JP2001118148A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2001118148A
JP2001118148A JP29798799A JP29798799A JP2001118148A JP 2001118148 A JP2001118148 A JP 2001118148A JP 29798799 A JP29798799 A JP 29798799A JP 29798799 A JP29798799 A JP 29798799A JP 2001118148 A JP2001118148 A JP 2001118148A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記念に残る個性的なレシートを発行すること
ができる商品販売登録データ処理装置を得る。 【解決手段】 商品の買い上げに伴う売上登録処理の終
了が締め宣言手段によって宣言された際に、撮影手段に
より出力された商品を買い上げる買上客の画像情報が画
像確定手段により所定のタイミングで確定されている場
合には、その買上客の確定画像情報cを売上登録処理に
基づく買上情報bと買上場所を特定するマークaとに加
えて印字用紙に印字し、レシートRとして発行する。こ
れにより、買上場所を特定するマークaとともに買上客
の姿(確定画像情報)cが印字された記念に残る個性的
なレシートRを発行することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、POS(Point of
Sales:販売時点管理)端末等の商品販売登録データ処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テーマパークや遊園地等の大規模
娯楽施設や観光地等に遊びに行った場合、その記念とし
て入場チケットや商品販売登録データ処理装置であるP
OS端末等により印字発行されるロゴマーク(買上場所
を特定するマーク)入りのレシートをその時の写真等と
ともに保管するようなことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、入場チ
ケットやレシートは画一的であり、面白味に欠けてい
た。
【0004】本発明の目的は、記念に残る個性的なレシ
ートを発行することができる商品販売登録データ処理装
置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
商品の買い上げに伴う売上登録処理に基づく買上情報と
買上場所を特定するマークとを締め宣言手段によって前
記売上登録処理の終了が宣言された後に印字用紙に印字
してレシートとして発行する商品販売登録データ処理装
置において、前記商品を買い上げる買上客を撮影し、そ
の撮影画像を画像情報として出力する撮影手段と、この
撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を所定
のタイミングで確定させる画像確定手段と、前記締め宣
言手段によって前記売上登録処理の終了が宣言された際
に前記画像確定手段により前記買上客の画像情報が確定
している場合、その前記買上客の確定画像情報を前記買
上情報と前記買上場所を特定するマークとに加えて前記
印字用紙に印字する客画像印字手段と、を備える。
【0006】したがって、商品の買い上げに伴う売上登
録処理の終了が締め宣言手段によって宣言された際に、
撮影手段により出力された商品を買い上げる買上客の画
像情報が画像確定手段により所定のタイミングで確定さ
れている場合には、客画像印字手段によってその買上客
の確定画像情報が売上登録処理に基づく買上情報と買上
場所を特定するマークとに加えて印字用紙に印字され、
レシートとして発行される。これにより、買上場所を特
定するマークとともに買上客の姿が印字された記念に残
る個性的なレシートを発行することが可能になる。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の商
品販売登録データ処理装置において、客画像印字選択キ
ーと、この客画像印字選択キーが操作された場合にのみ
前記客画像印字手段を実行する第一客画像印字実行手段
と、を備える。
【0008】したがって、客画像印字選択キーを操作し
たか否かによって客画像印字手段を実行するか否かが選
択されることにより、買上客の確定画像情報が印字され
たレシートが買上客の希望に応じて発行されることにな
る。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項2記載の商
品販売登録データ処理装置において、買上客側に位置す
る客側ディスプレイと、前記客画像印字選択キーが操作
された場合に前記買上情報と前記買上場所を特定するマ
ークとに前記撮影手段により出力された前記買上客の画
像情報を加えたレシートイメージを前記客側ディスプレ
イに表示する客画像印字イメージ表示手段と、を備え
る。
【0010】したがって、客画像印字選択キーが操作さ
れた場合に買上情報と買上場所を特定するマークとに撮
影手段により出力された買上客の画像情報を加えたレシ
ートイメージが買上客側に位置する客側ディスプレイに
表示されることにより、発行されるレシートが容易に把
握されるとともに、画像確定手段による買上客の画像情
報の確定が容易になる。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1または2
記載の商品販売登録データ処理装置において、買上客側
に位置する客側ディスプレイと、前記買上情報と前記買
上場所を特定するマークとに前記撮影手段により出力さ
れた前記買上客の画像情報を加えたレシートイメージを
前記客側ディスプレイに常時表示する客画像印字イメー
ジ常時表示手段と、を備える。
【0012】したがって、買上情報と買上場所を特定す
るマークとに撮影手段により出力された買上客の画像情
報を加えたレシートイメージが買上客側に位置する客側
ディスプレイに常時表示されることにより、買上情報と
買上場所を特定するマークとに買上客の確定画像情報を
加えたレシートを発行する旨が報知されるとともに、画
像確定手段による買上客の画像情報の確定が容易にな
る。
【0013】請求項5記載の発明は、請求項1ないし4
のいずれか一記載の商品販売登録データ処理装置におい
て、前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額
を超えたか否かを判別する一定額到達判別手段と、この
一定額到達判別手段によって前記売上登録処理に基づく
売上金額の合計が一定額を超えたと判別された場合にの
み前記客画像印字手段を実行する第二客画像印字実行手
段と、を備える。
【0014】したがって、売上登録処理に基づく売上金
額の合計が一定額を超えたか否かによって客画像印字手
段を実行するか否かが選択されることにより、買上客の
確定画像情報が印字されたレシートの価値が高められ
る。
【0015】請求項6記載の発明は、請求項5記載の商
品販売登録データ処理装置において、前記売上登録処理
に基づく売上金額の合計が一定額を超えた場合に前記買
上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記買上客
の確定画像情報を加えたレシートを発行する旨を報知す
る客画像印字制限報知手段を備える。
【0016】したがって、買上情報と買上場所を特定す
るマークとに買上客の確定画像情報を加えたレシートの
発行が売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を
超えた場合に限られることが報知されることにより、購
買意欲をそそらせることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図7に基づいて説明する。本実施の形態の商品販売登
録データ処理装置は、大規模娯楽施設等で使用されるP
OS端末に適用されている。
【0018】ここで、図1はPOS端末1を概略的に示
す外観斜視図、図2はその背面図である。図1に示すよ
うに、このPOS端末1の筐体である本体ケース2の操
作者側から見て左側には、サーマルプリンタ3(図4参
照)を内部に内蔵するプリンタカバー4が設けられてお
り、そのプリンタカバー4にはサーマルプリンタ3から
印字発行されるレシートR(図7参照)を発行するレシ
ート発行口5が形成されている。また、プリンタカバー
4の上部には、商品等に付される商品コードを光学的に
読み取るためのバーコードスキャナ20(図4参照)を
載置するためのスキャナ載置部6が凹形状に形成されて
いる。さらに、本体ケース2の操作者側から見て左側に
は、ICカードR/W(図示せず)にICカードを挿入
するためのカード挿入口7も設けられている。一方、P
OS端末1の本体ケース2の操作者側から見て右側に
は、チルト自在なディスプレイ8、各種のキーが集合す
るキーボード9、磁気カードR/W(図示せず)に磁気
カードを挿入するための磁気カード挿入口10等が設け
られている。
【0019】また、図2に示すように、POS端末1の
客側に位置する背面には、例えばLCD(Liquid Cryst
al Display)である客側ディスプレイ11が設けられて
いる。この客側ディスプレイ11の表示面上には、抵抗
膜式のタッチパネル12が積層されており、客側ディス
プレイ11に表示されるボタン等とタッチパネル12の
座標との位置関係の同期をとることによって、客側ディ
スプレイ11は操作部としても機能することになる。加
えて、POS端末1の背面であって客側ディスプレイ1
1の上方には、CCD(Charge Coupled Device)を主
体に構成される小型のCCDカメラ13が設けられてい
る。このCCDカメラ13は、POS端末1の背面に買
上客が位置した場合にその買上客の顔付近を撮影可能な
ように取り付けられている。つまり、CCDカメラ13
が買上客を撮影し、その撮影画像を画像情報として出力
する撮影手段として機能することになる。
【0020】次に、キーボード9について説明する。こ
こで、図3はキーボード9の各種キーの配列を示す平面
図である。図3に示すように、キーボード9は、商品コ
ードや金額等を入力するための置数キー9a、締め宣言
手段であって売上処理において現金による締めを宣言す
るための預/現計キー9b、売上合計金額の算出を宣言
するための小計キー9c、客画像印字選択キーとして機
能してCCDカメラ13により撮影された画像の取り込
みを宣言するための画像取込キー9d等の各種のキーを
ブロック毎に配列した外観構造を有している。また、9
a〜9d以外のキーについては、従来のPOS端末やE
CRが備えるキーであって本実施の形態のPOS端末1
に特有の機能とは無関係であるため、その説明は省略す
る。
【0021】続いて、このような構成のPOS端末1に
内蔵される各部の電気的接続について図4を参照して説
明する。図4に示すように、POS端末1は、マイクロ
コンピュータ(以下、マイコンという)14を内蔵して
いる。マイコン14は、各部を集中的に制御するCPU
15にバスライン16を介して、起動プログラム等の固
定的データを予め格納する記憶媒体であるROM17
と、可変的なデータを書き換え自在に格納するRAM1
8と、日付や時刻を計時するタイマTとを接続すること
により構成されている。RAM18は、各種データを書
き換え自在に格納する機能を利用して、売上バッファや
印字バッファ等のワークエリアや画像メモリ等の機能を
果たす。
【0022】また、CPU15に接続されたバスライン
16にはHDD19が接続されており、このHDD19
には制御プログラムや、商品マスタファイル、売上ファ
イル等が格納されている。特に図示しないが、商品マス
タファイルは、商品の商品コード毎に商品名、単価、部
門コード等を対応付けて記憶保持するファイル構造を備
える。また、売上ファイルは、売上明細や売上金額等の
商品売上履歴を記憶保持するファイル構造を備える。こ
のHDD19に格納された制御プログラムは、POS端
末1の起動時に商品マスタファイル等とともにRAM1
8に書き込まれ、これによってマイコン14による各部
の駆動制御が可能な状態となる。次に、マイコン14に
よって駆動制御される各部を説明する。
【0023】前述したサーマルプリンタ3、ディスプレ
イ8、キーボード9、客側ディスプレイ11、タッチパ
ネル12、CCDカメラ13、バーコードスキャナ20
等の各部はバスライン16と各種制御回路(図示せず)
とを介してマイコン14に接続されており、マイコン1
4によって駆動制御される。
【0024】キーボード9およびタッチパネル12は操
作されたキーや位置に応じた信号をマイコン14に入力
し、ディスプレイ8および客側ディスプレイ11はマイ
コン14から出力された表示データに基づいて所定事項
を表示し、バーコードスキャナ20は読み取った商品コ
ードのデータをマイコン14に送信する。
【0025】また、サーマルプリンタ3は、マイコン1
4から出力された印字データに応じた内容を印字用紙
(図示せず)に印字する。このサーマルプリンタ3に
は、カッタ機構(図示せず)が内蔵されており、このカ
ッタ機構もマイコン14によって駆動制御され、印字用
紙を所定の位置において切断する。これにより、レシー
トR(図7参照)が印字発行される。
【0026】さらに、マイコン14にはバスライン16
を介して画像処理部21が接続されており、この画像処
理部21はCCDカメラ13によって買上客を撮影した
画像データをRAM18に記憶する印字データの状態に
変換処理する。
【0027】加えて、POS端末1にはコントロールキ
ー22が設けられており、バスライン16を介してマイ
コン14に接続されており、鍵(図示せず)の切り換え
位置に応じた信号をマイコン14に入力する。マイコン
14は、コントロールキー22の出力信号に応じて、P
OS端末1の動作モードを登録モード、設定モード、精
算モード、点検モード等の各業務モードに設定する。
【0028】次に、POS端末1のHDD19に格納さ
れた制御プログラムがマイコン14に実行させる機能に
ついて説明する。起動後のPOS端末1では、コントロ
ールキー22の切り換え位置に応じて動作モードが選択
される。つまり、コントロールキー22の切り換え位置
によって発生する出力信号に応じ、マイコン14がPO
S端末1の動作モードを登録モード、設定モード、精算
モード、点検モード等に設定する。本実施の形態におい
ては、各モードの処理について従来のPOS端末によっ
て行なわれる処理と同様の処理についてはその説明を省
略する。
【0029】ここで、コントロールキー22の切り換え
操作によって登録モードに設定されている場合の客側デ
ィスプレイ11の表示内容について図5を参照して説明
する。図5に示すように、客側ディスプレイ11の表示
領域は、タッチパネル12との組み合わせによりCCD
カメラ13により出力された買上客の画像情報を所定の
タイミングで静止画像として確定させるためのシャッタ
ーボタン23となり得る“ボタンイメージ”Bを表示す
る領域であるボタンイメージ表示領域11aと、CCD
カメラ13により撮影される“買上客の画像情報”を表
示する撮影画像表示領域11bを含む“レシートイメー
ジ”Iを表示する領域であるレシートイメージ表示領域
11cと、“メッセージ”Mを表示する領域であるメッ
セージ表示領域11dとで構成されている。ここに、客
画像印字イメージ常時表示手段が実現されている。この
ように、客側ディスプレイ11に“レシートイメージ”
Iを常時表示することにより、レシートRを発行する旨
を報知することができるとともに、撮影画像表示領域1
1bに表示される“買上客の画像情報”によってシャッ
ターボタン23による買上客の画像情報の確定を容易に
することができる。これらの“ボタンイメージ”Bと
“レシートイメージ”Iと“メッセージ”Mとは、制御
プログラムに記憶されている。なお、メッセージ表示領
域11dには、例えば、“5,000円以上購入されたお客
様のレシートには、左のようにあなたの写真を印刷する
ことができます。お気に入りのタイミングでシャッター
ボタンを押してください。”というような“メッセー
ジ”Mが表示される。ここに、客画像印字制限報知手段
が実現されている。したがって、レシートRの発行が一
定額を超えた場合に限られることを報知することによ
り、購買意欲をそそらせることができる。
【0030】次に、本実施の形態のPOS端末1の有す
る特長的な機能である売上処理の流れを以下に説明す
る。ここで、図6は売上処理の流れを概略的に示すフロ
ーチャートである。売上処理は、コントロールキー22
の切り換え操作によって登録モードに設定されているこ
とを条件として実行される。図6に示すように、売上処
理としては、まず、売上商品についてのバーコードスキ
ャナ20による商品コードの読み取りやキーボード9の
置数キー9aによる商品コードの入力、及びキーボード
9の置数キー9aによる販売個数の入力に待機する(ス
テップS1)。バーコードスキャナ20による商品コー
ドの読み取り、及びキーボード9のキー操作による販売
個数の入力等があったと判断されると(ステップS1の
Y)、ステップS2において売上登録処理が実行され
る。この売上登録処理では、入力された商品コードに基
づいて商品マスタファイルを検索することにより得られ
た商品名や単価等に基づく売上データがRAM18の売
上バッファに記憶され、その単価等の取引情報がディス
プレイ8に表示される。加えて、ここまでの売上データ
に基づく小計金額が算出され、ディスプレイ8に表示さ
れる。
【0031】続くステップS3においては、これまでの
売上登録処理で算出された小計金額が一定額(ここで
は、5,000円とする。)を超えたか否かが判別される。
ここに、一定額到達判別手段の機能が実行される。
【0032】これまでの売上登録処理で算出された小計
金額が5,000円以上であると判別された場合には(ステ
ップS3のY)、ステップS4においてキーボード9の
画像取込キー9dが操作されたか否かが判別される。こ
の画像取込キー9dは、後述する締め処理が実行される
前に操作されていれば良く、例えば小計金額が5,000円
以上になったところでキャッシャが買上客に客側ディス
プレイ11のレシートイメージ表示領域11cに表示さ
れている“レシートイメージ”Iのようなレシート(買
上客の姿が印字されたレシート)を希望するか否かを尋
ねてから操作するものである。なお、小計金額が5,000
円以上でない場合には(ステップS3のN)、ステップ
S7に進む。したがって、5,000円以上の買い上げがな
いとレシートRが発行されないので、レシートRの価値
を高めることができる。
【0033】画像取込キー9dが操作されている場合に
は(ステップS4のY)、ステップS5において客側デ
ィスプレイ11のシャッターボタン23が操作されたか
否かが判別される。このシャッターボタン23は、後述
する締め処理が実行される前に操作されていれば良く、
例えば客側ディスプレイ11のメッセージ表示領域11
dに表示されている“5,000円以上購入されたお客様の
レシートには、左のようにあなたの写真を印刷すること
ができます。お気に入りのタイミングでシャッターボタ
ンを押してください。”というメッセージに従って、買
上客が自由に操作するものである。レシートイメージ表
示領域11cの中の撮影画像表示領域11bには、CC
Dカメラ13により撮影される“買上客の画像情報”が
常時表示されており、撮影画像表示領域11bを見なが
ら所定のタイミングでシャッターボタン23を操作する
と、CCDカメラ13により撮影される“買上客の画像
情報”が静止画像として確定され、その確定された買上
客の静止画像は画像データとしてRAM18に一時的に
記憶される。ここに、画像確定手段の機能が実行され
る。なお、画像取込キー9dが操作されていない場合に
は(ステップS4のN)、ステップS7に進む。したが
って、レシートRを買上客の希望に応じて発行すること
ができる。
【0034】シャッターボタン23が操作されている場
合には(ステップS5のY)、ステップS6において画
像取込処理が実行される。画像取込処理は、RAM18
に一時的に記憶された画像データを画像処理部21にお
いて印字データの状態に変換処理してRAM18に記憶
する。なお、シャッターボタン23が操作されていない
場合には(ステップS5のN)、ステップS7に進む。
【0035】ステップS1〜S6の処理は、キーボード
9の預/現計キー9bが操作されて締めが宣言されたと
判断される迄(ステップS7のY)、繰り返される。
【0036】キーボード9の預/現計キー9bが操作さ
れて締めが宣言されたと判断されると(ステップS7の
Y)、ステップS8において締め処理が実行される。こ
の締め処理では、RAM18の売上バッファに記憶され
た売上データやこの売上データに基づいて算出される消
費税額、売上合計金額等で構成される買上情報に基づく
印字データが生成されて印字バッファに記憶される。こ
の買上情報に基づく印字データは、画像データを画像処
理部21において変換処理した印字データがある場合に
はこの変換処理された印字データと合成され、制御プロ
グラムに記憶されている施設や店舗、地域等を示す買上
場所を特定するマークであるロゴマークの印字データと
ともにサーマルプリンタ3に出力されて印字され、カッ
タ機構によって全切断された後にレシート発行口5から
レシートRとして発行される。ここに、客画像印字手段
の機能が実行される。また、売上バッファに記憶された
売上データ等は、例えば、商品毎の売上数量、売上金
額、買上客数等の算出にも供され、その算出結果はHD
D19の売上ファイルに記憶される。
【0037】ここで、図7は発行されたレシートRの一
例を示す平面図である。レシートRには、従来のレシー
トと同様にロゴマークaとともに、商品毎の売上数量、
売上金額や消費税額、売上合計金額等の買上情報bが印
字される。加えて、レシートRには、CCDカメラ13
により撮影された買上客の姿(確定画像情報)cも印字
される。
【0038】ここに、商品の買い上げに伴う売上登録処
理の終了が預/現計キー9bによって宣言された際に、
CCDカメラ13により出力された商品を買い上げる買
上客の画像情報がシャッターボタン23の操作に基づく
画像確定手段により所定のタイミングで確定されている
場合には、その買上客の確定画像情報cが売上登録処理
に基づく買上情報bとロゴマークaとに加えて印字用紙
に印字され、レシートRとして発行される。これによ
り、ロゴマークaとともに買上客の姿(確定画像情報)
cが印字された記念に残る個性的なレシートRを発行す
ることが可能になる。
【0039】なお、本実施の形態においては、コントロ
ールキー22の切り換え操作によって登録モードに設定
されている場合には、常時、客側ディスプレイ11に
“レシートイメージ”Iを表示するようにしたが、これ
に限るものではなく、キーボード9の画像取込キー9d
が操作された場合に初めて客側ディスプレイ11に“レ
シートイメージ”Iを表示するようにしても良い。ここ
に、客画像印字イメージ表示手段が実現されている。
【0040】また、本実施の形態においては、画像取込
キー9dをキーボード9に設けたが、これに限るもので
はなく、客側ディスプレイ11に設けるようにしても良
い。この場合には、買上客の姿が印字されたレシートを
希望するか否かを買上客が自ら判断して操作することに
なる。
【0041】さらに、本実施の形態においては、ロゴマ
ークaを1種類のみとしたが、これに限るものではな
く、ロゴマークaを複数用意して選択可能な構成にして
も良い。
【0042】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、商品の買
い上げに伴う売上登録処理に基づく買上情報と買上場所
を特定するマークとを締め宣言手段によって前記売上登
録処理の終了が宣言された後に印字用紙に印字してレシ
ートとして発行する商品販売登録データ処理装置におい
て、前記商品を買い上げる買上客を撮影し、その撮影画
像を画像情報として出力する撮影手段と、この撮影手段
により出力された前記買上客の画像情報を所定のタイミ
ングで確定させる画像確定手段と、前記締め宣言手段に
よって前記売上登録処理の終了が宣言された際に前記画
像確定手段により前記買上客の画像情報が確定している
場合、その前記買上客の確定画像情報を前記買上情報と
前記買上場所を特定するマークとに加えて前記印字用紙
に印字する客画像印字手段と、を備え、商品の買い上げ
に伴う売上登録処理の終了が締め宣言手段によって宣言
された際に、撮影手段により出力された商品を買い上げ
る買上客の画像情報が画像確定手段により所定のタイミ
ングで確定されている場合には、客画像印字手段によっ
てその買上客の確定画像情報を売上登録処理に基づく買
上情報と買上場所を特定するマークとに加えて印字用紙
に印字し、レシートとして発行することにより、買上場
所を特定するマークとともに買上客の姿を印字した記念
に残る個性的なレシートを発行することができる。
【0043】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の商品販売登録データ処理装置において、客画像印字
選択キーと、この客画像印字選択キーが操作された場合
にのみ前記客画像印字手段を実行する第一客画像印字実
行手段と、を備え、客画像印字選択キーを操作したか否
かによって客画像印字手段を実行するか否かを選択する
ことにより、買上客の確定画像情報を印字したレシート
を買上客の希望に応じて発行することができる。
【0044】請求項3記載の発明によれば、請求項2記
載の商品販売登録データ処理装置において、買上客側に
位置する客側ディスプレイと、前記客画像印字選択キー
が操作された場合に前記買上情報と前記買上場所を特定
するマークとに前記撮影手段により出力された前記買上
客の画像情報を加えたレシートイメージを前記客側ディ
スプレイに表示する客画像印字イメージ表示手段と、を
備え、客画像印字選択キーが操作された場合に買上情報
と買上場所を特定するマークとに撮影手段により出力さ
れた買上客の画像情報を加えたレシートイメージを買上
客側に位置する客側ディスプレイに表示することによ
り、発行されるレシートを容易に把握することができる
とともに、画像確定手段による買上客の画像情報の確定
を容易にすることができる。
【0045】請求項4記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の商品販売登録データ処理装置において、買
上客側に位置する客側ディスプレイと、前記買上情報と
前記買上場所を特定するマークとに前記撮影手段により
出力された前記買上客の画像情報を加えたレシートイメ
ージを前記客側ディスプレイに常時表示する客画像印字
イメージ常時表示手段と、を備え、買上情報と買上場所
を特定するマークとに撮影手段により出力された買上客
の画像情報を加えたレシートイメージを買上客側に位置
する客側ディスプレイに常時表示することにより、買上
情報と買上場所を特定するマークとに買上客の確定画像
情報を加えたレシートを発行する旨を報知することがで
きるとともに、画像確定手段による買上客の画像情報の
確定を容易にすることができる。
【0046】請求項5記載の発明によれば、請求項1な
いし4のいずれか一記載の商品販売登録データ処理装置
において、前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が
一定額を超えたか否かを判別する一定額到達判別手段
と、この一定額到達判別手段によって前記売上登録処理
に基づく売上金額の合計が一定額を超えたと判別された
場合にのみ前記客画像印字手段を実行する第二客画像印
字実行手段と、を備え、売上登録処理に基づく売上金額
の合計が一定額を超えたか否かによって客画像印字手段
を実行するか否かを選択することにより、買上客の確定
画像情報が印字されたレシートの価値を高めることがで
きる。
【0047】請求項6記載の発明によれば、請求項5記
載の商品販売登録データ処理装置において、前記売上登
録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えた場合に
前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記
買上客の確定画像情報を加えたレシートを発行する旨を
報知する客画像印字制限報知手段を備え、買上情報と買
上場所を特定するマークとに買上客の確定画像情報を加
えたレシートの発行が売上登録処理に基づく売上金額の
合計が一定額を超えた場合に限られることを報知するこ
とにより、購買意欲をそそらせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のPOS端末を概略的に
示す外観斜視図である。
【図2】その背面図である。
【図3】キーボードの各種キーの配列を示す平面図であ
る。
【図4】POS端末に内蔵される各部の電気的接続を示
すブロック図である。
【図5】登録モードに設定されている場合の客側ディス
プレイの表示内容を示す正面図である。
【図6】売上処理の流れを概略的に示すフローチャート
である。
【図7】発行されたレシートの一例を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 商品販売登録データ処理装置 9b 締め宣言手段 9d 客画像印字選択キー 11 客側ディスプレイ 13 撮影手段 I レシートイメージ R レシート a 買上場所を特定するマーク b 買上情報 c 確定画像情報

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の買い上げに伴う売上登録処理に基
    づく買上情報と買上場所を特定するマークとを締め宣言
    手段によって前記売上登録処理の終了が宣言された後に
    印字用紙に印字してレシートとして発行する商品販売登
    録データ処理装置において、 前記商品を買い上げる買上客を撮影し、その撮影画像を
    画像情報として出力する撮影手段と、 この撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を
    所定のタイミングで確定させる画像確定手段と、 前記締め宣言手段によって前記売上登録処理の終了が宣
    言された際に前記画像確定手段により前記買上客の画像
    情報が確定している場合、その前記買上客の確定画像情
    報を前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに
    加えて前記印字用紙に印字する客画像印字手段と、を備
    えることを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  2. 【請求項2】 客画像印字選択キーと、 この客画像印字選択キーが操作された場合にのみ前記客
    画像印字手段を実行する第一客画像印字実行手段と、を
    備えることを特徴とする請求項1記載の商品販売登録デ
    ータ処理装置。
  3. 【請求項3】 買上客側に位置する客側ディスプレイ
    と、 前記客画像印字選択キーが操作された場合に前記買上情
    報と前記買上場所を特定するマークとに前記撮影手段に
    より出力された前記買上客の画像情報を加えたレシート
    イメージを前記客側ディスプレイに表示する客画像印字
    イメージ表示手段と、を備えることを特徴とする請求項
    2記載の商品販売登録データ処理装置。
  4. 【請求項4】 買上客側に位置する客側ディスプレイ
    と、 前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記
    撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を加え
    たレシートイメージを前記客側ディスプレイに常時表示
    する客画像印字イメージ常時表示手段と、を備えること
    を特徴とする請求項1または2記載の商品販売登録デー
    タ処理装置。
  5. 【請求項5】 前記売上登録処理に基づく売上金額の合
    計が一定額を超えたか否かを判別する一定額到達判別手
    段と、 この一定額到達判別手段によって前記売上登録処理に基
    づく売上金額の合計が一定額を超えたと判別された場合
    にのみ前記客画像印字手段を実行する第二客画像印字実
    行手段と、を備えることを特徴とする請求項1ないし4
    のいずれか一記載の商品販売登録データ処理装置。
  6. 【請求項6】 前記売上登録処理に基づく売上金額の合
    計が一定額を超えた場合に前記買上情報と前記買上場所
    を特定するマークとに前記買上客の画像情報を加えて印
    字した前記レシートを発行する旨を報知する客画像印字
    制限報知手段を備えることを特徴とする請求項5記載の
    商品販売登録データ処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004206375A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Toshiba Tec Corp 注文端末及び注文システム
JP2004240630A (ja) * 2003-02-05 2004-08-26 Toshiba Tec Corp 注文処理システム
JP2016192090A (ja) * 2015-03-31 2016-11-10 日本電気株式会社 精算システム、商品登録装置、精算装置、プログラム、及び精算方法
JP2017130238A (ja) * 2017-05-01 2017-07-27 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置及びプログラム

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