JP2001123551A - 建物の乾式気密構造 - Google Patents

建物の乾式気密構造

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JP2001123551A
JP2001123551A JP30292299A JP30292299A JP2001123551A JP 2001123551 A JP2001123551 A JP 2001123551A JP 30292299 A JP30292299 A JP 30292299A JP 30292299 A JP30292299 A JP 30292299A JP 2001123551 A JP2001123551 A JP 2001123551A
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panel
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JP30292299A
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Inventor
Masami Sugihara
正美 杉原
Keiichi Tomiyama
惠一 冨山
Masaya Hayashi
雅也 林
Miki Kotani
美樹 小谷
Kazuo Nakahara
和夫 中原
Keiichiro Hirato
啓一郎 平戸
Yasutaka Tomogane
容崇 友金
Hiroshi Kamiya
博 上谷
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複雑な立体的形状を有する部分においてもウ
レタンフォーム等を使用しない乾式気密構造とすること
により、施工期間の短縮、施工の簡略化等を図ることが
できる建物の乾式気密構造を提供する。 【解決手段】 建物1の内部空間2の全体を囲むように
設定した気密面3に沿って気密シート4を連続的に配置
して互いに密着させるとともに、前記気密面3に交差す
る部材と前記気密シート4との接合部及び/又は前記気
密シート4同士が立体的に交差する接続部においては、
該接合部及び/又は接続部をその形状に合致する気密カ
バー5により覆って密着させる。パネル状部材の端縁が
前記気密面3から屋外側へ突出している場合の該突出端
縁においては、前記気密シート4を前記突出端縁に廻り
込ませて配置し、隣接する前記気密シート4と密着させ
る。前記気密面3を断熱面39に沿って設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の内部空間の
高気密化を図るための気密構造に関し、特に、複雑な立
体的形状を有する部分においてもウレタンフォーム等を
使用しない乾式気密構造とするとともに、気密面を断熱
面に沿って設定したことにより、施工期間の短縮、施工
の簡略化等を図ることができる建物の乾式気密構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から建物の気密構造として種々のも
のがあるが、そのうちの一つとして以下のような建物の
気密構造があった。すなわち、建物の内部空間の全体を
囲むように壁、天井及び床の内部に気密面を設定すると
ともに、該気密面に沿って気密シートを連続的に配置
し、該気密シート同士を気密テープにより貼り付けて互
いに密着させることにより建物の内部空間の全体の気密
性を確保するというものである。
【0003】しかし、例えば、柱と床又は天井とが交差
する部分、中間階の外周床梁とそれに交差して接続され
る床梁との接続部、中間階の断熱床パネルの建物の外周
側の端縁、間仕切壁と床、天井又は外周壁の屋内側に設
けられた内壁とが接続される部分、前記内壁と天井又は
床とが交差する隅部など、前記気密面に交差する部材と
前記気密シートとの接合部や、前記気密シート同士が立
体的に交差する接続部においては、形状が立体的で複雑
であるため、前記気密シートを隙間なく連続的に配置す
ることが困難であり、前記気密シート及び気密テープ
は、このような部分の気密性を確保するには適さないも
のであった。そこで、従来の建物の気密構造において
は、形状が複雑な部分については、前記気密シート及び
気密テープによる気密性の確保を行わず、気密性を確保
したい部分にウレタンフォームスプレーを吹き付け、ウ
レタンを発泡させて隙間に充填し、あるいは、隙間が細
い場合にはコーキング材を充填することにより気密性を
確保する湿式気密構造を採用していた。
【0004】しかし、このような湿式気密構造では、以
下のような問題があった。すなわち、ウレタンフォーム
スプレーを吹き付ける方法では、ウレタンの吹付け時に
有害の恐れがある塩素系ガスが発生するため、工事を1
日程度中断しなければならないこと、ウレタンフォーム
スプレーの吹付け作業は専門の作業者により作業するこ
とが必要であり、一般の作業者では作業を行うことがで
きないこと、あまり細い隙間には充填できないことなど
の問題があった。また、コーキング材を充填する方法で
は、コーキング材の経年劣化により気密性の低下が生じ
るおそれがあるという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記課題に
鑑みてなされたものであって、ウレタンフォームスプレ
ー等を用いる湿式気密構造を排除し、複雑な立体的形状
を有する部分においても、気密カバーを用いるなどして
互いに密着させることにより、塩素系ガスの発生をなく
して施工期間を短縮するとともに、一般の作業者にも施
工が可能なように施工の簡略化を図ることができ、なお
かつ、経年劣化を生じにくい建物の乾式気密構造を提供
することを技術課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記技術課題を解決する
ための具体的手段は、次のようなものである。すなわ
ち、請求項1に記載する建物の乾式気密構造は、建物の
内部空間の全体を囲むように設定した気密面に沿って気
密シートを連続的に配置して互いに密着させるととも
に、前記気密面に交差する部材と前記気密シートとの接
合部及び/又は前記気密シート同士が立体的に交差する
接続部においては、該接合部及び/又は接続部をその形
状に合致する気密カバーにより覆って密着させたことを
特徴とするものである。
【0007】請求項2に記載する建物の乾式気密構造
は、請求項1に記載する構成において、全部又は一部の
前記気密シートに代えて、気密性を有するパネル状部材
としたことを特徴とするものである。
【0008】請求項3に記載する建物の乾式気密構造
は、請求項2に記載する構成において、前記気密性を有
するパネル状部材の隣接するパネル状部材との接続端面
に弾力性を有する気密部材をあらかじめ取り付けたこと
を特徴とするものである。
【0009】請求項4に記載する建物の乾式気密構造
は、建物の内部空間の全体を囲むように設定した気密面
に沿って気密シートを連続的に配置して互いに密着させ
るとともに、パネル状部材の端縁が前記気密面から屋外
側へ突出している場合の該突出端縁においては、前記気
密シートを前記突出端縁に廻り込ませて配置し、隣接す
る前記気密シートと密着させたことを特徴とするもので
ある。
【0010】請求項5に記載する建物の乾式気密構造
は、請求項1、2、3又は4に記載する構成において、
前記気密面を、建物の内部空間の全体を囲むように設定
した断熱面の屋内側に沿って設定したことを特徴とする
ものである。
【0011】請求項6に記載する建物の乾式気密構造
は、請求項1、2、3、4又は5に記載する構成におい
て、間仕切壁を前記気密面と交差しないように配置した
ことを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る建物の乾式気
密構造について図面に基づいて説明する。本発明の実施
形態に係る建物の乾式気密構造は、図1に示すように、
建物1の内部空間2の全体を囲むように設定した気密面
3に沿って気密シート4を連続的に配置して互いに密着
させるとともに、前記気密面3に交差する部材と前記気
密シート4との接合部及び/又は前記気密シート4同士
が立体的に交差する接続部においては、図3、図4及び
図5に示すように、該接合部及び/又は接続部をその形
状に合致する気密カバー5により覆って密着させ、パネ
ル状部材の端縁が前記気密面3から屋外側へ突出してい
る場合の該突出端縁31においては、図6に示すよう
に、前記気密シート4を前記突出端縁31に廻り込ませ
て配置して隣接する前記気密シート4と密着させたもの
である。また、全部又は一部の前記気密シート4に代え
て、気密性を有するパネル状部材とする場合もある。以
下、更に詳細に説明する。
【0013】本実施形態に係る建物の乾式気密構造は、
建物1の縦断面図である図1に示すように、建物1の内
部空間2の全体を囲むように気密面3を設定する。ここ
で気密面3とは、建物1において気密を確保することが
必要な部位をつないだ面のことをいい、該気密面3に沿
って気密化を行い、建物1の内部空間2の全体を隙間無
く囲むことにより、建物1の内部空間2を外気から遮断
するものである。前記気密面3は、建物1の内部空間2
の全体を囲むように設定した断熱面39の屋内側に沿っ
て設定される。該断熱面39は、前記建物1の内部空間
2の側部では外周壁6の内部、前記内部空間2の上部で
は最上階の天井7の内部又は屋根37の屋内側、前記内
部空間2の下部では最下階の床8の内部に設定される。
本実施形態においては、前記断熱面39は、内装下地、
すなわち、外周壁6の屋内側に設けられる内壁の断熱壁
下地、隙間部分等に断熱材を配した最上階の天井野縁等
の断熱天井下地、及び最下階の断熱床下地により構成さ
れており、前記気密面3は、この断熱面39の屋内側に
沿って設定されている。
【0014】このように前記気密面3を断熱面39の屋
内側に沿って設定したことにより、前記気密シート4を
前記気密面3に沿って配置する際には、前記断熱面39
を構成する前記内装下地の屋内側に貼り付けるようにす
れば容易に連続的に配置することができる。また、気密
テープを貼り付ける、又は前記気密シート4の重合部分
にあらかじめ離型紙付きの両面テープ等を貼り付けてお
き、該離型紙を剥がして接着する等の方法により、前記
気密シート4同士を互いに密着させる際にも、前記内装
下地が背後に存在して押さえの効く状態で貼付け作業や
接着作業を行うことができるので、前記気密シート4同
士を密着させる作業を容易に行うことができるととも
に、隙間なく確実に密着させて気密性を確保することが
可能となる。更に、前記内装下地の屋内側には、内装仕
上げ材が配置されることから、前記内装下地の屋内側に
前記気密面3を設けたことにより、前記気密面3は前記
内装下地と前記内装仕上げ材との間に挟まれることとな
り、前記気密シート4や気密テープは前記内装下地と前
記内装仕上げ材との間で押えつけられるので、より確実
な気密性を確保することができるとともに、長期間経過
しても気密性が損なわれることがない。なお、ここでは
前記気密シート4として、シート状に形成した発泡ポリ
エチレンを使用しているが、これに限定されるものでは
なく、気密性を有するシートで経年劣化の少ないもので
あれば良い。
【0015】ここで、前記断熱面39を構成する内装下
地とは、内壁の断熱壁下地、最上階の断熱天井下地、及
び最下階の断熱床下地のことであるが、内壁の断熱壁下
地は断熱内壁枠、最下階の断熱床下地は断熱床パネルと
いうようにパネル状部材で構成されている場合が多い。
また、最上階の断熱天井下地の屋内側にはパネル状部材
である天井パネルが設けられる。したがって、全部又は
一部の前記気密シート4に代えて、前記パネル状部材を
気密性を有するものとし、連続的に配置された該気密性
を有するパネル状部材の目地に気密テープを貼り付けて
互いに密着させることによっても気密性を確保すること
ができる。前記気密テープとしては、ここではアルミテ
ープを使用しているが、これに限定されるものではな
く、気密性を有するテープで経年劣化の少ないものであ
れば良い。
【0016】したがって、一般部の気密構造、すなわ
ち、前記断熱面39を構成する内装下地の屋内側面が平
坦であって、且つ、間仕切壁等との接続部とも関係がな
く、前記気密面3が平面状に形成されているような部分
の気密構造は、例えば、前記内壁の断熱壁下地の一般部
の気密構造を示す図2に示すように、前記気密シート4
が前記断熱面39を構成する内装下地の屋内側、すなわ
ち、前記内壁の断熱壁下地である断熱内壁枠9の屋内側
面に互いに隣接するように連続的に配置され、その目地
に前記気密テープ10が貼り付けられて互いに密着させ
た構造としている。なお、前記気密テープ10を貼り付
ける構造に代えて、前記気密シート4同士の重合部分に
あらかじめ離型紙付きの両面テープ等を貼り付けてお
き、該離型紙を剥がして接着することにより互いに密着
させる構造としても良い。また、図示しないが、最上階
の断熱天井下地の屋内側、及び最下階の断熱床下地の屋
内側における一般部の気密構造もこれと同様の構造とす
ることができる。
【0017】なお、前記気密シート4を設ける代わり
に、内装下地を構成するパネル状部材を気密性を有する
パネル状部材とすることもできる。ここで、前記気密性
を有するパネル状部材として、例えば、前記断熱内壁枠
9などの内装下地を構成するパネル状部材に、工場等に
おいてあらかじめ気密シート4を貼り付けたものを使用
することができる。このようにすることにより、前記気
密シート4の建築現場での貼付け作業を省き、前記気密
テープ10の貼付け作業のみで気密性を確保することが
できるようにすることが可能となる。また、この際、前
記気密性を有するパネル状部材の隣接するパネル状部材
との接続端面に弾力性を有する気密部材をあらかじめ取
り付けておくことにより、前記気密性を有するパネル状
部材を建て並べるのみで気密性を確保することができ
る。これにより、前記気密テープ10の貼付け作業をも
省略することができる。なお、前記気密部材は、前記気
密性を有するパネル状部材を建て並べた後で隙間に挿入
することも可能である。前記気密部材としては、発泡性
の合成樹脂等を使用することができる。
【0018】一方、前記気密面3に交差する部材と前記
気密シート4又は気密性を有するパネル状部材との接合
部や前記気密シート4同士又は気密性を有するパネル状
部材同士が立体的に交差する接続部における気密構造
は、前述の一般部の気密構造とは異なり、前記接合部や
接続部をその形状に合致する気密カバー5により覆って
密着させた構造としている。ここで、前記気密面3に交
差する部材と前記気密シート4又は気密性を有するパネ
ル状部材との接合部としては、例えば、柱と床8又は天
井7とが交差する部分、中間階の外周床梁とそれに交差
して接続される床梁との接続部などがあり、前記気密シ
ート4同士又は気密性を有するパネル状部材同士が立体
的に交差する接続部としては、例えば、前記内壁の隅部
と天井7又は床8との接続部などがある。以下、このよ
うな特殊な部分の気密構造について、各部分ごとに具体
的に説明する。
【0019】柱11と床8又は天井7とが交差する部分
においては、例えば、柱11と最下階の断熱床下地を構
成する断熱床パネル12とが交差する部分を示す図3に
示すように、気密性を有するパネル状部材である前記断
熱床パネル12により断熱面39が構成されるととも
に、気密面3が構成され、前記柱11は、前記気密面3
を貫通するように配置されている。前記柱11と前記断
熱床パネル12とが交差する部分においては、前記柱1
1の周囲には隙間13があるが、これを前記気密テープ
10を貼ることのみによって塞ぐ場合、前記気密テープ
10に皺ができたり、角部に前記気密テープ10を密着
させることができないなどの理由により、気密性を確保
することが難しい。そこで、この隙間13を塞ぐため、
前記柱11と前記断熱床パネル12とが交差する部分の
形状に合致する形状の気密カバー5が配置され、前記隙
間13が覆われる。
【0020】ここでは、前記気密カバー5は、2個で1
組を成すものであって、前記柱11に密着させるために
柱11の横断面の形状に合致する形状に形成された柱密
着部14と前記断熱床パネル12に密着する平面形状の
床密着部15とを有し、前記柱密着部14により前記柱
11を両側から挟み込んで密着し、その状態で前記床密
着部15が前記断熱床パネル12に密着して気密性を確
保する。図3においては、断面四角形の前記柱11の形
状に合致するように、前記柱密着部14は断面コ字形に
形成されているが、前記柱11の断面形状がH形等他の
形状である場合には、それに合致するように形成された
ものを適宜使用する。また、ここでは、密着部分にあら
かじめ離型紙16付きの両面テープ等を貼り付けた前記
気密カバー5を用い、前記離型紙16を剥がして前記柱
11及び断熱床パネル12に接着することにより、前記
気密カバー5を密着させているが、これに限定されるも
のではなく、前記両面テープ等が貼り付けられていない
気密カバー5を用い、前記気密カバー5と前記柱11及
び断熱床パネル12との目地に気密テープ10を貼り付
けることにより密着させても良い。前記気密カバー5
は、ここではポリプロピレン製のものを使用している
が、気密性を有するその他の樹脂や金属等の素材を用い
たものとしても良い。
【0021】以上、代表的な例として、柱11と最下階
の断熱床下地を構成する断熱床パネル12とが交差する
部分について説明したが、柱11と最上階の断熱天井下
地の屋内側に配置される天井パネルとが交差する部分に
おいても同様の構造とすることができる。また、ここで
は気密性を有するパネル状部材を用いた場合について説
明したが、気密性を有しないパネル状部材を用い、前記
気密面3に沿って前記気密シート4を配置する場合であ
っても全く同様の構造とすることができる。
【0022】中間階の外周床梁とそれに交差して接続さ
れる床梁との接続部においては、例えば、建物の外周に
沿って配置された中間階の外周床梁17とその側面に直
角に接続された内部床梁18との接続部を示す図4に示
すように、前記外周床梁17のウェブ21の屋内側面と
屋内側のフランジ19とで囲まれた部分に断熱材(図示
せず)が配置されて断熱面39を構成しており、その屋
内側である前記フランジ19の屋内側端部を通る垂直面
上に気密面3が設定され、該気密面3に沿って前記気密
シート4が配置されるとともに、前記内部床梁18は前
記気密面3を貫通し、その接続端部20に設けられた当
接面38において、前記外周床梁17のウェブ21に接
続されている。前記内部床梁18と前記気密面3に沿っ
て配置された前記気密シート4との接続を行う場合、前
記気密テープ10のみによって前記気密シート4を前記
内部床梁18の周囲に隙間なく密着させることは困難で
ある。そこで、前記内部床梁18を前記気密面3におい
て切断した断面形状に合致する形状の気密カバー5が配
置され、該気密カバー5が前記気密シート4と前記内部
床梁18に密着されて気密性を確保する。
【0023】ここで、前記外周床梁17と前記内部床梁
18との接続部を前記気密面3において切断した場合の
断面形状は、前記内部床梁の接続端部20の断面形状で
あるI字形となる。したがって、前記気密カバー5は中
央部にI字形の切欠き部23を有するとともに、該切欠
き部23の周縁に前記内部床梁18に密着する立上がり
部24が形成され、前記切欠き部23の下部には、前記
内部床梁18の接続端部20を通過させるための切込み
25が設けられている。そして、前記切込み25から前
記接続端部20を挿入して前記切欠き部23に前記内部
床梁18の接続端部20を嵌合させるとともに、前記内
部床梁18と前記気密カバー5との目地に前記気密テー
プ10を貼り付けることにより密着させる。なお、密着
部分にあらかじめ離型紙付きの両面テープ等を貼り付け
た前記気密カバー5を用い、前記離型紙を剥がして前記
内部床梁18に接着することにより、前記気密カバー5
を密着させるようにしても良い。このようにして前記内
部床梁18に密着された前記気密カバー5は、その両側
部26において前記気密シート4と密着される。
【0024】以上、代表的な例として、建物の外周に沿
って配置された中間階の外周床梁17とその側面に直角
に接続された内部床梁18との接続部について説明した
が、その他、例えば前記外周床梁17同士が交差する接
続部においても同様の構造とすることができる。また、
前記気密面3と交差する位置における前記内部床梁18
の断面形状が、例えば、H形やC形など、異なる形状で
ある場合においてもそれぞれの断面形状に合致する形状
の前記気密カバー5を使用することで同様に気密性を確
保することができる。
【0025】前記内壁の隅部と天井7又は床8との接続
部においては、例えば、前記内壁の断熱壁下地を構成す
る断熱内壁枠9同士が交差する出隅部27と最下階の断
熱床下地を構成する断熱床パネル12との接続部を示す
図5に示すように、気密性を有するパネル状部材である
前記断熱内壁枠9及び断熱床パネル12のそれぞれにに
より断熱面39が構成されるとともに、気密面3が構成
され、前記接続部において3個の平面形状の気密面3が
立体的に交差している。ここで、前記断熱内壁枠9は角
部に添柱28を配して互いに直交する出隅部27を構成
し、前記断熱床パネル12は前記断熱内壁枠9及び前記
添柱28の下端面と接している。このように立体的に交
差する接続部を前記気密テープ10を貼ることのみによ
って塞ぐ場合、前記気密テープ10に皺ができたり、角
部に前記気密テープ10を密着させることができないな
どのため、気密性を確保することが難しい。そこで、前
記接続部の形状に合致する形状の気密カバー5が配置さ
れる。
【0026】前記気密カバー5は、断面L字形の垂直部
であって前記出隅部27に密着する出隅密着部29と平
面形状の水平部であって前記断熱床パネル12に密着す
る床密着部30とを有し、それぞれ前記出隅部27及び
前記断熱床パネル12に密着して配置される。そして、
前記気密カバー5と前記出隅部27及び前記断熱床パネ
ル12とが接する部分の目地、前記断熱内壁枠9及び前
記添柱28の下端面と前記断熱床パネル12とが接する
部分の目地、及び前記断熱内壁枠9と前記添柱28とが
接する部分の目地にそれぞれ前記気密テープ10を貼り
付けて密着させ、気密性を確保する。また、密着部分に
あらかじめ離型紙付きの両面テープ等を貼り付けた前記
気密カバー5を用い、前記離型紙を剥がして前記出隅部
27及び断熱床パネル12に接着することにより、前記
気密カバー5を密着させるようにしても良い。
【0027】以上、代表的な例として、前記断熱内壁枠
9同士が交差する出隅部27と前記断熱床パネル12と
の接続部について説明したが、前記断熱内壁枠9同士が
交差する入隅部と前記断熱床パネル12との接続部にお
いても、前記気密カバー5の形状をその接続部に合致す
る形状に変更するのみで同様の構造とすることができ
る。また、前記断熱内壁枠9同士の出隅部27又は入隅
部と最上階の断熱天井下地を構成する天井パネルとの接
続部においても、全く同様の構成とすることができる。
なお、ここでは前記断熱内壁枠9及び断熱床パネル12
として気密性を有するパネル状部材を用いた場合につい
て説明したが、気密性を有しないパネル状部材を用い、
前記気密面3に沿って前記気密シート4を配置する場合
であっても全く同様の構造とすることができる。
【0028】また、パネル状部材の端縁が前記気密面3
から屋外側へ突出している場合の該突出端縁における気
密構造は、前記気密シート4を前記突出端縁に廻り込ま
せて配置し、隣接する前記気密シート4と密着させた構
造としている。このように、パネル状部材の端縁が前記
気密面3から屋外側へ突出している部分としては、例え
ば、中間階の床パネル40の建物1の外周側の端縁があ
る。
【0029】中間階の床パネル40の建物1の外周側に
おいては、図6に示すように、前記中間階の床パネル4
0の端縁31が前記中間階の外周床梁17の上に載置さ
れる。前述の通り、前記気密面3は前記断熱面39の屋
内側である前記外周床梁17のフランジ19の屋内側端
部を通る垂直面上に設定されているので、前記中間階の
床パネル40の端縁31は、前記外周床梁17の上に載
置されている分だけ前記気密面3から屋外側へ突出して
いることとなる。そこで、前記中間階の床パネル40を
載置する前にあらかじめ前記外周床梁17の上面に前記
気密シート4を、その下方端部32が屋内側へ少しだけ
突出するように配置しておき、その上に前記中間階の床
パネル40の突出端縁31を載置し、前記気密シート4
を前記突出端縁31に廻り込ませて配置する。そして、
前記気密シート4の上方端部33及び下方端部32を上
下に隣接して配置される前記気密シート4(図示せず)
に密着させる。これにより、前記気密シート4が前記中
間階の床パネル40の突出端縁31においても連続的に
配置されることとなる。なお、前記気密シート4同士を
密着させるためには、前記気密シート4間の目地に前記
気密テープ10を貼り付ける構造としても良く、また、
前記気密シート4同士の重合部分にあらかじめ離型紙付
きの両面テープ等を貼り付けておき、該離型紙を剥がし
て接着することにより互いに密着させる構造としても良
い。ここで、前記中間階の床パネル40の結露を防止す
るため、前記気密シート4としては、ポリエチレン繊維
シートなどの透湿性を有する気密シートとすることが望
ましい。
【0030】ここまで、特殊な部分の気密構造について
説明してきたが、従来は特殊な気密構造が必要であった
部分であっても、前記気密面3に沿った部分の建物1の
構造を変えることにより一般部と同様の気密構造にする
ことができる場合もある。本実施形態においては、建物
1の内部を仕切る間仕切壁を前記気密面3と交差しない
ように配置することにより、従来は特殊な気密構造が必
要であった前記間仕切壁と前記内壁、天井7及び床8と
の接続部の気密構造を一般部と同様の気密構造とするこ
とを可能にしている。
【0031】前述の通り、前記気密面3は、前記断熱面
39の屋内側に沿って設定されるが、従来、前記間仕切
壁は、前記断熱面39を構成する前記内装下地、すなわ
ち、外周壁6の屋内側に設けられる内壁の断熱壁下地、
最上階の断熱天井下地、及び最下階の断熱床下地に交差
するように配置される場合が多く、したがって、前記気
密面3とも交差する場合が多かった。しかし、そのよう
な場合に、前記内装下地と前記間仕切壁との接続部の形
状が複雑であるため、前記気密シート4や前記気密テー
プ10のみによっては気密性を確保することが困難であ
った。そこで、本実施形態においては、例えば、前記間
仕切壁34と前記最上階の天井7との接続部の気密構造
を示す図7に示すように、前記断熱天井下地を構成する
天井野縁36及び該天井野縁36の隙間部分等に配置さ
れた断熱材41の屋内側面に沿って前記気密面3を設定
し、該気密面3に沿って前記気密シート4を連続的に配
置するとともに、前記間仕切壁34を前記断熱天井下地
を構成する天井ボード35の下面に固定して設けてい
る。これにより、前記気密面3を前記天井ボード35の
上面に沿った平面形状とすることができるので、前述し
た一般部と同様、気密構造を単純なものにすることがで
きる。したがって、容易に気密性を確保することが可能
となる。
【0032】なお、前記間仕切壁34を前記気密面3と
交差しないように配置する場合の構造はこれに限定され
るものではなく、前記間仕切壁34が前記気密面3と交
差しないように配置される限り、これ以外の構造とする
こともできる。また、ここでは、代表的な例として前記
間仕切壁34と前記天井7との接続部の気密構造につい
て説明したが、前記間仕切壁34と前記内壁又は床8と
の接続部の気密構造についても、これと同様の構造とす
ることができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
に係る建物の乾式気密構造によれば、建物の内部空間の
全体を囲むように設定した気密面に沿って気密シートを
連続的に配置して互いに密着させるとともに、前記気密
面に交差する部材と前記気密シートとの接合部及び/又
は前記気密シート同士が立体的に交差する接続部におい
ては、該接合部及び/又は接続部をその形状に合致する
気密カバーにより覆って密着させたことにより、ウレタ
ンフォームスプレー等を用いる必要がないので、有害の
恐れがあるガスの発生をなくすことができ、施工期間の
短縮化を図ることができるとともに、施工手順が簡単で
あるので一般の作業者にも施工することができるという
利点がある。また、ウレタンフォームスプレー等を用い
る湿式気密構造と比較して経年劣化を生じにくいという
利点がある。
【0034】本発明の請求項2に係る建物の乾式気密構
造によれば、全部又は一部の前記気密シートに代えて、
気密性を有するパネル状部材としたことにより、前記気
密シートの建築現場での貼付け作業を省くことができ、
前記気密テープの貼付け作業等のみで気密性を確保する
ことができるので、建築現場における作業者の作業工数
の軽減を図ることができる。
【0035】本発明の請求項3に係る建物の乾式気密構
造によれば、前記請求項に係る効果に加えて、前記気密
性を有するパネル状部材の隣接するパネル状部材との接
続端面に弾力性を有する気密部材をあらかじめ取り付け
たことにより、前記気密性を有するパネル状部材を建て
並べるのみで気密性を確保することができ、これによ
り、前記気密テープの貼付け作業を省略することができ
る。
【0036】本発明の請求項4に係る建物の乾式気密構
造によれば、建物の内部空間の全体を囲むように設定し
た気密面に沿って気密シートを連続的に配置して互いに
密着させるとともに、パネル状部材の端縁が前記気密面
から屋外側へ突出している場合の該突出端縁において
は、前記気密シートを前記突出端縁に廻り込ませて配置
して隣接する前記気密シートと密着させたことにより、
請求項1に係る建物の乾式気密構造と同様に、ウレタン
フォームスプレー等を用いる必要がないので、有害の恐
れがあるガスの発生をなくすことができ、施工期間の短
縮化を図ることができるとともに、施工手順が簡単であ
るので一般の作業者にも施工することができるという利
点がある。また、ウレタンフォームスプレー等を用いる
湿式気密構造と比較して経年劣化を生じにくいという利
点がある。
【0037】本発明の請求項5に係る建物の乾式気密構
造によれば、前記気密面を、建物の内部空間の全体を囲
むように設定した断熱面の屋内側に沿って設定したこと
により、前記気密シートを前記気密面に沿って配置する
際には、前記断熱面を構成する前記内装下地の屋内側に
貼り付けるようにすれば容易に連続的に配置することが
できる。また、気密テープを貼り付ける、又は前記気密
シートの重合部分にあらかじめ離型紙付きの両面テープ
等を貼り付けておき、該離型紙を剥がして接着する等の
方法により、前記気密シート同士を互いに密着させる際
にも、前記内装下地が背後に存在して押さえの効く状態
で貼付け作業や接着作業を行うことができるので、前記
気密シート同士を密着させる作業を容易に行うことがで
きるとともに、隙間なく確実に密着させて気密性を確保
することができる。更に、前記内装下地の屋内側には、
内装仕上げ材が配置されることから、前記内装下地の屋
内側に前記気密面を設けたことにより、前記気密面は前
記内装下地と前記内装仕上げ材との間に挟まれることと
なり、前記気密シートや気密テープは前記内装下地と前
記内装仕上げ材との間で押えつけられるので、より確実
な気密性を確保することができるとともに、長期間経過
しても気密性が損なわれることがない。
【0038】本発明の請求項6に係る建物の乾式気密構
造によれば、間仕切壁を前記気密面と交差しないように
配置したことにより、前記間仕切壁と内壁、天井及び床
との接続部近傍における前記気密面を前記平面形状とす
ることができるので、気密構造を単純なものにすること
ができ、容易に気密性を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建物の乾式気密構造における気密
面及び断熱面の設定を示す概念図である。
【図2】本発明に係る建物の乾式気密構造において、内
壁の断熱壁下地の一般部の気密構造を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明に係る建物の乾式気密構造において、柱
と最下階の断熱床下地を構成する断熱床パネルとが交差
する部分の気密構造を示す斜視図である。
【図4】本発明に係る建物の乾式気密構造において、建
物の外周に沿って配置された中間階の外周床梁とその側
面に直角に接続された内部床梁との接続部の気密構造を
示す斜視図である。
【図5】本発明に係る建物の乾式気密構造において、内
壁の断熱壁下地を構成する断熱内壁枠同士が交差する出
隅部と最下階の断熱床下地を構成する断熱床パネルとの
接続部の気密構造を示す斜視図である。
【図6】本発明に係る建物の乾式気密構造において、中
間階の断熱床パネルの建物の外周側の気密構造を示す斜
視図である。
【図7】本発明に係る建物の乾式気密構造において、間
仕切壁と最上階の天井との接続部の気密構造を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 建物 2 建物の内部空間 3 気密面 4 気密シート 5 気密カバー 6 外周壁 7 天井 8 床 9 断熱内壁枠 10 気密テープ 11 柱 12 断熱床パネル 14 気密カバーの柱密着部 15 気密カバーの床密着部 16 離型紙 17 外周床梁 18 内部床梁 20 内部床梁の接続端部 23 気密カバーの切欠き部 24 気密カバーの立上がり部 25 気密カバーの切込み 26 気密カバーの両側部 27 出隅部 29 気密カバーの出隅密着部 30 気密カバーの床密着部 31 断熱床パネルの突出端縁 34 間仕切壁 35 天井ボード 36 天井野縁 37 屋根 38 内部床梁の接続端部の当接面 39 断熱面 40 中間階の床パネル 41 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 林 雅也 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 小谷 美樹 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 中原 和夫 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 平戸 啓一郎 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 友金 容崇 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 (72)発明者 上谷 博 大阪市北区大淀中1丁目1番88号 積水ハ ウス株式会社内 Fターム(参考) 2E001 DC02 DD01 FA04 FA11 FA14 FA16 GA24 GA42 HD01 HD03 HF11 LA03 LA04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の内部空間の全体を囲むように設定
    した気密面に沿って気密シートを連続的に配置して互い
    に密着させるとともに、前記気密面に交差する部材と前
    記気密シートとの接合部及び/又は前記気密シート同士
    が立体的に交差する接続部においては、該接合部及び/
    又は接続部をその形状に合致する気密カバーにより覆っ
    て密着させたことを特徴とする建物の乾式気密構造。
  2. 【請求項2】 全部又は一部の前記気密シートに代え
    て、気密性を有するパネル状部材としたことを特徴とす
    る請求項1記載の建物の乾式気密構造。
  3. 【請求項3】 前記気密性を有するパネル状部材の隣接
    するパネル状部材との接続端面に弾力性を有する気密部
    材をあらかじめ取り付けたことを特徴とする請求項2記
    載の建物の乾式気密構造。
  4. 【請求項4】 建物の内部空間の全体を囲むように設定
    した気密面に沿って気密シートを連続的に配置して互い
    に密着させるとともに、パネル状部材の端縁が前記気密
    面から屋外側へ突出している場合の該突出端縁において
    は、前記気密シートを前記突出端縁に廻り込ませて配置
    し、隣接する前記気密シートと密着させたことを特徴と
    する乾式気密構造。
  5. 【請求項5】 前記気密面を、建物の内部空間の全体を
    囲むように設定した断熱面の屋内側に沿って設定したこ
    とを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の建物の乾
    式気密構造。
  6. 【請求項6】 間仕切壁を前記気密面と交差しないよう
    に配置したことを特徴とする請求項1、2、3、4又は
    5記載の建物の乾式気密構造。
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