JP2001114652A - 水性液状洗浄剤組成物 - Google Patents
水性液状洗浄剤組成物Info
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 （Ａ）界面活性剤 １０〜
５０重量％、（Ｂ）式（１） 【化１】 で表わされる長鎖脂肪酸グリコールエステル類
０．３〜５重量％、（Ｃ）Ｃ4〜Ｃ12のアルキル基又は
アルケニル基を有するグリセリルエーテル０．１〜１０
重量％を含有する水性液状洗浄剤組成物。 【効果】 美しい真珠様光沢が長期間安定である。
５０重量％、（Ｂ）式（１） 【化１】 で表わされる長鎖脂肪酸グリコールエステル類
０．３〜５重量％、（Ｃ）Ｃ4〜Ｃ12のアルキル基又は
アルケニル基を有するグリセリルエーテル０．１〜１０
重量％を含有する水性液状洗浄剤組成物。 【効果】 美しい真珠様光沢が長期間安定である。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、真珠様光沢を有
し、パール化剤の分散安定性に優れた洗浄剤組成物に関
する。
し、パール化剤の分散安定性に優れた洗浄剤組成物に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来、シャンプー、洗顔料、全身洗浄料
等の洗浄剤においては、商品の付加価値を高める目的
で、外観を真珠光沢様に調整することが行われている。
真珠光沢様の洗浄剤組成物を得る方法としては、パール
化剤として長鎖脂肪酸グリコールエステル等を用い、常
温で固体状のパール化剤を洗浄剤製造時に添加し、加
熱、融解後、再び冷却して晶析させる方法、又はパール
化剤を予め融解し再冷却して得た真珠様光沢を有する濃
厚分散液を常温で洗浄剤成分と混合する方法等が行われ
ている。いずれの方法の場合にも最終組成物中には、パ
ール化剤が微細な結晶状となって分散している。しか
し、このようして得られた従来の真珠様光沢を有する洗
浄剤組成物は、パール化剤の分散安定性が充分でなく、
特に、長期間保存すると、分離・沈殿を生じる場合があ
った。
等の洗浄剤においては、商品の付加価値を高める目的
で、外観を真珠光沢様に調整することが行われている。
真珠光沢様の洗浄剤組成物を得る方法としては、パール
化剤として長鎖脂肪酸グリコールエステル等を用い、常
温で固体状のパール化剤を洗浄剤製造時に添加し、加
熱、融解後、再び冷却して晶析させる方法、又はパール
化剤を予め融解し再冷却して得た真珠様光沢を有する濃
厚分散液を常温で洗浄剤成分と混合する方法等が行われ
ている。いずれの方法の場合にも最終組成物中には、パ
ール化剤が微細な結晶状となって分散している。しか
し、このようして得られた従来の真珠様光沢を有する洗
浄剤組成物は、パール化剤の分散安定性が充分でなく、
特に、長期間保存すると、分離・沈殿を生じる場合があ
った。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、パー
ル化剤の分散安定性に優れ、美しい真珠様光沢が持続す
る洗浄剤組成物を提供することにある。
ル化剤の分散安定性に優れ、美しい真珠様光沢が持続す
る洗浄剤組成物を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、特定のパ
ール化剤とともに特定のグリセリルエーテルを用いれ
ば、パール化剤の分散安定性に優れ、長期間保存しても
分離や沈殿が生じず、美しい真珠様光沢が持続する洗浄
剤組成物が得られることを見出した。
ール化剤とともに特定のグリセリルエーテルを用いれ
ば、パール化剤の分散安定性に優れ、長期間保存しても
分離や沈殿が生じず、美しい真珠様光沢が持続する洗浄
剤組成物が得られることを見出した。
【０００５】本発明は、次の成分（Ａ）、（Ｂ）及び
（Ｃ）： （Ａ）界面活性剤 １０〜５０重量％、 （Ｂ）一般式（１）
（Ｃ）： （Ａ）界面活性剤 １０〜５０重量％、 （Ｂ）一般式（１）
【０００６】
【化２】
【０００７】 で表わされる長鎖脂肪酸グリコールエステル類 ０．３〜５重量％、 （Ｃ）炭素数４〜１２のアルキル基又はアルケニル基を有するグリセリルエーテ ル ０．１〜１０重量％ を含有する水性液状洗浄剤組成物を提供するものであ
る。
る。
【０００８】
【発明の実施の形態】本発明で用いる成分（Ａ）の界面
活性剤としては、通常の洗浄剤組成物に用いられるアニ
オン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活
性剤が挙げられる。アニオン性界面活性剤としては、ア
ルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、スルホコハク
酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコ
ハク酸アルキルエステル塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫
酸塩、グリセライド硫酸塩、アミドエーテル硫酸塩、脂
肪酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エス
テル塩等が挙げられる。
活性剤としては、通常の洗浄剤組成物に用いられるアニ
オン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、両性界面活
性剤が挙げられる。アニオン性界面活性剤としては、ア
ルキル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオ
キシアルキレンアルキルエーテル硫酸塩、スルホコハク
酸アルキルエステル塩、ポリオキシアルキレンスルホコ
ハク酸アルキルエステル塩、α−オレフィンスルホン酸
塩、ポリオキシアルキレンアルキルフェニルエーテル硫
酸塩、グリセライド硫酸塩、アミドエーテル硫酸塩、脂
肪酸塩、アルカンスルホン酸塩、α−スルホ脂肪酸エス
テル塩等が挙げられる。
【０００９】ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シアルキレンアルキルエーテル系、ポリオキシアルキレ
ン脂肪酸エステル系、ポリオキシアルキレンソルビタン
脂肪酸エステル系、ポリオキシアルキレンソルビット脂
肪酸エステル系、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪
酸エステル系、モノグリセライド系、ソルビタン脂肪酸
エステル系、脂肪酸モノエタノールアミド系、脂肪酸ジ
エタノールアミド系界面活性剤、アルキルポリグリコシ
ド等が挙げられる。
シアルキレンアルキルエーテル系、ポリオキシアルキレ
ン脂肪酸エステル系、ポリオキシアルキレンソルビタン
脂肪酸エステル系、ポリオキシアルキレンソルビット脂
肪酸エステル系、ポリオキシアルキレングリセリン脂肪
酸エステル系、モノグリセライド系、ソルビタン脂肪酸
エステル系、脂肪酸モノエタノールアミド系、脂肪酸ジ
エタノールアミド系界面活性剤、アルキルポリグリコシ
ド等が挙げられる。
【００１０】両性界面活性剤としては、酢酸ベタイン
系、アミド酢酸ベタイン系、スルホベタイン系、アミド
スルホベタイン系、ホスホベタイン系界面活性剤、アル
キルアミンオキシド、アミドアミンオキシド等が挙げら
れる。
系、アミド酢酸ベタイン系、スルホベタイン系、アミド
スルホベタイン系、ホスホベタイン系界面活性剤、アル
キルアミンオキシド、アミドアミンオキシド等が挙げら
れる。
【００１１】これらの界面活性剤のうち、アニオン性界
面活性剤が好ましく、特にアルキル硫酸塩、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル硫酸塩、脂肪酸塩が好まし
く、更に一般式（２）で表わされるアルキル硫酸塩、一
般式（３）で表わされるポリオキシアルキレンアルキル
エーテル硫酸塩が好ましい。
面活性剤が好ましく、特にアルキル硫酸塩、ポリオキシ
アルキレンアルキルエーテル硫酸塩、脂肪酸塩が好まし
く、更に一般式（２）で表わされるアルキル硫酸塩、一
般式（３）で表わされるポリオキシアルキレンアルキル
エーテル硫酸塩が好ましい。
【００１２】
【化３】 R2OSO3M （２） R3O(CH2CH2O)mSO3M （３）
【００１３】（式中、Ｒ2 及びＲ3 は炭素数１０〜１８
のアルキル基を示し、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類
金属、アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性ア
ミノ酸を示し、ｍは１〜５の数を示す）
のアルキル基を示し、Ｍはアルカリ金属、アルカリ土類
金属、アンモニウム、アルカノールアミン又は塩基性ア
ミノ酸を示し、ｍは１〜５の数を示す）
【００１４】成分（Ａ）の界面活性剤は、１種以上を用
いることができ、全組成中に１０〜５０重量％、好まし
くは１０〜３０重量％、特に好ましくは１０〜２２重量
％配合される。この範囲内であると、良好な洗浄力が得
られるので好ましい。
いることができ、全組成中に１０〜５０重量％、好まし
くは１０〜３０重量％、特に好ましくは１０〜２２重量
％配合される。この範囲内であると、良好な洗浄力が得
られるので好ましい。
【００１５】本発明で用いる成分（Ｂ）の長鎖脂肪酸グ
リコールエステル類（１）としては、Ｒ1 が炭素数１３
〜２３のアルキル基のものが好ましく、例えばエチレン
グリコールモノステアリン酸エステル、エチレングリコ
ールジステアリン酸エステル、ジエチレングリコールモ
ノステアリン酸エステル、ジエチレングリコールジステ
アリン酸エステル等が挙げられる。
リコールエステル類（１）としては、Ｒ1 が炭素数１３
〜２３のアルキル基のものが好ましく、例えばエチレン
グリコールモノステアリン酸エステル、エチレングリコ
ールジステアリン酸エステル、ジエチレングリコールモ
ノステアリン酸エステル、ジエチレングリコールジステ
アリン酸エステル等が挙げられる。
【００１６】成分（Ｂ）としては、特に、エチレングリ
コールジステアリン酸エステルが好ましい。
コールジステアリン酸エステルが好ましい。
【００１７】成分（Ｂ）の長鎖脂肪酸グリコールエステ
ル類（１）は、１種以上を用いることができ、全組成中
に０．３〜５重量％、好ましくは０．５〜５重量％、特
に好ましくは０．８〜３重量％配合される。この範囲内
であると、美しい真珠様光沢、良好な安定性が得られ好
ましい。
ル類（１）は、１種以上を用いることができ、全組成中
に０．３〜５重量％、好ましくは０．５〜５重量％、特
に好ましくは０．８〜３重量％配合される。この範囲内
であると、美しい真珠様光沢、良好な安定性が得られ好
ましい。
【００１８】成分（Ｃ）のグリセリルエーテルは、炭素
数４〜１２の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニ
ル基を有するもので、例えばｎ−ブチル基、イソブチル
基、ｔｅｒｔ−ブチル基、ｎ−ペンチル基、イソペンチ
ル基、ｎ−ヘキシル基、イソヘキシル基、ｎ−ヘプチル
基、ｎ−オクチル基、２−エチルヘキシル基、ｎ−ノニ
ル基、ｎ−デシル基、ｎ−ラウリル基等の炭素数４〜１
２のアルキル基を有するものが好ましく、特に炭素数４
〜１１、更に炭素数６〜１０、就中炭素数８のアルキル
基を１又は２個、特に１個有するのが好ましい。
数４〜１２の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニ
ル基を有するもので、例えばｎ−ブチル基、イソブチル
基、ｔｅｒｔ−ブチル基、ｎ−ペンチル基、イソペンチ
ル基、ｎ−ヘキシル基、イソヘキシル基、ｎ−ヘプチル
基、ｎ−オクチル基、２−エチルヘキシル基、ｎ−ノニ
ル基、ｎ−デシル基、ｎ−ラウリル基等の炭素数４〜１
２のアルキル基を有するものが好ましく、特に炭素数４
〜１１、更に炭素数６〜１０、就中炭素数８のアルキル
基を１又は２個、特に１個有するのが好ましい。
【００１９】成分（Ｃ）のグリセリルエーテルは、１種
以上を用いることができ、全組成中に０．１〜１０重量
％、好ましくは０．５〜５重量％、特に好ましくは１〜
５重量％配合される。この範囲内であると、美しい真珠
様光沢、良好な安定性が得られるので好ましい。
以上を用いることができ、全組成中に０．１〜１０重量
％、好ましくは０．５〜５重量％、特に好ましくは１〜
５重量％配合される。この範囲内であると、美しい真珠
様光沢、良好な安定性が得られるので好ましい。
【００２０】本発明の洗浄剤組成物には、更にシリコー
ン類を配合でき、優れたコンディショニング効果を得る
ことができる。従来の水性液状の洗浄剤組成物ではシリ
コーン類を安定に配合することは困難であったが、本発
明においては、成分（Ｃ）のグリセリルエーテルを配合
することにより、シリコーン類を安定に分散させること
ができる。シリコーン類としては、例えば以下に示すも
のが挙げられる。
ン類を配合でき、優れたコンディショニング効果を得る
ことができる。従来の水性液状の洗浄剤組成物ではシリ
コーン類を安定に配合することは困難であったが、本発
明においては、成分（Ｃ）のグリセリルエーテルを配合
することにより、シリコーン類を安定に分散させること
ができる。シリコーン類としては、例えば以下に示すも
のが挙げられる。
【００２１】（１）下記式で表わされるジメチルポリシ
ロキサン： (Me3)Si-(Me2SiO)n-Si(Me3) （式中、Ｍｅはメチル基、ｎは３〜２００００の数を示
す）
ロキサン： (Me3)Si-(Me2SiO)n-Si(Me3) （式中、Ｍｅはメチル基、ｎは３〜２００００の数を示
す）
【００２２】（２）アミノ変性シリコーン：各種のアミ
ノ変性シリコーンが使用できるが、特に平均分子量が約
３０００〜１０００００の、アモジメチコーン（Amodim
ethicone）の名称でＣＴＦＡ辞典（米国，Cosmetic Ing
redient Dictionary）第３版中に記載されているものが
好ましい。上記のアミノ変性シリコーンは水性乳濁液と
して用いるのが好ましく、市販品としては、ＳＭ ８７
０２Ｃ（東レ・シリコーン社製）やＤＣ ９２９（ダウ
・コーニング社製）等が挙げられる。
ノ変性シリコーンが使用できるが、特に平均分子量が約
３０００〜１０００００の、アモジメチコーン（Amodim
ethicone）の名称でＣＴＦＡ辞典（米国，Cosmetic Ing
redient Dictionary）第３版中に記載されているものが
好ましい。上記のアミノ変性シリコーンは水性乳濁液と
して用いるのが好ましく、市販品としては、ＳＭ ８７
０２Ｃ（東レ・シリコーン社製）やＤＣ ９２９（ダウ
・コーニング社製）等が挙げられる。
【００２３】（３）その他、ポリエーテル変性シリコー
ン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコ
ーン、アルコール変性シリコーン、アルコキシ変性シリ
コーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコー
ン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン等が挙げ
られる。
ン、メチルフェニルポリシロキサン、脂肪酸変性シリコ
ーン、アルコール変性シリコーン、アルコキシ変性シリ
コーン、エポキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコー
ン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン等が挙げ
られる。
【００２４】これらのうち、特にジメチルポリシロキサ
ンが好ましい。シリコーン類は、１種以上を用いること
ができ、全組成中に０．２〜５重量％、特に０．５〜２
重量％配合するのが好ましい。
ンが好ましい。シリコーン類は、１種以上を用いること
ができ、全組成中に０．２〜５重量％、特に０．５〜２
重量％配合するのが好ましい。
【００２５】本発明の洗浄剤組成物は、水を媒体とする
水性液状であり、更に通常の洗浄剤組成物に用いられる
成分、例えばプロピレングリコール、グリセリン、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、ソルビトール、
パンテノール等の保湿剤；カチオン性ポリマー等のコン
ディショニング成分；染料、顔料等の着色剤；メチルセ
ルロース、ポリエチレングリコール、エタノール等の粘
度調整剤；クエン酸、水酸化カリウム等のpH調整剤；塩
化ナトリウム等の塩類、植物エキス類、防腐剤、殺菌
剤、キレート剤、ビタミン剤、抗炎症剤、抗フケ剤、香
料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤などを、適宜配合
できる。
水性液状であり、更に通常の洗浄剤組成物に用いられる
成分、例えばプロピレングリコール、グリセリン、ジエ
チレングリコールモノエチルエーテル、ソルビトール、
パンテノール等の保湿剤；カチオン性ポリマー等のコン
ディショニング成分；染料、顔料等の着色剤；メチルセ
ルロース、ポリエチレングリコール、エタノール等の粘
度調整剤；クエン酸、水酸化カリウム等のpH調整剤；塩
化ナトリウム等の塩類、植物エキス類、防腐剤、殺菌
剤、キレート剤、ビタミン剤、抗炎症剤、抗フケ剤、香
料、色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤などを、適宜配合
できる。
【００２６】本発明の洗浄剤組成物は、常法に従って製
造でき、例えばシャンプー、全身洗浄料、洗顔料、手洗
い剤等の身体用洗浄剤とすることができる。
造でき、例えばシャンプー、全身洗浄料、洗顔料、手洗
い剤等の身体用洗浄剤とすることができる。
【００２７】
【発明の効果】本発明の洗浄剤組成物は、パール化剤が
安定に分散され、美しい真珠様光沢を有し、しかも長期
間安定である。従って使用者に高級感、温和感を与え
る。
安定に分散され、美しい真珠様光沢を有し、しかも長期
間安定である。従って使用者に高級感、温和感を与え
る。
【００２８】
【実施例】実施例１ 表１に示す組成の洗浄剤組成物を製造し、保存安定性を
評価した。結果を表１に併せて示す。
評価した。結果を表１に併せて示す。
【００２９】（製法）全成分を混合し、８０℃まで昇温
して融解させた後、攪拌しながら３０℃まで冷却して、
洗浄剤組成物を得た。
して融解させた後、攪拌しながら３０℃まで冷却して、
洗浄剤組成物を得た。
【００３０】（評価方法）１００mLの透明ガラス容器に
各洗浄剤組成物を入れ、製造直後、２０℃又は４０℃で
１カ月保存後の外観を肉眼にて観察し、以下の基準で評
価した。 ○；真珠様光沢が均一である。 △；真珠様光沢が不均一であり、透明又はエマルション
様の分離層が認められるか、又は下部に沈殿物が認めら
れる。 ×；真珠様光沢が認められず、透明溶解あるいはエマル
ション様の外観である。
各洗浄剤組成物を入れ、製造直後、２０℃又は４０℃で
１カ月保存後の外観を肉眼にて観察し、以下の基準で評
価した。 ○；真珠様光沢が均一である。 △；真珠様光沢が不均一であり、透明又はエマルション
様の分離層が認められるか、又は下部に沈殿物が認めら
れる。 ×；真珠様光沢が認められず、透明溶解あるいはエマル
ション様の外観である。
【００３１】
【表１】
【００３２】実施例２ 以下に示す組成のコンディショニングシャンプーを常法
により製造した。得られたシャンプーは、真珠様光沢が
均一であり、１ケ月保存後も変化なく、安定なものであ
った。
により製造した。得られたシャンプーは、真珠様光沢が
均一であり、１ケ月保存後も変化なく、安定なものであ
った。
【表２】 （成分） （重量％） ポリオキシエチレン（２）ラウリル硫酸ナトリウム １０ ラウリル硫酸ナトリウム ５ ｎ−オクチルグリセリルエーテル ３ エチレングリコールジステアリン酸 ２ シリコーンエマルション （高重合ジメチルポリシロキサン２５％含有；BY-22-062、 東レ・ダウコーニング社製） ２ エタノール １ 安息香酸ナトリウム ０．３ 香料 ０．５ クエン酸水溶液（pH６．５に調整） 適量 精製水 バランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石野 祐司 東京都墨田区文花２−１−３ 花王株式会 社研究所内 (72)発明者 宮島 哲也 和歌山県和歌山市湊1334 花王株式会社研 究所内 (72)発明者 春日 健一 東京都墨田区文花２−１−３ 花王株式会 社研究所内 Ｆターム(参考） 4C083 AB052 AC172 AC182 AC302 AC312 AC401 AC422 AC642 AC712 AC782 AD152 BB01 CC23 DD23 DD27 EE01 EE06
Claims (1)
- 【請求項１】 次の成分（Ａ）、（Ｂ）及び（Ｃ）： （Ａ）界面活性剤 １０〜５０重量％、 （Ｂ）一般式（１） 【化１】 で表わされる長鎖脂肪酸グリコールエステル類 ０．３〜５重量％、 （Ｃ）炭素数４〜１２のアルキル基又はアルケニル基を有するグリセリルエーテ ル ０．１〜１０重量％ を含有する水性液状洗浄剤組成物。
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