JP2001116417A - ビールディスペンサー用のジョッキの冷却装置 - Google Patents

ビールディスペンサー用のジョッキの冷却装置

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JP2001116417A
JP2001116417A JP30060499A JP30060499A JP2001116417A JP 2001116417 A JP2001116417 A JP 2001116417A JP 30060499 A JP30060499 A JP 30060499A JP 30060499 A JP30060499 A JP 30060499A JP 2001116417 A JP2001116417 A JP 2001116417A
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cooling water
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water
cooling
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豊明 五味
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ジョッキを通常の如く、取扱い易い場所に置い
ておいて、そのジョッキにディスペンサーによりビール
を注ぎ込むときに、そのジョッキを、それにビールを注
ぎ込む前に簡単な操作によって、注ぎ込むビールの昇温
を抑えるように、そのビールと略同温に冷却し得るよう
にする。 【解決手段】カウンターの上面等の適宜個所に設置せる
ビールディスペンサーの隣側位置に配置し得るように形
成した箱状の機体内に水槽を装設し、その水槽内に、冷
凍機の冷媒の循環路に設けた冷媒を気化させる冷媒用コ
イルを配設し、かつ、その水槽内に上流側が水道配管に
接続する冷却水用コイルを配設し、その冷却水用コイル
の下流側を機体の外面側に装設せる冷却水コックに接続
し、その冷却水コックに、冷却水を上向きに噴出させる
散水ノズルを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、ビールディスペン
サーの注ぎ口から吐出するビールを注ぎ込むジョッキ
を、それにビールを注ぎ込む前に、予め冷却しておくビ
ールディスペンサー用のジョッキの冷却装置についての
改良に関する。
【0002】
【従来の技術】上述のビールディスペンサー(ビールサ
ーバー)Aは、通常、図1および図2に示しているよう
に、箱状に形成した機体1の下半側に形成した機械室1
a内に、冷媒を圧縮して液化させるコンプレッサー10
と、液化させた冷媒を放熱するための放熱器(熱交換
器)11と、放熱用ファン12とを組込んでおき、機体
1の上半側に形成した冷却室1b内に、冷却水を張る水
槽20と、それに張り込む水を冷却するために、前記放
熱器11を経た冷媒を蒸発・気化させる冷媒用コイル1
3と、水槽20内で冷却された水との熱交換により、生
ビールを冷却する生ビール冷却用コイル21と、水槽2
0内の水を、前記冷媒用コイル13の周囲に凝結してく
る氷層に接触させて、略零度に保持せしめるための撹拌
翼22とを設け、冷却室1bの前面側には、ハンドル3
0の操作により生ビールをジョッキに注ぎ出す注ぎ口3
を設けて、それに前述の生ビール冷却用コイル21の下
流側を接続し、その冷却用コイル21の上流側を、機体
1とは離れた別の場所に設置しておく炭酸ガスボンベ2
3とビール生樽24とにビールライン25を介して接続
し、機体1の前面で注ぎ口3の下方には、注ぎ口3から
ジョッキ5にビールを注ぎ出したときにこぼれたビール
を受ける受皿6を、前方に突出する棚台状に設けること
で構成してある。
【0003】そして、レストランやビヤホール等におい
て使用するときは、図3にあるように、機体1をカウン
ター4の上面等に載置しておいて、客の注文に応じ、ジ
ョッキ5を一方の手で持って、機体1の前面の注ぎ口3
の下方に位置させ、その状態で他方の手でハンドル30
を操作して注ぎ口3のボディ3a内の弁機構3bを開弁
することで、所定の量の生ビールを冷却した状態でジョ
ッキ5に注ぎ出すように使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のビールディスペ
ンサーAは、ハンドル30の操作により、注ぎ口3から
ビールを注ぎ出して、その注ぎ口3の下方に位置させた
ジョッキ5(またはコップ)に注ぎ込んでいけば、機体
1内の水槽20内に配設した生ビール冷却用コイル21
により零度付近に冷却されたビールを、ジョッキ5内に
所望量づつ注ぎ込んでいけるようになる。
【0005】しかし、このとき、ビールを注ぎ込むジョ
ッキ5が、冷房のきいたビヤホールの室内にあっても、
通常、気温(室温)が24〜25度のところに置かれて
いて、その気温に近い温度に温められていることで、注
ぎ口3から冷却された生ビールがジョッキ5内に注ぎ込
まれたときに、そのビールが、厚手のガラスよりなるジ
ョッキ5に保持されている熱量によって、昇温してくる
ようになり、冷たく冷やされたビールを所望する客の注
文に応じられない問題がある。
【0006】このため、生ビールをディスペンサーによ
りジョッキに分配して販売する店によっては、ジョッキ
を冷却しておくための冷凍機を組込んだ冷凍庫を設置し
ておいて、これにジョッキを収納して零度以下にまで冷
却しておき、ビールは、これから取り出したジョッキに
注ぎ込むようにして、それにビールを注ぎ込んだとき
に、ジョッキ内にビールの氷が生じてくるようにしてい
る店もあるが、ジョッキを冷凍庫から取り出すことで、
そのジョッキの取扱いを面倒にする問題がある。
【0007】本発明は、従来手段に生じている上述の問
題を解決するためになされたものであって、ジョッキを
通常の如く、取扱い易い場所に置いておいて、そのジョ
ッキにディスペンサーによりビールを注ぎ込むときに、
そのジョッキを、それにビールを注ぎ込む前に簡単な操
作によって、注ぎ込むビールの昇温を抑えるように、そ
のビールと略同温に冷却し得るようにする新たな手段を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】そして、本発明において
は、上述の目的を達成するための手段として、カウンタ
ーの上面等の適宜個所に設置せるビールディスペンサー
の隣側位置に配置し得るように形成した箱状の機体内に
水槽を装設し、その水槽内に、冷凍機の冷媒の循環路に
設けた冷媒を気化させる冷媒用コイルを配設し、かつ、
その水槽内に上流側が水道配管に接続する冷却水用コイ
ルを配設し、その冷却水用コイルの下流側を機体の外面
側に装設せる冷却水コックに接続し、その冷却水コック
に、冷却水を上向きに噴出させる散水ノズルを設け、そ
の散水ノズルの下方に、棚状に外方に張り出す受皿を機
体に装設してなるビールディスペンサー用のジョッキの
冷却装置を提起し、また、箱状に形成した機体を、カウ
ンターの上面等の適宜個所に設置せるビールディスペン
サーの隣側位置に配設し、その機体内に水槽を装設し、
その水槽内に、上流側が水道配管に接続する冷却水用コ
イルを装設して、その水槽を、循環ポンプを介してビー
ルディスペンサーの機体内に装設せるビール冷却用の水
槽に連通し、前記冷却水用コイルの下流側を機体の外面
側に装設せる冷却水コックに接続し、その冷却水コック
に、冷却水を上向きに噴出させる散水ノズルを設け、そ
の散水ノズルの下方に、棚状に外方に張り出す受皿を配
位して機体の外面に装設してなるビールディスペンサー
用のジョッキの冷却装置を提起するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明によるビールディスペンサ
ーに組合わせて用いるジョッキの冷却装置は、ジョッキ
が、それに冷却した水を浴びせることで、数秒の間に冷
却できるようになることから、この冷却した水をジョッ
キに浴びせる手段を用いるが、冷却水により冷却したジ
ョッキをビールディスペンサーのビールの注ぎ口に運ぶ
作業工程を合理化するために、ビヤホールのホール内の
カウンターの上等に設置されるビールディスペンサーの
隣側位置に配置し得る箱状の機体を形成して、これをビ
ールディスペンサーの近傍に、なるべくは、ビールディ
スペンサーと並列させて設置する。
【0010】そして、この箱状の機体内に、水槽を設け
て、それの内部に、上流側が水道配管に接続する冷却水
用コイルを配設し、それの下流側を機体の外面側に装設
しておく冷却水コックに接続し、そのコックの開弁によ
りそのコックに設けておく散水ノズルから、冷却水用コ
イルを経た水道水が噴出されるようにする。そして、こ
の散水ノズルから噴出される水を、前記機体内に設ける
水槽に張り込む水により冷却される冷却水用コイルによ
って冷却するようにする。
【0011】この冷却水用コイルを冷却するための水槽
内の水の冷却は、その水槽内に、ディスペンサーの機体
のビール冷却用の水槽に設けられる冷凍機の冷媒の蒸発
器である冷媒用コイルを装設して、それを、前記箱状の
機体内に装設する冷凍機のコンプレッサーおよび冷媒の
放熱器と冷媒管路を介し接続することで、この冷媒用コ
イルのまわりに水槽内の水を氷結させて、その水槽内の
水を、氷が共存する零度C付近に冷却させるようにす
る。
【0012】このとき、この冷却水用コイルを装設した
水槽は、近接して並置されているディスペンサーの機内
に設けてある水槽と循環ポンプを介して連通させて、そ
のディスペンサーの機内に設けてある冷凍機の冷媒管路
に接続する蒸発器である冷媒用コイルにより冷却されて
いるディスペンサーの機内の水槽の水を、この箱状の機
体内に設けた水槽内の水と循環させて、ディスペンサー
の機内に装備されている冷凍機の蒸発器である冷媒用コ
イルによって零度C付近に冷却するようにしてもよい。
【0013】このようにするときは、ジョッキを冷却す
るための冷却水を、ディスペンサーの冷却装置を共用さ
せて行えるようになる。
【0014】この箱状の機体の外面に設ける前述の冷却
水用コックに装備せしめる散水ノズルは、噴出する冷却
水が上方に向けて噴出していくように冷却水用コックに
装設する。
【0015】これは、冷却水をジョッキに浴びせるとき
に、そのジョッキを倒立する姿勢に保持せしめて、それ
の内腔に冷却水を噴出させ、その冷却水の飛散をジョッ
キ自体で防止するとともに、冷却水によるジョッキの冷
却が効率的に行えるようにするためである。
【0016】また、冷却水コックは、それの弁機構の開
弁が、冷却しようとするジョッキを、倒立する姿勢とし
て、散水ノズルの上から逆さにかぶせた状態において行
われるようにすることが望ましい。このため、散水ノズ
ルの周辺に、倒立する姿勢としたジョッキを散水ノズル
に逆さにかぶせるように下降させてきたときに、そのジ
ョッキの開口縁と衝合するレバーを配設しておいて、そ
のレバーが、散水ノズルに逆さにかぶせたジョッキの開
口縁により下方に押し込まれることで弁機構の開弁が行
われ、ジョッキを散水ノズルから上方に引き離していく
ことで閉弁するように、そのレバーにより弁機構の開閉
を制御させるようにするか、散水ノズルにジョッキを逆
さにかぶせた状態時に、機体の外面の適宜個所に設けて
おくスイッチの操作で、冷却水用コックの弁機構に組込
んだ電磁石の回路をオン・オフ制御して、弁機構に開弁
・閉弁を行わせるようにする。
【0017】また、機体の外面で、冷却水コックに装備
せしめた散水ノズルの下方位置には、その散水ノズルか
らジョッキの内腔に噴出してそのジョッキの内壁面に伝
って流下する冷却水を受け止めてドレンに集める受皿
を、機体の外面から棚状に突出するように設けて、それ
の底部に設けたドレンを、ホース等の排水管により排水
溝に連通させる。
【0018】このようにビールディスペンサーに組合わ
せるジョッキの冷却装置は、客の注文に応じ、ビールデ
ィスペンサーからジョッキにビールを注ぎ込むとき、そ
のジョッキを、倒立させた姿勢として散水ノズルに被
せ、その状態で散水ノズルから冷却水を噴出させること
で、ジョッキが数秒の間に冷却されるから、このジョッ
キをビールディスペンサーの注ぎ口の下方に位置させて
ビールを注ぎ出すことで、冷却したジョッキにビールを
注ぎ込めるようになる。
【0019】
【実施例】次に実施例を図面に従い説明する。なお、図
面符号は、従前手段のものと同効の構成部材については
同一の符号を用いるものとする。
【0020】図4は本発明によるビールディスペンサー
に組合わせて用いるジョッキの冷却装置の正面図、図5
は同上の縦断側面図、図6は同上の使用状態時の正面図
である。
【0021】これら図において、Aはビールディスペン
サー、Bはこれに並列させて設置せるジョッキの冷却装
置である。
【0022】ビールディスペンサーAは、図1乃至図3
に示している通常の構成のもので、図1乃至図3にある
ように、箱状に形成した機体1内には、下半側に機械室
1aが形成され、上半側には冷却室1bが形成され、そ
の機械室1a内には、冷凍機のコンプレッサー10、放
熱器(熱交換器)11、放熱用ファン12が設けられ、
冷却室1b内には、断熱材26により囲われた水槽20
が設けられ、その水槽20内には、そこに所定のレベル
に張られる水を冷却するための前記冷凍機の冷媒の蒸発
器となる蛇管状の冷媒用コイル13と、それにより冷却
した水槽20内の水によりビールを冷却するためのビー
ル冷却用コイル21と、水槽20内の水を撹拌する撹拌
翼22とが設けられている。
【0023】そして、それの前記冷媒用コイル13は、
冷媒管路を介し冷凍機の放熱器11およびコンプレッサ
ー10に接続し、ビール冷却用コイル21は、上流側
が、機体1から離れた別の場所に設置されるビールの生
樽24および炭酸ガスボンベ23にビールライン25を
介し接続し、下流側は機体1の前面側に装設せるビール
の注ぎ口3に接続し、それの下方における機体1の前面
には棚台状の受皿6が装設してある構成のもので、それ
の前記ビールの注ぎ口3は、図7にあるように、ハンド
ル30を手前に倒すことで、ボディ3a内の弁機構3b
が開弁してビールを注ぎ出すようになる通常のものであ
る。
【0024】図4において、7は、上述のビールディス
ペンサーAに近接させて設置し得るよう箱状に形成した
ジョッキの冷却装置Bの機体で、それの内部には、図5
にあるように、下半側には機械室7aが形成され、上半
側には冷却室7bが形成してある。
【0025】図5において、70は機械室7a内に配設
した冷凍機の冷媒を圧縮して液化させるコンプレッサ
ー、71は液化した冷媒の放熱を行なう放熱器(熱交換
器)、72は放熱ファンである。
【0026】73は機体7内の上半側の冷却室7b内
に、所定の水位で冷却水を張り込むよう装設せる水槽、
74はその水槽73を囲う断熱材である。
【0027】75はその水槽73内に設けた冷媒用コイ
ルで、冷凍機の冷媒の蒸発器であって蛇管状に形成して
配設してあり、冷媒管路を介し前述の放熱器71および
コンプレッサー70に接続している。
【0028】76は前記冷媒用コイル75により冷却さ
れた水槽73内の水との熱交換によって、水道栓77か
ら導く水道水を、冷却してジョッキ5に浴びせる冷却水
とする冷却水用コイルで、蛇管状に形成して水槽73内
に配設してあり、それの上流側は、冷却水ライン78を
介して水道栓77に接続し、下流側は機体7の前面側に
装設せる冷却水コック8に接続している。
【0029】冷却水コック8は、図8乃至図12にある
ように、弁機構8bを組込んだボディ8aと、そのボデ
ィ8aの胴部の下面から枝管状に突出して、突出端側が
ボディ8aの前端部の前方に向け屈曲し、突出端部がボ
ディ8aの前端部の前方位置において上向きとなる冷水
管80と、その冷水管80の先端に取付けた散水ノズル
81と、平面視においてU字状に形成してそれの左右の
脚柱部の両遊端を、ボディ8aの前端部に軸支した回動
軸82の外端部に連結した作動レバー83と、その作動
レバー83の上下の回動作動で回転する回動軸82の作
動を弁機構8bに連繋する連繋ロッド84と、からな
り、作動レバー83が回動軸82中心に下方に回動する
ことで弁機構8bが開弁して散水ノズル81から冷却水
を噴出させるようにしてある。
【0030】散水ノズル81は、図11・図12に示し
ている如く、上方に向かう中心孔810と斜上方に向か
う噴出孔811とを具備している。
【0031】図4乃至図6において、9は上述の冷却水
コック8の下方に配位して機体7の前面に棚台状に設け
た受皿、90はそれの底部に設けたドレン、91は電源
コードである。
【0032】また、図6において、aは冷却水コック8
のボディ8a内に設ける弁機構8bを、電磁弁式に構成
したときに、開弁・閉弁を行わすように機体7の前面に
設けるスイッチを示す。弁機構8bを電磁弁式とした場
合、スイッチaは、冷却水コック8のボディ8aに設け
る前述の作動レバー83をスイッチの作動レバーとし、
それが、下方に押し込まれることでソレノイドをオン作
動させて開弁し、その作動レバー83の押込みの解放で
オフとなって閉弁するように構成してよい。
【0033】次に、図13は本発明手段によるビールデ
ィスペンサー用のジョッキの冷却装置の別の実施例を示
している。
【0034】この実施例は、ビールディスペンサーAの
隣側に配置し得る箱状の機体7を形成し、その機体7内
の上半側に形成した冷却室7b内に、所定の水位に冷却
水wが張り込まれる水槽73を、断熱材74で囲って設
け、その水槽73内に、上流側が冷却水ライン78を介
して水道栓77に接続する冷却水用コイル76を配設
し、機体1の前面側にはその冷却水用コイル76の下流
側に接続する冷却水コック8を装設し、その下方に受皿
9を設けることについては、前述の実施例と同様である
が、水槽73内に張られる水を冷却するための冷媒用コ
イル75は設けず、また、これに冷媒管路を介して連通
するコンプレッサ−70および放熱器71、放熱ファン
72等よりなる冷凍機は省略してある。
【0035】そして、水槽73内に張られる冷却水wの
冷却は、その水槽73を、並設するビールディスペンサ
ーAの機体1内の水槽20と連通管79・79を介し連
通し、かつ、機体7の下半側に形成する機械室7a内に
設ける循環ポンプPによりビールディスペンサーAの水
槽20内の水と循環させることで、その水槽20内に設
けられているビールディスペンサーA側の冷媒用コイル
13によって冷却が行われるようにしてある。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるディ
スペンサー用のジョッキの冷却装置は、客の注文に応
じ、ビールディスペンサーからジョッキにビールを注ぎ
込むときに、そのジョッキを倒立させた姿勢として、ビ
ールディスペンサーの近傍に配設してあるジョッキの冷
却装置の散水ノズルの上に逆さに被せ、その状態で散水
ノズルから冷却水を噴出させて、ジョッキの内壁面に噴
射させれば、殆ど数秒の冷却水の吹き付けでジョッキ
が、ビールディスペンサーから吐出されるビールと同温
程度に冷却されてくるから、そのジョッキを正立する姿
勢としてビールディスペンサーの注ぎ口の下方に動か
し、ビールを注ぎ込むようにすることで、ジョッキの取
扱いに不便をきたすことなく、簡単な操作で、ジョッキ
を、それにビールを注ぎ込む前に冷却していけるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従前のビールディスペンサーの正面図である。
【図2】同上の縦断側面図である。
【図3】同上の使用状態時の正面図である。
【図4】本発明を実施せるビールディスペンサー用の正
面図である。
【図5】同上の縦断側面図である。
【図6】同上の使用状態時の正面図である。
【図7】同上のビールディスペンサーの注ぎ口の縦断側
面図である。
【図8】同上のジョッキの冷却装置の冷却水コックの側
面図である。
【図9】同上の冷却水コックの平面図である。
【図10】同上の冷却水コックの前面図である。
【図11】同上の冷却水コックの散水ノズルの拡大平面
図である。
【図12】同上の散水ノズルの縦断側面図である。
【図13】同上の別の実施例の一部破断した正面図であ
る。
【符号の説明】
A…ビールディスペンサー(ビールサーバー)、B…ジ
ョッキの冷却装置、a…スイッチ、w…冷却水、1…機
体、1a…機械室、1b…冷却室、10…コンプレッサ
ー、11…放熱器(熱交換器)、12…放熱用ファン、
13…冷媒用コイル、20…水槽、21…冷却用コイ
ル、22…撹拌翼、23…炭酸ガスボンベ、24…生
樽、25…ビールライン、26…断熱材、3…注ぎ口、
3a…ボディ、3b…弁機構、30…ハンドル、4…カ
ウンター、5…ジョッキ、6…受皿、7…機体、7a…
機械室、7b…冷却室、70…コンプレッサー、71…
放熱器(熱交換器)、72…放熱ファン、73…水槽、
74…断熱材、75…冷媒用コイル、76…冷却水用コ
イル、77…水道栓、78…冷却水ライン、79…連通
管、8…冷却水コック、8a…ボディ、8b…弁機構、
80…冷水管、81…散水ノズル、810…中心孔、8
11…噴出孔、82…回動軸、83…作動レバー、84
…連繋ロッド、9…受皿、90…ドレン、91…電源コ
ード。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E082 AA04 BB03 CC01 DD01 EE04 FF09 3L045 AA06 BA01 CA01 DA02 EA03 GA02 KA00 KA07 PA04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カウンターの上面等の適宜個所に設置せ
    るビールディスペンサーの隣側位置に配置し得るように
    形成した箱状の機体内に水槽を装設し、その水槽内に、
    冷凍機の冷媒の循環路に設けた冷媒を気化させる冷媒用
    コイルを配設し、かつ、その水槽内に上流側が水道配管
    に接続する冷却水用コイルを配設し、その冷却水用コイ
    ルの下流側を機体の外面側に装設せる冷却水コックに接
    続し、その冷却水コックに、冷却水を上向きに噴出させ
    る散水ノズルを設け、その散水ノズルの下方に、棚状に
    外方に張り出す受皿を機体に装設してなるビールディス
    ペンサー用のジョッキの冷却装置。
  2. 【請求項2】 箱状に形成した機体を、カウンターの上
    面等の適宜個所に設置せるビールディスペンサーの隣側
    位置に配設し、その機体内に水槽を装設し、その水槽内
    に、上流側が水道配管に接続する冷却水用コイルを装設
    して、その水槽を、循環ポンプを介してビールディスペ
    ンサーの機体内に装設せるビール冷却用の水槽に連通
    し、前記冷却水用コイルの下流側を機体の外面側に装設
    せる冷却水コックに接続し、その冷却水コックに、冷却
    水を上向きに噴出させる散水ノズルを設け、その散水ノ
    ズルの下方に、棚状に外方に張り出す受皿を配位して機
    体の外面に装設してなるビールディスペンサー用のジョ
    ッキの冷却装置。
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