JP2001130738A - 材料搬入搬出装置 - Google Patents

材料搬入搬出装置

Info

Publication number
JP2001130738A
JP2001130738A JP31144299A JP31144299A JP2001130738A JP 2001130738 A JP2001130738 A JP 2001130738A JP 31144299 A JP31144299 A JP 31144299A JP 31144299 A JP31144299 A JP 31144299A JP 2001130738 A JP2001130738 A JP 2001130738A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
supplier
stocker
feeding device
carry
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31144299A
Other languages
English (en)
Inventor
Kikuo Moriya
菊雄 守屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Amada Engineering Center Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd, Amada Engineering Center Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP31144299A priority Critical patent/JP2001130738A/ja
Publication of JP2001130738A publication Critical patent/JP2001130738A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Feeding Of Workpieces (AREA)
  • Sawing (AREA)
  • Relays Between Conveyors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価な装置により材料をスムーズに搬入・搬
出することのできる材料搬入搬出装置を提供する。 【解決手段】 ストッカー3にストックされた素材Wを
サプライヤーチェーン45により搬送して送材装置7に
供給する際、あるいは、送材装置9により搬出されてき
た製品Pをサプライヤーチェーン45によりストッカー
11にストックする際に、サプライヤーチェーン昇降手
段55によりサプライヤーチェーン45の送材装置側を
送材装置7、9の上から下まで昇降させると共に、スト
ッカー昇降手段65によりストッカー3をサプライヤー
チェーン45の上から下まで昇降させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ストッカーに収
納されている鋼材を鋼材加工機に搬入したり、鋼材加工
機により加工された鋼材をストッカーに収納したりする
材料搬入搬出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13および図14を参照するに、従来
より搬送用チェーン101を用いて例えばH形鋼等の材
料Wをローラテーブル103へ搬入・搬出することが行
われている。この搬送用チェーン101は駆動スプロケ
ット105と従動スプロケット107に巻回されてお
り、駆動スプロケット105を回転駆動することにより
回転走行させると共に上下移動させて、搬送用チェーン
101の上に載置された材料Wをローラテーブル103
に搬送するものである。
【0003】材料Wをストックヤード109に収納した
り取り出したりする場合には、作業者がストックヤード
109の内部に入って作業することが必要な場合があ
る。このため、図14中左側のスプロケットは従動スプ
ロケット107とし、各従動スプロケット107間を連
結するシャフトを設けないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の技術にあっては、ストックヤード109は通常
2個以上で構成されており、材料Wをローラテーブル1
03に載せる場合に駆動スプロケット105,従動スプ
ロケット107および搬送用チェーン101からなるス
トックヤード109を上下移動させる必要があるが、全
てのストックヤード109が完全に一致して上下移動す
ることは困難である。また、この上下移動に伴い、スト
ックヤード109の間隔が実質的に変化するため、各駆
動スプロケット105は図15に示されているようなユ
ニバーサルジョイント111を介して駆動軸113によ
り連結しなければならずコストアップを招くという問題
がある。
【0005】また、上下移動を容易に行うために、前述
の駆動軸113を用いずに各ストックヤード109ごと
に独立した駆動源を設けることも可能だが、この場合に
は各ストックヤード109の搬送用チェーン101の同
期が難しいためスムーズな搬送ができないという問題が
ある。
【0006】この発明の目的は、以上のような従来の技
術の問題点に着目してなされたものであり、安価な装置
により材料をスムーズに搬入・搬出することのできる材
料搬入搬出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の材料搬入搬出装置は、鋼材
加工機により加工される前の又は加工された後の鋼材を
収納する複数個のストッカーと、前記鋼材加工機に鋼材
を搬入又は鋼材加工機から鋼材を搬出する送材装置と、
前記ストッカーに収納されている鋼材を前記送材装置に
搬入又は前記送材装置から鋼材を前記ストッカーに搬出
すべく回転走行するサプライヤーチェーンを有する複数
個のサプライヤーと、前記サプライヤーチェーンにおけ
る少なくとも前記送材装置側部分をこの送材装置の上方
から下方まで昇降させるサプライヤーチェーン昇降手段
と、前記ストッカーを前記サプライヤーチェーンの上方
から下方まで昇降させるストッカー昇降手段と、を備え
てなることを特徴とするものである。
【0008】従って、ストッカーにストックされた素材
をサプライヤーチェーンにより搬送して送材装置に供給
する際、あるいは、送材装置により搬出されてきた製品
をサプライヤーチェーンによりストッカーにストックす
る際に、サプライヤーチェーン昇降手段によりサプライ
ヤーチェーンの少なくとも送材装置側部分を送材装置の
上から下まで昇降させると共に、ストッカー昇降手段に
よりストッカーをサプライヤーチェーンの上から下まで
昇降させる。
【0009】請求項2による発明の材料搬入搬出装置
は、請求項1記載の材料搬入搬出装置において、前記サ
プライヤーチェーン昇降手段が、前記送材装置から遠い
側の端部において上下方向に回転自在に支持されたチェ
ーンリフターと、このチェーンリフターの送材装置側端
部を昇降せしめるチェーンリフター昇降手段と、を備
え、前記チェーンリフターが、上昇した状態でサプライ
ヤーチェーンを持ち上げて適正な張力を付与すると共に
走行自在に支持するガイド部と、下降した状態でサプラ
イヤーチェーンに適正な張力を付与すべく設けられたア
イドラーブロックと、を備えてなることを特徴とするも
のである。
【0010】従って、チェーンリフターは送材装置から
遠い側の端部において上下方向へ回転自在に支持され、
送材装置側端部がチェーンリフター昇降手段により昇降
される。チェーンリフターを上昇させた際には、チェー
ンリフターの上部に設けられているガイド部がサプライ
ヤーチェーンを走行自在に持ち上げて適正な張力を付与
する。一方、チェーンリフターを下降させた際には、チ
ェーンリフターの下部に設けられているアイドラーブロ
ックがサプライヤーチェーンを走行自在に押し下げて適
正な張力を付与する。
【0011】請求項3による発明の材料搬入搬出装置
は、請求項1または2記載の材料搬入搬出装置におい
て、前記サプライヤーチェーンを走行自在に支持する駆
動スプロケットおよび従動スプロケットが固定位置に設
けられ、全てのサプライヤーに設けられている前記駆動
スプロケットを一体的に連結する駆動軸が前記送材装置
側に設けられていること、を特徴とするものである。
【0012】従って、サプライヤーチェーンを走行自在
に支持する駆動スプロケットおよび従動スプロケットは
固定位置において回転自在となっており、サプライヤー
チェーンのみが昇降される。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0014】図9には、この発明に係る材料搬入搬出装
置1の全体が示されている。この材料搬入搬出装置1
は、加工前の素材Wをストックしておく素材ストッカー
3と、例えば帯鋸盤のような鋼材加工機5に素材Wを搬
入する送材装置としての搬入側ローラテーブル7を有
し、さらに加工後の製品を搬出する送材装置としての搬
出側ローラテーブル9と、搬出された製品Pをストック
しておく製品ストッカー11を有している。
【0015】さらに、図1〜図3を併せて参照するに、
前述の素材ストッカー3には、素材Wを素材ストッカー
3から搬入側ローラテーブル7に搬送する搬入側サプラ
イヤー13が並んで設けられている。また、製品ストッ
カー11には、製品を搬出側ローラテーブル9から製品
ストッカー11に搬出する搬出側サプライヤー15が並
んで設けられている。
【0016】一方、搬入側ローラテーブル7の基準側
(図9中下側)には、鋼材加工機5に搬入する素材Wを
基準位置に位置決めするための複数の基準ローラ17が
回転自在に設けられている。また、搬入側ローラテーブ
ル7における前端部(図2中下側端部)および後端部
(図2中上側端部)には、基準ローラ17位置に対応し
て素材Wが搬入されたことを検知する材料搬入確認セン
サ19が設けられている。
【0017】また、鋼材加工機5に隣接して、加工され
た短尺な製品Pを貯蔵する短尺用製品ストッカー21
と、製品Pを短尺用製品ストッカー21に押し出すため
のプッシャー23が設けられている。
【0018】上記構成により、加工する素材Wを素材ス
トッカー3に載置し、この素材Wを搬入側サプライヤー
13により搬入側ローラテーブル7に搬入して、材料搬
入確認センサ19により素材Wが確認されるまで基準ロ
ーラ17に押し当てて基準位置に位置決めし、搬入側ロ
ーラテーブル7により鋼材加工機5に搬入する。
【0019】鋼材加工機5により加工された製品Pは、
短尺の場合にはプッシャー23により短尺用製品ストッ
カー21に押し出して貯蔵する。一方、製品Pが長尺な
ものの場合には搬出側ローラテーブル9に搬出され、搬
出側サプライヤー15により製品ストッカー11に貯蔵
される。
【0020】次に、図1〜図3を参照して、搬入側サプ
ライヤー13および素材ストッカー3について説明をす
る。なお、搬出側サプライヤー15および製品ストッカ
ー11もまったく同様の構造なので、構造の説明におい
ては搬入側サプライヤー13および素材ストッカー3の
みについて説明する。
【0021】図1〜図3には搬入側サプライヤー13と
素材ストッカー3が示されている。
【0022】この搬入側サプライヤー13では、土台2
5に前後(図1中左右)の支柱27F、27Bが固定さ
れており、この前後の支柱27F、27Bを連結するサ
プライヤーフレーム29が設けられている。このサプラ
イヤーフレーム29は上下移動しない。
【0023】サプライヤーフレーム29の前端(図1お
よび図2中右端)には、回転自在の駆動軸31が取り付
けられており、この駆動軸31には各サプライヤーフレ
ーム29ごとに駆動スプロケット33が駆動軸31と一
体で回転するように設けられている。この駆動軸31に
は、任意の位置において1個の駆動軸31回転用のスプ
ロケット35が一体的に取り付けられており、図7に示
されているように、サプライヤーチェーン駆動モータ3
9に取り付けられている駆動スプロケット38とスプロ
ケット35に巻回されている駆動用チェーン37を介し
て回転される。
【0024】また、前記駆動軸31は、各搬入側サプラ
イヤー13のサプライヤーフレーム29を貫通して一体
で回転するように支持されており、サプライヤーチェー
ン駆動モータ39により駆動軸31全体が同時に回転駆
動されるようになっている。
【0025】一方、各サプライヤーフレーム29の後端
(図1および図2中左端)には、従動スプロケット41
が回転軸43により回転自在に支持されている。なお、
従動スプロケット41は、各サプライヤーフレーム29
に各々独立して回転自在に設けられている。
【0026】前述の駆動スプロケット33と従動スプロ
ケット41とには、素材Wを載せて搬入するエンドレス
状のサプライヤーチェーン45が巻回されており、駆動
スプロケット33位置および従動スプロケット41位置
においてサプライヤーチェーン45が素材ストッカー3
よりも低い位置となるように設けられている。このサプ
ライヤーチェーン45の内部で、駆動スプロケット33
と従動スプロケット41の間には、上側のサプライヤー
チェーン45を下から支持して案内するガイド部47を
有するチェーンリフター49が設けられている。
【0027】このチェーンリフター49における搬入側
ローラテーブル7に対応する位置(図2中搬入側ローラ
テーブル7の左側端部)部分には、サプライヤーチェー
ン45により搬入側ローラテーブル7に搬入される素材
Wが通過したことを検知する材料通過確認センサ51が
上向きに設けられている。なお、この材料通過確認セン
サ51は、サプライヤーフレーム29や素材ストッカー
3等の該当する位置に設けることもできる。
【0028】このチェーンリフター49の後端部はピン
53によりサプライヤーフレーム29に回転自在に支持
されている。また、チェーンリフター49の前端部は、
サプライヤーフレーム29の側面にロッド54を介して
取り付けられているサプライヤーチェーン昇降手段とし
てのリフトシリンダ55で作動するリンク機構57によ
り上下移動自在となっている。なお、図4に示されてい
るように、このリンク機構57を作動させる回転軸58
は、各チェーンリフター49を上下移動させるリンク機
構57に連結されている。
【0029】また、前端部付近下側には、チェーンリフ
ター49を下降させた際にサプライヤーチェーン45が
緩むのを防止するためにガイドするアイドラーブロック
59が下方に突出して設けられている。
【0030】従って、サプライヤーチェーン45は、チ
ェーンリフター49の前端部を上昇させた状態では、チ
ェーンリフター49のガイド部47により走行可能に持
ち上げられ且つアイドラーブロック59がサプライヤー
チェーン45から離れているので、素材ストッカー3よ
りも高い位置で所定の張力が付与される。このため、サ
プライヤーチェーン45を走行させると、素材ストッカ
ー3にストックされていた素材Wは搬送される。
【0031】一方、チェーンリフター49を下降させた
状態では、ガイド部47はサプライヤーチェーン45か
ら離れるが、アイドラーブロック59がサプライヤーチ
ェーン45を走行可能に下方へ押し下げるので、サプラ
イヤーチェーン45は素材ストッカー3よりも低い位置
で所定の張力が付与される。このため、素材Wは素材ス
トッカー3にストックされ、サプライヤーチェーン45
を走行させても素材Wは搬送されない。
【0032】なお、前述したように1個のリフトシリン
ダ55により回転軸58を回転させて各搬入側サプライ
ヤー13に設けられているリンク機構57を一度に作動
させるようにしてもよいが、リフトシリンダ55および
リンク機構57を各搬入側サプライヤー13ごとに設け
るようにしてもよい。あるいは、各搬入側サプライヤー
13に上下シリンダを別個に設け、この上下シリンダに
より上下移動させるようにしてもよい。
【0033】一方、前記サプライヤーフレーム29の近
傍に沿って素材ストッカー3が設けられている。この素
材ストッカー3の後部は素材Wを載置する高部61とな
っており、前部は搬入側ローラテーブル7に対応して前
記高部61より一段低い低部63となっていて、この低
部63の前端付近において前側の支柱27Fにより上下
方向に移動自在に支持されている。
【0034】また、素材ストッカー3の後端部は、図6
に示されているようにロッド64を介してサプライヤー
フレーム29に取り付けられているストッカー昇降手段
としてのストッカー上下シリンダ65により後側の支柱
27Bに設けられているリンク機構67により上下移動
自在に支持されている。なお、図8に示されているよう
に、このリンク機構67における回転軸69は各素材ス
トッカー3において回転自在に支持されており、1個の
ストッカー上下シリンダ65で回転軸69を回転させる
ことにより各リンク機構67を介して素材ストッカー3
が同時に上下移動するようになっている。
【0035】従って、素材ストッカー3はストッカー上
下シリンダ65により上下方向に回転し、素材Wを載置
しておく高部61が搬入側サプライヤー13のサプライ
ヤーチェーン45より上方で水平状態となったり、サプ
ライヤーチェーン45の下方へ下降したりする。
【0036】次に、材料搬入搬出装置1による動作を説
明する。
【0037】まず、素材Wの搬入動作について説明す
る。素材Wを搬入側ローラテーブル7に供給する場合に
は、リフトシリンダ55によりリンク機構57を作動さ
せてチェーンリフター49の前端を上昇させる。これに
よりサプライヤーチェーン45が上昇して搬入側ローラ
テーブル7の搬送面よりも高くなる。そして、ストッカ
ー上下シリンダ65により素材ストッカー3の後端部を
下降させると、素材ストッカー3がサプライヤーチェー
ン45よりも低い位置になるので、素材Wはサプライヤ
ーチェーン45の上に載置される。
【0038】この状態で、サプライヤーチェーン駆動モ
ータ39により駆動スプロケット33を回転させてサプ
ライヤーチェーン45を走行せしめると、素材Wは搬入
側ローラテーブル7方向に搬送されることになる。
【0039】さらに、材料通過確認センサ51が素材W
の通過を検知したら、サプライヤーチェーン45の停止
および素材ストッカー3の上昇を行う。これにより、1
個の素材Wのみがサプライヤーチェーン45の上に残
り、その他の素材Wは素材ストッカー3の上に載置され
る。
【0040】材料搬入確認センサ19が素材Wを確認す
るまでサプライヤーチェーン45を再度走行させると、
素材Wは前進して搬入側ローラテーブル7に供給され
る。この時、搬入側ローラテーブル7の前後両端部付近
に設けられている両方の材料搬入確認センサ19が素材
Wを確認したらサプライヤーチェーン45を停止させ
る。
【0041】これにより、図10に示されているよう
に、素材Wは基準ローラ17に押し付けられて幅寄せさ
れるので、真っ直ぐに搬入側ローラテーブル7に供給す
ることができる。
【0042】チェーンリフター49を下げてサプライヤ
ーチェーン45を下げる。これにより、サプライヤーチ
ェーン45の上面は搬入側ローラテーブル7の搬送面よ
りも下方にあるため、搬入側ローラテーブル7上の素材
Wはサプライヤーチェーン45に接触することなくスム
ーズに搬入される。
【0043】以後、前述の動作を繰り返すことにより、
素材ストッカー3上にストックされている素材Wを順次
自動で搬入側ローラテーブル7に供給することができ
る。
【0044】なお、前述した動作を逆に行うことによ
り、加工後に搬出側ローラテーブル9に搬出された製品
Pを搬出側サプライヤー15により製品ストッカー11
に収納することができる。
【0045】以上の結果から、駆動スプロケット33お
よび従動スプロケット41を固定位置に設け、サプライ
ヤーチェーン45のみを上下移動させるので、駆動軸3
1の変形や伸び縮みの影響を考慮する必要がなくなり、
装置を簡略化すると共にコストダウンを図ることができ
る。
【0046】また、サプライヤーチェーン45を上昇さ
せると、チェーンリフター49の上昇により適正な張力
がサプライヤーチェーン45に付与されるが、サプライ
ヤーチェーン45を下降させる際では、アイドラーブロ
ック59がサプライヤーチェーン45を下方に引っ張る
ので適正な張力を付与することができる。
【0047】なお、この発明は前述の発明の実施の形態
に限定されることなく、適宜な変更を行うことにより、
その他の態様で実施し得るものである。すなわち、前述
の実施の形態においてはチェーンリフター49をピン5
3を中心として上下方向に旋回させて上下移動させる場
合について説明したが、この他、図11に示されている
ように、チェーンリフター71をリンク機構73により
平行に上下移動させるようにしてもよい。また、図12
に示されているように、エアーや油等の圧力流体で膨張
体75を膨張させることによりチェーンリフター49を
上昇させるようにすることもできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる材料搬入搬出装置では、ストッカーにストックされ
た素材をサプライヤーチェーンにより搬送して送材装置
に供給する際、あるいは、送材装置により搬出されてき
た製品をサプライヤーチェーンによりストッカーにスト
ックする際に、サプライヤーチェーン昇降手段によりサ
プライヤーチェーンの少なくとも送材装置側部分を送材
装置の上から下まで昇降させると共に、ストッカー昇降
手段でストッカーをサプライヤーチェーンの上から下ま
で昇降させることにより、簡易な装置で素材や製品を搬
入出することができる。
【0049】請求項2の発明による材料搬入搬出装置で
は、チェーンリフターは送材装置から遠い側の端部にお
いて上下方向へ回転自在に支持され、送材装置側端部が
チェーンリフター昇降手段により昇降される。チェーン
リフターを上昇させた際には、チェーンリフターの上部
に設けられているガイド部がサプライヤーチェーンを走
行自在に持ち上げて、適正な張力を付与する。一方、チ
ェーンリフターを下降させた際には、チェーンリフター
の下部に設けられているアイドラーブロックがサプライ
ヤーチェーンを走行自在に押し下げて適正な張力を付与
するので、サプライヤーチェーンの破損や脱落を防止し
て正常に走行させることができる。
【0050】請求項3の発明による材料搬入搬出装置で
は、サプライヤーチェーンを走行自在に支持する駆動ス
プロケットおよび従動スプロケットは固定位置において
回転自在となっており、サプライヤーチェーンのみが昇
降されるので、各サプライヤーの駆動スプロケットを容
易に同軸で設けることができ、装置の簡略化およびコス
トダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る材料搬入搬出装置を示す正面図
である。
【図2】図1中II方向から見た平面図である。
【図3】図2中III方向から見た背面図である。
【図4】図1中IV方向から見た端面図である。
【図5】図1中V方向から見た下面図である。
【図6】図1中VI方向から見た下面図である。
【図7】図2中VII方向から見た端面図である。
【図8】図3中VIII方向から見た端面図である。
【図9】この発明に係る材料搬入搬出装置を用いた鋼材
加工装置を示す平面図である。
【図10】基準ローラに素材を押し付けて幅寄せした図
である。
【図11】チェーンリフターの別の実施の形態を示す正
面図である。
【図12】チェーンリフターのさらに別の実施の形態を
示す正面図である。
【図13】従来の材料搬入搬出装置を示す正面図であ
る。
【図14】図13中XIV方向から見た平面図である。
【図15】駆動軸を連結するユニバーサルジョイントを
示す平面図である。
【符号の説明】
1 材料搬入搬出装置 3 素材ストッカー(ストッカー) 5 鋼材加工機 7 搬入側ローラテーブル(送材装置) 9 搬出側ローラテーブル(送材装置) 11 製品ストッカー(ストッカー) 13 搬入側サプライヤー(サプライヤー) 15 搬出側サプライヤー(サプライヤー) 31 駆動軸 33 駆動スプロケット 41 従動スプロケット 45 サプライヤーチェーン 47 ガイド部 49 チェーンリフター 55 リフトシリンダ(サプライヤーチェーン昇降手
段) 59 アイドラーブロック 65 ストッカー上下シリンダ(ストッカー昇降手段) W 素材(鋼材) P 製品(鋼材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材加工機により加工される前の又は加
    工された後の鋼材を収納する複数個のストッカーと、前
    記鋼材加工機に鋼材を搬入又は鋼材加工機から鋼材を搬
    出する送材装置と、前記ストッカーに収納されている鋼
    材を前記送材装置に搬入又は前記送材装置から鋼材を前
    記ストッカーに搬出すべく回転走行するサプライヤーチ
    ェーンを有する複数個のサプライヤーと、前記サプライ
    ヤーチェーンにおける少なくとも前記送材装置側部分を
    この送材装置の上方から下方まで昇降させるサプライヤ
    ーチェーン昇降手段と、前記ストッカーを前記サプライ
    ヤーチェーンの上方から下方まで昇降させるストッカー
    昇降手段と、を備えてなることを特徴とする材料搬入搬
    出装置。
  2. 【請求項2】 前記サプライヤーチェーン昇降手段が、
    前記送材装置から遠い側の端部において上下方向に回転
    自在に支持されたチェーンリフターと、このチェーンリ
    フターの送材装置側端部を昇降せしめるチェーンリフタ
    ー昇降手段と、を備え、前記チェーンリフターが、上昇
    した状態でサプライヤーチェーンを持ち上げて適正な張
    力を付与すると共に走行自在に支持するガイド部と、下
    降した状態でサプライヤーチェーンに適正な張力を付与
    すべく設けられたアイドラーブロックと、を備えてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の材料搬入搬出装置。
  3. 【請求項3】 前記サプライヤーチェーンを走行自在に
    支持する駆動スプロケットおよび従動スプロケットが固
    定位置に設けられ、全てのサプライヤーに設けられてい
    る前記駆動スプロケットを一体的に連結する駆動軸が前
    記送材装置側に設けられていること、を特徴とする請求
    項1または2記載の材料搬入搬出装置。
JP31144299A 1999-11-01 1999-11-01 材料搬入搬出装置 Pending JP2001130738A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31144299A JP2001130738A (ja) 1999-11-01 1999-11-01 材料搬入搬出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31144299A JP2001130738A (ja) 1999-11-01 1999-11-01 材料搬入搬出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001130738A true JP2001130738A (ja) 2001-05-15

Family

ID=18017274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31144299A Pending JP2001130738A (ja) 1999-11-01 1999-11-01 材料搬入搬出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001130738A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110421082A (zh) * 2019-08-07 2019-11-08 广东科莱博科技有限公司 一种上料装置及长条材料上料设备
JP7356300B2 (ja) 2018-11-30 2023-10-04 ホシザキ株式会社 洗浄システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7356300B2 (ja) 2018-11-30 2023-10-04 ホシザキ株式会社 洗浄システム
CN110421082A (zh) * 2019-08-07 2019-11-08 广东科莱博科技有限公司 一种上料装置及长条材料上料设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0812059A (ja) 鋼材等の搬送装置
JPH0747409B2 (ja) コンベヤシステムおよびその使用方法
JPH11171334A (ja) 複合加工ラインにおけるワーク旋回方法及びその装置
JP2890291B2 (ja) 板材自動加工装置
JP2001130738A (ja) 材料搬入搬出装置
KR102324736B1 (ko) 박스 판지의 공급 설비 및 이를 이용한 박스 판지의 공급 방법
JPH038600A (ja) 多段プレス装置用ローダ・アンローダ
JPH05306003A (ja) パレットストッカー
JPH0585608A (ja) パレツトストツカー
JPH06298483A (ja) 搬送装置
JP7294478B1 (ja) 巻取ロール搬送システム
JPH07257728A (ja) コンベヤ装置および板材搬送加工設備
KR200445063Y1 (ko) 철판 반송장치
JP4342029B2 (ja) 鋼材加工機の鋼材搬入搬出装置
JPH0730577Y2 (ja) パレット搬送装置
JP3224285B2 (ja) 棒材搬出入装置
JP4154672B2 (ja) パレット載置装置
JP4750941B2 (ja) ワーク加工搬送システム
KR100204099B1 (ko) 리이드 프레임 시이트 공급 장치
JP2571420Y2 (ja) 自動倉庫
JP2001187621A (ja) 搬送装置
JP3104452B2 (ja) 移載装置
JP2004018244A (ja) ローラーコンベヤ装置
JPH05711A (ja) 板材搬入用ローラ装置
JP2581619Y2 (ja) 搬送装置