JP2001114646A - 皮膚のクレンジングマスクとしての美容組成物およびその使用 - Google Patents
皮膚のクレンジングマスクとしての美容組成物およびその使用Info
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Abstract
容組成物を提供する。 【解決手段】 組成物の全重量に対して5ないし25重
量%の固型分を占める少なくとも一つのポリウレタン粒
子の水性分散物と、カオリンとを含めることを特徴とす
る。
Description
性分散物とカオリンとを含む美容組成物、および特に皮
膚用のクレンジングマスクとして、ポリウレタンの水性
分散物とフィラーとを含む組成物の皮膚をクレンジング
するための使用に関する。
において周知である。これらは、ゲル、エマルションま
たはペーストの形態をとる。この種のマスクの種々の製
剤は、例えば“Cosmetic and Toiletry Formulations”
第二版、Ernest W. Flick 1992のような刊行物に記載さ
れている。これらの美容マスクは、クレンジングを目的
としないが、皮膚に快適な感覚を与えるゲル形態の保湿
マスクである。
マルション形態のクレンジングマスクも知られている。
しかしながら、これらのマスクは、皮膚を脂っぽくする
という欠点を有する。
する皮膜形成組成物である、剥がすことによって除くこ
とのできるマスクが存在する。顔に適用した後、このピ
ーリングマスクが乾燥して、剥がすことによって取り除
くことのできる皮膜を形成する。乾燥段階の間、マスク
の閉塞作用が角質層を湿った柔軟な状態とし、かくし
て、組成物中に活性剤が含まれている場合には、活性剤
の浸透を促進する。さらに、これらのマスクが、剥がす
ことによって取り除かれる場合には、この取り除く操作
が、角質層の死んだ細胞を取り除く。また、コメドおよ
び黒色面ぽうも取り除くことができる。
収を確実なものとするために、かかる組成物中にカオリ
ンのようなフィラーを含めることができることも重要で
ある。
し、かくして皮膜の除去を容易化するように、フィラー
の取り込みは、皮膜を機械的に補強し、組成物を不透明
化する。
不安定化する性質を有することから、十分な量のフィラ
ーを、ポリビニルアルコールをベースとする、剥がすこ
とのできるマスク組成物に導入する場合、安定な組成物
を得ることは非常に難しい。
点のない、フィラーを含有する、剥がすことのできるマ
スクが必要とされている。
きことに、また予期せぬことに、剥がすことによって取
り除くことができ、顔のクレンジングマスクとして使用
できる美容組成物を得るために、特にカオリンのような
フィラーを、ポリウレタンの水性分散物(ラテックス)
中に大量に導入することが可能であることを見出した。
かくして、本発明の主題は、少なくとも一つのポリウレ
タン粒子の水性分散物と少なくとも一つのフィラーとを
含む組成物であって、ポリウレタン粒子の水性分散物
が、組成物の全重量に対して5ないし25重量%の固型
分を占める組成物の、顔の皮膚をクレンジングするため
の使用である。
ポリウレタン粒子の水性分散物と少なくとも一つのフィ
ラーとを含む組成物の、皮膚用のクレンジングマスクと
しての使用である。
リウレタン粒子の水性分散物とカオリンとを含むことを
特徴とする美容組成物である。
ースとする本発明に係る組成物は、流れることなく皮膚
に容易に拡げることができ、不透明であるため明確に見
ることができるという利点を有するマスクを構成するこ
とができる。さらに、かかるマスクは、皮脂や、皮膚の
他の脂肪性物質を吸収することを可能にする。さらに、
約10ないし15分間乾燥させた後に、このマスク組成
物は、容易に一体化して取り除かれ、皮膚をてからない
ものとし、不純物のない状態とする。
0−25℃)においてRheomat 180RMを用いて測定さ
れ、好ましくは約5ないし400Pa.s、さらに好ま
しくは10ないし300Pa.sの範囲とされる。これ
以下では、組成物が流動的になりすぎ、顔に適用された
ときに流れる傾向を有するからである。
オリンの量は、例えば、組成物の全重量に対して、1な
いし25重量%、好ましくは5ないし20重量%の範囲
とすることができる。
るフィラーとして、カオリンの他にも、シリカ;タル
ク;モンモリロナイト、ヘクトライトまたはベントナイ
トのようなクレー;酸化チタン;酸化亜鉛;ポリメチル
メタクリラートパウダー(Matsumoto社のMicropearl)
および膨張中空ミクロスフェア(Kemanord社のExpance
l)のようなミクロスフェア;デンプンおよびNational
Starch社からDry Floの商品名で市販されている製品の
ような修飾されたデンプンを挙げることができる。これ
らのフィラーの混合物も用いることができる。
上の皮膜形成ポリウレタンを含む。皮膜形成ポリウレタ
ンとして、アニオン性、カチオン性、非イオン性または
両性ポリウレタン、ポリウレタン−アクリル、ポリウレ
タン−ポリビニルピロリドン、ポリエステル−ポリウレ
タンおよびポリエーテル−ポリウレタンおよびこれらの
混合物を挙げることができる。
物として、 −脂肪族および/または環式脂肪族および/または芳香
族ポリエステル由来の少なくとも一つのシークエンス、
および/または −例えば、ポリジメチルシロキサンまたはポリメチルフ
ェニルシロキサンのような少なくとも一つの分枝状また
は非分枝状シリコーンシークエンス、および/または −フルオロ基を含む少なくとも一つのシークエンスを含
む、脂肪族、環式脂肪族または芳香族ポリウレタン、ポ
リウレア/ウレタンまたはポリウレアコポリマーであ
る。
テル−ポリウレタンおよびポリエーテル−ポリウレタ
ン、好ましくはアニオン性ポリエステル−ポリウレタン
およびアニオン性ポリエーテル−ポリウレタン、および
これらの混合物から選択することができる。
る皮膜形成ポリウレタンは、分枝状または非分枝状ポリ
エステル、あるいはジイソシアナートと二官能性有機化
合物(例えば、ジヒドロ、ジアミノまたはヒドロキシア
ミノ)と反応することによって修飾される不安定な水素
を備え、さらに、カルボン酸またはカルボキシラート
基、スルホン酸またはスルホナート基、あるいは中和で
きる第三級アミン基または第四級アミン基を備えたアル
キドから得られる。
して用いられる分散物は、ポリウレタン粒子のサイズが
2ないし100nmの範囲であり、かつ/または、ポリ
ウレタン粒子の28%固型分を含む水性分散物の300
μm厚の層(乾燥前)の、24時間、30℃、相対湿度
50%において乾燥させた後に得られた皮膜の堅さが、
50ないし300秒の範囲である、アニオン性ポリエス
テル−ポリウレタンの水性分散物である。皮膜の堅さ
は、Persoz振り子(pendulum)を用いて、ASTMスタンダー
ドD-43-66またはスタンダードNF-T 30-01
6(1981年10月)に従って測定される。
上記水性分散物は、特に、Goodrich社から“Avalure UR
40(登録商標)”、“Avalure UR 41(登録商標)”お
よび“Sancure 206(登録商標)”の商品名で市販され
ている。
水性分散物は、Goodrich社から“Sancure 87(登録商
標)”およびICI社から“Neorez R 97(登録商標)”と
して市販されているような、アニオン性ポリエーテル-
ポリウレタンの水性分散物である。
の全重量に対して、5ないし25重量%、好ましくは9
ないし20重量%の固型分の範囲を示す。
鎖ポリエステル、ポリアミド、エポキシエステル樹脂、
ラジカル媒介皮膜形成ポリマーおよび天然由来のポリマ
ー、並びにこれらの混合物から選択された一つ以上の他
の皮膜形成ポリマーを、ポリウレタンの水性分散物に添
加することができる。
たは芳香族二酸を、脂肪族または芳香族ジオールまたは
ポリオールと重縮合させることにより得ることができ
る。使用できる脂肪族二酸は、コハク酸、グルタル酸、
アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸またはセバシン酸
である。使用できる芳香族二酸は、テレフタル酸または
イソフタル酸、あるいは無水フタル酸のような誘導体で
ある。使用できる脂肪族ジオールは、エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノールま
たは4,4'-(1-メチルプロピリデン)ビスフェノール
である。使用できるポリオールは、グリセロール、ペン
タエリトリトール、ソルビトールまたはトリメチロール
プロパンである。
たはアミノアルコールとを重縮合させることにより、ポ
リエステルと同様に得ることができる。使用できるジア
ミンは、エチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミンお
よびメタ−またはパラ−フェニレンジアミンである。使
用できるアミノアルコールは、モノエタノールアミンで
ある。重縮合中に用いられるアニオン基を有するモノマ
ーとして、例えば、ジメチロールプロピオン酸、トリメ
リト酸またはトリメリト酸無水物のような誘導体、ペン
タンジオール-3-スルホン酸のナトリウム塩または5-
スルホ-1,3-ベンゼンジカルボン酸のナトリウム塩を
挙げることができる。
ジオールを用いることによって得ることができる。
シ末端を備えた縮合物と脂肪酸との重縮合によって得ら
れる。
は、不飽和、特にエチレン性不飽和を含むモノマーの重
合によって得られたポリマーを意味し、各モノマーは、
単独重合し得る(重縮合と対照的)。
アクリルおよび/またはビニルポリマーまたはコポリマ
ーとすることができる。好ましくは、アニオン性ラジカ
ル媒介ポリマーが用いられる。ラジカル媒介重合中に用
いられるアニオン性基を有するモノマーとして、アクリ
ル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイン酸無水物ま
たは2-アクリルアミド-2-メチルプロパンスルホン酸
を挙げることができる。
タクリル酸のエステルおよび/またはアミドから選択さ
れたモノマーの共重合から得ることができる。挙げるこ
とができるエステル型のモノマーの例は、メチルメタク
リラート、エチルメタクリラート、ブチルメタクリラー
ト、イソブチルメタクリラート、2−エチルヘキシルメ
タクリラートおよびラウリルメタクリラートである。挙
げることができるアミド型のモノマーの例は、N-t-ブ
チルアクリルアミドおよびN-t-オクチルアクリルアミ
ドである。
ロキシプロピルアクリラート、ヒドロキシエチルメタク
リラートおよび2-ヒドロキシプロピルメタクリラート
のような、好ましくは非イオン性の、親水性基を含むエ
チレン性不飽和を備えたモノマーの共重合によって得ら
れたアクリルポリマーが、好ましく用いられる。
成アクリルポリマーとして、Zeneca社からNeocryl XK-9
(登録商標)、Neocryl A-107(登録商標)、Neocryl A
-109(登録商標)、Neocryl BT-6(登録商標)、Neocry
l A-107(登録商標)およびNeocryl A-52(登録商
標)、Dow Chemical社からDow Latex 43(登録商標)、
またはJohnson Polymer社からJoncryl SCX8211の商品名
で市販されているものを挙げることができる。
レンまたはブタジエンから選択されたモノマーの単独重
合または共重合から得られる。挙げることができるビニ
ルエステルの例は、ビニルアセタート、ビニルネオデカ
ノアート、ビニルピバラート、ビニルベンゾアートおよ
びビニルt-ブチルベンゾアートである。
トロセルロース/アクリルコポリマーも使用することが
できる。
セラック樹脂、サンダラックガム、ダンマー樹脂、エレ
ミガム、コパル樹脂およびセルロース誘導体、並びにこ
れらの混合物から選択することができる。
は、ポリウレタン固型分の重量に対して、0ないし50
重量%、好ましくは10ないし40重量%の固型分の範
囲とすることができる。かくして、ポリウレタン/他の
皮膜形成ポリマーの重量比は、100/0ないし50/
50、好ましくは90/10ないし60/40の範囲と
することができる。
生理学的に許容できる媒体、すなわち、頭皮、粘膜およ
び/または目を含む皮膚に適合する媒体を含む。
在する場合に、その添加物が組成物または活性剤を不安
定化しないという条件で、活性剤、防腐剤、ゲル化剤、
可塑剤、抗酸化剤、溶媒、界面活性剤、香料、消臭剤、
消泡剤、および染料のような化粧品に一般的なアジュバ
ントを含むこともできる。これらの種々の添加剤の量
は、当該技術分野において通常用いられるものであり、
例えば、組成物の全重量に対して0.01ないし30%
とされる。
ドロキシエチルセルロースまたはヒドロキシプロピルメ
チルセルロース); −キサンタンガム、グアーガム、イナゴマメガム(carob
gum)およびカラゲナンのような天然ゴム; −Carbopol 940、951および980の商品名でGoodrich社か
ら市販されているもの、あるいは、Synthalen KまたはS
ynthalen Lの商品名で3V-Sigma社から市販されているも
ののような、カーボマー(Carbomer)型のカルボキシビニ
ルポリマー; −Goodrich社からPemulenの商品名で市販されているア
クリラート/アルキルアクリラートコポリマーのような
アクリルコポリマー; −SEPPIC社からSepigel 305の商品名で市販されている
製品(CTFA名:ポリアクリルアミド/C13−14
イソパラフィン/Laureth-7)およびHoechst社からHost
acerin AMPSの商品名で市販されている製品(CTFA
名:アンモニウムポリアクリルジメチルタウラミド)の
ようなポリアクリルアミドおよびアクリルアミドコポリ
マー; −特に結合性ポリウレタンのような結合性ポリマーのよ
うな親水性ゲル化剤である。
エチレン化された性質の親水性ブロックと、脂肪族シー
クエンスのみかつ/または環式脂肪族および/または芳
香族シークエンスである疎水性ブロックの両方を、鎖中
に含む非イオン性ブロックコポリマーである。特に、こ
れらのポリマーは、親水性ブロックで分離された6ない
し30の炭素原子を含む少なくとも二つの炭化水素ベー
スの親油性鎖を含み、この炭化水素ベース鎖は、ペンダ
ント鎖、または親水性ブロックの末端の鎖となることも
できる。特に、一つ以上のペンダント鎖が設けられても
よい。さらに、このポリマーは、親水性ブロックの一端
または両端において炭化水素ベース鎖を含むこともでき
る。
しては、Serad FX1100の商品名でHuls社から市販されて
いるポリマーC16−OE120−C16(ウレタン基を含
み、1300の重量平均分子量を有する分子、OEはオ
キシエチレン化ユニット)を挙げることができる。Rheo
x社から市販されている尿素基を含むRheolate 205、ま
たはRheolate 208または204も、結合性ポリマーとして
用いることができる。これらの結合性ポリウレタンは、
純粋な形態で市販されている。
C20アルキル鎖およびウレタン結合を含むRohm & Haas
社の製品DW1206Bも用いることができる。
る、これらのポリマーの溶液または分散物も用いること
ができる。かかるポリマーの例として、Huls社から市販
されているSerad FX1010、Serad FX1035およびSerad 10
70、Rheox社から市販されているRheolate 255、Rheolat
e 278およびRheolate 244、Rohm & Haas社のDW 1206Fお
よびDW 1206J、並びにAcrysol RM 184またはAcrysol 4
4、あるいは、Borchers社のBorchigel LW 44を挙げるこ
とができる。
イソブチルアジパート、tert-ブチル酸と2,2,4-トリ
メチル-1,3-ペンタンジオールとのエステル、ジエチ
ルアジパート、ジエチルフタラート、ジブチルフタラー
ト、ジオクチルフタラート、ブチル2-エチルヘキシル
フタラート、ジメチルセバカート、ジブチルセバカー
ト、エチルステアラート、2-エチルヘキシルパルミタ
ートおよびジプロピレングリコールジメチルエーテル、
およびこれらの混合物である。
ば、0.05ないし2重量%、さらに好ましくは0.1
ないし1.5重量%の範囲の含量で、本発明に係る組成
物に存在しうる。
scer)は、ジプロピレングリコールn-ブチルエーテル、
プロピレングリコールn-ブチルエーテル(PPG−2ブ
チルエーテル)、エタノールのような1ないし4の炭素
原子を含む低級アルコール、並びにこれらの混合物であ
る。本発明に係る組成物における溶媒の量は、組成物の
全重量に対して、例えば、1ないし25重量%、好まし
くは5ないし20重量%の範囲とすることができる。
ば、Goldschmidt社からTegopren 5878として市販されて
いる製品のようなジメチコーンコポリオールである。本
発明に係る組成物における界面活性剤の量は、例えば、
組成物の全重量に対して0.05ないし2重量%、好ま
しくは0.2ないし1重量%の範囲とすることができ
る。
る活性剤として、プロピレングリコール、ジプロピレン
グリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセロー
ル、ポリグリセロールおよびソルビトールのようなポリ
オール;グルコースおよびスクロースのような糖;マグ
ネシウムまたは亜鉛グルコナートのようなグルコナー
ト;微量元素を挙げることができる。
ポリウレタン粒子の少なくとも一つの水性分散物と少な
くとも一つのフィラーとを含み、例えば、表面角質層か
ら死んだ細胞を除去することにより、または皮膚の表面
に過剰に存在する脂肪物質(例えば皮脂)を除去するこ
とにより、皮膚深層までクレンジングするため、皮膚を
引き締めまたは柔軟にするため、かつ/または特定の処
置を施すために、顔、顔の一部または首をケアすること
を意図した、マスク形態の、皮膚用のクレンジング製品
を構成することができる。
の少なくとも一つの水性分散物および少なくとも一つの
フィラーを含む組成物が皮膚に適用されることを特徴と
する、皮膚の美容トリートメント方法である。
あって、性質を制限するものではない。その量は、他に
言及しない限り、重量パーセントで表されている。
20℃において測定され、時間ゼロ(T0)において1
9Pa.s(190ポアズ)の粘度を有する組成物が得
られた。10分後、粘度は、4.8Pa.s(48ポア
ズ)まで低下した。
る間隔(約10分)を置いた後に剥がすことによって取
り除かれ、皮膚を柔軟かつクレンジングされた状態とし
た。
Claims (16)
- 【請求項1】 少なくとも一つのポリウレタン粒子の水
性分散物と、カオリンとを含み、前記ポリウレタン粒子
の水性分散物が、組成物の全重量に対して5ないし25
重量%の固型分を占めることを特徴とする美容組成物。 - 【請求項2】 カオリンが、組成物の全重量に対して1
ないし25重量%の範囲の量で存在することを特徴とす
る、請求項1記載の美容組成物。 - 【請求項3】 ポリウレタンが、アニオン性、カチオン
性、非イオン性または両性ポリウレタン、ポリウレタン
−アクリル、ポリウレタン−ポリビニルピロリドン、ポ
リエステル−ポリウレタンおよびポリエーテル−ポリウ
レタン、およびこれらの混合物から選択されることを特
徴とする、請求項1または2に記載の美容組成物。 - 【請求項4】 ポリウレタンの水性分散物が、アニオン
性ポリエステル−ポリウレタンの水性分散物、および、
アニオン性ポリエーテル−ポリウレタンの水性分散物、
並びにこれらの混合物から選択されることを特徴とす
る、請求項1ないし3のいずれか一項に記載の美容組成
物。 - 【請求項5】 ポリウレタン粒子の水性分散物が、組成
物の全重量に対して9ないし20重量%の固型分を占め
ることを特徴とする、請求項1ないし4のいずれか一項
に記載の美容組成物。 - 【請求項6】 ポリエステル、ポリエステルアミド、脂
肪鎖ポリエステル、ポリアミド、エポキシエステル樹
脂、ラジカル媒介皮膜形成ポリマーおよび天然由来のポ
リマー、並びにこれらの混合物から選択される皮膜形成
ポリマーをさらに含むことを特徴とする、請求項1ない
し5のいずれか一項に記載の美容組成物。 - 【請求項7】 皮膜形成ポリマーの量が、ポリウレタン
固型分の重量に対して0ないし50重量%の固型分の範
囲であることを特徴とする、請求項6記載の美容組成
物。 - 【請求項8】 シリカ、タルク、クレー、酸化チタン、
酸化亜鉛、ミクロスフェア、デンプンおよび修飾された
デンプン、並びにこれらの混合物から選択されるフィラ
ーをさらに含むことを特徴とする、請求項1ないし7の
いずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項9】 少なくとも一つのポリウレタン粒子の水
性分散物と、少なくとも一つのフィラーとを含む組成物
の、顔の皮膚をクレンジングするための使用。 - 【請求項10】 少なくとも一つのポリウレタン粒子の
水性分散物と、少なくとも一つのフィラーとを含む組成
物の、皮膚用クレンジングマスクとしての使用。 - 【請求項11】 フィラーが、組成物の全重量に対し
て、1ないし25重量%の範囲の量で存在することを特
徴とする、請求項9または10記載の使用。 - 【請求項12】 フィラーが、カオリン、シリカ、タル
ク、クレー、酸化チタン、酸化亜鉛、ミクロスフェア、
デンプンおよび修飾されたデンプン、並びにこれらの混
合物から選択されることを特徴とする、請求項9ないし
11のいずれか一項に記載の使用。 - 【請求項13】 ポリウレタンの水性分散物が、アニオ
ン性ポリエステル−ポリウレタンの水性分散物、およ
び、アニオン性ポリエーテル−ポリウレタンの水性分散
物、並びにこれらの混合物から選択されることを特徴と
する、請求項9ないし12のいずれか一項に記載の使
用。 - 【請求項14】 ポリウレタン粒子の水性分散物が、組
成物の全重量に対して5ないし25重量%の固型分を占
めることを特徴とする、請求項9ないし13のいずれか
一項に記載の使用。 - 【請求項15】 組成物が、ポリエステル、ポリエステ
ルアミド、脂肪鎖ポリエステル、ポリアミド、エポキシ
エステル樹脂、ラジカル媒介皮膜形成ポリマーおよび天
然由来のポリマー、並びにこれらの混合物から選択され
る皮膜形成ポリマーをさらに含むことを特徴とする、請
求項9ないし14のいずれか一項に記載の使用。 - 【請求項16】 少なくとも一つのポリウレタン粒子の
水性分散物と、少なくとも一つのフィラーとを含む組成
物を皮膚に適用することを特徴とする、皮膚の美容処理
方法。
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