JPS6212996Y2 - - Google Patents

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JPS6212996Y2
JPS6212996Y2 JP15552779U JP15552779U JPS6212996Y2 JP S6212996 Y2 JPS6212996 Y2 JP S6212996Y2 JP 15552779 U JP15552779 U JP 15552779U JP 15552779 U JP15552779 U JP 15552779U JP S6212996 Y2 JPS6212996 Y2 JP S6212996Y2
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drum
solid preparations
solid preparation
section
injection nozzle
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は錠剤、カプセルなどの医薬用製剤や
その他の用途のペレツト状製剤(以下これらを固
形製剤と総称する)を個別に搬送し、その固形製
剤の表面を検査して良品、不良品に選別する装置
に関する。
この種の固形製剤の検査は従来では人間の肉眼
による目視検査が行なわれていたが、この目視検
査では疲労による選別能力の低下や検査者個々の
選別基準のばらつきによる問題があり、検査の機
械化が要求されていた。このような要求に応じて
本願出願人らによつて第1図に示す検査装置が開
発された。
第1図は機械化された固形製剤の外観検査装置
の構成を概念的に示すもので、1はドラム形状を
した搬送用としての第1ドラム、2はドラム形状
をした搬送用としての第2ドラム、3は固形製剤
の供給部としての第3ドラムである。第3ドラム
3は第2図に示すように円周方向に沿つて等間隔
に複数個の貫通孔35を有する中空円筒状の容器
から成つていて、適当な回転駆動機構によつて矢
印方向に回転させられる。第1図におけるホツパ
21から供給される固形製剤30は第2図に示す
ように第3ドラム3の内部に送り込まれて所定量
貯蔵され、ドラムの回転に伴つて貫通孔35内に
1個ずつ充填されながら上方へ移送される。外側
ガイド板33は固形製剤30が貫通孔35から落
下するのを防いでいる。固形製剤30が第3ドラ
ム3と第1ドラム1との接する位置にまで移送さ
れると、当該固形製剤は第3ドラム3から第1ド
ラム1へ転送させられる。この転送方法は第3図
aに示すように、第1ドラム1内に固定壁36に
て真空室31を作り、第1ドラム1の外周に穿つ
た穴37の底部を真空吸引孔32を介して真空室
31に連通させ、真空室31内の空気をポンプ等
の適当な負圧形成手段にて排気することによつ
て、固形製剤30の転送を行なう。
第3ドラム3から第1ドラム1へ転送された固
形製剤は、第1ドラム1の外周上をドラムの回転
に伴つて移送させられ、第1ドラムのほぼ最上端
の位置で工業用テレビカメラからなる第1の観測
装置4にてその一方の表面を検査される。第1の
観測装置4を通過した固形製剤は更に移送され
て、第1ドラム1と第2ドラム2との相接する位
置まで移送される。そしてこの位置において、再
び第3図aに示したのと同様なメカニズムにて第
3図bに示すように固形製剤30の第1ドラム1
から第2ドラム2への転送が行なわれる。第3図
bにおいて31aは真空室、36aは固定壁を示
す。
このようにして第2ドラム2へ転送された固形
製剤は第1ドラム1におけるのと反対側の表面を
露呈しながら第2ドラム2上を移送され、ドラム
のほぼ最下端位置において、工業用テレビカメラ
からなる第2の観測装置5にてその表面を検査さ
れる。第1の観測装置4および第2の観測装置5
の出力信号は、第4図に示すような第1判別装置
6、第2判別装置7、記憶装置8および総合判定
装置9にて処理され、総合良否判定結果に基づい
て、良品は良品移送管22を介して良品タンク2
3へ、不良品は不良品移送管24を介して不良品
タンク25へそれぞれ選別されて搬出される。
第1の観測装置4と第2の観測装置5は工業用
テレビカメラを用いており、工業用テレビカメラ
を利用して移動する物体の外観検査を行なうため
に、物体の映像固定化するためにストロボ装置も
しくは機械的ないし電気的シヤツタを用いて、各
物件が所定位置に来たときのみテレビカメラの撮
像が行なわれるようにされている。第4図に示す
総合良否判定方式において、第1の観測装置4の
出力信号は第1判別装置6に送られ、ここで固形
製剤の表面の傷、凹凸、大きさ等が周知のパター
ン認識技術の利用により判別され、この良否判別
信号は単純な場合には1ビツトの信号として、複
数の因子を含む場合には複数ビツトの信号とし
て、たとえばシフトレジスタからなる記憶装置8
に記憶される。この記憶信号は各固形製剤の判別
毎に1段ずつシフトされる。記憶装置として通常
のランダムアクセスメモリを用いる場合には、記
憶内容を各固形製剤の判別毎に次の番地に移し変
えて記憶される。固形製剤の表面の反転が第1ド
ラム1と第2ドラム2との間の転送によりなされ
ると、今度は第2の観測装置5による反対側の表
面の検査が行なわれ、この出力に基づいて第2判
別装置7にて良否判別が行なわれる。記憶装置8
をシフトレジスタとした場合に、シフトレジスタ
の容量を、第1の観測装置4の真下から第2の観
測装置5の真下までの間に存在する固形製剤(正
確には固形製剤収容用の穴)の数に一致させてお
けば、第2判別装置7からある固形製剤の他方の
表面の良否判別信号が出力されると同時に同じ固
形製剤の一方の表面の良否判別信号が記憶装置8
の最終段から読み出され、総合判定装置9は両者
の良否判別信号に基づいて当該固形製剤が最終的
に良品であるか不良品であるかの判定を行なう。
この種の外観検査装置においては、良品を誤ま
つて不良品と判別することは極力少ないことが要
求される。例えば第2ドラム2から良品、不良品
タンク23,24へ排出されるべき固形製剤が排
出されずに第2ドラム2に残つており、その残留
固形製剤が第1ドラム1と第2ドラム2との相接
する位置まで搬送されると、第1ドラム1により
搬送されている固形製剤と前記残留固形製剤が噛
み合つて固形製剤が破壊する。これにより第1ド
ラム1、第2ドラム2に固形製剤の破片等が付着
して検査不能となることがある。従つて第2ドラ
ム2に残留固形製剤があると、これを検知して固
形製剤の搬送を停止しなければならない。そして
それぞれのドラムの回転を停止して第2ドラム2
の残留固形製剤を取り除いた後再びドラムを起動
して検査を開始するのであるが、ドラムの起動時
にはドラムの回転速度が一定の速度に達しないた
めに、第1および第2の観測装置4,5により固
形製剤を静止画像とするに必要なストロボ装置の
点弧時間がずれてしまう。よつてドラムの回転速
度が一定の速度となるまでの間にそれぞれの観測
装置の位置を通過する固形製剤は不良品として排
出しなければならない。また、ドラムを停止した
とき、例えば第2ドラムの残留固形製剤を取り除
くために第2ドラムを回転させねばならない場合
には、最早第1の観測装置による観測結果と第2
の観測装置による観測結果とがずれてしまい、第
1の観測装置の位置から第2の観測装置の位置ま
でにある固形製剤はすべて不良品として取り扱わ
ねば不良品が良品として排出されることがあり、
この結果良品であつても不良品として排出せねば
ならないという欠点を有していた。
そこで本考案の目的は従来技術の欠点を除去
し、良品を不良品として排出するのを極力防止し
て効率良く固形製剤の外観検査を行なえかつ構成
の簡単な装置を提供することを目的とする。この
目的は本考案によれば、ドラム搬送部の起動開始
から所定期間の間第2ドラムから固形製剤を排出
し、かつこの第2ドラムから排出された固形製剤
を固形製剤の供給部へ返却するように構成するこ
とによつて達成される。このような本考案によれ
ば、ドラム搬送部を停止した後再起動した場合、
第1の観測装置の位置にある固形製剤が第2ドラ
ムから排出されて供給部に戻されるまでの間第2
ドラムから固形製剤を供給部へ戻すように出来る
ので、ドラム搬送部を停止した時に少なくとも第
1の観測装置の位置から第2の観測装置の位置の
間にある固形製剤を不良品として排出することな
く、再び検査をすることが可能で、良品を不良品
として排出することを無くすことが出来る。更に
第2ドラムから固形製剤を排出する期間をドラム
搬送部の起動時から所定期間とすることなく、連
続して排出するように構成すれば第2ドラムの残
留固形製剤を無くすことも可能である。
次に本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第5図は本考案の一実施例を示し、第1図と同
一部分は同一符号を付している。第5図におい
て、第1図と異なる点は第2ドラム2から第3ド
ラム3に跨つて返却シユート50を設けた点であ
る。この返却シユート50の一端51が第2ドラ
ム2と対向する位置の第2ドラム2の内面には固
形製剤の排出用噴射ノズルが配設されている。こ
の排出用噴射ノズルは第6図に示している。
第6図は第5図の−線断面図を示し、第6
図において、2で再び第2ドラムを示し、第2ド
ラム2は円周上に複数個の穴37を有し、これら
の穴37は真空吸引孔32を備えている。55は
第2ドラム2の軸、56は第2ドラム2が摺動し
て回転する摺動円板である。この摺動円板56に
は排出用噴射ノズル57が取り付けられ、これら
の排出用噴射ノズル57はそれぞれの穴37の真
空吸引孔32と連通する連通孔58と対応する位
置に配設される。排出用噴射ノズル57から圧搾
空気を送り込むことにより連通孔58、真空吸引
孔32を介して穴37に圧搾空気が吹き出され
る。この排出用噴射ノズル57の制御は電磁弁を
用いて行なわれ、ドラム搬送部の起動時から所定
期間前記電磁弁を開いて圧搾空気が吹き出され
る。
この実施例に示した装置の動作は次の通りであ
る。すなわち、ドラム搬送部により搬送される固
形製剤の外観検査の途中において、例えば第2ド
ラム2に残留固形製剤があることを検知してドラ
ム搬送部を停止させ、第2ドラム2の残留固形製
剤を取り除いてドラム搬送部を再起動する際、排
出用噴射ノズル57の電磁弁が開かれ圧搾空気が
吹き出される。圧搾空気が穴37から吹き出すこ
とにより、穴37に収容された固形製剤は返却シ
ユート50に吹き飛ばされてこの返却シユート5
0を介して第3ドラム3の供給部301に返却さ
れ再度検査を受けることが可能となる。排出用噴
射ノズル57から圧搾空気を吹き出す期間は第1
ドラム1に対応して設けた第1の観測装置4の位
置にある固形製剤が第1ドラムと第2ドラムを介
して排出用噴射ノズル57の位置に搬送されるま
での期間で良い。このような時間制御はタイマを
用いて容易に実現することが可能であり、例えば
ドラム搬送部の起動を条件として限時動作を開始
するワンシヨツトパターンのタイマを用い、この
タイマの限時動作中に排出用噴射ノズル57の電
磁弁を開くようにすれば良い。
なお、排出用噴射ノズルの圧搾空気の噴射期間
は所定の期間に定めることなくドラム搬送部の運
転中は常に噴射させておくことにより、第2ドラ
ムに残る残留固形製剤を取り除けるという利点が
ある。
以上に説明した本考案の装置によれば、極めて
簡単な構成で良品を不良品として排出することを
極力少なくすることが可能である。また、検査を
受けた固形製剤の良品、不良品の判別が不可能あ
るいは判定が困難であるものに対しては、再度検
査を繰り返して行なうことにより固形製剤の外観
検査の検査精度を向上することが可能であるとい
う利点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は従来装置を示し、第1図
は機器配置図、第2図は固形製剤の搬送過程を示
す要部断面図、第3図は固形製剤の転送過程を示
す要部断面図、第4図は外観検査の回路方式を示
すブロツク線図である。第5図は本考案の一実施
例を示す機器配置図、第6図は第5図の−線
断面図である。 50:返却シユート、57:排出用噴射ノズ
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固形製剤を一時保留する供給部を有し、当該供
    給部に貯蔵された固形製剤をドラム状搬送部の円
    周上に設けた穴に収容して搬送し、この搬送途中
    で観測装置により固形製剤の外観を観測して固形
    製剤を選別するものにおいて、前記観測装置によ
    る検査結果に応じて固形製剤が前記穴より排出さ
    れる箇所より以降の前記ドラム状搬送部の内面に
    配設され圧搾空気を前記穴に噴出する排出用噴射
    ノズルと、一端が該排出用噴射ノズルに対峙する
    ように前記ドラム状搬送部の外部に位置し、他端
    が前記供給部に位置するように配設されて前記排
    出用噴射ノズルからの圧搾空気により前記穴から
    排出された固形製剤を前記供給部に返却する返却
    シユートとを有し、前記排出用噴射ノズルによる
    圧搾空気の噴射期間を少なくとも前記観測装置に
    より最初に検査の行われた固形製剤が前記排出用
    噴射ノズルの配設箇所まで搬送される期間に定め
    たことを特徴とする固形製剤の外観検査装置。
JP15552779U 1979-11-09 1979-11-09 Expired JPS6212996Y2 (ja)

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JP15552779U JPS6212996Y2 (ja) 1979-11-09 1979-11-09

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JP15552779U JPS6212996Y2 (ja) 1979-11-09 1979-11-09

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JPS5672250U JPS5672250U (ja) 1981-06-13
JPS6212996Y2 true JPS6212996Y2 (ja) 1987-04-03

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JPS6159245A (ja) * 1984-08-30 1986-03-26 Miyuuchiyuaru:Kk 固型製剤品の外面検査方法
JP5752081B2 (ja) * 2011-06-09 2015-07-22 株式会社京都製作所 錠剤印刷装置および錠剤印刷方法
JP2018083701A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 株式会社Screenホールディングス 搬送装置および印刷装置

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