JP2001130437A - 移動台車 - Google Patents

移動台車

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JP2001130437A
JP2001130437A JP35064899A JP35064899A JP2001130437A JP 2001130437 A JP2001130437 A JP 2001130437A JP 35064899 A JP35064899 A JP 35064899A JP 35064899 A JP35064899 A JP 35064899A JP 2001130437 A JP2001130437 A JP 2001130437A
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trolley
mobile trolley
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Fukashi Uragami
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Abstract

(57)【要約】 【目的】移動台車において、移動する方向と交差する方
向に容易に幅寄せ、すなわち横移動することが可能な移
動台車を提供する。 【構成】駆動車輪または無端軌条等の複数の移動手段を
備えたことにより走行面上を移動可能な移動台車におい
て、各々の移動手段は駆動源に連結されて駆動される駆
動移動手段として構成されており、該移動台車の移動方
向に向かって左右それぞれの側に少なくとも各2式の駆
動車輪あるいは各1式の無端軌条からなる駆動移動手段
群を備え、該駆動移動手段群と走行面との複数の接触部
分のうちの任意に選択された1つの接触部分を中心とし
て該移動台車が旋回可能なように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【技術分野】本発明は、移動台車において、移動する方
向と交差する方向に容易に幅寄せ、すなわち横移動する
ことが可能な移動台車に関する。
【従来技術】従来、ブルドーザや戦車などの移動台車に
は移動方向に向かって左右両側に、前進か後進かどちら
かの方向をそれぞれ任意に選択可能な駆動移動手段が具
備されており、よってその場において旋回することがで
きる。しかしながら、ブルドーザや戦車などの移動台車
には、次の通りの解決すべき欠点が存在する。即ち、上
述の移動台車は前進、後進やその場で旋回することは容
易にできるが、移動方向と交差する方向に幅寄せするこ
とにおいては、該幅寄せするために該移動台車の大きさ
を2倍以上上回る面積の場所を必要とし、かつ該幅寄せ
する移動手順も、旋回したり、前進したり、逆旋回した
り、後進したりと大変手間がかかる。
【発明の目的】本発明の目的は、駆動車輪または無端軌
条等の複数の移動手段を備え、かつ各々の移動手段は駆
動源に連結されて駆動される駆動移動手段として構成さ
れていることにより走行面上を移動可能な移動台車にお
いて、その移動する方向と交差する方向に容易に幅寄
せ、すなわち横移動せしめることを可能ならしめた移動
台車を提供することである。
【発明の要約】本発明によれば、駆動車輪または無端軌
条等の複数の移動手段を備えたことにより走行面上を移
動可能な移動台車において、各々の移動手段は駆動源に
連結されて駆動される駆動移動手段として構成されてお
り、該移動台車の移動方向に向かって左右それぞれの側
に少なくとも各2式の駆動車輪あるいは各1式の無端軌
条からなる駆動移動手段群を備え、該駆動移動手段群と
走行面との複数の接触部分のうちの任意に選択された1
つの接触部分を中心として該移動台車が旋回可能なよう
に構成されたことを特徴とする移動台車、が提供され
る。
【発明の好適具体例】以下、添付図面を参照して、本発
明に従って構成された装置の一具体例を説明する。第1
図及び第2図において、図示の移動台車は、その移動方
向の前方(矢印Fで示す)に向かって左右2個に分割さ
れたフレームを具備している。左フレーム18は、移動
方向に長く延びた形状でその素材を型鋼とするフレーム
主部181、フレーム主部181の端部に固定されかつ
駆動車輪22cの従動軸を保持する軸受部182、フレ
ーム主部181のもうひとつの端部に固定されかつ駆動
車輪22dの駆動軸を備えた減速機付電動モータ24
L、及び箱型の中央連結フレーム部183から構成され
ており、中央連結フレーム部183の左側面にはフレー
ム主部181が溶着され、また右側面には右フレーム1
6とヒンジピン19にてヒンジ連結されるためのヒンジ
ボス部184が溶着されている。また、中央連結フレー
ム部183の上面には中間トラニオン型流体圧シリンダ
80の支持ブラケット84を固定するためのブラケット
185が溶着されている。右フレーム16は、移動方向
に長く延びた形状でその素材を型鋼とするフレーム主部
161、フレーム主部161の端部に固定されかつ駆動
車輪22aの従動軸を保持する軸受部162、及びフレ
ーム主部161のもうひとつの端部に固定されかつ駆動
車輪22bの駆動軸を備えた減速機付電動モータ24R
から構成されており、フレーム主部161の側面には左
フレーム18とヒンジピン19にてヒンジ連結されるた
めのヒンジボス部163が溶着されている。また、フレ
ーム主部161の側面には中間トラニオン型流体圧シリ
ンダ80のピストンロッド82の先端部に装着されたク
レビス83をヒンジ連結するためのヒンジピン84を装
着する穴が設けられている。なお、図示の駆動車輪22
a、22b、22c、22dはポリウレタンゴム等の耐
摩耗材料が外周部に固着されたソリッドタイヤである。
また、駆動車輪22cと22dのそれぞれの回転軸には
スプロケットが固定されて該2個のスプロケットの間に
はローラチェーン26Lが懸架されており、駆動車輪2
2aと22bのそれぞれの回転軸には同じくスプロケッ
トが固定されて該2個のスプロケットの間にはローラチ
ェーン26Rが懸架されている。かくして第1図及び第
2図に図示の移動台車は、各個が駆動移動手段たる2個
の駆動車輪22c、22dを備えたひとつの駆動移動手
段群と、各個が駆動移動手段たる2個の駆動車輪22
a、22bを備えたもうひとつの駆動移動手段群の合計
2式の駆動移動手段群を具備している。また、流体圧シ
リンダ80のシリンダ部81は、支持ブラケット84に
ヒンジピン85にて装着されており、流体圧シリンダ8
0の動作により、ヒンジピン19を軸として左フレーム
18と右フレーム16がなす相対角度を任意に変更する
ことができる。なお、第4図は流体圧シリンダ80のピ
ストンロッド83が伸長して駆動車輪22aが走行面1
より離反した状態を図示しており、第5図は流体圧シリ
ンダ80のピストンロッド83が収縮して駆動車輪22
bが走行面1より離反した状態を図示している。ただ
し、第4図及び第5図は、走行面1が床面であり、かつ
移動台車の重心位置が第3図において格子斜線で示した
G1領域に在る時の移動台車の状態を図示している。す
なわち第3図において、paは駆動車輪22aと走行面
1との接触部、pbは駆動車輪22bと走行面1との接
触部、pcは駆動車輪22cと走行面1との接触部、p
dは駆動車輪22dと走行面1との接触部を示し、また
ccはpaとpdを結ぶ直線とpbとpcを結ぶ直線の
2本の直線の交点を示しており、G1領域はpcとp
d、pcとcc、pdとccをそれぞれ結ぶ3本の直線
に囲まれた領域を示している。なお、平行斜線で示した
G2領域はpbとpd、pbとcc、pdとccをそれ
ぞれ結ぶ3本の直線に囲まれた領域を示しているが、走
行面1が床面であり、かつ移動台車の重心位置がG2領
域に在る時の移動台車の状態を第6図及び第7図に図示
している。すなわち、第6図は流体圧シリンダ80のピ
ストンロッド83が伸長して駆動車輪22aが走行面1
より離反した状態を図示しており、第7図は流体圧シリ
ンダ80のピストンロッド83が収縮して駆動車輪22
cが走行面1より離反した状態を図示している。かくの
通りの移動台車は、床面等の走行面において各種の作業
を実施する移動台車において、移動する方向と交差する
方向に容易に幅寄せ、すなわち横移動することが可能な
移動台車として好都合に用いることができる。また特許
第1323843号に開示されているような、壁面等の
走行面に真空吸着し該走行面に沿って移動可能な機能を
備えた移動台車にも本発明を適用することができる。例
えば、船体、各種タンクやビルディング等の大型構造物
の表面の旧塗膜剥離作業や塗装作業、更には船底の水中
クリーニング作業を実施する移動台車において、移動す
る方向と交差する方向に容易に幅寄せ、すなわち横移動
することが可能な移動台車として好都合に用いることが
できる。次に、上述した装置の作用効果について説明す
る。第1図において、移動台車の減速機付電動モータ2
4L及び24Rを作動せしめて駆動車輪22c及び22
dと駆動車輪22a及び22bを同方向に回転駆動する
と、移動台車は走行面1に沿って直進(矢印Fで示す前
進または矢印Rで示す後進)し、また車輪22c及び2
2dと車輪22a及び22bを逆方向に回転駆動する
と、移動台車はその中心軸線の回りを旋回(左旋回また
は右旋回)して所望の方向に向けられる。第3図は本発
明における移動台車の旋回動作の一例を説明する図であ
り、流体圧シリンダ80のピストンロッド83が伸長し
て駆動車輪22aが走行面1より離反した状態の移動台
車を図示するものであるが、該第3図において、減速機
付電動モータ24Rを停止させた状態のまま左側の駆動
移動手段群が矢印A方向へ動くように減速機付電動モー
タ24Lを回転駆動せしめると、移動台車の中心部は駆
動車輪22bと走行面1との接触部pbを旋回中心とし
て矢印Cの方向へ右旋回する。なお、Pは移動台車の旋
回動作の中心を示し、矢印Bは走行面1から離反した駆
動車輪の旋回方向を示している。第8図は、走行面1が
床面であり、かつ移動台車の重心位置が第3図において
格子斜線で示したG1領域に在る時の移動台車の右横移
動の移動手順を図示し、第9図は、走行面1が床面であ
り、かつ移動台車の重心位置が第3図において格子斜線
で示したG1領域に在る時の移動台車の左横移動の移動
手順を図示するものである。第10図は、走行面1が床
面であり、かつ移動台車の重心位置が第3図において平
行斜線で示したG2領域に在る時の移動台車の右横移動
の第1例の移動手順を図示し、第11図は、走行面1が
床面であり、かつ移動台車の重心位置が第3図において
平行斜線で示したG2領域に在る時の移動台車の右横移
動の第2−1例の移動手順を図示し、第12図は、走行
面1が床面であり、かつ移動台車の重心位置が第3図に
おいて平行斜線で示したG2領域に在る時の移動台車の
右横移動の第2−2例の移動手順を図示し、第13図
は、走行面1が床面であり、かつ移動台車の重心位置が
第3図において平行斜線で示したG2領域に在る時の移
動台車の右横移動の第2−3例の移動手順を図示し、第
14図は、走行面1が床面であり、かつ移動台車の重心
位置が第3図において平行斜線で示したG2領域に在る
時の移動台車の左横移動の第2−1例の移動手順を図示
し、第15図は、走行面1が床面であり、かつ移動台車
の重心位置が第3図において平行斜線で示したG2領域
に在る時の移動台車の左横移動の第2−2例の移動手順
を図示し、第16図は、走行面1が床面であり、かつ移
動台車の重心位置が第3図において平行斜線で示したG
2領域に在る時の移動台車の左横移動の第2−3例の移
動手順を図示するものである。なお、第8図乃至第16
図において、座標軸X0とY0は移動台車の横移動すな
わち幅寄せの状況を理解するための指標として付記され
たものである。また、第8図乃至第16図の各々の図面
を構成する、移動台車の横移動すなわち幅寄せ動作の時
系列の移動手順を図示する複数の移動手順図において、
各移動手順図に表示されている移動台車の姿勢は、その
移動手順時における幅寄せ動作を開始する直前の姿勢を
示し、矢印Aは回転駆動される駆動移動手段群が回転駆
動せしめられる方向を示し、矢印Cは移動台車の中央部
分が移動する方向を示し、矢印Bは走行面1から離反し
た駆動車輪が移動する方向を示し、Pは移動台車の旋回
動作の旋回中心を示している。なお、第1図において、
走行面1が壁面であり、移動台車が矢印Fを上方、矢印
Rを下方として走行面1へ吸着しかつ走行面1に沿って
移動する機能を有している場合においては、移動台車へ
作用する吸着力は移動台車の中央部分に対して走行面1
の方向へ押し付ける力を付与するが、一方、移動台車の
自重は移動台車の中央部分に対して矢印Rの方向へ押し
下げる力を付与し、よって前方(上方)の駆動車輪22
a、22cは後方(下方)の駆動車輪22b、22dと
比較して走行面1より離反しやすい状態にある。よっ
て、壁面上における移動台車の横移動すなわち幅寄せ時
の移動手順を考える時、その場合の条件は、走行面1が
床面であり、かつ重心位置がG2領域に在る移動台車の
横移動すなわち幅寄せの場合の条件と同等とみなしてよ
い。よって、第10図乃至第16図においては、走行面
1を壁面としてみなすこともできるものである。以下、
第8図における移動台車の右横移動すなわち幅寄せ動作
の時系列の移動手順を説明する。図(1)において、駆
動車輪22cと駆動車輪22dが矢印Aの方向に移動す
るよう回転駆動されると、移動台車は、回転駆動されな
い駆動車輪22bと走行面1との接触部Pを旋回の中心
として右旋回し、図(2)の位置で停止する。図(2)
において、駆動車輪22cと駆動車輪22dが矢印Aの
方向に移動するよう回転駆動されると、移動台車は、回
転駆動されない駆動車輪22aと走行面1との接触部P
を旋回の中心として左旋回し、図(3)の位置で停止す
る。図(3)において、駆動車輪22cと駆動車輪22
dが矢印Aの方向に移動するよう回転駆動されると、移
動台車は、回転駆動されない駆動車輪22bと走行面1
との接触部Pを旋回の中心として右旋回し、図(4)の
位置で停止する。なお、図(4)は移動台車の横移動す
なわち幅寄せ動作が完了した移動台車の位置を示してい
る。以下、第9図における移動台車の左横移動すなわち
幅寄せ動作の時系列の移動手順を説明する。図(1)に
おいて、駆動車輪22cと駆動車輪22dが矢印Aの方
向に移動するよう回転駆動されると、移動台車は、回転
駆動されない駆動車輪22bと走行面1との接触部Pを
旋回の中心として左旋回し、図(2)の位置で停止す
る。図(2)において、駆動車輪22cと駆動車輪22
dが矢印Aの方向に移動するよう回転駆動されると、移
動台車は、回転駆動されない駆動車輪22aと走行面1
との接触部Pを旋回の中心として右旋回し、図(3)の
位置で停止する。図(3)において、駆動車輪22cと
駆動車輪22dが矢印Aの方向に移動するよう回転駆動
されると、移動台車は、回転駆動されない駆動車輪22
bと走行面1との接触部Pを旋回の中心として左旋回
し、図(4)の位置で停止する。なお、図(4)は移動
台車の横移動すなわち幅寄せ動作が完了した移動台車の
位置を示している。以下、第10図における移動台車の
右横移動すなわち幅寄せ動作の時系列の移動手順を説明
する。図(1)において、駆動車輪22cと駆動車輪2
2dが矢印Aの方向に移動するよう回転駆動されると、
移動台車は、回転駆動されない駆動車輪22bと走行面
1との接触部Pを旋回の中心として右旋回し、図(2)
の位置で停止する。図(2)において、駆動車輪22a
と駆動車輪22bが矢印Aの方向に移動するよう回転駆
動されると、移動台車は、回転駆動されない駆動車輪2
2dと走行面1との接触部Pを旋回の中心として左旋回
し、図(3)の位置で停止する。図(3)において、駆
動車輪22cと駆動車輪22dが矢印Aの方向に移動す
るよう回転駆動されると、移動台車は、回転駆動されな
い駆動車輪22bと走行面1との接触部Pを旋回の中心
として左旋回し、図(4)の位置で停止する。図(4)
において、駆動車輪22aと駆動車輪22bが矢印Aの
方向に移動するよう回転駆動されると、移動台車は、回
転駆動されない駆動車輪22dと走行面1との接触部P
を旋回の中心として右旋回し、図(5)の位置で停止す
る。なお、図(5)は移動台車の横移動すなわち幅寄せ
動作が完了した移動台車の位置を示している。以上の説
明及び第10図の図面で容易に理解されるように、走行
面1が床面であり、かつ移動台車の重心位置が第3図に
おいて平行斜線で示したG2領域に在る時の移動台車の
右横移動の第1例においては、幅寄せを完了するために
4つの手順が必要であり、また幅寄せできる距離もかな
り短いことが理解される。そこで、第11図乃至第16
図においては、走行面1が床面であり、かつ移動台車の
重心位置が第3図において平行斜線で示したG2領域に
在る時の移動台車の右横移動の第2例及び左横移動の第
2例を提案する。第11図乃至第16図に図示の各移動
手順においては、幅寄せを完了するために3つの手順で
済み、また幅寄せできる距離もより長くできる。以上、
第10図においては、走行面1が床面であり、かつ移動
台車の重心位置が第3図において平行斜線で示したG2
領域に在る時の移動台車の右横移動の第1例の移動手順
を図示したが、走行面1が床面であり、かつ移動台車の
重心位置が第3図において平行斜線で示したG2領域に
在る時の移動台車の左横移動の第1例の移動手順につい
ては、第10図の右横移動の第1例の移動手順の説明か
ら容易に理解されるものであるので、説明を省略する。
以下、第11図における移動台車の右横移動すなわち幅
寄せ動作の時系列の移動手順を説明する。図(1)にお
いて、駆動車輪22cと駆動車輪22dが矢印Aの方向
に移動するよう回転駆動されると、移動台車は、回転駆
動されない駆動車輪22bと走行面1との接触部Pを旋
回の中心として右旋回し、図(2)の位置で停止する。
図(2)において、駆動車輪22cと駆動車輪22dが
矢印Aの方向に移動するよう回転駆動され、同時に、駆
動車輪22aと駆動車輪22bが矢印Aの方向に移動す
るよう回転駆動されると、移動台車は、移動台車の中央
部分に在るPを旋回の中心として矢印Cの方向に左旋回
し、図(3)の位置で停止する。図(3)において、駆
動車輪22aと駆動車輪22bが矢印Aの方向に移動す
るよう回転駆動されると、移動台車は、回転駆動されな
い駆動車輪22dと走行面1との接触部Pを旋回の中心
として右旋回し、図(4)の位置で停止する。なお、図
(4)は移動台車の横移動すなわち幅寄せ動作が完了し
た移動台車の位置を示している。以下、第12図におけ
る移動台車の右横移動すなわち幅寄せ動作の時系列の移
動手順を説明する。図(1)において、駆動車輪22a
と駆動車輪22bが矢印Aの方向に移動するよう回転駆
動されると、移動台車は、回転駆動されない駆動車輪2
2dと走行面1との接触部Pを旋回の中心として右旋回
し、図(2)の位置で停止する。図(2)において、駆
動車輪22cと駆動車輪22dが矢印Aの方向に移動す
るよう回転駆動され、同時に、駆動車輪22aと駆動車
輪22bが矢印Aの方向に移動するよう回転駆動される
と、移動台車は、移動台車の中央部分に在るPを旋回の
中心として矢印Cの方向に左旋回し、図(3)の位置で
停止する。図(3)において、駆動車輪22cと駆動車
輪22dが矢印Aの方向に移動するよう回転駆動される
と、移動台車は、回転駆動されない駆動車輪22bと走
行面1との接触部Pを旋回の中心として右旋回し、図
(4)の位置で停止する。なお、図(4)は移動台車の
横移動すなわち幅寄せ動作が完了した移動台車の位置を
示している。以下、第13図における移動台車の右横移
動すなわち幅寄せ動作の時系列の移動手順を説明する。
図(1)において、駆動車輪22aと駆動車輪22bが
矢印Aの方向に移動するよう回転駆動されると、移動台
車は、回転駆動されない駆動車輪22dと走行面1との
接触部Pを旋回の中心として右旋回し、図(2)の位置
で停止する。図(2)において、駆動車輪22cと駆動
車輪22dが矢印Aの方向に移動するよう回転駆動さ
れ、同時に、駆動車輪22aと駆動車輪22bが矢印A
の方向に移動するよう回転駆動されると、移動台車は、
移動台車の中央部分に在るPを旋回の中心として矢印C
の方向に左旋回し、図(3)の位置で停止する。図
(3)において、駆動車輪22aと駆動車輪22bが矢
印Aの方向に移動するよう回転駆動されると、移動台車
は、回転駆動されない駆動車輪22dと走行面1との接
触部Pを旋回の中心として右旋回し、図(4)の位置で
停止する。なお、図(4)は移動台車の横移動すなわち
幅寄せ動作が完了した移動台車の位置を示している。以
下、第14図における移動台車の左横移動すなわち幅寄
せ動作の時系列の移動手順を説明する。図(1)におい
て、駆動車輪22aと駆動車輪22bが矢印Aの方向に
移動するよう回転駆動されると、移動台車は、回転駆動
されない駆動車輪22dと走行面1との接触部Pを旋回
の中心として左旋回し、図(2)の位置で停止する。図
(2)において、駆動車輪22cと駆動車輪22dが矢
印Aの方向に移動するよう回転駆動され、同時に、駆動
車輪22aと駆動車輪22bが矢印Aの方向に移動する
よう回転駆動されると、移動台車は、移動台車の中央部
分に在るPを旋回の中心として矢印Cの方向に右旋回
し、図(3)の位置で停止する。図(3)において、駆
動車輪22cと駆動車輪22dが矢印Aの方向に移動す
るよう回転駆動されると、移動台車は、回転駆動されな
い駆動車輪22bと走行面1との接触部Pを旋回の中心
として左旋回し、図(4)の位置で停止する。なお、図
(4)は移動台車の横移動すなわち幅寄せ動作が完了し
た移動台車の位置を示している。以下、第15図におけ
る移動台車の左横移動すなわち幅寄せ動作の時系列の移
動手順を説明する。図(1)において、駆動車輪22c
と駆動車輪22dが矢印Aの方向に移動するよう回転駆
動されると、移動台車は、回転駆動されない駆動車輪2
2bと走行面1との接触部Pを旋回の中心として左旋回
し、図(2)の位置で停止する。図(2)において、駆
動車輪22cと駆動車輪22dが矢印Aの方向に移動す
るよう回転駆動され、同時に、駆動車輪22aと駆動車
輪22bが矢印Aの方向に移動するよう回転駆動される
と、移動台車は、移動台車の中央部分に在るPを旋回の
中心として矢印Cの方向に右旋回し、図(3)の位置で
停止する。図(3)において、駆動車輪22aと駆動車
輪22bが矢印Aの方向に移動するよう回転駆動される
と、移動台車は、回転駆動されない駆動車輪22dと走
行面1との接触部Pを旋回の中心として左旋回し、図
(4)の位置で停止する。なお、図(4)は移動台車の
横移動すなわち幅寄せ動作が完了した移動台車の位置を
示している。以下、第16図における移動台車の左横移
動すなわち幅寄せ動作の時系列の移動手順を説明する。
図(1)において、駆動車輪22cと駆動車輪22dが
矢印Aの方向に移動するよう回転駆動されると、移動台
車は、回転駆動されない駆動車輪22bと走行面1との
接触部Pを旋回の中心として左旋回し、図(2)の位置
で停止する。図(2)において、駆動車輪22cと駆動
車輪22dが矢印Aの方向に移動するよう回転駆動さ
れ、同時に、駆動車輪22aと駆動車輪22bが矢印A
の方向に移動するよう回転駆動されると、移動台車は、
移動台車の中央部分に在るPを旋回の中心として矢印C
の方向に右旋回し、図(3)の位置で停止する。図
(3)において、駆動車輪22cと駆動車輪22dが矢
印Aの方向に移動するよう回転駆動されると、移動台車
は、回転駆動されない駆動車輪22bと走行面1との接
触部Pを旋回の中心として左旋回し、図(4)の位置で
停止する。なお、図(4)は移動台車の横移動すなわち
幅寄せ動作が完了した移動台車の位置を示している。次
に、第17図及び第18図に図示の移動台車について説
明すると、該移動台車は、第1図及び第2図に図示の移
動台車と異なり、ヒンジピン19を軸として左フレーム
18と右フレーム16がなす相対角度を任意に変更する
ための流体圧シリンダ80を具備していない。よって、
第17図及び第18図に図示の移動台車においては、そ
の駆動車輪は走行面1より離反することはできないが、
軸受部182と軸受部162のそれぞれに固定された振
動手段7Lと振動手段7Rの作用により、駆動車輪22
cと走行面1との摩擦抵抗及び駆動車輪22aと走行面
1との摩擦抵抗を任意に低減せしめることができる。図
示の振動手段7L、7Rは公知の空圧式のピストンバイ
ブレータであるが、各々のピストンバイブレータのピス
トンロッド71は軸受部182と軸受部162のそれぞ
れに固定されており、圧縮空気の作用によりシリンダ7
2が自動的に短い周期で往復運動を行い振動を発生させ
るよう構成されている。なお該振動手段については、図
示の空圧式ピストンバイブレータの代わりに、回転式バ
イブレータ等の公知の振動手段を用いてもよい。なお、
第17図及び第18図に図示の移動台車は、上述の構成
を除くその他の構成は第1図及び第2図に図示する移動
台車の構成と同一である。以下、第17図において、振
動手段7Rの作用効果の具体例をあげて振動手段7Rと
7Lの作用効果を説明する。すなわち、振動手段7Rが
振動している状態に在る移動台車において、駆動車輪2
2cと駆動車輪22dが矢印Aの方向に移動するよう回
転駆動されると、この時、駆動車輪22aは振動してい
る振動手段7aの作用により振動し駆動車輪22aと壁
面1との摩擦力が低減せしめられているので、駆動車輪
22aは矢印Bに示す方向に移動する。すなわち容易に
理解される如く、上述のように振動手段を具備された移
動台車においては第1図及び第2図に図示の移動台車と
同様の幅寄せ動作を行うことができる。以上に、第1図
及び第2図に図示の移動台車に具備された流体圧シリン
ダ80の代わりに振動手段7L及び7Rを備えた移動台
車の一具体例について説明を行ったが、本発明はかかる
具体例に限定されるものではなく、本発明の範囲から逸
脱することなく更に種々の変形或いは修正を加えること
が可能である。すなわち、第17図及び第18図に図示
の移動台車においては、移動台車の移動方向に向かって
左右それぞれの側に備えられた各駆動移動手段群と走行
面との複数の接触部分のうち、任意に選択された1つの
接触部分を除き他の接触部分の摩擦抵抗が任意に低減さ
れるように構成されたことが重要である。例えば、該接
触部分の摩擦抵抗を任意に低減せしめる他の方法として
は、第17図に図示の移動台車において、仮に、駆動車
輪22aが減速機付電動モータ24Rによりローラチェ
ーン26Rを介して駆動される代わりに駆動車輪22a
用の独立した減速機付電動モータ(図示せず)を備えて
いた場合において、該駆動車輪22aを静止している他
の駆動車輪22bの方向へ移動しようとする方向へ駆動
せしめれば該駆動車輪22aはその場で空転する。すな
わち、静止摩擦抵抗より動摩擦抵抗の方が摩擦抵抗が小
さいので、該空転の作用により駆動車輪22aと壁面1
との摩擦力が低減せしめられるものである。次に、第1
9図及び第20図に図示の移動台車について説明する
と、該移動台車は、第1図及び第2図に図示の移動台車
と異なり、ヒンジピン19を軸として左フレーム18と
右フレーム16がなす相対角度を任意に変更するための
流体圧シリンダ80を具備していない。よって、第19
図及び第20図に図示の移動台車においては、その駆動
車輪を走行面1より離反せしめるため、走行面1の方向
へ任意に出入り可能でかつ移動台車の移動方向と交差す
る方向へ移動可能な従動車輪を備える従動移動手段5L
及び5Rを具備している。従動移動手段5L及び5Rの
各々は、両ロッド形式のエアシリンダ55と、該エアシ
リンダ55のピストンロッド54の走行面1の側の端部
に固定された車輪支持金具53と、従動車輪52と、車
軸51により構成されている。なお図示のエアシリンダ
55はそのピストンロッドが回転するのを防止する機構
をそれ自体備える形式のもので公知のエアシリンダであ
る。よって車軸51の向きは本移動台車の移動方向に対
して常に直角に交差している。なお、第19図及び第2
0図に図示の移動台車は、上述の構成を除くその他の構
成は第1図及び第2図に図示する移動台車の構成と同一
である。以下、第20図において、従動移動手段5Rの
作用効果の具体例をあげて従動移動手段5L及び5Rの
作用効果を説明する。すなわち、従動移動手段5Rにお
いて、エアシリンダ55のピストンロッド54が走行面
1の方向へ伸びて従動車輪52を突き出し、よって駆動
車輪22aが走行面1より離反した状態に在る移動台車
において、駆動車輪22cと駆動車輪22dが矢印Aの
方向に移動するよう回転駆動されると、走行面1より離
反した状態に在る駆動車輪22aは矢印Bに示す方向に
移動する。すなわち容易に理解される如く、上述のよう
に従動移動手段を具備された移動台車においては第1図
及び第2図に図示の移動台車と同様の幅寄せ動作を行う
ことができる。なお、以上に述べた本発明の具体例にお
いては、2式の駆動移動手段すなわち2式の駆動車輪か
ら構成された駆動移動手段群を、移動台車の移動方向に
向かって左右それぞれの側に、各1式具備しているが、
各駆動移動手段群においては2式の駆動車輪に代えて1
式または3式以上の駆動車輪を備えてもよく、さらに駆
動移動手段群としてそれ自体周知のエンドレストラック
すなわち無端軌条を用いてもよい。なお、該具体例の駆
動移動手段群においては、移動台車の移動方向と平行な
同一の直線上に2式の駆動車輪を配置しているが、該駆
動移動手段群が複数の駆動移動手段から構成されている
場合の各駆動移動手段の配置については必ずしも移動台
車の移動方向と平行な同一の直線上に配置される必要は
なく、移動方向の軸線からそれぞれ位置をずらして配置
されてもよい。以上、添付図面を参照して本発明に従っ
て構成された装置の好適実施例について詳細に説明した
が、本発明はかかる実施例に限定されるものではなく、
本発明の範囲から逸脱することなく更に種々の変形或い
は修正を加えることが可能であることは多言を要しな
い。また、本発明の適用例についても、かかる実施例に
限定されるものではなく、種々の床面を走行する移動台
車や、壁面に吸着し且つ該壁面に沿って走行する移動台
車に適用することができる。
【発明の効果】従来、ブルドーザや戦車などの移動台車
や、走行面に真空吸着し該走行面に沿って走行可能な移
動台車においては、前進、後進やその場で旋回すること
は容易にできるが、移動方向と交差する方向に幅寄せす
ることにおいては、該幅寄せするために該移動台車の大
きさを2倍以上上回る面積の場所を必要とし、かつ該幅
寄せする移動手順も、旋回したり、前進したり、逆旋回
したり、後進したりと大変手間がかかるものであった。
しかしながら本発明の移動台車においては、走行する方
向と交差する方向に容易に幅寄せ、すなわち横移動する
ことが可能であるため、幅寄せするための場所が最小面
積で済む利点が有り、また幅寄せするための時間が最小
時間で済む利点が有る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に従って構成された移動台車の一具体
例を示す平面図。第2図は、第1図の移動台車の右側面
図。第3図は、第1図の移動台車の旋回動作の一例と移
動台車の重心位置を説明する平面図。第4図は、走行面
1が床面であり、かつ移動台車の重心位置が第3図にお
いて格子斜線で示したG1領域に在る時に、流体圧シリ
ンダ80のピストンロッド83が伸長して駆動車輪22
aが走行面1より離反した状態を図示する右側面図。第
5図は、走行面1が床面であり、かつ移動台車の重心位
置が第3図において格子斜線で示したG1領域に在る時
に、流体圧シリンダ80のピストンロッド83が収縮し
て駆動車輪22bが走行面1より離反した状態を図示す
る右側面図。第6図は、走行面1が床面であり、かつ移
動台車の重心位置がG2領域に在る時に、流体圧シリン
ダ80のピストンロッド83が伸長して駆動車輪22a
が走行面1より離反した状態を図示する右側面図。第7
図は、走行面1が床面であり、かつ移動台車の重心位置
がG2領域に在る時に、流体圧シリンダ80のピストン
ロッド83が収縮して駆動車輪22cが走行面1より離
反した状態を図示する右側面図。第8図は、走行面1が
床面であり、かつ移動台車の重心位置が第3図において
格子斜線で示したG1領域に在る時の移動台車の右横移
動の移動手順を図示する説明図。第9図は、走行面1が
床面であり、かつ移動台車の重心位置が第3図において
格子斜線で示したG1領域に在る時の移動台車の左横移
動の移動手順を図示する説明図。第10図は、走行面1
が床面であり、かつ移動台車の重心位置が第3図におい
て平行斜線で示したG2領域に在る時の移動台車の右横
移動の第1例の移動手順を図示する説明図。第11図
は、走行面1が床面であり、かつ移動台車の重心位置が
第3図において平行斜線で示したG2領域に在る時の移
動台車の右横移動の第2−1例の移動手順を図示する説
明図。第12図は、走行面1が床面であり、かつ移動台
車の重心位置が第3図において平行斜線で示したG2領
域に在る時の移動台車の右横移動の第2−2例の移動手
順を図示する説明図。第13図は、走行面1が床面であ
り、かつ移動台車の重心位置が第3図において平行斜線
で示したG2領域に在る時の移動台車の右横移動の第2
−3例の移動手順を図示する説明図。第14図は、走行
面1が床面であり、かつ移動台車の重心位置が第3図に
おいて平行斜線で示したG2領域に在る時の移動台車の
左横移動の第2−1例の移動手順を図示する説明図。第
15図は、走行面1が床面であり、かつ移動台車の重心
位置が第3図において平行斜線で示したG2領域に在る
時の移動台車の左横移動の第2−2例の移動手順を図示
する説明図。第16図は、走行面1が床面であり、かつ
移動台車の重心位置が第3図において平行斜線で示した
G2領域に在る時の移動台車の左横移動の第2−3例の
移動手順を図示する説明図。第17図は、第1図及び第
2図に図示の移動台車に具備された流体圧シリンダ80
の代わりに振動手段7L及び7Rを備えた移動台車の一
具体例を示す平面図。第18図は、第17図の移動台車
の右側面図。第19図は、第1図及び第2図に図示の移
動台車に具備された流体圧シリンダ80の代わりに従動
移動手段5L及び5Rを備えた移動台車の一具体例を示
す平面図。第20図は、第19図の移動台車の右側面
図。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動車輪または無端軌条等の複数の移動手
    段を備えたことにより走行面上を移動可能な移動台車に
    おいて、各々の移動手段は駆動源に連結されて駆動され
    る駆動移動手段として構成されており、該移動台車の移
    動方向に向かって左右それぞれの側に少なくとも各2式
    の駆動車輪あるいは各1式の無端軌条からなる駆動移動
    手段群を備え、該駆動移動手段群と走行面との複数の接
    触部分のうちの任意に選択された1つの接触部分を中心
    として該移動台車が旋回可能なように構成されたことを
    特徴とする移動台車。
  2. 【請求項2】移動台車の移動方向に向かって左右それぞ
    れの側に備えられた各駆動移動手段群と走行面との複数
    の接触部分のうち、任意に選択された1つの接触部分を
    除き他の接触部分は接触するのを回避されるように構成
    されたことを特徴とする、請求項1に記載の移動台車。
  3. 【請求項3】各駆動移動手段においてその走行面と接触
    する部分が走行面の方向に任意に出入り可能なように構
    成されたことを特徴とする、請求項2に記載の移動台
    車。
  4. 【請求項4】移動台車が左右2個のフレームと、該2個
    のフレームをヒンジ連結するヒンジ部から構成され、各
    々のフレームには駆動移動手段群が具備されたことを特
    徴とする、請求項3に記載の移動台車。
  5. 【請求項5】2個のフレームがなす相対角度を任意に変
    更可能なように流体圧シリンダ等のアクチュエータが装
    備されたことを特徴とする、請求項4に記載の移動台
    車。
  6. 【請求項6】移動台車の移動方向に向かって左右それぞ
    れの側に備えられた各駆動移動手段群と走行面との複数
    の接触部分のうち、任意に選択された1つの接触部分を
    除き他の接触部分が接触するのを回避するため、移動台
    車の旋回を阻害しない自由走行が可能な従動車輪等の従
    動移動手段を任意に走行面に接触せしめ、よって接触す
    るのを回避したい接触部分を走行面から離反せしめるよ
    う構成されたことを特徴とする、請求項2に記載の移動
    台車。
  7. 【請求項7】移動台車の移動方向に向かって左右それぞ
    れの側に備えられた各駆動移動手段群と走行面との複数
    の接触部分のうち、任意に選択された1つの接触部分を
    除き他の接触部分の摩擦抵抗が任意に低減されるように
    構成されたことを特徴とする、請求項1に記載の移動台
    車。
  8. 【請求項8】移動台車の移動方向に向かって左右それぞ
    れの側に備えられた各駆動移動手段群と走行面との複数
    の接触部分のうち、任意に選択された1つの接触部分を
    除き他の接触部分の摩擦抵抗が任意に低減されるように
    ピストンバイブレータ等の振動装置が装備されたことを
    特徴とする、請求項7に記載の移動台車。
  9. 【請求項9】移動台車をその本来の移動方向と交差する
    方向へ横移動せしめる場合の移動手順において、第1手
    順として、移動台車の移動方向に向かって左右それぞれ
    の側に備えられた各駆動移動手段群と走行面との複数の
    接触部分のうち、任意に選択された1つの接触部分を旋
    回中心として、移動台車の中央部分が横移動せしめたい
    方向へ横移動するよう移動台車を旋回せしめ、第2手順
    として、移動台車の移動方向に向かって左右それぞれの
    側に備えられた各駆動移動手段群と走行面との複数の接
    触部分のうち、第1手順にて選択された1つの接触部分
    を除く他の任意の1つの接触部分を旋回中心として、移
    動台車の中央部分が横移動せしめたい方向へ横移動する
    よう移動台車を旋回せしめ、よって移動台車をその本来
    の移動方向と交差する方向へ横移動せしめることが可能
    な請求項1乃至請求項8に記載の移動台車。
  10. 【請求項10】移動台車をその本来の移動方向と交差す
    る方向へ横移動せしめる場合の移動手順において、第1
    手順として、移動台車の移動方向に向かって左右それぞ
    れの側に備えられた各駆動移動手段群と走行面との複数
    の接触部分のうち、任意に選択された1つの接触部分を
    旋回中心として、移動台車の中央部分が横移動せしめた
    い方向へ横移動するよう移動台車を旋回せしめ、第2手
    順として、移動台車の中央部分を旋回中心として、かつ
    第1手順の旋回方向と逆方向へ移動台車を旋回せしめ、
    第3手順として、移動台車の移動方向に向かって左右そ
    れぞれの側に備えられた各駆動移動手段群と走行面との
    複数の接触部分のうち、任意に選択された1つの接触部
    分を旋回中心として、かつ第2手順の旋回方向と逆方向
    へ移動台車を旋回せしめ、よって移動台車をその本来の
    移動方向と交差する方向へ横移動せしめることが可能な
    請求項1乃至請求項8に記載の移動台車。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015081045A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 みのる産業株式会社 走行車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015081045A (ja) * 2013-10-23 2015-04-27 みのる産業株式会社 走行車両

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