JP2001115558A - 玄関ユニット - Google Patents

玄関ユニット

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JP2001115558A
JP2001115558A JP29383899A JP29383899A JP2001115558A JP 2001115558 A JP2001115558 A JP 2001115558A JP 29383899 A JP29383899 A JP 29383899A JP 29383899 A JP29383899 A JP 29383899A JP 2001115558 A JP2001115558 A JP 2001115558A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
entrance
roof
unit
ceiling
sash
Prior art date
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Pending
Application number
JP29383899A
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English (en)
Inventor
Katsumoto Doi
克元 土井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、建物ユニットの天井根太と
干渉せずに玄関サッシが設けられる玄関ユニットを提供
するものである。 【解決手段】 柱と梁からなる略箱形の建物ユニット内
部に引き込んで玄関サッシ51が立設されて玄関部1が
形成される玄関ユニット5であって、前記玄関ユニット
5の上部は、屋根梁12、16で枠組みされ、対向する
屋根梁12、12間に天井根太13が架け渡され、前記
玄関サッシ51の上部は、対向する屋根梁12、12間
に架け渡された屋根補助梁11で支持され、該屋根補助
梁11は前記天井根太13と干渉しないように設けられ
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユニット建物に設
けられる玄関ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術では、特開平4−28523
4号公報に玄関サッシを建物ユニットの内部の長手方向
に沿って確実にかつ強固に取り付けることができる玄関
ユニットが記載されている。
【0003】上記公報では、図5に示す様に、玄関ユニ
ット30の野縁33(天井根太)に直交するように玄関
サッシ支持ブラケット35を取付け、この玄関サッシ支
持ブラケット35の下方に玄関サッシ受梁34を設け、
玄関サッシの上下部を玄関サッシに沿って設けられた玄
関サッシ支持ブラケット35及び受梁34で支持されて
いる。
【0004】玄関サッシはその上下部の全長に渡って支
持され、サッシをユニットの長手方向(桁方向)に沿っ
て配置しても確実にかつ強固に玄関ユニット30に取付
けることができるようになされている。このように、玄
関サッシを玄関ユニット30内部に取り付けようとする
と天井部で野縁33(天井根太)の一部を切り欠いて玄
関サッシ支持ブラケット35を納める天井構造となって
いる。
【0005】又、図6〜図8は従来の建物ユニットの玄
関部の天井構造を示している。図6に示す様に、従来の
玄関部の天井は、建物ユニット20の屋根梁21、27
で枠組され、内部に天井根太22、23、24が屋根梁
21、27に架け渡されている。玄関サッシを支持する
屋根補助梁25、26は、天井根太22、23に並行も
しくは直交して配設されている。
【0006】図7に示す様に、天井根太22、23と直
交する屋根補助梁25は、天井根太22、23と干渉す
るので、天井根太22、23は分割されている。天井根
太22、23に直交する屋根補助梁25の端部は屋根梁
27に溶接された取付け金具251で固定されている。
【0007】図8に示す様に、分割された一方の天井根
太22は、屋根梁21と屋根補助梁25に架け渡されて
いる。又、もう一方の天井根太23は、一端を屋根補助
梁25に溶接された取付け金具252でビス固定され、
他端を屋根梁21に架け渡されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、玄関サッ
シを支持する屋根補助梁25、26は天井根太22、2
3と干渉する位置に設けられているので、天井根太を天
井根太22、23に2分割するか、もしくは野縁33
(天井根太)を切り欠かなければならず手間がかかると
いった問題があった。
【0009】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的は、天井根太と干渉
せずに玄関サッシを支持できる屋根補助梁が設けられる
玄関ユニットを提供するものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
玄関ユニットは、柱と梁からなる略箱形の建物ユニット
内部に引き込んで玄関サッシが立設されて玄関部が形成
される玄関ユニットであって、前記玄関ユニットの上部
は、屋根梁で枠組みされ、対向する屋根梁間に天井根太
が架け渡され、前記玄関サッシの上部は、対向する屋根
梁間に架け渡された屋根補助梁で支持され、該屋根補助
梁は前記天井根太と干渉しないように設けられているも
のである。
【0011】請求項2記載の本発明の玄関ユニットは、
前記玄関サッシを取り付ける屋根補助梁が天井面より下
に位置して取付けられているものである。
【0012】請求項3記載の本発明の玄関ユニットは、
前記玄関サッシが予め工場で建物ユニットに組み込まれ
て形成されているものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の本発明の玄関ユニットは、前記
玄関ユニットの上部は、屋根梁で枠組みされ、対向する
屋根梁間に天井根太が架け渡され、前記玄関サッシの上
部は、対向する屋根梁間に架け渡された屋根補助梁で支
持され、該屋根補助梁は前記天井根太と干渉しないよう
に設けられているので、玄関ユニットの天井根太を切り
欠いたり、分割せずに屋根補助梁を設けることができ、
部品点数を増やすことがなく玄関サッシを取り付けるこ
とができる。
【0014】請求項2記載の本発明の玄関ユニットは、
前記玄関サッシを取り付ける屋根補助梁が天井面より下
に位置して取付けられているので、玄関ユニットの天井
根太を分割せずに屋根補助梁を設けることができ、居室
部、と玄関部の天井に段差のない建物ユニットの納まり
構造とすることができる。
【0015】請求項3記載の本発明の玄関ユニットは、
前記玄関サッシが予め工場で建物ユニットに組み込まれ
て形成されているので、現場取付け工数の削減された玄
関ユニットとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の玄関ユニットの
天井構造を示す平面図、図2は、本発明の玄関ユニット
の玄関サッシの取付け状態を示す図1のA−A矢視部の
断面図、図3は、本発明の玄関ユニットの屋根補助梁同
士の取付け状態を示す図1のB−B矢視部の断面図、図
4は、玄関サッシの取り付けられる屋根補助梁と屋根梁
との取付け状態を示す図1のC−C矢視部の断面図であ
る。
【0017】図1に示す様に、本発明の玄関ユニット5
は、建物ユニットの内部に引き込んで玄関サッシ51が
屋根補助梁11の下部に立設され玄関部1が形成されて
いる。玄関ユニット5は、箱型の構造体からなる建物ユ
ニットの内部に形成されている。屋根補助梁10は天井
根太13に平行に設けられ、屋根補助梁11は、天井根
太13の下部を天井根太13に直交するように配置され
ている。
【0018】玄関ユニット5の玄関出入り口を構成する
玄関サッシ51は、玄関ユニット5の内部に引き込んで
立設されている。前記玄関ユニット5の上部の構造は、
屋根梁12、16で桁方向、妻方向に枠組みされ、桁方
向に配設された屋根梁12、12の間に天井根太13が
間隔をおいて架け渡されている。
【0019】屋根梁12、16は軽量鋼板で形成された
形綱である。屋根梁12、16には天井の構造材を形成
する構造用木材からなる天井根太13、14が設けられ
ている。
【0020】桁方向の屋根梁12、12に架け渡された
天井根太13は、天井構造材を形成し下面に図2に示す
天井板17が張られている。天井根太13は、両端部を
切り欠いて屋根梁12、12のフランジ面に固定されて
いる。天井根太14は、玄関ユニット5の端部に設けら
れて妻方向の屋根梁16に架け渡されて天井端部の構造
強度が保持されている。
【0021】図2に示す様に、玄関ユニット5の玄関部
1の天井には玄関サッシ51を支持できる屋根補助梁1
1が設けられている。屋根補助梁11の端部は取付け金
具15a、15bを介して屋根補助梁10、妻方向の屋
根梁16にボルト101で接合されている。
【0022】屋根補助梁11は、このように天井根太1
3、14の下部を交差するように配置されて、天井根太
13、14と干渉することはない。そのため天井根太1
3、14の取付け後に屋根補助梁11を取り付けること
ができる。
【0023】玄関ユニット5の内部に設けられた玄関サ
ッシ51の上部は、屋根梁12、16に架け渡され、桁
方向、妻方向に設けられた屋根補助梁10、11で支持
され、該屋根補助梁10、11が前記天井根太13と干
渉しないように設けられている。玄関サッシ51の立設
された壁面の表側は外壁面を形成し、内側は内壁で化粧
仕上げされている。
【0024】図3、図4に示す様に、屋根補助梁10
は、軽量鋼板からなり、端部を屋根梁12、12に固定
されている。又、屋根補助梁11は軽量鋼板からなる端
部に取付け金具15a、15bが溶接されて設けられて
いる。屋根補助梁11は、取付け金具15a、15bを
介して、屋根補助梁10と屋根梁16に固定されてい
る。即ち、屋根補助梁11の屋根補助梁10と接する端
は取付け金具15aを介してボルト101接合されてい
る。又、屋根補助梁11の屋根梁16と交差する他端は
取付け金具15aを介して屋根梁16にボルト101接
合されている。
【0025】屋根補助梁10は天井根太13と略同じ高
さで天井根太13に並行して配置されている。天井端部
に設けられた天井根太14は、一端を天井根太13の側
面に固定して、他端を屋根梁16に架け渡されている。
【0026】この様に、本発明の玄関ユニット5は、玄
関サッシ51を支持する屋根補助梁10、11が前記玄
関ユニットの天井根太13、14と干渉しないように設
けられているので、玄関ユニットの天井根太13を分割
せずに屋根補助梁11を設けることができ、部品点数を
増やすことがなく玄関サッシ51を取り付けることがで
きる。
【0027】又、玄関サッシ51を支持する屋根補助梁
11は、玄関サッシ51が桁方向に取り付けられている
が、妻方向にも取り付けることができる。その際にも天
井根太に干渉しないように、屋根補助梁11を取り付け
金具を別途用意して、天井根太13の下方の設ければよ
い。
【0028】又、本発明の玄関ユニット5は、前記玄関
サッシ51を取り付ける屋根補助梁11が天井面より下
に位置して取付けられているので、玄関ユニット5の天
井根太13を分割せずに屋根補助梁10、11を設ける
ことができ、玄関部、居室部の天井面に段差のない建物
ユニット5の納まり構造とすることができる。
【0029】更に又、本発明の玄関ユニット5は、予め
工場で建物ユニットに組み込まれて形成されているの
で、現場取付け工数の削減された玄関ユニット5とする
ことができる。
【0030】
【発明の効果】請求項1記載の本発明の玄関ユニット
は、玄関サッシを支持する屋根補助梁が前記建物ユニッ
トの天井根太と干渉しないように設けられているので、
玄関ユニットの天井根太を分割せずに屋根補助梁を設け
ることができ、部品点数を増やすことがなく玄関サッシ
を取り付けることができる。
【0031】請求項2記載の本発明の玄関ユニットは、
前記玄関サッシを取り付ける屋根補助梁が天井面より下
に位置して取付けられているので、玄関ユニットの天井
根太を分割せずに屋根補助梁を設けることができ、居室
部と玄関部の天井に段差のない建物ユニットの納まり構
造とすることができる。
【0032】請求項3記載の本発明の玄関ユニットは、
予め工場で建物ユニットに組み込まれて形成されている
ので、現場取付け工数の削減された玄関ユニットとする
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の玄関ユニットの天井構造を示す平面図
である。
【図2】本発明の玄関ユニットの玄関サッシの取付け状
態を示す図1のA−A矢視部の断面図である。
【図3】本発明の玄関ユニットの屋根補助梁同士の取付
け状態を示す図1のB−B矢視部の断面図である。
【図4】玄関サッシの取り付けられる屋根補助梁と屋根
梁との取付け状態を示す図1のC−C矢視部の断面図で
ある。
【図5】従来の玄関ユニットの構造を示す斜視図であ
る。
【図6】従来の玄関ユニットの天井構造を示す平面図で
ある。
【図7】従来の屋根補助梁と屋根梁の取付け状態を示す
断面図である。
【図8】従来の屋根補助梁と天井根太の取付け状態を示
す断面図である。
【符号の説明】
1 玄関部 5 玄関ユニット 51 玄関サッシ 10 屋根補助梁 11 屋根補助梁 12 屋根梁 13、14 天井根太 15a、15b 取付け金具 16 屋根梁 17 天井板 101 ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱と梁からなる略箱形の建物ユニット内
    部に引き込んで玄関サッシが立設されて玄関部が形成さ
    れる玄関ユニットであって、 前記玄関ユニットの上部は、屋根梁で枠組みされ、対向
    する屋根梁間に天井根太が架け渡され、 前記玄関サッシの上部は、対向する屋根梁間に架け渡さ
    れた屋根補助梁で支持され、 該屋根補助梁は前記天井根太と干渉しないように設けら
    れていることを特徴とする玄関ユニット。
  2. 【請求項2】 前記玄関サッシを取り付ける屋根補助梁
    が天井面より下に位置して取付けられていることを特徴
    とする請求項1記載の玄関ユニット。
  3. 【請求項3】 前記玄関サッシが予め工場で建物ユニッ
    トに組み込まれて形成されていることを特徴とする請求
    項1又は2記載の玄関ユニット。
JP29383899A 1999-10-15 1999-10-15 玄関ユニット Pending JP2001115558A (ja)

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