JP2001115714A - ロック装置 - Google Patents

ロック装置

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JP2001115714A
JP2001115714A JP29743199A JP29743199A JP2001115714A JP 2001115714 A JP2001115714 A JP 2001115714A JP 29743199 A JP29743199 A JP 29743199A JP 29743199 A JP29743199 A JP 29743199A JP 2001115714 A JP2001115714 A JP 2001115714A
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早川  茂
Junichi Yokoyama
順一 横山
Fumio Aoki
文男 青木
Noriaki Nakatomi
教明 中富
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ラッゲージパネルの疑似ピボット点を中心と
する円弧運動に対して、ストライカとラッチとの係合点
に滑りや不必要な負荷が作用しないようにさせる。 【解決手段】 固定部材(25)にリンク(26)を介
して揺動部材(27)を支持させ、この揺動部材(2
7)にラッチ(13)又はストライカ(24)を支持さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバーチブル車
用のロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ルーフパネル(屋根部分)とリヤウイン
ド(後部窓部)とをラッゲージスペース(トランクルー
ム)内に格納自在としたオープンカー等のコンバーチブ
ル車は広く知られている。この種の車両は、図5に示す
ように、ルーフパネル1、リヤウインド2、パッケージ
トレイ3、ラッゲージパネル4の動きが確保されてい
る。
【0003】図5の(a)は、ルーフパネル1、リヤウ
インド2が閉位置にある状態を示し、この閉位置を、開
位置を示す図5の(e)の状態にさせるには、先ず、リ
ヤウインドガラス2を起立且つ後方へと倒伏させ、リヤ
ウインドガラス2に連結されたルーフパネル1をその姿
勢を略水平に保ったまま後方へと移動させる。この際、
ラッゲージパネル4を枢支点5を中心に前方開きとさせ
る(図5の(b))参照)。リヤウインド2の引き続く
後方への倒伏は、パッケージトレイ3と後方へ移動する
ルーフパネル1との干渉を招くので、図5の(c)に示
すように、パッケージトレイ3を前方へ起立させ、ルー
フパネル1とパッケージトレイ3との干渉を防止させ
る。
【0004】図5の(c)の状態でルーフパネル1とリ
ヤウインド2とをラッゲージスペース6内に格納させ、
次いで、パッケージトレイ3のスライドボード7を後方
へ引き出す(図5の(d)参照)。ルーフパネル1とリ
ヤウインド2のラッゲージスペース6内への格納を確認
した後にラッゲージパネル4を全閉とさせる(図5の
(e)参照)。
【0005】図5の(e)のオープン即ち全開から図5
の(a)の全閉の状態とさせるには、前述した動作の逆
をなせば良い。図5の(a)のルーフ全閉状態で、ラッ
ゲージスペース6内へ荷物を入れるには、ラッゲージパ
ネル4とボデイとのロックを解除して、ラッゲージパネ
ル4を後開きとさせるようその後部を持ち上げれば良
い。
【0006】前述したルーフパネル及びラッゲージパネ
ルの動きの例は、特開平8−230484号公報に、パ
ッケージトレイの動きの例は、ドイツ特許第44464
83号明細書に開示される。この公知例では、車両後部
のラッゲージスペース内に略U字状の補助枠を配し、こ
の補助枠の対向脚部の端部に支持板を固定させ、ラッゲ
ージパネルを揺動平行四辺形リンク機構を介して支持板
に保持し、このリンク機構によりラッゲージパネルの後
開きを可能とさせている。ラッゲージパネルの前開き
は、車幅方向に延在する補助枠の支持管を中心としてラ
ッゲージパネルを支持板及び揺動平行四辺形リンク機構
ごと液圧シリンダの助勢力の下で回動させることで行な
われる。尚、この際、ラッゲージパネルの後部は、ロッ
ク装置により補助枠の支持管にロックされている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述したラッゲージパ
ネル4は、前述した前開きの操作中、その後部を車両ボ
デイにロックさせ、後開きとならないようにしている。
ロックは、一般に、ラッゲージパネル4側のストライカ
をボデイ側のラッチに係合させるもので、その一例を図
3と図4に示す。
【0008】図3と図4に示すように、ロック機構8
は、ベース板9にその一端を枢支させたポール10と、
ポール10の段部11に係合自在な爪部12を有しかつ
ベース板9に枢支されたラッチ13とを有す。ラッチ1
3はストライカ14を受ける溝15を有し、ポール10
にスプリング16を介して結合される構造となってい
る。ラッゲージパネルに固定されたストライカ14が溝
15内へ進入すると、ストライカ14がラッチ13を反
時計方向に回動させて、爪部12を段部11に係合さ
せ、図3のアンロック状態から図4のロック状態を作
り、ラッゲージパネルをボデイに固定させる。
【0009】ロック状態を解除し、ラッゲージパネルの
後開きを可能とさせるには、キー操作によりモータMを
動作させ、ポール10の自由端の突片17をA方向に押
すか、ハンドル操作によりロック解除部材18を突片1
7に当接させ、これをA方向に押して、ポール10をス
プリング16の付勢力に抗して移動させて、ポール10
の段部11とラッチ13の爪部12との係合を解除さ
せ、ラッチ13を図3のアンロック位置へと移動させれ
ばよい。
【0010】ところで、ラッゲージパネルの回動中心
と、ロック装置のストライカとラッチとの係合点とは一
致しないことから、ラッゲージパネルの前開き中、スト
ライカとラッチとの係合部に滑りが生じ、又、ラッゲー
ジパネルの駆動力やラッゲージパネルの自重によるスト
ライカとラッチとの係合部への負荷変化により、ストラ
イカとラッチとの係合部に滑りが生じ、ラッゲージパネ
ルの前開き軌跡が一定とならない不具合が生じ、場合に
よっては、ラッゲージパネルがボデイ等と干渉すること
になる。
【0011】それ故に、本発明は、前述した従来技術の
不具合を解消させることを解決すべき課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した課題
を解決するために、基本的にはストライカと係合するラ
ッチを含むロック装置をボデイに対し揺動自在な部材に
配する手段を用いる。このような手段の採用により、ラ
ッチとストライカの係合点より後方にラッゲージパネル
及び揺動部材の擬似回動中心を配し、所望の軌跡に沿っ
て、ロック装置に負荷を与えることなく、ラッゲージパ
ネルの開閉動作を行うことができる。
【0013】具体的には、本発明は、前開き可能なラッ
ゲージパネルの後部を車両ボデイに固定するロック装置
において、該ロック装置がボデイに固定された固定部
材、固定部材にリンクを介して支持された揺動部材を有
し、揺動部材にラッチ又はストライカを配したことを特
徴とするロック装置を提供する。
【0014】
【発明の実施の形態】図1に示すように、ラッゲージパ
ネル4はモータ19の出力を受ける主アーム20を含む
多節リンク機構21により、疑似ピボット点22を中心
に前開き動作をする。ラッゲージパネル4の前開き動作
中、ラッゲージパネル4の後部は、ロック装置23によ
りボデイに固定されている。ロック装置23と係合する
ストライカ24がラッゲージパネル4の後部に固定され
る。
【0015】図2に示すように、ロック装置23は、ボ
デイに固定される固定部材25と、固定部材25に対
し、対のリンク26を介して結合された揺動部材27
と、揺動部材27に支持されたポールとラッチ(図3と
図4参照)を含むロック機構8とよりなる。両部材2
5,27の両側部に枢支された対のリンク26は、その
リンク比を選定することにより、疑似ピボット点22を
中心とするラッゲージパネル4の円弧運動に、揺動部材
27の回動中心を一致させ、ストライカ24とラッチ1
3との係合点を、ラッゲージパネル4及び揺動部材27
の円弧運動に追従した円弧運動とさせ得る。
【0016】ロック機構8は図3と図4に例示したもの
が用いられ得るので、ここではその説明を省略する。ス
トライカ14がラッチ13に係合したロック状態(図4
参照)で、ラッゲージパネル4の前開き又は前閉じ操作
が入ると、ラッゲージパネル4の円弧運動に応じて、揺
動部材27が疑似ピボット点22を中心とするラッゲー
ジパネル4の円弧運動に追従する形で動く。この揺動部
材27の動きは、ストライカ14とラッチ13との係合
部の不必要な滑りや、ラッゲージパネル4の動きに不必
要な負荷を与えない働きをする。
【0017】図示例では、ラッゲージパネル4にストラ
イカ24を付けたが、揺動部材27側にストライカ2
4、ラッゲージパネル4側にラッチをつけてもよい。
又、揺動部材27の動きを規制するストッパを固定部材
25に設けるとよい。更に、多節リンク機構21の主ア
ーム20とロック装置23の揺動部材27又はリンク2
6とをケーブルを介して連結し、主アーム22の回動を
揺動部材27の揺動の際の駆動源として利用するとよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラッゲージパネルの前開きを示す側面図であ
る。
【図2】ロック装置の一例の斜視図である。
【図3】ロック機構のアンロック状態を示す平面図であ
る。
【図4】ロック機構のロック状態を示す平面図である。
【図5】ルーフパネル、リヤウインド、ラッゲージパネ
ルの移動を示す説明図である。
【符号の説明】
4 ラッゲージパネル 21 多節リンク機構 24 ストライカ 25 固定部材 26 リンク 27 揺動部材
フロントページの続き (72)発明者 青木 文男 愛知県西加茂郡三好町東陣取山78−1 原 田車両設計有限会社内 (72)発明者 中富 教明 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自動 車株式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA21 HH01 LL14 PP02 PP04 PP05 PP10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前開き可能なラッゲージパネルの後部を
    車両ボデイに固定するロック装置において、該ロック装
    置がボデイに固定された固定部材、固定部材にリンクを
    介して支持された揺動部材を有し、揺動部材にラッチ又
    はストライカを配したことを特徴とするロック装置。
  2. 【請求項2】 揺動部材がラッゲージパネルの円弧運動
    に追従して一定の軌跡の円弧運動をなす請求項1記載の
    ロック装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7147257B2 (en) 2004-06-29 2006-12-12 Honda Motor Co., Ltd. Striker assembly with lever
CN100420820C (zh) * 2004-07-29 2008-09-24 苏财贵 一种行李仓锁

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7147257B2 (en) 2004-06-29 2006-12-12 Honda Motor Co., Ltd. Striker assembly with lever
CN100420820C (zh) * 2004-07-29 2008-09-24 苏财贵 一种行李仓锁

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