JPH0222767Y2 - - Google Patents

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JPH0222767Y2
JPH0222767Y2 JP1986038039U JP3803986U JPH0222767Y2 JP H0222767 Y2 JPH0222767 Y2 JP H0222767Y2 JP 1986038039 U JP1986038039 U JP 1986038039U JP 3803986 U JP3803986 U JP 3803986U JP H0222767 Y2 JPH0222767 Y2 JP H0222767Y2
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ice
waiting time
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vending machine
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は原料槽から払い出された原料を熱湯で
溶かして、これに冷水や氷を混合して販売する調
理形態の自動販売機に関するものである。
従来の技術 この種の自動販売機では、例えば電源投入直後
に熱湯、冷水を所定温度にまで加熱処理、冷却処
理を施こすことができないため、大部分のものは
十分な処理が完了するまべの期間は自動的に販売
停止状態にすると共に販売商品が収納されている
にもかかわらず売切れ表示を行うよう構成されて
いる。
特開昭55−164990号公報には、氷のスストツク
が無くなつて販売が中止されたときに、少なくと
も1回の販売に使用する氷を製氷するに要する待
ち時間の設定値をカウンタに設定し、時間の経過
に伴つて前記カウンタを減算し、前記カウンタの
内容を時々の待ち時間として表示する技術が開示
されている。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の構成では、表示待ち時間が零
となつた時に確実に販売開始に移れるようにする
ために、カウンタに設定される設定値を、必要最
小限の待ち時間よりも長く設定しておく必要があ
り、好ましい待ち時間表示ができないものであ
る。
本考案は氷のストツク量が必要量に復帰したと
きに待ち時間の表示を零にできる自動販売機を提
供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 本考案の自動販売機は、製氷機で氷を製造して
貯蔵するとともに所定温度の商品を販売する自動
販売機において、貯蔵中の前記氷の貯蔵量を検出
する貯蔵量センサの出力を所定繰り返し周期で読
み取るサンプリング部と、前記サンプリング部で
読み取られた検出貯氷量を待ち時間が販売開始貯
氷量までの製氷必要量と製氷機の製氷能力の関数
として与えられる式に代入して販売開始貯氷量に
達するまでに必要な待ち時間を算出する演算部
と、この演算部で算出された待ち時間を自動販売
機外部から確認可能に表示する表示部とを設けた
ことを特徴とする。
作 用 この構成によると、サンプリング部の読み取つ
た貯氷量が演算部に入力される。演算部では、販
売開始貯氷量への氷の不足量と製氷能力とによつ
て予め設定されている待ち時間算出式に、サンプ
リングの読み取つた時々の製氷量を代入して待ち
時間を算出する。算出された時々の待ち時間が表
示部で表示される。ここではサンプリング部の
時々の検出値に基づいて演算部が繰り返して待ち
時間を算出して、新しく算出された待ち時間が表
示される。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第7図に基
づいて説明する。
第1図と第2図は販売指示を検出して、原料槽
からはコーヒ粉末と砂糖とミルクを所定量づつ払
い出し、これを温水タンクから払い出された温水
で溶いで、更にこれに冷水と氷を混合して商品取
出口の近傍に払い出されたカツプに注ぐよう構成
されたコーヒ自動販売機の構成図を示す。なお、
氷は自動販売機内部に備えられた後述の製氷機に
よつて製造して貯蔵槽に貯蔵されている。1は検
銭装置、2は投入金表示器、3はカツプ、コーヒ
粉末、砂糖、ミルク、熱湯、冷水および氷を払出
し可能な払出し装置、4は払出し装置3で払出さ
れる氷の貯蔵槽における貯蔵量を検出する貯蔵量
センサ、5は投入金表示器2と払出し装置3を予
めROM6に書き込まれたプログラムに従つて制
御するCPU7はCPU5の処理に必要な情報が書
き込まれるRAM、8は前記各装置とCPU5とを
結ぶI/Oバスである。
前記製氷機および貯氷槽は第3図に示すように
構成されている。製氷機9は外周に冷媒管10が
巻回された氷結管11と、氷結管11の内壁に付
着した氷を掻き上げるスクリユー12と、氷結管
11の上方開口端に取付けられた圧縮部材13と
から構成されており、スクリユー12で掻き上げ
られた氷は圧縮部材13で押し固められて通路1
4からの上方の貯氷槽15に押し出されてキユー
ブ状の氷片16となる。17は貯氷槽15に設け
られた撹拌翼で、スクリユー12の上端から貯氷
槽15の内部に延設された軸18に取付けられ、
スクリユー12の駆動モータ19を動力源として
スクリユー12と一体回転する。20は貯氷槽1
5に設けられた払出しゲートである。21は給水
口、22は排水口である。
貯氷槽15からの氷片の払出し時には、払出し
ゲート20を開くとともに駆動モータ19を回転
させ、貯氷槽15の氷片16を撹拌翼17で掻き
回して払出しゲート20から落すことによつて行
われる。なお、この場合には冷媒管10の温度は
製氷しない温度に制御されている。
また、第3図において貯氷槽センサ4が次のよ
うに構成されている。貯蔵槽15の上部には検知
板23が昇降自在に支持されており、貯蔵槽15
の氷貯蔵量が増加するに従つて最大で実線で示す
上限位置まで押し上げられ、氷の貯蔵量が減少し
て貯氷レベルが低下すると降下する。検知板23
の昇降によつてポテンシヨンメータ26の摺動端
子が移動する。ポテンシヨンメータ26の固定端
子間には基準電圧V1が印加されており、摺動端
子が検知板23の昇降に伴つて移動すると、摺動
端子の出力電圧V0がそのときの検出貯氷レベル
に相当する。検知板23が上限位置に達したこと
は第1のリミツトスイツチ24によつて検出さ
れ、この第1のリミツトスイツチ24が検知板2
3を検知している第3図の状態においては、冷媒
管10への冷媒の供給が中止されて製氷機9によ
る製氷が中止されている。検知板23が下限貯氷
レベルtrの位置に降下したことを第2のリミツト
スイツチ25が検出すると、冷媒管10に冷媒が
供給されて製氷機による製氷が実行される。
次にCPU5とROM6およびRAM7からなる
マイクロコンピユータ32を、第6図のフローチ
ヤートと第7図に示す機能ブロツク図に基づいて
説明する。貯氷量センサ4の出力が販売制御部3
3に読み込まれており、貯氷槽15の貯氷量が下
限貯氷レベルtr以上ある状態において投入口27
から貨幣を投入すると、先ず販売制御部33は検
銭装置1から投入金額を読み取つてRAM7の所
定番地にストアし、投入金を加算して総投入金額
を算出する〔a−1〕。時々の総投入金額は投入
金表示器2にデジタル表示される〔a−2〕。〔a
−3〕の売可判定において総投入金額が販売価格
に達したことを検出すると、販売制御部33は払
出し装置3に払出しを指示して商品取出し口28
への商品の払出しを実行させる〔a−4〕。商品
払出し動作〔a−4〕では、コーヒ粉末と糠糖、
ミルクを熱湯で溶いて、これら冷水および貯氷槽
15の払出しゲート20から払出された氷片16
を混ぜて、商品払出し口28のカツプ〔図示せ
ず〕へ払出される。ここで、貯氷槽15の貯蔵氷
は第1のリミツトスイツチ24と製氷機9とによ
つて下限貯氷レベルtr以上に維持されているが、
短時間に払出しが繰り返えされて多くの氷片16
が払い出されて貯氷レベルが下限貯氷レベルtr
下まわつた場合には、これを第2のリミツトスイ
ツチ25から検出〔a−5〕して自動販売機の動
作モードを強制的に売切れモードにして販売を中
止する〔a−6〕。サンプリング部34では〔a
−6〕に切換つてから所定時間〔例えば1秒〕が
経過したかをチエツ〔a−7〕して、所定時間の
経過を検出するとポテンシヨンメータ26の出力
電圧V0をサンプリング部34から読み取つて実
際の貯氷レベルtsを判定し〔a−8〕、読み取つ
た貯氷レベルtsを演算部35において予め設定さ
れた公式に代入して、前記第2のリミツトスイツ
チ25が反転するまでに貯氷量を上げるに要する
時間〔待ち時間〕、を算出し〔a−9〕、投入金表
示器2に出力し〔a−10〕、〔a−7〕でチエツク
するタイマをクリア〔a−11〕して〔a−5〕に
戻る。
前記待ち時間は、第4図に示すような貯氷レベ
ルtsの関数となり、待ち時間Tとすると、 T=F(ts) … と表わせる。第1式を詳しく説明すると次のよう
になる。製氷機9へ送り込まれる水温が所定温度
の条件下で、製氷機9が製氷を実行して単位時間
当りに貯氷槽15の貯氷レベルを単位レベルだけ
上昇させることができる能力を製氷能力Hとする
と、水温が前記の所定温度の状態では上記の第1
式は、 α・tr−ts/H … と表わせる。ここでαは実験的に求められた定数
である。
ROM6には上記の第2式が予め書き込まれて
おり、CPU5の演算部35においては第2式に
最新の検出貯氷レベルtsを代入してその都度、待
ち時間が算出されて投入金表示器2に表示され
る。なお、第2のリミツトスイツチ25が下限貯
氷レベルtr以上にあることを検出するまでの期間
において、投入金額表示器2の表示は、数字表示
器DP3,DP4によつて待ち時間をデジタル表示
し、単位表示器29と30のうちの単位表示器0
が点灯して「分」を表示し、モード表示器31と
32のうちのモード表示器31が点灯して「待ち
時間」を表示する。
このように構成したため、1秒間隔でサンプリ
ングされた貯氷レベルtsに対する待ち時間が、例
えばサンプリングの度に更新されて表示されるた
め、最適な待ち時間情報を利用者に与えることが
できる。
また、気温が上昇すると、製氷機9へ送り込ま
れる水温が上昇する傾向を示して実際の製氷能力
Hが低下するため、気温センサを設け、ROM6
に書き込まれている公式をその時々の気温情報で
補正することによつて一層正確な待ち時間表示を
実現できる。この場合、第2式は次のように表わ
せる。
α・tr−ts/H・W … Wは気温センサの検出気温によつて決まる定数
で気温が高いほどその値は大きい。
考案の効果 以上のように本考案によると、貯氷量センサと
サンプリング部を介して求まる時々の検出貯氷量
を、待ち時間が貯氷量の関数として与えられる式
に代入して演算部で時々の待ち時間を算出してい
るため、正確な待ち時間を表示部に表示させるこ
とができる。
特に、外乱に対する信頼性も従来のものに比べ
て大幅に向上するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図はコー
ヒ自動販売機の構成図、第2図は自動販売機の正
面図、第3図は製氷機の貯氷槽の縦断面図、第4
図はROMの説明図、第5図は投入金表示器の配
置構成図、第6図は第1図のフローチヤート図、
第7図は第1図の要部機能ブロツク図である。 1……検銭装置、2……投入金表示器、3……
払出し装置、4……貯氷量センサ、5……CPU、
6……ROM、7……RAM、8……I/Oバス、
9……製氷機、15……貯氷槽、23……検知
板、34……サンプリング部、35……演算部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 製氷機で氷を製造して貯蔵するとともに所定
    温度の商品を販売する自動販売機において、貯
    蔵中の前記氷の貯蔵量を検出する貯蔵量センサ
    の出力を所定繰り返し周期で読み取るサンプリ
    ング部と、前記サンプリング部で読み取られた
    検出貯氷量を待ち時間が販売開始貯氷量までの
    製氷必要量と製氷機の製氷能力の関数として与
    えられる式に代入して販売開始貯氷量に達する
    までに必要な待ち時間を算出する演算部と、こ
    の演算部で算出された待ち時間を自動販売機外
    部から確認可能に表示する表示部とを設けた自
    動販売機。 2 表示部を、待ち時間が投入金表示器に表示さ
    れるよう構成した実用新案登録請求の範囲第1
    項記載の自動販売機。 3 演算部を、算出した待ち時間を気温情報で補
    正するよう構成した実用新案登録請求の範囲第
    1項記載の自動販売機。
JP1986038039U 1986-03-14 1986-03-14 Expired JPH0222767Y2 (ja)

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