JP2001113816A - 建築板の製造方法及び建築板 - Google Patents

建築板の製造方法及び建築板

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JP2001113816A JP29347199A JP29347199A JP2001113816A JP 2001113816 A JP2001113816 A JP 2001113816A JP 29347199 A JP29347199 A JP 29347199A JP 29347199 A JP29347199 A JP 29347199A JP 2001113816 A JP2001113816 A JP 2001113816A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹凸部を有する意匠面に充分な立体感を容易
に表出することのできる建築板の製造方法及び建築板を
提供すること。 【解決手段】 凹凸部12を有する意匠面11に網点塗
布層2を形成してなる建築板1を製造する方法。網点塗
布層2を形成するに当っては,ロール表面に多数の突起
部51を形成した転写ロール5を用いて,意匠面11に
網点発現塗料20を転写して多数の塗布点21を形成す
る。多数の塗布点21は,意匠面11上への突起部51
の押圧力の差異によって,塗布点21の面積が変化する
ように塗布する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,凹凸部を有する意匠面に網点塗
布層を形成してなる建築板の製造方法及び該製造方法に
よって製造される建築板に関する。
【0002】
【従来技術】従来より,建築板の意匠面に立体感を表出
するために,溝状の目地部を設け,目地部と該目地部の
間に形成された突出面とを塗分ける方法(所謂ツートン
塗装)がある。例えば上記意匠面の全体にスプレーによ
り目地部の色の塗料を塗布し,次いで,ロールコータを
用いて上記突出面にのみ異なる色の塗料を塗布する。ま
た,更に立体感,高級感を表出するために,上記突出面
にも凹凸部を設けた建築板も提案されている。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,上記建築板に
おける意匠面に塗装を行なうに当っては以下の問題があ
る。即ち,上述のごとく突出面が更に凹凸部を有してい
る場合,通常のロールコーターでは部分的にしか塗装を
行なうことができない。一方,印刷分野では,上記突出
面の凹凸部を強調させるために,凹部から凸部へ向かっ
て連続的に濃色から淡色に変化するような階調表現を行
なう方法がある。このような方法をとれば,発現される
陰影効果によって上記突出面の凹凸部の立体感が強調さ
れる。
【0004】ところが,上記通常のロールコーターで
は,徐々に塗布量を変化させることは困難であり,階調
表現は困難である。また,インクジェット塗装法により
階調表現をしようとしても,上記突出面が平坦ではなく
凹凸部を有するため,所望の階調表現は困難である。ま
た,インクジェット塗装法により階調表現を行なう場合
には,複雑な制御を行なう必要がある。
【0005】本発明は,かかる従来の問題点に鑑みてな
されたもので,凹凸部を有する意匠面に充分な立体感を
容易に表出することのできる建築板の製造方法及び該製
造方法によって製造される建築板を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題の解決手段】請求項1に記載の発明は,凹凸部を
有する意匠面に網点塗布層を形成してなる建築板を製造
する方法であって,上記網点塗布層を形成するに当って
は,ロール表面に多数の突起部を形成した転写ロールを
用いて,上記意匠面に網点発現塗料を転写して多数の塗
布点を形成し,かつ,上記多数の塗布点は,上記意匠面
上への上記突起部の押圧力の差異によって,上記塗布点
の面積が変化するように塗布することを特徴とする建築
板の製造方法にある。
【0007】本発明において最も注目すべきことは,上
記意匠面上への上記突起部の押圧力の差異によって,上
記塗布点の面積が変化するように上記多数の塗布点を塗
布することである。上記塗布点とは,上記転写ロールに
おける1つの突起部により,上記建築板の意匠面に転写
される網点発現塗料からなるドットである。また,上記
塗布点の集合により上記網点塗布層が形成される。
【0008】次に,本発明の作用効果につき説明する。
上記建築板に上記網点塗布層を形成するに当っては,上
記転写ロールの突起部を上記意匠面に押圧しながら,網
点発現塗料を塗布する。ところで,上記意匠面は凹凸部
を有するため,上記突起部による意匠面への押圧力は,
該意匠面における位置によって異なる。即ち,上記凹凸
部の凸部においては押圧力は大きく,凹部においては押
圧力が小さい。
【0009】そこで,本発明においては,上述のごと
く,上記押圧力の差異によって上記塗布点の面積が変化
するように塗布する。例えば,上記押圧力の差異によっ
て上記突起部と上記意匠面との接触面積が変化し,これ
により転写される塗布点の面積が変化する。そのため,
上記凸部においては塗布点の面積が大きく,上記凹部に
おいては塗布点の面積が小さい。それ故,上記意匠面の
外観は,上記網点発現塗料の色に関しては,上記凸部が
濃く,上記凹部へ向うに従って徐々に薄くなる。
【0010】このとき,上記網点発現塗料を明るい色
(例えば淡色系)とし,下地の色を暗い色(例えば濃色
系)とすることにより,上記凸部は明るく,上記凹部に
向うに従って徐々に暗くなっていく階調表現を行なうこ
とができる。これにより,上記凹凸部が強調され,充分
な立体感のある意匠面を得ることができる。
【0011】また,凹凸部を意匠面に有する建築板を上
記転写ロールに通すことにより,自然に押圧力が変化し
て階調表現を行なうことができる。そのため,上記押圧
力を各部において変化させる等の特別な制御は必要な
く,容易に立体感を表出することができる。
【0012】以上のごとく,本発明によれば,凹凸部を
有する意匠面に充分な立体感を容易に表出することので
きる建築板の製造方法を提供することができる。
【0013】次に,請求項2に記載の発明のように,上
記多数の突起部は,略等形等大であり,かつ略等間隔に
形成されていることが好ましい。上記突起部が略等形等
大,即ち略同形状かつ略同じ大きさであるため,上記突
起部の上記意匠面への押圧力の差異が,略そのまま塗布
点の面積の差となる。
【0014】また,上記突起部が略等間隔に形成されて
いるため,塗布点の面積が大きいことが略そのままその
部分における網点発現塗料の色が濃くなることとなる。
それ故,上記意匠面の凹凸部に従った階調表現を確実に
行なうことにより凹凸部の凹凸を強調することができ,
立体感を確実に表出することができる。なお,上記略等
形等大,略等間隔は,平均値の95〜105%の範囲と
することが好ましい。
【0015】次に,請求項3に記載の発明のように,上
記ロール表面における2.54cm(1インチ)当りに
形成されている上記突起部の数は60〜70個であり,
上記ロール表面の2.54cm平方内に占める突起部の
上面の面積比率は15〜25%であり,かつ上記突起部
の高さは400〜500μmであることが好ましい。
【0016】これにより,自然な階調表現により,上記
意匠面に充分な立体感を表出することができる。上記ロ
ール表面における2.54cm当りに形成されている上
記突起部の数が60個未満の場合には,塗布点が粗く,
網点塗布層が充分に形成されず立体感が表出できないお
それがある。一方,上記突起部の数が70個を超える場
合には,塗布点が細かすぎ,充分な立体感を表出するこ
とができないおそれがある。
【0017】また,上記突起部の面積比率が15%未満
の場合には,網点塗布層が充分に形成されず立体感が表
出できないおそれがある。一方,上記突起部の面積比率
が25%を超える場合には,塗布量が多くなりすぎ,押
圧力の差異による塗布点の面積の変化が不充分となり上
記意匠面に充分な立体感を表出できないおそれがある。
【0018】また,上記突起部の高さが400μm未満
の場合には,押圧力の差異による塗布点の面積の変化が
不充分となり上記意匠面に充分な立体感を表出できない
おそれがある。一方,上記突起部の高さが500μmを
超える場合にも,同様に充分な立体感を表出できないお
それがある。
【0019】なお,上記ロール表面における2.54c
m当りに形成されている上記突起部の数は,該突起部が
連続して形成される直線(斜線)が2.54cmの幅の
間に存在する本数を計測することによって決定される。
【0020】次に,請求項4に記載の発明のように,上
記転写ロールは,内層弾性部と,該内層弾性部よりも高
硬度の外層弾性部とからなることが好ましい。これによ
り,上記意匠面の凹凸部に従った階調表現を確実に行な
うことができる。なお,上記内層弾性部および外層弾性
部は,例えばゴムからなる。
【0021】次に,請求項5に記載の発明のように,上
記内層弾性部の硬度は15〜30度,上記外層弾性部の
硬度は65〜75度であることを特徴とする建築板の製
造方法。これにより,上記意匠面の凹凸部に従った階調
表現を一層確実に均一に行なうことができる。
【0022】上記内層ゴムの硬度が15度未満の場合に
は,柔らかすぎて転写ロールの運転が困難となるおそれ
がある。一方,上記内層ゴムの硬度が30度を超える
と,板厚のバラツキを吸収する能力が低下するおそれが
ある。また,上記外層弾性部の硬度が65度未満の場
合,及び75度を超える場合にも,同様に,上記突起部
の押圧力に変化をつけることが困難となるおそれがあ
る。なお,上記内層ゴム及び外層ゴムの硬度は,JIS K6
301「加硫ゴム物理試験方法」に基づきC型試験機により
測定される値である。
【0023】次に,請求項6に記載の発明のように,上
記網点発現塗料は,粘度が0.02〜0.03Pa・s
であることが好ましい。これによって,上記網点発現塗
料を転写した塗布点が,流動することなく転写した位置
に転写した大きさ及び形状に維持される。そのため,確
実に所望の立体感を上記意匠面に表出することができ
る。
【0024】上記粘度が0.02Pa・s未満の場合に
は,意匠面に転写された網点発現塗料が流動するおそれ
がある。一方,上記粘度が0.03Pa・sを超える場
合には,充分な量の上記網点発現塗料が転写されないお
それがある。なお,上記粘度は,回転粘度計によって測
定した値である。
【0025】次に,請求項7に記載の発明のように,上
記意匠面は,溝状の目地部を有することが好ましい。こ
れにより,意匠面に一層立体感を表出した建築板を製造
することができる。
【0026】次に,請求項8に記載の発明のように,上
記建築板の意匠面の全面に下塗塗料をスプレーすること
により下塗層を設け,次いで,該下塗層の上に中塗塗料
をスプレーすることにより中塗層を設け,次いで,上記
凹凸部における上記中塗層の上に上記転写ロールを用い
て網点発現塗料を塗布することにより網点塗布層を設
け,次いで,上記意匠面の全面にクリヤー塗料をスプレ
ーすることによりクリヤー層を設けることを特徴とする
建築板の製造方法がある(図7参照)。
【0027】これにより,上記中塗層と上記網点塗布層
とにより,立体感を表出することができる。即ち,上記
網点塗布層が,上記請求項1の発明の説明で述べた作用
効果を発揮し,上記中塗層との組合わせにより立体感を
表出する。
【0028】次に,請求項9に記載の発明のように,上
記建築板の意匠面の全面に下塗塗料をスプレーすること
により下塗層を設け,次いで,上記下塗層の上に中塗塗
料をスプレーすることにより中塗層を設け,次いで,上
記凹凸部における上記中塗層の上に上塗塗料をロールコ
ーティングすることにより上塗層を設け,次いで,上記
上塗層の上に上記転写ロールを用いて網点発現塗料を塗
布することにより網点塗布層を設け,次いで,上記意匠
面の全面にクリヤー塗料をスプレーすることによりクリ
ヤー層を設けることを特徴とする建築板の製造方法があ
る(図9参照)。
【0029】上記上塗塗料のロールコーティングは,ロ
ール表面に特に突起部を有さない通常の塗布ロールを用
いて行う。この場合には,上記中塗層により上記意匠面
の目地の色が発現され,上記上塗層と網点塗布層により
上記凹凸部における階調表現が発現される。そのため,
一層立体感が表出された意匠面を有する建築板を製造す
ることができる。
【0030】次に,請求項10に記載の発明のように,
凹凸部を有する意匠面に網点塗布層を形成してなる建築
板であって,上記網点塗布層は,面積の異なる多数の塗
布点からなり,かつ,該塗布点の面積は,上記意匠面の
凹凸部における凸部においては大きく,上記凹凸部の凹
部においてはそれよりも小さいことを特徴とする建築板
がある。
【0031】上記建築板によれば,上記意匠面における
凹凸部の凸部は網点発現塗料の色が濃く,凹部へ向うに
従い薄くなっている。そのため,上記請求項1の発明の
説明で述べたごとく,充分な立体感が表出された意匠面
を有する建築板を得ることができる。
【0032】次に,請求項11に記載の発明のように,
上記意匠面は,溝状の目地部を有することが好ましい。
これにより,意匠面に一層立体感を表出した建築板を得
ることができる。
【0033】次に,請求項12に記載の発明のように,
上記建築板は,上記建築板の意匠面の全面に順次設けた
下塗層及び中塗層と,上記意匠面の凹凸部における上記
中塗層の上に設けた網点塗布層と,上記意匠面の全面に
設けたクリヤー層とからなる塗料層を有することを特徴
とする建築板がある。これにより,上記中塗層と上記網
点塗布層とにより,立体感を表出することができる。
【0034】次に,請求項13に記載の発明のように,
上記建築板は,上記建築板の意匠面の全面に順次設けた
下塗層及び中塗層と,上記意匠面の凹凸部における上記
中塗層の上に順次設けた上塗層及び網点塗布層と,上記
意匠面の全面に設けたクリヤー層とからなる塗料層を有
することを特徴とする建築板がある。これにより,一層
立体感が表出された意匠面を有する建築板を製造するこ
とができる。
【0035】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる建築板及びその製造方法に
つき,図1〜図6を用いて説明する。本例の建築板1
は,図1(A),(B)に示すごとく,凹凸部12を有
する意匠面11に網点塗布層2を形成してなる窯業系建
築板である。上記網点塗布層2は,面積の異なる多数の
塗布点21からなる。
【0036】また,該塗布点21の面積は,図1
(A),(B)に示すごとく,上記意匠面11の凹凸部
12における凸部121においては大きく,上記凹凸部
12の凹部122においてはそれよりも小さい。なお,
図1(A)は,図1(B)のA−A線矢視断面図であ
る。
【0037】次に,上記網点塗布層2を形成するに当っ
ては,図2,図3に示すごとくロール表面に多数の突起
部51を形成した転写ロール5を用いる。そして,該転
写ロール5により,上記意匠面11に網点発現塗料20
を転写して多数の塗布点21を形成する(図1(A),
(B))。また,上記多数の塗布点21は,上記意匠面
12上への上記突起部51の押圧力の差異によって,上
記塗布点21の面積が変化するように塗布する。
【0038】上記多数の突起部51は,図3(A),
(B)に示すごとく,略等形等大であり,かつ略等間隔
に形成されている。また,上記転写ロール5は,上記ロ
ール表面における2.54cm当りに形成されている上
記突起部51の数が65個であり,かつ上記ロール表面
の2.54cm平方内に占める突起部51の上面511
の面積比率が約20%である。また,上記突起部51の
高さは約450μmである。
【0039】なお,上記ロール表面における2.54c
m当りに形成されている上記突起部51の数は,該突起
部51が連続して形成される直線(斜線,図3(A)の
破線Y−Y)が2.54cmの幅の間に存在する本数を
計測することによって決定される。また,図2に示すご
とく,上記転写ロール5は,内層弾性部52と,該内層
弾性部52よりも高硬度の外層弾性部53とからなる。
上記内層弾性部52及び外層弾性部53は共にゴムから
なり,内層弾性部52の硬度は約20度,外層弾性部5
3の硬度は約70度である。
【0040】また,上記網点発現塗料20は,粘度が約
0.025Pa・sである。また,上記網点発現塗料2
0は淡色である。なお,上記意匠面11の下地は黒灰色
である。
【0041】上記網点塗布層2を形成するに当っては,
図4に示すごとく上記転写ロール5を有する塗布装置5
0を用いる。即ち,該塗布装置50は,上記転写ロール
5と,該転写ロール5に網点発現塗料20を供給するた
めのアニロックスロール501と,上記転写ロール5の
表面に付着している網点発現塗料20を回収するための
クリーニングロール502と,上記建築板1を上記転写
ロール5との間に支持するためのバックアップロール5
03とを有する。また,上記塗布装置50は,上記アニ
ロックスロール501に網点発現塗料20を供給すると
共に,上記クリーニングロール502により回収した網
点発現塗料20を受け入れる塗料タンク504を有す
る。
【0042】上記アニロックスロール501は,図5に
示すごとく,回転方向に対して45°の角度をもって形
成されたメッシュ状の溝部505を表面に有する。該溝
部505は,2.54cm当り75〜85本の割合で形
成されており,その深さは100〜150μmである。
【0043】上記溝部505の2.54cm当りの本数
が75本未満の場合には,上記意匠面11に斜線模様が
発現されてしまうおそれがある。一方上記溝部505の
2.54cm当りの本数が85本を超える場合には,塗
布量が不充分となるおそれがある。また,上記溝部50
5の深さが100μm未満の場合にも,塗布量が不充分
となるおそれがある。一方,上記溝部505の深さが1
50μmを超える場合には,塗布量過多のおそれがあ
る。
【0044】上記塗布装置50によって網点発現塗料2
0を上記建築板1に塗布するに当っては,まず,上記転
写ロール5及びアニロックスロール501,クリーニン
グロール502,バックアップロール503を,図4の
矢印Rに示す方向に回転させる。次いで,上記塗料タン
ク504から上記アニロックスロール501に網点発現
塗料20を供給する。これにより,上記網点発現塗料2
0は,上記アニロックスロール501から上記転写ロー
ル5に供給される。
【0045】次いで,上記建築板1を上記転写ロール5
と上記バックアップロール503との間に,上記意匠面
11を上記転写ロール5に接触させるようにして通す。
これにより,上記転写ロール5の表面に付着している網
点発現塗料20が上記意匠面11に塗布される。また,
上記転写ロール5の表面に残留付着している上記網点発
現塗料20は,上記クリーニングロール502の表面に
付着して回収され,上記塗料タンク504に戻される。
【0046】次に,本例の作用効果につき説明する。上
記建築板1に上記網点塗布層2を形成するに当っては,
上記転写ロール5に略等間隔に多数形成された略等形等
大の突起部51を上記意匠面11に押圧しながら,網点
発現塗料20を塗布する(図6(A),(B))。図6
(A)は転写ロール5を意匠面11に押圧する前の状態
を表し,図6(B)は図6(A)の状態から上記転写ロ
ール5を真下に下して意匠面11に押圧した状態を表
す。
【0047】ところで,上記意匠面11は凹凸部12を
有するため,上記突起部51による意匠面11への押圧
力は,該意匠面11における位置によって異なる。即
ち,上記凹凸部12の凸部121においては押圧力は大
きく,凹部122においては押圧力が小さい。
【0048】そこで,本例においては,上述のごとく,
上記押圧力の差異によって上記塗布点21の面積が変化
するように塗布する。即ち,図6(B)に示すごとく,
上記押圧力の差異によって上記突起部51と上記意匠面
11との接触面積が変化し,これにより転写される塗布
点21の面積が変化する。即ち,上記凸部121におい
ては上記押圧力が大きいために上記突起部51と上記意
匠面11との接触面積が大きくなる。一方,上記凹部1
22においては,上記押圧力が小さいために上記突起部
51と上記意匠面11との接触面積が小さくなる。
【0049】そのため,上記凸部121においては塗布
点21の面積が大きく,上記凹部122においては塗布
点21の面積が小さい(図1(A),(B))。それ
故,上記意匠面11の外観は,上記網点発現塗料20の
色に関しては,上記凸部121が濃く,上記凹部122
へ向うに従って徐々に薄くなる。
【0050】即ち,上記凸部121は上記網点発現塗料
20の淡色により明るく,上記凹部122に向うに従っ
て徐々に下地の黒灰色に近づき暗くなっていく階調表現
を行なうことができる。これにより,上記凹凸部12の
凹凸が強調され,充分な立体感のある意匠面11を得る
ことができる。
【0051】また,本例によれば,凹凸部12を意匠面
11に有する建築板1を,上記転写ロール5に通すこと
により,自然に押圧力が変化して階調表現を行なうこと
ができる。そのため,上記押圧力を各部において変化さ
せる等の特別な制御は必要なく,容易に立体感を表出す
ることができる。
【0052】また,上記多数の突起部51は,略等形等
大であり,かつ略等間隔に形成されている(図3
(A),(B))。即ち上記突起部51は略同形状かつ
略同じ大きさであるため,上記突起部51の上記意匠面
11への押圧力の差異が,略そのまま塗布点21の面積
の差となる。
【0053】また,上記突起部51が略等間隔に形成さ
れているため,塗布点21の面積が大きいことが略その
ままその部分における網点発現塗料20の色が濃くなる
こととなる。それ故,上記意匠面11の凹凸部に従った
階調表現を確実に行なうことができ,立体感を確実に表
出することができる。
【0054】また,上記ロール表面における2.54c
m当りに形成されている上記突起部51の数が65個で
あり,上記ロール表面の2.54cm平方内に占める突
起部51の上面の面積比率が約20%であり,更に上記
突起部51の高さが約450μmであるため,自然な階
調表現により,上記意匠面11に充分な立体感を表出す
ることができる。
【0055】また,上記転写ロール5は,上記内層弾性
部52と上記外層弾性部53とからなるため,上記意匠
面11の凹凸部12に従った階調表現を確実に行なうこ
とができる。更に,上記内層弾性部52の硬度が約20
度,上記外層弾性部53の硬度が約70度であるため,
上記意匠面11の凹凸部12に従った階調表現を一層確
実に均一に行なうことができる。
【0056】また,上記網点発現塗料20は,粘度が約
0.025Pa・sである。これによって,上記網点発
現塗料20を転写した塗布点21が,流動することなく
転写した位置に転写した大きさ及び形状に維持される。
そのため,確実に所望の立体感を上記意匠面11に表出
することができる。
【0057】以上のごとく,本例によれば,凹凸部を有
する意匠面に充分な立体感を容易に表出することのでき
る建築板の製造方法を提供することができる。
【0058】実施形態例2 本例は,図7,図8に示すごとく,実施形態例1で示し
た網点塗布層2を含める異なる色彩の4層の塗布層から
なる塗料層3を,意匠面11に有する建築板及びその製
造方法の例である。
【0059】即ち,上記建築板1は,図7(D)に示す
ごとく,上記意匠面11に塗料層3を有する。即ち,該
塗料層3は上記意匠面11の全面に順次設けた下塗層3
1及び中塗層32と,上記意匠面11の凹凸部12にお
ける上記中塗層32の上に設けた網点塗布層2と,上記
意匠面11の全面に設けたクリヤー層34とからなる。
また,上記意匠面11は,図7に示すごとく,溝状の目
地部13を有する。そして,該目地部13以外の意匠面
11が凹凸部12となっている。
【0060】次に,上記建築板1の意匠面11に上記塗
料層3を形成する方法につき,図7,図8を用いて説明
する。まず,上記建築板1の意匠面11の全面に下塗塗
料をスプレーする(ステップS1)。これを乾燥するこ
とにより,図7(A)に示すごとく下塗層31を設ける
(ステップS2)。次いで,該下塗層31の上に中塗塗
料32をスプレーする。これを乾燥させることにより,
図7(B)に示すごとく中塗層32を設ける(ステップ
S4)。次いで,上記凹凸部12における上記中塗層3
2の上に,実施形態例1で示した転写ロール5を用いて
網点発現塗料20を塗布することにより,図7(C)に
示すごとく網点塗布層2を設ける。次いで,上記意匠面
11の全面にクリヤー塗料をスプレーする(ステップS
6)。これを乾燥することにより,図7(D)に示すご
とくクリヤー層34を設ける(ステップS7)。以上に
より,上記建築板1の意匠面11に塗料層3を形成す
る。
【0061】また,上記中塗塗料は黒灰色,上記網点発
現塗料20は淡色である。上記塗料層3の形成工程にお
いて,上記網点塗布層2を形成する際(ステップS5)
には,実施形態例1で示した転写ロール5を用いて同様
の方法で網点発現塗料20を塗布する。
【0062】これにより,上記中塗層32と上記網点塗
布層2とにより,立体感を表出することができる。即
ち,上記凹凸部12において,凸部121から凹部12
2へ向って淡色から黒灰色へと変化する階調表現がなさ
れる。そのため,上記凹凸部12が陰影効果によって強
調されて立体感を表出する。
【0063】また,上記意匠面11は,溝状の目地部1
3を有するため,意匠面11に一層立体感を表出した建
築板1が得られる。その他,実施形態例1と同様の作用
効果を有する。
【0064】実施形態例3 本例は,図9,図10に示すごとく,実施形態例1で示
した網点塗布層2を含める異なる色彩の5層の塗布層か
らなる塗料層30を,意匠面11に有する建築板及びそ
の製造方法の例である。
【0065】即ち,上記建築板1は,図9に示すごと
く,意匠面11に塗料層30を有する。即ち,該塗料層
30は,意匠面11の全面に順次設けた下塗層31及び
中塗層32と,上記意匠面11の凹凸部12における上
記中塗層32の上に順次設けた上塗層33及び網点塗布
層2と,上記意匠面11の全面に設けたクリヤー層34
とからなる。
【0066】次に,上記建築板1の意匠面11に上記塗
料層30を形成する方法につき,図9,図10を用いて
説明する。まず,上記建築板1の意匠面11の全面に下
塗塗料をスプレーする(ステップT1)。これを乾燥す
ることにより,図9(A)に示すごとく下塗層31を設
ける(ステップT2)。次いで,上記下塗層31の上に
中塗塗料をスプレーする(ステップT3)。これを乾燥
することにより,図9(B)に示すごとく中塗層32を
設ける(ステップT4)。次いで,上記凹凸部12にお
ける上記中塗層32の上に上塗塗料をロールコーティン
グすることにより,図9(C)に示すごとく上塗層33
を設ける(ステップT5)。
【0067】次いで,上記上塗層33の上に,実施形態
例1で示した転写ロール5を用いて網点発現塗料20を
塗布することにより網点塗布層3を設ける(ステップT
6)。次いで,上記意匠面11の全面にクリヤー塗料を
スプレーする(ステップT7)。これを乾燥することに
よりクリヤー層34を設ける(ステップT8)以上によ
り,上記建築板1の意匠面11に,塗料層30を形成す
る。
【0068】また,上記中塗塗料は黒灰色,上記上塗塗
料は中間濃度色,上記網点発現塗料20は淡色である。
上記塗料層3の形成工程において,上記上塗塗料をロー
ルコーティングする際(ステップT5)には,ロール表
面に特に突起部を有さない通常の塗布ロールを用いる。
一方,上記網点塗布層2を形成する際(ステップT6)
には,実施形態例1で示した転写ロール5を用いて同様
の方法で網点発現塗料20を塗布する。
【0069】これにより,上記上塗層33と上記網点塗
布層2とにより,立体感を表出することができる。即
ち,上記凹凸部12において,凸部121から凹部12
2へ向って淡色から中間濃度色へと変化する階調表現が
なされる。そのため,上記凹凸部12の凹凸が陰影効果
によって強調されて立体感を表出する。
【0070】更に,上記意匠面11は,溝状の目地部1
3を有し,該目地部13には上記中塗塗料の色である黒
灰色が表出されている。そのため,意匠面11には,3
色の色彩により陰影効果が発揮されており,一層立体感
を表出した建築板1が得られる。その他,実施形態例1
と同様の作用効果を有する。
【0071】
【発明の効果】上述のごとく,本発明によれば,凹凸部
を有する意匠面に充分な立体感を容易に表出することの
できる建築板の製造方法及び建築板を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,網点塗布層が形成され
た建築板の(A)断面図,(B)平面図。
【図2】実施形態例1における,転写ロールの斜視図。
【図3】実施形態例1における,転写ロールのロール表
面の平面図,(B)(A)のB−B線矢視断面図。
【図4】実施形態例1における,塗布装置の説明図。
【図5】実施形態例1における,アロニックスロールの
斜視図。
【図6】実施形態例1における,(A)転写ロールを建
築板の意匠面に押圧する前の状態を表す説明図,(B)
押圧した際の状態を表す説明図。
【図7】実施形態例2における,塗料層の形成工程を表
す説明図。
【図8】実施形態例2における,塗料層の形成工程のフ
ロー図。
【図9】実施形態例3における,塗料層の形成工程を表
す説明図。
【図10】実施形態例3における,塗料層の形成工程の
フロー図。
【符号の説明】
1...建築板, 11...意匠面, 12...凹凸部, 13...目地部, 2...網点塗布層, 20...網点発現塗料, 21...塗布点, 5...転写ロール, 50...塗布装置, 51...突起部,
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) E04C 2/08 E04C 2/08 B Fターム(参考) 2E162 CE00 EA11 2H113 AA01 AA04 AA05 AA06 BA00 BA21 BB22 CA05 EA00 EA01 EA06 EA07 EA12 EA25 FA10 4D075 AA01 AC25 AC29 AC41 AE03 CB33 DA07 DC01 EA43 EB52 4J038 EA011 PB05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 凹凸部を有する意匠面に網点塗布層を形
    成してなる建築板を製造する方法であって,上記網点塗
    布層を形成するに当っては,ロール表面に多数の突起部
    を形成した転写ロールを用いて,上記意匠面に網点発現
    塗料を転写して多数の塗布点を形成し,かつ,上記多数
    の塗布点は,上記意匠面上への上記突起部の押圧力の差
    異によって,上記塗布点の面積が変化するように塗布す
    ることを特徴とする建築板の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記多数の突起部
    は,略等形等大であり,かつ略等間隔に形成されている
    ことを特徴とする建築板の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において,上記ロール表
    面における2.54cm当りに形成されている上記突起
    部の数は60〜70個であり,上記ロール表面の2.5
    4cm平方内に占める突起部の上面の面積比率は15〜
    25%であり,かつ上記突起部の高さは400〜500
    μmであることを特徴とする建築板の製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか一項において,
    上記転写ロールは,内層弾性部と,該内層弾性部よりも
    高硬度の外層弾性部とからなることを特徴とする建築板
    の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記内層弾性部の硬
    度は15〜25度,上記外層弾性部の硬度は65〜75
    度であることを特徴とする建築板の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において,
    上記網点発現塗料は,粘度が0.02〜0.03Pa・
    sであることを特徴とする建築板の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項において,
    上記意匠面は,溝状の目地部を有することを特徴とする
    建築板の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項において,
    上記建築板の意匠面の全面に下塗塗料をスプレーするこ
    とにより下塗層を設け,次いで,該下塗層の上に中塗塗
    料をスプレーすることにより中塗層を設け,次いで,上
    記凹凸部における上記中塗層の上に上記転写ロールを用
    いて網点発現塗料を塗布することにより網点塗布層を設
    け,次いで,上記意匠面の全面にクリヤー塗料をスプレ
    ーすることによりクリヤー層を設けることを特徴とする
    建築板の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7において,上記建築板の意匠面
    の全面に下塗塗料をスプレーすることにより下塗層を設
    け,次いで,上記下塗層の上に中塗塗料をスプレーする
    ことにより中塗層を設け,次いで,上記凹凸部における
    上記中塗層の上に上塗塗料をロールコーティングするこ
    とにより上塗層を設け,次いで,上記上塗層の上に上記
    転写ロールを用いて網点発現塗料を塗布することにより
    網点塗布層を設け,次いで,上記意匠面の全面にクリヤ
    ー塗料をスプレーすることによりクリヤー層を設けるこ
    とを特徴とする建築板の製造方法。
  10. 【請求項10】 凹凸部を有する意匠面に網点塗布層を
    形成してなる建築板であって,上記網点塗布層は,面積
    の異なる多数の塗布点からなり,かつ,該塗布点の面積
    は,上記意匠面の凹凸部における凸部においては大き
    く,上記凹凸部の凹部においてはそれよりも小さいこと
    を特徴とする建築板。
  11. 【請求項11】 請求項10において,上記意匠面は,
    溝状の目地部を有することを特徴とする建築板。
  12. 【請求項12】 請求項10又は11において,上記建
    築板は,上記建築板の意匠面の全面に順次設けた下塗層
    及び中塗層と,上記意匠面の凹凸部における上記中塗層
    の上に設けた網点塗布層と,上記意匠面の全面に設けた
    クリヤー層とからなる塗料層を有することを特徴とする
    建築板。
  13. 【請求項13】 請求項11において,上記建築板は,
    上記建築板の意匠面の全面に順次設けた下塗層及び中塗
    層と,上記意匠面の凹凸部における上記中塗層の上に順
    次設けた上塗層及び網点塗布層と,上記意匠面の全面に
    設けたクリヤー層とからなる塗料層を有することを特徴
    とする建築板。
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