
る。即ち、図4に示したように、供給ポケット112の
開口部の幅方向中央点cと、供給ポケット112の両側
面に沿った延長線b,dの交点xとを結んだ直線aを中
心線とし、本実施例では、この中心線aが供給ドラム1
1の直径方向rから供給ローラ11の回転方向側へと所
定角度θ傾いた状態に各供給ポケット112を形成した
ものである。なお、上記傾きθは5〜30°程度とする
ことが好ましい。
【0024】上記供給物収容部12は、図2に示されて
いるように、上端面及び下端一側部が開放した略箱型の
部材であり、開放した上記下端一側部が、供給ローラ1
1の最上部乃至回転方向やや上流側で、該供給ローラ1
1の外周面に近接した状態に配設されている。この供給
物収容部12内は、隔壁121により仕切られて、供給
ローラ11の回転方向上流側に供給室122、下流側に
予備室123が設けられている。上記供給室122には
ホッパーhの排出口が挿入されており、このホッパーh
の排出口から検査対象の錠剤が投入されるようになって
いる。なお、上記隔壁121の下端と供給ローラ11の
外周面との間には所定の間隙が設けられており、この間
隙により供給室122と予備室123とが連通した状態
となっている。
【0025】また、上記供給シュート13は、図2に示
されているように、その上部側面が供給ローラ11の外
周面沿って開放した略四角パイプ状の部材である。この
供給シュート13は、上記開放した上部側面が、供給ロ
ーラ11の最上部よりも回転方向下流側に存して、該供
給ローラ11の側面に近接した状態に配設されており、
図1に示されているように、下端部は、上記姿勢制御装
置2へと達している。
【0026】次に、側面検査部を構成する上記姿勢制御
装置2は、図5,6に示されているように、モータmに
駆動されて所定速度で回転するターンテーブル21と、
該ターンテーブル21上に該ターンテーブル21の外周
縁に沿って配設された姿勢制御体212と、該姿勢制御
体212と連続して上記ターンテーブル21上に該ター
ンテーブル21の外周縁に沿って配設された連絡体21
5とを具備している。
【0027】上記姿勢制御体212は、その上面側に所
定量の錠剤tが貯留される断面凹状の錠剤収容部213
が形成されており、この錠剤収容部213の底壁には、
上記ターンテーブル21の回転方向に沿って湾曲した複
数(本例では6本)のガイド溝214が形成されてい
る。このガイド溝214は上下貫通しており、下面は上
記ターンテーブル21上に開放していると共に、上端面
は断面略ロート状に拡開している。また、このガイド溝
214は、その幅が錠剤tの厚さよりもやや大きく該錠
剤の径よりも小さく設定されており、これによりこのガ
イド溝214内に進入した錠剤tは、その径方向を上下
にした直立状態となるようになっている。そして、この
姿勢制御体212は、図示しないエアーバイブレータに
より微振動するようになっている。
【0028】上記連絡体215は、上記ターンテーブル
21上に該ターンテーブル21の外周縁に沿って円弧状
に湾曲した略厚肉板状のもので、その一端は上記姿勢制
御体212の一端にほとんど接触した状態に近接してい
ると共に、他端は後述する振動板22の端面とほとんど
接触した状態になっている。この連絡体215には、下
面が開放した複数(図では6本)の連絡路216が形成
されており、この連絡路216は錠剤tが短径方向を上
下にした直立状態で流通し得る幅及び高さに設定されて
いると共に、開放した下面が回転するターンテーブル2
1で閉塞された状態となっている。また、該連絡路21
6の一端は上記姿勢制御体212のガイド溝214と連
通しており、他端は上記振動板22の錠剤供給路221
と連通した状態となっている。
【0029】上記姿勢制御装置2の連絡体215と側面
検査ドラム3との間には、図1に示されているように、
振動板22が配設されている。この振動板22は、図7
に示されているように、一端が上記第1側面検査ドラム
3の外周面近傍に位置し、他端が上記連絡体215の端
面とほとんど接触した状態(図1参照)で第1側面検査
ドラム3に向けて所定角度下降傾斜した状態に配置され
たものであり、その内部には錠剤tが短径方向を上下に
した直立状態で流通し得る複数(本例では6本)の錠剤
供給路221が形成されている。これら錠剤供給路22
1は、第1側面検査ドラム3近傍に配置された一端部の
上面が部分的に開放した状態となっており、この開放部
上に後述する移送ローラ23が配設されている。
【0030】この振動板22は、振動発生器24(図1
参照)により微振動するようになっており、上記連絡体
215の連絡路216から上記錠剤供給路221内に導
入された錠剤tをこの振動により第1側面検査ドラム3
の外周面に近接した一端部へと連続的に移動させるよう
になっている。
【0031】この振動板22の一端部上には移送ローラ
23が配設されている。この移送ローラ23は、シリコ
ーンゴム等で形成された弾性ローラであり、図7に示さ
れているように、その外周部の一部が上記振動板22の
一端部に設けられた開放部から錠剤供給路221内に進
入した状態に配設されている。この移送ローラ23は、
任意の速度で定速回転するようになっており、錠剤tを
振動板22の一端部から上記第1側面検査ドラム3の外
周面へと任意の速度で移動させるようになっている。
【0032】上記姿勢制御装置2、振動板22及び移送
ローラ23は、上記定量供給装置1から供給される錠剤
tを、短径方向を上下にした直立状態で上記第1側面検
査ドラム3の外周面へと連続的に供給するものである。
【0033】即ち、上記姿勢制御装置2の姿勢制御体2
12に設けられた錠剤収容部213内の上記ガイド溝2
14上に、上記定量供給装置1から検査対象の錠剤tが
投入され、これら錠剤tは姿勢制御体212の微振動に
より上記ガイド溝214内に落とし込まれ、このガイド
溝214内に落ち込んだ錠剤tは、径方向を上下にした
直立状態で上記ターンテーブル21上に整列した状態と
なり、上記ターンテーブル21の回転により直立状態で
整列したまま該ターンテーブル21の周方向に沿って搬
送され、上記連絡体215の連絡路216へと進入す
る。そして、これら直立状態の錠剤tは、連絡体215
の連絡路216を通って上記振動板22の錠剤供給路2
21へと連続的に導入され、該振動板22の一端部で上
記移送ローラ23により第1側面検査ドラム3の外周面
へと順次移動し、錠剤tが所定速度で連続的に第1側面
検査ドラム3へと供給されるものである。
【0034】上記第1側面検査ドラム3及び第2側面検
査ドラム4は、図8に示されているように、いずれも内
筒体31,41の外側に外筒体32,42が回転可能に
配設されたもので、第1側面検査ドラム3の外筒体32
は図8中反時計回り方向(図中矢印a方向)に、第2側
面検査ドラム4の外筒体42は図8中時計回り方向(図
中矢印b方向)に、それぞれ内筒体31,41の外周に
沿って所定速度で連続回転するようになっている。
【0035】上記内筒体31,41には、錠剤の搬送領
域とほぼ一致する約半周部分に、周方向に沿って貫通溝
311,411が形成されている。また、上記外筒体3
2,42には、図9,10に示されているように、その
外周面に複数(図では6本)の吸引溝321,421が
周方向に沿って形成されていると共に、該吸引溝32
1,421内に多数の吸引孔322,422が周方向に
沿って連設されており、更に各吸引溝321,421の
両側縁部に沿って断面略T字状のゴムリング323,4
23が、各吸引溝321,421を挟むようにして装着
されており、この各ゴムリング323,423の側縁部
が各吸引溝321,421側へと進出した状態になって
いる。
【0036】図10に示されているように、上記各ゴム
リング323,423には、その一側面下端縁部から底
壁片324,424が一体に延出形成されており、この
底壁片324,424と各ゴムリング323,423の
側面とで、錠剤保持溝33,43が形成されている。ま
た、図10に示されているように、上記底壁片324,
424と他方のゴムリング側壁との間には間隙331,
431が設けられており、この間隙331,431によ
り上記吸引溝321,421と錠剤保持溝33,43と
が連通した状態となっている。
【0037】上記内筒体31,41内は、常時吸引され
て減圧状態となっており、錠剤の搬送領域において、上
記貫通溝311,411を通して上記外筒体32,42
の吸引孔322,422から上記各吸引溝321,42
1内を吸引し、更に上記間隙331,431を通して上
記錠剤保持溝33,43内を吸引するようになってい
る。そして、図8〜11に示されているように、この吸
引力により、上記錠剤tを外筒体32,42の外周面に
設けられた上記錠剤保持溝33,43内に直立状態で吸
着保持するようになっている。
【0038】上記第1側面検査ドラム3と第2側面検査
ドラム4とは、図1及び図8に示されているように、互
いの外周面を近接させた状態で上下方向に並設されてお
り、第1側面検査ドラム3の下側に第2側面検査ドラム
4が配設されている。そして、上記振動板22から第1
側面検査ドラム3の最上部で錠剤tを受け取り、これを
第1側面検査ドラム3の上記外筒体32外周面に設けら
れた上記錠剤保持溝33に保持して該外筒体32の回転
により下方へと搬送し、その搬送途中で第1側面撮像装
置5a(図1参照)により錠剤tを撮影し、この錠剤t
を第1側面検査ドラム3の最下部で第2側面検査ドラム
4へと受け渡し、この錠剤tを第2側面検査ドラム4の
上記外筒体42外周面に設けられた上記錠剤保持溝43
に保持して該外筒体42の回転により下方へと搬送し、
その搬送途中で上記第2側面撮像装置5b(図1参照)
で錠剤を撮影した後、最下部で錠剤tを良品排出シュー
ト61へと排出するものである。なお、図1では一部省
略されているが、上記第1撮像装置5a及び第2撮像装
置5bは、いずれもカメラ51と照明装置52とを具備
するものである。
【0039】ここで、上記第1側面検査ドラム3内の最
下部には、図8に示されているように、圧空噴射ノズル
312が配設されており、この圧空噴射ノズル312か
ら噴射される圧空により良好に錠剤tが第1側面検査ド
ラム3から第2側面検査ドラム4へと受け渡されるよう
になっている。
【0040】即ち、第1側面検査ドラム3から第2側面
検査ドラム4への錠剤tの受け渡しは、図12に示され
ているように、錠剤tが第1側面検査ドラム3の錠剤保
持溝33を形成するゴムリング323と第2側面検査ド
ラム4の錠剤保持溝43を形成するゴムリング423と
の間に一旦挟まれた状態となり、この時、第1側面検査
ドラム3の内側に配設された上記圧空噴出ノズル312
から噴射される圧空が上記錠剤保持溝33内に噴出し、
この圧空により錠剤tが第1側面検査ドラム3の錠剤保
持溝33から放出されると共に、内筒体41内からの吸
引により第2側面検査ドラム4の錠剤保持溝43内へと
吸引されて吸着し、錠剤tが第1検査ドラム3の錠剤保
持溝33から第2側面検査ドラム4の錠剤保持溝43へ
とスムーズに受け渡されるものである。
【0041】また、上記第2側面検査ドラム4内の最下
部には、図8に示されているように、圧空噴射ボックス
412が配設されており、この圧空噴射ボックス412
からは常時圧空が噴射され、この圧空が錠剤保持溝43
内に噴出し、第2側面検査ドラム4の錠剤保持溝43に
保持された錠剤tが良好に良品排出シュート61へと排
出されるようになっている。
【0042】更に、図8に示されているように、上記第
2側面検査ドラム4内の上記錠剤排出部よりもやや上流
側には、不良品排出用の圧空噴射ノズル413が配設さ
れており、この圧空噴射ノズル413から随時圧空が噴
射し、この圧空が錠剤保持溝33内に噴出し、この圧空
により側面に外観不良を有する不良錠剤t’を選択的に
第2側面検査ドラム4の錠剤保持溝43から排除して、
不良錠剤排出シュート62へと排出するようになってい
る。
【0043】即ち、特に図示していないが、この側面検
査装置には、上記第1側面撮像装置5a及び第2側面撮
像装置5bにより取り込んだ錠剤tの側面画像を画像処
理して外観不良の有無を検出する側面不良判定部が設け
られており、この側面不良判定部の判定結果に応じて上
記圧空噴射ノズル413から随時圧空が噴射され、その
圧空により第2側面検査ドラム4の錠剤保持溝43から
不良錠剤t’のみを選択的に排除して不良品排出シュー
ト62へと排出するようになっている。なお、不良錠剤
t’がこの圧空噴射ノズル413の配設箇所に搬送され
てきたことは、上記第1側面撮像装置5a又は第2側面
撮像装置5bによる画像の取り込み時からの経過時間に
より容易に認知することができる。
【0044】なお、図1中63は、上記第1側面検査ド
ラム3及び第2側面検査ドラム4の錠剤保持溝33,4
3内及びドラム外周面を清掃するクリーニング装置であ
る。
【0045】本実施例の錠剤の側面検査装置は、上記本
発明にかかる定量供給装置1により、ホッパーhから上
記姿勢制御装置2に検査対象の錠剤を所定の速度で定量
的に供給し、錠剤の側面検査を行うものである。以下、
その動作について説明する。
【0046】錠剤を本例側面検査装置により検査する場
合、図2に示されているように、ホッパーhから検査対
象の錠剤を定量供給装置1の供給物収容部12の供給室
122内に投入し、該供給物収容部12の供給室122
内を検査対象の錠剤で充満させると共に、ホッパーhを
常に錠剤供給状態として、常に供給物収容部12内に錠
剤が充満した状態となるようにする。
【0047】この状態で、定量給給装置1の供給ローラ
11を任意の速度で図2中時計回り方向(図中、矢印方
向)に定速回転させる。これにより上記供給物収容部1
2内の錠剤tが、該供給物収容部12の開放した下端部
から、回転している上記供給ローラ11の供給ポケット
112内に供給され、該供給ポケット112内に所定量
の錠剤tが充容されてこれが供給ローラ11の回転によ
り搬送され、供給シュート13の配設位置において該錠
剤tが自重により上記供給ポケット112から上記供給
シュート13へと排出され、該供給シュート13を通っ
て上記を姿勢制御装置2へと供給される。
【0048】このとき、上記供給ポケット112からの
錠剤tの排出は、供給ローラ11の回転に伴って回転方
向前方側のポケットから順次行われるが、この場合、本
実施例では各供給ポケット112の深さ方向の中心線a
が供給ローラ11の回転方向側へと傾いているので、一
の供給ポケット112内に収容された錠剤tが全て一度
に排出されるのではなく、供給ローラ11の回転に伴っ
て徐々に排出されることとなり、この排出態様が供給ロ
ーラ11の外周面に設けられた全ての供給ポケット11
2について順次行われ、錠剤tは各供給ポケット112
単位で上記供給物収容部12から取り出されて供給シュ
ート13へと搬送されるにもかかわらず、結果的に錠剤
tが所定速度で連続的に供給シュート13へと投入され
ることとなる。
【0049】なお、上記供給物収容部12の予備室12
3は、供給ポケット112内に収容されずに供給ローラ
11の回転により移動してしまった錠剤や、供給ポケッ
ト112内からこぼれ出てしまった錠剤などを一時的に
収容し、これらを供給室122と供給ローラ11外周面
との間に戻すものである。また、錠剤の供給量は、供給
ローラ11の回転速度や供給ポケット112の大きさ,
数などにより調節することができる。
【0050】このように、この定量供給装置1によれ
ば、上記供給物収容部12内の錠剤を、供給物収容部1
2の開放した下端部から、該供給物収容部12の下側で
回転する上記供給ローラ11の外周面に形成された供給
ポケット112へと供給し、これを供給ローラ11の回
転により搬送して上記供給シュート13を通して姿勢変
換装置2に供給するようになっているので、上記供給物
収容部12内に十分量の錠剤が在りさえすれば、錠剤を
所定の供給速度で安定的に定量給給することができる。
【0051】従って、ホッパーhから常に錠剤を投入し
つづけ、上記供給物収容部12内を常に満タン状態とし
ておくことにより、センサー等により供給物収容部12
内の錠剤量を監視する必要なく、錠剤を所定速度で安定
的かつ確実に定量供給することができるものである。
【0052】また、錠剤同志が擦れ合って粉状のカスを
生じることも、直進フィーダを用いた従来の供給装置に
比べて非常に少なく、また直進フィーダを用いた場合の
ように、生じてしまった粉状のカスが振動により舞い上
がって飛散することも可及的に防止されるものである。
【0053】このように、上記定量供給装置1により姿
勢制御装置2に供給される錠剤tは、上記供給シュート
13から姿勢制御装置2に設けられた上記姿勢制御体2
12のガイド溝214上に供給される。この姿勢制御体
212のガイド溝214上に供給された錠剤tは、上述
したように、姿勢制御体212の微振動により径方向を
上下にした直立状態でガイド溝214内に整列し、ター
ンテーブル21の回転により該ガイド溝214内を移動
し、次いで連絡体215の連絡路216内を通って振動
板22の錠剤供給路221内に導入される。
【0054】この振動板22の錠剤供給路221内に導
入された錠剤tは、図7に示されているように、振動板
22の微振動により上記直立状態のまま第1側面検査ド
ラム3の外周面に近接して配置された振動板22の一端
部へと順次移動し、この振動板22の一端部において、
所定速度で回転する移送ローラ23によって所定速度で
1つずつ第1側面検査ドラム3へと供給される。
【0055】この第1側面検査ドラム3に供給された錠
剤tは、図9〜11に示されているように、外筒体32
の外周面に装着されたゴムリング323で形成された錠
剤保持溝33に直立状態で吸着保持され、外筒体32の
連続回転によって下方へと搬送される。ここで、上記振
動板22から第1側面検査ドラム3へと供給される錠剤
tは、個々の列においては上記移送ローラ23の回転速
度に応じた一定間隔で供給されるが、各列間においては
錠剤tの供給タイミングがそれぞれ異なり、第1側面検
査ドラム3上に保持されて搬送される錠剤tは、図11
に示されているように、各錠剤列内では一定間隔で錠剤
tが保持されて搬送されるが、各錠剤列間ではランダム
に錠剤tが保持され搬送されることとなる。
【0056】この第1検査ドラム3の外筒体32外周面
に吸着保持されて搬送される各錠剤tは、図8に示され
た撮影箇所で上記第1側面撮像装置5a(図1参照)に
より撮影され、各錠剤t側面の約半周分の画像が取り込
まれる。この側面画像が取り込まれると、直ちにこの画
像が上記側面不良判定部で画像処理されて外観不良の有
無が判定され、その判定結果が側面不良判定部に記憶さ
れる。上記撮影後、更に錠剤tは下方へと搬送され、第
1側面検査ドラム3の最下部において、上記第2側面検
査ドラム4へと受け渡される。
【0057】第2側面検査ドラム4へと受け渡された錠
剤tは、上記第1側面検査ドラム3に保持されていた際
とは180°反転した直立状態となり、上記第1側面ド
ラム3の場合と同様に、外筒体42の外周面に装着され
たゴムリング423で形成された錠剤保持溝43に直立
状態で吸着保持され、該外筒体42の回転によって下方
へと搬送される。そして、図8に示された撮影箇所で上
記第2側面撮像装置5bにより撮影されて、各錠剤t側
面の残りの約半周分の画像が取り込まれ、この残りの側
面画像が取り込まれると、直ちにこの画像が上記側面不
良判定部で画像処理されて外観不良の有無が判定され、
その判定結果が側面不良判定部に記憶される。
【0058】そして、上記表裏面不良判定部により側面
の最初の半周又は残りの半周に「不良有り」と判定され
た場合は、外筒体42の回転によりこの不良錠剤t’が
図8に示された不良錠剤排除部に搬送されて来たとき、
第2側面検査ドラム4内に配設された圧空噴射ノズル4
13から圧空が噴射され、この圧空により不良錠剤t’
が錠剤保持溝43から排除され、不良錠剤排出シュート
62へと排出される。
【0059】一方、最初の側面及び残りの側面のいずれ
にも「不良無し」と判定された錠剤は、上記不良錠剤排
除部を通過して、図8に示された錠剤排出部において、
第2側面検査ドラム4内に配設された圧空噴射ボックス
412から噴出される圧空により錠剤保持溝43から放
出され、良品排出シュート61を通して回収される。
【0060】以降、上記定量供給装置1からの錠剤tの
供給から、上記良品排出シュート61への良品錠剤排出
までの動作が連続的に繰り返されて錠剤の側面検査が行
われ、側面に外観不良をする不良錠剤t’を選択的に排
除して、側面に外観不良を有さない良品錠剤のみを連続
的に回収するものである。
【0061】この場合、本実施例の側面検査装置は、上
記定量供給装置1により検査対象の錠剤が検査機構部に
安定的かつ確実に定量供給されるので、検査機構部の能
力に応じた高精度の側面検査を効率よく確実に行うこと
ができるものである。
【0062】なお、本発明の定量供給装置は、上記実施
例の側面検査装置に用いられている定量供給装置1に限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない限り
種々変更して差し支えない。例えば、上記実施例では供
給ポケット112を供給ローラ11の回転方向に傾けた
状態にしたが、供給ローラ11の直径方向にrに沿って
真っ直ぐに形成してもよく、また供給物収容部122及
び供給シュート13の構成も適宜変更して差し支えな
い。
【0063】更に、本発明の定量供給装置の用途は、上
記実施例のような、錠剤を側面検査する装置における錠
剤供給に限定されるものではなく、錠剤の表面及び裏面
を外観検査する装置、錠剤やカプセル剤に印刷を施すた
めの錠剤/カプセル印刷機、空カプセルに薬剤を充填し
てカプセル剤を製造するカプセル充填機などにおいて、
錠剤やカプセル剤,空カプセルを定量供給するための供
給装置としても使用することができ、更に供給物も錠剤
やカプセルに限定されず、例えばプラスチック成形機に
ペレット状の成形材料を供給する場合などのように、粒
状又は小型固形状の供給物を所定の速度で定量供給する
場合に好適に使用することができる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の定量供給
装置によれば、ホッパーからの供給物の投入量を常に監
視するような煩雑な操作を要することなく、簡易な機構
により錠剤等の供給物を安定的に定量供給することがで
き、かつ錠剤等の供給物が擦れ合って粉状のカスが生じ
るといった問題も生じにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる定量供給装置を用い
た錠剤の側面検査装置示す概略図である。
【図2】同定量供給装置を示す概略断面図である。
【図3】同定量供給装置を構成する供給ローラを示す断
面図である。
【図4】同供給ローラに設けられた供給ポケットを示す
部分拡大断面図である。
【図5】同側面検査装置を構成する姿勢制御装置を示す
概略断面図である。
【図6】同姿勢制御装置を示す平面図である。
【図7】同側面検査装置において、振動板から第1側面
検査ドラムへと錠剤を供給する際の状態を示す概略図で
ある
【図8】同側面検査装置を構成する第1側面検査ドラム
及び第2側面検査ドラムを示す横断面図である。
【図9】同第1側面検査ドラム及び第2側面検査ドラム
を示す縦断面図である。
【図10】同第1側面検査ドラム及び第2側面検査ドラ
ムに錠剤を保持した状態を示す部分拡大断面図である。
【図11】同第1側面検査ドラム及び第2側面検査ドラ
ムに錠剤を保持した状態を示す斜視図である。
【図12】同第1側面検査ドラムと第2側面検査ドラム
との間で錠剤の受け渡しを行う際の状態を示す部分拡大
断面図である
【図13】従来の外観検査装置を示す概略図である。
【符号の説明】
1 定量供給装置 11 供給ローラ 112 供給ポケット 12 供給物収容部 121 隔壁 122 供給室 123 予備室 13 供給シュート 2 姿勢制御装置 21 ターンテーブル 212 姿勢制御体 214 ガイド溝 215 連絡体 216 連絡路 22 振動板 221 錠剤供給路 23 移送ローラ 3 第1側面検査ドラム 31 内筒体 311 貫通溝 32 外筒体 321 吸引溝 322 吸引孔 323 ゴムリング 33 錠剤保持溝 4 第2側面検査ドラム 41 内筒体 411 貫通溝 42 外筒体 421 吸引溝 422 吸引孔 423 ゴムリング 43 錠剤保持溝 5a 第1側面撮像装置 5b 第2側面撮像装置 t 錠剤 t’ 不良錠剤

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状又は小型固形状の供給物を検査機器
    等の各種装置に所定の速度で定量供給する定量供給装置
    であって、外周面に複数の供給ポケットが形成され任意
    速度で定速回転する供給ローラと、開放した下端部を上
    記供給ローラ外周面の最上部乃至回転方向やや上流側に
    近接させて配設され、内部に上記供給物を収容する供給
    物収容部と、開放した上部側面を上記供給ローラ外周面
    の最上部よりも回転方向下流側の側面に近接させて配設
    され、上記供給ローラの供給ポケットから排出された供
    給物を上記各種装置へと導く供給シュートとを具備して
    なることを特徴とする定量供給装置。
  2. 【請求項2】上記各供給ポケットが、供給ローラの外周
    面に軸方向に沿って形成された溝状のポケットであり、
    その深さ方向の中心線が供給ローラの直径方向から供給
    ローラの回転方向へ所定角度傾いている請求項1記載の
    定量供給装置。
JP31203799A 1999-11-02 1999-11-02 定量供給装置 Pending JP2001130749A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103204388A (zh) * 2013-05-02 2013-07-17 太原市海通自动化技术有限公司 一种可实现连续均匀稳定给料的微量给料机
CN103991725A (zh) * 2014-04-30 2014-08-20 天津市山佳医药科技有限公司 一种防止原料堵塞的装置
US10525699B2 (en) 2015-08-19 2020-01-07 Freund Corporation Tablet printing device

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