JP2001130253A - 自動車のウインドレギュレータ - Google Patents

自動車のウインドレギュレータ

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JP2001130253A
JP2001130253A JP31505899A JP31505899A JP2001130253A JP 2001130253 A JP2001130253 A JP 2001130253A JP 31505899 A JP31505899 A JP 31505899A JP 31505899 A JP31505899 A JP 31505899A JP 2001130253 A JP2001130253 A JP 2001130253A
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Haruhiko Fujiwara
東彦 藤原
Jiro Maeda
二郎 前田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウインドガラスを固定したキャリアをガイド
レールに沿って移動可能に支持した自動車のウインドレ
ギュレータにおいて、部品点数を少なくしてコスト及び
重量の低下を図る。 【解決手段】 車体を構成するパネルに装着されるモジ
ュールプレート1の一部を切り起し成形してガイドレー
ル3を構成し、ガイドレールを別途に取付ける必要を無
くした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車のウインドレ
ギュレータに関し、特にモジュールプレートに設置した
状態で車体を構成するパネルに装着するようにしたウイ
ンドレギュレータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウインドレギュレータとしては、例えば
特開平10−114219号公報に開示されているよう
に、ウインドガラスが固定されるキャリアをガイドレー
ルに沿って移動自在に支持し、キャリアをガイドレール
に沿って張設したケーブルやテープに結合し、ケーブル
やテープを駆動手段にて移動駆動するように構成したも
のが知られている。
【0003】さらに、図5に示すようなレギュレータ組
立体21を構成し、これをモジュールプレート(図示せ
ず)に固定設置し、このモジュールプレートをドアパネ
ルのインナパネルに形成した開口部に装着することによ
り組立性やメンテナンス性の向上を図ったものも知られ
ている。
【0004】図5において、レギュレータ組立体21
は、ガイドレール22と、ガイドレール22に沿って移
動自在に支持されるとともにウインドガラスが固定され
るキャリア23と、キャリア23に結合されたケーブル
24を移動駆動する駆動手段25にて構成されている。
駆動手段25にて移動駆動されるケーブル24は、アウ
タチューブ27に挿通されてガイドレール22の両端部
に配設されたガイドローラ26に向けて案内され、これ
らガイドローラ26、26間でガイドレール22に沿っ
て張設され、キャリア23が固定されている。28はガ
イドレール22の両端近傍に設けられたモジュールプレ
ートに対する取付部である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、モジュール
プレートに対して、図5に示したようなレギュレータ組
立体21を設置する構成では、モジュールプレートとは
別にガイドレール22を備えているので、部品点数が多
く、コスト高になるとともに重量も大きくなるという問
題がある。
【0006】なお、実公平2−47188号公報には、
上記モジュールプレートに相当するサブプレートに、断
面逆台形状のガイドレールを一体的に形成し、または断
面コ字形状の凹溝ガイドとガイド孔を互いに平行に形成
し、これらによってキャリアを移動自在に支持するよう
にしたものが開示されているが、これらガイドレールや
凹溝ガイド等のプレス成形には複雑な型を必要とし、サ
ブプレート自体の成形コストが高くなり、さらに特殊な
専用のキャリアを用いる必要があって既成汎用品を用い
ることができないのでコスト高になるという問題があ
る。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、部品
点数を少なくできてコスト及び重量の低下を図れ、また
汎用されているキャリアを用いることができてさらにコ
スト低下を図ることができる自動車のウインドレギュレ
ータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ウインドガラ
スを固定したキャリアをガイドレールに沿って移動可能
に支持した自動車のウインドレギュレータにおいて、車
体を構成するパネルに装着されるモジュールプレートの
一部を切り起し成形してガイドレールを構成したもので
あり、モジュールプレートにてキャリアのガイドレール
を構成しているので、別にガイドレールを設ける必要が
なく、部品点数を少なくできるとともにガイドレールが
モジュールプレートと一体成形されているのでコスト低
下を図ることができ、しかもガイドレールはプレートの
切り起し成形によって形成しているので複雑な成形型を
用いる必要がなく、型費の面でも有利である。
【0009】また、ガイドレールの一側縁部又は両側縁
部にフランジを形成すると、従来のガイドレールと同じ
断面形状にでき、既成汎用品のキャリア等をそのまま用
いることができ、一層コスト低下を図ることができる。
【0010】また、モジュールプレートのガイドレール
形成部の板厚をその他の部分の板厚より厚くすると、ガ
イドレールの強度を確保しつつ、モジュールプレートの
全体の板厚を薄くして重量低減を図ることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の自動車のウインド
レギュレータの一実施形態について、図1〜図3を参照
して説明する。
【0012】図1において、1は車体を構成するドアの
ドアインナパネルに装着されるモジュールプレートであ
り、図示の如くウインドレギュレータ2を設置した状態
でドアインナパネルに形成された開口部に装着される。
【0013】モジュールプレート1にはウインドレギュ
レータ2のガイドレール3がそのプレス成形時に一体成
形されている。このガイドレール3は、モジュールプレ
ート1の上端部と下端部に適当な領域を残して形成され
ており、図2に詳細に示すように、モジュールプレート
1の板面と面一のレール主板部4の両側に切欠開口5
a、5bを形成するとともに、その切欠形成時にその一
部をドア内側に向けて垂直に折り曲げてレール側板部6
a、6bを切り起し形成し、かつ一方のレール側板部6
aの先端部をさらに垂直に折り曲げてレール主板部4と
平行なフランジ7を形成して構成されている。
【0014】ガイドレール3には、図3に詳細に示すよ
うに、ウインドガラス9が固定されるキャリア8がその
長手方向に移動自在に支持されている。キャリア8は、
キャリアプレート10にガイドレール3のレール側板部
6a、6b及びフランジ7に摺動自在に係合するスライ
ド係合部11a、11b、11cを設けるとともに上端
両側部にウインドガラス9の下端部を締結固定する取付
部12a、12bを形成して構成されている。
【0015】キャリア8はガイドレール3に沿って移動
駆動可能に張設されたケーブル13に結合されている。
ケーブル13は、電動式又は手動式の駆動手段14に内
蔵された駆動ドラム(図示せず)に巻回されるとともに
その両端側がアウタチューブ15内に挿通されてガイド
レール3の両端部に配設されたガイドローラ16a、1
6bに向けて案内され、ガイドローラ16a、16bに
巻回されてそれらの間に張設されている。これによっ
て、駆動手段14のドラムを電動又は手動で正逆回転す
ることによって、ケーブル13がガイドローラ16a、
16b間で上下に移動駆動され、キャリア8が上下に移
動駆動され、ウインドガラス9が上下駆動される。
【0016】以上の構成によれば、ウインドガラス9が
固定されたキャリア8を上下移動自在に支持するガイド
レール3がモジュールプレート1に一体成形されている
ので、別にガイドレールを設ける必要がなく、部品点数
を少なくできるとともにコスト低下を図ることができ
る。また、そのガイドレール3はモジュールプレート1
のプレス成形時に切り起し成形することによって形成さ
れているので、複雑な成形型を用いる必要がなく、安価
な型を用いてガイドレール3を一体的に有するモジュー
ルプレート1を製作することができ、さらに低コスト化
を図ることができる。
【0017】また、ガイドレール3の一側のレール側板
部6aにフランジ7を形成しているので、従来のガイド
レールと同じ断面形状となり、既成汎用品のキャリア等
をそのまま用いることができ、一層コスト低下を図るこ
とができる。
【0018】以上の説明では、モジュールプレート1は
ガイドレール3の形成部を含めてそ全体が同一の板厚の
ものを例示したが、図4に示すように、切欠開口5a、
5bの両側縁から適当距離の範囲を含むガイドレール形
成部17を、例えば板厚が1.2mm程度の厚板18に
て構成したモジュールプレート1を用いることができ
る。なお、このように部分的に板厚の異なるプレート
は、差厚結合法を活用することによって製作可能であ
る。ここで差厚結合法とは、板厚の異なる板材の端縁同
士を突き合わせてレーザ溶接した直後にプレス成形する
ことによって所要の接合強度を得る接合法である。
【0019】このように、モジュールプレート1のガイ
ドレール3の形成部分の板厚を厚くすると、ガイドレー
ル3の強度を確保しつつ、モジュールプレート1の全体
の板厚を薄くして重量低減を図ることができる。
【0020】なお、上記実施形態の説明では、モジュー
ルプレート1に1本のガイドレール3を配設した例を示
したが、2本のガイドレール3を配設してもよいことは
言うまでもない。また、上記ガイドレール3ではその一
側の外側に向けてフランジ7を設けた例を示したが、フ
ランジ7はガイドレール3の内側に向けて形成しても良
い。また、ガイドレール3の両側にフランジ7を形成し
てもよく、その向きも内外何れでもよい。
【0021】また、キャリア8の駆動手段はケーブル1
3を用いるものに限らず、テープなどを用いてもよく、
またねじ機構や電動シリンダと連動機構等を用いた構成
でもよい。
【0022】
【発明の効果】本発明の自動車のウインドレギュレータ
によれば、以上のように車体を構成するパネルに装着さ
れるモジュールプレートの一部を切り起し成形してガイ
ドレールを構成したので、別にガイドレールを設ける必
要がなく、部品点数を少なくできるとともに、ガイドレ
ールがモジュールプレートと一体成形されているのでコ
スト低下を図ることができ、しかもガイドレールはプレ
ートの切り起し成形によって形成しているので、複雑な
成形型を用いる必要がなく、型費の面でも有利である等
の効果を奏する。
【0023】また、ガイドレールの一側縁部又は両側縁
部にフランジを形成すると、従来のガイドレールと同じ
断面形状にでき、既成汎用品のキャリア等をそのまま用
いることができ、一層コスト低下を図ることができる。
【0024】また、モジュールプレートのガイドレール
形成部の板厚をその他の部分の板厚より厚くすると、ガ
イドレールの強度を確保しつつ、モジュールプレートの
全体の板厚を薄くして重量低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車のウインドレギュレータの一実
施形態の全体正面図である。
【図2】図1のA−A矢視断面図である。
【図3】同実施形態におけるガイドレールとキャリアの
詳細を示し、(a)は正面図、(b)はその左側面図で
ある。
【図4】同実施形態におけるガイドレール部の変形例の
図2と同様の断面図である。
【図5】従来例のレギュレータ組立体の正面図である。
【符号の説明】
1 モジュールプレート 2 ウインドレギュレータ 3 ガイドレール 4 レール主板部 5a、5b 切欠開口 6a、6b レール側板部 7 フランジ 8 キャリア 9 ウインドガラス 17 ガイドレール形成部 18 厚板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウインドガラスを固定したキャリアをガ
    イドレールに沿って移動可能に支持した自動車のウイン
    ドレギュレータにおいて、車体を構成するパネルに装着
    されるモジュールプレートの一部を切り起し成形してガ
    イドレールを構成したことを特徴とする自動車のウイン
    ドレギュレータ。
  2. 【請求項2】 ガイドレールの一側縁部又は両側縁部に
    フランジを形成したことを特徴とする請求項1記載の自
    動車のウインドレギュレータ。
  3. 【請求項3】 モジュールプレートのガイドレール形成
    部の板厚をその他の部分の板厚より厚くしたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の自動車のウインドレギュレ
    ータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009126488A (ja) * 2007-11-28 2009-06-11 Daikyo Nishikawa Kk ドアモジュール

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