JP2001114183A - 補助エンジン付自転車におけるエンジン始動装置 - Google Patents

補助エンジン付自転車におけるエンジン始動装置

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JP2001114183A
JP2001114183A JP29346199A JP29346199A JP2001114183A JP 2001114183 A JP2001114183 A JP 2001114183A JP 29346199 A JP29346199 A JP 29346199A JP 29346199 A JP29346199 A JP 29346199A JP 2001114183 A JP2001114183 A JP 2001114183A
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JP
Japan
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engine
foot pedal
shaft
bicycle
rear wheel
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JP29346199A
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English (en)
Inventor
Masahiro Kuroki
正宏 黒木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】足踏み操作により後輪に前進方向の回転動力を
与え得る足踏みペダルと、前記後輪に前進方向の回転動
力を与え得るエンジンとを備え、前記エンジンの始動力
を運転者の足踏み操作で得るようにした補助エンジン付
自転車において、足踏みペダルによるエンジンの始動を
可能とした上で、足踏みペダルの操作に特別の配慮を講
ずることなく簡単な操作でエンジンの始動を可能とす
る。 【解決手段】エンジンの動力を後輪に伝達するための動
力伝達手段100の一部を構成してエンジンに常時連結
されるエンジン連動部材103および足踏みペダル27
間に、エンジンの始動前に足踏みペダル27の回転操作
力をエンジン連動部材103に伝達する状態と、足踏み
ペダル27およびエンジン連動部材103間を遮断する
状態とを人力操作により切換可能な動力伝達切換手段1
15が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、足踏み操作により
後輪に前進方向の回転動力を与え得る足踏みペダルと、
前記後輪に前進方向の回転動力を与え得るエンジンとを
備え、前記エンジンの始動力を運転者の足踏み操作で得
るようにした補助エンジン付自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】エンジン始動専用のキックペダルを足踏
みペダルとは別に備える補助エンジン付自転車が、実開
昭59−107977号公報等で既に良く知られている
が、足踏みペダルとは別にキックペダルが必要であるの
で、部品点数が多くなる。
【0003】そこで、本出願人の提案(特願平11−3
5209号)のように、足踏みペダルを逆転操作するこ
とにより足踏みペダルの回転動力をエンジンに伝達して
該エンジンを始動せしめるようにし、部品点数を低減し
たものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述のように
足踏みペダルの逆転操作によりエンジンを始動せしめる
ようにしたものでは、足踏みペダルを運転者が無意識に
逆転操作してもエンジンが始動するので、足踏みペダル
の踏込み操作による人力だけで走行したいときに逆転操
作しないように注意して足踏みペダルを操作しなければ
ならない。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、足踏みペダルによるエンジンの始動を可能と
した上で、足踏みペダルの操作に特別の配慮を講ずるこ
となく簡単な操作でエンジンの始動を可能とした補助エ
ンジン付自転車におけるエンジン始動装置を提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、足踏み操作により後輪に前進方向の回転
動力を与え得る足踏みペダルと、前記後輪に前進方向の
回転動力を与え得るエンジンとを備え、前記エンジンの
始動力を運転者の足踏み操作で得るようにした補助エン
ジン付自転車において、前記エンジンの動力を前記後輪
に伝達するための動力伝達手段の一部を構成して前記エ
ンジンに常時連結されるエンジン連動部材および前記足
踏みペダル間に、前記エンジンの始動前に前記足踏みペ
ダルの回転操作力を前記エンジン連動部材に伝達する状
態と、前記足踏みペダルおよび前記エンジン連動部材間
を遮断する状態とを人力操作により切換可能な動力伝達
切換手段が設けられることを特徴とする。
【0007】このような構成によれば、動力伝達切換手
段を手動操作して足踏みペダルの回転操作力をエンジン
連動部材に伝達する状態としない限り、足踏みペダルの
踏込み操作によりエンジンが始動することはないので、
足踏みペダルによるエンジンの始動を可能とした上で、
足踏みペダルの操作に特別の配慮を講ずることなく簡単
な操作でエンジンを始動することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0009】図1〜図10は本発明の一実施例を示すも
のであり、図1は補助エンジン付自転車の一部切欠き側
面図、図2はエンジンの横断面図であって図3の2−2
線に沿う断面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は
図3の4−4線断面図、図5はホルダの斜視図、図6は
図2の要部拡大図、図7は第1一方向クラッチの縦断面
図、図8は始動用被動歯車および入力部材間の動力伝達
・遮断を説明するための図、図9は図2の9−9線拡大
断面図、図10は図9の10−10線断面図である。
【0010】先ず図1において、補助エンジン付自転車
の車体フレーム15は、その前端のヘッドパイプ16
と、ヘッドパイプ16から後下りに延びるダウンフレー
ム17と、ヘッドパイプ16と平行にしてダウンフレー
ム17の後端上部から上方に延びるシートポスト18
と、ダウンフレーム17の上部に締結されるカバー19
とを備え、ヘッドパイプ16、ダウンフレーム17およ
びシートポスト18は、アルミニウム合金等により一体
に鋳造成形される。
【0011】ヘッドパイプ16にはフロントフォーク2
0が操向可能に支承され、該フロントフォーク20の下
端に前輪WFが軸支され、フロントフォーク20の上端
に操向ハンドル21が設けられる。またダウンフレーム
17の後端から後方に延出される左、右一対のリヤフォ
ーク22…の後端間に後輪WRが軸支され、シートポス
ト18の上下方向中間部および両リヤフォーク22…の
後端間に左、右一対のステー23…が設けられる。
【0012】シートポスト18は筒状に形成されるもの
であり、支持パイプ24が上方からシートポスト18に
差込まれるとともに、上下位置を調節可能としてシート
ポスト18に固定される。しかも支持パイプ24の上端
には、運転者が座乗するためのサドル25が装着され
る。
【0013】ダウンフレーム17の後部には、ペダルシ
ャフト26が回転自在に支承されており、該ペダルシャ
フト26の両端には、サドル25に座った運転者が踏む
ための足踏みペダル27…がダウンフレーム17の両側
に配置されるようにして固着される。しかも補助エンジ
ン付自転車の走行方向前方を向いた状態で、ダウンフレ
ーム17の右側には駆動スプロケット28がペダルシャ
フト26と同軸に配置されており、後輪WRに同軸に設
けられた被動スプロケット29と、前記駆動スプロケッ
ト28とに無端状のチェーン30が巻掛けられる。
【0014】車体フレーム15におけるダウンフレーム
17の下部には、前記後輪WRを前進方向に駆動する動
力を発揮するエンジン31が、ダウンフレーム17の一
部を構成要素とするようにして設けられる。
【0015】図2、図3および図4を併せて参照して、
エンジン31のシリンダブロック32は、該シリンダブ
ロック32が備えるシリンダボア33の軸線を自転車の
前後方向に沿ってほぼ水平として配置されるものであ
り、該シリンダブロック32の前方に配置されるシリン
ダヘッド34がシリンダブロック32に結合され、シリ
ンダブロック32の後方に配置されるクランクケース3
5がシリンダブロック32に連結される。
【0016】シリンダボア33に摺動自在に嵌合される
ピストン36には、自転車の幅方向に沿う軸線を有する
クランクシャフト37がコンロッド38を介して連結さ
れる。このクランクシャフト37を収容するクランクケ
ース35は、ダウンフレーム17の後部で形成される上
部ケース39と、下部ケース40とが、ホルダ42を介
して相互に結合されて成り、上部ケース39および下部
ケース40の分割面41は、シリンダボア33の軸線お
よびクランクシャフト37の軸線と平行に設定される。
【0017】図5を併せて参照して、ホルダ42は、シ
リンダブロック32におけるシリンダボア33の軸線に
沿ってほぼ平行に配置される右側および左側ホルダ部材
43,44と、右側および左側ホルダ部材43,44の
前端部間を連結する連結部材45とで構成される。
【0018】右側および左側ホルダ部材43,44の前
端部と、連結部材45とは、対をなす2組のボルト4
6,46およびナット47,47で相互に締結される。
連結部材45は、シリンダブロック32のうちシリンダ
ボア33を形成する部分の一部を挿入せしめる挿通孔4
8を有するものであり、シリンダボア33の周囲に配置
されてシリンダブロック32およびシリンダヘッド34
に挿通される4本の通しボルト49,49…が連結部材
45にねじ込まれる。すなわち通しボルト49,49…
によって、ホルダ42の連結部材45、シリンダブロッ
ク32およびシリンダヘッド34が共締めされる。また
各通しボルト49,49…による締付位置から離れた位
置で、シリンダヘッド34は、1または複数組のボルト
50およびナット51によりシリンダブロック32に締
結される。
【0019】右側および左側ホルダ部材43,44の上
部には、複数たとえば3個ずつの被締結部52,52…
が、補助エンジン付自転車の前後方向に間隔をあけて設
けられており、これらの被締結部52,52…が、ダウ
ンフレーム17の後部で形成されている上部ケース39
にボルト53,53…でそれぞれ締結される。また右側
および左側ホルダ部材43,44の下部には、下方に延
びる支持脚部54,55が設けられており、それらの支
持脚部54,55に下部ケース40がボルト56,57
により締結される。すなわち下部ケース40は、ホルダ
42を介してシリンダブロック32および上部ケース3
9に支持される。しかも下部ケース40の上端には、上
部ケース39およびシリンダブロック32との間に介装
されるガスケット58が装着される。
【0020】ホルダ42における左側ホルダ部材44に
は段付き円筒状の軸支部材59が固着されており、クラ
ンクシャフト37の一端は該軸支部材59にボールベア
リング60を介して回転自在に支承される。またクラン
クシャフト37の他端はホルダ42における右側ホルダ
部材43を回転自在に貫通するものであり、右側ホルダ
部材43およびクランクシャフト37間にはボールベア
リング61が設けられる。
【0021】前記左側ホルダ部材44の内方側には、ク
ランクシャフト37で回転駆動される発電機62が配置
されており、この発電機62は、クランクシャフト37
とともに回転するロータ63と、該ロータ63の内方に
固定配置されるステータ64とで構成される。
【0022】ロータ63は、椀状のフライホィール65
の内面に磁石66…が固着されて成るものであり、フラ
イホィール65は、クランクシャフト37が一体に備え
る一対のバランスウエイト37a,37bのうち左側の
バランスウエイト37bに一体に形成される。
【0023】またステータ64は、クランクシャフト3
7を同軸に囲繞するリング状のステータコア67にボビ
ン68を介してコイル69が巻装されて成るものであ
り、ステータコア67の内周が、ボールベアリング60
よりも内方側で軸支部材59に固定される。これによ
り、クランクシャフト37の一端および左側ホルダ部材
44間に介装されるボールベアリング60の一部が、ス
テータ64の半径方向内方に配置されることになる。
【0024】ところで、このエンジン31は、いわゆる
サイド弁式のものであり、ピストン36の頂部の一部を
臨ませる燃焼室71が、自転車の前後方向前方を向いた
姿勢でシリンダボア33の軸線から右側にずれた位置に
中心を配置するようにして、シリンダブロック32およ
びシリンダヘッド34間に形成される。またシリンダヘ
ッド34には燃焼室71に内端を臨ませる点火プラグ7
2が取付けられる。
【0025】シリンダブロック32の上部には、前記燃
焼室71に通じ得る吸気ポート73が設けられ、シリン
ダブロック32の下部には、前記燃焼室71に通じ得る
排気ポート74が設けられる。
【0026】吸気ポート73および燃焼室71間の連通
・遮断を切換える吸気弁75と、排気ポート74および
燃焼室71間の連通・遮断を切換える排気弁76とは、
開閉作動を可能としてシリンダブロック32に支承され
るとともに閉弁方向にばね付勢される。
【0027】これらの吸気弁75および排気弁76は動
弁機構77により開閉駆動される。該動弁機構77は、
クランクシャフト37の右側ホルダ部材43からの突出
端部に固定されるタイミング駆動ギヤ78と、右側ホル
ダ部材43に固定される支軸79で回転自在に支承され
て前記タイミング駆動ギヤ78に噛合するタイミング被
動ギヤ80と、タイミング被動ギヤ80に一体に形成さ
れるカム81と、該カム81に従動して揺動するように
してシリンダブロック32に支承されるとともに前記吸
気弁75に連動、連結される吸気側ロッカアーム82
と、前記カム81に従動して揺動するようにしてシリン
ダブロック32に支承されるとともに前記排気弁76に
連動、連結される排気側ロッカアーム83とを備える。
【0028】シリンダブロック32の上部には吸気ポー
ト73に通じる吸気管84の下流端が接続されており、
該吸気管84の上流端は、エンジン31の上方で車体フ
レーム15におけるダウンフレーム17内に一部を収納
せしめるように配置された気化器85の下流端に接続さ
れる。
【0029】ところで、車体フレーム15のダウンフレ
ーム17は、上部を開放した略U字状の横断面形状を有
するように形成されており、該ダウンフレーム17の上
部開放端を閉じるようにしてカバー19が該ダウンフレ
ーム17に締結される。
【0030】ダウンフレーム17およびカバー19間に
は、気化器85の上流端に接続される吸気室86と、該
吸気室86よりも前方側に配置される収納室87とが形
成される。収納室87には燃料タンク88が収納され、
燃料タンク88が備える燃料注入管はカバー19を貫通
して上方に突出されており、該燃料注入管の上端にキャ
ップ89が着脱可能に装着される。
【0031】前記収納室87および吸気室86間で、カ
バー19およびダウンフレーム17は、エアクリーナケ
ース91を構成するものであり、このエアクリーナケー
ス91内にクリーナエレント92が収納されることでエ
アクリーナ90が構成される。而してエアクリーナ90
内には、収納室87側から外気が導入され、エアクリー
ナ90で浄化された空気が吸気室86に導かれる。
【0032】シリンダブロック32の下部には排気ポー
ト74に通じる排気管93の上流端が接続されており、
該排気管93は、エンジン31の下方を通って後方に延
出され、エンジン31および後輪WR間に配置された排
気マフラー94(図1参照)に接続される。
【0033】図6において、ペダルシャフト26の一端
部は、クランクケース35の上部ケース39において自
転車の前後方向に沿う左側の側壁にボールベアリング9
5を介して回転自在に支承される。また前記上部ケース
39において自転車の前後方向に沿う右側の側壁には、
ペダルシャフト26の他端側を同軸に囲繞する回転筒軸
96の外端側が、ボールベアリング97を介して回転自
在に支承されており、回転筒軸96の内端部は、ペダル
シャフト26により相対回転自在に支承され、回転筒軸
96の外端側およびペダルシャフト26間にはローラベ
アリング98が介装される。すなわち同軸であるペダル
シャフト26および回転筒軸96は、相対回転を可能と
してクランクケース35の上部ケース39に支承されて
おり、回転筒軸96の外端に駆動スプロケット28が固
定される。
【0034】エンジン31は後輪WRに前進方向の回転
動力を与え得るものであり、このエンジン31のクラン
クシャフト37と、駆動スプロケット28とともに回転
する回転筒軸96との間に動力伝達手段100が設けら
れる。
【0035】この動力伝達手段100は、クランクシャ
フト37のバランスウエイト37bに固着されたプライ
マリー駆動ギヤ101と、プライマリー駆動ギヤ101
に噛合するプライマリー被動ギヤ102と、プライマリ
ー被動ギヤ102と一体に回転するエンジン連動部材と
しての入力部材103および出力部材104間を入力部
材103の回転数が設定回転数以上となるのに応じて連
結する遠心クラッチ105と、前記出力部材104と一
体に回転するセカンダリー駆動ギヤ106と、セカンダ
リー駆動ギヤ106に噛合するセカンダリー被動ギヤ1
07と、該セカンダリー被動ギヤ107および回転筒軸
96間に設けられる第1遊星ギヤ機構108とを備え
る。
【0036】ホルダ42の右側および左側ホルダ部材4
3,44間には、クランクシャフト37と平行な軸線を
有する支軸109が設けられており、遠心クラッチ10
5の入力部材103および出力部材104は該支軸10
9で回転自在に支承される。而してプライマリー被動ギ
ヤ102は入力部材103の外周に形成され、セカンダ
リー駆動ギヤ106は出力部材104に同軸に固着され
る。
【0037】第1遊星ギヤ機構108は、セカンダリー
被動ギヤ103と一体に形成されて回転筒軸96に相対
回転自在に支承されるサンギヤ110と、回転筒軸96
の軸線まわりに回転することを阻止するようにして支軸
109に係合されるリングギヤ111と、サンギヤ11
0およびリングギヤ111に噛合する複数たとえば3個
の遊星ギヤ112…を回転自在に支承して回転筒軸96
と一体に形成されるキャリア113とから成る。
【0038】このような動力伝達手段100によれば、
エンジン31の始動後に該エンジン31の回転数が設定
回転数を超えるのに応じて遠心クラッチ105が接続状
態となり、エンジン31の回転動力が該動力伝達手段1
00で減速されて回転筒軸96および駆動スプロケット
28に伝達され、後輪WRがエンジン31の出力で前進
方向に回転駆動されることになる。
【0039】ところで、遠心クラッチ105における入
力部材103はエンジン31に常時連結されるものであ
り、この入力部材103に足踏みペダル27からの前進
方向への回転操作力を伝達することにより、エンジン3
1を始動させることが可能である。しかもエンジン31
を始動する状態と、足踏みペダル27の回転操作力だけ
で後輪WRを前進方向に駆動する状態とを運転者の明確
な意思で切換えるために、エンジン31の始動前に足踏
みペダル27の回転操作力を前記入力部材103に伝達
する状態と、足踏みペダル27および前記入力部材10
3間を遮断する状態とを操作ロッド151の人力操作に
より切換可能な動力伝達切換手段115が、入力部材1
03および足踏みペダル27間に設けられる。
【0040】動力伝達切換手段115は、ペダルシャフ
ト26と同軸に配置される第2遊星ギヤ機構117と、
第2遊星ギヤ機構117のキャリア125およびペダル
シャフト26間に設けられる第1一方向クラッチ118
と、第1遊星ギヤ機構117のサンギヤ122および回
転筒軸96間に設けられる第2一方向クラッチ119
と、第2遊星ギヤ機構117のリングギヤ123に設け
られる始動用駆動ギヤ120と、前記入力部材103に
対向する位置で支軸109に支承されるとともに前記始
動用駆動ギヤ120に噛合される始動用被動ギヤ121
とを備える。
【0041】第2遊星ギヤ機構11は、回転筒軸96と
の間に第2一方向クラッチ119を介在させてペダルシ
ャフト26と同軸に配置されるサンギヤ122と、始動
用駆動ギヤ120を外周に一体に有してサンギヤ122
を同軸に囲繞するリングギヤ123と、サンギヤ122
およびリングギヤ123に噛合する複数の遊星ギヤ12
4…を回転自在に支承するキャリア125とで構成され
る。
【0042】図7において、第1一方向クラッチ118
は、ペダルシャフト26にスプライン結合されたクラッ
チインナ127と、多数のラチェット歯128,128
…を内周に有してクラッチインナ127を囲繞するとと
もに第2遊星ギヤ機構117のキャリア125に一体に
形成されるクッラチアウタ129と、前記ラチェット歯
128,128…に係合可能としてクラッチインナ12
7およびクッラチアウタ129間に配置される複数たと
えば一対の係合駒130,130と、それらの係合駒1
30,130をクラッチインナ127側に保持する保持
リング131とで構成される。
【0043】このような第1一方向クラッチ118によ
れば、ペダルシャフト26が矢印132で示す正転方向
(前進方向)に回転したときには、両係合駒130,1
30がラチェット歯128,128に係合することによ
り、ペダルシャフト26からの前進方向の回転動力をク
ラッチアウタ129すなわちキャリア125に伝達する
ことが可能であり、ペダルシャフト26が矢印132と
は逆の逆転方向(後進方向)に回転したときには第1一
方向クラッチ118は動力遮断状態となり、ペダルシャ
フト26は空転する。
【0044】第2一方向クラッチ119は、第2遊星ギ
ヤ機構117のサンギヤ122にスプライン結合されて
回転筒軸96に相対回転自在に支承されるクラッチイン
ナ133と、回転筒軸96にスプライン結合されてクラ
ッチインナ133を囲繞するクラッチアウタ134とを
有して、上記第1一方向クラッチ118と同様に構成さ
れており、サンギヤ122の前進方向の回転動力を回転
筒軸96に伝達するとともに回転筒軸96の回転が後輪
WRの制動により強制的に停止されているときにはサン
ギヤ122の回転も停止する働きをし、さらに回転筒軸
96の回転数がサンギヤ122の回転数を上回ったとき
にはサンギヤ122を空転させる働きをする。
【0045】第2遊星ギヤ機構117におけるリングギ
ヤ123の外周に一体に形成される始動用駆動ギヤ12
0に噛合する始動用被動ギヤ121は、遠心クラッチ1
05の入力部材103と、ホルダ41における左側ホル
ダ部材44との間で、軸方向の移動を可能として支軸1
09に回転可能に支承される。
【0046】始動用被動ギヤ121の前記入力部材10
3に対向する端面には、図8で示すように複数のラチェ
ット歯135,135…が設けられ、入力部材103の
始動用被動ギヤ121に対向する部分にはラチェット歯
136,136…が設けられる。しかも前記両ラチェッ
ト歯135,135…,136,136…は、始動用被
動ギヤ121が図8(a)で示す位置から入力部材10
3側に前進することで、図8(b)で示すように相互に
噛合するように形成されており、相互に噛合した状態で
始動用被動ギヤ121が矢印137で示す正転方向に回
転する際には、入力部材103を始動用被動ギヤ121
と同方向に回転させる動力を始動用被動ギヤ121から
入力部材103に伝達するものであり、この入力部材1
03からエンジン31に始動用の動力が伝達されること
になる。一方、エンジン31の始動に伴って入力部材1
03が図8(c)で示すように矢印137で示す方向に
回転すると、前記両ラチェット歯135,135…,1
36,136…は、始動用被動ギヤ121を矢印138
で示すように入力部材103から離反するように後退せ
しめる働きをする。
【0047】また左側ホルダ部材44の内面には回転規
制板139が固定されており、始動用被動ギヤ121が
前記入力部材103から離反した後退位置にあるとき
に、該始動用被動ギヤ121の左側ホルダ部材44側端
部外周がスプライン140を介して前記回転規制板13
9に嵌合される。すなわち始動用被動ギヤ121が入力
部材103から離反した後退位置に移動したときに該始
動用被動ギヤ121の軸線まわりの回転は回転規制板1
39により阻止される。
【0048】前記両ラチェット歯135,135…,1
36,136…を相互に噛合せしめるまで始動用被動ギ
ヤ121を入力部材103側に前進させる状態と、回転
規制板139で回転を規制されるまで始動用被動ギヤ1
21を入力部材103から離間する方向に後退させる状
態との間で、始動用被動ギヤ121を軸方向に移動させ
る際の節度感を得るために、始動用被動ギヤ121およ
び支軸109間にはクリック機構141が設けられる。
【0049】図9を併せて参照して、クリック機構14
1は、始動用被動ギヤ121の内面の軸方向に間隔をあ
けた位置に設けられる一対の環状溝142,143と、
両環状溝142,143のいずれかに一部を嵌合させる
ことを可能として支軸109に保持される球体144
と、該球体144および支軸109間に設けられるばね
145とで構成される。
【0050】さらに図10を併せて参照して、始動用被
動ギヤ121の軸方向中間部外面には環状の係合溝14
7が設けられており、シフタ148が始動用被動ギヤ1
21の両側から前記係合溝147に係合される。回転規
制板139に設けられた一対のブラケット149,14
9に支軸109の軸線と直交する軸線を有する軸150
の両端部が支持されており、前記シフタ148は該軸1
50の軸線まわりに回動可能である。
【0051】シフタ148に一体に設けられた腕部14
8aには、前記支軸109および軸150の軸線と直交
する方向に延びる操作ロッド151の一端が連結されて
おり、該操作ロッド151は、気密にかつ長手方向の移
動を可能として上部ケース39を貫通してクランクケー
ス35の上方に延出され、操作ロッド151の他端すな
わち上端には操作摘まみ152が設けられる。
【0052】而して操作ロッド151を下方に押込む
と、シフタ148は軸150の軸線まわりに回動し、始
動用被動ギヤ121がラチェット歯135,135…,
136,136…を相互に噛合せしめるように入力部材
103側に前進移動することになる。
【0053】このような動力伝達切換手段115によれ
ば、操作ロッド151を下方に押込んで始動用被動ギヤ
121を入力部材103側に前進移動せしめ、ラチェッ
ト歯135,135…,136,136…を相互に噛合
せしめるとともにブレーキ操作により後輪WRを制動し
ている状態で、足踏みペダル27…を正転方向すなわち
後輪WRを前進方向に回転させる方向に回転操作する
と、足踏みペダル27…の回転動力が第2遊星ギヤ機構
117で増速されて始動用駆動ギヤ120から始動用被
動ギヤ121に伝達され、さらに相互に噛合したラチェ
ット歯135,135…,136,136…を介して入
力部材103に伝達されることになる。すなわち第2遊
星ギヤ機構117では、後輪WRの制動により回転が制
止されている回転筒軸96に第2一方向クラッチ119
を介して連結されたサンギヤ122の回転も制止されて
おり、足踏みペダル27…とともに回転するペダルシャ
フト26からの回転動力が第1一方向クラッチ118を
介してキャリア125に入力されることで、始動用被動
ギヤ121と一体であるリングギヤ123が正転方向に
増幅回転することになる。
【0054】前記入力部材103が足踏みペダル27…
で回転駆動されることにより、エンジン31のクランク
シャフト37にはプライマリー被動ギヤ102およびプ
ライマリー駆動ギヤ101を介して入力部材103から
の回転動力が伝達され、それによりエンジン31が始動
する。
【0055】エンジン31の始動により前記入力部材1
03がエンジン31によって回転駆動されるようになる
と、始動用被動ギヤ121および入力部材103間のラ
チェット歯135,135…,136,136…は、始
動用被動ギヤ121を入力部材103から離間せしめて
相互の噛合状態を解除するように働き、始動用被動ギヤ
121は、操作ロッド151を上方に押上げつつ回転規
制板139で回転を規制される位置まで自動的に後退移
動する。
【0056】また人力だけで自転車を走行させたいとき
には、操作ロッド151を押し込まずに足踏みペダル2
7…を踏込めばよく、このときには、始動用被動ギヤ1
21は回転規制板139により回転を制止された状態に
あり、第2遊星ギヤ機構117のリングギヤ123は、
該リングギヤ123と一体である始動用被動ギヤ120
の前記始動用被動ギヤ121への噛合により回転を制止
されている。したがって、ペダルシャフト26から第1
一方向クラッチ118を介してキャリア125に入力さ
れる正転方向の回転動力は、入力部材103側に伝達さ
れることなくサンギヤ122に増速して伝達され、第2
一方向クラッチ119を介して回転筒軸96に伝達され
ることになる。
【0057】すなわち動力伝達切換手段115は、エン
ジン31の始動前に足踏みペダル27…の正転方向の回
転操作力をエンジン31に連なる入力部材103に伝達
するとともに前記回転操作力を回転筒軸96には伝達し
ない状態と、足踏みペダル27…および前記入力部材1
03間を遮断するとともに足踏みペダル27…の正転方
向の回転操作力を前記回転筒軸96に伝達する状態と
を、操作ロッド151の人力操作により切換可能であ
る。
【0058】図3に特に注目して、シートポスト18の
下端開口部は、ブリーザキャップ154で塞がれてお
り、該ブリーザキャップ154は、クランクケース35
の構成要素たる上部ケース39に締結される押さえ板1
55と、上部ケース39との間に挟持される。しかもブ
リーザキャップ154および押さえ板155間には、一
端をクランクケース35内に通じさせる迷路156が形
成されており、クランクケース35内で生じたブリーザ
ガスの同伴オイルは前記迷路156を通過する間に分離
される。またブリーザキャップ154には前記迷路15
6に通じるホース157の一端が接続されており、該ホ
ース157の他端は、エアクリーナ90内のクリーナエ
レメント92よりも上流側に接続される。
【0059】次にこの実施例の作用について説明する
と、発電機62のフライホィール65は、クランクシャ
フト37が一体に備えるバランスウエイト37aに一体
に形成されているので、発電機62のクランクシャフト
37への連結構造を、部品点数を少なくするとともにフ
ライホィール65の取付け作業も不要とした低コストで
構成することができる。しかもフライホィール65のク
ランクシャフト37への締結部が不要であるので締結部
の剛性確保も不要であり、それにより上記連結構造の軽
量化を図ることが可能となり、クランクシャフト37の
一端側を支持する左側ホルダ部材44の内方側に発電機
62を配置してエンジン31全体の小型化を図ることが
できる。
【0060】また発電機62におけるステータ64の半
径方向内方に、クランクシャフト37の一端および左側
ホルダ部材44間に設けられるボールベアリング95の
一部が配置されるので、クランクシャフト37の軸方向
長さを短くすることができ、エンジン31全体をより一
層小型化することができる。
【0061】さらにエンジン31に常時連結される入力
部材103および足踏みペダル27…間に、エンジン3
1の始動前に足踏みペダル27…の回転操作力を入力部
材103に伝達する状態と、足踏みペダル27…および
前記入力部材103間を遮断する状態とを人力操作によ
り切換可能な動力伝達切換手段115が設けられている
ので、動力伝達切換手段115を手動操作して足踏みペ
ダル27…の回転操作力を入力部材103に伝達する状
態としない限り、足踏みペダル27…の踏込み操作によ
りエンジン31が始動することはない。したがって足踏
みペダル27…によるエンジン31の始動を可能とした
上で、足踏みペダル27…の操作に特別の配慮を講ずる
ことなく簡単な操作でエンジン31を始動することがで
きる。
【0062】しかも動力伝達切換手段115の一部を構
成する第2遊星ギヤ機構117は、人力だけでの走行時
に足踏みペダル27…の回転操作力を増速して回転筒軸
96に伝達する働きをするものであり、第2遊星ギヤ機
構117に2つの機能を持たせることにより部品点数の
低減を図ることが可能となるとともに、ペダルシャフト
26の周辺に配置される部品点数の低減によってペダル
シャフト26の軸方向長さ、すなわち両足踏みペダル2
7…間の間隔を狭く設定することが可能となる。
【0063】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行なうことが可能である。
【0064】たとえば上記実施例では、エンジン31の
始動時に足踏みペダル27…を正転方向に回転操作する
ようにしたが、逆転操作でエンジン31を始動せしめる
ように構成することも可能である。
【0065】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、足踏みペ
ダルによるエンジンの始動を可能とした上で、足踏みペ
ダルの操作に特別の配慮を講ずることなく簡単な操作で
エンジンを始動することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】補助エンジン付自転車の一部切欠き側面図であ
る。
【図2】エンジンの横断面図であって図3の2−2線に
沿う断面図である。
【図3】図2の3−3線断面図である。
【図4】図3の4−4線断面図である。
【図5】ホルダの斜視図である。
【図6】図2の要部拡大図である。
【図7】第1一方向クラッチの縦断面図である。
【図8】始動用被動歯車および入力部材間の動力伝達・
遮断を説明するための図である。
【図9】図2の9−9線拡大断面図である。
【図10】図9の10−10線断面図である。
【符号の説明】
27・・・足踏みペダル 31・・・エンジン 100・・・動力伝達手段 103・・・エンジン連動部材としての入力部材 115・・・動力伝達切換手段 WR・・・後輪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 足踏み操作により後輪(WR)に前進方
    向の回転動力を与え得る足踏みペダル(27)と、前記
    後輪(WR)に前進方向の回転動力を与え得るエンジン
    (31)とを備え、前記エンジン(31)の始動力を運
    転者の足踏み操作で得るようにした補助エンジン付自転
    車において、前記エンジン(31)の動力を前記後輪
    (WR)に伝達するための動力伝達手段(100)の一
    部を構成して前記エンジン(31)に常時連結されるエ
    ンジン連動部材(103)および前記足踏みペダル(2
    7)間に、前記エンジン(31)の始動前に前記足踏み
    ペダル(27)の回転操作力を前記エンジン連動部材
    (103)に伝達する状態と、前記足踏みペダル(2
    7)および前記エンジン連動部材(103)間を遮断す
    る状態とを人力操作により切換可能な動力伝達切換手段
    (115)が設けられることを特徴とする補助エンジン
    付自転車におけるエンジン始動装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190138848A (ko) * 2017-05-22 2019-12-16 블라디미르 그리고레비치 곤차로브 동력 자전거 트랜스미션

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KR102290476B1 (ko) * 2017-05-22 2021-08-13 블라디미르 그리고레비치 곤차로브 동력 자전거 트랜스미션

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