JP2001116110A - 多板式ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ - Google Patents

多板式ロックアップクラッチ付きトルクコンバータ

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JP2001116110A JP29645699A JP29645699A JP2001116110A JP 2001116110 A JP2001116110 A JP 2001116110A JP 29645699 A JP29645699 A JP 29645699A JP 29645699 A JP29645699 A JP 29645699A JP 2001116110 A JP2001116110 A JP 2001116110A
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    • F16H2045/0221Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means
    • F16H2045/0247Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type with damping means having a turbine with hydrodynamic damping means
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F16H45/02Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type
    • F16H2045/0273Combinations of fluid gearings for conveying rotary motion with couplings or clutches with mechanical clutches for bridging a fluid gearing of the hydrokinetic type characterised by the type of the friction surface of the lock-up clutch
    • F16H2045/0284Multiple disk type lock-up clutch

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多板式ロックアップクラッチを備えたトルク
コンバータにおいて、ロックアップクラッチに備えられ
た複数のクラッチプレートを確実に潤滑および冷却する
ことのできるトルクコンバータを提供すること。 【解決手段】 多板式ロックアップクラッチ付きトルク
コンバータにおいて、コンバータ室とトルクコンバータ
オイル排出油路との間を絞り通路構造とし、ロックアッ
プ室であって、前記タービンランナと前記トーションダ
ンパによって構成される空間とトルクコンバータオイル
排出油路との間を閉鎖構造とすることで、コンバータ室
からロックアップ室に導入されたオイルを、前記ロック
アップクラッチを経由してトルクコンバータオイル排出
油路に排出することとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジン出力軸と
変速機入力軸の間に介在されるトルクコンバータであっ
て、特に多板式のロックアップクラッチを有するものに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、多板式ロックアップクラッチを備
えたトルクコンバータとしては特開平11−72156
号公報に記載のものがある。この公報によると、図8に
示すように、コンバータカバー102,インペラアッセ
ンブリ103,ステータ104,ワンウェイクラッチ1
05,タービンアッセンブリ106,トーションダンパ
107,および多板式ロックアップクラッチ108によ
り構成されている。
【0003】トルクコンバータオイル供給油路110か
らコンバータ室112内に導入されたトルクコンバータ
オイルはタービンアッセンブリ106とコンバータカバ
ー102の間の隙間113を通ってロックアップ室11
2へ流れ、多板式ロックアップクラッチ108およびト
ーションダンパ107を経由してタービンアッセンブリ
106の支持部に設けられた油穴106aからトルクコ
ンバータオイル排出油路111に送られる。
【0004】これにより、非ロックアップ時において、
多板式ロックアップクラッチ108に構成された複数の
クラッチプレート108aを潤滑し、かつ、相対回転す
ることによって発生する熱をオイルの循環によって冷却
することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の多板式ロックアップクラッチを備えたトルクコンバ
ータにおいては、トーションダンパ107に設けられた
トーションスプリング部分107aが多板式ロックアッ
プクラッチ108のクラッチプレート108aよりも内
径側に備えられ、かつ開放構造となっている。これによ
り、ロックアップ室114内に導入されたトルクコンバ
ータオイルは抵抗の少ないトーションダンパ107のト
ーションスプリング部分107aからタービンアッセン
ブリ106の支持部に設けられた油穴106aを経由し
てトルクコンバータオイル排出油路111へと流れてし
まう。よって、冷却を必要とする多板式ロックアップク
ラッチ108を確実に経由して流れる油の量を十分に確
保できないと言う問題があった。
【0006】本発明は、上述のような問題を解決するた
めになされたもので、多板式ロックアップクラッチを備
えたトルクコンバータにおいて、ロックアップクラッチ
に備えられた複数のクラッチプレートを確実に潤滑およ
び冷却することのできるトルクコンバータを提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の問題を解決するた
めに、請求項1記載の発明では、エンジン出力軸と変速
機入力軸の間に介在され、エンジン出力軸にコンバータ
カバーを介して連結されたポンプインペラと、このポン
プインペラに対向配置され、前記変速機入力軸に接続さ
れたタービンランナと、前記ポンプインペラと前記ター
ビンランナとの間に配置され、ミッションケースに対し
ワンウェイクラッチを介して支持されたステータと、前
記コンバータカバーとタービンランナの間に配置され、
エンジン出力軸を前記変速機入力軸に直結する多板式の
ロックアップクラッチと、前記ロックアップクラッチと
タービンランナの間に配置され、ロックアップクラッチ
と前記変速機入力軸の間で、ロックアップ時のトルク変
動を吸収するトーションダンパと、を備えた多板式ロッ
クアップクラッチ付きトルクコンバータにおいて、コン
バータ室とトルクコンバータオイル排出油路との間を絞
り通路構造とし、ロックアップ室であって、前記タービ
ンランナと前記トーションダンパによって構成される空
間とトルクコンバータオイル排出油路との間を閉鎖構造
とすることで、コンバータ室からロックアップ室に導入
されたオイルを、前記ロックアップクラッチを経由して
トルクコンバータオイル排出油路に排出することを特徴
とする。
【0008】請求項2記載の発明では、請求項1に記載
の多板式ロックアップクラッチ付きトルクコンバータに
おいて、前記ロックアップクラッチのドラム、および前
記トーションダンパのハブにスプライン係合された複数
のクラッチプレートと重なる位置であって、かつ径方向
に油穴を形成し、前記トーションダンパと前記ロックア
ップクラッチの間であって、前記絞り通路構造、および
前記閉鎖構造よりも内径側に油路を構成することで前記
トーションダンパと前記ロックアップクラッチの間を開
放構造としたことを特徴とする。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1または
請求項2に記載の多板式ロックアップクラッチ付きトル
クコンバータにおいて、前記トーションダンパに設けら
れたトーションスプリングを、少なくとも多板式ロック
アップクラッチよりも外周側に配置することで前記閉鎖
構造を構成したことを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明では、請求項1ないし
請求項3に記載の多板式ロックアップクラッチ付きトル
クコンバータにおいて、前記ワンウェイクラッチと前記
タービンランナの間に設けられたスラストベアリングの
レース間で、コンバータ室とトルクコンバータオイル排
出油路との間を絞り通路構造として構成し、前記ワンウ
ェイクラッチのエンジン側のベアリングサポートには、
ワンウェイクラッチ内部とコンバータ室にのみ連通する
油溝を設けたことを特徴とする。
【0011】
【発明の作用及び効果】請求項1記載の多板式ロックア
ップクラッチ付きトルクコンバータは、エンジン出力軸
と変速機入力軸の間に介在され、エンジン出力軸にコン
バータカバーを介して連結されたポンプインペラと、こ
のポンプインペラに対向配置され、前記変速機入力軸に
接続されたタービンランナと、前記ポンプインペラと前
記タービンランナとの間に配置され、ミッションケース
に対しワンウェイクラッチを介して支持されたステータ
と、前記コンバータカバーとタービンランナの間に配置
され、かつ、エンジン出力軸を前記変速機入力軸に直結
する多板式のロックアップクラッチと、前記ロックアッ
プクラッチとタービンランナの間に配置され、ロックア
ップクラッチと前記変速機入力軸の間で、ロックアップ
時のトルク変動を吸収するトーションダンパとが備えら
れている。
【0012】このとき、コンバータ室とトルクコンバー
タオイル排出油路との間が絞り通路構造とされ、ロック
アップ室であって、前記タービンランナと前記トーショ
ンダンパによって構成される空間とトルクコンバータオ
イル排出油路との間が閉鎖構造とされることで、コンバ
ータ室からロックアップ室に導入されたオイルが、前記
ロックアップクラッチを経由してトルクコンバータオイ
ル排出油路に排出される。
【0013】よって、コンバータ室内に導入されたトル
クコンバータオイルの大半はロックアップ室を経由して
排出され、ロックアップ室のオイルは、確実にロックア
ップクラッチのクラッチプレートを潤滑および冷却する
ことができるため、ロックアップクラッチの潤滑性能が
向上する。
【0014】請求項2記載の多板式ロックアップクラッ
チ付きトルクコンバータでは、前記ロックアップクラッ
チのドラム、および前記トーションダンパのハブにスプ
ライン係合された複数のクラッチプレートと重なる位置
であって、かつ径方向に油穴が形成され、前記トーショ
ンダンパと前記ロックアップクラッチの間であって、前
記絞り通路構造、および前記閉鎖構造よりも内径側に油
路が構成されることで前記トーションダンパと前記ロッ
クアップクラッチの間が開放構造とされている。
【0015】よって、ドラム、およびハブに設けられた
油穴を経由するため、確実にクラッチプレート部分を経
由してオイルを流すことができる。
【0016】請求項3記載の多板式ロックアップクラッ
チ付きトルクコンバータでは、前記トーションダンパに
設けられたトーションスプリングが、少なくとも多板式
ロックアップクラッチよりも外周側に配置されることで
前記閉鎖構造が構成される。
【0017】よって、従来技術のようにトーションスプ
リング部分がクラッチプレートよりも内径側に構成され
ることによりオイルが流れてしまうといったことがない
ため、確実にクラッチプレート部分にオイルを流すこと
ができる。
【0018】請求項4記載の多板式ロックアップクラッ
チ付きトルクコンバータでは、前記ワンウェイクラッチ
と前記タービンランナの間に設けられたスラストベアリ
ングのレース間で形成された絞り通路を介してのみコン
バータ室とトルクコンバータオイル排出油路との間が連
通し、ワンウェイクラッチ内部とコンバータ室にのみ連
通する。
【0019】よって、コンバータ室に供給されたオイル
のうちスラストベアリングの潤滑に最低限必要なオイル
のみをスラストベアリングに供給してスラストベアリン
グの耐久性を維持しながらも、コンバータ室のオイルの
流れの残りをロックアップ室に流すことができるので、
ロックアップクラッチのクラッチ部分を確実に経由する
ことができ、ロックアップクラッチの潤滑性能を向上さ
せることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の形態を適
用したトルクコンバータの全体構成図である。[トルク
コンバータの構成]図1は、本発明の実施の形態を適用
したトルクコンバータの全体構成図である。
【0021】このトルクコンバータは、図外のエンジン
からの回転を出力する出力軸1と、コンバータカバー2
と、インペラアッセンブリ3と、ワンウェイクラッチ5
(以下OWCと記載する)を備えたステータ4と、ター
ビンアッセンブリ6により構成されている。
【0022】また、このトルクコンバータは多板式ロッ
クアップクラッチ8を備えており、コンバータカバー2
に接続されたロックアップクラッチ8と、タービンアッ
センブリ6に接続されたロックアップダンパ7により構
成されている。
【0023】コンバータカバー2にはボス21およびイ
ンペラアッセンブリ3が溶接接続されている。このイン
ペラアッセンブリ3は、インペラシェル31,ポンプイ
ンペラ32,インペラコア33および回転支持部材34
より構成されている。
【0024】ステータ4はOWC5と共に図外のミッシ
ョンケースに連結された固定部材にOWCインナレース
52を介して支持されている。このOWC5はOWCア
ウタレース53と、ベアリングサポート51,56と、
OWCインナレース52とにより構成され、一方向の回
転のみを許容している。OWCアウタレース53は、後
述の図5に示すベアリングサポート56のキー構造と同
様に、キー構造が1つ置きに幅の違いを持たせるか、或
いは不均等に配置することで回り止め防止及び誤組み付
け防止構造を取っている。このOWC5と、インペラア
ッセンブリ3およびタービンアッセンブリ6の間にはそ
れぞれ相対回転を妨げないよう、スラストベアリング5
5が設けられている。
【0025】図5には、OWC5のエンジン側から見た
正面図、及び図6には、図5の部分拡大図を示す。ベア
リングサポート56には、回り止め防止としてキー構造
56c,56dが設けられている。キー構造56dは図
5中ハッチングで示す部分がキー構造56cよりも突出
しているため、取り付け方向が反対になった場合、前記
ハッチング部分が干渉するため組み付かないという誤組
み付け防止構造を取っている。
【0026】同様に、スラストベアリング55のレース
55aは、ベアリングサポート56の内径側に設けられ
たベアリングバックアップ56eに設けられた嵌合部5
6dと嵌合する突出部55bが構成されている。ベアリ
ングバックアップ56eはレース55aの厚みよりも高
く形成されており、膨張によるベアリングの脱落を防止
している。また、この突出部55bは図6中に偏心量h
として示すように、中心と点対称の位置の突出部55b
と相対的に偏心して構成され、取り付け方向が反対にな
った場合、嵌合する事が出来ないよう誤組み付け防止構
造を取っている。また、図6には嵌合部56d及び突出
部55bの幅を1つ置きに不均等に配置することで、誤
組み付け防止構造を取った場合の図を示す。幅広の突出
部が55s、幅の狭い突出部が55tであり、s>tで
ある。また、1つ置きに大きさを変えたことにより、組
み立てる際、幅の狭い嵌合部56tに幅の広い突出部5
5sが来たとしても、1つずらすことによって噛み合わ
せることが可能となり、作業性の向上を図ることもでき
る。また、ベアリングサポート56には、軸方向油穴5
6bと、一端がこの軸方向油穴56bに連通し、他端が
コンバータ室に連通するように形成された径方向油溝5
6aとが形成されている。
【0027】タービンアッセンブリ6は、タービンシェ
ル61,タービンランナ62,タービンコア63および
タービンハブ65により構成されている。このタービン
ハブ65のフランジ部65bには、タービンリベット6
6によりロックアップダンパ7が接続されている。
【0028】図2にはロックアップダンパ7の拡大断面
図を示す。ロックアップダンパ7は、ドライブプレート
71,サイドプレート72,トーションスプリング7
3,ハブクラッチ74およびハブプレート76により構
成され、ドライブプレート71およびサイドプレート7
2とハブクラッチ74はトーションスプリング73を介
して接続されている。ハブクラッチ74にはハブ75が
設けられ、このハブ75にはクラッチプレート83がス
プライン係合している。
【0029】また、図3にはロックアップダンパ7のハ
ブプレート74側から見た正面図(図中上段)およびド
ライブプレート71側から見た背面図(図中下段)を示
す。図中上段に示すように、ハブプレート74側にはト
ーションスプリング73を納めるための開口部74aと
軽量化を図るための穴74bが設けられている。また、
図中下段に示すように、ドライブプレート71にはトー
ションスプリング73を納めるための開口部73a以外
にハブプレート74側に連通するような開口部が無いよ
う構成されている。
【0030】また、図4にはトーションダンパ7のハブ
クラッチ74に設けられたハブ75の外側面図を示す。
図に示すように、ハブ75にはクラッチプレートがスプ
ライン係合するように凸部75aおよび凹部75bが形
成され、凹部75bにはクラッチプレートにオイルが均
等に流れ込むように油穴77が軸方向に分散して形成さ
れている。
【0031】ロックアップクラッチ8は、コンバータカ
バー2に接続されたドラム81,リテーニングプレート
82,クラッチプレート83,ピストン84およびハブ
ロックアップ85により構成され、ハブプレート85
は、コンバータカバー2に接続されたワッシャサポート
22に固定されたスラストワッシャ23に支持されると
共に、ブッシュ87を介してタービンハブ65によって
も支持されている。
【0032】[トルクコンバータの作用]次に、上記構
成におけるトルクコンバータの作用を説明する。
【0033】エンジン出力軸1の回転は、コンバータケ
ース2を介してこのコンバータケース2に溶接されたイ
ンペラアッセンブリ3のポンプインペラ32を回転す
る。ポンプインペラ32の回転によりコンバータ室12
のオイルを、ステータ4を介してタービンランナ62へ
と伝達する事で、トルクを増幅伝達する。タービンラン
ナ62の回転によりタービンシェル61に接続されたタ
ービンハブ65を回転することで、変速機入力軸へと回
転が伝達される。
【0034】このとき、ポンプインペラ32の回転数と
タービンランナ62の回転数比が0.8程度になると、
トルク増幅作用はなくなり、トルクコンバータは単なる
流体継ぎ手になる。よって、オイル等の熱に変換されて
しまうエネルギーロスを排除するために、ロックアップ
クラッチ8を締結することで、エンジン出力軸1と変速
機入力軸とが直結され、エネルギーロスを回避すること
ができる。
【0035】ロックアップクラッチ8の作用について説
明すると、ハブロックアップ85に設けられた油穴86
から油圧室88に油圧が供給される。それによりピスト
ン84が変速機側に押されることでドラム81にスプラ
イン係合されたクラッチプレート83を押圧する。この
時、ハブ77にスプライン係合されたクラッチプレート
78がリテーニングプレート82とドラム81側のクラ
ッチプレート83に挟まれ、コンバータカバー2とハブ
77にリベットにより連結されたハブクラッチ74が一
体となる。ハブクラッチ74への入力はトーションスプ
リング73においてトルク変動を吸収しつつドライブプ
レート71へと伝達され、タービンリベット66によっ
て連結されたタービンハブ65を回転する。
【0036】以上がトルク伝達経路である。
【0037】次に、上記作用を行う際のオイルの流れを
説明する。
【0038】トルクコンバータオイル供給油路19から
供給されるトルクコンバータオイルは、変速機側のベア
リングサポート51に設けられた径方向油溝51aを通
って、コンバータ室12に供給されると共に、軸方向油
穴51bを経由してワンウェイクラッチ6に供給された
オイルが、ベアリングサポート56の軸方向油穴56b
及び径方向油溝56aを通してコンバータ室12に排出
される。コンバータ室12のオイルの一部はエンジン側
のスラストベアリング55のレース55a,55cの間
に形成された隙間55eで構成された絞り通路構造から
トルクコンバータオイル排出油路11へとリークされ
る。このリーク量は、スラストベアリングが焼き付いた
りしない程度のリーク量に設定されている。一方、コン
バータ室12に供給されたオイルの大半はタービンシェ
ル61とインペラシェル31及びコンバータカバー2の
間の隙間13を通ってロックアップ室14へ流れる。
【0039】ロックアップ室14に流れたオイルは、ト
ーションダンパ7のドライブプレート71とタービンシ
ェル61の間に流れようとするが、ドライブプレート7
1は図3に示すようにハブクラッチ74側に連通する穴
等を有していないため、この部分のオイルの流れは停滞
する。よって、ロックアップ室14に流入したオイル
は、ドライブプレート71に設けられたトーションスプ
リング73を収納するための開口部73a及びトーショ
ンダンパ7外径部7aとコンバータカバー2の間の隙間
を通ってロックアップクラッチ8へと流れる。
【0040】ロックアップクラッチ8のドラム81には
油穴89がクラッチプレート83の直上付近に設けられ
ており、この油穴89を通ったオイルはクラッチプレー
ト78,83のプレート面を通ってハブ77へと流れ
る。このハブ77にも図4に示す様に油穴77が設けら
れ、クラッチプレート78,83のプレート面上を通っ
たオイルがこの油穴77からタービンハブ65の方へと
流れる。
【0041】タービンハブ65のフランジ部65bには
タービンリベット66によってタービンシェル61及び
トーションダンパ7が固定されているが、この固定部分
よりも更に内径側に油穴65aが設けられており、ター
ビンハブ65の方へ流れてきたオイルはこの油穴65a
からトルクコンバータオイル排出油路11へと流れるこ
とで排出される。
【0042】以上説明したように、本発明の実施の形態
においては、コンバータ室12とトルクコンバータオイ
ル排出油路11との間が絞り通路構造とされ、ロックア
ップ室12であって、タービンアッセンブリ6とトーシ
ョンダンパ7によって構成される空間とトルクコンバー
タオイル排出油路11との間が閉鎖構造とされること
で、コンバータ室12からロックアップ室14に導入さ
れたオイルが、ロックアップクラッチ8を経由してトル
クコンバータオイル排出油路11に排出される。
【0043】よって、コンバータ室12内に導入された
トルクコンバータオイルの大半はロックアップ室12を
経由して排出され、ロックアップ室12のオイルは、確
実にロックアップクラッチ8のクラッチプレート83を
潤滑および冷却することができるため、ロックアップク
ラッチ8の潤滑性能が向上する。
【0044】また、ロックアップクラッチ8のドラム8
1、およびトーションダンパ7のハブ75にスプライン
係合された複数のクラッチプレートと重なる位置であっ
て、かつ径方向に油穴77が形成され、トーションダン
パ7とロックアップクラッチ8の間であって、前記絞り
通路構造、および前記閉鎖構造よりも内径側に油路65
aが構成されることでトーションダンパ7とロックアッ
プクラッチ8の間が開放構造とされている。
【0045】よって、ドラム81、およびハブ75に設
けられた油穴77,89を経由するため、確実にクラッ
チプレート部分を経由してオイルを流すことができる。
【0046】また、トーションダンパ7に設けられたト
ーションスプリング73が、少なくとも多板式ロックア
ップクラッチ8よりも外周側に配置されることで前記閉
鎖構造が構成される。
【0047】よって、従来技術のようにトーションスプ
リング部分がクラッチプレートよりも内径側に構成され
ることによりオイルが流れてしまうといったことがない
ため、確実にクラッチプレート部分にオイルを流すこと
ができる。
【0048】また、ワンウェイクラッチ5とタービンア
ッセンブリ6の間に設けられたスラストベアリング55
のレース55a,55c間で形成された絞り通路55e
を介してのみコンバータ室12とトルクコンバータオイ
ル排出油路11との間が連通し、ワンウェイクラッチ5
内部とコンバータ室12にのみ連通する。
【0049】よって、コンバータ室12に供給されたオ
イルのうちスラストベアリング55の潤滑に最低限必要
なオイルのみをスラストベアリング55に供給してスラ
ストベアリング55の耐久性を維持しながらも、コンバ
ータ室12のオイルの流れの残りをロックアップ室14
に流すことができるので、ロックアップクラッチ8のク
ラッチ部分を確実に経由することができ、ロックアップ
クラッチ8の潤滑性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態を適用したトルクコンバータの全体
構成を表す図である。
【図2】実施の形態のトーションダンパの断面図であ
る。
【図3】実施の形態のトーションダンパの正面図及び背
面図である。
【図4】実施の形態のハブの外側面図である。
【図5】実施の形態のベアリングサポート部の正面図で
ある。
【図6】図5の部分拡大図である。
【図7】実施の形態のベアリングサポート部のその他の
形態を示す正面図である。
【図8】従来のトルクコンバータの全体構成図である。
【符号の説明】
1 エンジン出力軸 2 コンバータカバー 3 インペラアッセンブリ 4 ステータ 5 ワンウェイクラッチ 6 タービンアッセンブリ 7 トーションダンパ 7a 外径部 8 ロックアップクラッチ 10 トルクコンバータオイル供給油路 11 トルクコンバータオイル排出油路 12 コンバータ室 13 隙間 14 ロックアップ室 21 ボス 22 ワッシャサポート 23 スラストワッシャ 31 インペラシェル 32 ポンプインペラ 34 回転支持部材 51 ベアリングサポート 51a 油溝 52 インナレース 53 アウタレース 54 ワンウェイクラッチ 55 スラストベアリング 55a,55c レース 55e 隙間 56 ベアリングサポート 56a 油溝 56b 油路 56c キー構造 56d 嵌合部 56e ベアリングバックアップ 61 タービンシェル 62 タービンランナ 65 タービンハブ 65a 油穴 66 タービンリベット 71 ドライブプレート 72 サイドプレート 73 トーションスプリング 74 ハブクラッチ 75 ハブ 76 ハブプレート 77 油穴 81 ドラム 82 リテーニングプレート 83 クラッチプレート 84 ピストン 85 ハブロックアップ 86 油穴 87 ブッシュ 88 油圧室 89 油穴 102 コンバータカバー 103 インペラアッセンブリ 104 ステータ 105 ワンウェイクラッチ 106 タービンランナ 107 トーションダンパ 107a トーションスプリング部分 108 ロックアップクラッチ 108a クラッチプレート 110 トルクコンバータオイル供給油路 111 トルクコンバータオイル排出油路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジン出力軸と変速機入力軸の間に介
    在され、エンジン出力軸にコンバータカバーを介して連
    結されたポンプインペラと、 このポンプインペラに対向配置され、前記変速機入力軸
    に接続されたタービンランナと、 前記ポンプインペラと前記タービンランナとの間に配置
    され、ミッションケースに対しワンウェイクラッチを介
    して支持されたステータと、 前記コンバータカバーとタービンランナの間に配置さ
    れ、エンジン出力軸を前記変速機入力軸に直結する多板
    式のロックアップクラッチと、 前記ロックアップクラッチとタービンランナの間に配置
    され、ロックアップクラッチと前記変速機入力軸の間
    で、ロックアップ時のトルク変動を吸収するトーション
    ダンパと、 を備えた多板式ロックアップクラッチ付きトルクコンバ
    ータにおいて、 コンバータ室とトルクコンバータオイル排出油路との間
    を絞り通路構造とし、ロックアップ室であって、前記タ
    ービンランナと前記トーションダンパによって構成され
    る空間とトルクコンバータオイル排出油路との間を閉鎖
    構造とすることで、コンバータ室からロックアップ室に
    導入されたオイルを、前記ロックアップクラッチを経由
    してトルクコンバータオイル排出油路に排出することを
    特徴とする多板式ロックアップクラッチ付きトルクコン
    バータ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の多板式ロックアップク
    ラッチ付きトルクコンバータにおいて、 前記ロックアップクラッチのドラム、および前記トーシ
    ョンダンパのハブにスプライン係合された複数のクラッ
    チプレートと重なる位置であって、かつ径方向に油穴を
    形成し、 前記トーションダンパと前記ロックアップクラッチの間
    であって、前記絞り通路構造、および前記閉鎖構造より
    も内径側に油路を構成することで前記トーションダンパ
    と前記ロックアップクラッチの間を開放構造としたこと
    を特徴とする多板式ロックアップクラッチ付きトルクコ
    ンバータ。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の多板式
    ロックアップクラッチ付きトルクコンバータにおいて、 前記トーションダンパに設けられたトーションスプリン
    グを、少なくとも多板式ロックアップクラッチよりも外
    周側に配置することで前記閉鎖構造を構成したことを特
    徴とする多板式ロックアップクラッチ付きトルクコンバ
    ータ。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3に記載の多板式
    ロックアップクラッチ付きトルクコンバータにおいて、 前記ワンウェイクラッチと前記タービンランナの間に設
    けられたスラストベアリングのレース間で、コンバータ
    室とトルクコンバータオイル排出油路との間を絞り通路
    構造として構成し、 前記ワンウェイクラッチのエンジン側のベアリングサポ
    ートには、ワンウェイクラッチ内部とコンバータ室にの
    み連通する油溝を設けたことを特徴とする多板式ロック
    アップクラッチ付きトルクコンバータ。
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