JP2005018121A - 販売処理装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、撮影した画像を用いた証券書類を発行可能な販売処理装置を提供することを課題とする。
【解決手段】撮影部7a、7bによって、顧客や購入商品9、レジ担当者を撮影する。この撮影画像を合成した、レシートや領収書等の証券書類を発行する。これにより、信頼性の高い証券書類を発行することができる。またレジの信頼性も向上させることが出来る。更に、顧客は証券書類から後日容易に取引内容が把握できるので、高い満足度を与えることができる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子式キャッシュレジスタ等の顧客が購買の為に選択した商品を入力し、売上代金を決済する販売処理装置に関し、更に詳しくは、画像を扱う機能を備えた販売処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子式キャッシュレジスタ(ECR)等の販売処理装置には、販売した商品の記録を示すレシートの他に領収書を印刷する機能を備えたものが登場してきている。また撮影手段を備え、撮影画像を扱う機能を備えた販売処理装置が提案されている。
【0003】
例えば特許文献1には、カメラによって顧客の画像を撮影して撮影画像を取り込み、この顧客が次に来店した時に、顧客情報を確認する為にこの画像を表示して顧客の顔を確認することが出来る販売処理装置が開示されている。また特許文献1の販売処理装置では、商品の画像データを予め記憶しておき、顧客が希望したカタログをこの画像データを用いて出力することができる機能が開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特許第2832936号公報(第3段落第7−19行目、第2図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
現在実現されている、或いは提案されている販売処理装置には、決済を行う操作に連動して画像を撮影することは行われておらず、更にこの際に撮影された画像を用いた証券書類に印刷できる機能を備えたものは存在しなかった。
【0006】
本発明は、上記機能を実現した販売処理装置を提供することを課題とする。
また発行するレシートの信頼性を向上させ、更にはレジのセキュリティを向上させた販売処理装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による販売処理装置は、顧客が購買の為に選択した購入商品を入力し、売上代金を決済することを前提とし、上記課題を解決する為、撮影手段及び発行手段を備える。
【0008】
撮影手段は、例えば前記販売処理装置を操作する操作者、前記顧客又は前記購入商品等の画像を前記決済の操作に連動して撮影する。
出力手段は、前記撮影手段が撮影した画像を、例えばレシートや領収書などの証券書類に印刷出力する。
【0009】
この構成により、撮影手段が撮影した画像を用いた証券書類を発行することができる。
また前記撮影手段は、複数の画像を撮影し、該複数の画像それぞれに対して前記証券書類を発行する際に用いるか否かを選択する選択手段を更に備える構成とすることもできる。
【0010】
この構成により、必要に応じたフレキシブルなレイアウトの証券書類を発行することができる。
また、本発明は販売処理装置内で実行されるプログラムもその範囲に含む。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。
以下の説明では、本発明による販売処理装置の一実施形態としてレシート及び領収書を印刷出力することができる電子式キャッシュレジスタを例として説明する。
【0012】
図1は、本実施形態におけるキャッシュレジスタの外観を示す斜視図である。
図1のキャッシュレジスタ1は、キャッシュレジスタ1を操作するレジ担当者に向けて入力した購入商品の商品名等各種の情報を示すための画面を表示する表示部2a、顧客に向けて支払い金額等を表示する為の表示部2b、各種の情報をキャッシュレジスタ1に入力するための複数の入力キー3、印刷されたレシートや領収書5が排出される排出部4及び金銭を格納するドロアー6を前面に備えている。また購入商品の入力用のバーコード読み取り器を備える構成としても良い。
【0013】
また図1のキャッシュレジスタ1は、その外観上の大きな特徴として、静止画像を撮影する2つの撮影部7a、7bを備えている。キャッシュレジスタ1は、この2つの撮影部7a、7bによって、顧客とその購入商品、及びキャッシュレジスタ1を操作するレジ担当者を撮影する。撮影部7aは、キャッシュレジスタ1の前面に立っている顧客及びキャッシュレジスタ1の脇に備えられているテーブル8上に置かれた購入商品9を撮影するものである。また、撮影部7bは、このキャッシュレジスタ1を操作しているレジ担当者を撮影するものである。
【0014】
尚この撮影部7aは向きを変更することが出来、顧客を撮影する場合とその顧客の購入商品9を撮影する場合とでは自動的に撮影方向を変える。またレジ担当者も、撮影部7aが担当者の方向へ撮影方向を変えて撮影するように構成しても良い。この場合には、撮影部7bは不要となる。
【0015】
尚この撮影部7a、7bによる撮影距離や撮影環境は常時ほぼ同じなので、撮影部7a、7bは複雑な焦点や露出用の機構を設けずに実現することができる。
図2は、図1のキャッシュレジスタの内部構成を示すブロック図である。
同図では、キャッシュレジスタ1は、上記した表示部2(2a,2b)及び撮影部7(7a,7b)の他に、CPU10、印刷部11、ROM12、RAM13、入力部14及びインタフェース(I/F)15を有し、これらがバス16を介して接続されて相互にデータの授受が行なえる構成となっている。
【0016】
CPU10は、中央演算処理装置であり、ROM12内の制御プログラムを実行することでキャッシュレジスタ1全体を統合的に制御する。ROM12は、CPU10によって実行される制御プログラム等が記憶されている読み出し専用メモリである。RAM13は、CPU10が作業領域が展開されるランダムアクセスメモリである。またこのRAM部13には、撮影部7によって撮影された画像の画像データが記録される。
【0017】
表示部2は、CPU10からの指示に応じて、入力部14から入力された商品の商品名や金額などを含む画面を表示する。
印刷部11は、CPU10からの制御指示に基づいて、レシートや領収書を印刷して出力する。
【0018】
撮影部7は、CPU10からの指示に基づき静止画像を撮影し、撮影画像をデジタルデータに変換した後、RAM13に保存する。
入力部14は、レジ担当者等の操作者が金額等の入力を行なう部分で複数の入力キー3やバーコード読み取り器を備えている。そして操作者によって何れかの入力キー3が押下されたりバーコード読み取り器によって商品のバーコードを読み取ると、その押下された入力キー3や読み込んだバーコードに対応するデータをCPU10へ通知する。
【0019】
インタフェース15は、ネットワークインタフェースで、店舗内のネットワークと接続され、メインコンピュータ等とデータ交換を行なう。
このような構成のキャッシュレジスタ1による一連の動作を以下に説明する。
まず買い物を行なう顧客は、購入する商品を選んだ後、支払いを行なうために、選んだ商品をレジに持ってゆく。
【0020】
レジ担当者は、キャッシュレジスタ1を用いて置数処理を開始する前に、領収書が必要かどうか、またレジ担当者、顧客、購入商品の画像の撮影を行なうかどうかを尋ね、顧客の要望に基づいてレジ担当者、顧客及び購入商品の撮影を行なうか否かを入力キー3によって入力し、この入力結果に基づいてCPU10はRM13上の後述する撮影の指定の設定を行なう。
【0021】
顧客がレジ担当者の撮影を希望した場合、レジ担当者が入力キー3による置数やバーコード読み取り器を用いて購入商品とその代金をキャッシュレジスタ1に入力すると、最初の商品の入力が行なわれたときに、レジ担当者が撮影部7bによって自動的に撮影され、キャッシュレジスタ1に記録される。この処理は、各顧客毎に毎回行なわれる。
【0022】
全ての購入商品の入力が終わり、レジ担当者が締めキーを押下すると、撮影部7aはテーブル8上の購入商品9を自動的に撮影し、画像データを取り込む。そしてこの購入商品の画像に購入商品の明細データと合成した画像データを生成し、これを用いたレシートを印刷部11によって印刷出力する。
【0023】
図3は、キャッシュレジスタ1によって印刷出力されるレシートの一例を示す図である。尚同図は一例であり、本実施形態のキャッシュレジスタ1で出力されるレシートの構成はこれに限るものではない。
同図に示すレシート20には、店名や住所等の店についての情報21、購入商品の明細情報22、合計金額やつり銭金額等の情報23、レジの担当者についての情報を示す担当者蘭24が印刷されている。
【0024】
このうち、購入商品の明細情報22部分には、購入商品の名称や価格等の明細データに撮影部7aによって直前に撮影した商品の画像が合成されて印刷されている。またレジの担当者についての情報24部分には、担当者名の他に、撮影部7bによって直前に撮影した担当者の画像が印刷されている。
【0025】
尚顧客が購入商品やレジ担当者の画像が印刷されるのを望まない場合には、明細情報22部分は、購入商品の名称や価格等の情報のみが印刷され、担当者欄24には、レジ担当者の名前のみが印刷される。
このように、このレシート20は、購入した商品の画像が印刷されているので、顧客は後にレシート20を見た時どのような商品を購入したかが分かり易い。また、返品やレジの入力ミスの際にも間違いを容易に確認することが出来、顧客に対するより良いサービスを提供することができる。
【0026】
更にレシートには処理を行ったレジ担当者を直前に写した画像が印刷されるので、レシートに対する信頼性が向上し、またレジの不正使用などに対するセキュリティも向上する。
次に、領収書を発行する場合の動作について説明する。
【0027】
顧客が領収書の発行を求め、且つ顧客の撮影を希望した場合、レシートを印刷後に撮影部7aは顧客に向けて顧客を撮影する。そして、この顧客の画像と、レシート発行時に用いた商品とレジ担当者の画像を用いて領収書を発行する。
図4は、キャッシュレジスタ1によって印刷出力される領収書の一例を示す図で、同図(a)は撮影画像を用いた場合、同図(b)は撮影画像を用いなかった場合の領収書の例である。尚同図は一例であり、本実施形態のキャッシュレジスタ1で出力される領収書の構成はこれに限るものではない。
【0028】
同図(a)の領収書30aでは、受取人蘭31aに直前に撮影部7aで撮影した顧客の画像、購入した商品を記載する商品コメント蘭32には購入した商品の画像が印刷されており、また担当者蘭33にはレジ担当者の撮影画像がその氏名と共に印刷されている。
【0029】
尚顧客が同図(a)のような画像が印刷された領収書を望まない場合には、同図(b)に示したような画像を用いない領収書を印刷出力する。
また顧客が、項目によって画像を用いないよう要求した場合には、その部分のみに画像を用いない領収書を発行することができる。
【0030】
例えば、顧客が自分の画像を用いないように要求した場合には、図4(a)の領収書の受取人蘭31aの代わりに、同図(b)の画像を用いない受取人蘭31bが印刷される。同様に購入商品の画像を用いない場合には、商品コメント蘭32aの代わりに画像を用いない商品コメント蘭32bが、担当者の画像を用いない場合には担当者蘭32aの代わりに画像を用いない担当者蘭33bが印刷された領収証を発行する。
【0031】
このように本実施形態のキャッシュレジスタ1によって発行される領収書は、顧客や購入した商品、処理を行った担当者の画像が印刷されているので信頼性が向上する。
またこの領収書には、購入商品や顧客の画像が印刷されているので、取引の内容が顧客や店側には無論、第三者に対しても明確になる。
【0032】
更に処理を行った担当者の画像も印刷されるので、レジの不正使用などに対するセキュリティも向上する。
図5は、キャッシュレジスタ1のメモリ領域の構成を示す図である。
同図に示した各メモリ領域は、CPU10によってRAM13上に設けられるもので、集計メモリ41、画像メモリ42、領収メモリ43及び明細メモリ44に大別される。
【0033】
集計メモリ41は、このキャッシュレジスタによって販売した売上の集計値を記憶するメモリで、商品や顧客の種類毎に値が集計されて記憶されている。画像メモリ42は、撮影部7で撮影した顧客、商品、レジ担当者の画像を記憶するもので、顧客、商品及びレジ担当者の3つの領域に分かれている。また各領域は画像データ領域423に画像データが記憶されているかどうかを示す値を記憶するフラグ421、画像を撮影するかどうかを示す撮影の指定を記憶する条件422及び撮影された画像データを格納する画像データ領域423を持つ。このうち条件422は、例えばレジ担当者が正社員かアルバイトか等の条件に基づいて事前に設定されており、また顧客の希望に基づく入力キー3からの入力によって書き換わる。合計メモリ43は、合計値が記録される。明細メモリ44は、代金決済を行なう際にキャッシュレジスタ1に入力された商品やその金額が記憶される。
【0034】
CPU10は、ROM12内の制御プログラムに従って、入力された商品を明細メモリ44に、また撮影した画像データを画像メモリ42に記憶してゆく。そして、レシートや領収書を発行する際には、これらのデータを用いて印刷発行を行ない、代金決済が完了したら明細メモリ44内の情報を集計メモリ41に集計する。
【0035】
図6は、レジ担当者を撮影する際のキャッシュレジスタ1の動作処理を示すフローチャートである。同図の処理は、CPU11がROM12内の制御プログラムを実行することにより実現される。
同図において、まずステップS1として画像メモリ41内の画像データをクリアする。
次にステップS2として入力キー3による置数処理、若しくはバーコード読み取り器を用いて商品の入力を開始されると、CPU10は入力部14からの通知に基づいて、入力された商品を明細メモリ44に記憶してゆく。またこの入力が開始されると、画像メモリ42の担当者領域の条件422aを調べ、担当者撮影の指定が無ければ(ステップS3、NO)、レジ担当者の撮影処理を終了する。
【0036】
ステップS3で担当者撮影の指定があれば(ステップS3、YES)、撮影部7bによってレジ担当者を撮影し、ステップS5として撮影した担当者画像をステップS1でクリアした画像メモリ42の画像データ領域423aへ記録し、フラグ421aを画像有りにした後、レジ担当者の撮影処理を終了する。
【0037】
図7は、レシートを印刷出力する時のキャッシュレジスタ1の動作処理を示すフローチャートである。同図の処理も、CPU11がROM12内の制御プログラムを実行することにより実現される。
同図の処理は、レジ担当者によって入力キー3の1つである締めキーが押下されることによって開始される。
【0038】
締めキーが押下されると、明細メモリ44内の購入商品の価格の合計値が計算されると共に合計メモリ43に記憶される。このとき、レシート印刷処理として画像メモリ42内の商品領域の条件422bを参照し(ステップS11)、商品画像の撮影指定があるかどうかを判断する。ここで撮影指定が無ければ(ステップS11、NO)、レシートに商品画像を用いないので、ステップS17として明細メモリ内の明細データをレシートに印刷した後、処理をステップS18に移す。
【0039】
またステップS11で撮影指定があれば(ステップS11、YES)、ステップS12として、撮影部7aによってテーブル8上の商品9を撮影し、ステップS13として商品画像を画像メモリ42の商品画像データ領域423bに記憶する。またこの時フラグ421bを画像有りにする。
【0040】
次にステップS14として撮影した商品画像を明細メモリ44内のデータ数、即ち購入した商品の数(同一商品を複数購入した場合は、購入商品の種類数)に応じて、拡大/縮小する。
この商品画像は、図3の基準座標座標R1(xr1,yr1)、横lR1、縦mR1(mR1は、購入商品の数によって変化)で決まる明細情報22の範囲の領域に印刷され、この明細情報22の領域は購入した商品の数によって大きさが変化するので、それに合わせて商品画像を拡大/縮小する。
【0041】
そしてステップS14で大きさを明細情報22の領域に合わせた商品画像を、明細データと合成し(ステップS15)、ステップS16として店名や住所等の店についての情報21に続いてステップS15で合成した画像を印刷する。
次にステップS18として画像メモリ42内の担当者領域のフラグ421aを参照し、レジ担当者の画像が撮影されて画像データ領域423aに格納されているかどうかを判断する。ここで画像データが無ければ(ステップS18、NO)、レシートにレジ担当者の画像を用いないので、合計金額やつり銭金額等の情報23を印刷した後、ステップS21としてレシートの担当者蘭24に担当者名を印刷した後処理をステップS22に移す。この時、担当者蘭24は、基準座標R2(xr2,yr2)から横lR2b、縦mR2bの範囲の領域に形成される。
【0042】
またステップS18で画像データがあれば(ステップS18、YES)、ステップS19として担当者名と担当者画像を合成し、ステップS20として合計金額やつり銭金額等の情報23に続いてステップS19で合成した画像を担当者蘭24に印刷する。この時、担当者蘭24は、基準座標R2(xr2,yr2)から横lR2a、縦mR2aの範囲の領域に形成される。
【0043】
この後、ステップS22として明細メモリ内のデータを集計メモリへ累計し、ステップS23として明細メモリをクリアした後、印刷部11でレシートをカットして排出部4から排出する(ステップS24)。
図8は、領収書を印刷出力する時のキャッシュレジスタ1の動作処理を示すフローチャートである。同図の処理もまた、CPU11がROM12内の制御プログラムを実行することにより実現される。
【0044】
同図の処理は、レジ担当者によって入力キー3の1つである領収書キーが押下されることによって開始される。
領収書キーが押下されると、ステップS31として、画像メモリ42内の顧客領域の条件422cを参照し、顧客撮影の指定が有るかどうか、即ち領収書に顧客の画像を用いるかどうかを判断する。そして顧客撮影の指定が無ければ(ステップS31、NO)、ステップS35として画像を用いない領収書の受取人欄31bを領収書の印刷データ中に形成した後処理をステップS36に移す。この時、受取人欄31bは、基準座標P1(x1,y1)から横l1b、縦m1bの範囲の領域に形成される。
【0045】
ステップS31において、顧客撮影の指定が有れば(ステップS31、YES)、ステップS32として顧客を撮影部7aによって撮影し、これを画像メモリ42の画像データ領域423cに記録する。そしてこの画像を受取人蘭31に合成して画像を用いた領収書の受取人欄31aを領収書の印刷データ中に形成する(ステップS34)。この時、受取人欄31aは、基準座標P1(x1,y1)から横l1a、縦m1aの範囲の領域に形成される。
【0046】
次に、ステップS36として画像メモリ42のフラグ421aを参照し、レジ担当者の画像が撮影されて画像データ領域423aに格納されているかどうかを判断する。ここで画像データが無ければ(ステップS36、NO)、生成する領収証にレジ担当者の画像を用いないので、ステップS38として画像を用いない担当者欄33bを領収書の印刷データ中に形成した後処理をステップS38に移す。この時、担当者欄33bは、基準座標P2(x2,y2)から横l2b、縦m2bの範囲の領域に形成される。
【0047】
またステップS36でレジ担当者の画像データがあれば(ステップS36、YES)、ステップS37としてこの担当者画像と担当者名を合成し、画像を用いた担当者欄32aを領収書の印刷データ中に形成する。この時、担当者欄32aは、基準座標P2(x2,y2)から横l2a、縦m2aの範囲の領域に形成される。
【0048】
次にステップS39として画像メモリ42のフラグ421bを参照し、購入商品の画像が撮影されて画像データ領域423bに格納されているかどうかを判断する。ここで画像データが無ければ(ステップS39、NO)、生成する領収証に購入商品の画像を用いないので、ステップS41として画像を用いない商品コメント蘭32bを生成する。この時、商品コメント蘭33bは、基準座標P3(x3,y3)から横l3b、縦m3bの範囲の領域に形成される。
【0049】
またステップS39で購入商品の画像データが画像メモリ42内にあれば(ステップS39、YES)、ステップS40としてこの購入商品と商品コメント蘭を合成し、画像を用いた商品コメント蘭33aを領収書の印刷データ中に形成する。この時、担当者欄33aは、基準座標P3(x3,y3)から横l3a、縦m3aの範囲の領域に形成される。
【0050】
そして、ステップS41として領収書のその他の欄を領収書フォームに合わせて形成して領収書の印刷データを完成させた後、ステップS42として印刷データによって領収書を印刷出力し、ステップS43として合計メモリ43をクリアした後、領収書をカットして排出部4から排出する。
【0051】
尚上記例では、購入商品を撮影する際、一度に全ての商品を撮影していたが、入力キー3からの置数入力やバーコード読み取り器によるバーコードの読み取りをトリガとして、1つの商品づつ撮影するようにしても良い。
また、購入商品を全て撮影していたが、特定の商品、例えば高額商品や予め定められた商品のみを撮影する構成としても良い。或いは返品や入力の訂正があった商品のみを撮影する構成としても良い。
【0052】
更には、レシートにおいて、購入商品は明細データの背景として印刷されていたが、明細データが印刷された脇に画像を印刷する構成としても良い。
またレジ担当者の撮影処理は最初の置数入力を、購入商品の撮影処理は締めキーの入力を、顧客の撮影処理は領収書キーの入力をトリガとして自動的に開始されていたが、それぞれの画像を撮影する専門の入力キーを設け、そのキーが押下されるとキーに対応した撮影が行われる構成としても良い。
【0053】
更に領収書やレシートに用いる画像を、特定条件、例えば任意に設定された金額以上の商品や任意に設定された特定の商品分類の商品の購入が行われたとき等を条件として、この条件を満たした場合に、撮影する構成としても良い。
またキャッシュレジスタが発行するのは、レシートや領収書のみに限らず他の各種証券書類に対して撮影画像を用いて発行しても良い。
【0054】
更に、レシートや領収書を印刷物として発行していたが、電子データの形で発行しても良い。
【0055】
【発明の効果】
本発明によれば、撮影画像を用いたレシートや領収書等を発行することができる。
またこのレシートや領収書には、購入した商品の画像が印刷されているので、顧客は後にどのような商品を購入したかが分かり易い。また、返品やレジの入力ミスの際にも間違いを容易に確認することが出来る。従って、顧客に対するより良いサービスを提供することができる。
【0056】
更にレシート等の各種証券書類には処理を行ったレジ担当者を直前に写した画像が印刷されるので、証券書類に対する信頼性が向上し、またレジの不正使用などに対するセキュリティも向上する。
またこのレシート等の各種証券書類には、購入商品や顧客の画像が印刷されているので、顧客や店側のみならず第三者に対しても、取引の内容が明確になる。
【0057】
更に、撮影の有無、画像の使用の有無を自由に選択することができるので、その目的に応じて、柔軟なレイアウトの各種証券書類を発行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるキャッシュレジスタの外観を示す斜視図である。
【図2】キャッシュレジスタの内部構成を示すブロック図である。
【図3】印刷出力されるレシートの一例を示す図である。
【図4】(a)は撮影画像を用いた場合、(b)は撮影画像を用いなかった場合の印刷出力される領収書の一例を示す図である。
【図5】メモリ領域の構成を示す図である。
【図6】レジ担当者を撮影する時の動作処理を示すフローチャートである。
【図7】レシートを印刷出力する時の動作処理を示すフローチャートである。
【図8】領収書を印刷出力する時の動作処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 キャッシュレジスタ
2a,2b 表示部
3 入力キー
4 排出部
5 レシート
6 ドロアー
7a、7b 撮影部
8 テーブル
9 購入商品
10 CPU
11 印刷部
12 ROM
13 RAM
14 入力部
15 インタフェース
16 バス

Claims (5)

  1. 顧客が購買の為に選択した購入商品を入力し、売上代金を決済する販売処理装置において
    前記決済の操作に連動して画像を撮影する撮影手段と、
    前記撮影手段が撮影した画像を前記決済によって発行される証券書類に出力する出力手段と、
    を備えることを特徴とする販売処理装置。
  2. 前記出力手段が発行する前記証券書類は、レシート又は領収書の少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記載の販売処理装置。
  3. 前記撮影手段が撮影する画像は、前記販売処理装置を操作する操作者、前記顧客又は前記購入商品の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1又は2に記載の販売処理装置。
  4. 前記撮影手段は、複数の画像を撮影し、該複数の画像それぞれに対して前記証券書類を出力する際に用いるか否かを選択する選択手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の販売処理装置。
  5. 顧客が購買の為に選択した購入商品を入力し、売上代金を決済する販売処理装置内で実行されるプログラムであって、
    前記決済の操作に連動して画像を撮影する機能と、
    前記撮影した画像を前記決済によって発行される証券書類に出力する機能と、
    を実現するプログラム。
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