JPH11503109A - マイルドな常温真珠光沢化濃厚物 - Google Patents

マイルドな常温真珠光沢化濃厚物

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JPH11503109A
JPH11503109A JP8521543A JP52154396A JPH11503109A JP H11503109 A JPH11503109 A JP H11503109A JP 8521543 A JP8521543 A JP 8521543A JP 52154396 A JP52154396 A JP 52154396A JP H11503109 A JPH11503109 A JP H11503109A
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JP8521543A
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チェン,ピュー
ニウ,ジョゼフ
ファン ユーン,シーウ
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ローヌ−プラン インコーポレイティド
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(57)【要約】 新規なウルトラ−マイルド、常温真珠光沢化濃厚物は、個人の髪の毛および皮膚用の真珠光沢の組成物、例えば、付加された光沢およびきらめきを有するシャンプーおよび化粧セッケンを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 マイルドな常温真珠光沢化濃厚物 発明の分野 本発明は、一般に、皮膚を洗浄しかつ髪の毛をコンディショニングするための 髪の毛および皮膚用組成物、例えば、セッケンおよびシャンプーに関する。さら に詳しくは、本発明は、真珠光沢のきらめきまたは光彩をこれらの組成物に付与 する、前記セッケンおよびシャンプーにおいて使用されるウルトラ−マイルド、 常温真珠光沢濃厚物に関する。 発明の背景 髪の毛のコンディショニング用シャンプーおよび化粧セッケンはこの分野にお いてよく知られており、そして特許明細書および特許以外の雑誌文献において広 範に記載されてきている。カチオン界面活性剤、例えば、第四級アンモニウム塩 およびアニオン界面活性剤、例えば、脂肪族アルコールサルフェートおよびアル キル化ベンゼンスルホネートは、髪の毛のリンス、セッケンおよびシャンプーに おいてコンディショニング剤として、他の水不溶性コンディショニング化合物、 例えば、シリコーン、ワックス、グリースおよび油と一緒に、使用されてきてい る。シャンプーおよびセッケンは、常に、種々の異なる形態、例えば、固体の棒 、ゲル、クリームおよび液体の形態で製造されてきている。 真珠光沢のシャンプーは、多数の成分、例えば、安定剤、真珠光沢剤、コンデ ィショナー、乳化剤および水和剤から構成されている。真珠光沢剤は、冷却後、 真珠の真珠質に似た微細結晶の形態で沈 澱しかつ沈澱物の中に分散して残留する物質を混入することによって、組成物に 輝いたグロー様外観を生成する。既知の真珠光沢剤は、グリコールおよびグリセ ロールとC16−C22脂肪酸とのモノエステルおよびジエステルを包含する。しか しながら、先行技術の大部分の真珠光沢剤は、それら自体で使用する場合、最終 配合物の中に混入するために、それらの融点以上に加熱しなくてはならない。加 熱工程および加熱後の条件、例えば、混合、貯蔵および/または冷却の段階はコ ントロールすることが困難であり、したがって、真珠光沢の状態はしばしば最適 化されない、すなわち、理想より低い。 「常温真珠光沢濃厚物」、すなわち、引き続いて室温において配合することが できる濃厚物は、いっそう首尾一貫した最終真珠光沢生成物を提供することが知 られている。 室温の配合はエネルギーを節約するばかりでなく、かつまた高温の混合におい て起こる多数のばらつきを排除する。 これらの常温真珠光沢濃厚物を製造するために、ココジエタノールアミドが使 用されてきている。なぜなら、ココジエタノールアミドは室温において液体であ り、したがって配合物の製造に溶融工程を必要としないからである。しかしなが ら、研究において、ココジエタノールアミドの製造の副生物としてしばしば存在 するジエタノールアミンは、潜在的に発癌物質のニトロソアミンを生成すること があるという問題が発生した。したがって、個人用の真珠光沢の髪の毛のケアお よび皮膚用製品、例えば、化粧品、顔面用セッケンおよびシャンプーにおけるコ コジエタノールアミドの使用は、健康の観点から問題となった。 さらに、アルキルサルフェートおよびエトキシル化アルキルサルフェート、例 えば、ラウレス(3EO)硫酸ナトリウムは、また、常温真珠光沢濃厚物におい て使用することができ、皮膚の刺激を引 き起こすことが発見された。 1)健康の問題が基礎となる場合、配合物の成分としてココジエタノールアミ ドが存在せず、かつ2)刺激を生ずるアルキルサルフェートおよびエトキシル化 アルキルサルフェートが存在しない、シャンプー、リップスティックおよび個人 用皮膚ケア製品において使用するための安全な真珠光沢剤を得ることが確かに有 益である。 米国特許第5,290,480号および米国特許第5,290,482号明細 書(Marschner et al.)には、シャンプーおよび皮膚のクレン ジング製品において使用するためのベタイン/ココアミドの錯体を含んでなる界 面活性剤組成物が開示されている。錯体はカチオン、非イオン、両性またはアニ オン界面活性剤と組み合わせて、改良された泡およびコンディショニング特性を 提供する。ココジエタノールアミドはこれらのシャンプー組成物において広く使 用される。参照、米国特許第4,535,877号明細書(Russell e t al.)。ココアミドプロピルベタインは、また、泡の豊かさを増加するた めに、コンディショナーまたは泡増強剤としてしばしば使用される、普通のシャ ンプー成分である。参照、米国特許第4,490,355号明細書(Desai )。 米国特許第5,217,711号明細書(DeOliveira et al .)には、なかでも、グリコールジステアレートおよびココジエタノールアミド から成る真珠光沢剤を含んでなるシャンプーから成る髪の毛処置系が開示されて いる。米国特許第5,019,376号明細書(Vick)から、脂肪酸と脂肪 族モノアルコールとの反応により形成されたシャンプー配合物中の真珠光沢「結 晶」が教示される。米国特許第4,959,206号明細書(Noguera et al.)から、真珠光沢剤としてエチレングリ コールのジステアレートが教示されるが、再び、ココジエタノールアミドは必要 な真珠光沢安定剤である。 米国特許第4,938,953号明細書(Pnea)には、脂肪酸サルフェー トまたは脂肪族アルコールエーテルサルフェート、ココアミドプロピルベタイン およびココアミドジエタノールアミンから構成されたコンディショニングシャン プーが開示されている。この組成物において、また、安定剤としてラウリル硫酸 ナトリウムが利用されている。米国特許第5,271,930号明細書(Wal ele et al.)には、髪の毛および皮膚ケア組成物における真珠光沢剤 として新規なポリアルコキシル化ブロックシクロプロピルメチルの安息香酸エス テルの使用が開示されている。 真珠光沢剤は、通常、雲母上のエチレングリコールモノステアレート、エチレ ングリコールジステアレート、グアニンビスマスオキシクロライドおよびそれら の混合物を含有することができる。米国特許第4,654,207号明細書(P reston)に真珠光沢シャンプーが開示されており、ここで真珠光沢剤が脂 肪酸エステル、例えば、ミリスチルミリステートまたはセチルミリステートであ り、実質的に無水の安定剤、例えば、界面活性剤からシャンプー塩剤に添加され る。多数の他の先行技術の特許、例えば、米国特許第4,608,392号明細 書(Jaquet et al.)には、真珠光沢ブレンドにおける脂肪族アル コールおよび脂肪酸の第四級アンモニウム化合物の使用が記載されている。また 、米国特許第5,019,376号明細書(Vick)から、第四級アンモニウ ム化合物、例えば、ステアリルジメチルベンジルアンモニウム塩化物をC12−C16 脂肪酸およびセチルアルコールと一緒に使用することが教示される。 米国特許第5,213,792号(Grundemen)には、 グリセリン、モノラウリン酸エステル、C10−C18脂肪族アルコール、第四級ア ンモニウム化合物、水および多数の色素のうちの1つ、酸化防止剤およびその他 から構成された髪の毛コンディショニング組成物が開示されている。これらの組 成物のすべてにおいて、また、真珠光沢またはいくつかの他の関係する機能のた めの1つの形態または他の形態においてココジエタノールアミドが使用されてい る。 米国特許第4,777,038号(Scheuffgen)に、自由流動性の 真珠光沢濃厚物が開示されており、濃厚物は貯蔵の間において真珠光沢の結晶を 沈降させないで安定に止まると記載されている。この組成物は、エチレングリコ ールまたはプロピレングリコールの少なくとも1つのモノエステルまたはジエス テル、脂肪酸モノ−エタノールアミン、エチレングリコールジステアレート、ヤ シ油および脂肪族アルコールから構成されている。微細な真珠光沢の結晶の外観 により、きらめきは提供される。米国特許第4,824,594号、米国特許第 4,948,528号および米国特許第5,017,305号明細書(Hoef fkes et al.)において、C12−C18ヤシ油脂肪酸モノエタノールア ミド、C16−C22脂肪族アルキルエステル、および少なくとも1つのエチレンま たはプロピレングリコールエステルまたはジエステルを含んでなる自由流動性の 真珠光沢濃厚物の変種が開示および特許請求されている。これらの真珠光沢剤は 、高い輝きおよび安定性と、他のカチオン界面活性剤成分とを有すると述べられ ている自由流動性分散液を提供する、乳化剤として作用する。 米国特許第5,198,209号明細書(Zhou et al.)には、ア ニオン、カチオンおよび非イオン界面活性剤の混合物を含んでなるコンディショ ニングシャンプーが開示されており、そ してこの明細書から、エチレングリコールステアレートを、なかでも、真珠光沢 剤として使用することが示唆される。米国特許第5,252,325号明細書( Bires et al.)から、示唆される真珠光沢剤としてカチオン界面活 性剤およびエチレングリコールジステアレートと一緒に、ポリビニルピロリドン 安定化シリコーンシャンプーが教示される。 前述の常温真珠光沢組成物は有効なクリーニングおよび輝き生成の機能を提供 すると述べられているが、すべての配合物において、真珠光沢またはいくつかの 他の関係する機能の安定剤としてココジエタノールアミドまたは誘導体および/ またはラウレス硫酸ナトリウムが使用し続けられている。 本発明の目的は、シャンプー、皮膚クリーム、リップスティック、髪の毛のカ ラーおよびその他において使用するための、新規なウルトラ−マイルド、常温真 珠光沢濃厚物を製造することである。さらに詳しくは、本発明の目的は、ジエタ ノールアミン副生物により形成することがあるニトロソアミンに関連する潜在的 健康の問題を有するココジエタノールアミドの存在、または皮膚刺激物質、すな わち、ラウリル硫酸ナトリウムまたはラウレス硫酸ナトリウムの存在を必要とし ない、常温真珠光沢組成物を製造することである。これらの成分は本発明の組成 物から完全に除去され、本発明の組成物は、きわめてすぐれた真珠光沢効果およ びクレンジング性質を有する、シャンプー、リップスティックおよび他の皮膚ケ ア製品を提供し続ける。これらの真珠光沢濃厚物は、また、先行技術の最終の配 合プロセスの間の配合にしばしば要求される高温の適用を必要としないで、製造 することができる。 発明の要約 本発明は、シャンプー、リップスティック、皮膚クリーム、ローションおよび その他において使用するための、新規なウルトラ−マイルド、常温真珠光沢濃厚 物である。真珠光沢化濃厚物は、乳化剤、双性イオン界面活性剤、非イオンアル コールエトキシレート、およびイセチオネートまたはN−メチルタウレートから 構成された成分の独特の配合物であり、この分野においてよく知られている条件 下に他の界面活性剤で処理されるとき、シャンプーおよびセッケン製品の中に混 入されるとき、輝いたきらめきを付与する。 発明の詳細な説明 安定な、ウルトラ−マイルドの自由流動性常温真珠光沢組成物は、i)懸濁剤 の乳化剤、好ましくはグリコールステアレート、ii)双性イオン界面活性剤の 共乳化剤、iii)非イオンアルコールエトキシレート、およびiv)イセチオ ネートまたはN−メチルタウレートを使用して製造され、ココジエタノールアミ ドおよびアルキルサルフェートおよびエトキシル化アルキルサルフェートの使用 を排除する。 乳化剤は本発明の濃厚物の約15〜約25重量%を構成し、濃厚物の合計重量 に基づいて好ましくは約18〜22%である。乳化剤は、好ましくは、ヒドロキ システアレート、ポリエチレングリコールモノ−およびジステアレート、エチレ ングリコールモノ−およびジステアレート、ステアリン酸モノエタノールアミン 、ステアリン酸モノエタノールアミドおよびそれらの混合物から成る群より選択 される。最も好ましい乳化剤は、エチレングリコールモノステアレート(C1735 COO(CH22OH)である。 真珠光沢化濃厚物の第2成分は、非イオン界面活性剤である。この界面活性剤 は、配合物において乳濁液安定剤として機能し、好ま しくは下記式のアルコールエトキシレートである: R−O−(CH2CH2O)5H 式中、RはC8−C22、好ましくはC10−C18アルキルであり、そしてnは1〜 40、好ましくは3〜20である。最も好ましい非イオン界面活性剤はラウリル アルコールエトキシレート、例えば、ローン−プーラン・インコーポレーテッド (Rhone−Poulenc Inc.)により販売されているRhodas urfRLA−7、すなわち、C12アルキル(7EO)エトキシル化アルコール である。 非イオン界面活性剤は、常温真珠光沢化濃厚物の中に、濃厚物の合計重量に基 づいてほぼ1.0重量%〜約20.0重量%、好ましくは約5.0〜約10.0 重量%、最も好ましくは約7〜10重量%の量で混入される。 ココジエタノールアミドの代わりに、双性イオン界面活性剤は本発明の第4成 分を構成する。双性イオン界面活性剤は、陽性基および陰性基が等しくイオン化 されている界面活性剤である。好ましくは、ベタインとして知られている双性イ オン界面活性剤およびそれらの誘導体は、増強された真珠光沢化効果を提供する ために混入される。 ベタインおよびアミドベタインは、それぞれ、下記の一般構造式を有する化合 物である: 式中、R2はC8−C22アルキルまたはアルケニルであり、R3はHまたはC1−C4 アルキルであり、そしてR4はHまたはC1−C4アルキルである。 本発明において有用ないっそう好ましいベタインは、高級アルキルベタイン、 例えば、ココジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルカルボキシ メチルベタイン、ラウリルジメチルアルファ−カルボキシ−エチルベタイン、セ チルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルビス−(2−ヒドロキシ−エ チル)カルボキシメチルベタイン、ステアリルビス−(2−ヒドロキシ−プロピ ル)カルボキシメチルベタイン、オレイルジメチルガンマ−カルボキシプロピル ベタイン、およびラウリルビス−(2−ヒドロキシプロピル)アルファ−カルボ キシエチルベタインを包含する。また、スルホベタインは好ましく、そしてココ ジメチルスルホプロピルベタイン、ステアリルジメチルスルホプロピルベタイン 、ラウリルジメチルスルホエチルベタイン、およびラウリルビス−(2−ヒドロ キシ−エチル)スルホプロピルベタインにより代表される。特に好ましい組成物 は、ココアミドプロピルベタインを利用する。双性イオン界面活性剤は、真珠光 沢化濃厚物の合計重量に基づいてほぼ1.0重量%〜約10重量%の量で存在す ることができる。好ましくは、双性イオン界面活性剤は組成物の約2.0〜約7 .0重量%を構成し、最も好ましくは真珠光沢化濃厚物の約3.0〜約5.0重 量%を構成する。 アルキルおよび/またはアルキルエーテルサルフェートの代わりに、イセチオ ネートまたはN−メチルタウレートを本発明の濃厚物において利用する。 イセチオネートは、下記式を有する: 式中、R1は脂肪族アルキル基であり、そしてMはナトリウム、カルシウム、マ グネシウム、アンモニウムおよびトリエタノールアミンから成る群より選択され る対イオンであり、イセチオネートのいくつかはGeroponRAS系列(ロ ーン−プーラン・インコーポレーテッド)として商業的に入手可能である。好ま しいイセチオネートは、ナトリウムココイルイセチオネートである。 N−メチルタウレートは、下記式を有する: 式中、R1およびMは上に定義した通りであり、N−メチルタウレートのいくつ かはGeroponRT系列(ローン−プーラン・インコーポレーテッド)とし て商業的に入手可能である。好ましいN−メチルタウレートは、ナトリウムココ イルN−メチルタウレートである。 本発明のイセチオネートおよび/またはタウレートは、真珠光沢化濃厚物の中 に前記濃厚物の合計重量に基づいて約5.0〜約25重量%、好ましくは約8〜 20重量%の量で混入可能である。 驚くべきことには、前述のイセチオネートおよびタウレートはきわめてすぐれ た分散特性および安定化特性をウルトラ−マイルド、常温真珠光沢化濃厚物に提 供することが発見された。 次いで、水、好ましくは脱イオン水を、濃厚物の合計重量に基づいて約20重 量%〜約78重量%、好ましい約41〜約67重量%の量で添加する。 本発明の常温真珠光沢化濃厚物を利用する配合されたシャンプーおよびセッケ ン系は、このような組成物をいっそう許容されるもの とするために適当な、種々の非必須の任意の成分を含有することができる。この ような慣用の任意の成分は当業者によく知られており、それらの例は下記の通り である:保存剤、例えば、ベンジルアルコール、メチルパラベン、プロピルパラ ベンおよびイミダゾリジニル尿素;カチオン界面活性剤、例えば、セチルトリメ チルアンモニウム塩化物、ラウリルトリメチルアンモニウム塩化物、トリセチル メチルアンモニウム塩化物、ステアリルジメチルベンジルアンモニウム塩化物、 およびジ(部分的に水素化された獣脂)ジメチルアンモニウム塩化物;増粘剤お よび粘度変性剤、例えば、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドのブロッ クポリマー、例えば、Antarox F−88(ローン−プーラン・インコー ポレーテッド)、塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、ポリビニルアルコール、お よびエチルアルコール;pH調節剤、例えば、クエン酸、コハク酸、リン酸、水 酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム;香料;色素;および金属イオン封鎖剤、例え ば、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム。このような物質は、一般に、個々に 、組成物の約0.01〜約10重量%、好ましくは0.5〜約5.0重量%のレ ベルで使用される。 本発明の組成物のpHは臨界的でなく、約5〜約9の範囲内であることができ る。pHは緩衝剤、例えば、クエン酸を使用して調節できる。 濃厚物の個々の成分を混合槽に添加する順序は臨界的でなく、合理的に高温で はない。しかしながら、好ましくは、水、乳化剤およびイセチオネートまたはN −メチルタウレート界面活性剤を約60〜80℃、好ましくは約70〜75℃に おいて、乳化剤が可溶化するまで、激しく撹拌しながら均質に配合する。次いで 、非イオン界面活性剤および双性イオン界面活性剤を混合物の中に配合する。次 いで、濃厚物を約35℃〜約60℃、好ましくは約45℃〜約55℃の温度にお いて、少なくとも1日間、好ましくは2日間貯蔵して、その真珠光沢特性を発生 させる。 本発明のシャンプーおよびセッケンは、材料を濃厚物と室温において単に混合 することによって製造することができる。 本発明のウルトラ−マイルド、常温真珠光沢化濃厚物は、特別に多数の異なる 配合されたセッケン製品に配合することができる。真珠光沢化濃厚物は高い輝き の真珠光沢およびきらめきを製品に付与するばかりでなく、かつまた皮膚に柔軟 性および湿気を与える。本発明の濃厚物は、よりすぐれたシャンプー、浴および シャワーセッケン系を提供し、そして髪の毛の湿ったときつけを顕著に改良する 。 下記の実施例により、本発明の組成物をさらに説明し、明らかにする。これら の実施例は例示のみを目的とし、そして下記において示さない、小さい変化およ び変更をこれらの組成物に関してなすことができる。組成物の配合または機能を 実質的に変更しないこのような変更は、下記の請求の範囲により規定される本発 明の本質および範囲内になお包含されるものと考える。 実施例I 下記の成分およびそれらのそれぞれの量(合計の重量%)を整理する。 配合物A エチレングリコールモノステアレート(EGMS) 20.0 ラウレス(7EO)アルコール 8.0 ナトリウムココイルN−メチルタウレート 15.0 ココアミドプロピルベタイン 3.0 脱イオン水 54.0 配合物B エチレングリコールモノステアレート 25.0 ラウレス(7EO)アルコール 8.0 ナトリウムココイルN−メチルタウレート 17.0 ココアミドプロピルベタイン 3.0 脱イオン水 47.0 配合物C エチレングリコールモノステアレート 15.0 ラウレス(7EO)アルコール 8.0 ナトリウムココイルイセチオネート 10.0 ココアミドプロピルベタイン 5.0 脱イオン水 62.0 すべての3つの配合物において、本発明のウルトラ−マイルド、常温真珠光沢 化濃厚物を製造するために、エチレングリコールモノステアレートを水およびナ トリウムココイルN−メチルタウレートまたはまたはナトリウムココイルイセチ オネートと70〜75℃において高速で撹拌しながら混合する。エチレングリコ ールモノステアレートが完全に可溶化された後、ラウリル(7EO)アルコール およびココアミドプロピルベタインを混合物の中に撹拌しながら添加し、1〜2 日間50℃に保持して真珠光沢を完全に発生させる。この期間の間、この温度に おいて乳濁を維持することは、真珠光沢を完全に発生させるために重要である。 生成した真珠光沢の濃厚物は、約6.5〜7.5のpHを有する、虹色または 輝いた白色ないし灰色の液体であり、そしてきわめてすぐれた水分散性を実現す る。 本発明の組成物のすべてを使用したとき真実であるように、これ らの独特の性能の安定化および真珠光沢化濃厚物は、大部分のアニオン物質に基 づく液状の手のクリーナー、シャンプー、泡風呂および化粧品系を容易に相溶性 であって、魅力的な高い性能の非常に刺激性が少ない生成物を形成する。 実施例II 下記の成分およびそれらの量を組み合わせて、真珠光沢の液状の手洗い用セッ ケンを製造する。記載する量は、合計重量に基づく重量%である。 RHODACLRA−246/L* 23.4 配合物A濃厚物 12.0 クエン酸(pH6.5〜7.0とする) 適量 香料、色素、保存剤 適量 塩化ナトリウム 4.0 脱イオン水 60.6 *アルファオレフィンスルホン酸ナトリウム(40%活性 − ローン−プーラ ン・インコーポレーテッド)。 水を混合容器の中に供給し、外観およびテキスチャーが均一となるまで、活性 成分を室温においてゆっくり混合する。次いで、クエン酸(50%)をpHを6 .0に調節するために十分な量で添加する。次いで、シャンプーを必要に応じて 適当な香料で芳香性をもたせ、そして適当なFD & C色素で着色する。手洗 い用セッケンはきわめてすぐれた泡およびクリーニングを提供し、極めてマイル ドであり、そして手を柔らかく保持する。 実施例III 下記の成分およびそれらの量を組み合わせて、ウルトラ−マイルド、真珠光沢 のボディーシャンプーを製造する。記載する量は、合計重量に基づく重量%であ る。 RHODAPON SB−8208/S 17.2 GEROPoN SBFA 30(i) 4.2 MIRATAINE BET C−30(ii) 7.7 配合物B濃厚物 8.5 香料、色素、保存剤 適量 水 62.4 (i)ラウリル(3EO)スルホコハク酸二ナトリウム(30%活性 −ロー ン−プーラン・インコーポレーテッド)。 (ii)ココアミドプロピルベタイン(30%活性 − ローン−プーラン・ インコーポレーテッド)。 成分は実施例IIにおけるように容易に配合される。これらの特別の浴および シャワー配合物は、贅沢な、滑らかな感じに寄与し、そして皮膚を柔軟にかつし なやかに保持する。 実施例IV 配合物Bの代わりに配合物C濃厚物を使用して、実施例IIIにおけるように 、ボディーシャンプーを製造する。実施例IIにおけるように、真珠光沢の液状 生成物が室温において容易に製造され、そして配合物C濃厚物は粘性の増大、泡 の安定性および泡の富さの特性を提供する。それらの特性のすべては組み合って 極めてマイルドな配合物を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,SZ,U G),AM,AT,AU,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CZ,DE,DK,EE,ES,FI ,GB,GE,HU,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LK,LR,LT,LU,LV,MD,M G,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO ,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UG,UZ,VN (72)発明者 ユーン,シーウ ファン シンガポール国,シンガポール 2365,バ キット バトク ウエスト,アベニュ 8,バキット バトク #12−359,ブロ ック 171

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.a)懸濁剤の乳化剤、 b)非イオン乳化安定剤の界面活性剤、 c)イセチオネートおよびN−メチルタウレートから成る群より選択される界 面活性剤、 d)双性イオン界面活性剤、および e)水、 を含んでなるウルトラ−マイルド、常温真珠光沢化濃厚物。 2.a)ヒドロキシステアレート、ポリエチレングリコールモノステアレート 、ポリエチレングリコールジステアレート、エチレングリコールモノステアレー ト、エチレングリコールジステアレート、ステアリン酸モノエタノールアミド、 ステアリン酸モノエタノールアミドステアレート、およびそれらの混合物から成 る群より選択される乳化剤、 b)式: R−O−(CH2CH3O)n−H (式中、RはC8−C22アルキルであり、そしてnは1〜40である)の非イオ ンアルコールエトキシレート、 c)イセチオネートおよびN−メチルタウレートから成る群より選択される界 面活性剤、ここで i)イセチオネートは、式: (式中、R1は脂肪族アルキル基であり、そしてMはナトリウム、カルシウム、 マグネシウム、アンモニウムおよびトリエタノールアミンから成る群より選択さ れる対イオンである)を有し、そして ii)N−メチルタウレートは、式: (式中、R1およびMは上に定義した通りである)を有する、 d)i)ベタイン、 ii)アミドベタイン、および iii)スルホベタイン、 から成る群より選択される双性イオン界面活性剤、および e)水、 を含んでなるウルトラ−マイルド、常温真珠光沢化濃厚物。 3.双性イオン界面活性剤がココジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリ ルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルジメチルアルファ−カルボキシ −エチルベタイン、セチルジメチルカルボキシメチルベタイン、ラウリルビス− (2−ヒドロキシエチル)カルボキシメチルベタイン、ステアリルビス−(2− ヒドロキシプロピル)カルボキシメチルベタイン、オレイルジメチルガンマ−カ ルボキシプロピルベタイン、ラウリルビス−(2−ヒドロキシプロピル)アルフ ァ−カルボキシエチルベタイン、ココジメチルスルホプロピルベタイン、ステア リルジメチルスルホプロピルベタイン、ラウリルジメチルスルホエチルベタイン 、ラウリルビス−(2−ヒドロキシ−エチル)スルホプロピルベタイン、および ココアミドプロピルベタインから成る群より選択される、請求項2に記載のウル トラ−マイルド、常温真珠光沢化濃厚物。 4.a)前記乳化剤がエチレングリコールモノステアレートであり、 b)前記非イオンアルコールエトキシレートがラウリル(7EO)アルコール であり、 c)前記イセチオネート界面活性剤がナトリウムココイルイセチオネートであ り、そして d)前記双性イオン界面活性剤がココアミドプロピルベタインである、 請求項3に記載のウルトラ−マイルド、常温真珠光沢化濃厚物。 5.a)前記乳化剤がエチレングリコールモノステアレートであり、 b)前記非イオンアルコールエトキシレートがラウリル(7EO)アルコール であり、 c)前記N−メチルタウレート界面活性剤がナトリウムココイルN−メチルタ ウレートであり、そして d)前記双性イオン界面活性剤がココアミドプロピルベタインである、 請求項3に記載のウルトラ−マイルド、常温真珠光沢化濃厚物。 6.a)前記乳化剤が約15〜25重量%で存在し、 b)前記非イオンアルコールエトキシレートが約1〜約20重量%で存在し、 c)前記イセチオネートまたはタウレートの界面活性剤が約5〜約25重量% で存在し、そして d)前記双性イオン界面活性剤が約1〜約10重量%で存在し、重量%のすべ てが前記真珠光沢化濃厚物の合計重量に基づく、請求項3に記載のウルトラ−マ イルド、常温真珠光沢化濃厚物。 7.a)前記乳化剤が約18〜約22重量%で存在し、 b)前記非イオンアルコールエトキシレートが約5〜約10重量%で存在し、 c)前記イセチオネートまたはタウレートの界面活性剤が約8〜約20重量% で存在し、そして d)前記双性イオン界面活性剤が約2〜約7重量%で存在し、重量%のすべて が前記真珠光沢化濃厚物の合計重量に基づく、請求項6に記載のウルトラ−マイ ルド、常温真珠光沢化濃厚物。 8.請求項2に記載の常温真珠光沢化濃厚物を含んでなるウルトラ−マイルド 、シャンプー組成物。 9.請求項2に記載の常温真珠光沢化濃厚物を含んでなる手および体のウルト ラ−マイルド、セッケン組成物。 10.請求項2に記載の常温真珠光沢化濃厚物を含んでなるウルトラ−マイル ド泡風呂用組成物。 11.請求項2に記載の成分を約60℃〜約80℃において、乳化剤が可溶化 するまで、均質に配合することを含んでなる、ウルトラ−マイルド、真珠光沢化 濃厚物を製造する方法。
JP8521543A 1996-01-02 1996-01-02 マイルドな常温真珠光沢化濃厚物 Pending JPH11503109A (ja)

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