JP2001124195A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents

自動変速機の油圧制御装置

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JP2001124195A
JP2001124195A JP30213199A JP30213199A JP2001124195A JP 2001124195 A JP2001124195 A JP 2001124195A JP 30213199 A JP30213199 A JP 30213199A JP 30213199 A JP30213199 A JP 30213199A JP 2001124195 A JP2001124195 A JP 2001124195A
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孝行 久保
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裕 仁木
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    • F16H61/06Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure
    • F16H61/061Smoothing ratio shift by controlling rate of change of fluid pressure using electric control means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16H59/68Inputs being a function of gearing status
    • F16H59/72Inputs being a function of gearing status dependent on oil characteristics, e.g. temperature, viscosity

Abstract

(57)【要約】 【課題】入力トルクの大きさや油温を考慮する形で解放
側油圧を制御することによりエンジン吹きやタイアップ
の発生を防止する、自動変速機の油圧制御装置の提供。 【解決手段】係合側油圧及び解放側油圧を共に制御する
トルク相制御において、入力トルクの大きさと油温の高
低により、解放側の摩擦係合要素に作用する解放側油圧
のドレーンタイミングT1、T3及びドレーン勾配δP
を変更するように制御する変速実行制御手段U4を設け
る。入力トルクの大きさ及び油温の高低を考慮した形で
解放側油圧を制御することが可能となり、掴み換えに伴
うタイアップやエンジン吹きの発生を防止することが出
来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に搭載され
る自動変速機の油圧制御装置に係り、詳しくは所定摩擦
係合要素を係合すると共に他の摩擦係合要素を解放す
る、いわゆるクラッチツークラッチ変速において、前記
両摩擦係合要素用油圧を関連して調圧制御する油圧制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平5−157168号
公報に示すように、所定変速段へのアップシフト時、例
えば2→3変速時(ブレーキB−2の係合と共にブレー
キB−3を解放する)、係合側となる油圧サーボ及びア
キュムレータへの供給圧(B−2圧)が、2−3タイミ
ング弁の制御油室に作用することにより、解放側となる
油圧サーボ及びアキュムレータに連通する解放圧(B−
3圧)を降圧して、係合圧と解放圧を逆比関係に適合
し、解放圧を、変速開始時から少なくともトルク相終了
時点までリニアに下降制御する自動変速機のサーボ油圧
制御方法が案出されている。
【0003】該油圧サーボ制御方法は、解放圧を所定タ
イミングで一気に行うものに比し、変速中のスロットル
開度変化に対応して適切な係合・解放タイミングの修正
が可能となって、変速ショックを抑えることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記油圧サー
ボ制御方法は、入力トルクや油圧サーボに供給される油
圧の油温と無関係に、一定のタイミングでリニアに解放
側の油圧サーボの供給油圧を抜くことから、入力トルク
や油温が高いとエンジン吹きが発生し易くなり、入力ト
ルクや油温が低いと、タイアップが生じやすくなる。従
って、入力トルクの大きさや油温を考慮して形で解放側
油圧を降圧制御することの出来る油圧制御装置の開発が
望まれている。
【0005】そこで、本発明は、入力トルクの大きさや
油温を考慮した形で解放側油圧を制御することにより、
上述課題を解決した自動変速機の油圧制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エン
ジン出力軸からの動力が入力される入力軸と、車輪に連
結される出力軸と、これら入力軸と出力軸との間で動力
伝達経路を変更する複数の摩擦係合要素と、これら摩擦
係合要素を断・接作動する油圧サーボ(9、10)と、
を備え、前記複数の摩擦係合要素の内、第1の摩擦係合
要素を所定の係合側油圧にて係合すると共に、第2の摩
擦係合要素を所定の解放側油圧にて解放することにより
所定変速段へのアップシフトを達成する自動変速機の油
圧制御装置において、入力トルクを算出する入力トルク
算出手段を設け、前記係合側油圧及び解放側油圧を共に
制御するトルク相制御において、前記入力トルク算出手
段から算出された入力トルクの大きさにより、第2の摩
擦係合要素に作用する前記解放側油圧のドレーンタイミ
ング(T1、T3)を変更するように制御する変速実行
制御手段(U4)を設けて構成される。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記変速実行制御手段は、前記係合側油圧及び解放
側油圧を共に制御するトルク相制御において、油温の高
低によっても、第2の摩擦係合要素に作用する解放側油
圧のドレーンタイミング(T1、T3)を変更するよう
に制御して構成される。
【0008】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記変速実行制御手段は、前記係合側油圧及
び解放側油圧を共に制御するトルク相制御において、入
力トルクの大きさにより、第2の摩擦係合要素に作用す
る解放側油圧のドレーン勾配(δP)を変更するように
制御して構成される。
【0009】請求項4の発明は、請求項1又は2の発明
において、前記変速実行制御手段は、前記係合側油圧及
び解放側油圧を共に制御するトルク相制御において、油
温の高低により、第2の摩擦係合要素に作用する油圧の
ドレーン勾配(δP)を変更するように制御して構成さ
れる。
【0010】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、前記変速実行制御手段は、入力トルクが小さいとき
ほど、油圧のドレーンタイミング(T1、T3)を早く
するように制御して構成される。
【0011】請求項6の発明は、請求項2の発明におい
て、前記変速実行制御手段は、油温が低いときほど、油
圧のドレーンタイミング(T1、T3)を早くするよう
に制御することを特徴として構成される。
【0012】請求項7の発明は、請求項4の発明におい
て、前記変速実行制御手段は、油温が高いときほど、油
圧のドレーン勾配(δP)を急にするように制御するこ
とを特徴として構成される。
【0013】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、本発明の構成を何等限定する
ものではない。
【0014】
【発明の効果】請求項1に係る発明によると、変速実行
制御手段(U4)が、係合側油圧及び解放側油圧を共に
制御するトルク相制御において、入力トルクの大きさに
より、第2の摩擦係合要素に作用する解放側油圧のドレ
ーンタイミング(T1、T3)を変更するように制御す
るので、入力トルクの大きさを考慮した形で解放側油圧
の解放時期を制御することが可能となり、掴み換えに伴
うタイアップやエンジン吹きの発生を防止することが出
来る。
【0015】請求項2に係る発明によると、入力トルク
の大きさに加えて油温を考慮した形で解放側油圧の解放
時期を制御することが可能となり、寒冷地などにおい
て、より効果的な制御が可能となる。
【0016】請求項3に係る発明によると、入力トルク
の大きさにより、第2の摩擦係合要素に作用する解放側
油圧のドレーン勾配(δP)を変更することから、解放
側の摩擦係合要素の解放速度を入力トルクに応じて変更
することが出来、エンジン吹きやタイアップの発生を効
果的に防止することが出来る。
【0017】請求項4に係る発明によると、油温の高低
によって、第2の摩擦係合要素に作用する油圧のドレー
ン勾配(δP)を変更することから、高油温時の油圧0
付近の応答遅れに対処してドレーン勾配を急にしたり、
低油温時は係合側の係合状態に適合させる形でゆっくり
とドレーンさせるなどのきめの細かな制御が可能とな
る。
【0018】請求項5に係る発明によると、入力トルク
が小さいときほど、油圧のドレーンタイミング(T1、
T3)を早くするように制御することにより、低油温時
には引きずりトルクによるタイアップの発生を防止する
ことができる。また高油温時は、入力トルクが大きな場
合には、ドレーンタイミングが遅くなるように制御され
るので、係合側の摩擦係合要素の係合遅れによるエンジ
ン吹きの発生を防止することが出来る。
【0019】請求項6に係る発明によると、油温が低い
ときほど、油圧のドレーンタイミング(T1、T3)を
早くするように制御することから、低油温による解放側
の摩擦係合要素の応答遅れを考慮した形の解放動作が可
能となり、タイアップの防止が可能となる。
【0020】請求項7に係る発明によると、油温が高い
ときほど、油圧のドレーン勾配(δP)を急にするよう
に制御することから、早期に解放側をドレーンすること
が出来、高油温時における油圧0付近の応答遅れにも適
切に対応することが出来る。
【0021】
【発明の実施の形態】本自動変速機は、多数のクラッチ
又はブレーキ等の摩擦係合要素を有し、これら摩擦係合
要素を適宜断・接することによりプラネタリギヤの伝動
経路が選択される自動変速機構(図示せず)を備えてお
り、該自動変速機構の入力軸が、エンジン出力軸にトル
クコンバータを介して連結しており、また自動変速機構
の出力軸が駆動車輪に連結している。具体的には、本自
動変速機は、特開平9−21448号公報に開示されて
いる前進5速、後進1速のものに適用する。
【0022】図1は、電気制御系を示すブロック図であ
り、Uは、マイクロコンピュータ(マイコン)からなる
制御部(ECU)で、エンジン回転センサ2、ドライバ
のアクセルペダル踏み量を検出するスロットル開度セン
サ3、トランスミッション(自動変速機構)の入力軸回
転数(=タービン回転数)を検出するセンサ5、車速
(=自動変速機出力軸回転数)センサ6及び油温センサ
7からの各信号が入力しており、また油圧回路のリニア
ソレノイドバルブSLS及びSLUに出力している。前
記制御部Uは、係合側油圧を制御する係合側油圧制御手
段U1 と、解放側油圧を制御する解放側油圧制御手段
U3と、油圧解放パターン演算手段U2と、変速実行制
御手段U4を備えている。制御部Uから所定制御信号が
前記リニアソレノイドバルブSLS又はSLUに出力さ
れる。
【0023】図2は、油圧回路の概略を示す図であり、
前記2個のリニアソレノイドバルブSLS及びSLUを
有すると共に、自動変速機構のプラネタリギヤユニット
の伝達経路を切換えて、例えば前進4速又は5速、後進
1速の変速段を達成する複数の摩擦係合要素(クラッチ
及びブレーキ)を断接作動する複数の油圧サーボ9、1
0を有している。また、前記リニアソレノイドバルブS
LS及びSLUの入力ポートa1 ,a2 にはソレノイ
ドモジュレータ圧が供給されており、これらリニアソレ
ノイドバルブの出力ポートb1 ,b2 からの制御油圧
がそれぞれプレッシャコントロールバルブ11,12の
制御油室11a,12aに供給されている。プレッシャ
コントロールバルブ11,12は、ライン圧がそれぞれ
入力ポート11b,12bに供給されており、前記制御
油圧にて調圧された出力ポート11c,12cからの調
圧油圧が、それぞれシフトバルブ13,15を介して適
宜各油圧サーボ9,10に供給される。
【0024】なお、本油圧回路は、基本概念を示すため
のものであって、各油圧サーボ9,10及びシフトバル
ブ13,15は、象徴的に示すものであり、実際には、
自動変速機構に対応して油圧サーボは多数備えられてお
り、これら油圧サーボへの油圧を切換えるシフトバルブ
も多数備えている。また、油圧サーボ10に示すように
油圧サーボは、シリンダ16にオイルシール17により
油密状に嵌合するピストン19を有しており、該ピスト
ン19は、油圧室20に作用するプレッシャコントロー
ルバルブ12からの調圧油圧に基づき、戻しスプリング
21に抗して移動し、外側摩擦プレート22及び内側摩
擦材23を接触する。該摩擦プレート及び摩擦材は、ク
ラッチで示してあるが、ブレーキにも同様に対応するこ
とは勿論である。
【0025】ついで、本発明に係る油圧制御装置につい
て、図3ないし図11に沿って説明する。
【0026】ドライバのアクセルペダル操作に基づくス
ロットル開度センサ3及び車速センサ6からの信号によ
り、制御部U内の変速実行制御手段U4が変速マップに
基づき変速判断、例えば2→3変速のアップシフト判断
を行ない、以下図4及び図5に基づき、係合側の油圧係
合要素を係合側油圧制御手段U1を介して制御する。即
ち、図3ないし図5に示すように、所定シフトバルブの
操作等の、前処理のための所定時間経過後、係合側油圧
及び解放側油圧Pの変速制御が開始される(S
1)。なお、該変速制御にあっては、ドライバは、アク
セルペダルを略々一定な操作を保持して、変速中、エン
ジンから車輪側へ動力伝達されるパワーオン状態でアッ
プシフト制御される。そして、係合側の油圧サーボへの
油圧(係合油圧)P が所定圧Ps1になるように所
定信号をリニアソレノイドバルブSLS(又はSLU)
に出力する(S2)。該所定圧(限界圧)Ps1は、油
圧サーボの油圧室20を満たすために必要な油圧に設定
されており、所定時間t 保持される。該所定時間t
SAが経過すると(S3)、係合油圧P は、所定勾
配[(Ps1−Ps2)/tSB]で減少し(以下スイ
ープダウンという)(S4)、係合油圧P が所定低
圧Ps2になると(S5)、該スイープダウンが停止さ
れ、該所定低圧Ps2に保持・待機される(S6)。該
所定低圧Ps2は、ピストンストローク圧以上でかつ入
力軸の回転変化を生じさせない圧に設定されており、該
所定低圧Ps2は、計時tが所定時間tSE経過するま
で保持される(S7)。上記ステップS1〜S7が、摩
擦係合要素の摩擦プレート22,23の遊びをなくして
(ガタ詰め)トルク容量が発生する直前の状態に油圧サ
ーボ10のピストン19を移動するサーボ起動制御とな
る。
【0027】ついで、入力トルクTt に対応する係合
側分担トルクT が算出され(例えば、aをトルク分
担率とすると、T =1/a・Tt )(S8)、そし
て該係合側分担トルクT に基づく所定関数により、
入力軸回転数N の回転変化が開始する直前(イナー
シャ相の開始直前)の係合目標油圧PTAを算定する
(S9)。該イナーシャ相開始時直前の係合側油圧P
TAは、B ;ピストンストローク圧(=スプリング
荷重)、A ;摩擦板有効半径×ピストン面積×摩擦
板枚数×摩擦係数、dPTA;油圧の遅れ分の油圧量と
すると、PTA=(T/A )+B+dPTA
て算出される。更に、余裕率(タイアップ度合)
11,S21により、解放側摩擦係合要素とのタイア
ップ度合を、ドライブフィーリングを考慮して設定し
て、係合目標油圧PTAが補正されて設定される(S1
0)。そして、該入力トルクTt に応じて算定された
イナーシャ相開始時直前の係合油圧PTAに基づき、予
め設定された所定時間tTAにより所定勾配が算定され
[(PTA−Ps2)/tTA]、該勾配に基づき係合
側油圧が増加する(以下スイープアップという)(S1
1)。該比較的急な勾配からなる第1のスイープアップ
により、係合トルクが増加し、入力軸回転数変化が開始
する直前の状態、即ち前記算出された所定目標係合油圧
TAまで油圧が上昇する(S12)。
【0028】なお、入力トルクTt (=タービントル
ク)は、車輌走行状況に基づき、例えば、マップにより
スロットル開度とエンジン回転数に基づき線形補間して
エンジントルクを求め、ついでトルクコンバータの入出
力軸回転数から速度比を計算し、該速度比によりマップ
からトルク比を求め、そして前記エンジントルクに上記
トルク比を乗じて求められる。
【0029】そして、上記目標係合油圧PTAに達する
と、即ち入力軸回転数の回転変化が開始されるイナーシ
ャ相に入ったと予測される時点で、イナーシャ相制御に
入る際の、油圧の変化δPTAが、入力軸回転数N
の回転変化開始時における目標とする目標回転変化率
(角加速度)ωaに応じた関数[δPTA=fδPTA
(ωa)]により算出される(S13)。即ち、kを定
数、taim を目標変速開始時間、ωaを目標回転変
化率[目標回転数への勾配]、Iをイナーシャ量とする
と、前記油圧変化δPTA=[I・ωa]/[k・ta
im ]にて算定される。そして、該油圧変化δPTA
による勾配でスイープアップされる(S14)。該第2
のスイープアップは、回転変化開始時の入力軸回転数N
TSからの回転変化分ΔNが所定変速開始判定回転数d
Nsに達するまで続けられ(S15)、係合側油圧P
は、エンジントルクと略々同じクラッチ容量となるイ
ナーシャ相開始油圧PINになる。
【0030】なお、上記ステップS8〜S14が、係合
側クラッチが担持するトルクが増大すると共に、解放側
クラッチの担持トルクが減少し、ギヤ比はアップシフト
前(2速)の状態にあってトルク分担だけが変化するト
ルク相制御となる。また、上記入力軸回転数N の回
転変化開始とは、イナーシャ相に入ったこと、即ちギヤ
比に基づく変速(2→3変速)が開始され、出力軸の回
転数に対する該ギヤ比に係る入力軸回転数の変化が開始
された状態であって、前記入力回転数センサ5及び車速
センサ6から算出される。
【0031】ついで、係合側油圧変化δP が、入力
軸回転数センサ5の検出に基づく回転数の変化量ΔNに
てフィードバック制御されて、該δP の勾配により
スイープアップされる(S16)。該δP によるス
イープアップは、変速開始(回転変化開始)から変速完
了までの回転変化量ΔNのa1 [%]、例えば70
[%]まで続けられる(S17)。即ち、NTSを変速
開始時の入力軸回転数、ΔNを回転変化量、giを変速
前ギヤ比、gi+1 を変速後ギヤ比とすると、[(Δ
N×100)/{(NTS/gi )×(gi+1 −g
i )}]がa1[%]になるまで続けられる。上記ス
テップS16,S17が、エンジントルクの負荷となっ
てエンジン回転数を変化するイナーシャ相制御となる。
【0032】更に、上記回転変化量のa1[%]を越え
ると、滑らかな入力軸回転数変化量ΔNに基づくフィー
ドバック制御により異なる油圧変化δP が設定さ
れ、該δP の勾配によりスイープアップされる(S
18)。該δP は、一般にδP より僅かにゆるい
勾配となり、該スイープアップは、変速開始(回転変化
開始)から変速完了近傍までの回転数変化量のa2
[%]、例えば90[%]まで続けられる(S19)。
上記δP 及びδP によるスイープアップ目標変速
時間t は、油温により異なる、複数のスロットル開
度・車速マップが選択され、該マップに基づき設定され
る。上記ステップS18が終期制御となる。
【0033】そして、該目標変速時間t が経過する
と、時間t が設定され(S20)、この状態はイナ
ーシャ相及び終期制御が終了した状態と略々対応してい
る。更に、比較的急な油圧変化δP が設定されて、
該油圧変化により油圧が急激にスイープアップし(S2
1)、そして前記計時時間t から、係合圧まで上昇
するに充分な時間に設定されている所定時間tFEが経
過した状態で(S22)、係合側の油圧制御が完了す
る。上記ステップS20,S21が完了制御となる。
【0034】ついで、図3、図6及び図7に沿って、上
述したアップシフト変速における、変速実行制御手段U
4による解放側油圧P の制御について説明する。
【0035】まず、変速実行制御手段U4からの変速指
令により、係合側と同時に解放側油圧制御の計時が開始
される(S25)。そして、入力トルクTt に基づき
解放側摩擦係合要素の分担トルクT が算出され(S
26)、更に該解放側分担トルクT に対する係合圧
Pw′が算出され(S27)、解放油圧Pとして供給
され(S28)、該油圧Pw′の供給は、原則的には係
合油圧P が第1のスイープアップを開始する時点T
1まで(トルク相の開始)(tSE)待機・保持される
(S29)。
【0036】この、待機制御の後、係合側の摩擦係合要
素がトルク相制御を開始するのに同期して解放側の摩擦
係合要素の油圧を徐々に低下させる初期変速制御にはい
るが、この初期変速制御の開始タイミング及びその後の
ドレーン勾配は、制御部Uの油圧解放パターン演算手段
U2により、入力トルク及び油温に応じて適宜演算決定
される。
【0037】即ち、油圧解放パターン演算手段U2は、
解放側の摩擦係合要素の初期変速制御の標準的な開始時
点T1、即ち係合側の摩擦係合要素のトルク相制御開始
時点T1に対して、解放側の初期制御の開始時間を調整
するための開始調整時間Ta、その後のスイープダウン
時間を調整するためのドレーン速度調整時間Tbを演算
する。
【0038】油圧解放パターン演算手段U2は、その時
点の入力トルク及び油温に応じて、図8に示すように、
マップMAP1、MAP2を参照して、開始調整時間T
a、及びドレーン速度調整時間Tbを決定する。マップ
MAP1には、油温及び入力トルクと開始調整時間Ta
の関係が格納されており、同じ油温では入力トルクが低
くなるほど、解放側摩擦係合要素から作動油をドレーン
するドレーンタイミングを早くするようにし、同じ入力
トルクでは、油温が低くなるほど解放側摩擦係合要素か
ら作動油を早くドレーンするように、開始調整時間Ta
が格納されている。開始調整時間Taは、図9及び図1
0に示すように、標準開始時間T1に対する時間で示さ
れており、時間T1に対して図中右側が+であり、左側
が−である。
【0039】同じ油温で入力トルクが低くなるほど、解
放側摩擦係合要素から作動油を早くドレーンするのは、
入力トルクが小さくなると、油圧の応答遅れと引きずり
トルクの影響で、解放側の摩擦係合要素の保持時間が長
くなる傾向があるため、早期にドレーンすることにより
タイアップショックを低減することが出来るからであ
る。
【0040】また、同じ入力トルクで、油温が低くなる
ほど解放側摩擦係合要素から作動油を早くドレーンする
のは、油温が低温になるほど油圧の応答遅れが生じるの
で、それだけ早期にドレーンすることにより応答遅れに
よるタイアップショックを低減することが出来るからで
ある。
【0041】一方、マップMAP2には、油温及び入力
トルクとドレーン速度調整時間Tbの関係が格納されて
いる。ドレーン速度調整時間Tbがマイナスになるほど
ドレーン勾配は緩やかになり、ドレーン速度は遅くな
る。なお、標準のドレーン勾配δは、Pw/tTA
ある。また、ドレーン速度調整時間Tbがプラスになる
ほどスイープ勾配は急になり、ドレーン速度は早くな
る。マップMAP2では、油温が低くなり、かつ入力ト
ルクが高くなるほど、ドレーン速度調整時間Tbはマイ
ナスとなって、スイープ勾配は緩やかになり、ドレーン
速度は遅くなり、油温が高くなり、かつ入力トルクが高
くなるほど、ドレーン速度調整時間Tbはプラスとなっ
て、スイープ勾配は急になり、ドレーン速度は早くな
る。ドレーン速度調整時間Tbは、標準のドレーン勾配
δ=Pw/tTAを求める式で、係合側のトルク相制御
に要する時間tTAを基準に、該時間を延長する場合が
+で、短縮する場合が−である。
【0042】油圧解放パターン演算手段U2が、現在の
油温及び入力トルクから、マップMAP1、MAP2を
参照して、開始調整時間Ta、及びドレーン速度調整時
間Tbを決定すると、変速実行制御手段U4は、図6の
ステップS29で、時間tが開始調整時間Taにより調
整された解放側の摩擦係合要素のドレーン開始時点T3
になったか否かを判定し、時点T3になっている場合に
は、ステップS30の以降の初期変速制御に入り、油圧
のドレーンを開始する。従って、ステップS28からS
29が解放側の摩擦係合要素における待機制御となる。
【0043】この際、図9に示すように、油温が低い場
合には、時点T3は、標準開始時間T1よりも時間Ta
だけ早い、時点T3−1、T3−2からドレーンが開始
される。図中スロットルが高開度、即ち入力トルクが高
い場合には時点T3−2で、低開度、即ち入力トルクが
低い場合には、それよりも早い時点T3−1でドレーン
が開始される。これは、入力トルクが高い場合には、油
圧の応答遅れによる解放遅れを防止するために、早めに
ドレーンするが、入力トルクが低い場合には、更に、解
放側の摩擦係合要素に発生する引きずりトルク分、早め
にドレーンする。
【0044】また、図10に示すように、油温が高い場
合には、時点T3は、入力トルクが高い場合のみ、標準
開始時間T1よりも時間Taだけ遅い、時点T3−3で
ドレーンが開始され、入力トルクが低い場合には、標準
開始時間T1でドレーンが開始される(図10の場
合)。これは、入力トルクが高い場合には、係合側の遅
れにより、エンジン吹きが生じやすいことに起因する。
【0045】変速実行制御手段U4は、ステップS3
0,31で入力トルクTtに基づき、再度、分担トルク
及び、対応する係合圧Pwを求め、解放側油圧とし
て供給する(S32)。次に、ステップS33で、油圧
解放パターン演算手段U2により求められた開始調整時
間Taが0以上の場合、即ち、図10の時点T3−3の
ように、標準開始時間T1よりも時間Taだけ遅れてド
レーンを開始する場合(入力トルクが高く、油温も高い
状態で、解放側の抜き始めにエンジン吹きが生じやすい
場合など)には、ステップS34でタイマーをリセット
し、ステップS35でδPminの最小勾配で標準開始
時間T1から時点T3−3までゆっくりと抜き始める
(スイープダウン)(S36−37)。
【0046】こうして、時点T1又はT3(T3−1、
T3−2、T3−3など)になった時点で、ドレーンが
開始されるが、変速実行制御手段U4は、ステップS3
9で各ドレーン時のスイープ勾配δPを、 δP=Pw/(tTA−Tb) tTA:係合側ス
イープ時間 で演算し、求められたスイープ勾配δPで油圧をスイー
プダウンする(S40)。
【0047】このスイープ勾配δPも、油圧解放パター
ン演算手段U2で求められたドレーン速度調整時間Tb
により変動し、図9に示すように、油温が低い場合に
は、(tTA−Tb)なるスイープ時間は、スロットル
が高開度、即ち入力トルクが高い場合には、係合側のス
イープ勾配に合わせて、勾配を緩くしてエンジン吹きと
タイアップを防止する、低トルクの場合には、高トルク
の場合に比して急な勾配として早めにドレーンし、引き
づりトルクにより解放側の摩擦係合要素を保持し、その
後のタイアップショックを低減する。また、高油温時に
は、図10に示すように、係合側のスイープ勾配に合わ
せてドレーン勾配を立てるが、通常低温時よりも急な勾
配となる。また、高油温時にスープ勾配を急にして、図
10に示すように、早期にドレーンさせることにより、
油圧が0付近での解放側摩擦係合要素の応答遅れによる
タイアップを防止することができる。
【0048】こうして、上記変速実行制御手段U4によ
る解放側油圧Pのスイープダウンは、係合側と同様
に、入力軸回転変化量ΔNが、所定回転変化開始判定回
転数dNs になるまで続く(S42)。上記したステ
ップS20からS42までが初期変速制御となる。
【0049】ついで、解放油圧の変化δP が設定さ
れ、該油圧変化による勾配でスイープダウンし(S4
3)、該スイープダウンは、解放側油圧P が0にな
るまで続き(S44)、これにより、解放側の油圧制御
が完了する。上記ステップS43が解放制御となる。
【0050】図11に、上記した制御の結果、油温が
(a)極低温時、(b)低温時、(c)中温時、(d)
高温時における、係合側及び解放側の油圧のタイムチャ
ートを、入力トルク別に示す。この図からも明らかなよ
うに、油温が低温になるほど、開始調整時間Taが−側
に大きくなり、解放側摩擦係合要素の油圧のドレーンが
早期に開始され、解放側の抜き遅れによるタイアップの
防止が図れれている。また、同じ低温時では、高入力ト
ルクの方が低入力トルクよりも遅めに解放され、またス
イープ勾配も緩やかに保持され、エンジン吹きが防止さ
れている。
【0051】また、高油温になると開始調整時間Taが
+側にシフトされ、係合側の応答遅れによるエンジン吹
きが防止され、更に高油温の場合は、ドレーン速度調整
時間Tbが+になることにより、スイープ勾配が急にな
り、油圧を短時間に抜くことにより、解放側の油圧0付
近での応答遅れによるタイアップを防止している。
【0052】なお、解放側の初期変速動作は、基本的に
は係合側のトルク相制御動作に同期しているので、多重
変動作などが入った場合でも、係合側の変速状態を基準
にして、容易に対応することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子制御部を示すブロック図。
【図2】本発明に係る油圧回路の概略を示す図。
【図3】パワーオン・アップシフト変速における入力軸
回転数、解放側油圧及び係合側油圧のタイムチャート。
【図4】アップシフトの係合側油圧の制御を示すフロー
チャート。
【図5】図4の続きを示すフローチャート。
【図6】アップシフトの解放側油圧の制御を示すフロー
チャート。
【図7】図6の続きを示すフローチャート。
【図8】開始調整時間とドレーン速度調整時間の、油温
及び入力トルクとの関係を示すマップ。
【図9】低油温時における解放側の初期変速制御の一例
を示すタイムチャート。
【図10】高油温時における解放側の初期変速制御の一
例を示すタイムチャート。
【図11】油温別における、摩擦係合要素の油圧タイム
チャート。
【符号の説明】
9、10……油圧サーボ U4……変速実行制御手段 P……係合側油圧 P……解放側油圧 T……解放側分担トルク T1、T3……ドレーンタイミング δP……ドレーン勾配
フロントページの続き (72)発明者 小崎 茂康 愛知県安城市藤井町高根10番地 アイシ ン・エィ・ダブリュ株式会社内 Fターム(参考) 3J052 AA01 CA07 FB31 GC13 GC23 GC44 GC46 GC73 HA01 KA01 LA01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン出力軸からの動力が入力される
    入力軸と、車輪に連結される出力軸と、これら入力軸と
    出力軸との間で動力伝達経路を変更する複数の摩擦係合
    要素と、これら摩擦係合要素を断・接作動する油圧サー
    ボと、を備え、前記複数の摩擦係合要素の内、第1の摩
    擦係合要素を所定の係合側油圧にて係合すると共に、第
    2の摩擦係合要素を所定の解放側油圧にて解放すること
    により所定変速段へのアップシフトを達成してなる、自
    動変速機の油圧制御装置において、 入力トルクを算出する入力トルク算出手段を設け、 前記係合側油圧及び解放側油圧を共に制御するトルク相
    制御において、前記入力トルク算出手段から算出された
    入力トルクの大きさにより、第2の摩擦係合要素に作用
    する前記解放側油圧のドレーンタイミングを変更するよ
    うに制御する変速実行制御手段を設けて構成した、自動
    変速機の油圧制御装置。
  2. 【請求項2】 前記変速実行制御手段は、前記係合側油
    圧及び解放側油圧を共に制御するトルク相制御におい
    て、油温の高低によっても、第2の摩擦係合要素に作用
    する解放側油圧のドレーンタイミングを変更するように
    制御する、請求項1記載の自動変速機の油圧制御装置。
  3. 【請求項3】 前記変速実行制御手段は、前記係合側油
    圧及び解放側油圧を共に制御するトルク相制御におい
    て、入力トルクの大きさにより、第2の摩擦係合要素に
    作用する解放側油圧のドレーン勾配を変更するように制
    御する、請求項1又は2記載の自動変速機の油圧制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記変速実行制御手段は、前記係合側油
    圧及び解放側油圧を共に制御するトルク相制御におい
    て、油温の高低により、第2の摩擦係合要素に作用する
    油圧のドレーン勾配を変更するように制御する、請求項
    1又は2記載の自動変速機の油圧制御装置。
  5. 【請求項5】 前記変速実行制御手段は、入力トルクが
    小さいときほど、油圧のドレーンタイミングを早くする
    ように制御することを特徴とする、請求項1記載の自動
    変速機の油圧制御装置。
  6. 【請求項6】 前記変速実行制御手段は、油温が低いと
    きほど、油圧のドレーンタイミングを早くするように制
    御することを特徴とする、請求項2記載の自動変速機の
    油圧制御装置。
  7. 【請求項7】 前記変速実行制御手段は、油温が高いと
    きほど、油圧のドレーン勾配を急にするように制御する
    ことを特徴とする、請求項4記載の自動変速機の油圧制
    御装置。
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