JP2001123170A - 液晶組成物および液晶表示素子 - Google Patents
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Abstract
LCD)に求められる一般的な特性を満たしながら、特
に高温領域において電圧保持率を高くし、液晶レンジが
広く、低粘度で、かつ屈折率異方性を適度に大きくした
液晶組成物を提供する。 【解決手段】第1成分として、一般式(1−1)、(1
−2)および(1−3)で表される化合物群から選択さ
れる少なくとも1種類の化合物を含有し、第2成分とし
て、一般式(2−1)、(2−2)、(2−3)、(2
−4)、(2−5)および(2−6)で表される化合物
群から選択される少なくとも1種類の化合物を含有する
ことを特徴とする液晶組成物。 【化1】
Description
成物に関し、さらに詳しくは、アクティブ・マトリクス
(AM)方式用の液晶組成物およびこの液晶組成物を用
いた液晶表示素子(LCD)に関するものである。
素子(AM−LCD)は、高精細な表示が可能なため、
LCDの本命として注目を集めており、モニター、ノー
ト型パソコン、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオ
カメラ等の表示画面に応用されている。AM−LCD用
の液晶組成物に要求される特性は、下記の(1)〜
(5)が挙げられる。
囲を広げるために、液晶組成物は、極力広い温度範囲で
ネマチック相を示すこと(ネマチック相の上限温度を極
力高くし、かつ、ネマチック相の下限温度を極力低くす
ること)。 (2) 液晶表示素子の応答速度を速くするために、液
晶組成物の粘度を極力小さくすること。 (3) 液晶表示素子のコントラストを高くするため
に、液晶組成物の屈折率異方性値(Δn)は、液晶表示
素子のセル厚(d)に応じて適度な値を取り得ること。 (4) 液晶組成物のコントラストを高くするために、
液晶組成物の比抵抗値を高くすること、および液晶組成
物を注入したセルの電圧保持率を高くすること。特に高
温領域での電圧保持率を高くすること。 (5) 液晶表示素子の駆動電源であるバッテリーを小
型化するために、液晶組成物のしきい値電圧を低くする
こと。
れ、それぞれのLCD表示方式について種々検討されて
きた。AM−LCDの動作方式はセルの上下基板におけ
る液晶分子の配向を90°にツイストさせたTN表示方
式を採用している。このTN表示方式においては、G.
Bauerによって報告されている(Cryst.Li
q.,63,45(1981))のように、電圧を印加
しない時の液晶セルの干渉による着色を防ぎ、最適なコ
ントラストを得る為に、セルに充填される液晶材料の屈
折率異方性(Δn)とセル厚(d)μmの積Δn・dを
ある一定の値(例えばΔn・d=0.5等)に設定する
必要がある。従って、Δnの大きな液晶材料を用いれば
dの値を小さくすることができる。 E.Jakema
n等(Phys. Lett., A, 39(197
2)69)によって提唱されているように、応答速度
(τ)は液晶材料の粘度(η)に比例しかつdの2乗に
比例するので、Δnの大きな液晶材料を用いた場合、液
晶表示素子を構成するセルのセル厚は薄くなり、それに
よってτを速くすることができる。このように液晶表示
素子に用いられる液晶組成物としては、高いΔnを有
し、かつ低粘度であることは非常に有益である。また、
携帯型ディスプレイの増加に伴って、屋外での使用を目
的としたディスプレイの開発も要求されるようになって
きた。屋外での使用に耐えうるには、使用環境の温度範
囲を越えた広い温度領域にわたってネマチック相を呈す
る材料が要求される。液晶組成物のネマチック領域を広
くするためには、透明点が高く、かつ他の液晶化合物と
の相溶性のよい液晶化合物を導入しなければならない。
一般に、透明点を高くするには透明点の高い、化学構造
的には六員環を数多く有する、化合物を使用すればよい
が、この場合には、低温領域における相溶性に問題が生
じる傾向にある。また、特にAM−LCDにおいて高コ
ントラストを保つために電圧保持率(V.H.R.)の
高い、或いは比抵抗値の大きいといった、信頼性の高い
液晶組成物が求められている。このような背景にしたが
って、国際公開WO96/11897号公報には、AM
方式およびスーパーツイストネマチック方式(STN方
式)をはじめ種々のモードにおける低電圧駆動用液晶化
合物として、大きな誘電率異方性(Δε)を有すると共
に著しく低粘性である新規な液晶化合物および、これを
含有する液晶組成物が開示されている。特開平10−2
51186には、Δεが大きく、温度依存性が小さい化
合物として、本発明の一般式(1−3)と類似する化合
物が記載されている。
報に開示してあるAM−LCD用の液晶組成物(化合物
の末端にシアノ基を有している化合物を含んでいない組
成物、シアノ基を有する化合物は電圧保持率が低いため
AM−LCD用の液晶組成物として使用することはでき
ない)は、本願の比較例で示すように、V.H.R.が
低くかったり、屈折率異方性が小さいという欠点を有し
ている。特開平10−251186号公報には、本願の
一般式(1−1)〜(1−3)と類似の化合物を用いた
組成物が示されているが、類似化合物はΔεが大きいP
型化合物であり、このような化合物を用いると組成物の
粘度が大きくなり、従ってLCDの応答速度が大きくな
ってしまうという欠点を有している。また、Δnが小さ
いという欠点や、シアノ系化合物との併用でTFT用組
成物に要求される高い電圧保持率を持ち得ないという欠
点を有している。このように、液晶組成物は鋭意検討さ
れているが、AM−LCD用の液晶組成物には、上記
(1)〜(5)の特性を維持しながら、特に液晶表示素
子のコントラストを高くするために高温領域での電圧保
持率を高く維持して広い動作温度範囲を有するために液
晶相レンジが広く、かつ応答速度を速くするために粘度
を低くすることが望まれている。また、セルの狭ギャッ
プ化が必要となるに伴いΔnを大きくすることが望まれ
ている。液晶組成物は種々の目的に応じて鋭意検討がな
されているものの、常に新しい改良を要求されているの
が現状である。
AM−LCD用液晶組成物に求められる一般的な特性を
満たしながら、特に、液晶表示素子のコントラストを高
くするために高温領域において電圧保持率を高くし、液
晶レンジが広く(透明点が高く、低温における相溶性が
良い)、液晶表示素子の応答速度を速くするために低粘
度で、かつ液晶表示素子のコントラストを高くするため
にΔnを適度に大きくした液晶組成物を提供することに
ある。
課題を解決すべく鋭意検討した結果、以下の述べる組成
物を開発することによって本発明の目的を達成できる液
晶組成物が得られることを見出し、本発明を完成するに
至った。
示される。 1.第1成分として、一般式(1−1)、(1−2)お
よび(1−3)で表される化合物群から選択される少な
くとも1種類の化合物を含有し、第2成分として、一般
式(2−1)、(2−2)、(2−3)、(2−4)、
(2−5)および(2−6)で表される化合物群から選
択される少なくとも1種類の化合物を含有することを特
徴とする液晶組成物に関するものである。
10のアルキル基、アルコキシ基、炭素数2〜10のア
ルケニル基、アルコキシメチル基を表し、R10〜R12は
各々独立して炭素数1〜10のアルキル基、アルコキシ
基、炭素数2〜10のアルケニル基、アルコキシメチル
基、またはF、Cl、CF3、OCF3、OCF2Hを表
し、X1〜X6は各々独立してF、CF3、OCF3、OC
F2HまたはClを表し、Y1〜Y11は各々独立してHま
たはFを表し、Z1〜Z4は各々独立して単結合または−
C2H4−を表す。 2.第1成分を液晶組成物の全重量に対して3〜45重
量%含有し、第2成分を液晶組成物の全重量に対して2
5〜97重量%含有することを特徴とする上記1項に記
載の液晶組成物に関するものである。 3.第1成分として、一般式(1−1)〜(1−3)で
表される化合物群から選択される少なくとも1種類の化
合物を含有し、第2成分として、一般式(2−1)〜
(2−6)で表される化合物群から選択される少なくと
も一種類の化合物を含有し、第3成分として、一般式
(3)で表される化合物群から選択される少なくとも1
種類の化合物を含有する液晶組成物に関するものであ
る。
素数1〜10のアルキル基を表す。 4.第1成分を液晶組成物の全重量に対して、3〜45
重量%含有し、第2成分を液晶組成物の全重量に対し
て、25〜97重量%含有し、第3成分を液晶組成物の
全重量に対して、25重量%以下含有することを特徴と
する上記3項に記載の液晶組成物に関するものである。
る。 5.前記1〜4項のいずれかに記載した液晶組成物を用
いて構成した液晶表示素子に関するものである。
合物の好ましい形態について説明する。本発明の液晶組
成物の第1成分における一般式(1−1)で表される化
合物として、以下の一般式(1−1−1)〜(1−1−
12)で表される化合物が好ましく用いられる。式中、
RおよびR’は各々独立して、炭素数1〜10のアルキ
ル基、アルコキシ基、または、炭素数2〜10のアルコ
キシメチル基、アルケニル基を示す。
般式(1−2)で表される化合物として、以下の一般式
(1−2−1)〜(1−2−12)で表される化合物が
好ましく用いられる。式中、RおよびR’は各々独立し
て、炭素数1〜10のアルキル基、アルコキシ基、また
は、炭素数2〜10のアルコキシメチル基、アルケニル
基を示す。
般式(1−3)で表される化合物として、以下の一般式
(1−3−1)〜(1−3−12)で表される化合物が
好ましく用いられる。式中、RおよびR’は各々独立し
て、炭素数1〜10のアルキル基、アルコキシ基、また
は、炭素数2〜10のアルコキシメチル基、アルケニル
基を示す。
般式(2−1)で表される化合物として、以下の一般式
(2−1−1)〜(2−1−30)で表される化合物が
好ましく用いられる。式中、Rは各々独立して、炭素数
1〜10のアルキル基、アルコキシ基、または、炭素数
2〜10のアルコキシメチル基、アルケニル基を示す。
般式(2−2)で表される化合物として、以下の一般式
(2−2−1)〜(2−2−40)で表される化合物が
好ましく用いられる。式中、Rは各々独立して、炭素数
1〜10のアルキル基、アルコキシ基、または、炭素数
2〜10のアルコキシメチル基、アルケニル基を示す。
般式(2−3)で表される化合物として、以下の一般式
(2−3−1)〜(2−3−20)で表される化合物が
好ましく用いられる。式中、Rは各々独立して、炭素数
1〜10のアルキル基、アルコキシ基、または、炭素数
2〜10のアルコキシメチル基、アルケニル基を示す。
般式(2−4)で表される化合物として、以下の一般式
(2−4−1)〜(2−4−9)で表される化合物が好
ましく用いられる。式中、Rは各々独立して、炭素数1
〜10のアルキル基、アルコキシ基、または、炭素数2
〜10のアルコキシメチル基、アルケニル基を示す。
般式(2−5)で表される化合物として、以下の一般式
(2−5−1)〜(2−5−9)で表される化合物が好
ましく用いられる。式中、Rは各々独立して、炭素数1
〜10のアルキル基、アルコキシ基、または、炭素数2
〜10のアルコキシメチル基、アルケニル基を示す。
般式(2−6)で表される化合物として、以下の一般式
(2−6−1)〜(2−6−9)で表される化合物が好
ましく用いられる。式中、Rは各々独立して、炭素数1
〜10のアルキル基、アルコキシ基、または、炭素数2
〜10のアルコキシメチル基、アルケニル基を示す。
用する目的について説明する。本発明の液晶組成物の第
1成分である一般式(1−1)〜(1−3)で表される
化合物は、Δnが0.13から0.25程度と非常に大
きく、またηが20〜60程度と3、4環化合物の割に
は比較的小さく、比抵抗値が高いという特徴を有してい
る。このため、本発明の一般式(1−1)〜(1−3)
で表される化合物は、液晶組成物の高温領域における電
圧保持率を高く維持しながら、Δnを大きくし、ηを小
さくして、しきい値電圧を調整する目的で使用する。ま
た、(1−1)および(1−2)は、4環化合物であり
TNI(液晶の上限温度)が100℃から180℃と非常
に高いので、この4環化合物を用いることにより、TNI
の高い液晶組成物とすることができる。
式(2−1)〜(2−6)で表される化合物は、Δnが
0.03から0.18程度と大きく、またΔεが6から
32程度と大きく、比抵抗値が高いという特徴を有して
いる。このため、本発明の一般式(2−1)〜(2−
6)で表される化合物は、液晶組成物の高温領域におけ
る電圧保持率を高く維持しながら、Δnを大きく保ち、
液晶レンジが広く、しきい値電圧を低く調整する目的で
使用する。
物の第2成分である一般式(2−1)で表される化合物
は、3環化合物であり、Δnは0.03から0.10程
度あり、Δεが6から13程度の大きい値を有してい
る。また、ηが比較的小さく、比抵抗が高いという特徴
を有している。このため、本発明の一般式(2−1)で
表される化合物は、液晶組成物の高温領域における電圧
保持率を高く維持しながら、ηを小さくし、特にしきい
値電圧とΔnを調整するという目的で使用する。
式(2−2)で表される化合物は、3環化合物であり、
Δnは0.10から0.14程度と比較的大きく、Δε
が9から18程度の大きい値を有している。また、ηが
比較的小さく、比抵抗が高いという特徴を有している。
このため、本発明の一般式(2−2)で表される化合物
は、液晶組成物の高温領域における電圧保持率を高く維
持しながら、ηを小さくし、Δnを比較的大きく保ち、
特にしきい値電圧を小さく調整するために使用する。
式(2−3)で表される化合物は、4環化合物であり、
TNI(液晶の上限温度)は180℃以上と非常に高い値
を有している。また、Δnは0.13から0.16程度
と比較的大きく、Δεは10から14程度の比較的大き
な値を有している。さらに、ηが比較的小さく、比抵抗
が高いという特徴を有している。このため、本発明の一
般式(2−3)で表される化合物は、液晶組成物の高温
領域における電圧保持率を高く維持しながら、液晶組成
物の上限温度を高くし、Δnを比較的大きく保ちなが
ら、特にしきい値電圧を調整する目的で使用する。
式(2−4)で表される化合物は、3環化合物であり、
Δεは15〜32程度とかなり大きく、Δnは0.05
から0.09程度の値を有している。また、比抵抗値が
高いという特徴を有している。このため、本発明の一般
式(2−4)で表される化合物は、液晶組成物の高温領
域における電圧保持率を高く維持しながら、特にしきい
値電圧を小さくするために使用する。
式(2−5)で表される化合物は、3環化合物であり、
Δεは15〜32程度とかなり大きく、Δnは0.1か
ら0.15程度と比較的大きな値を有している。また、
比抵抗値が高いという特徴を有している。このため、本
発明の一般式(2−5)で表される化合物は、液晶組成
物の高温領域における電圧保持率を高く維持しながら、
特にΔnを大きくして、しきい値電圧を小さくするため
に使用する。
式(2−6)で表される化合物は、4環化合物であり、
100℃〜130℃程度と非常にTNIは高く、Δεは1
5〜30程度とかなり大きく、Δnは0.14〜0.1
8程度と比較的大きな値を有している。また、比抵抗値
が高いという特徴を有している。このため、本発明の一
般式(2−6)で表される化合物は、液晶組成物の高温
領域における電圧保持率を高く維持しながら、液晶組成
物の上限温度を高くし、特にΔnを大きくして、しきい
値電圧を小さくするために使用する。
式(3)で表される化合物は、Δεが0に近く、比抵抗
値が高く、Δnは0.2以上であり、非常に大きく、ネ
マチック相の上限温度は250℃以上であり、非常に高
いという特徴を有している。このため、本発明の一般式
(3)で表される化合物は、液晶組成物の高温領域での
電圧保持率を高く維持しながら、ネマチック相の上限温
度を高くし、しきい値電圧を調整し、Δnをかなり大き
くする目的で使用する。すなわち、本発明の液晶組成物
は、第1成分により液晶相範囲を広く、特に液晶組成物
の上限温度を高くしながら、ηを小さく、大きなΔnを
示し、第2成分によりさらに液晶相範囲、Δn、しきい
値電圧が調整される特徴を有している。
しい含有比率について説明する。本発明の液晶組成物の
第1成分の含有量は、液晶組成物の全重量に対して3〜
45重量%であり、第2成分の含有量は、液晶組成物の
全重量に対して25〜97重量%であることが好まし
い。さらに詳しく説明すると、本発明の第1成分である
一般式(1−1)〜(1−3)で表される化合物は、Δ
nを大きくし、ηを小さくするために、出来るだけ多く
組成物中へ混合することが望ましいが、組成物中へ多量
に含有させると、液晶組成物のネマチック相下限温度を
高くしてしまうことがある。このため、本発明の第1成
分である一般式(1−1)〜(1−3)で表される化合
物は、液晶組成物に占める割合を液晶組成物の全重量に
対して、45重量%以下にする事が好ましい。また、液
晶組成物の高温領域での電圧保持率を高く維持しなが
ら、Δnを大きくし、広い液晶レンジをもち、ηを小さ
くするためには、本発明の第1成分の液晶組成物に占め
る割合を液晶組成物の全重量に対して、3重量%以上で
あることが望ましい。
〜(2−6)で表される化合物は、組成物中へ多量に含
有させると、液晶組成物のネマチック相上限温度を低く
し、ηが高く、Δnが低下してしまうことがある。この
ため、本発明の第2成分である一般式(2−1)〜(2
−6)で表される化合物の液晶組成物に占める割合を液
晶組成物の全重量に対して、97重量%以下にすること
が望ましい。また、液晶組成物の高温領域での電圧保持
率を高く維持しながら、しきい値電圧を低く保ち、ネマ
チック相の下限温度を低くするためには、第2成分の液
晶組成物に占める割合は液晶組成物の全重量に対して、
25重量%以上にすることが望ましい。
される化合物は、組成物中へ多量に含有させると、液晶
組成物のネマチック相下限温度を高くし、なおかつ、Δ
εが0に近いため、しきい値電圧を高くしてしまう。こ
のため、本発明の一般式(3)で表される化合物は、液
晶組成物に占める割合を液晶組成物の全重量に対して、
25重量%以下にすることが望ましい。
合物は、例えば、一般式(1−3−2)は特開平10−
251186に合成法が記載されている。本願発明の一
般式(2−1)、(2−2)および(2−3)で表され
る化合物の例えば、一般式(2−1−16)、(2−2
−11)、(2−3−12)に関しては、特開平2−2
33626に合成法が記載されている。また、本願発明
の一般式(2−4)、(2−5)および(2−6)で表
される化合物は、例えば、一般式(2−4−5)、(2
−5−5)、(2−6−5)は特開平10−25118
6に合成法が記載されている。本発明の一般式(3)で
表される化合物は、特開平2−237949に合成法が
記載されている。このように、本願発明の組成物を構成
する各々の化合物は、先行技術によって、合成し得られ
るものである。
害さない範囲で、前記に示した一般式で表される化合物
以外の液晶化合物を混合して使用することもできる。本
発明に従い使用される液晶組成物は、それ自体慣用な方
法で調整される。一般には、種々の化合物を混合し、高
い温度で互いに溶解させる方法をとる。本発明の液晶組
成物には、液晶分子のらせん構造を誘起して必要なねじ
れ角を調整するためにコレステリルノナノエート(C
N)や以下の式で表されるCM−43L等のキラルドー
プ材を添加して使用してもよい。
ニン系、スチリル系、アゾ系、アゾメチン系、アゾキシ
系、キノフタロン系、アントラキノン系およびテトラジ
ン系の二色性色素を添加してゲストホストモードの液晶
組成物としても使用することができる。また、ポリマー
分散型液晶表示素子、複屈折制御モードおよび動的散乱
モードの液晶組成物としても使用することができる。イ
ン・プレイン・スイッチング方式の液晶組成物としても
使用することができる。また、大きなΔnを持つことを
利用して、OCBモードの液晶組成物としても好適であ
る。
る。本発明は、以下に示す実施例に限定されるものでは
ない。比較例および実施例に示した組成比は全て重量%
で表した。比較例および実施例で用いる化合物は、表1
に示した定義に基付き、記号で表した。
上限温度をTNI、ネマチック液晶相の下限温度をTC、
粘度をη、屈折率異方性をΔn、しきい値電圧をVt
h、25℃における電圧保持率をVHR(25)、10
0℃における電圧保持率をVHR(100)で表した。
TNIは、偏光顕微鏡を用い、昇温過程において、ネマチ
ック相から等方相液体に変化するときの温度を測定する
ことにより求めた。TCは、10℃、0℃、−10℃、
−20℃、−30℃、−40℃の各々のフリーザー中
に、液晶組成物を30日間放置し、液晶相で判断した
(例えば、一つの液晶組成物について、−20℃でネマ
チック状態をとり、−30℃で結晶化またはスメクチッ
ク状態となった場合には、その液晶組成物のTCは、<
−20℃と表現した)。ηは、20℃で測定した。Δn
は、589nmの波長を有する光源ランプを使用し、2
5℃で測定した。Vthは、25℃で測定した。なお、
Vthは、セルギャップが(0.5/Δn)μm、ツイ
スト角が80°のセルを用い、ノーマリーホワイトモー
ドで、周波数が32Hzの矩形波を印加し、セルを通過
する光の透過率が90%になったときに印加されている
電圧の値とした。電圧保持率は、面積法にて求めた。
実施例32の組成物を調整した。 3−HB(F)CF2OB(F,F)−F 5% 3−B(F)CF2OBB(F,F)−F 5% 3−HB(F)CF2OBB(F,F)−F 5% 3−HBBCF2OB(F,F)−F 5% 2−HHB(F)−F 17% 3−HHB(F)−F 17% 5−HHB(F)−F 6% 2−H2HB(F)−F 10% 3−H2HB(F)−F 5% 5−H2HB(F)−F 10% 2−HBB(F)−F 6% 3−HBB(F)−F 6% 5−HBB(F)−F 3% 上記組成物の特性は、以下のようになった。 TNI = 94.2℃ TC < −20℃ η = 29.4mPa・s Δn = 0.094 Vth = 1.72V VHR(25) = 98.5% VHR(100)= 95.2% この組成物は、高温でのV.H.R.は高いものの、Δ
nが小さいという欠点を有している。
実施例44の組成物を調整した。 3−B(F)CF2OBB(F,F)−F 5% 3−HB(F)CF2OBB(F,F)−CF3 3% 3−HB(F)CF2OBB(F,F)−F 4% 3−H2HB(F,F)−F 7% 5−H2HB(F,F)−F 8% 3−HHB(F,F)−F 10% 4−HHB(F,F)−F 5% 3−HH2B(F,F)−F 9% 3−HBB(F,F)−F 15% 5−HBB(F,F)−F 15% 3−HBEB(F,F)−F 2% 4−HBEB(F,F)−F 2% 5−HBEB(F,F)−F 2% 3−HHEB(F,F)−F 10% 4−HHEB(F,F)−F 3% 上記組成物の特性は、以下のようになった。 TNI = 77.1℃ TC < −20℃ η = 35.7mPa・s Δn = 0.099 Vth = 1.45V VHR(25) = 98.0% VHR(100)= 94.0% この組成物は、Δnは小さく、TNIが低く、高温での
V.H.R.が低いという欠点を有している。
成物の中で実施例36の組成物を調整した。 3−HBCF2OB(F,F)−F 5% 5−HBCF2OB(F,F)−F 10% 5−HBCF2OB−CF3 5% 5−HBCF2OB(F)−F 5% 3−HBCF2OB−OCF3 5% 7−HB(F,F)−F 8% 3−HHB(F,F)−F 6% 4−HHB(F,F)−F 3% 3−H2HB(F,F)−F 10% 4−H2HB(F,F)−F 6% 5−H2HB(F,F)−F 6% 3−HH2B(F,F)−F 10% 5−HH2B(F,F)−F 5% 3−HBB(F,F)−F 5% 5−HBB(F,F)−F 5% 3−HHBB(F,F)−F 3% 3−HH2BB(F,F)−F 3% 上記組成物の特性は、以下のようになった。 TNI = 61.8℃ TC < −20℃ η = 23.6mPa・s Δn = 0.083 Vth = 1.50V VHR(25) = 98.7% VHR(100)= 95.6% この組成物は、粘性が低く、高温でのV.H.R.は高
いものの、Δnが小さく、TNIが低いという欠点を有し
ている。
化合物に置き換えた。 第1成分として、 2−BB(F,F)CF2OBB−3 5% 2−BB(F,F)CF2OBB−5 5% 3−BB(F,F)CF2OBB−3 5% 3−BB(F,F)CF2OBB−5 5% 第2成分として、 2−HHB(F)−F 17% 3−HHB(F)−F 17% 5−HHB(F)−F 6% 2−H2HB(F)−F 10% 3−H2HB(F)−F 5% 5−H2HB(F)−F 10% 2−HBB(F)−F 6% 3−HBB(F)−F 6% 5−HBB(F)−F 3% からなる組成物を調整した。上記組成物の特性は、以下
のようになった。 TNI = 108.0℃ TC < −20℃ η = 27.8mPa・s Δn = 0.112 Vth = 2.02V VHR(25) = 99.0% VHR(100)= 96.6% この組成物は比較例1と比べて、液晶レンジが広く、η
が低く、Δnが大きく、V.H.R.が高い。
化合物に置き換えた。 第1成分として、 2−BBB(F,F)CF2OB−3 5% 3−BBB(F,F)CF2OB−3 3% 3−BBB(F,F)CF2OB−5 4% 第2成分として、 3−H2HB(F,F)−F 7% 5−H2HB(F,F)−F 8% 3−HHB(F,F)−F 10% 4−HHB(F,F)−F 5% 3−HH2B(F,F)−F 9% 3−HBB(F,F)−F 15% 5−HBB(F,F)−F 15% その他成分として 3−HBEB(F,F)−F 2% 4−HBEB(F,F)−F 2% 5−HBEB(F,F)−F 2% 3−HHEB(F,F)−F 10% 4−HHEB(F,F)−F 3% からなる組成物を調整した。上記組成物の特性は、以下
のようになった。 TNI = 86.6℃ TC < −20℃ η = 32.3mPa・s Δn = 0.109 Vth = 1.48V VHR(25) = 98.0% VHR(100)= 94.4% この組成物は比較例2と比べて、液晶レンジが広く、η
が低く、Δnが大きく、V.H.R.が高い。
化合物に置き換えた。 第1成分として、 2−BB(F,F)CF2OBB−3 10% 3−BB(F,F)CF2OBB−3 10% 3−BB(F,F)CF2OBB−OCF3 5% 3−BB(F,F)CF2OBB−CF3 5% 第2成分として、 3−HHB(F,F)−F 6% 4−HHB(F,F)−F 3% 3−H2HB(F,F)−F 10% 4−H2HB(F,F)−F 6% 5−H2HB(F,F)−F 6% 3−HH2B(F,F)−F 10% 5−HH2B(F,F)−F 5% 3−HBB(F,F)−F 5% 5−HBB(F,F)−F 5% 3−HHBB(F,F)−F 3% 3−HH2BB(F,F)−F 3% その他成分として 7−HB(F,F)−F 8% からなる組成物を調整した。上記組成物の特性は、以下
のようになった。 TNI = 87.7℃ TC < −20℃ η = 34.2mPa・s Δn = 0.120 Vth = 1.45V VHR(25) = 98.8% VHR(100)= 96.2% この組成物は比較例3と比べて、液晶レンジが広く、T
NIの割にはηが低く、Δnが大きく、V.H.R.が高
い。
のようになった。 TNI = 66.9℃ TC < −30℃ η = 35.6mPa・s Δn = 0.143 Vth = 1.43V VHR(25) = 98.7% VHR(100)= 96.4% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
のようになった。 TNI = 84.6℃ TC < −30℃ η = 32.2mPa・s Δn = 0.124 Vth = 1.30V VHR(25) = 98.8% VHR(100)= 96.0% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
のようになった。 TNI = 133.4℃ TC < −20℃ η = 43.9 mPa・s Δn = 0.170 Vth = 1.59V VHR(25) = 99.1% VHR(100)= 96.8% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
のようになった。 TNI = 100.9℃ TC < −20℃ η = 40.2 mPa・s Δn = 0.164 Vth = 1.44V VHR(25) = 98.7% VHR(100)= 96.5% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
のようになった。 TNI = 101.8℃ TC < −20℃ η = 43.6 mPa・s Δn = 0.142 Vth = 1.47V VHR(25) = 99.1% VHR(100)= 96.5% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
のようになった。 TNI = 85.2℃ TC < −20℃ η = 33.9 mPa・s Δn = 0.145 Vth = 1.35V VHR(25) = 98.4% VHR(100)= 94.8% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
のようになった。 TNI = 114.8℃ TC < −20℃ η = 37.2 mPa・s Δn = 0.135 Vth = 1.33V VHR(25) = 98.2% VHR(100)= 94.4% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
のようになった。 TNI = 124.5℃ TC < −20℃ η = 28.8 mPa・s Δn = 0.146 Vth = 1.78V VHR(25) = 98.5% VHR(100)= 95.3% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
のようになった。 TNI = 99.1℃ TC < −20℃ η = 33.8 mPa・s Δn = 0.165 Vth = 1.44V VHR(25) = 98.6% VHR(100)= 95.4% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
のようになった。 TNI = 89.7℃ TC < −20℃ η = 33.9 mPa・s Δn = 0.142 Vth = 1.53V VHR(25) = 98.4% VHR(100)= 94.7% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
のようになった。 TNI = 98.3℃ TC < −20℃ η = 43.8 mPa・s Δn = 0.143 Vth = 1.39V VHR(25) = 98.7% VHR(100)= 95.2% この組成物は、液晶レンジが広く、ηが低く、Δnが大
きく、V.H.R.が高い。
て、AM−LCD用液晶組成物に求められる一般的な特
性を満たしながら、特に、液晶表示素子のコントラスト
を高くするために高温領域において電圧保持率を高く
し、液晶レンジが広く(透明点が高く、低温における相
溶性がよい)、液晶表示素子の応答速度を速くするため
に低粘度で、かつ液晶表示素子のコントラストを高くす
るために屈折率異方性を適度に大きくした液晶組成物を
提供することができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 第1成分として、一般式(1−1)、
(1−2)および(1−3)で表される化合物群から選
択される少なくとも1種類の化合物を含有し、第2成分
として、一般式(2−1)、(2−2)、(2−3)、
(2−4)、(2−5)および(2−6)で表される化
合物群から選択される少なくとも1種類の化合物を含有
することを特徴とする液晶組成物。 【化1】 式中、R1〜R9は各々独立して炭素数1〜10のアルキ
ル基、アルコキシ基、炭素数2〜10のアルケニル基、
アルコキシメチル基を表し、R10〜R12は各々独立して
炭素数1〜10のアルキル基、アルコキシ基、炭素数2
〜10のアルケニル基、アルコキシメチル基、または
F、Cl、CF3、OCF3、OCF2Hを表し、X1〜X6
は各々独立してF、CF3、OCF3、OCF2Hまたは
Clを表し、Y1〜Y11は各々独立してHまたはFを表
し、Z1〜Z4は各々独立して単結合または−C2H4−を
表す。 - 【請求項2】 第1成分を液晶組成物の全重量に対して
3〜45重量%含有し、第2成分を液晶組成物の全重量
に対して25〜97重量%含有することを特徴とする請
求項1に記載の液晶組成物。 - 【請求項3】 第1成分として、一般式(1−1)〜
(1−3)で表される化合物群から選択される少なくと
も1種類の化合物を含有し、第2成分として、一般式
(2−1)〜(2−6)で表される化合物群から選択さ
れる少なくとも一種類の化合物を含有し、第3成分とし
て、一般式(3)で表される化合物群から選択される少
なくとも1種類の化合物を含有する液晶組成物。 【化2】 式中、R13またはR14はそれぞれ独立に炭素数1〜10
のアルキル基を表す。 - 【請求項4】 第1成分を液晶組成物の全重量に対し
て、3〜45重量%含有し、第2成分を液晶組成物の全
重量に対して、25〜97重量%含有し、第3成分を液
晶組成物の全重量に対して、25重量%以下含有するこ
とを特徴とする請求項3記載の液晶組成物。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載した液晶
組成物を用いて構成した液晶表示素子。
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