JP2001125372A - 磁気シール部材 - Google Patents

磁気シール部材

Info

Publication number
JP2001125372A
JP2001125372A JP30276999A JP30276999A JP2001125372A JP 2001125372 A JP2001125372 A JP 2001125372A JP 30276999 A JP30276999 A JP 30276999A JP 30276999 A JP30276999 A JP 30276999A JP 2001125372 A JP2001125372 A JP 2001125372A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
toner
developing sleeve
seal member
magnetic seal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30276999A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4456701B2 (ja
Inventor
Kotaro Takebe
浩太郎 武部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bridgestone Corp filed Critical Bridgestone Corp
Priority to JP30276999A priority Critical patent/JP4456701B2/ja
Publication of JP2001125372A publication Critical patent/JP2001125372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4456701B2 publication Critical patent/JP4456701B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 良好な磁気シール性能を有し、かつ低コスト
化及び軽量化を達成することが可能な磁気シール部材を
提供すること。 【解決手段】 トナー収容部内に収容したトナーを表面
に担持して回転することによりトナーを搬送して潜像保
持体表面に供給する現像用スリーブの両端部外周面と上
記トナー収容部との間に配設され、現像用スリーブ表面
に担持したトナー又は上記収容部内のトナーが現像用ス
リーブの両端部から散逸することを防止する円弧状のシ
ール部を有する磁気シール部材において、少なくとも該
シール部が、樹脂バインダーに異方性Sm−Fe−N合
金粉末を分散したボンド樹脂磁石組成物を押出成形して
得られた着磁シートを円弧状に形成してなる現像用スリ
ーブの磁気シール部材である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気シール部材に
関し、詳しくは複写機、ファクシミリ、プリンター等の
電子写真プロセスに用いる現像機構部において、現像用
スリーブの外周面両端部とトナー収容部との間に配設さ
れ、磁力によって現像用スリーブ表面に担持したトナー
又は上記収容部内のトナーが現像用スリーブの両端部か
ら散逸することを防止する磁気シール部材に関し、特に
容易かつ安価に製造することができ、しかも軽量でかつ
良好なシール性能を有する現像用スリーブの磁気シール
部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、複写機、プリンタ等の電子写
真装置や静電記録装置などにおいて、感光ドラム等の静
電保持体に保持された静電潜像を可視化する現像機構と
して、図3に示す現像用スリーブを用いた現像機構が知
られている。すなわち、図3は現像用スリーブを用いて
感光ドラム等の潜像保持体にトナーを供給して潜像の現
像を行う現像装置の一例を示すもので、回転可能に配設
された金属製の現像用スリーブ2の内側にマグネットロ
ーラ3を配置した現像シリンダ4を、内部に磁性トナー
tが収容されたケーシング(トナー収容部)cの開口部
を閉塞するように配設すると共に、成層ブレード5をそ
の先端がスリーブ2表面に近接した状態に配設し、現像
シリンダ4のスリーブ2表面を感光ドラム等の潜像保持
体7表面に近接させて配置したものである。なお、図中
6はケーシングc内に収容されたトナーtを攪拌する攪
拌パドルである。
【0003】この現像装置による現像操作を簡単に説明
すれば、ケーシングc内に収容された磁性トナーtをマ
グネットローラ3の磁力により上記スリーブ2の表面に
吸着させ、このトナーtを上記マグネットローラ3の磁
力によりスリーブ2の表面に担持してスリーブ2の回転
によりこれを搬送すると共に、成層ブレード5によりト
ナーtを所定厚の薄層に整え、スリーブ2の回転により
トナーtをスリーブ2に近接して配置された潜像保持体
7の近傍まで搬送したときに、バイアス電界の印加とマ
グネットローラ3の磁気特性によりトナーtを潜像保持
体7の表面に飛翔させたり、マグネットローラ3の磁気
特性によりスリーブ2の表面にトナーtからなる磁気ブ
ラシを形成して、トナーtを潜像保持体7の表面に供給
し、潜像保持体7の表面に保持された静電潜像を可視化
するものである。このように、ケーシング(トナー収容
部)cに収容された磁性トナーtを現像用スリーブ2の
表面に担持して搬送し、潜像保持体7に供給する現像機
構においては、スリーブ2の表面に担持したトナーやケ
ーシングc内のトナーがケーシングcとスリーブ2の両
端部との間から漏れ出て散逸することを防止するため
に、図2に示すように、現像用スリーブ2両端部とケー
シングcとの間に磁気シール部材1を配設することが行
われている。この磁気シール部材1は、図2に示すよう
に、円弧状に湾曲したシール部11を有する磁性体であ
り、シール部11を現像用スリーブ2の外周面両端部に
近接させた状態で、ケーシング(トナー収容部)cの開
口両端部に取り付けられ、その磁力によりトナーtを吸
着させることによりスリーブ2両端部からトナーtが漏
れ出てしまうことを防止するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来、この磁気シール
部材としては、樹脂バインダーに異方性Nd−Fe−B
合金粉末を分散させたボンド樹脂磁石組成物を成形した
着磁したものが用いられている。しかしながら、この従
来の磁気シール部材は、磁性粉として用いられるNd−
Fe−B合金粉末が高価であるため現像機構部のコスト
を引き上げる一因となっており、またNd−Fe−B合
金粉末は質量も高いため軽量化を妨げる一因ともなって
いる。近年、複写機やプリンターなどでは上記図3に示
された現像機構部をカートリッジ化して、この現像機構
部ごと定期的に交換するように構成される場合が多く、
このため現像機構部の低価格化及び軽量化は大きな課題
の一つであり、上記磁気シール部材も小さな部品であっ
ても、その低コスト化及び軽量化が強く望まれるところ
である。この場合、Nd−Fe−B合金粉末よりも安価
かつ軽量で樹脂磁石の磁性粉として利用可能な材料も種
々存在するが、いずれも十分な磁力が得られないなど、
磁気特性上の問題から十分な磁気シール性能を有する部
材が得られず、このため低コスト化及び軽量化を犠牲に
してNd−Fe−B合金を用いているのが現状である。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、良好な磁気
シール性を有し、かつ低コスト化及び軽量化を達成する
ことが可能な磁気シール部材を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記目的を
達成するために鋭意研究を行った結果、樹脂バインダー
に磁性粉を混合分散したボンド樹脂磁石組成物を成形し
て現像用スリーブの磁気シール部材を得る場合に、磁性
粉として異方性Sm−Fe−N合金を用い、押出し成形
時に着磁させたシートで円弧状のシール部を形成したも
のが、ボンド樹脂磁石組成物を成形して円弧状とした後
に着磁して得られた磁気シール部材と同様に、十分な磁
力を有する磁気シール部材となることを見出した。さら
に本発明者は、このシートを湾曲させれば容易に所望の
曲率を有する円弧状とすることができ、その結果、低コ
スト化及び軽量化を図ることが可能であることをも見出
した。本発明は、かかる知見に基づいて完成したもので
ある。
【0006】すなわち、本発明は、トナー収容部内に収
容したトナーを表面に担持して回転することによりトナ
ーを搬送して潜像保持体表面に供給する現像用スリーブ
の両端部外周面と上記トナー収容部との間に配設され、
現像用スリーブ表面に担持したトナー又は上記収容部内
のトナーが現像用スリーブの両端部から散逸することを
防止する円弧状のシール部を有する磁気シール部材にお
いて、少なくとも該シール部が、樹脂バインダーに異方
性Sm−Fe−N合金粉末を分散したボンド樹脂磁石組
成物を押出成形して得られた着磁シートを円弧状に形成
してなることを特徴とする現像用スリーブの磁気シール
部材を提供するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の磁気シール部材は、上述
のように、樹脂バインダーに磁性粉として異方性Sm−
Fe−N合金粉末を分散したボンド樹脂磁石組成物によ
り形成されたものであり、少なくとも円弧状に形成され
た磁気シール部が、異方性Sm−Fe−N合金粉末を所
定方向に配向させて着磁されているものである。上記ボ
ンド樹脂磁石組成物を構成する樹脂バインダーとして
は、ナイロン6,ナイロン12等のポリアミド樹脂、ポ
リスチレン樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂(P
ET)、ポリブチレンテレフタレート樹脂(PBT)、
ポリフェニレンサルファイド樹脂(PPS)、エチレン
−酢酸ビニル共重合体樹脂(EVA)、エチレン−エチ
ルアクリレート樹脂(EEA)、エポキシ樹脂、エチレ
ン−ビニルアルコール共重合体樹脂(EVOH)、ポリ
プロピレン樹脂、ポリエチレン,塩素化ポリエチレン,
ポリエチレン共重合体等のポリオレフィンや、これらポ
リオレフィンの構造中に無水マレイン酸基,カルボキシ
ル基,ヒドロキシル基,グリシジル基等の反応性を持つ
官能基を導入した変性ポリオレフィン等が挙げられ、こ
れらは一種又は二種以上を混合して用いることができ
る。これらの中では、ナイロン6,ナイロン12等のポ
リアミド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂(PP
S)、塩素化ポリエチレンなどが好ましく用いられる。
【0008】本発明において、このバインダー中に混合
分散させる磁性粉である異方性Sm−Fe−N合金粉末
の配合量は、要求される磁力の強さに応じて適宜設定さ
れ、特に制限されるものではないが、通常は80〜95
重量%(密度で3〜5g/cm3 程度)、特に90〜9
5重量%とすることが好ましい。バインダーとして塩素
化ポリエチレンを用いた場合、異方性Sm−Fe−N合
金粉末の配合量は、90〜92%とすることが好まし
い。本発明の磁気シール部材を構成するボンド樹脂磁石
組成物には、上記バインダー成分及び磁性粉に加えて、
必要に応じてマイカやウィスカあるいはタルク、炭素繊
維、ガラス繊維等の補強効果の高い充填材を適量添加す
ることができる。この場合、充填材としては、マイカあ
るいはウィスカが好ましく、ウィスカとしては、炭化ケ
イ素,窒化ケイ素等からなる非酸化物系ウィスカ、Zn
O,MgO,TiO2 ,SnO2 ,Al2 3 等からな
る金属酸化物系ウィスカ、チタン酸カリウム,ホウ酸ア
ルミニウム,塩基性硫酸マグネシウム等からなる複酸化
物系ウィスカなどが挙げられるが、これらの中ではプラ
スチックとの複合化が容易な点から複酸化物系ウィスカ
が特に好適に使用される。なお、現像剤用スリーブの磁
気シール部材は、上述のように現像用スリーブと非接触
で用いられるので、高強度が要求されるものではなく、
低コスト化及び軽量化の観点から、これら充填材の使用
量はできるだけ少ないことが好ましく、できれば充填材
は用いないことが好ましい。なお、このボンド樹脂磁石
組成物には、本発明の目的を逸脱しない限り、上記充填
材以外の添加物を添加してもよい。
【0009】本発明の磁気シール部材は、上記ボンド樹
脂磁石組成物を成形してなるものであり、例えば図1
(A)に示す磁気シール部材1のように、少なくともそ
の一部に現像用スリーブの外周面に沿って円弧状に湾曲
した磁気シール部11を有し、少なくともこの磁気シー
ル部11の内周面が所望の磁力パターンに着磁されたも
のである。なお、図1(A)では、3つのS極と3つの
N極とか交互に並んだ磁力パターンを例示した。この場
合、本発明の磁気シール部材は、少なくとも上記磁気シ
ール部11を形成しているボンド樹脂磁石組成物中の異
方性Sm−Fe−N合金粉末が所定方向に配向している
ものであり、この場合、配向の方向は特に制限されるも
のではないが、図1(B)に矢印で示すように、磁気シ
ール部11の円弧の中心を中心として放射状に配向させ
ることが好ましく、所謂ラジアル配向とすることが好ま
しい。
【0010】図1(A)に示す磁力パターン及び図1
(B)に示すSm−Fe−N合金粉末の配向を有する磁
気シール部を形成するには、ボンド樹脂磁石組成物を成
形材料としてシート状に押出成形する際に、このシート
状物に磁場を印加してSm−Fe−N合金粉末を、シー
ト面に対して垂直の方向に平行配向すると同時に所望の
磁力パターンに着磁を施し、得られた着磁シートを円弧
状に形成すればよい。磁場に印加は、押出機の口金部分
の箇所に永久磁石又は磁場発生器を配置して行うことが
できる。また、所望の磁力パターンを得るには、磁力パ
ターンに応じた極性及び磁力の磁場を印加すればよい。
この場合、図1(A)に示すように、磁気シール部11
のみに磁力パターンを形成するには、押出成形時にシー
トに対して部分的に磁場を印加すればよい。本発明の磁
気シール部材は、ボンド樹脂磁石組成物を円弧状に成形
してから磁場を印加するのではなく、磁性粉を配向させ
かつ着磁したシート状物を円弧状に形成するものである
ため、金型を必要とせず、磁場の印加を容易に行う
ことができ、ボンド樹脂磁石組成物を円弧状に成形し
た後に磁場を印加した磁気シール部と同様にラジアル配
向とすることができ、ボンド樹脂磁石組成物を円弧状
に成形した後に磁場を印加した磁気シール部と同様の磁
気特性(2000G以上の高磁力)を有し、磁気シー
ル部を所望の曲率を有する円弧とすることができる。
【0011】本発明の磁気シール部材1は、図2に示す
ように、その磁気シール部11の内周面が現像用スリー
ブ2の外周面に近接した状態で配設され、この磁気シー
ル部11の内周面に設けられた磁極により現像用スリー
ブの両端部を磁気シールするものである。この磁気シー
ル部11の内周面に形成される磁極は、1極でも複数極
であってもよく、特に制限されるものではないが、図1
(A)に示すように、S極とN極とが交互に配置される
ように複数の磁極を形成することが好ましい。この場
合、形成される磁極の数は、磁気シール部11の長さ、
すなわち磁気シールを要する現像スリーブの周長や磁気
シール部11の円弧の曲率、さらには現像スリーブ3の
内側に配設されたマグネットローラ3の磁力パターンな
どに応じて適宜選定され、特に制限されるものではない
が、通常は4〜10極、特に6〜8程度とされる。
【0012】磁気シール部11の内周面、すなわち磁気
シール面に形成される磁極の磁力は、磁気シールするト
ナーtの種類やマグネットローラ3の磁気特性、さらに
は現像機構部の現像方式などに応じて適宜選定され、特
に制限されるものではない。本発明においては、磁性粉
として比較的安価で軽量のSm−Fe−N合金を用い
て、2000G以上の高磁力を容易に達成することがで
きる。なお、図1では、一端側に円弧状の磁気シール部
11が形成された角棒状又は板状の磁気シール部材1を
示したが、本発明の磁気シール部材の形状はこれに限定
されず、現像用スリーブの外周面に応じた円弧状の磁気
シール部を有していればいずれの形状であってもよい。
【0013】
【実施例】次に、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定
されるものではない。 実施例1 塩素化ポリエチレンに異方性Sm−Fe−N合金粉末
(平均粒径2〜3μm)を92重量%となるように配合
し、十分に混練してボンド樹脂磁石組成物を調製し、こ
の組成物を成形材料とし、押出成形法により、Sm−F
e−N合金粉末が平行配向し、かつシートの一部に3つ
のS極と3つのN極が交互に配置された磁力パターンを
有するシートを得た。押出成形の際に印加した配向磁場
は2T(テスラ)であった。図4に当該材料の磁化減磁
曲線を示す。得られた磁気シール部材1の重さを測定し
たところ、1.8gであった。また、磁気シール部11の
内周面の磁力をマグネットアナライザー(NDK670
0,日本電磁測器社製)で周方向に測定し、グラフにし
た。結果を図5に示す。
【0014】比較例1 ナイロン12に等方性Nd−Fe−B合金粉末(平均粒
径50〜60mm)を93重量%となるように配合し、
十分に混練してボンド樹脂磁石組成物を調製し、このボ
ンド樹脂磁石組成物を磁場の印加を行わずに射出成形し
て図1に示すものと同様の形状の磁気シール部材を成形
した。成形した磁気シール部材に着磁を施して、図1
(A)と同様に、3つのS極と3つのN極が交互に配置
された磁力パターンを磁気シール部11に形成した。得
られた磁気シール部材の重さを測定したところ、2.2g
であった。また、磁気シール部の内周面の磁力を周方向
に測定して、グラフにした。結果を図6に示す。
【0015】図5,6に示すように、実施例の磁気シー
ル部材は、磁性粉として等方性Nd−Fe−B合金粉末
を用い、かつ成形した後に着磁を施したものと同等の磁
力及び磁性パターンが得られることが確認された。上記
のように、磁性粉として異方性Sm−Fe−N合金粉末
を用いた実施例の磁気シール部材は、磁性粉として等方
性Nd−Fe−B合金粉末を用いた比較例の磁気シール
部材よりも軽量であり、また、Sm−Fe−N合金はN
d−Fe−B合金よりも安価であるため、コスト低減に
も寄与することができる。
【0016】
【発明の効果】本発明の磁気シール部材は、良好な磁気
シール性能を有し、軽量化及び低価格化を達成すること
ができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係る磁気シール部材を示す
説明図であり、(A)は磁極を示す側面図、(B)は磁
性粉の配向状態を示す側面図である。
【図2】 磁気シール部材の使用状態を示す概略図であ
る。
【図3】 現像用スリーブを用いた現像機構の一例を示
す概略断面図である。
【図4】 実施例で用いた材料の磁化減磁曲線を示すグ
ラフである。
【図5】 実施例の磁気シール部材の磁力パターンを示
すグラフである。
【図6】 比較例の磁気シール部材の磁力パターンを示
すグラフである。
【符号の説明】 1 磁気シール部材 11 磁気シール部 2 現像用スリーブ 3 マグネットローラ 4 現像シリンダ 5 成層ブレード 6 攪拌パドル 7 感光ドラム(潜像保持体) c ケーシング(トナー収容部) t トナー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナー収容部内に収容したトナーを表面
    に担持して回転することによりトナーを搬送して潜像保
    持体表面に供給する現像用スリーブの両端部外周面と上
    記トナー収容部との間に配設され、現像用スリーブ表面
    に担持したトナー又は上記収容部内のトナーが現像用ス
    リーブの両端部から散逸することを防止する円弧状のシ
    ール部を有する磁気シール部材において、少なくとも該
    シール部が、樹脂バインダーに異方性Sm−Fe−N合
    金粉末を分散したボンド樹脂磁石組成物を押出成形して
    得られた着磁シートを円弧状に形成してなることを特徴
    とする現像用スリーブの磁気シール部材。
  2. 【請求項2】 押出成形が、Sm−Fe−N合金粉末を
    所定方向に配向させかつ着磁するための磁場を印加しな
    がらなされるものである請求項1記載の現像用スリーブ
    の磁気シール部材。
  3. 【請求項3】 円弧状のシール部におけるSm−Fe−
    N合金粉末の配向方向が、ラジアル状である請求項1又
    は2記載の現像用磁気スリーブの磁気シール部材。
  4. 【請求項4】 上記磁気シール部に複数の磁極が着磁さ
    れており、かつ隣接する磁極同士が異なる極性を有する
    磁極である請求項1〜3のいずれかに記載の現像用磁気
    スリーブの磁気シール部材。
JP30276999A 1999-10-25 1999-10-25 磁気シール部材 Expired - Fee Related JP4456701B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30276999A JP4456701B2 (ja) 1999-10-25 1999-10-25 磁気シール部材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30276999A JP4456701B2 (ja) 1999-10-25 1999-10-25 磁気シール部材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001125372A true JP2001125372A (ja) 2001-05-11
JP4456701B2 JP4456701B2 (ja) 2010-04-28

Family

ID=17912921

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30276999A Expired - Fee Related JP4456701B2 (ja) 1999-10-25 1999-10-25 磁気シール部材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4456701B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055609A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Canon Inc 画像形成方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005055609A (ja) * 2003-08-01 2005-03-03 Canon Inc 画像形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4456701B2 (ja) 2010-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004311771A (ja) 長尺マグネット及びその製造方法とマグネットローラ並びに画像形成装置
JP3989180B2 (ja) 現像ローラ及びその製造方法、現像装置並びに画像形成装置
JP4456701B2 (ja) 磁気シール部材
JP2001013790A (ja) 現像用スリーブの磁気シール部材
JP2002231526A (ja) マグネットローラ
JP2822476B2 (ja) 現像装置
JP2001296741A (ja) 磁気シール部材及びその製造方法
JP2002151324A (ja) マグネットローラ
US6324372B1 (en) Magnet roller, process for producing same and developing unit using same
JP4438197B2 (ja) 現像剤用シール磁石
JP3308187B2 (ja) マグネットローラの製造方法
JP3116890B2 (ja) マグネットローラ及びマグネットローラの製造方法
JPH1041128A (ja) マグネットローラ及びその製造方法
JPH1063099A (ja) 現像ローラ及び現像装置
JPH11243009A (ja) マグネットローラ及びその製造方法
JP2001142302A (ja) マグネットローラ
JP3230444B2 (ja) マグネットローラ
JP2002091166A (ja) マグネットローラ
JP2001118721A (ja) マグネットローラ
JPH11243010A (ja) マグネットローラの製造方法
JP2000164421A (ja) マグネットローラ
JP2001044021A (ja) マグネットローラ及びそれを用いた現像装置
JP2001185416A (ja) マグネットローラ,現像ローラ及びそれを用いた現像装置
JP2000153540A (ja) 樹脂磁石成形物の製造方法
JPH10240014A (ja) マグネットローラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090626

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090728

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090928

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100202

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100208

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130212

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140212

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees