JP2001114069A5 - - Google Patents
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の運転者を座席に拘束する、第1のシートベルトの張力を可変に調整する張力可変手段を有する第1のシートベルト装置と、
前記運転者以外の乗員を座席に拘束する、第2のシートベルトの張力を可変に調整する張力可変手段を有する第2のシートベルト装置と、
前記車両の衝突を予知し、衝突の可能性に応じた衝突予知信号を出力する衝突予知部と、
前記車両の衝突を検知し、衝突信号を出力する衝突検出部と、
前記第1のシートベルト装置と対応する位置に設けられ、バッグを展開して乗員を保護する第1のエアバッグ装置と、
前記第2のシートベルト装置と対応する位置に設けられ、バッグを展開して乗員を保護する第2のエアバッグ装置と、
前記衝突信号に対応して前記第1及び前記第2のエアバッグ装置を作動させ、前記衝突予知信号に対応して前記第1及び前記第2のシートベルト装置の各張力可変手段を作動させると共に、少なくとも、前記第1及び前記第2のシートベルトの張力の制御を異なる態様で行う制御部と、
を備えるシートベルトシステム。
【請求項2】
各張力可変手段はシートベルトの張力を可変に調整する第1及び第2の張力可変機構からなり、
前記制御部が前記衝突予知信号によって衝突の回避が困難であることを判別したとき、前記第1及び前記第2のシートベルト装置の各第1の張力可変機構を動作させて各シートベルトの張力を上昇させ、かつ、前記第1のシートベルト装置の張力を前記第2のシートベルト装置の張力よりも相対的に小さくなるように制御する、請求項1に記載のシートベルトシステム。
【請求項3】
各張力可変手段はシートベルトの張力を可変に調整する第1及び第2の張力可変機構からなり、
前記制御部が前記衝突予知信号によって衝突の可能性があるが、衝突回避操作が可能であることを判別したとき、前記第1のシートベルト装置の前記第1の張力可変機構によって前記第1のシートベルトの張力を振動的に変化させ、前記第2のシートベルト装置の前記第1の張力可変機構によって前記第2のシートベルトの張力を増大させる、請求項1に記載のシートベルトシステム。
【請求項4】
前記第2のシートベルト装置の前記張力可変手段はシートベルトの張力を可変に調整する第1及び第2の張力可変機構からなり、
前記第2のシートベルト装置によって拘束される乗員の着座位置を検出する位置検出手段を更に備え、
前記制御部が前記衝突予知信号によって衝突の回避が困難であることを判別し、かつ、前記乗員の着座位置の検出により前記第2のエアバッグ装置の開口部への前記乗員の接近を判別したとき、前記第2のシートベルト装置の前記第1の張力可変機構を前記乗員を座席に引戻し得るベルト張力で作動させる、請求項1に記載のシートベルトシステム。
【請求項5】
前記第1の張力可変機構はモータによって前記シートベルトを引込み側あるいは送出し側に駆動する構成を含み、前記第2の張力可変機構は膨張ガスの圧力によって前記シートベルトを瞬時に引込む構成を含む、請求項2乃至4のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項6】
前記第1及び第2の張力可変機構は前記シートベルトの一端を巻取る、車体若しくは座席に取付けられるリトラクタに設けられる、請求項2乃至4のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項7】
前記第1の張力可変機構は前記シートベルトの一端を巻取る、車体若しくは座席に取付けられるリトラクタに設けられ、前記第2の張力可変機構は前記シートベルトが挿通するタングプレートと係合するバックル部に設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項8】
前記第2の張力可変機構は前記シートベルトの一端を巻き取るリトラクタに設けられ、該リトラクタには指令信号に応じて前記シートベルトの引出しをロック可能な強制ロック機構が設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項9】
前記第1の張力可変機構は前記シートベルトの一端を巻き取るリトラクタに、前記第2の張力可変機構は前記シートベルトの他端部を車体に固定するラップベルト固定部に設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項10】
前記第2の可変張力機構は前記シートベルトの一端を巻き取るリトラクタに設けられ、該リトラクタには指令信号に応じて前記シートベルトの引出しをロックする強制ロック機構が設けられ、前記第1の張力可変機構は前記シートベルトの他端部を車体に固定するラップベルト部に設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項11】
前記第1の張力可変機構及び前記第2の張力可変機構は前記シートベルトが挿通するタングプレートと係合するバックル部に設けられ、前記リトラクタには指令信号に応じてシートベルトの引出しをロックする強制ロック機構が設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項12】
前記第1の張力可変機構及び前記第2の張力可変機構はラップベルト固定部に設けられ、リトラクタには指令信号に応じてシートベルトの引出しをロックする強制ロック機構が設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項1】
車両の運転者を座席に拘束する、第1のシートベルトの張力を可変に調整する張力可変手段を有する第1のシートベルト装置と、
前記運転者以外の乗員を座席に拘束する、第2のシートベルトの張力を可変に調整する張力可変手段を有する第2のシートベルト装置と、
前記車両の衝突を予知し、衝突の可能性に応じた衝突予知信号を出力する衝突予知部と、
前記車両の衝突を検知し、衝突信号を出力する衝突検出部と、
前記第1のシートベルト装置と対応する位置に設けられ、バッグを展開して乗員を保護する第1のエアバッグ装置と、
前記第2のシートベルト装置と対応する位置に設けられ、バッグを展開して乗員を保護する第2のエアバッグ装置と、
前記衝突信号に対応して前記第1及び前記第2のエアバッグ装置を作動させ、前記衝突予知信号に対応して前記第1及び前記第2のシートベルト装置の各張力可変手段を作動させると共に、少なくとも、前記第1及び前記第2のシートベルトの張力の制御を異なる態様で行う制御部と、
を備えるシートベルトシステム。
【請求項2】
各張力可変手段はシートベルトの張力を可変に調整する第1及び第2の張力可変機構からなり、
前記制御部が前記衝突予知信号によって衝突の回避が困難であることを判別したとき、前記第1及び前記第2のシートベルト装置の各第1の張力可変機構を動作させて各シートベルトの張力を上昇させ、かつ、前記第1のシートベルト装置の張力を前記第2のシートベルト装置の張力よりも相対的に小さくなるように制御する、請求項1に記載のシートベルトシステム。
【請求項3】
各張力可変手段はシートベルトの張力を可変に調整する第1及び第2の張力可変機構からなり、
前記制御部が前記衝突予知信号によって衝突の可能性があるが、衝突回避操作が可能であることを判別したとき、前記第1のシートベルト装置の前記第1の張力可変機構によって前記第1のシートベルトの張力を振動的に変化させ、前記第2のシートベルト装置の前記第1の張力可変機構によって前記第2のシートベルトの張力を増大させる、請求項1に記載のシートベルトシステム。
【請求項4】
前記第2のシートベルト装置の前記張力可変手段はシートベルトの張力を可変に調整する第1及び第2の張力可変機構からなり、
前記第2のシートベルト装置によって拘束される乗員の着座位置を検出する位置検出手段を更に備え、
前記制御部が前記衝突予知信号によって衝突の回避が困難であることを判別し、かつ、前記乗員の着座位置の検出により前記第2のエアバッグ装置の開口部への前記乗員の接近を判別したとき、前記第2のシートベルト装置の前記第1の張力可変機構を前記乗員を座席に引戻し得るベルト張力で作動させる、請求項1に記載のシートベルトシステム。
【請求項5】
前記第1の張力可変機構はモータによって前記シートベルトを引込み側あるいは送出し側に駆動する構成を含み、前記第2の張力可変機構は膨張ガスの圧力によって前記シートベルトを瞬時に引込む構成を含む、請求項2乃至4のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項6】
前記第1及び第2の張力可変機構は前記シートベルトの一端を巻取る、車体若しくは座席に取付けられるリトラクタに設けられる、請求項2乃至4のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項7】
前記第1の張力可変機構は前記シートベルトの一端を巻取る、車体若しくは座席に取付けられるリトラクタに設けられ、前記第2の張力可変機構は前記シートベルトが挿通するタングプレートと係合するバックル部に設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項8】
前記第2の張力可変機構は前記シートベルトの一端を巻き取るリトラクタに設けられ、該リトラクタには指令信号に応じて前記シートベルトの引出しをロック可能な強制ロック機構が設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項9】
前記第1の張力可変機構は前記シートベルトの一端を巻き取るリトラクタに、前記第2の張力可変機構は前記シートベルトの他端部を車体に固定するラップベルト固定部に設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項10】
前記第2の可変張力機構は前記シートベルトの一端を巻き取るリトラクタに設けられ、該リトラクタには指令信号に応じて前記シートベルトの引出しをロックする強制ロック機構が設けられ、前記第1の張力可変機構は前記シートベルトの他端部を車体に固定するラップベルト部に設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項11】
前記第1の張力可変機構及び前記第2の張力可変機構は前記シートベルトが挿通するタングプレートと係合するバックル部に設けられ、前記リトラクタには指令信号に応じてシートベルトの引出しをロックする強制ロック機構が設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
【請求項12】
前記第1の張力可変機構及び前記第2の張力可変機構はラップベルト固定部に設けられ、リトラクタには指令信号に応じてシートベルトの引出しをロックする強制ロック機構が設けられる、請求項2乃至5のいずれかに記載のシートベルトシステム。
好ましくは、各張力可変手段はシートベルトの張力を可変に調整する第1及び第2の張力可変機構からなり、上記制御部が上記衝突予知信号によって衝突の回避が困難であることを判別したとき、上記第1及び上記第2のシートベルト装置の各第1の張力可変機構を動作させて各シートベルトの張力を上昇させ、かつ、上記第1のシートベルト装置の張力を上記第2のシートベルト装置の張力よりも相対的に小さくなるように制御する。
好ましくは、各張力可変手段はシートベルトの張力を可変に調整する第1及び第2の張力可変機構からなり、上記制御部が上記衝突予知信号によって衝突の可能性があるが、衝突回避操作が可能であることを判別したとき、上記第1のシートベルト装置の上記第1の張力可変機構によって上記第1のシートベルトの張力を振動的に変化させ、上記第2のシートベルト装置の上記第1の張力可変機構によって上記第2のシートベルトの張力を増大させる。
好ましくは、上記第2のシートベルト装置の上記張力可変手段はシートベルトの張力を可変に調整する第1及び第2の張力可変機構からなり、上記第2のシートベルト装置によって拘束される乗員の着座位置を検出する位置検出手段を更に備え、上記制御部が上記衝突予知信号によって衝突の回避が困難であることを判別し、かつ、上記乗員の着座位置の検出により上記第2のエアバッグ装置の開口部への上記乗員の接近を判別したとき、上記第2のシートベルト装置の上記第1の張力可変機構を上記乗員を座席に引戻し得るベルト張力で作動させる。
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JP29291899A JP4439633B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | シートベルトシステム |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP29291899A Expired - Lifetime JP4439633B2 (ja) | 1999-10-14 | 1999-10-14 | シートベルトシステム |
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