JP2001112632A - 飲料ディスペンサの制御装置 - Google Patents
飲料ディスペンサの制御装置Info
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- JP2001112632A JP2001112632A JP29410999A JP29410999A JP2001112632A JP 2001112632 A JP2001112632 A JP 2001112632A JP 29410999 A JP29410999 A JP 29410999A JP 29410999 A JP29410999 A JP 29410999A JP 2001112632 A JP2001112632 A JP 2001112632A
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- Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】保冷された飲料原料容器から飲料原料(シロッ
プ)を搬出するチューブの途中に静電容量式の売切れセ
ンサを備えた飲料ディスペンサにおいて、搬出待機中に
チューブ内のシロップが外気で暖められることによる売
切れ信号の誤出力を防止する。 【解決手段】売切れセンサの電極間を通過するシロップ
が、チューブ内で暖められたものから保冷された冷たい
ものに変化するときに、売切れセンサは誤信号を出力す
る。そこで、シロップの前回の搬出から今回の搬出まで
の時間間隔をカウントして、搬出間隔が売切れセンサが
誤動作する程度にチューブ内のシロップが暖められる一
定時間以上であるかをチェックし(S3)、一定以上で
ない場合のみ売切れ信号を有効として売切れ警報ランプ
を点灯する(S5)。
プ)を搬出するチューブの途中に静電容量式の売切れセ
ンサを備えた飲料ディスペンサにおいて、搬出待機中に
チューブ内のシロップが外気で暖められることによる売
切れ信号の誤出力を防止する。 【解決手段】売切れセンサの電極間を通過するシロップ
が、チューブ内で暖められたものから保冷された冷たい
ものに変化するときに、売切れセンサは誤信号を出力す
る。そこで、シロップの前回の搬出から今回の搬出まで
の時間間隔をカウントして、搬出間隔が売切れセンサが
誤動作する程度にチューブ内のシロップが暖められる一
定時間以上であるかをチェックし(S3)、一定以上で
ない場合のみ売切れ信号を有効として売切れ警報ランプ
を点灯する(S5)。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、シロップなどの
飲料原料から飲料を調製して供給する飲料ディスペンサ
に関し、特に飲料の売切れを警報するための制御手段に
関する。
飲料原料から飲料を調製して供給する飲料ディスペンサ
に関し、特に飲料の売切れを警報するための制御手段に
関する。
【0002】
【従来の技術】図5は飲料ディスペンサの要部を示す斜
視図である。図5に示すように、冷蔵庫の冷却室1には
飲料原料(シロップ)容器2が、例えば2個並べて収納
され、飲料調製時には各シロップ容器2からシロップポ
ンプ3によりシロップが定量ずつ搬出される。図6は図5
におけるポンプ部分の拡大図である。図6において、シ
ロップポンプ3はチューブ式ポンプが用いられ、シロッ
プ容器2からシロップを搬出する管路としてのチューブ
4にロータ5が接し、ロータ5との間でチューブ4を挟
むように円弧状のガイド6が設けられている(ガイド6
はロータ5との間が図示矢印方向に開閉可能に装着され
ており、図6では開放状態で示されている。)。チュー
ブ4は上端部がシロップ容器2の底部に接続され、下端
部は垂直下向きに保持されている。図示しないモータで
図6の時計方向に回転駆動されるロータ5は、外周の例え
ば3箇所に等ピッチで図示しないローラを備えており、
このローラでチューブ4をガイド6に対してしごくこと
により、シロップ容器2からシロップを搬出する。7は
希釈水ノズルで、図示しない冷水装置に接続されてい
る。
視図である。図5に示すように、冷蔵庫の冷却室1には
飲料原料(シロップ)容器2が、例えば2個並べて収納
され、飲料調製時には各シロップ容器2からシロップポ
ンプ3によりシロップが定量ずつ搬出される。図6は図5
におけるポンプ部分の拡大図である。図6において、シ
ロップポンプ3はチューブ式ポンプが用いられ、シロッ
プ容器2からシロップを搬出する管路としてのチューブ
4にロータ5が接し、ロータ5との間でチューブ4を挟
むように円弧状のガイド6が設けられている(ガイド6
はロータ5との間が図示矢印方向に開閉可能に装着され
ており、図6では開放状態で示されている。)。チュー
ブ4は上端部がシロップ容器2の底部に接続され、下端
部は垂直下向きに保持されている。図示しないモータで
図6の時計方向に回転駆動されるロータ5は、外周の例え
ば3箇所に等ピッチで図示しないローラを備えており、
このローラでチューブ4をガイド6に対してしごくこと
により、シロップ容器2からシロップを搬出する。7は
希釈水ノズルで、図示しない冷水装置に接続されてい
る。
【0003】上記飲料ディスペンサにおいて、図示しな
い飲料供給ボタンが押されると、シロップポンプ3が起
動してチューブ4の先端から一定量のシロップが吐出さ
れる一方、希釈水ノズル7から一定量の冷水が吐出さ
れ、これらは空中でミキシングされてチューブ先端の真
下に置かれた図示しないカップに供給される。ここで、
シロップの売切れ、つまりシロップ容器2が空になった
ことを検出するために静電容量式の売切れセンサが設け
られ、その一対の電極8(8a,8b)はポンプ3の上方
でチューブ4を挟むように配置されている。売切れセン
サはチューブ4内のシロップの有無による電極8a,8b
間の静電容量の変化から売切れを検知し、売切れ信号を
出力する。この信号に基づいて、飲料ディスペンサの図
示しない売切れ警報ランプが点灯される。
い飲料供給ボタンが押されると、シロップポンプ3が起
動してチューブ4の先端から一定量のシロップが吐出さ
れる一方、希釈水ノズル7から一定量の冷水が吐出さ
れ、これらは空中でミキシングされてチューブ先端の真
下に置かれた図示しないカップに供給される。ここで、
シロップの売切れ、つまりシロップ容器2が空になった
ことを検出するために静電容量式の売切れセンサが設け
られ、その一対の電極8(8a,8b)はポンプ3の上方
でチューブ4を挟むように配置されている。売切れセン
サはチューブ4内のシロップの有無による電極8a,8b
間の静電容量の変化から売切れを検知し、売切れ信号を
出力する。この信号に基づいて、飲料ディスペンサの図
示しない売切れ警報ランプが点灯される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した売切れ検知に
おいて、従来は以下のような問題があった。すなわち、
シロップ容器2内のシロップは冷却室1で保冷されてい
るのに対し、電極8がある部分のチューブ4内のシロッ
プは冷却室1外にあるため、シロップ搬出の時間間隔
(搬出間隔)があくと外気で暖められてシロップ容器2
内のシロップに対して温度差が生じる。この温度差のあ
るシロップが搬出時にチューブ4を通ると静電容量に変
化が生じ、あたかもチューブ4内のシロップがなくなっ
たような状態を示す。そのため、売切れセンサはこれを
捕らえて売切れ信号を出力し、その結果としてシロップ
があるにもかかわらず売切れの誤表示が行われる。そこ
で、この発明の課題は、搬出間隔があいた場合にも誤っ
た売切れ表示が行われないようにすることにある。
おいて、従来は以下のような問題があった。すなわち、
シロップ容器2内のシロップは冷却室1で保冷されてい
るのに対し、電極8がある部分のチューブ4内のシロッ
プは冷却室1外にあるため、シロップ搬出の時間間隔
(搬出間隔)があくと外気で暖められてシロップ容器2
内のシロップに対して温度差が生じる。この温度差のあ
るシロップが搬出時にチューブ4を通ると静電容量に変
化が生じ、あたかもチューブ4内のシロップがなくなっ
たような状態を示す。そのため、売切れセンサはこれを
捕らえて売切れ信号を出力し、その結果としてシロップ
があるにもかかわらず売切れの誤表示が行われる。そこ
で、この発明の課題は、搬出間隔があいた場合にも誤っ
た売切れ表示が行われないようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、冷却室内に保冷された飲料原料容器か
ら管路を通して飲料原料を搬出し飲料を調製するととも
に、前記冷却室の外側で前記管路を挟んで設置された一
対の電極間の静電容量を常時検出し、この静電容量の変
化から前記飲料原料の売切れ信号を出力する飲料ディス
ペンサにおいて、飲料搬出の時間間隔をカウントする手
段と、前記売切れ信号出力時に前記時間間隔を確認し、
この時間間隔が一定値以上であれば前記売切れ信号を無
視し、一定値以上でなければ前記売切れ信号を有効とし
て警報を発する手段とを設けるものとする(請求項
1)。この請求項1の発明によれば、シロップの温度差
により売切れ信号が出力されるような搬出間隔を一定値
として予め設定しておき、搬出間隔がこの一定値以上で
あれば売切れ信号が出力されても無視することにより、
売切れを誤表示する機会を減らすことができる。
に、この発明は、冷却室内に保冷された飲料原料容器か
ら管路を通して飲料原料を搬出し飲料を調製するととも
に、前記冷却室の外側で前記管路を挟んで設置された一
対の電極間の静電容量を常時検出し、この静電容量の変
化から前記飲料原料の売切れ信号を出力する飲料ディス
ペンサにおいて、飲料搬出の時間間隔をカウントする手
段と、前記売切れ信号出力時に前記時間間隔を確認し、
この時間間隔が一定値以上であれば前記売切れ信号を無
視し、一定値以上でなければ前記売切れ信号を有効とし
て警報を発する手段とを設けるものとする(請求項
1)。この請求項1の発明によれば、シロップの温度差
により売切れ信号が出力されるような搬出間隔を一定値
として予め設定しておき、搬出間隔がこの一定値以上で
あれば売切れ信号が出力されても無視することにより、
売切れを誤表示する機会を減らすことができる。
【0006】上記請求項1の発明において、搬出間隔が
一定値以上の場合に本当の売切れがたまたま重なると、
以降の売切れが検出できなくなる。そこで、この発明
は、請求項1に係る発明において、前記飲料原料容器か
らの前記飲料原料の搬出量を積算カウントする手段と、
前記売切れ信号出力時に確認した前記時間間隔が一定値
以上であれば前記積算搬出量を確認し、この積算搬出量
が一定値以上でなければ前記売切れ信号を無視するが、
一定値以上であれば前記売切れ信号を有効として警報を
発する手段とを設けるものとする(請求項2)。この請
求項2の発明によれば、売切れ信号出力時に確認した搬
出間隔が一定値以上の場合であっても、積算搬出量が一
定値以上の場合には売切れ信号を無視しないことによ
り、積算搬出量が一定値以上の場合に起こりやすい売切
れを確実に検出し、誤表示する機会を減らしながら売切
れ検出精度を高めることができる。
一定値以上の場合に本当の売切れがたまたま重なると、
以降の売切れが検出できなくなる。そこで、この発明
は、請求項1に係る発明において、前記飲料原料容器か
らの前記飲料原料の搬出量を積算カウントする手段と、
前記売切れ信号出力時に確認した前記時間間隔が一定値
以上であれば前記積算搬出量を確認し、この積算搬出量
が一定値以上でなければ前記売切れ信号を無視するが、
一定値以上であれば前記売切れ信号を有効として警報を
発する手段とを設けるものとする(請求項2)。この請
求項2の発明によれば、売切れ信号出力時に確認した搬
出間隔が一定値以上の場合であっても、積算搬出量が一
定値以上の場合には売切れ信号を無視しないことによ
り、積算搬出量が一定値以上の場合に起こりやすい売切
れを確実に検出し、誤表示する機会を減らしながら売切
れ検出精度を高めることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図1及び図2は請求項1に係る実
施の形態を示すもので、図1は制御動作のフローチャー
ト、図2は制御装置のブロック図である。まず、図2に
おいて、9は装置全体を制御するCPU、10はCPU9の制
御プログラムを格納したROM、11は各種の制御データ
を記憶するRAM、12は各機器に対する入出力部、13
はシロップポンプ3(図6参照)を駆動するポンプモー
タ、14は電極8a,8b間の静電容量の変化から売切れ
信号を出力する売切れセンサ、15は売切れ表示ランプ
である。飲料搬出の時間間隔をカウントする手段として
のタイマはCPU9に内蔵されており、CPU9は前回のシロ
ップ搬出からの経過時間を常時カウントしている。
施の形態を示すもので、図1は制御動作のフローチャー
ト、図2は制御装置のブロック図である。まず、図2に
おいて、9は装置全体を制御するCPU、10はCPU9の制
御プログラムを格納したROM、11は各種の制御データ
を記憶するRAM、12は各機器に対する入出力部、13
はシロップポンプ3(図6参照)を駆動するポンプモー
タ、14は電極8a,8b間の静電容量の変化から売切れ
信号を出力する売切れセンサ、15は売切れ表示ランプ
である。飲料搬出の時間間隔をカウントする手段として
のタイマはCPU9に内蔵されており、CPU9は前回のシロ
ップ搬出からの経過時間を常時カウントしている。
【0008】CPU9は図示しない飲料供給ボタンが押さ
れると,ポンプモータ13を一定時間運転して定量のシ
ロップを搬出させるが、その場合に図1のフローチャー
トに示すように、シロップ搬出中かをチェックし(S
1)、搬出中であれば売切れセンサ13からの売切れ信
号の出力の有無をチェックする(S2)。そして、売切
れ信号が出力されていれば、前回の搬出からの時間間隔
(搬出間隔)がRAM11に設定された一定値、例えば3
0分以上かをチェックし(S3)、一定時間以上であれ
ば売切れ信号を無視して、搬出間隔タイマを初期化、つ
まりタイマを0から再スタートさせて処理を終了する。
一方、S3で搬出間隔が一定値以上でなければ、売切れ
信号を有効として売切れ警報ランプ15をONして(S
4)、S5に移る。
れると,ポンプモータ13を一定時間運転して定量のシ
ロップを搬出させるが、その場合に図1のフローチャー
トに示すように、シロップ搬出中かをチェックし(S
1)、搬出中であれば売切れセンサ13からの売切れ信
号の出力の有無をチェックする(S2)。そして、売切
れ信号が出力されていれば、前回の搬出からの時間間隔
(搬出間隔)がRAM11に設定された一定値、例えば3
0分以上かをチェックし(S3)、一定時間以上であれ
ば売切れ信号を無視して、搬出間隔タイマを初期化、つ
まりタイマを0から再スタートさせて処理を終了する。
一方、S3で搬出間隔が一定値以上でなければ、売切れ
信号を有効として売切れ警報ランプ15をONして(S
4)、S5に移る。
【0009】図1の実施の形態によれば、S2で売切れ
信号が出力された場合にも、その時点の搬出間隔がチュ
ーブ4内のシロップが売切れセンサ14を誤動作させる
可能性が高い温度まで暖められる時間以上かを確認し、
その時間以上であれば売切れ信号を無視するので、シロ
ップがあるにもかかわらず、無用の売切れ警報を発する
機会が減少する。
信号が出力された場合にも、その時点の搬出間隔がチュ
ーブ4内のシロップが売切れセンサ14を誤動作させる
可能性が高い温度まで暖められる時間以上かを確認し、
その時間以上であれば売切れ信号を無視するので、シロ
ップがあるにもかかわらず、無用の売切れ警報を発する
機会が減少する。
【0010】次に、図3は請求項2に係る実施の形態の
制御動作を示すフローチャート、図4は制御装置のブロ
ック図である。図4において、図2と相違しているの
は、ポンプモータ13にシロップの搬出量を積算カウン
トするためのパルス発生装置16が設けられている点であ
る。パルス発生装置16は、例えばモータ軸に直結され
た回転円板に取り付けられた永久磁石と、この永久磁石
の回転に感応するホール素子とにより構成され、モータ
回転数に比例するパルスを出力する。CPU9はこのパル
スを介して、シロップポンプ3の1回転当りのシロップ
搬出量から、シロップ容器2が満杯であった運転開始時
点からのシロップの積算搬出量をカウントする。
制御動作を示すフローチャート、図4は制御装置のブロ
ック図である。図4において、図2と相違しているの
は、ポンプモータ13にシロップの搬出量を積算カウン
トするためのパルス発生装置16が設けられている点であ
る。パルス発生装置16は、例えばモータ軸に直結され
た回転円板に取り付けられた永久磁石と、この永久磁石
の回転に感応するホール素子とにより構成され、モータ
回転数に比例するパルスを出力する。CPU9はこのパル
スを介して、シロップポンプ3の1回転当りのシロップ
搬出量から、シロップ容器2が満杯であった運転開始時
点からのシロップの積算搬出量をカウントする。
【0011】そこで、図3のフローチャートにおいて、
S3で搬出間隔が一定値以上であっても直ちに売切れ信
号を無視せず積算搬出量をチェックし(S4)、シロッ
プの積算搬出量がRAMに設定された一定値、例えばシロ
ップ容器2の容量を3リットルとして、その90%の2.7
リットル以上であれば売切れ信号を有効として売切れ警
報ランプ15を点灯し(S5)、S6で搬出間隔タイマを初
期化して処理を終了する。しかし、S4で積算搬出量が
一定値以上でなければ、売切れ信号を無視してS6に移
り処理を終了する。S1〜S3は図1と同じである。
S3で搬出間隔が一定値以上であっても直ちに売切れ信
号を無視せず積算搬出量をチェックし(S4)、シロッ
プの積算搬出量がRAMに設定された一定値、例えばシロ
ップ容器2の容量を3リットルとして、その90%の2.7
リットル以上であれば売切れ信号を有効として売切れ警
報ランプ15を点灯し(S5)、S6で搬出間隔タイマを初
期化して処理を終了する。しかし、S4で積算搬出量が
一定値以上でなければ、売切れ信号を無視してS6に移
り処理を終了する。S1〜S3は図1と同じである。
【0012】図3の実施の形態によれば、搬出間隔が一
定値以上であり、センサ14が誤動作する可能性のある
場合でも、積算搬出量が一定値以上で売切れが生じる可
能性がある場合には売切れ信号を有効とするので、搬出
間隔が一定値以上のときに本当の売切れがたまたま重な
った場合にも売切れを見逃すことがなく、売切れ検出精
度を高めることができる。
定値以上であり、センサ14が誤動作する可能性のある
場合でも、積算搬出量が一定値以上で売切れが生じる可
能性がある場合には売切れ信号を有効とするので、搬出
間隔が一定値以上のときに本当の売切れがたまたま重な
った場合にも売切れを見逃すことがなく、売切れ検出精
度を高めることができる。
【0013】
【発明の効果】以上の通り、この発明によれば、飲料の
搬出中における温度変化に基づく静電容量式センサの誤
信号を飲料搬出の時間間隔に応じて無視することによ
り、正確な売切れ警報表示を行うことができる。
搬出中における温度変化に基づく静電容量式センサの誤
信号を飲料搬出の時間間隔に応じて無視することによ
り、正確な売切れ警報表示を行うことができる。
【図1】この発明の実施の形態を示す制御動作のフロー
チャートである。
チャートである。
【図2】図1の実施の形態における制御装置のブロック
図である。
図である。
【図3】この発明の異なる実施の形態を示す制御動作の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】図3の実施の形態における制御装置のブロック
図である。
図である。
【図5】飲料ディスペンサの要部を示す斜視図である。
【図6】図5におけるポンプ部分の斜視図である。
1 冷蔵庫 2 飲料原料容器 3 飲料搬出ポンプ 4 チューブ 5 ロータ 6 ガイド 7 希釈水ノズル 8 電極 13 ポンプモータ 14 売切れセンサ 15 売切れ警報ランプ 16 パルス出力装置
Claims (2)
- 【請求項1】冷却室内に保冷された飲料原料容器から管
路を通して飲料原料を搬出し飲料を調製するとともに、
前記冷却室の外側で前記管路を挟んで設置された一対の
電極間の静電容量を常時検出し、この静電容量の変化か
ら前記飲料原料の売切れ信号を出力する飲料ディスペン
サにおいて、 飲料搬出の時間間隔をカウントする手段と、前記売切れ
信号出力時に前記時間間隔を確認し、この時間間隔が一
定値以上であれば前記売切れ信号を無視し、一定値以上
でなければ前記売切れ信号を有効として警報を発する手
段とを設けたことを特徴とする飲料ディスペンサの制御
装置。 - 【請求項2】前記飲料原料容器からの飲料原料の搬出量
を積算カウントする手段と、前記売切れ信号出力時に確
認した前記時間間隔が一定値以上であれば前記積算搬出
量を確認し、この積算搬出量が一定値以上でなければ前
記売切れ信号を無視するが、一定値以上であれば前記売
切れ信号を有効として警報を発する手段とを設けたこと
を特徴とする請求項1記載の飲料ディスペンサの制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29410999A JP2001112632A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 飲料ディスペンサの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29410999A JP2001112632A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 飲料ディスペンサの制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001112632A true JP2001112632A (ja) | 2001-04-24 |
Family
ID=17803417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29410999A Pending JP2001112632A (ja) | 1999-10-15 | 1999-10-15 | 飲料ディスペンサの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001112632A (ja) |
-
1999
- 1999-10-15 JP JP29410999A patent/JP2001112632A/ja active Pending
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