JP3770528B2 - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、POS(Point of Sales:販売時点管理)端末等の商品販売登録データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、テーマパークや遊園地等の大規模娯楽施設や観光地等に遊びに行った場合、その記念として入場チケットや商品販売登録データ処理装置であるPOS端末等により印字発行されるロゴマーク(買上場所を特定するマーク)入りのレシートをその時の写真等とともに保管するようなことが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、入場チケットやレシートは画一的であり、面白味に欠けていた。
【0004】
本発明の目的は、記念に残る個性的なレシートを発行することができる商品販売登録データ処理装置を得ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、商品の買い上げに伴う売上登録処理に基づく買上情報と買上場所を特定するマークとを締め宣言手段によって前記売上登録処理の終了が宣言された後に印字用紙に印字してレシートとして発行する商品販売登録データ処理装置において、前記商品を買い上げる買上客を撮影し、その撮影画像を画像情報として出力する撮影手段と、この撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を所定のタイミングで確定させる画像確定手段と、前記締め宣言手段によって前記売上登録処理の終了が宣言された際に前記画像確定手段により前記買上客の画像情報が確定している場合、その前記買上客の確定画像情報を前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに加えて前記印字用紙に印字する客画像印字手段と、前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えたか否かを判別する一定額到達判別手段と、この一定額到達判別手段によって前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えたと判別されたことを前記客画像印字手段を実行する条件とする第二客画像印字実行手段と、を備える。
【0006】
したがって、商品の買い上げに伴う売上登録処理の終了が締め宣言手段によって宣言された際に、撮影手段により出力された商品を買い上げる買上客の画像情報が画像確定手段により所定のタイミングで確定されている場合には、客画像印字手段によってその買上客の確定画像情報が売上登録処理に基づく買上情報と買上場所を特定するマークとに加えて印字用紙に印字され、レシートとして発行される。これにより、買上場所を特定するマークとともに買上客の姿が印字された記念に残る個性的なレシートを発行することが可能になる。また、売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えたか否かによって客画像印字手段を実行するか否かが選択されることにより、買上客の確定画像情報が印字されたレシートの価値が高められる。
【0007】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の商品販売登録データ処理装置において、客画像印字選択キーと、この客画像印字選択キーが操作されたことを前記客画像印字手段を実行する条件とする第一客画像印字実行手段と、を備える。
【0008】
したがって、客画像印字選択キーを操作したか否かによって客画像印字手段を実行するか否かが選択されることにより、買上客の確定画像情報が印字されたレシートが買上客の希望に応じて発行されることになる。
【0009】
請求項3記載の発明は、請求項2記載の商品販売登録データ処理装置において、買上客側に位置する客側ディスプレイと、前記客画像印字選択キーが操作された場合に前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を加えたレシートイメージを前記客側ディスプレイに表示する客画像印字イメージ表示手段と、を備える。
【0010】
したがって、客画像印字選択キーが操作された場合に買上情報と買上場所を特定するマークとに撮影手段により出力された買上客の画像情報を加えたレシートイメージが買上客側に位置する客側ディスプレイに表示されることにより、発行されるレシートが容易に把握されるとともに、画像確定手段による買上客の画像情報の確定が容易になる。
【0011】
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の商品販売登録データ処理装置において、買上客側に位置する客側ディスプレイと、前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を加えたレシートイメージを前記客側ディスプレイに常時表示する客画像印字イメージ常時表示手段と、を備える。
【0012】
したがって、買上情報と買上場所を特定するマークとに撮影手段により出力された買上客の画像情報を加えたレシートイメージが買上客側に位置する客側ディスプレイに常時表示されることにより、買上情報と買上場所を特定するマークとに買上客の確定画像情報を加えたレシートを発行する旨が報知されるとともに、画像確定手段による買上客の画像情報の確定が容易になる。
【0015】
請求項記載の発明は、請求項1ないし4のいずれか一記載の商品販売登録データ処理装置において、前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えた場合に前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記買上客の確定画像情報を加えたレシートを発行する旨を報知する客画像印字制限報知手段を備える。
【0016】
したがって、買上情報と買上場所を特定するマークとに買上客の確定画像情報を加えたレシートの発行が売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えた場合に限られることが報知されることにより、購買意欲をそそらせることが可能になる。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態を図1ないし図7に基づいて説明する。本実施の形態の商品販売登録データ処理装置は、大規模娯楽施設等で使用されるPOS端末に適用されている。
【0018】
ここで、図1はPOS端末1を概略的に示す外観斜視図、図2はその背面図である。図1に示すように、このPOS端末1の筐体である本体ケース2の操作者側から見て左側には、サーマルプリンタ3(図4参照)を内部に内蔵するプリンタカバー4が設けられており、そのプリンタカバー4にはサーマルプリンタ3から印字発行されるレシートR(図7参照)を発行するレシート発行口5が形成されている。また、プリンタカバー4の上部には、商品等に付される商品コードを光学的に読み取るためのバーコードスキャナ20(図4参照)を載置するためのスキャナ載置部6が凹形状に形成されている。さらに、本体ケース2の操作者側から見て左側には、ICカードR/W(図示せず)にICカードを挿入するためのカード挿入口7も設けられている。一方、POS端末1の本体ケース2の操作者側から見て右側には、チルト自在なディスプレイ8、各種のキーが集合するキーボード9、磁気カードR/W(図示せず)に磁気カードを挿入するための磁気カード挿入口10等が設けられている。
【0019】
また、図2に示すように、POS端末1の客側に位置する背面には、例えばLCD(Liquid Crystal Display)である客側ディスプレイ11が設けられている。この客側ディスプレイ11の表示面上には、抵抗膜式のタッチパネル12が積層されており、客側ディスプレイ11に表示されるボタン等とタッチパネル12の座標との位置関係の同期をとることによって、客側ディスプレイ11は操作部としても機能することになる。加えて、POS端末1の背面であって客側ディスプレイ11の上方には、CCD(Charge Coupled Device)を主体に構成される小型のCCDカメラ13が設けられている。このCCDカメラ13は、POS端末1の背面に買上客が位置した場合にその買上客の顔付近を撮影可能なように取り付けられている。つまり、CCDカメラ13が買上客を撮影し、その撮影画像を画像情報として出力する撮影手段として機能することになる。
【0020】
次に、キーボード9について説明する。ここで、図3はキーボード9の各種キーの配列を示す平面図である。図3に示すように、キーボード9は、商品コードや金額等を入力するための置数キー9a、締め宣言手段であって売上処理において現金による締めを宣言するための預/現計キー9b、売上合計金額の算出を宣言するための小計キー9c、客画像印字選択キーとして機能してCCDカメラ13により撮影された画像の取り込みを宣言するための画像取込キー9d等の各種のキーをブロック毎に配列した外観構造を有している。また、9a〜9d以外のキーについては、従来のPOS端末やECRが備えるキーであって本実施の形態のPOS端末1に特有の機能とは無関係であるため、その説明は省略する。
【0021】
続いて、このような構成のPOS端末1に内蔵される各部の電気的接続について図4を参照して説明する。図4に示すように、POS端末1は、マイクロコンピュータ(以下、マイコンという)14を内蔵している。マイコン14は、各部を集中的に制御するCPU15にバスライン16を介して、起動プログラム等の固定的データを予め格納する記憶媒体であるROM17と、可変的なデータを書き換え自在に格納するRAM18と、日付や時刻を計時するタイマTとを接続することにより構成されている。RAM18は、各種データを書き換え自在に格納する機能を利用して、売上バッファや印字バッファ等のワークエリアや画像メモリ等の機能を果たす。
【0022】
また、CPU15に接続されたバスライン16にはHDD19が接続されており、このHDD19には制御プログラムや、商品マスタファイル、売上ファイル等が格納されている。特に図示しないが、商品マスタファイルは、商品の商品コード毎に商品名、単価、部門コード等を対応付けて記憶保持するファイル構造を備える。また、売上ファイルは、売上明細や売上金額等の商品売上履歴を記憶保持するファイル構造を備える。このHDD19に格納された制御プログラムは、POS端末1の起動時に商品マスタファイル等とともにRAM18に書き込まれ、これによってマイコン14による各部の駆動制御が可能な状態となる。次に、マイコン14によって駆動制御される各部を説明する。
【0023】
前述したサーマルプリンタ3、ディスプレイ8、キーボード9、客側ディスプレイ11、タッチパネル12、CCDカメラ13、バーコードスキャナ20等の各部はバスライン16と各種制御回路(図示せず)とを介してマイコン14に接続されており、マイコン14によって駆動制御される。
【0024】
キーボード9およびタッチパネル12は操作されたキーや位置に応じた信号をマイコン14に入力し、ディスプレイ8および客側ディスプレイ11はマイコン14から出力された表示データに基づいて所定事項を表示し、バーコードスキャナ20は読み取った商品コードのデータをマイコン14に送信する。
【0025】
また、サーマルプリンタ3は、マイコン14から出力された印字データに応じた内容を印字用紙(図示せず)に印字する。このサーマルプリンタ3には、カッタ機構(図示せず)が内蔵されており、このカッタ機構もマイコン14によって駆動制御され、印字用紙を所定の位置において切断する。これにより、レシートR(図7参照)が印字発行される。
【0026】
さらに、マイコン14にはバスライン16を介して画像処理部21が接続されており、この画像処理部21はCCDカメラ13によって買上客を撮影した画像データをRAM18に記憶する印字データの状態に変換処理する。
【0027】
加えて、POS端末1にはコントロールキー22が設けられており、バスライン16を介してマイコン14に接続されており、鍵(図示せず)の切り換え位置に応じた信号をマイコン14に入力する。マイコン14は、コントロールキー22の出力信号に応じて、POS端末1の動作モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検モード等の各業務モードに設定する。
【0028】
次に、POS端末1のHDD19に格納された制御プログラムがマイコン14に実行させる機能について説明する。起動後のPOS端末1では、コントロールキー22の切り換え位置に応じて動作モードが選択される。つまり、コントロールキー22の切り換え位置によって発生する出力信号に応じ、マイコン14がPOS端末1の動作モードを登録モード、設定モード、精算モード、点検モード等に設定する。本実施の形態においては、各モードの処理について従来のPOS端末によって行なわれる処理と同様の処理についてはその説明を省略する。
【0029】
ここで、コントロールキー22の切り換え操作によって登録モードに設定されている場合の客側ディスプレイ11の表示内容について図5を参照して説明する。図5に示すように、客側ディスプレイ11の表示領域は、タッチパネル12との組み合わせによりCCDカメラ13により出力された買上客の画像情報を所定のタイミングで静止画像として確定させるためのシャッターボタン23となり得る“ボタンイメージ”Bを表示する領域であるボタンイメージ表示領域11aと、CCDカメラ13により撮影される“買上客の画像情報”を表示する撮影画像表示領域11bを含む“レシートイメージ”Iを表示する領域であるレシートイメージ表示領域11cと、“メッセージ”Mを表示する領域であるメッセージ表示領域11dとで構成されている。ここに、客画像印字イメージ常時表示手段が実現されている。このように、客側ディスプレイ11に“レシートイメージ”Iを常時表示することにより、レシートRを発行する旨を報知することができるとともに、撮影画像表示領域11bに表示される“買上客の画像情報”によってシャッターボタン23による買上客の画像情報の確定を容易にすることができる。これらの“ボタンイメージ”Bと“レシートイメージ”Iと“メッセージ”Mとは、制御プログラムに記憶されている。なお、メッセージ表示領域11dには、例えば、“5,000円以上購入されたお客様のレシートには、左のようにあなたの写真を印刷することができます。お気に入りのタイミングでシャッターボタンを押してください。”というような“メッセージ”Mが表示される。ここに、客画像印字制限報知手段が実現されている。したがって、レシートRの発行が一定額を超えた場合に限られることを報知することにより、購買意欲をそそらせることができる。
【0030】
次に、本実施の形態のPOS端末1の有する特長的な機能である売上処理の流れを以下に説明する。ここで、図6は売上処理の流れを概略的に示すフローチャートである。売上処理は、コントロールキー22の切り換え操作によって登録モードに設定されていることを条件として実行される。図6に示すように、売上処理としては、まず、売上商品についてのバーコードスキャナ20による商品コードの読み取りやキーボード9の置数キー9aによる商品コードの入力、及びキーボード9の置数キー9aによる販売個数の入力に待機する(ステップS1)。バーコードスキャナ20による商品コードの読み取り、及びキーボード9のキー操作による販売個数の入力等があったと判断されると(ステップS1のY)、ステップS2において売上登録処理が実行される。この売上登録処理では、入力された商品コードに基づいて商品マスタファイルを検索することにより得られた商品名や単価等に基づく売上データがRAM18の売上バッファに記憶され、その単価等の取引情報がディスプレイ8に表示される。加えて、ここまでの売上データに基づく小計金額が算出され、ディスプレイ8に表示される。
【0031】
続くステップS3においては、これまでの売上登録処理で算出された小計金額が一定額(ここでは、5,000円とする。)を超えたか否かが判別される。ここに、一定額到達判別手段の機能が実行される。
【0032】
これまでの売上登録処理で算出された小計金額が5,000円以上であると判別された場合には(ステップS3のY)、ステップS4においてキーボード9の画像取込キー9dが操作されたか否かが判別される。この画像取込キー9dは、後述する締め処理が実行される前に操作されていれば良く、例えば小計金額が5,000円以上になったところでキャッシャが買上客に客側ディスプレイ11のレシートイメージ表示領域11cに表示されている“レシートイメージ”Iのようなレシート(買上客の姿が印字されたレシート)を希望するか否かを尋ねてから操作するものである。なお、小計金額が5,000円以上でない場合には(ステップS3のN)、ステップS7に進む。したがって、5,000円以上の買い上げがないとレシートRが発行されないので、レシートRの価値を高めることができる。
【0033】
画像取込キー9dが操作されている場合には(ステップS4のY)、ステップS5において客側ディスプレイ11のシャッターボタン23が操作されたか否かが判別される。このシャッターボタン23は、後述する締め処理が実行される前に操作されていれば良く、例えば客側ディスプレイ11のメッセージ表示領域11dに表示されている“5,000円以上購入されたお客様のレシートには、左のようにあなたの写真を印刷することができます。お気に入りのタイミングでシャッターボタンを押してください。”というメッセージに従って、買上客が自由に操作するものである。レシートイメージ表示領域11cの中の撮影画像表示領域11bには、CCDカメラ13により撮影される“買上客の画像情報”が常時表示されており、撮影画像表示領域11bを見ながら所定のタイミングでシャッターボタン23を操作すると、CCDカメラ13により撮影される“買上客の画像情報”が静止画像として確定され、その確定された買上客の静止画像は画像データとしてRAM18に一時的に記憶される。ここに、画像確定手段の機能が実行される。なお、画像取込キー9dが操作されていない場合には(ステップS4のN)、ステップS7に進む。したがって、レシートRを買上客の希望に応じて発行することができる。
【0034】
シャッターボタン23が操作されている場合には(ステップS5のY)、ステップS6において画像取込処理が実行される。画像取込処理は、RAM18に一時的に記憶された画像データを画像処理部21において印字データの状態に変換処理してRAM18に記憶する。なお、シャッターボタン23が操作されていない場合には(ステップS5のN)、ステップS7に進む。
【0035】
ステップS1〜S6の処理は、キーボード9の預/現計キー9bが操作されて締めが宣言されたと判断される迄(ステップS7のY)、繰り返される。
【0036】
キーボード9の預/現計キー9bが操作されて締めが宣言されたと判断されると(ステップS7のY)、ステップS8において締め処理が実行される。この締め処理では、RAM18の売上バッファに記憶された売上データやこの売上データに基づいて算出される消費税額、売上合計金額等で構成される買上情報に基づく印字データが生成されて印字バッファに記憶される。この買上情報に基づく印字データは、画像データを画像処理部21において変換処理した印字データがある場合にはこの変換処理された印字データと合成され、制御プログラムに記憶されている施設や店舗、地域等を示す買上場所を特定するマークであるロゴマークの印字データとともにサーマルプリンタ3に出力されて印字され、カッタ機構によって全切断された後にレシート発行口5からレシートRとして発行される。ここに、客画像印字手段の機能が実行される。また、売上バッファに記憶された売上データ等は、例えば、商品毎の売上数量、売上金額、買上客数等の算出にも供され、その算出結果はHDD19の売上ファイルに記憶される。
【0037】
ここで、図7は発行されたレシートRの一例を示す平面図である。レシートRには、従来のレシートと同様にロゴマークaとともに、商品毎の売上数量、売上金額や消費税額、売上合計金額等の買上情報bが印字される。加えて、レシートRには、CCDカメラ13により撮影された買上客の姿(確定画像情報)cも印字される。
【0038】
ここに、商品の買い上げに伴う売上登録処理の終了が預/現計キー9bによって宣言された際に、CCDカメラ13により出力された商品を買い上げる買上客の画像情報がシャッターボタン23の操作に基づく画像確定手段により所定のタイミングで確定されている場合には、その買上客の確定画像情報cが売上登録処理に基づく買上情報bとロゴマークaとに加えて印字用紙に印字され、レシートRとして発行される。これにより、ロゴマークaとともに買上客の姿(確定画像情報)cが印字された記念に残る個性的なレシートRを発行することが可能になる。
【0039】
なお、本実施の形態においては、コントロールキー22の切り換え操作によって登録モードに設定されている場合には、常時、客側ディスプレイ11に“レシートイメージ”Iを表示するようにしたが、これに限るものではなく、キーボード9の画像取込キー9dが操作された場合に初めて客側ディスプレイ11に“レシートイメージ”Iを表示するようにしても良い。ここに、客画像印字イメージ表示手段が実現されている。
【0040】
また、本実施の形態においては、画像取込キー9dをキーボード9に設けたが、これに限るものではなく、客側ディスプレイ11に設けるようにしても良い。この場合には、買上客の姿が印字されたレシートを希望するか否かを買上客が自ら判断して操作することになる。
【0041】
さらに、本実施の形態においては、ロゴマークaを1種類のみとしたが、これに限るものではなく、ロゴマークaを複数用意して選択可能な構成にしても良い。
【0042】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、商品の買い上げに伴う売上登録処理に基づく買上情報と買上場所を特定するマークとを締め宣言手段によって前記売上登録処理の終了が宣言された後に印字用紙に印字してレシートとして発行する商品販売登録データ処理装置において、前記商品を買い上げる買上客を撮影し、その撮影画像を画像情報として出力する撮影手段と、この撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を所定のタイミングで確定させる画像確定手段と、前記締め宣言手段によって前記売上登録処理の終了が宣言された際に前記画像確定手段により前記買上客の画像情報が確定している場合、その前記買上客の確定画像情報を前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに加えて前記印字用紙に印字する客画像印字手段と、を備え、商品の買い上げに伴う売上登録処理の終了が締め宣言手段によって宣言された際に、撮影手段により出力された商品を買い上げる買上客の画像情報が画像確定手段により所定のタイミングで確定されている場合には、客画像印字手段によってその買上客の確定画像情報を売上登録処理に基づく買上情報と買上場所を特定するマークとに加えて印字用紙に印字し、レシートとして発行することにより、買上場所を特定するマークとともに買上客の姿を印字した記念に残る個性的なレシートを発行することができる。また、前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えたか否かを判別する一定額到達判別手段と、この一定額到達判別手段によって前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えたと判別されたことを前記客画像印字手段を実行する条件とする第二客画像印字実行手段と、を備え、売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えたか否かによって客画像印字手段を実行するか否かを選択することにより、買上客の確定画像情報が印字されたレシートの価値を高めることができる。
【0043】
請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の商品販売登録データ処理装置において、客画像印字選択キーと、この客画像印字選択キーが操作されたことを前記客画像印字手段を実行する条件とする第一客画像印字実行手段と、を備え、客画像印字選択キーを操作したか否かによって客画像印字手段を実行するか否かを選択することにより、買上客の確定画像情報を印字したレシートを買上客の希望に応じて発行することができる。
【0044】
請求項3記載の発明によれば、請求項2記載の商品販売登録データ処理装置において、買上客側に位置する客側ディスプレイと、前記客画像印字選択キーが操作された場合に前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を加えたレシートイメージを前記客側ディスプレイに表示する客画像印字イメージ表示手段と、を備え、客画像印字選択キーが操作された場合に買上情報と買上場所を特定するマークとに撮影手段により出力された買上客の画像情報を加えたレシートイメージを買上客側に位置する客側ディスプレイに表示することにより、発行されるレシートを容易に把握することができるとともに、画像確定手段による買上客の画像情報の確定を容易にすることができる。
【0045】
請求項4記載の発明によれば、請求項1または2記載の商品販売登録データ処理装置において、買上客側に位置する客側ディスプレイと、前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を加えたレシートイメージを前記客側ディスプレイに常時表示する客画像印字イメージ常時表示手段と、を備え、買上情報と買上場所を特定するマークとに撮影手段により出力された買上客の画像情報を加えたレシートイメージを買上客側に位置する客側ディスプレイに常時表示することにより、買上情報と買上場所を特定するマークとに買上客の確定画像情報を加えたレシートを発行する旨を報知することができるとともに、画像確定手段による買上客の画像情報の確定を容易にすることができる。
【0047】
請求項記載の発明によれば、請求項1ないし4のいずれか一記載の商品販売登録データ処理装置において、前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えた場合に前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記買上客の確定画像情報を加えたレシートを発行する旨を報知する客画像印字制限報知手段を備え、買上情報と買上場所を特定するマークとに買上客の確定画像情報を加えたレシートの発行が売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えた場合に限られることを報知することにより、購買意欲をそそらせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のPOS端末を概略的に示す外観斜視図である。
【図2】その背面図である。
【図3】キーボードの各種キーの配列を示す平面図である。
【図4】POS端末に内蔵される各部の電気的接続を示すブロック図である。
【図5】登録モードに設定されている場合の客側ディスプレイの表示内容を示す正面図である。
【図6】売上処理の流れを概略的に示すフローチャートである。
【図7】発行されたレシートの一例を示す平面図である。
【符号の説明】
1 商品販売登録データ処理装置
9b 締め宣言手段
9d 客画像印字選択キー
11 客側ディスプレイ
13 撮影手段
I レシートイメージ
R レシート
a 買上場所を特定するマーク
b 買上情報
c 確定画像情報

Claims (5)

  1. 商品の買い上げに伴う売上登録処理に基づく買上情報と買上場所を特定するマークとを締め宣言手段によって前記売上登録処理の終了が宣言された後に印字用紙に印字してレシートとして発行する商品販売登録データ処理装置において、
    前記商品を買い上げる買上客を撮影し、その撮影画像を画像情報として出力する撮影手段と、
    この撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を所定のタイミングで確定させる画像確定手段と、
    前記締め宣言手段によって前記売上登録処理の終了が宣言された際に前記画像確定手段により前記買上客の画像情報が確定している場合、その前記買上客の確定画像情報を前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに加えて前記印字用紙に印字する客画像印字手段と、
    前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えたか否かを判別する一定額到達判別手段と、
    この一定額到達判別手段によって前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えたと判別されたことを前記客画像印字手段を実行する条件とする第二客画像印字実行手段と、
    を備えることを特徴とする商品販売登録データ処理装置。
  2. 客画像印字選択キーと、
    この客画像印字選択キーが操作されたことを前記客画像印字手段を実行する条件とする第一客画像印字実行手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1記載の商品販売登録データ処理装置。
  3. 買上客側に位置する客側ディスプレイと、
    前記客画像印字選択キーが操作された場合に前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を加えたレシートイメージを前記客側ディスプレイに表示する客画像印字イメージ表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項2記載の商品販売登録データ処理装置。
  4. 買上客側に位置する客側ディスプレイと、
    前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記撮影手段により出力された前記買上客の画像情報を加えたレシートイメージを前記客側ディスプレイに常時表示する客画像印字イメージ常時表示手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1または2記載の商品販売登録データ処理装置。
  5. 前記売上登録処理に基づく売上金額の合計が一定額を超えた場合に前記買上情報と前記買上場所を特定するマークとに前記買上客の画像情報を加えて印字した前記レシートを発行する旨を報知する客画像印字制限報知手段を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一記載の商品販売登録データ処理装置。
JP29798799A 1999-10-20 1999-10-20 商品販売登録データ処理装置 Expired - Fee Related JP3770528B2 (ja)

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