JP2002042248A - 商品販売登録データ処理装置 - Google Patents

商品販売登録データ処理装置

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JP2002042248A
JP2002042248A JP2000227362A JP2000227362A JP2002042248A JP 2002042248 A JP2002042248 A JP 2002042248A JP 2000227362 A JP2000227362 A JP 2000227362A JP 2000227362 A JP2000227362 A JP 2000227362A JP 2002042248 A JP2002042248 A JP 2002042248A
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JP2000227362A
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Tetsuo Sugiyama
哲雄 杉山
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子的決済であるデビットカード決済やIC
カード決済におけるカードの不正使用を未然に防止でき
る商品販売登録データ処理装置を提供する。 【解決手段】 所定の識別情報を使用した電子的決済に
よる締めを宣言する電子的決済宣言手段によって商品の
買い上げに伴う売上登録処理を終了させた場合には(S
4のY)、撮影手段による買上客の撮影画像に基づく画
像データを撮影画像データ出力手段により出力し、その
買上客の画像データを電子的決済で使用する識別情報に
対応付けてジャーナルデータの一部として記憶する(S
5,S6)。これにより、電子的決済でのカードの不正
使用が発覚した場合には、ジャーナルデータをカードの
識別情報に基づいて検索することでカードを不正使用し
た客の画像を取得できるので、不正使用者の割り出しに
有効な証拠とすることができる。つまり、電子的決済に
おけるカードの不正使用を未然に防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デビットカード決
済やICカード決済等の電子的決済が可能なPOS(Po
int of Sales:販売時点管理)端末等の商品販売登録デ
ータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、商品販売登録データ処理装置で
あるPOS端末等においては、商品の売上処理等の処理
操作履歴をジャーナルデータとして逐一記録・保存する
ようにしている。このジャーナルデータの記録・保存と
しては、例えばジャーナルデータに基づいてジャーナル
プリンタにより長尺状のジャーナル用紙に印字し、ジャ
ーナルとして出力するようにしたものがある。この出力
されたジャーナルは、そのデータ量が膨大であるため
に、ロール状に巻回されて保存されることが多い。この
ように巻回されて保存されたジャーナルでは、データの
検索等の取扱いについて大変不便を感じる場合がある。
【0003】また、ジャーナルデータは、売上内容を詳
細に示すデータとして会計管理や各種分析に利用される
ものではあるが、一般に頻繁に利用されるものではな
い。しかしながら、一定期間にわたって保管しておかね
ばならないものであるために、その保管する量によって
は保管場所に困る場合がある。
【0004】このようなことから、近年では、ジャーナ
ルデータをジャーナルプリンタにより印字出力したジャ
ーナルではなく、ジャーナルデータを電子化して電子ジ
ャーナルとしてHDD(Hard Disk Drive)等のデータ
格納部に記録する電子ジャーナル機能を有するものがあ
る。このような電子ジャーナル機能を備えることによ
り、データの検索等の操作性や保存性が格段に向上する
とともに、ジャーナル用紙を不要とするために省資源化
も図られる。
【0005】一方、近年においては、現金の代わりに各
種カードによって決済する電子的決済が広く知られてき
ている。このような電子的決済が可能なデビットカード
決済やICカード決済においては、従来ではカード決済
になじみにくかった例えばスーパーマーケットやコンビ
ニエンスストア等での小口の買物が便利になるうえに小
銭を用意する必要もなくなることから、顧客・店舗双方
にとって大きなメリットが生じるので、今後急速に普及
していく見込みである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スーパーマ
ーケットやコンビニエンスストア等でのデビットカード
決済やICカード決済においては、その取り引き金額が
小額であるとともに決済処理にスピードが要求されるた
め、決済の際に暗証番号等による個人認証を省いて処理
することが多くなっている。そのため、今日において
は、他人のカードを不正に使用するといった問題が急増
しており、そのセキュリティ対策が求められている。
【0007】本発明の目的は、電子的決済であるデビッ
トカード決済やICカード決済におけるカードの不正使
用を未然に防止することができる商品販売登録データ処
理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
商品の売上登録処理に基づくジャーナルデータを取引毎
にデータ格納部に順次格納する商品販売登録データ処理
装置であって、前記商品を買い上げる買上客を撮影する
撮影手段を有し、前記撮影手段による撮影画像を画像デ
ータとして出力する撮影画像データ出力手段と、所定の
識別情報を使用した電子的決済による締めを宣言し、前
記売上登録処理を終了させる電子的決済宣言手段と、前
記電子的決済宣言手段によって電子的決済による締めが
宣言された場合、前記撮影画像データ出力手段から出力
された前記買上客の前記画像データを前記電子的決済で
使用する前記識別情報に対応付けて前記ジャーナルデー
タの一部として記憶する買上客画像記憶手段と、を備え
る。
【0009】したがって、所定の識別情報を使用した電
子的決済による締めを宣言する電子的決済宣言手段によ
って商品の買い上げに伴う売上登録処理を終了させた場
合には、撮影手段による買上客の撮影画像に基づく画像
データが撮影画像データ出力手段により出力され、その
買上客の画像データが電子的決済で使用する識別情報に
対応付けられてジャーナルデータの一部として記憶され
る。これにより、電子的決済であるデビットカード決済
やICカード決済でのカードの不正使用が発覚した場合
には、ジャーナルデータをカードの識別情報に基づいて
検索することでカードを不正使用した客の画像を取得す
ることが可能になり、不正使用者の割り出しに有効な証
拠とすることが可能になる。つまり、電子的決済である
デビットカード決済やICカード決済におけるカードの
不正使用を未然に防止することが可能になる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図1ない
し図6に基づいて説明する。本実施の形態の商品販売登
録データ処理装置は、スーパーマーケットやコンビニエ
ンスストア等で使用されるPOS端末に適用されてい
る。
【0011】ここで、図1はPOS端末1を概略的に示
す外観斜視図、図2はその背面図である。図1に示すよ
うに、このPOS端末1の筐体である本体ケース2の操
作者側から見て左側には、サーマルプリンタ3(図4参
照)を内部に内蔵するプリンタカバー4が設けられてお
り、そのプリンタカバー4にはサーマルプリンタ3から
印字発行されるレシート(図示せず)を発行するレシー
ト発行口5が形成されている。また、プリンタカバー4
の上部には、商品等に付される商品コードを光学的に読
み取るためのバーコードスキャナ20(図4参照)を載
置するためのスキャナ載置部6が凹形状に形成されてい
る。さらに、本体ケース2の操作者側から見て左側に
は、ICカードR/W(Reader/Writer)21(図4参
照)にICカード22(図4参照)を挿入するためのカ
ード挿入口7も設けられている。一方、POS端末1の
本体ケース2の操作者側から見て右側には、チルト自在
なディスプレイ8、各種のキーが集合するキーボード
9、磁気カードリーダ23(図4参照)に磁気カード
(銀行カード)24(図4参照)を挿入するための磁気
カード挿入口10等が設けられている。
【0012】また、図2に示すように、POS端末1の
客側に位置する背面には、例えばLCD(Liquid Cryst
al Display)である客側ディスプレイ11が設けられて
いる。この客側ディスプレイ11の表示面上には、抵抗
膜式のタッチパネル12が積層されており、客側ディス
プレイ11に表示されるボタン等とタッチパネル12の
座標との位置関係の同期をとることによって、客側ディ
スプレイ11は操作部としても機能することになる。
【0013】加えて、POS端末1の背面であって客側
ディスプレイ11の上方には、撮像素子であるCCD
(Charge Coupled Device)イメージセンサを主体に構
成される小型のCCDカメラ13が設けられている。こ
のCCDカメラ13は、撮影手段として機能し、POS
端末1の背面に買上客が位置した場合にその買上客の顔
付近を撮影可能なように取り付けられている。つまり、
CCDカメラ13により、買上客の撮影が可能になって
いる。なお、撮像素子としては、CCDイメージセンサ
の他に、CMOSイメージセンサ等を適用しても良い。
【0014】次に、キーボード9について説明する。こ
こで、図3はキーボード9の各種キーの配列を示す平面
図である。図3に示すように、キーボード9は、商品コ
ードや金額等を入力するための「0」から「9」までの
置数キー9a、売上登録処理において現金による決済を
宣言するための預/現計キー9b、売上合計金額の算出
を宣言するための小計キー9c、ICカード22が保有
する電子マネーによるICカード決済を宣言するための
ICカードキー9d、磁気カード(銀行カード)24に
よるデビットカード決済を宣言するためのデビットカー
ドキー9e等の各種のキーをブロック毎に配列した外観
構造を有している。つまり、ICカードキー9dおよび
デビットカードキー9eは、電子的決済宣言手段として
機能することになる。また、9a〜9e以外のキーにつ
いては、従来のPOS端末やECRが備えるキーであっ
て本実施の形態のPOS端末1に特有の機能とは無関係
であるため、その説明は省略する。
【0015】続いて、このような構成のPOS端末1に
内蔵される各部の電気的接続について図4を参照して説
明する。図4に示すように、POS端末1は、マイクロ
コンピュータ(以下、マイコンという)14を内蔵して
いる。マイコン14は、各部を集中的に制御するCPU
(Central Processing Unit)15にバスライン16を
介して、起動プログラム等の固定的データを予め格納す
る記憶媒体であるROM(Read Only Memory)17と、
可変的なデータを書き換え自在に格納するRAM(Rand
om Access Memory)18と、日付や時刻を計時するタイ
マTとを接続することにより構成されている。RAM1
8は、各種データを書き換え自在に格納する機能を利用
して、売上バッファや印字バッファ等のワークエリアや
画像メモリ等の機能を果たす。
【0016】また、RAM18には、ジャーナルデータ
を作成するための記憶領域であるジャーナルバッファが
割り当てられている。ジャーナルバッファは、処理操作
履歴を逐一残すために各種データを順次格納することに
より取得する領域で、一取引分の売上登録処理毎にその
売上登録処理データ等を取引一連番号等とともに格納
し、一取引毎にジャーナルデータJを作成・更新する。
ここで、図5はジャーナルデータJのデータ構造を示す
模式図である。ジャーナルデータJは、種別やlength等
のヘッダとチェックデジットとの間に、設定データ記憶
エリアA、カードデータ記憶エリアB、取引データ記憶
エリアC、画像データ記憶エリアDを連続的に有して構
成されている。設定データ記憶エリアAは、予め設定さ
れるレジNo.や取引一連番号であるレシートNo.等
のデータを格納するエリアである。カードデータ記憶エ
リアBは、デビットカード決済やICカード決済を行な
った際に、そのカードの決済の種別のデータや決済に使
用したカードの識別情報であるカードNo.のデータを
格納するエリアである。また、取引データ記憶エリアC
は、商品の売上処理に伴う商品コード・商品名・売価・
数量を含む売上処理データaや売上処理以外の処理デー
タ(例えば、直前取消・指定取消・値引等の処理デー
タ)bや締め処理データ(例えば、売上合計金額データ
等)c等を連続して格納するエリアである。さらに、画
像データ記憶エリアDは、CCDカメラ13により買上
客を撮影した画像データを格納するエリアである。
【0017】また、CPU15に接続されたバスライン
16にはデータ格納部として機能するHDD(Hard Dis
k Drive)19が接続されており、このHDD19には
制御プログラムや、商品マスタファイル、売上ファイ
ル、ジャーナルファイル等が格納されている。特に図示
しないが、商品マスタファイルは、商品の商品コード毎
に商品名、単価、部門コード等を対応付けて記憶保持す
るファイル構造を備える。また、売上ファイルは、売上
明細や売上金額等の商品売上履歴を記憶保持するファイ
ル構造を備える。さらに、ジャーナルファイルは、ジャ
ーナルデータJを記憶保持するファイル構造を備える。
【0018】このHDD19に格納された制御プログラ
ムは、POS端末1の起動時に商品マスタファイル等と
ともにRAM18に書き込まれ、これによってマイコン
14による各部の駆動制御が可能な状態となる。次に、
マイコン14によって駆動制御される各部を説明する。
【0019】前述したサーマルプリンタ3、ディスプレ
イ8、キーボード9、客側ディスプレイ11、タッチパ
ネル12、CCDカメラ13、バーコードスキャナ2
0、ICカードR/W21、磁気カードリーダ23等の
各部はバスライン16と各種制御回路(図示せず)とを
介してマイコン14に接続されており、マイコン14に
よって駆動制御される。
【0020】キーボード9およびタッチパネル12は操
作されたキーや位置に応じた信号をマイコン14に入力
し、ディスプレイ8および客側ディスプレイ11はマイ
コン14から出力された表示データに基づいて所定事項
を表示し、バーコードスキャナ20は読み取った商品コ
ードのデータをマイコン14に出力する。
【0021】また、ICカードR/W21は、ICカー
ド22のICチップ22a(図4参照)に記憶されてい
るデータ(カードNo.等)を読み取ってマイコン14
に出力し、磁気カードリーダ23は、磁気カード(銀行
カード)24の磁気ストライプ24aに記憶されている
データ(カードNo.等)を読み取ってマイコン14に
出力する。
【0022】さらに、マイコン14にはバスライン16
を介して画像処理部25が接続されており、この画像処
理部25はCCDカメラ13によって買上客を撮影した
撮影画像情報をジャーナルバッファの画像データ記憶エ
リアDに格納される画像データに変換処理する。ここ
に、撮影画像データ出力手段の機能が実現されている。
【0023】加えて、POS端末1にはコントロールキ
ー26が設けられており、バスライン16を介してマイ
コン14に接続されており、鍵(図示せず)の切り換え
位置に応じた信号をマイコン14に入力する。マイコン
14は、コントロールキー26の出力信号に応じて、P
OS端末1の動作モードを登録モード、設定モード、精
算モード、点検モード等の各業務モードに設定する。
【0024】次に、POS端末1のHDD19に格納さ
れた制御プログラムがマイコン14に実行させる機能に
ついて説明する。起動後のPOS端末1では、コントロ
ールキー26の切り換え位置に応じて動作モードが選択
される。つまり、コントロールキー26の切り換え位置
によって発生する出力信号に応じ、マイコン14がPO
S端末1の動作モードを登録モード、設定モード、精算
モード、点検モード等に設定する。本実施の形態におい
ては、各モードの処理について従来のPOS端末によっ
て行なわれる処理と同様の処理についてはその説明を省
略する。
【0025】次に、本実施の形態のPOS端末1の有す
る特長的な機能である売上処理の流れを以下に説明す
る。ここで、図6は売上処理の流れを概略的に示すフロ
ーチャートである。売上処理は、コントロールキー26
の切り換え操作によって登録モードに設定されているこ
とを条件として実行される。図6に示すように、売上処
理としては、まず、売上商品についてのバーコードスキ
ャナ20による商品コードの読み取りやキーボード9の
置数キー9aによる商品コードの入力、及びキーボード
9の置数キー9aによる販売個数の入力に待機する(ス
テップS1)。
【0026】バーコードスキャナ20による商品コード
の読み取り、及びキーボード9のキー操作による販売個
数の入力等があったと判断されると(ステップS1の
Y)、ステップS2において売上登録処理が実行され
る。この売上登録処理では、入力された商品コードに基
づいて商品マスタファイルを検索することにより得られ
た商品名や単価等に基づく売上処理データがRAM18
の売上バッファやジャーナルバッファの取引データ記憶
エリアCに格納され、その単価等の取引情報がディスプ
レイ8に表示される。加えて、ここまでの売上データに
基づく小計金額が算出され、ディスプレイ8に表示され
る。
【0027】ステップS1〜S2の処理は、キーボード
9の預/現計キー9bが操作されて現金による決済が宣
言されたと判断される迄(ステップS3のY)、また
は、ICカードキー9dまたはデビットカードキー9e
が操作されてICカード決済またはデビットカード決済
が宣言されたと判断される迄(ステップS4のY)、繰
り返される。
【0028】ICカードキー9dまたはデビットカード
キー9eが操作されてICカード決済またはデビットカ
ード決済が宣言されたと判断された場合には(ステップ
S4のY)、ICカードキー9dまたはデビットカード
キー9eが操作されたタイミングでCCDカメラ13に
より買上客を撮影し、画像処理部25を介して出力され
た買上客の画像データをジャーナルバッファの画像デー
タ記憶エリアDに格納するとともに(ステップS5)、
ICカードR/W21で読み取られたICカード22の
データ(カードNo.等)または磁気カードリーダ23
で読み取られた磁気カード(銀行カード)24のデータ
(カードNo.等)をジャーナルバッファのカードデー
タ記憶エリアBにそのカード種別とともに取得して格納
した後(ステップS6)、ステップS7に進み、締め処
理を実行する。以上、ステップS5〜S6において、買
上客画像記憶手段の機能が実行される。
【0029】一方、キーボード9の預/現計キー9bが
操作されて締めが宣言されたと判断された場合には(ス
テップS3のY)、そのままステップS7に進み、締め
処理を実行する。
【0030】ステップS7の締め処理では、売上バッフ
ァに記憶された売上処理データに基づいて消費税額、売
上合計金額等が算出され、所定内容が印字バッファに出
力された後にサーマルプリンタ3によって印字されてレ
シート発行口5からレシートとして発行される。また、
算出された売上合計金額等を含む締め処理データは、ジ
ャーナルバッファの取引データ記憶エリアCに格納さ
れ、一取引に係るジャーナルデータJが作成される。
【0031】こうして一取引が終了すると、ジャーナル
バッファのジャーナルデータJは、HDD19のジャー
ナルファイルに格納される(ステップS8)。
【0032】適正にジャーナルデータJがジャーナルフ
ァイルに格納されると、ジャーナルバッファの内容はク
リアされ(ステップS9)、売上処理が終了する。
【0033】ここに、所定の識別情報(カードNo.)
を使用した電子的決済による締めを宣言する電子的決済
宣言手段によって商品の買い上げに伴う売上登録処理を
終了させた場合には、CCDカメラ13による買上客の
撮影画像に基づく画像データを出力し、その買上客の画
像データを電子的決済で使用する識別情報(カードN
o.)に対応付けてジャーナルデータJの一部として記
憶することにより、電子的決済であるデビットカード決
済やICカード決済でのカード(ICカード22、磁気
カード(銀行カード)24)の不正使用が発覚した場合
には、ジャーナルデータJをカード(ICカード22、
磁気カード(銀行カード)24)の識別情報(カードN
o.)に基づいて検索することでカード(ICカード2
2、磁気カード(銀行カード)24)を不正使用した客
の画像を取得することができるので、不正使用者の割り
出しに有効な証拠とすることができる。つまり、電子的
決済であるデビットカード決済やICカード決済におけ
るカード(ICカード22、磁気カード(銀行カード)
24)の不正使用を未然に防止することができる。
【0034】なお、本実施の形態においては、電子的決
済としてデビットカード決済やICカード決済について
説明したが、これに限るものではなく、クレジットカー
ドによる決済や、その他、決済時に個人を特定可能な識
別情報が取得できる決済方法であれば良い。
【0035】また、本実施の形態においては、ICカー
ドR/W21や磁気カードリーダ23をPOS端末1に
内蔵したが、これに限るものではなく、別体で設けるよ
うにしても良い。
【0036】さらに、本実施の形態においては、商品販
売登録データ処理装置としてPOS端末1に適用した
が、これに限るものではなく、ECR(Electric Cash
Register)に適用しても良い。
【0037】なお、本実施の形態においては、POS端
末1のHDD19にジャーナルファイルを格納したが、
これに限るものではなく、POS端末1に通信回線を介
して接続されるサーバやホスト装置等や、その他のF
D、CD、DVD等の記録媒体にジャーナルファイルを
格納するようにしても良い。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、商品の売
上登録処理に基づくジャーナルデータを取引毎にデータ
格納部に順次格納する商品販売登録データ処理装置であ
って、前記商品を買い上げる買上客を撮影する撮影手段
を有し、前記撮影手段による撮影画像を画像データとし
て出力する撮影画像データ出力手段と、所定の識別情報
を使用した電子的決済による締めを宣言し、前記売上登
録処理を終了させる電子的決済宣言手段と、前記電子的
決済宣言手段によって電子的決済による締めが宣言され
た場合、前記撮影画像データ出力手段から出力された前
記買上客の前記画像データを前記電子的決済で使用する
前記識別情報に対応付けて前記ジャーナルデータの一部
として記憶する買上客画像記憶手段と、を備え、所定の
識別情報を使用した電子的決済による締めを宣言する電
子的決済宣言手段によって商品の買い上げに伴う売上登
録処理を終了させた場合には、撮影手段による買上客の
撮影画像に基づく画像データを撮影画像データ出力手段
により出力し、その買上客の画像データを電子的決済で
使用する識別情報に対応付けてジャーナルデータの一部
として記憶することにより、電子的決済であるデビット
カード決済やICカード決済でのカードの不正使用が発
覚した場合には、ジャーナルデータをカードの識別情報
に基づいて検索することでカードを不正使用した客の画
像を取得することができるので、不正使用者の割り出し
に有効な証拠とすることができる。つまり、電子的決済
であるデビットカード決済やICカード決済におけるカ
ードの不正使用を未然に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のPOS端末を概略的に
示す外観斜視図である。
【図2】その背面図である。
【図3】キーボードの各種キーの配列を示す平面図であ
る。
【図4】POS端末に内蔵される各部の電気的接続を示
すブロック図である。
【図5】ジャーナルデータのデータ構造を示す模式図で
ある。
【図6】売上処理の流れを概略的に示すフローチャート
である。
【符号の説明】 1 商品販売登録データ処理装置 9d,9e 電子的決済宣言手段 13 撮影手段 19 データ格納部 J ジャーナルデータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品の売上登録処理に基づくジャーナル
    データを取引毎にデータ格納部に順次格納する商品販売
    登録データ処理装置であって、 前記商品を買い上げる買上客を撮影する撮影手段を有
    し、前記撮影手段による撮影画像を画像データとして出
    力する撮影画像データ出力手段と、 所定の識別情報を使用した電子的決済による締めを宣言
    し、前記売上登録処理を終了させる電子的決済宣言手段
    と、 前記電子的決済宣言手段によって電子的決済による締め
    が宣言された場合、前記撮影画像データ出力手段から出
    力された前記買上客の前記画像データを前記電子的決済
    で使用する前記識別情報に対応付けて前記ジャーナルデ
    ータの一部として記憶する買上客画像記憶手段と、を備
    える商品販売登録データ処理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006132362A1 (ja) * 2005-06-09 2006-12-14 Digital Check, Inc. カード決済端末を利用した決済システム
KR100799160B1 (ko) * 2006-04-18 2008-01-31 이노메탈이지로봇(주) 메신저와 로봇 연동 방법 및 장치
JP2015052919A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 東芝テック株式会社 商品販売データ処理装置

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