JP2001120920A - オイルストレーナ - Google Patents

オイルストレーナ

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JP2001120920A
JP2001120920A JP29954899A JP29954899A JP2001120920A JP 2001120920 A JP2001120920 A JP 2001120920A JP 29954899 A JP29954899 A JP 29954899A JP 29954899 A JP29954899 A JP 29954899A JP 2001120920 A JP2001120920 A JP 2001120920A
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filter
strainer
oil strainer
synthetic resin
frame
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Nobuyuki Yasumi
信幸 保見
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造が簡単で比較的容易にコンパクト化がで
き、また、組立作業も容易なオイルストレーナを提供す
る。 【解決手段】 略管状のストレーナ本体2の内部に合成
樹脂製フィルタ7が配設されてなるオイルストレーナ1
であって、ストレーナ本体2は一体物の管状部材で構成
され、上記フィルタ7は、その中心軸Lfがストレーナ
本体2の軸線Lbに略沿うように、ストレーナ本体2の
一端側の開口から挿入して組み付けられていることを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オイルストレーナ、
特に、略管状のストレーナ本体の内部に合成樹脂製フィ
ルタが配設されてなるオイルストレーナに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、機械装置や動力装置など
に付設されるオイル系統では、通常、循環するオイルを
濾過するためにオイルストレーナが設けられている。例
えば、自動車等の車両では、通常、エンジンやトランス
ミッション等に付設されたオイルパンの上方にかかるオ
イルストレーナを配置し、オイルパンに蓄えられた循環
オイルを使用機器への流入前に濾過するようにしてい
る。このようなオイルストレーナの構造として、略管状
のストレーナ本体の内部にフィルタを設けたものは公知
である。
【0003】例えば、特開平9−137707号公報
(以下、これを従来技術1と称する。)には、相互に回
動可能に接続された2本のパイプ状部材でストレーナ本
体を構成し、オイル浄化用のフィルタを何れか一方のパ
イプ状部材に予め固定しておくようにしたものが開示さ
れている。また、特開平8−121138号公報(以
下、これを従来技術2と称する。)には、2個の合成樹
脂製分割体を相互に接合してなる略パイプ状のストレー
ナ本体に対して、その一端の開口側からフィルタを挿入
して組み込むようにしたものが開示されている。更に、
特開平3−119514号公報(以下、これを従来技術
3と称する。)には、略パイプ状のストレーナ本体を半
割り状の2個の樹脂製分割体として成形しておき、これ
ら分割体の間にフィルタ(網状体)を組み込んだ上で、両
者(2個の分割体)を相互に接合するようにしたものが開
示されている。
【0004】ところで、近年では、車両の小型軽量化の
要請に伴なってエンジンルームの省スペース化が求めら
れ、これに応じてエンジン及びその補機類についても、
より一層コンパクトなものとすることが要求されてい
る。従って、エンジンの潤滑油系統に設けられるオイル
ストレーナについても、本来の濾過機能は勿論のこと、
耐久性や信頼性を十分に確保した上で、より一層のコン
パクト化が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フィル
タを従来一般的な金属メッシュ(網)製としたのでは、
フィルタ自体の形状設定の自由度が低いので十分なコン
パクト化を達成することは難しい。また、上記従来技術
2に開示されているように、フィルタを合成樹脂製とす
ることも考えられているが、このフィルタの最終形状
(オイルストレーナ内への組み込み形状)を射出成形で
成形したのでは、金型製作の困難性などからフィルタ形
状が制限されるので、やはり十分な形状設定の自由度を
確保することは難しい。更に、この場合には、フィルタ
最終形状の成形性を確保するために、網状体の線径を余
り細くすることができないので、各網目ごとの通過開口
面積を一定以上に大きくすることができず、流体通過時
の抵抗が大きくなる。また、フィルタ全体としての通過
面積を確保するには、それだけ網状体の面積が大きくな
り、フィルタが大型化するという難点もある。
【0006】一方、上記従来技術1〜3に開示されるよ
うに、ストレーナ本体を前後2本のパイプを接続して構
成したり、または上下二つ割り構造とすることにより、
形状設定の自由度を高めることも考えられるが、この場
合には、ストレーナの構造が複雑化する上、組立作業が
難しくなる。しかも、ストレーナ本体の前後のパイプど
うしの接続部分または半割体どうしの接合部分につい
て、確実なシール性を得るためには高い品質管理が要求
され、多大の手間と時間を要するという問題があった。
【0007】この発明は、上記諸問題点に鑑みてなされ
たもので、構造が簡単で比較的容易にコンパクト化がで
き、また、組立作業も容易なオイルストレーナを提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このため、本願の請求項
1の発明(以下、第1の発明という)に係るオイルスト
レーナは、略管状のストレーナ本体の内部に合成樹脂製
フィルタが配設されてなるオイルストレーナであって、
上記ストレーナ本体は一体物の管状部材で構成され、上
記フィルタは、その中心軸がストレーナ本体の軸線に略
沿うように、上記ストレーナ本体の一端側の開口から挿
入して組み付けられていることを特徴としたものであ
る。
【0009】また、本願の請求項2に係る発明(以下、
第2の発明という)は、上記第1の発明において、上記
フィルタは一端側が開口した袋状に形成され、該フィル
タの開口側には合成樹脂製のホルダ部が一体に設けられ
ており、該ホルダ部には、上記ストレーナ本体の管壁に
係合する係合部が形成されていることを特徴としたもの
である。
【0010】更に、本願の請求項3に係る発明(以下、
第3の発明という)は、上記第1または第2の発明にお
いて、上記フィルタは、底面側が開口した略円錐面状も
しくは略円錐台面状の袋状に形成され、その頂部が略球
面の一部をなすように湾曲していることを特徴としたも
のである。
【0011】また更に、本願の請求項4に係る発明(以
下、第4の発明という)は、上記第2または第3の発明
において、上記フィルタの外周部には、該フィルタの中
心軸を含む縦断面における周縁に沿った合成樹脂製のフ
レームが一体に設けられていることを特徴としたもので
ある。
【0012】また更に、本願の請求項5に係る発明(以
下、第5の発明という)は、上記第4の発明において、
上記フレームは、少なくともその一部がストレーナ本体
の内壁近傍まで張り出していることを特徴としたもので
ある。
【0013】また更に、本願の請求項6に係る発明(以
下、第6の発明という)は、上記第1〜第5の発明のい
ずれか一において、上記フィルタは、合成樹脂製の網状
シートを重ね合わせた上で、フィルタ開口側を除く周縁
部またはその近傍を接合して形成されていることを特徴
としたものである。
【0014】また更に、本願の請求項7に係る発明(以
下、第7の発明という)は、上記第6の発明において、
上記フィルタの外周部には合成樹脂製のフレームが一体
に設けられ、該フレームの少なくとも一部のものは上記
網状シートの接合部に沿って設けられていることを特徴
としたものである。
【0015】また更に、本願の請求項8に係る発明(以
下、第8の発明という)は、上記第6または第7の発明
において、上記フィルタとホルダ部とフレームとで合成
樹脂製のユニット体が構成され、該ユニット体は、合成
樹脂製の網状シートを重ね合わせた上でフィルタ開口側
を除く周縁部を接合して形成された袋体を予め一方の金
型内にセットしておき、その後に他方の金型を閉じ合わ
せて射出成形することにより、一体に形成されているこ
とを特徴としたものである。
【0016】
【実施の形態】以下、この発明の実施の形態を、例え
ば、自動車のエンジンやトランスミッション等に付設さ
れたオイルパンの上側に配設されるオイルストレーナを
例にとって、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本発明の第1の実施の形態について説明する。図
1は本実施の形態に係るオイルストレーナ1の全体斜視
図、図2はこのオイルストレーナ1のパイプ状本体2の
全体斜視図、また、図3はオイルストレーナ1の縦断面
説明図である。これらの図に示すように、上記オイルス
トレーナ1は、直管部3と接続管部4とを備えたパイプ
状のストレーナ本体2の内部に、袋状のフィルタ7を備
えたフィルタユニット6を組み込んで構成されている。
【0017】上記パイプ状のストレーナ本体2は例えば
合成樹脂で一体物として成形されており、また、上記フ
ィルタユニット6も、後で詳しく説明するように、合成
樹脂で一体物として構成されている。上記ストレーナ本
体2では、比較的長い直管部3の一端側を所定角度折り
曲げ加工して比較的短い接続管部4が形成されており、
この接続管部4の先端側に接続フランジ5が一体的に設
けられている。この接続フランジ5には、複数(本実施
の形態では2個)のボルト挿通穴5hが設けられてい
る。ストレーナ本体2の直管部3の端末側の管壁には、
フィルタユニット6を係合保持するための係合穴2h
が、例えば複数個数(本実施の形態では2個)設けられ
ている。
【0018】本実施の形態では、上記ストレーナ本体2
の合成樹脂材料として、例えば、ガラス強化繊維を約3
0%含有したナイロン樹脂PA6を用いた。この替わり
に、所要の特性を備えた他の種類の有用な樹脂材料、例
えば、同様の強化繊維を含有したナイロン樹脂PA66
等を用いても良い。尚、上記ストレーナ本体2の材質は
合成樹脂に限定されるものではなく、例えば鋼製等の金
属製のパイプ材を用いても良い。この場合には、接続フ
ランジ5も同様の金属製とし、両者を例えば溶接等で一
体化することができる。
【0019】上記オイルストレーナ1は、例えば自動車
のエンジンのオイル系統に用いられるもので、その周辺
機器の配置構造については具体的に図示しなかったが、
エンジンのオイルポンプとオイルパンとの間に配置さ
れ、オイルパンに蓄えられた循環オイルをオイルポンプ
への流入前に濾過するものである。そして、実際の使用
状態では、図3に示すように、直管部3の端末側(フィ
ルタユニット6が組み込まれた側)をオイルパン(不図
示)内に挿入し、接続フランジ5をオイルポンプ側(不
図示)に組み付けて使用される。
【0020】図5〜図10はフィルタユニット6の詳細
構造を示したものである。該フィルタユニット6は、一
端側が開口した袋状のフィルタ7と、該フィルタ7を保
持するホルダ部8をフィルタ開口側に一体に設けて形成
されている。該ホルダ部8の端末側に近い部分の外周部
には、ストレーナ本体2の端末側(直管部3)の管壁に
形成された係合穴2hに嵌り込んで係止される係止爪8
aが、係合穴2hに対応して設けられている。上記フィ
ルタ7は、その全体形状としては、具体的には、底面側
が開口した略円錐面状もしくは略円錐台面状の袋状に形
成されており、その頂部は略球面の一部をなすように湾
曲している。そして、上記フィルタユニット6は、その
中心軸Lf(フィルタ7の中心軸)がストレーナ本体2
の軸線Lb(直管部3の軸線)に略沿うように、ストレ
ーナ本体2の端末側の開口から挿入されることにより組
み込まれている。
【0021】このように、ストレーナ本体2は一体物の
管状部材で構成されているので、従来、2つの別部材
(パイプ又は半割体)どうしの接続構造あるいは半割体
どうしの接合構造とした場合のような構造の複雑化を回
避できる。つまり、ストレーナ本体2の構造を簡素化し
てコンパクト化を図ることができる。従って、2つの別
部材どうしの接続部または接合部がないので、内部流体
の漏洩に対しても高い信頼性を確保できる。
【0022】更に、フィルタ7を(具体的には、フィル
タユニット6を)ストレーナ本体2内に組み込むだけで
ストレーナ1を組み立てることができるので、ストレー
ナ1の組立作業を大幅に簡略化できる。しかも、上記フ
ィルタ7は、その中心軸Lfがストレーナ本体2の軸線
Lbに略沿うように、ストレーナ本体2の一端側の開口
から挿入して組み付けられるので、フィルタ7のストレ
ーナ本体2内への組付作業自体も容易である。すなわ
ち、オイルストレーナ1の構造を簡素でコンパクトなも
のとすることができ、また、組立作業も容易に行うこと
ができるのである。
【0023】特に、袋状のフィルタ7の開口側に一体に
設けられたホルダ部8に、ストレーナ本体2の管壁に
(具体的には、直管部3の管壁に設けた係合穴2hに)
係合する係合部としての係止爪8aが形成されているの
で、このホルダ部8の係止爪8aをストレーナ本体2の
係合穴2hに係合させるだけで、フィルタ7をストレー
ナ本体2内に保持することができる。また、上記フィル
タ7は、底面側(ホルダ部8側)が開口した略円錐面状
もしくは略円錐台面状の袋状に形成され、その頂部が略
球面の一部をなすように湾曲しているので、フィルタ7
の面積をできるだけ大きく確保するとともに、流体がフ
ィルタ7を通過する際の抵抗をできるだけ小さくするこ
とができる。
【0024】上記フィルタ7の外周部には、該フィルタ
7の中心軸Lfを含む縦断面における周縁に沿ったフレ
ーム9が設けられている。該フレーム9は、合成樹脂製
で、全体形状としてはフィルタ7の外周部に沿って略U
字状をなし、フィルタ7及びホルダ部8と一体に形成さ
れている。尚、本実施の形態では、このフレーム9の断
面形状は矩形状に設定されている。このように、フィル
タ7の外周部にフレーム9を設けたことにより、該フレ
ーム9によって網状で剛性が低いフィルタ7を有効に補
強することができる。
【0025】また、図4から良く分かるように、上記フ
レーム9は、フィルタ7の外側に張り出しており、特
に、少なくともその一部(本実施の形態では、フレーム
9のフィルタ底面側に近い部分)がストレーナ本体2の
内壁近傍まで張り出している。このストレーナ本体2の
内壁とフレーム9の外面との間隔は、フィルタ7をスト
レーナ本体2内に挿入する際の挿入作業を容易に行う上
で支承の無い範囲で、できるだけ小さくなるように設定
されている。
【0026】このように、上記フレーム9の少なくとも
一部をストレーナ本体2の内壁近傍まで張り出させ、フ
レーム9の外面とストレーナ本体2の内壁との間隔を適
正に設定することにより、フィルタ7をストレーナ本体
2内に挿入する際の挿入作業の容易性を確保した上で、
フィルタ7の中心軸Lfに直交する方向の変位(例え
ば、振れや「がたつき」)をストレーナ本体2の内壁で
規制することができる。そして、これにより、流体濾過
時にフィルタ7に振動が加わった場合でも、これに伴な
う振れや「がたつき」の発生を有効に抑制することがで
きるのである。尚、フレームの少なくとも一部をストレ
ーナ本体の内壁近傍まで張り出させる場合、フレームの
適所に突起部を設けてストレーナ本体の内壁近傍まで張
り出させるようにしても良い。
【0027】本実施の形態では、上記フィルタ7は、そ
の最終形状(ストレーナ本体2内への組み込み形状)を
射出成形で成形したのではなく、合成樹脂製の網状シー
トを重ね合わせて形成されている。また、上記フィルタ
ユニット6は、合成樹脂製の網状シートを重ね合わせて
形成したフィルタ7をインサート材とするインサート成
形により一体成形されたものである。以下、上記フィル
タ7及びフィルタユニット6の製造方法について、図1
1〜図13を参照しながら説明する。
【0028】上記フィルタ7を製作する際には、まず、
所定の網目状態に設定された2枚の網状シートを用意
し、これを最終フィルタ形状に対応した平面形状に裁断
し、この2枚の裁断した網状シートを、図11に示すよ
うに重ね合わせる。そして、このように重ね合わせた2
枚の網状シートSfについて、フィルタ開口7aに対応
する部分を除く周縁部またはその近傍を、例えば熱溶着
法などによって接合(接合部7s)することにより、底
面側が開口した略円錐面状もしくは略円錐台面状で袋状
のフィルタ7が形成される。尚、上記網状シートSfは
必ずしも2枚用いる必要は無く、1枚の網状シートSf
から最終フィルタ形状に対応した平面形状を2つ繋ぎ合
せた形に切り出し、その2つの平面形状の境目で折り返
すことにより、この2つの平面形状を重ね合わせること
ができる。そして、折り返した境目部分およびフィルタ
開口7aに対応する部分を除く周縁部またはその近傍を
接合すれば良い。
【0029】上記網状シートSfは、例えば押出成形で
得られた所定線径の細線状の樹脂糸を素材に用い、あた
かも布を織るようにしてこの素材を網状に編んで形成さ
れたもので、単位面積当たりの網目の数(所謂メッシュ
No.)や網素材の線径などの基本的な諸元について条
件設定を行うことにより、所定の網目状態に形成されて
いる。本実施の形態では、上記網状シートSfの網素材
(樹脂糸)の樹脂材料として、例えば、ナイロン樹脂P
A6(溶融温度:約220〜225℃)を用いた。尚、
この替わりに、所要の特性を備えた他の種類の有用な樹
脂材料、例えば、ナイロン樹脂PA66、4フッ化エチ
レン樹脂あるいはポリエステル樹脂等を用いても良い。
【0030】このように、細線状の樹脂糸で編んだ平面
的な網状シートを重ね合わせてフィルタ7を形成するよ
うにしたので、フィルタ7の最終形状(ストレーナ本体
2内への組み込み形状)を射出成形で成形する場合に比
べて、フィルタ形状の設定自由度を高めることができ
る。また、網状体の樹脂糸の線径もより細くすることが
可能になるので、各網目ごとの通過開口面積をより大き
くすることができる。これにより、流体通過時の抵抗を
小さくできるとともに、フィルタ全体として所要の通過
開口面積を確保するに際して、網状体の面積を小さくで
き、フィルタ7を小型化することが可能になる。
【0031】図12および図13は、フィルタユニット
6を製造する一対の成形金型M1,M2の要部を示す縦
断面説明図である。これらの図に示すように、例えば可
動型とされた金型M1は、固定型とされた金型M2に対
して開閉可能に設けられ、上記ホルダ部8に対応する成
形キャビティC8のうち係止爪8aに対応する部分C8
aには、互いに逆方向にスライド可能な一対のスライド
型M3,M4が配設されている。上記可動型M1にはフ
ィルタユニット6の内面形状に対応した凸状部F1が形
成される一方、固定型M2にはフィルタユニット6の外
面形状に略対応した凹部F2が形成されている。また、
上記スライド型M3,M4には、フィルタユニット6の
ホルダ部8のうち係止爪8aを設けた部分の外面に対応
する成形面F3,F4が形成されている。
【0032】そして、フィルタユニット6を成形する際
には、まず、スライド型M3,M4が後退位置にあり、
かつ、可動型M1が固定型M2から離間した状態で、可
動型M1の凸状部F1に対して上記のようにして製作さ
れたフィルタ7をセット(インサート固定)する。この
とき、フィルタ7の(つまり、網状シートSfの)接合
部7aが、フィルタユニット6のフレーム9に対応する
成形キャビティ9内に位置するように、フィルタ7の中
心軸回りの方位を調整してセットする。尚、この場合、
上記袋状のフィルタ7は、その袋を若干広げるようにし
て、上記凸状部F1に対し上方から被せるだけで、フィ
ルタ7自体の弾性で凸状部F1に保持され、支障無く可
動型M1に取り付け(インサート固定)が行えるが、必
要に応じて、例えば接着剤を適用して、上記凸状部F1
に部分的に固定するようにしても良い。
【0033】このようにしてフィルタ7を可動型M1側
にインサート固定した後、該可動型M1を固定型M2に
対して閉じ合わせるとともに、スライド型M3M4を前
進させて閉じ合わせて型締めを行う。この型閉じ/型締
め工程により、キャビティ部C8,C8a,C9で構成さ
れるフィルタユニット6の成形キャビティC6が形成さ
れる。
【0034】そして、射出成形機(不図示)より溶融状
態の材料樹脂を射出し、この成形キャビティC6内に材
料樹脂を供給・充填することにより、フィルタ7とホル
ダ部8とフレーム9とが一体化された合成樹脂製のフィ
ルタユニット6が成形(フィルタ7をインサート材とし
てインサート成形)されるようになっている。本実施の
形態では、このフィルタユニット6の射出樹脂材料とし
て、例えば、ガラス強化繊維を約30%含有したナイロ
ン樹脂PA6を用いた。
【0035】このように、フィルタユニット6をインサ
ート成形する際の射出樹脂材料に、インサート材(フィ
ルタ7)の材料樹脂と同質のものを用いたことにより、
インサート材としてのフィルタ7とフィルタユニット6
の他の部分(ホルダ部8及びフレーム9)との間の結合
力を十分に確保し、両者の一体性をより高めることがで
きるのである。尚、この射出樹脂材料としては、かかる
材料に限定されるものでは無く、所要の特性を備えた他
の有用な樹脂材料(例えばナイロン樹脂PA66など)
を適用することができるのは、勿論のことである。
【0036】上述のように、フィルタユニット6をイン
サート成形する際の射出樹脂材料にガラス強化繊維を含
有した6ナイロン樹脂を用い、かつ、インサート材であ
るフィルタ7の材料樹脂を6ナイロン樹脂とした場合に
は、両樹脂材料が同種のものであることにより、成形品
(フィルタユニット6)の一体性をより高めることがで
きるのであるが、この場合には、両者の溶融温度が同レ
ベルとなる。しかしながら、射出条件(特に材料温度)
を適正に設定することにより、射出樹脂材料が成形キャ
ビティC6内に達した時点では、流動性は十分に保持す
るものの、実際には途中である程度冷却されて溶融温度
よりも低い温度となるように設定することができる。
【0037】従って、かかる材料の組み合わせでも、金
型M1にインサート固定されたフィルタ7が射出樹脂材
料の熱によって溶融する等の不具合を生じることなく、
フィルタユニット6をインサート成形することができる
のである。すなわち、フィルタユニット6をインサート
成形する際の射出樹脂材料と、インサート材としてのフ
ィルタ7の材料樹脂との組み合わせとしては、その溶融
温度が、後者よりも前者の方が余り高くない限りは(少
なくとも同程度であれば)、適用することが可能であ
る。
【0038】以上のように、上記フィルタ7とホルダ部
8とフレーム8とで構成された合成樹脂製のユニット体
6(フィルタユニット)は、合成樹脂製の網状シートS
fを重ね合わせて形成したフィルタ7を予め金型M1内
にセットして射出成形(所謂インサート成形)すること
により一体に形成されているので、フィルタ7とホルダ
部8とフレーム9とを全て別工程で製作しこれらを接合
してユニット体を形成する場合に比べて、信頼性をより
向上させることができ、また、生産性もより高めること
ができるのである。
【0039】また、特に、フィルタ7を金型M1側にイ
ンサート固定する際には、フィルタ7の(つまり、網状
シートSfの)接合部7aがフレーム9に対応する成形
キャビティ9内に位置するようにセットされるので、上
記フィルタ7の外周部に設けられたフレーム9は、フィ
ルタ7の(つまり、上記網状シートSfの)接合部7s
に沿って設けられることとなり、該フィルタ7の接合部
7sを上記フレーム9で覆って有効に保護することがで
きる。従って、上記接合部7sでの網素材の「ほつれ」
などが外部に露出して、そこからフィルタ7に「ほころ
び」が生じる等の不具合を防止することができる。
【0040】次に、本発明の他の実施の形態に係るフィ
ルタユニットについて説明する。尚、以下の説明におい
て、上記第1の実施の形態における場合と、同様の構成
を備え同様の作用をなすものについては、同一の符号を
付し、それ以上の説明は省略する。図14〜図19は、
本発明の第2の実施の形態に係るフィルタユニット16
を示している。これらの図に示すように、このフィルタ
ユニット16は、上記第1の実施の形態に係るフィルタ
ユニット6と比べて、フレーム19の断面形状のみが異
なるものである。
【0041】すなわち、上記フィルタユニット16で
は、フレーム19の断面形状が略菱形に形成されてい
る。尚、この菱形形状は、フィルタ7の内方よりも外方
へより大きく突き出すように設定されている。そして、
図19から良く分かるように、フィルタユニット16を
ストレーナ本体2内に挿入した際には、フレーム断面の
各菱形の外側の尖った先端部分19aがストレーナ本体
2の内壁に接触もしくはその近傍まで張り出している。
【0042】このように、フレーム19の断面形状を略
菱形にしたことにより、フレーム19の板厚を薄くして
両側(フィルタ7の外側および内側)を楔形とすること
ができ、第1の実施の形態における場合(フレーム9の
断面形状が略矩形)に比べて、流体がフィルタユニット
16を通過する際に乱流が発生することを効果的に抑制
できる。そして、これにより、流体通過時の抵抗を有効
に低減することができるのである。この場合、フレーム
19の断面形状を略菱形としたことにより、フレーム1
9の板厚は薄くても幅があるので、フィルタ7の補強効
果は十分に確保することが可能である。尚、上記フレー
ム19の断面形状は、上述のように略菱形とする替わり
に、流線形に設定しても良い。
【0043】また、この場合、ストレーナ本体2の内壁
とフレーム19との間隔を極力小さく設定しようとする
と、フィルタ7の全体形状が略円錐面状もしくは円錐台
面状であるので、その中心軸Lfに沿った位置によって
は(特に、フィルタ7の開口に近い側で)、上記フレー
ム19の断面における菱形の外側先端部分19aがスト
レーナ本体2の内壁と僅かに干渉することも考えられ
る。しかし、このような場合でも、上記外側先端部分1
9aが非常に尖っているので、ストレーナ本体2の内壁
と干渉した際に比較的容易に(小さい力で)変形し、フ
ィルタユニット16のストレーナ本体2内への挿入組付
作業に特に支障を及ぼすことは無い。
【0044】このように、本第2の実施の形態によれ
ば、上記第1の実施の形態における場合と同様の作用効
果を奏することができる上、フレーム19の断面形状を
略菱形としたことにより、フィルタ7に対する補強効果
を確保した上で、流体がフィルタユニット16を通過す
る際の抵抗を有効に低減することができる。また、フィ
ルタユニット16のストレーナ本体2内への挿入組付作
業性に特に支障を及ぼすことなく、該ストレーナ本体2
の内壁とフレーム19との間隔をより一層小さく設定す
ることが可能になり、フィルタ7の中心軸Lfに直交す
る方向の変位(例えば、振れや「がたつき」)をストレ
ーナ本体2の内壁でより効果的に規制することができる
のである。
【0045】次に、図20〜図24は、本発明の第3の
実施の形態に係るフィルタユニット26を示している。
これらの図に示すように、このフィルタユニット26
は、上記第2の実施の形態に係るフィルタユニット16
と比べて、基本的には、フレームの数とフィルタの断面
形状とが異なるものである。すなわち、上記フィルタユ
ニット26では、フィルタ27の外周部に沿った略U字
形のフレーム29が2本設けられ、これら2本のフレー
ム29は互いに直交するように配置されている。
【0046】また、上記フィルタ26は、全体形状とし
ては略円錐台面状の袋状に形成されているが、図23お
よび図24から良く分かるように、その断面形状が略長
円形をなしており、上記2本のフレーム29は、この長
円の長軸と短軸に略一致するように配設されている。上
記各フレーム29は、上記第2の実施の形態における場
合と同様に、その断面形状が菱形に形成されており、フ
ィルタユニット26をストレーナ本体2内に挿入した際
には、フレーム断面の各菱形の外側の尖った先端部分2
9aがストレーナ本体2の内壁に接触もしくはその近傍
まで張り出している。
【0047】従って、本第3の実施の形態に係るフィル
タユニット26によれば、上記第2の実施の形態にける
場合と同様の作用効果を奏することができ、しかもその
上、フレーム29が2本設けられているので、より一層
効果的に網状のフィルタ27を補強することができる。
また、フィルタ27に対する所要の補強効果を確保した
上で、フレーム29の板厚をより薄くして流体通過時の
抵抗をより一層低減することも可能である。
【0048】また、図25〜図27は、本発明の第4の
実施の形態に係るフィルタユニット36を示している。
これらの図に示すように、このフィルタユニット36で
は、フィルタ37は、底面側が開口した略円錐面もしく
は略円錐台面の先端側(反開口側)部分が折り返されて
おり、この部分ではフィルタ37の中心軸Lf回りに2
重構造になっている。そして、これに伴なって、フィル
タ37の長さ(従って、フィルタユニット36の長さ)
が短くなっている。
【0049】しかし、この場合、フィルタ37の中心軸
Lf方向の長さは短くても、フィルタ37の面積自体
は、折り返さない場合と等しい面積に設定できるので、
フィルタ37の通過開口面積は十分に確保することがで
きる。尚、上記フィルタ37の周縁には、上述の折り返
し部分も含めて、上記第2または第3の実施の形態にお
ける場合と同様の断面形状(略菱形)を有する2本のフ
レーム39が互いに直交するように設けられている。
【0050】このような構成を採用することにより、所
要のフィルタ開口面積を確保した上でフィルタ37の
(従って、フィルタユニット36の)軸方向長さを短く
することができる。これにより、ストレーナ本体の直管
部の長さが短くてフィルタユニット37の装着スペース
が長さ的に制限される場合でも、支障無くフィルタユニ
ット37をストレーナ本体内に組み付けることができ
る。
【0051】尚、以上の実施の形態では、フィルタユニ
ットはストレーナ本体の上流入口側(オイルパンに近い
側)に取り付けられ、また、濾過されるべき流体は袋状
のフィルタの開口側から先端側に向かって流れるように
設定されていたが、この替わりに、フィルタユニットを
ストレーナ本体の下流出口側(オイルポンプに近い側、
つまり、図1および図2における接続フランジ5に近い
側)に組み込むことも可能である。また、濾過されるべ
き流体を、袋状のフィルタの先端側から開口側に向かっ
て流れるように設定することもできる。このように、本
発明は、以上の実施態様に限定されるものではなく、そ
の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良あるいは
設計上の変更が可能であることは言うまでもない。
【0052】
【発明の効果】本願の第1の発明によれば、ストレーナ
本体は一体物の管状部材で構成されているので、従来、
ストレーナ本体を2本のパイプどうしの接続構造あるい
は半割体どうしの接合構造とした場合のような構造の複
雑化を回避できる。つまり、ストレーナ本体の構造を簡
素化してコンパクト化を図ることができる。従って、2
つの別部材(パイプ又は半割体)どうしの接続部または
接合部がないので、内部流体の漏洩に対しても高い信頼
性を確保できる。更に、フィルタをストレーナ本体内に
組み込むだけでストレーナを組み立てることができるの
で、ストレーナの組立作業を大幅に簡略化できる。しか
も、上記フィルタは、その中心軸がストレーナ本体の軸
線に略沿うように、ストレーナ本体の一端側の開口から
挿入して組み付けられるので、フィルタのストレーナ本
体内への組付作業自体も容易である。すなわち、オイル
ストレーナの構造を簡素でコンパクトなものとすること
ができ、また、組立作業も容易に行うことができるので
ある。
【0053】また、本願の第2の発明によれば、基本的
には、上記第1の発明と同様の効果を奏することができ
る。特に、袋状のフィルタの開口側に一体に設けられた
ホルダ部に、ストレーナ本体の管壁に係合する係合部が
形成されているので、このホルダ部の係合部をストレー
ナ本体の管壁に係合させるだけで、フィルタをストレー
ナ本体内に保持することができる。
【0054】更に、本願の第3の発明によれば、基本的
には、上記第1または第2の発明と同様の効果を奏する
ことができる。特に、上記フィルタは、底面側が開口し
た略円錐面状もしくは略円錐台面状の袋状に形成され、
その頂部が略球面の一部をなすように湾曲しているの
で、フィルタ面積をできるだけ大きく確保するととも
に、流体がフィルタを通過する際の抵抗をできるだけ小
さくすることができる。
【0055】また更に、本願の第4の発明によれば、基
本的には、上記第2または第3の発明と同様の効果を奏
することができる。特に、フィルタの外周部に該フィル
タの中心軸を含む縦断面における周縁に沿ったフレーム
が一体に設けられていることにより、フィルタを有効に
補強することができる。
【0056】また更に、本願の第5の発明によれば、基
本的には、上記第4の発明と同様の効果を奏することが
できる。特に、上記フレームの少なくとも一部はストレ
ーナ本体の内壁近傍まで張り出しているので、フレーム
とストレーナ本体の内壁との間隔を適正に設定すること
により、フィルタをストレーナ本体内に挿入する際の挿
入作業の容易性を確保した上で、フィルタの中心軸に直
交する方向の変位(例えば、振れや「がたつき」)をス
トレーナ本体の内壁で規制することができ、流体濾過時
にフィルタに振動が加わった場合でも、これに伴なう振
れや「がたつき」の発生を有効に抑制することができ
る。
【0057】また更に、本願の第6の発明によれば、基
本的には、上記第1〜第5の発明のいずれか一と同様の
効果を奏することができる。特に、上記フィルタは、合
成樹脂製の網状シートを重ね合わせた上で、フィルタ開
口側を除く周縁部またはその近傍を接合して形成されて
いるので、フィルタの最終形状(ストレーナ本体内への
組み込み形状)を射出成形で成形する場合に比べて、フ
ィルタ形状の設定自由度を高めることができる。また、
網状体の線径もより細くすることが可能になるので、各
網目ごとの通過開口面積をより大きくすることができ
る。これにより、流体通過時の抵抗を小さくできるとと
もに、フィルタ全体として所要の通過開口面積を確保す
るに際して、網状体の面積を小さくでき、フィルタを小
型化することが可能になる。
【0058】また更に、本願の第7の発明によれば、基
本的には、上記第6の発明と同様の効果を奏することが
できる。特に、上記フィルタの外周部には合成樹脂製の
フレームが一体に設けられ、該フレームの少なくとも一
部のものは上記網状シートの接合部に沿って設けられて
いるので、該網状シートの接合部を上記フレームで覆っ
て有効に保護することができる。
【0059】また更に、本願の第8の発明によれば、基
本的には、上記第6または第7の発明と同様の効果を奏
することができる。特に、上記フィルタとホルダ部とフ
レームとで合成樹脂製のユニット体が構成され、該ユニ
ット体は、合成樹脂製の網状シートを重ね合わせて形成
された袋体を予め金型内にセットして射出成形(所謂イ
ンサート成形)することにより一体に形成されているの
で、フィルタとホルダ部とフレームとを別工程で製作し
これらを接合してユニット体を形成する場合に比べて、
信頼性をより向上させることができ、また、生産性もよ
り高めることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るオイルスト
レーナの全体斜視図である。
【図2】 上記オイルストレーナのストレーナ本体の全
体斜視図である。
【図3】 上記オイルストレーナの縦断面説明図であ
る。
【図4】 図3におけるY4−Y4線に沿った断面説明
図である。
【図5】 上記オイルストレーナに組み込まれたフィル
タユニットの斜視図である。
【図6】 上記フィルタユニットの正面説明図である。
【図7】 上記フィルタユニットの平面説明図である。
【図8】 図6におけるY8−Y8線に沿ったフィルタ
ユニットの断面説明図である。
【図9】 図7におけるY9−Y9線に沿ったフィルタ
ユニットの断面説明図である。
【図10】 図7におけるY10−Y10線に沿ったフ
ィルタユニットの断面説明図である。
【図11】 上記フィルタユニットのフィルタ単体の平
面説明図である。
【図12】 上記フィルタユニットの成形金型の要部を
示す縦断面説明図である。
【図13】 図12におけるY13−Y13線に沿った
成形金型の要部の断面説明図である。
【図14】 本発明の第2の実施の形態に係るフィルタ
ユニットの正面説明図である。
【図15】 上記第2の実施の形態に係るフィルタユニ
ットの平面説明図である。
【図16】 図14におけるY16−Y16線に沿った
フィルタユニットの断面説明図である。
【図17】 図15におけるY17−Y17線に沿った
フィルタユニットの断面説明図である。
【図18】 図14におけるY18−Y18線に沿った
フィルタユニットの断面説明図である。
【図19】 上記第2の実施の形態に係るフィルタユニ
ットをストレーナ本体内に組み込んだ状態を示す説明図
で、上記図18に対応する平面内における断面説明図で
ある。
【図20】 本発明の第3の実施の形態に係るフィルタ
ユニットの全体斜視図である。
【図21】 上記第3の実施の形態に係るフィルタユニ
ットの正面説明図である。
【図22】 上記第3の実施の形態に係るフィルタユニ
ットの平面説明図である。
【図23】 図21におけるY23−Y23線に沿った
フィルタユニットの断面説明図である。
【図24】 上記第3の実施の形態に係るフィルタユニ
ットをストレーナ本体内に組み込んだ状態を示す説明図
で、上記図23に対応する平面内における断面説明図で
ある。
【図25】 本発明の第4の実施の形態に係るフィルタ
ユニットの全体斜視図である。
【図26】 上記第4の実施の形態に係るフィルタユニ
ットの正面説明図である。
【図27】 上記第4の実施の形態に係るフィルタユニ
ットの平面説明図である。
【符号の説明】
1…オイルストレーナ 2…ストレーナ本体 6,16,26,36…フィルタユニット 7,27,37…フィルタ 7a…フィルタの開口部 7s…フィルタの接合部 8…ホルダ部 8a…ホルダ部の係止爪(係合部) 9,19,29,39…フレーム Lb…ストレーナ本体の軸線 Lf…フィルタの中心軸 M1…可動型 M2…固定型 M3,M4…スライド型 Sf…網状シート

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略管状のストレーナ本体の内部に合成樹
    脂製フィルタが配設されてなるオイルストレーナであっ
    て、 上記ストレーナ本体は一体物の管状部材で構成され、上
    記フィルタは、その中心軸がストレーナ本体の軸線に略
    沿うように、上記ストレーナ本体の一端側の開口から挿
    入して組み付けられていることを特徴とするオイルスト
    レーナ。
  2. 【請求項2】 上記フィルタは一端側が開口した袋状に
    形成され、該フィルタの開口側には合成樹脂製のホルダ
    部が一体に設けられており、該ホルダ部には、上記スト
    レーナ本体の管壁に係合する係合部が形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載のオイルストレーナ。
  3. 【請求項3】 上記フィルタは、底面側が開口した略円
    錐面状もしくは略円錐台面状の袋状に形成され、その頂
    部が略球面の一部をなすように湾曲していることを特徴
    とする請求項1または請求項2記載のオイルストレー
    ナ。
  4. 【請求項4】 上記フィルタの外周部には、該フィルタ
    の中心軸を含む縦断面における周縁に沿った合成樹脂製
    のフレームが一体に設けられていることを特徴とする請
    求項2または請求項3に記載のオイルストレーナ。
  5. 【請求項5】 上記フレームは、少なくともその一部が
    ストレーナ本体の内壁近傍まで張り出していることを特
    徴とする請求項4記載のオイルストレーナ。
  6. 【請求項6】 上記フィルタは、合成樹脂製の網状シー
    トを重ね合わせた上で、フィルタ開口側を除く周縁部ま
    たはその近傍を接合して形成されていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項5のいずれか一に記載のオイルスト
    レーナ。
  7. 【請求項7】 上記フィルタの外周部には合成樹脂製の
    フレームが一体に設けられ、該フレームの少なくとも一
    部のものは上記網状シートの接合部に沿って設けられて
    いることを特徴とする請求項6記載のオイルストレー
    ナ。
  8. 【請求項8】 上記フィルタとホルダ部とフレームとで
    合成樹脂製のユニット体が構成され、該ユニット体は、
    合成樹脂製の網状シートを重ね合わせた上でフィルタ開
    口側を除く周縁部を接合して形成された袋体を予め一方
    の金型内にセットしておき、その後に他方の金型を閉じ
    合わせて射出成形することにより、一体に形成されてい
    ることを特徴とする請求項6または請求項7に記載のオ
    イルストレーナ。
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