JPH05711A - 板材搬入用ローラ装置 - Google Patents

板材搬入用ローラ装置

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Publication number
JPH05711A
JPH05711A JP17715891A JP17715891A JPH05711A JP H05711 A JPH05711 A JP H05711A JP 17715891 A JP17715891 A JP 17715891A JP 17715891 A JP17715891 A JP 17715891A JP H05711 A JPH05711 A JP H05711A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate material
roller
roller device
carrying
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP17715891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nakatani
秀之 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP17715891A priority Critical patent/JPH05711A/ja
Publication of JPH05711A publication Critical patent/JPH05711A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 板材搬送時の騒音を低減できる板材搬入用ロ
ーラ装置を提供する。 【構成】 ローラ装置10は、板材を載置するための回
転可能な複数のローラ19と、ローラ19に対して接近
・離反可能なサブフレーム20と、サブフレーム20に
循環可能に支持され各ローラ19上に当接し得るベルト
部材27とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ローラ装置、特に、板
材を板材加工機に搬入するための板材搬入用ローラ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】たとえば折曲げ機等の板材
加工機を含む板材加工ラインでは、板材加工機に板材を
搬入するためのローラ装置が設けられる。このローラ装
置は、板材を載置するための複数のローラを有してい
る。各ローラ端部にはスプロケットが装着されており、
各スプロケットにはチェーンが巻き掛けられている。ま
た、チェーンの一部は、駆動モータ側のスプロケットに
巻き掛けられている。
【0003】板材の搬入の際には、ローラ上に板材が載
置された状態から、駆動モータを駆動してチェーンを走
行させることにより、各ローラ端部のスプロケットを介
して各ローラを回転させる。これにより、ローラ上の板
材が板材加工機に搬入される。
【0004】一般に、板材の搬入時には、搬送される板
材はたとえば60m/min程度の速度で移動するが、
前記従来のローラ装置では、チェーン駆動により板材を
搬送するため、板材搬入時の騒音が大きい。
【0005】本発明の目的は、板材搬入時の騒音を低減
できる板材搬入用ローラ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る板材搬入用
ローラ装置は、板材を板材加工機に搬入するための装置
であって、板材を載置するための回転可能な複数のロー
ラと、フレームと、ベルト部材とを備えている。前記フ
レームは、前記ローラに対して接近・離反可能な部材で
ある。前記ベルト部材は、フレームに循環可能に支持さ
れ、前記ローラ上に当接し得る部材である。
【0007】
【作用】本発明に係る板材搬入用ローラ装置では、ロー
ラ上に板材が載置された状態から、フレームをローラに
接近させ、フレームに支持されたベルト部材をローラ上
に当接させる。次に、ベルト部材を循環させることによ
り、ベルト部材と当接する各ローラを回転させる。これ
により、ローラ上の板材が板材加工機に搬入される。
【0008】この場合には、ベルト部材の駆動によりロ
ーラを回転させて板材を搬送するので、板材搬入時の騒
音を低減できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例が採用された板材加
工ラインを示している。図1において、この加工ライン
には、板材加工機としての折曲げ機1が配置されてい
る。折曲げ機1は、板材に折曲げ加工を行うものであ
り、板材が載置されるワークテーブル2及び補助テーブ
ル3と、これらの上に載置された板材を保持しつつ加工
ヘッドB側へ板材を移動させるための移動機構4とを備
えている。なお、図示していないが、ワークテーブル2
上には、ワークテーブル2上の板材を図1の左右方向に
搬送させるための搬送機構が設けられている。この搬送
機構は、通常の加工時にはワークテーブル2の下方に没
入しており、出没可能となっている。
【0010】折曲げ機1の側方には、本発明の一実施例
によるローラ装置10が配置されている。ローラ装置1
0の詳細を図2に示す。このローラ装置10は、メイン
フレーム11を有している。メインフレーム11内に
は、チェーン12が循環可能に設けられている。チェー
ン12の両端は、メインフレーム11の両側部に配置さ
れたスプロケット13,14に巻き掛けられている。ス
プロケット13の回転軸端には小径のスプロケット15
が装着されている。一方、フレーム11上にはモータ1
6が設けられている。このモータ16の回転軸端に装着
されたスプロケット17とスプロケット15との間に
は、チェーン18が掛け渡されている。また、チェーン
12上の一部には複数のローラ19が所定間隔を隔てて
配設されており、各ローラ19はチェーン12上にそれ
ぞれ回転自在に支持されている。これらのローラ19の
ローラ面により板材載置面が形成される。また、モータ
16の駆動により、ベルト12のローラ19取付け部分
がプーリ13側に巻き取られることによって、メインフ
レーム11上部に、板材Wよりも大きな開口部11aが
形成されるようになっている。
【0011】メインフレーム11の下方には台車8が配
置されている。台車8上には、折曲げ機1に搬入するた
めの板材Wが積載されている。台車8の側方においてフ
レーム11上には、マグネットフロータ9が設けられて
いる。このマグネットフロータ9は、台車8上の板材W
を1枚ずつ分離するための装置である。
【0012】メインフレーム11内にはサブフレーム2
0が配置されている。サブフレーム20の両端部にはプ
ーリ21,22が、これらの間にはプーリ23,24が
それぞれ回転自在に支持されている。また、プーリ2
3,24間には、プーリ26の装着されたモータ25が
配置されている。各プーリ21,22,23,24,2
6にはベルト27が巻き掛けられている。また、プーリ
21,22間には複数のローラ28が配設されている。
各ローラ28は、それぞれサブフレーム20に回転自在
に支持されている。これにより、各ローラ19を回転駆
動するための駆動機構が構成されている。なお、図2で
は表されていないが、この駆動機構は、ローラ19の一
端側(紙面手前側)に配置されている。
【0013】また、メインフレーム11の上方には、支
持フレーム30a,30bが架設されている。支持フレ
ーム30a下部にはシリンダ31が固定されている。シ
リンダ31のピストンロッド31a先端はサブフレーム
20上部に固定されている。シリンダ31の両側方に
は、サブフレーム20の昇降をガイドするためのガイド
部材32が設けられている。ガイド部材32は、フレー
ム30a下部に固定されたガイド本体33と、これに昇
降自在に支持されたガイドロッド34とから構成されて
いる。ガイドロッド34先端はサブフレーム20上部に
固定されている。
【0014】フレーム30bには、台車8上の板材Wの
一端を吸着保持して持ち上げるための吸着装置40が設
けられている。この吸着装置40は、フレーム30bに
固定されたシリンダ41と、シリンダ41のピストンロ
ッド41a先端に連結された昇降台42と、昇降台42
下部に取り付けられた複数の吸着パッド43とを主に有
している。吸着パッド43は、たとえば、その一端がポ
ンプに接続されるバキュームパッドから構成される。ま
た、シリンダ41の両側方には、昇降台42の昇降をガ
イドするためのガイド部材44が設けられている。
【0015】折曲げ機1を挟んでローラ装置10と逆側
には、板材搬出用の搬出コンベア50が配置されてい
る。この板材加工ラインにはさらに制御部51が設けら
れている。制御部51は、CPU、ROM、RAM等か
ら構成されるマイクロコンピュータを有している。折曲
げ機1やローラ装置10、搬出コンベア50はこの制御
部51によって制御される。
【0016】次に、動作について説明する。板材搬入の
際には、搬入すべき板材Wが載置された台車8がメイン
フレーム11下方に配置され、かつサブフレーム20を
含む昇降機構が上方に退避した状態(図2)から、モー
タ16を駆動し、スプロケット17,15及びチェーン
18を介してチェーン12を図2の時計方向へ循環させ
る。これにより、ベルト12のローラ19取付け部分が
図2の左方へ移動してプーリ13に巻き取られる。この
結果、メインフレーム11上部に開口部11a(図1)
が形成される。
【0017】次に、吸着装置40のシリンダ41を駆動
してピストンロッド41aを突出させる。これにより、
昇降台42とともに吸着パッド43が開口部11aを通
って台車8上の最上位の板材W上に当接する。次に、吸
着パッド43により板材Wを吸着保持した状態で、シリ
ンダ41を駆動してピストンロッド41aを後退させ
る。これにより、吸着パッド43に吸着保持された板材
Wの一端が持ち上げられる。この状態からモータ16を
駆動してチェーン12を前記とは逆方向に走行させる。
すると、吸着パッド43により持ち上げられた板材Wの
裏面側へローラ19が入り込み、チェーン12の走行と
ともにローラ19が図2の右方へ移動する。この結果、
ローラ19上に板材Wが載置されることになる。なお、
吸着パッド43による吸着保持動作の際には、マグネッ
トフロータ9を作動させることにより、台車8上から板
材Wが1枚だけ持ち上げられるようにする。ローラ19
上に板材載置後、吸着パッド43を後退させる。
【0018】次に、シリンダ31を駆動してピストンロ
ッド31aを突出させ、サブフレーム20を下降させ
る。これにより、ベルト27が下方のローラ19上に当
接する。この結果、ベルト27は、各ローラ19及び2
8の間に挟持された状態となる。この状態から、モータ
25を駆動して、ベルト27を矢印方向に走行させる。
この結果、ベルト27と圧接する各ローラ19がそれぞ
れ図2の時計方向に回転する。これより、ローラ19上
に載置された板材Wが図2の右方に移動し、折曲げ機1
のワークテーブル2上に搬入される。
【0019】この場合には、ベルト27の走行によりロ
ーラ19を回転させて板材Wの搬送を行うので、チェー
ン駆動の場合に生じる噛み合い音もなく、板材搬送時の
騒音が低減される。
【0020】ワークテーブル2上に搬入された板材W
は、移動機構4により加工ヘッドB側へ移動し、加工ヘ
ッドBによる折曲げ加工が行われる。また、折曲げ加工
の終了した板材Wは、搬出コンベア50側へ搬出され
る。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る板材搬入用ローラ装置で
は、板材が載置されるローラ上に当接する循環可能なベ
ルト部材が設けられるので、板材搬送時の騒音を低減で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例が採用された板材加工ライン
の平面概略図。
【図2】前記実施例の正面概略図。
【符号の説明】
1 折曲げ機 10 ローラ装置 19 ローラ 20 サブフレーム 27 ベルト

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】板材を板材加工機に搬入するための板材搬
    入用ローラ装置であって、板材を載置するための回転可
    能な複数のローラと、前記ローラに対して接近・離反可
    能なフレームと、前記フレームに循環可能に支持され、
    前記ローラ上に当接し得るベルト部材と、を備えた板材
    搬入用ローラ装置。
JP17715891A 1991-06-21 1991-06-21 板材搬入用ローラ装置 Pending JPH05711A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17715891A JPH05711A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 板材搬入用ローラ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17715891A JPH05711A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 板材搬入用ローラ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05711A true JPH05711A (ja) 1993-01-08

Family

ID=16026198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17715891A Pending JPH05711A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 板材搬入用ローラ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05711A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4957079A (en) * 1988-12-03 1990-09-18 Mazda Motor Corporation Camshaft structure for double overhead camshaft engine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4957079A (en) * 1988-12-03 1990-09-18 Mazda Motor Corporation Camshaft structure for double overhead camshaft engine

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