JP2001126360A - フロッピーディスク・ドライブ - Google Patents

フロッピーディスク・ドライブ

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JP2001126360A
JP2001126360A JP29959499A JP29959499A JP2001126360A JP 2001126360 A JP2001126360 A JP 2001126360A JP 29959499 A JP29959499 A JP 29959499A JP 29959499 A JP29959499 A JP 29959499A JP 2001126360 A JP2001126360 A JP 2001126360A
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JP
Japan
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floppy disk
cartridge
guide
cartridge holder
side plate
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JP29959499A
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Hideaki Kumagai
秀昭 熊谷
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カートリッジホルダーをアンローディング位
置とローディング位置との間で上下方向に昇降する際の
負荷を大幅に軽減できるようにすること。 【解決手段】 カートリッジホルダー56の左右両側板
部56bのガイド突起77の水平片77aの先端側の前
後両縁から上方又は下方に垂直状に折り曲げられた垂直
片を左右両側方に向って先窄まり形状のハの字形に形成
された左右対称状のハの字形垂直片77dに構成し、シ
ャーシ41の左右両側板部41bに形成された垂直ガイ
ド溝78の前後両側面をハの字形垂直片77dと平行な
ハの字形ガイド面78bに形成したもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フロッピーディス
ク・カートリッジ内のフロッピーディスクにデータを記
録及び/又は再生するフロッピーディスク・ドライブの
技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、図21〜図24に示すフロッ
ピーディスク・カートリッジFDCを使用して、その内
部のフロッピーディスク1にデータを記録及び/又は再
生する図5〜図20に示すフロッピーディスク・ドライ
ブFDDがある。まず、図21〜図24に示すフロッピ
ーディスク・カートリッジFDCは、直径が3.5イン
チの磁気シートからなるフロッピーディスク1をステン
レス板からなる円板であるセンターコア2の外周に接着
していて、このフロッピーディスク・カートリッジFD
Cは、合成樹脂によって成形された上下シェル3、4に
よって扁平で、ほぼ方形状のカートリッジ5を構成し、
そのカートリッジ5内にフロッピーディスク1を回転自
在に収納している。
【0003】そして、フロッピーディスク1のセンター
コア2が下シェル4の中央に形成されたセンターコア穴
6内に遊嵌されていて、矢印aで示すカートリッジ5の
後述するフロッピーディスクドライブFDD内への挿入
方向側の端部である前端面5aとセンターコア穴6との
間で、上下シェル3、4にはカートリッジセンターP1
に沿った長穴状の上下一対のヘッド挿入穴7が形成され
ている。そして、これら上下一対のヘッド挿入穴7を開
閉するために上下一対の水平板部8a、8bと前端垂直
板部8cとによって断面形状がコ字状に形成されたシャ
ッター8がカートリッジ5の上下両面5e、5f及び前
端部5aの外側にほぼコ字状に形成されているシャッタ
ースライド用凹所18内にスライド自在に配置されてい
て、このシャッター8が前端面5aに沿って上記挿入方
向である矢印a方向に対して直角な方向である矢印c、
d方向にスライド自在に取り付けられている。なお、こ
のシャッター8は内蔵されたシャッターバネ8dによっ
て閉蓋位置まで矢印c方向にスライド付勢されている。
そして、このカートリッジ5の下シェル4で、前端面5
a側に偏位された位置には真円形状穴と長円形状穴から
なる左右一対の位置決め用の基準穴9が形成されてい
て、このカートリッジ5の左右両側面5b、5cで、下
シェル4の前端面5a側に近接された位置には左右一対
の半円形状の凹部10が形成されている。そして、この
カートリッジ5の前端面5aと一方の側面である右側面
5bとのコーナー11aには上下シェル3、4全体を4
5°にカットしたいわゆるC面である誤挿入防止用の斜
面12が形成されている。また、このカートリッジ5の
後端面5dと他方の側面である左側面5cとのコーナー
11bには誤消去防止用のライトプロテクタ−13が組
み込まれていて、その後端面5dと一方の側面である右
側面5bとのコーナー11cには容量識別穴14が形成
されている。
【0004】そして、これら上下シェル3、4の内壁面
3b、4bにはほぼ馬蹄形状に裁断された不織布である
上下一対のクリーニングシート15が接着等にて敷設さ
れていて、これら上下一対のクリーニングシート15を
フロッピーディスク1の上下両面に上下から弾性的に接
触させるためのリフター16が上下シェル3、4内の何
れか一方(又は両方)に接着等にて取り付けられてい
る。従って、このフロッピーディスク1は上下一対のク
リーニングシート15間で上下から挟まれてカートリッ
ジ5の下面5fからほぼH1 /2の高さのディスク面位
置で回転駆動されるように構成されている。そして、シ
ャッター8の上下一対の水平板部8a、8bに上下シェ
ル3、4に形成されている上下一対のヘッド挿入穴7に
対向された長穴形状の上下一対のシャッター穴8eが形
成されている。また、カートリッジ5の上下シェル3、
4の上下両面5e、5fには後端面5dを迂回する形状
のラベル貼付用凹所17が形成されている。
【0005】次に、図5〜図20に示すように、フロッ
ピーディスク・ドライブFDDは、板厚が厚い板金のプ
レス加工やアルミニウム合金等にてダイカスト成形(鋳
造)されたメカシャーシであるシャーシ41の上下に板
厚が薄い板金によってプレス加工された上下カバー4
2、43を脱着自在に取り付け、これらのフロント側に
モールド部品(プラスチックの成形品)で構成されたフ
ロントパネル44を脱着自在に取り付けて、扁平な直方
体形状のドライブ本体45を構成している。そして、フ
ロントパネル44の上端側には横長形状のカートリッジ
挿入口46が形成されていて、そのカートリッジ挿入口
46の内側には内開き方式の開閉蓋47が取り付けられ
ている。また、このフロントパネル44の下部側の左右
両側位置にはイジェクト釦48及びドライブの動作状態
を表示する発光表示部49が取り付けられている。
【0006】そして、このドライブ本体45の内部で、
フロントパネル44側におけるシャーシ41の上部には
スピンドルモータ51及びその上部に搭載されているデ
ィスクテーブル53が配置されている。なお、このディ
スクテーブル53はスピンドル52のロータの上面に形
成されていて、そのディスクテーブル53の上面にはチ
ャッキング用のマグネットシート54や回転駆動ピン2
5等が取り付けられている。そして、フロントパネル4
4側におけるシャーシ41の上部には板金等で構成され
たカートリッジホルダー56と、そのカートリッジホル
ダー56をアンローディング位置とローディング位置と
の間で平行運動によって矢印g、h方向に昇降駆動する
ための板金等で構成されたスライド板57を有するカー
トリッジローディング機構58が組み込まれている。そ
して、フロントパネル44側とは反対側である後端側に
おけるシャーシ41の上部には上下一対の磁気ヘッド1
01が取り付けられたヘッドキャリッジ102を矢印
a、b方向に移送するリニアアクチュエータ(ボイスコ
イルモータ)103が組み込まれている。なお、スピン
ドルモータ51及び上下一対の磁気ヘッド101のR/
Wギャップがフロッピーディスク1にデータを記録及び
/又は再生するためのスキャニング位置(シーク位置)
であるスキャニングセンターP2 上に配置されている。
そして、上側磁気ヘッド101が取り付けられたヘッド
アーム104がヘッドキャリッジ102に上下方向に回
転自在に取り付けられていて、このヘッドアーム104
は回転付勢手段(図示せず)によって下方側へ回転付勢
されてカセットホルダー56上にスライド自在に載置さ
れている。
【0007】そして、シャーシ41の下部にはモータ基
板59、メイン基板60及びスイッチ基板61等の複数
の回路基板が水平状にビス止めされていて、シャーシ4
1の後端には外部インターフェース62がマウントされ
たインターフェース基板63が水平状にビス止めされて
いる。そして、シャーシ41の上部で、カートリッジホ
ルダー56の四隅の下部位置には合計4つの位置決めピ
ンである左右各一対の位置決め用基準ピン64と高さ基
準ピン65が垂直状に取り付けられている。そして、左
右一対の位置決め用基準ピン64は上端面が水平状の高
さ基準面64aに形成され、その高さ基準面64aの中
央上部に円錐状の位置決めピン64bが一体成形されて
いて高さ基準ピンに兼用されている。そして、左右一対
の高さ基準ピン65の上端面は水平状の高さ基準面65
aに形成されている。そして、スイッチ基板61の上部
にマウントされたプッシュスイッチからなるカートリッ
ジ挿入検出スイッチ66、誤消去防止用検出スイッチ6
7、容量検出スイッチ68等がシャーシ41及びスライ
ド板57を貫通してカートリッジホルダー56の下部に
露出されている。なお、イジェクト釦48によってON
されるイジェクトスイッチ70がスイッチ基板61の前
端部(フロントパネル44側の端部)の下面にマウント
されている。
【0008】なお、シャーシ41は水平な底板部41a
と、その左右両側から上方に垂直状に立ち上げられた左
右両側板部41bを有しており、スピンドルモータ51
はモータ基板59によってシャーシ41の底板部41a
の下部に合計3つのスペーサを介してビス止めされてい
る。そして、このスピンドルモータ51の上部に搭載さ
れているディスクテーブル53が底板部41aに形成さ
れた開口72を挿通してその底板部41aの上方に突出
されている。また、カートリッジホルダー56は水平な
天板部56aと、その左右両側から下方に垂直に立ち下
げられた左右両側板部56bと、その左右両側板部56
bの下端から内側に水平状に折り返された左右一対の底
板部56cとによって全体として扁平なほぼコ字状に形
成されていて、フロッピーディスク・カートリッジFD
Cがこのカートリッジホルダー56内に矢印a、b方向
から水平に出し入れされるように構成されている。そし
て、このカートリッジホルダー56の天板部56aのフ
ロントパネル44側とは反対側である後端側の中央部に
はヘッド挿入用開口73が切り欠かれていて、ヘッドア
ーム104の左右両側に一体成形された左右一対のスラ
イドアーム105がその開口73の左右両側縁の上部に
矢印a、b方向にスライド自在に載置されている。ま
た、スライド板57もシャーシ41と同様に水平な底板
部57aと、その底板部57aの左右両側から垂直状に
立ち上げられた左右両側板部57bを有している。そし
て、このスライド板57はその底板部57bに形成され
た合計4つのガイド溝74によって合計4つの位置決め
用基準ピン64及び高さ基準ピン65にスライド自在に
係合されていて、このスライド板57はシャーシ41の
底板部41a上にてアンローディング位置P11とローデ
ィング位置P12との間に矢印a、b方向にスライド自在
に構成されている。
【0009】そして、カートリッジローディング機構5
8は、カートリッジホルダー56の左右両側板部56b
の前後両端に円筒状に絞り加工(バーリング加工)等に
よって形成された合計4つのガイドピン75と、スライ
ド板57の左右両側板部57bに形成されて、合計4つ
のガイドピン75がスライド自在に係合された合計4つ
の傾斜ガイド溝76と、カートリッジホルダー56の左
右両側板56bの前後方向のほぼ中央部に一体に形成し
た左右一対のガイド突起77と、シャーシ41の左右両
側板部41bの内側面に形成されて、左右一対のガイド
突起77が上下方向である矢印g、h方向にスライド自
在に係合された左右一対の垂直ガイド溝78とによって
構成されている。なお、左右一対のガイド突起77と左
右一対の垂直ガイド溝78によってカートリッジホルダ
ー56の前後方向(矢印a、b方向)及び左右方向(矢
印b、c方向)の動きを規制するための左右一対のガイ
ド機構111L、111Rが構成されている。そして、
スライド板57はシャーシ41との間に取り付けられた
スライド付勢手段である引張りコイルバネ79によって
前方である矢印b方向にスライド付勢されていて、シャ
ーシ41の後端側(フロントパネル44の反対側)で、
その底板部41a上の一側部はギアードモータで構成さ
れたイジェクトモータ80が取り付けられている。そし
て、このイジェクトモータ80にはイジェクト駆動ピン
81が偏心位置に形成されているイジェクト用カム82
が取り付けられていて、スライド板57の一方の側板部
57bの後端から後方に延出されたイジェクト用アーム
部83をイジェクト用駆動ピン81が駆動するように構
成されている。そして、シャーシ41の底板部41a上
でイジェクトモータ80の前側位置(フロントパネル4
4側の位置)にはシャッター開閉レバーを兼用している
トリガーレバー84が支点ピン85を中心に図14に実
線で示すロック位置と1点鎖線で示すロック解除位置と
の間で矢印i、j方向に回転自在に取り付けられてい
て、回転付勢手段(図示せず)によってロック位置まで
矢印i方向に回転付勢されている。そして、このトリガ
ーレバー84がスライド板57に形成された被ロック部
86をロック及びロック解除するように構成されてい
る。
【0010】そして、このカートリッジローディング機
構58によれば、図12及び図15に示すように、スラ
イド板57が引張りコイルバネ79に抗して後方のアン
ローディング位置P11まで矢印a方向にスライドされた
状態で、その被ロック部86に係合されたトリガーレバ
ー84によってロックされていて、そのスライド板57
の合計4つの傾斜ガイド溝78によってカートリッジホ
ルダー56の合計4つのガイドピン75が上方である矢
印h方向に押し上げられて、左右一対のガイド突起77
を左右一対の垂直ガイド溝78で案内しながら、カート
リッジホルダー56をカートリッジ挿入口46と同一高
さの上昇位置であるアンローディング位置P13まで平行
運動によって上昇駆動している。そして、トリガーレバ
ー84が図14に実線で示すロック位置から1点鎖線で
示すロック解除位置へ矢印j方向に回転されると、その
トリガーレバー84によるスライド板57のロックが解
除されて、このスライド板57が図15に示すアンロー
ディング位置P11から前方のローディング位置P12まで
引張りコイルバネ79によって矢印b方向にスライドさ
れて、そのスライド板57の合計4つの傾斜ガイド溝7
8によってカートリッジホルダー56の合計4つのガイ
ドピン75が下方である矢印g方向に押し下げられて、
左右一対のガイド突起77を左右一対の垂直ガイド溝7
8で案内しながら、カートリッジホルダー56をアンロ
ーディング位置P13の下方に設定された下降位置である
図16の(A)に実線で示すローディング位置P14まで
矢印g方向に平行運動によって下降駆動する。なお、こ
の時、図12に示すように、シャーシ41の底板部41
a上に取り付けられてスライド板57に形成されている
ラック87に係合されているダンパー88のダンピング
作用によってスライド板57は低速で矢印b方向にスラ
イドされ、カートリッジホルダー56がアンローディン
グ位置からローディング位置まで静かに下降駆動される
ように構成されている。
【0011】そして、イジェクトモータ80によってイ
ジェクト用カム82が図16の(A)に示す位置から1
回転駆動されると、そのイジェクト用駆動ピン81が図
16の(B)及び(C)に示すようにスライド板57の
イジェクト用アーム部83を引っ掛けて、そのスライド
板57を引張りコイルバネ79に抗してアンローディン
グ位置P12から後方のローディング位置P11まで矢印a
方向にスライド駆動されて、カートリッジホルダー56
が図16の(A)に示すローディング位置P14から図1
5に示すアンローディング位置P13へ平行運動によって
矢印h方向に上昇駆動され、トリガーレバー84が図1
2に1点鎖線で示すロック解除位置から実線で示すロッ
ク位置84へ矢印i方向に自動復帰されるトリガーレバ
ー84によってスライド板57がそのアンローディング
位置P13で再び自動ロックされるように構成されてい
る。なお、図11に示すように、カートリッジホルダー
56の天板部56aの後端側の一側部にはカートリッジ
誤挿入防止レバー89が支点ピン90を中心に矢印k、
m方向に回転自在に取り付けられていて、このカートリ
ッジ誤挿入防止レバー89が天板部56aとの間に取り
付けられた回転付勢手段である引張りコイルバネ91に
よって矢印k方向に回転付勢されている。また、カート
リッジホルダー56の天板部56aの左右両側位置には
板バネ等で構成された左右一対のカートリッジ圧着用バ
ネ92が取り付けられている。そして、以上のように構
成されたこのフロッピーディスク・ドライブFDDは下
カバー43によってコンピューター機器等の内部シャー
シに取り付けられるように構成されていて、シャーシ4
1全体が下カバー3の上部にビス94によって取り付け
られている合計4つのインシュレーター93によってそ
の下カバー43の上部に弾性的に支持されて、外部振動
等に対するフロッピーディスク・ドライブFDDの耐振
性が実行されている。
【0012】このフロッピーディスク・ドライブFDD
は以上のように構成されていて、フロッピーディスク・
カートリッジFDCをカートリッジ挿入口46から水平
状に挿入してローディングし、内部のフロッピーディス
ク1にデータを記録及び/又は再生することができるよ
うに構成されている。即ち、図11、図12及び図15
に1点鎖線で示すように、フロッピーディスク・カート
リッジFDCをカートリッジ挿入口46からアンローデ
ィング位置P13に上昇されているカートリッジホルダー
56内に矢印a方向に水平に挿入すると、カートリッジ
5の前端面5aでトリガーレバー84がロック位置から
ロック解除位置まで矢印j方向に回転され、この間に、
このトリガーレバー84によってこれらのシャッター8
がシャッターバネ8dに抗して開蓋される。そして、ト
リガーレバー84がロック解除位置まで矢印j方向に回
転された瞬間に、引張りコイルバネ79によって図15
に示すアンローディング位置P11から図16の(A)に
示すローディング位置P12まで矢印b方向へスライド駆
動されるカートリッジホルダー56によってフロッピー
ディスク・カートリッジFDCがアンローディング位置
13から図16に示すローディング位置P14へ矢印g方
向に下降駆動されて、フロッピーディスク・カートリッ
ジFDCがそのローディング位置P14に水平にローディ
ングされる。そして、上下一対の磁気ヘッド101がフ
ロッピーディスク・カートリッジFDCの上下一対のヘ
ッド挿入穴7内に上下両側から挿入されてフロッピーデ
ィスク1の上下両面に接触され、ヘッドキャリッジ10
2のヘッドアーム104の左右一対のスライドアームは
相対的にカートリッジホルダー56の天板部56aの上
方に逃がされる。
【0013】なお、フロッピーディスク・カートリッジ
FDCをカートリッジ挿入口46から正しく挿入した時
には、カートリッジ誤挿入防止レバー89が斜面12に
よって矢印m方向に回転して逃げることによって、フロ
ッピーディスク・カートリッジFDCの挿入を可能にし
ている。一方、フロッピーディスク・カートリッジFD
Cがカートリッジ挿入口46から誤挿入(上下や前後に
反転された誤った向きで挿入されること)された時に
は、そのカートリッジ誤挿入防止レバー89がフロッピ
ーディスク・カートリッジFDCの挿入を禁止すること
ができる。
【0014】そして、ローディング位置P14にローディ
ングされたフロッピーディスク・カートリッジFDCは
合計4つの位置決め用基準ピン64及び高さ基準ピン6
5上に引張りコイルバネ79のバネ力によって水平に圧
着されて位置決めされ、カートリッジ挿入検出スイッチ
66によってこれらのローディング完了状態が検出され
ると共に、フロッピーディスク・カートリッジFDCの
誤消去防止の有無やこれらのフロッピーディスク1の記
録容量が容量検出スイッチ68によって検出される。な
お、この際、図20に示すように、フロッピーディスク
・カートリッジFDCの前端面5a側の左右一対の基準
穴9がシャーシ41上の左右一対の位置決め用基準ピン
64の位置決めピン64bに上方から挿入されて、その
位置決め用基準ピン64の高さ基準面64a上に水平に
載置されると共に、そのフロッピーディスク・カートリ
ッジFDCの後端面5d側の左右2箇所が左右一対の高
さ基準ピン65の基準面65a上に水平に載置されて、
フロッピーディスク・カートリッジFDCが水平方向及
び垂直方向の2方向に対して不動状態に正確に位置決め
されて、フロッピーディスク1がディスクテーブル53
に対してセンターリングされる。そして、フロッピーデ
ィスク1のセンターコア2がカートリッジ5のセンター
コア穴6内に下方から相対的に挿入されたディスクテー
ブル53上にマグネットシート24によってチャッキン
グされて、そのセンターコア2の中心穴2aがスピンド
ル52に嵌合されると共に、これらの回転駆動ピン嵌合
穴2bが回転駆動ピン25に嵌合される。そして、フロ
ッピーディスク1がスピンドルモータ51によって所定
の回転速度で回転駆動されると共に、リニアアクチュエ
ータ103によってヘッドキャリッジ102が矢印a、
b方向に移送されることにより、上下一対の磁気ヘッド
101がスキャニングセンターP2 に沿って矢印a、b
方向にシークされて、フロッピーディスク1にデータを
記録及び/又は再生することになる。
【0015】そして、このようにして、フロッピーディ
スク1にデータを記録及び/又は再生した後に、イジェ
クト釦48を押すと、イジェクトスイッチ70がONさ
れて、イジェクトモータ80によってイジェクト用カム
82が1回転駆動され、カートリッジホルダー56が図
12に示す引張りコイルバネ79に抗して図16のA)
に示すローディング位置P12から図15に示すアンロー
ディング位置P11まで矢印a方向にスライド駆動され
て、フロッピーディスク・カートリッジFDCが図16
の(A)に示すローディング位置P14から図15に示す
アンローディング位置P12までカートリッジホルダー5
6によって矢印h方向に上昇駆動される。そして、図1
2に1点鎖線で示すロック解除位置から実線で示すロッ
ク位置まで矢印i方向に回転されるトリガーレバー84
によってフロッピーディスク・カートリッジFDCがカ
ートリッジ挿入口46から図17に1点鎖線で示すよう
に矢印b方向に押し出されると共に、シャッター8がシ
ャッターバネ8dによって閉蓋される。
【0016】ところで、この従来のフロッピーディスク
・ドライブFDDでは、図5〜図8、図17及び図20
に示すように、カートリッジホルダー56の天板部56
aで、シャーシ41上の左右各一対の位置決め用基準ピ
ン64及び高さ基準ピン65のほぼ真上相当位置に合計
4つのカートリッジ押圧部96が形成されていて、この
合計4つのカートリッジ押圧部96はプレス加工によっ
て天板部56aの下面や天板部56aに一端が固着され
た板バネの下面にほぼ半球面状に打ち出し成形された合
計4つの突起(いわゆるダボ)で構成されていた。
【0017】そして、図20に示すように、カートリッ
ジホルダー56によってフロッピーディスク・カートリ
ッジFDCがローディング位置へ矢印g方向からローデ
ィングされて、前端面5a側の左右一対の基準穴9がシ
ャーシ41上の左右一対の位置決め用基準ピン64の位
置決めピン64bの外周に挿入されて位置決めされると
共に、その位置決め用基準ピン64の位置決めピン64
bの外周の高さ基準面64a上に水平に載置され、その
フロッピーディスク・カートリッジFDCの後端面5d
側の左右2箇所が左右一対の高さ基準ピン65の上端の
高さ基準面65a上に水平に載置された時に、図12に
示されている引張りコイルバネ79のバネ力によってカ
ートリッジホルダー56の天板部56aの下面の合計4
つの突起97で、これら合計4つの位置決め用基準ピン
64及び高さ基準ピン65のほぼ真上位置からフロッピ
ーディスク・カートリッジFDCを下方である矢印g方
向に押圧することにより、そのフロッピーディスク・カ
ートリッジFDCをこれら合計4つの位置決め用基準ピ
ン64及び高さ基準ピン65上に水平状に固定して、内
部のフロッピーディスク1を基準高さ位置に設定するよ
うに構成していた。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のフロ
ッピーディスク・ドライブFDDでは、図7及び図8に
示すように、カートリッジローディング機構58の左右
一対のガイド機構111L、111Rにおけるカートリ
ッジホルダー56の左右両側板部56bの前後方向のほ
ぼ中央位置に形成した左右一対のガイド突起77を、そ
の左右両側板部56bから左右両側方へプレス加工によ
って水平状に折り曲げられた水平片77aと、その水平
片77aの先端側の前後両縁から上方(又は下方)にプ
レス加工によって平行状に折り曲げられた前後一対の垂
直片77bによって構成している。
【0019】そして、図5及び図6に示すように、これ
ら左右一対のガイド突起77をシャーシ41の左右両側
板部41bの内側面に形成されている左右一対の垂直ガ
イド溝78内に上下方向にスライド自在に係合させた時
に、これら左右一対の垂直ガイド溝78の前後両側面7
8aで左右一対のガイド突起77のそれぞれ前後一対の
平行状の垂直片77bを案内するように構成していた。
【0020】この場合、カートリッジホルダー56のシ
ャーシ41内での前後方向(矢印a、b方向)の位置規
制に関しては、左右一対のガイド突起77の垂直状の折
り曲げ片である平行状の垂直片77bを左右一対の垂直
ガイド溝78の前後両側面78aで規制することができ
るために、左右一対のガイド突起77をプレス加工した
際の板金切断面が前後両側面78aに接触されることが
なく、左右一対のガイド突起77を垂直ガイド溝78内
で上下方向にスムーズに昇降させることができる。
【0021】しかし、カートリッジホルダー56のシャ
ーシ41内での左右方向(矢印c、d方向)の位置規制
に関しては、左右一対のガイド突起77をプレス加工す
る際の板金切断面となる左右一対の水平片77aの先端
面77cがシャーシ41の左右両側壁部41bの内側面
41dに接触されることになり、その先端面77cが粗
面であったり、尖ったエッジが存在すること等により、
左右一対のガイド突起77を垂直ガイド溝78内で上下
方向に案内する際に、引っかかり等による大きな負荷が
発生し、左右一対のガイド突起77を上下方向に昇降す
ることができなくなる。なお、これら左右一対の水平片
77aの先端面77cを更に上方又は下方に垂直状に折
り曲げることが可能であれば、この問題を解決すること
ができるが、このように非常に小さい部分のプレス加工
に関して、現在の技術では殆んど不可能である。
【0022】一方、前述したように、フロッピーディス
ク・カートリッジFDCのローディング時には、カート
リッジホルダー56内に矢印a方向から挿入されたフロ
ッピーディスク・カートリッジFDCのシャッター8を
トリガーレバー84によって矢印d方向(左側)へ押し
開き、そのシャッター8の開蓋完了の直後に、カートリ
ッジホルダー56がローディング位置まで矢印g方向に
垂直に下降されることになるため、トリガーレバー84
によってシャッター8を矢印d方向に押し開くことによ
る反力によってフロッピーディスク・カートリッジFD
C及びカートリッジホルダー56がシャーシ41内で矢
印d方向(左側)へ片寄せされた状態で、矢印g方向に
垂直に下降されることになる。このために、左右一対の
ガイド突起77のうちの矢印d方向側(左側)のガイド
突起77の先端面77cがシャーシ41の左右両側板部
41bの内側面41dに強く押し付けられた状態で垂直
に下降されることになって、過大な負荷が発生し易い。
【0023】この結果、カートリッジホルダー56及び
フロッピーディスク・カートリッジFDCをローディン
グ位置へ矢印g方向に垂直に下降する際に、これらカー
トリッジホルダー56及びフロッピーディスク・カート
リッジFDCの姿勢が乱れて、これらを矢印g方向に平
行移動させることができず、傾き等が発生し、ディスク
テーブル53に対するフロッピーディスク1のセンター
コア2のチャッキングミスを発生して、フロッピーディ
スク1を破損してしまうような重大事故が発生すると言
う問題があった。
【0024】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、カートリッジホルダーをアンロー
ディング位置とローディング位置との間で上下方向に昇
降する際の負荷を大幅に軽減できるようにしたフロッピ
ーディスク・ドライブを提供することを目的としてい
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明のフロッピーディスク・ドライブは、カート
リッジホルダーの左右両側板部の2つのガイド突起の水
平片の先端側の前後両縁から上方又は下方に垂直状に折
り曲げられた垂直片を左右両側方に向って先窄まり形状
のハの字形に形成された左右対称状のハの字形垂直片に
構成したものである。
【0026】上記のように構成された本発明のフロッピ
ーディスク・ドライブは、カートリッジホルダーの左右
両側板部の2つのガイド突起を、その水平片の先端側の
前後両縁に形成した左右対称状のハの字形垂直片によっ
てシャーシの左右両側板部に形成された2つの垂直ガイ
ド溝の前後両側面の内側に接触させることができ、これ
ら左右対称状のハの字形垂直片によってシャーシ内での
カートリッジホルダーの前後方向及び左右方向の動きを
規制することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したフロッピ
ーディスク・ドライブの実施の形態を図1〜図4を参照
して説明する。なお、図5〜図22と同一構造部には同
一の符号を付して説明の重複を省く。
【0028】即ち、本発明のフロッピーディスク・ドラ
イブFDDでは、カートリッジローディング機構58に
おける左右一対のガイド突起77と左右一対の垂直ガイ
ド溝78によってシャーシ41内におけるカートリッジ
ホルダー56の前後方向(矢印a、b方向)及び左右方
向(矢印c、d方向)の動きを規制する左右一対のガイ
ド機構111L、111Rに大幅な改良がなされてい
る。
【0029】まず、図1及び図2に示すように、板金の
プレス加工によって構成されているカートリッジホルダ
ー56の左右両側板部56bに左右対称状に形成されて
いる左右一対のガイド突起77は、左右両側板部56b
から左右両側方に水平状に折り曲げられた左右対称状の
水平片77aと、これらの水平片77aの先端側の前後
両縁から上方(又は下方)に垂直状に折り曲げられ、か
つ、左右両側方に向って先窄まり形状のハの字形(ほぼ
V字形)に形成された左右対称状のハの字形垂直片77
dとによって構成されている。
【0030】次に、図4に示すように、板圧の厚い板金
のプレス加工やアルミニウム合金等によってダイカスト
成形(鋳造)されているシャーシ41の左右両側板部4
1bの内側面41dに左右対称状で垂直状に形成されて
いる左右一対の垂直ガイド溝78の垂直状の前後両側面
が、左右一対のガイド突起77のハの字形垂直片77d
を案内する左右対称状のハの字形ガイド面78bに形成
されていて、これら左右各一対のハの字形垂直片77d
とハの字形ガイド面78bはそれぞれほぼ平行状に構成
されている。
【0031】以上のように構成された左右一対のガイド
機構111L、111Rによれば、図3及び図4に示す
ように、左右一対の垂直ガイド溝78のハの字形ガイド
面78bが左右一対のガイド突起77の垂直状の折り曲
げ片であるハの字形垂直片77dを案内することができ
る。従って、左右一対のガイド突起77の板金切断面で
ある水平片77aの板金切断面である先端面77cがシ
ャーシ41の左右両側板部41bの内側面41dに不用
意に接触されることを完全に回避することができること
になり、左右一対のガイド突起77を左右一対の垂直ガ
イド溝78内で上下方向に昇降させる際に、これらの水
平片77aの板金切断面である先端面77cが左右両側
板部41bの内側面41dに引っかかって過大な負荷が
発生してしまうことを未然に防止することができて、左
右一対のガイド突起77を左右一対の垂直ガイド溝78
内で上下方向である矢印g、h方向にスムーズに昇降す
ることができる。
【0032】この結果、カートリッジホルダー56をア
ンローディング位置とローディング位置との間で上下方
向である矢印g、h方向に昇降する際の負荷を大幅に軽
減することができて、カートリッジホルダー56を矢印
g、h方向にスムーズに昇降させることができるので、
特に、フロッピーディスク・カートリッジFDCのロー
ディング時のカートリッジホルダー56及びフロッピー
ディスク・カートリッジFDCの姿勢を安定させること
ができて、これらカートリッジホルダー56及びフロッ
ピーディスク・カートリッジFDCの水平姿勢を安定良
く保ったまま、下方へ安定良く平行移動させることがで
き、ディスクテーブル53に対するフロッピーディスク
1のセンターコア2のチャッキング動作をミスなく、ス
ムーズに、かつ、確実に行うことができる。
【0033】一方、前述したように、フロッピーディス
ク・カートリッジFDCのローディング時には、カート
リッジホルダー56内に矢印a方向から挿入されたフロ
ッピーディスク・カートリッジFDCのシャッター8を
トリガーレバー84によって矢印d方向(左側)へ押し
開き、そのシャッター8の開蓋完了の直後に、カートリ
ッジホルダー56がローディング位置まで矢印g方向に
垂直に下降されることになるため、トリガーレバー84
によってシャッター8を矢印d方向に押し開くことによ
る反力によってフロッピーディスク・カートリッジFD
C及びカートリッジホルダー56がシャーシ41内で矢
印d方向(左側)へ片寄せされた状態で、矢印g方向に
垂直に下降されることになる。
【0034】その際、左側のガイド機構111Lにおけ
るガイド突起77のハの字形垂直片77dが垂直ガイド
溝78のハの字形ガイド面78b内に矢印c方向から押
圧されて、そのハの字形ガイド面78aによるセンター
リング機能によってカートリッジホルダー56の前後方
向(矢印a、b方向)及び左右方向(矢印c、d方向)
のセンターリング(位置決め)を自動的に行うことがで
きる。従って、ディスクテーブル53に対するフロッピ
ーディスク1のセンターコア32のチャッキング精度の
向上及び左右一対の位置決め用基準ピン64に対するフ
ロッピーディスク・カートリッジFDCの左右一対の位
置決め用基準穴9の嵌合精度の向上を図ることができ
て、これらのチャッキング及び嵌合をより一層高精度
に、かつ、スムーズに行うことができる副次的効果も得
ることができる。
【0035】なお、左右一対のガイド突起77の水平片
77a及びハの字形垂直片77dの曲げ加工は従来同様
に簡単に行える。また、左右一対の垂直ガイド溝78の
前後両側面をハの字形ガイド面77bに形成することに
関しても、板金のプレス加工或いはダイカスト成形の何
れにおいても従来同様に簡単に行えるので、これらハの
字形垂直片77dやハの字形ガイド面78bを形成する
ことによるコストアップは全く発生しない。
【0036】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0037】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のフロッ
ピーディスク・ドライブは、次のような効果を奏するこ
とができる。
【0038】請求項1は、カートリッジホルダーの左右
両側板部の2つのガイド突起を、その水平片の先端側の
前後両縁に形成した左右対称状のハの字形垂直片によっ
てシャーシの左右両側板部に形成された2つの垂直ガイ
ド溝の前後両側面の内側に接触させることができるよう
にして、これら左右対称状のハの字形垂直片によってシ
ャーシ内でのカートリッジホルダーの前後方向及び左右
方向の動きを規制することができるようにしたので、カ
ートリッジホルダーをアンローディング位置とローディ
ング位置との間で上下方向に昇降する際の負荷を大幅に
軽減することができて、特に、ローディング時に、フロ
ッピーディスク・カートリッジの姿勢を安定させながら
垂直に下降させることができて、ディスクテーブルに対
するフロッピーディスクのチャッキングをミスなくスム
ーズに行うことができる。従って、チャッキングミスに
よるフロッピーディスクの破損等の重大な事故を未然に
防止することができて、高信頼性を実現できる上に、コ
ストアップを招くことがない。
【0039】請求項2は、カートリッジホルダーの左右
両側板部の2つのガイド突起を、その水平片の先端側の
前後両縁に形成した左右対称状のハの字形垂直片によっ
てシャーシの左右両側板部に形成された2つの垂直ガイ
ド溝の前後両側面に形成されたハの字形ガイド面に接触
させることができるようにして、これら左右対称状のハ
の字形垂直片によってシャーシ内でのカートリッジホル
ダーの前後方向及び左右方向の動きを規制することがで
きるようにしたので、カートリッジホルダーをアンロー
ディング位置とローディング位置との間で上下方向に昇
降する際の負荷を大幅に軽減することができて、特に、
ローディング時に、フロッピーディスク・カートリッジ
の姿勢を安定させながら垂直に下降させることができ
て、ディスクテーブルに対するフロッピーディスクのチ
ャッキングをミスなくスムーズに行うことができる上
に、垂直ガイド溝のハの字形ガイド面によるセンターリ
ング機能によって、カートリッジホルダーの前後方向及
び左右方向のセンターリングを自動的に行える。従っ
て、ディスクテーブルに対するフロッピーディスクのチ
ャッキング精度の向上及びシャーシ上の左右一対の高さ
基準ピンに対するフロッピーディスク・カートリッジの
左右一対の位置決め穴の嵌合精度の向上を図ることがで
きて、これらのチャッキング及び嵌合をより一層高精度
に、かつ、スムーズに行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したフロッピーディスク・ドライ
ブにおける左右一対のガイド機構のガイド突起の形状を
説明する斜視図である。
【図2】図1のガイド突起の曲げ加工順序を説明する斜
視図である。
【図3】図1のガイド突起を用いた左右一対のガイド機
構を説明する平面図である。
【図4】図3の左右一対のガイド機構を拡大して示した
平面図である。
【図5】従来のフロッピーディスク・ドライブにおける
左右一対のガイド機構を説明する平面図である。
【図6】図5の左右一対のガイド機構を拡大して示した
平面図である。
【図7】図5のガイド機構のガイド突起の形状を説明す
る斜視図である。
【図8】図5のガイド突起の曲げ加工順序を説明する斜
視図である。
【図9】従来のフロッピーディスク・ドライブ全体の外
観斜視図である。
【図10】図9のフロッピーディスク・ドライブ全体の
分解斜視図である。
【図11】図9のフロッピーディスク・ドライブ全体の
上カバーを取り外した状態の平面図である。
【図12】図9のフロッピーディスク・ドライブ全体の
上カバー及びカートリッジホルダをーを取り外した状態
の平面図である。
【図13】図9のフロッピーディスク・ドライブ全体の
下面図である。
【図14】図9のフロッピーディスク・ドライブ全体の
下カバーを取り外した状態の下面図である。
【図15】図9のフロッピーディスク・ドライブのカー
トリッジローディング機構のアンローディング状態の側
面図である。
【図16】図9のフロッピーディスク・ドライブのカー
トリッジローディング機構のローディング状態とイジェ
クトモータによるスライド板のスライド駆動動作を説明
する側面図である。
【図17】図9のフロッピーディスク・ドライブのカー
トリッジホルダーの斜視図である。
【図18】図9のフロッピーディスク・ドライブのカー
トリッジローディング機構のスライド板の斜視図であ
る。
【図19】図9のフロッピーディスク・ドライブのシャ
ーシの斜視図である。
【図20】図9のフロッピーディスク・ドライブのフロ
ッピーディスク・カートリッジのローディング完了状態
を説明する一部切欠き側面図と要部2箇所の拡大一部切
欠き側面図である。
【図21】従来のフロッピーディスク・カートリッジの
斜視図である。
【図22】図21のフロッピーディスク・カートリッジ
の分解斜視図である。
【図23】図21のフロッピーディスク・カートリッジ
の平面図である。
【図24】図21のフロッピーディスク・カートリッジ
の下面図である。
【符号の説明】
FDDはフロッピーディスク・ドライブ、FDCはフロ
ッピーディスク・カートリッジ、1はフロッピーディス
ク、41はシャーシ、56はカートリッジホルダー、5
6bはカートリッジホルダーの左右両側板部、57はス
ライド板、57bはスライド板の左右両側板部、58は
カートリッジローディング機構、75はガイドピン、7
6は傾斜ガイド溝、77はガイド突起、77aはガイド
突起の水平片、77dはガイド突起のハの字形垂直片、
78は垂直ガイド溝、78bは垂直ガイド溝のハの字形
ガイド面、79はスライド付勢手段である引張りコイル
バネ、80はイジェクトモータ、84はトリガーレバ
ー、101は磁気ヘッド、102はヘッドキャリッジ、
111L、111Rはガイド機構である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内部にフロッピーディスクが回転自在に収
    納されたフロッピーディスク・カートリッジと、 上記フロッピーディスク・カートリッジが挿入及び排出
    されるカートリッジホルダーと、 シャーシ上にスライド自在に取り付けられたスライド板
    のスライドによって上記カートリッジホルダーをアンロ
    ーディング位置とローディング位置との間で垂直方向に
    昇降駆動するカートリッジローディング機構とを備え、 上記カートリッジローディング機構が上記カートリッジ
    ホルダーの左右両側板部の前後2箇所にそれぞれ2つず
    つ設けられた4つのガイドピン及びその左右両側板部の
    前後方向の中央付近に1つずつ設けられた合計2つのガ
    イド突起と、 上記スライド板の左右両側板部の前後2箇所にそれぞれ
    2つずつ設けられて上記合計4つのガイドピンを駆動す
    る合計4つの傾斜ガイド溝と、 上記シャーシの左右両側板部にそれぞれ1つずつ設けら
    れて上記合計2つのガイド突起を案内する合計2つの垂
    直ガイド溝とによって構成されたフロッピーディスク・
    ドライブにおいて、 上記カートリッジホルダーの左右両側板部の上記2つの
    ガイド突起を、その左右両側板部から左右両側方に水平
    状に折り曲げられた左右対称状の水平片と、 これら水平片の先端側の前後両縁から上方又は下方に垂
    直状に折り曲げられ、かつ、左右両側方に向って先窄ま
    り形状のハの字形に形成された左右対称状のハの字形垂
    直片とによって構成したことを特徴とするフロッピーデ
    ィスク・ドライブ。
  2. 【請求項2】内部にフロッピーディスクが回転自在に収
    納されたフロッピーディスク・カートリッジと、 上記フロッピーディスク・カートリッジが挿入及び排出
    されるカートリッジホルダーと、 シャーシ上にスライド自在に取り付けられたスライド板
    のスライドによって上記カートリッジホルダーをアンロ
    ーディング位置とローディング位置との間で垂直方向に
    昇降駆動するカートリッジローディング機構とを備え、 上記カートリッジローディング機構が上記カートリッジ
    ホルダーの左右両側板部の前後2箇所にそれぞれ2つず
    つ設けられた4つのガイドピン及びその左右両側板部の
    前後方向の中央付近に1つずつ設けられた合計2つのガ
    イド突起と、 上記スライド板の左右両側板部の前後2箇所にそれぞれ
    2つずつ設けられて上記合計4つのガイドピンを駆動す
    る合計4つの傾斜ガイド溝と、 上記シャーシの左右両側板部にそれぞれ1つずつ設けら
    れて上記合計2つのガイド突起を案内する合計2つの垂
    直ガイド溝とによって構成されたフロッピーディスク・
    ドライブにおいて、 上記カートリッジホルダーの左右両側板部の上記2つの
    ガイド突起を、その左右両側板部から左右両側方に水平
    状に折り曲げられた左右対称状の水平片と、 これら水平片の先端側の前後両縁から上方又は下方に垂
    直状に折り曲げられ、かつ、左右両側方に向って先窄ま
    り形状のハの字形に形成された左右対称状のハの字形垂
    直片とによって構成し、 上記シャーシの左右両側板部の上記2つの垂直ガイド溝
    に、上記2つのガイド突起の左右対称状のハの字形垂直
    片を案内するハの字形で左右対称状のハの字形ガイド面
    を形成したことを特徴とするフロッピーディスク・ドラ
    イブ。
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