JP2001112620A - 長尺物の安定保持装置 - Google Patents

長尺物の安定保持装置

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JP2001112620A
JP2001112620A JP30029499A JP30029499A JP2001112620A JP 2001112620 A JP2001112620 A JP 2001112620A JP 30029499 A JP30029499 A JP 30029499A JP 30029499 A JP30029499 A JP 30029499A JP 2001112620 A JP2001112620 A JP 2001112620A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炊飯釜の蓋やその他の長尺物を安定して保持
し、移載先に安定して供給できる長尺物の安定保持装置
を提供する。 【解決手段】 炊飯釜4の蓋4の表面中央の摘み4a
を、移載装置に軸止する軸支持部7の下方に固定したシ
リンダー8の両側に進退するロッド9に取り付けた保持
プレート10の対向する水平部が、ロッド9の後退によ
り対向する間隔を狭めて摘み4aを挟んで保持する保持
手段1と、一方のアーム11aの一端が軸支持部7に軸
止され、他方のアームbの一端が保持プレート10に軸
止した2本のアーム11aと11bとよりなるリンク機
構11と、アーム11aの先端部に直角に下方向に固定
した押し棒12よりなる押圧手段2を備え、保持プレー
ト10による摘みの保持と連動して、キャップ18が摘
み4の両側方の表面に当接し、キャップ18が蓋4の方
向にバネ19で付勢されて押圧するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、長尺物を安定し
て保持することのできる装置に関するものである。本願
においては、長尺物とは、炊飯釜の蓋のように、表面中
央の突起部に比し表面面積が広いものや前記突起部に比
し、左右の水平幅が広いものを言う。
【0002】
【従来の技術】ガス、電気、蒸気等の加熱源を用いて、
炊飯釜内の米を連続して炊飯する自動炊飯技術におい
て、配米注水された炊飯釜に蓋を被せて炊飯工程に炊飯
釜を搬送する作業や、炊飯蒸らし操作を終えた炊飯釜内
の飯米を取り出す場合に、蓋を炊飯釜から取り外す作業
が必要となる。かかる作業を行うために、エアーシリン
ダーやモーターを用いて、蓋の中央の摘みを保持しなが
ら移載する装置が用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】連続自動炊飯システム
に用いる炊飯釜の蓋は、長尺物である場合が多い。しか
も、鋳物で構成されているために、6〜8kg程度の重
量があり、中央の摘みも水平幅に比べて非常に小さく、
摘みを持ち上げても左右の釣り合いがとれない場合が多
い。そのために、移載時に、左右のいずれかに傾斜した
り、左右に揺れを生じたりして、保持部から蓋が滑り落
ちてしまったり、移載先である炊飯釜や搬送コンベア上
に安定供給できないといった問題が生ずる。
【0004】この発明は、炊飯釜の蓋や、一般の長尺物
を安定して保持し、移載先に安定して供給できる長尺物
の安定保持装置を供給することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】長尺物、好ましくは炊飯
釜の蓋、の表面中央の突起部を保持星する保持手段と、
その動作と連動して前記長尺物の表面で前記突起部の左
右で均一に抑える押圧手段とで長尺物の安定保持装置を
構成する。
【0006】保持手段に、シリンダーの作動により、対
向する先端縁の間隔が開閉する保持プレートを設け、押
し圧手段に、前記保持手段に連結するリンク機構と、そ
れに固定し、緩衝バネで下方に付勢した伸縮押し棒とを
設ける。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面によ
り説明する。この発明に係る装置は、長尺物の保持手段
1と、保持した長尺物を左右均一に、すなわち、水平に
なるようにすることのできる押圧手段2とよりなる。
【0008】図面は、長尺物の内、炊飯釜3の蓋4の保
持、押圧および移動状態を説明するものである。保持手
段1は、図2に示す移載装置5の回動腕部6の先端部に
軸止した保持手段1の軸支持部7の下部に取り付けた平
行開閉式のエアーシリンダー8と、該のエアーシリンダ
ー8の左右(図において)に突出・後退するロット9の
先端に、断面L字状の保持プレート10を、L字の水平
部を対向させて垂直部を固定している。 そして、ロッ
ト9の後退(引き込み)により2つの保持プレート10
の水平部の対向する先端間隔が狭まり、炊飯釜4の上面
中央の摘み4aを挟んで保持し、ロット9の突出により
その間隔を拡げて摘み4aの保持を解除する。
【0009】保持プレート10の水平部の先端縁には、
摘み4aの保持を確実にするために、三角形状または半
円形状の切り欠きを設けるのが好ましい。
【0010】押圧手段2は、左右(図1において)1対
または2対のリンク機構11と、それに対応した左右1
対または2対の押し棒12とよりなる。
【0011】各リンク機構11は、それぞれ2本のアー
ム11aと11bとよりなる。一方のアーム11aの一
端は軸支持部7の側方に軸止されている。この軸を本願
では回動基点13という。他方のアーム11bの一端
は、保持プレート10の垂直部に軸止されている。この
軸を本願では移動支点14という。アーム11aと11
bの他端を互いに軸止する。この軸を本願では回動支点
15という。
【0012】押し棒12は、軸支持部7に軸止したアー
ム11aの先端部、すなわち回動支点15寄りに、筒体
16の上端部をアーム11aに直角に固定し、その下方
開口より棒体17を挿入し、棒体17の下端にゴムまた
は軟質プラスチック等の弾性体のキャップ18を取付
け、棒体17に緩衝バネ19を巻回し、その一端を筒体
16の開口縁に、他端をキャップ18の開口縁に当接さ
せるか、または、筒体16の先端部と棒体17の先端部
に固定し、棒体17を筒体16の外方(下方向)へ付勢
する。棒体17は筒体でもよい。
【0013】この装置は次のとおり作動する。移載装置
5の回動腕部6の軸に軸支持部7の軸受け7aを係合さ
せて、本願装置を回動軸腕6に回動自在に取り付け、対
向する保持プレート10の水平部の先端間隔が開いた状
態、すなわち、エアーシリンダー8の作動によりロット
9が左右に突出し、2つの保持プレート10の水平部先
端の間隔が開いた状態で装置が下降し、保持プレート1
0の水平部先端が蓋4の摘み4aに対向する。次いで、
エアーシリンダー8の作動によりロット9が引っ込む
と、保持プレート10の水平部先端間隔が狭まり、摘み
4aを挟持する。
【0014】上記のとおり、保持プレート10がロット
9により引かれると、それに連動して、保持プレート1
0に軸止したアーム11bも移動支点14において引か
れるので、アーム11bは回動支点15のところでアー
ム11aの先端部を下方へ引き、アーム11aを下方へ
回動させる。アーム11aの先端部が下方へ回動する
と、同時に押し棒12も押されて、その先端のキャップ
18も下方へ回動し、蓋4の上面に当接する。その際
に、2つまたは4つのキャップ18が蓋4の摘み4aの
左右で蓋4に当接し、緩衝バネ19はキャップ18また
は棒体17を押して蓋4を水平状態に保持するための釣
り合いをとる役割を果たす。
【0015】蓋4の保持を解除するための作動は上記の
場合の逆で、次のとおりである。すなわち、エアーシリ
ンダー8の作動でロット9が突出すると、2つの保持プ
レート10が反対方向に押されて、その水平部先端の間
隔が開き、摘子みaの保持が解除される。同時に、リン
ク機構11のアーム11bが移動支点14で押され、ア
ーム11bが回動支点15でアーム11aの先端部を上
方へ押して上方へ回動させ、押し棒12が持ち上げられ
てキャップ18が蓋4の上面から離れる。
【0016】図3は、蓋4の移載装置5で炊飯作業を終
えた炊飯釜3の蓋4を、側方の蓋洗浄装置(図示省略)
へ投入するために、コンベア20上へ移載する作動を説
明するためのものである。
【0017】すなわち、炊飯済の炊飯釜3の蓋4を、保
持プレート10で挟持し、押し棒12で蓋4の上面を抑
えた後、移載装置5の回動腕部6を回動反転させて、蓋
4をコンベア20上に載置し、エアーシリンダー8を作
動させて保持プレート10による摘み4aの保持を解除
し、同時にリンク機構11のアーム11aを上方へ回動
させて押し棒12を上げると、蓋4は開放されてコンベ
ア20上に載置される。
【0018】回動腕部6の回動時には、蓋4は円弧軌道
上を移動するので、蓋の移動姿勢は常に安定する必要が
ある。本装置においては、軸支持部7が回動腕部6に軸
止されており、エアーシリンダー8およびリンク機構が
その軸支持部7に取付けられており、押し棒12が保持
された摘子4aの左右を押さえ、緩衝バネ19がバラン
スをとっているので、蓋4は移動中常に水平状態を維持
し、揺れを生ずることなく、安定している。反転する回
動腕部6以外に、上方への回動と水平回動を併用した移
載用の腕部に本装置を取付けて使用する場合において
も、保持された蓋4は移動中常に水平状態を維持し、揺
れを生ずることなく、安定する。
【0019】炊飯前に、洗米を入れた炊飯釜3に蓋4を
被せる方法は上記の場合と逆であって、洗浄されてコン
ベアで運ばれて来た蓋4の摘み4aを保持プレート10
で保持し、押さえ棒12で蓋の上面を押さえながら回動
腕部6を反転させて、蓋4を待機する炊飯釜3に載置
し、摘み4aの保持と蓋4の押さえを解除する。
【0020】上記の保持装置は、炊飯釜の蓋の保持移動
に用いることに限定するものではなく、他の長尺物の自
動移動ラインに幅広く適用することが可能である。
【0021】
【発明の効果】この発明に係る保持装置は、炊飯釜の蓋
等長尺物で、かつ、限られた位置しか保持出来ない物
を、常に水平姿勢で、揺れることなく、安定して保持で
きる。構造が簡単で、安価に製造することができる。長
尺物の自動移動ラインに幅広く適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】炊飯釜の蓋に対向させたこの発明に係る装置の
正面図である。
【図2】この発明に係る装置の側面図である。
【図3】この発明に係る装置を移載装置の回動腕部に取
付けて炊飯釜の蓋を移載する場合の説明図である。
【符号の説明】
1 保持手段 2 押圧手段 3 炊飯釜 4 蓋 4a 摘み 5 移載装置 6 回動腕部 7 軸支持部 7a 軸受け 8 エアーシリンダー 9 ロット 10 保持プレート 11 リンク機構 12 押し棒 13 回動基点 14 移動支点 15 回動支点 16 筒体 17 棒体 18 弾性キャップ 19 緩衝バネ 20 コンベア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺物の表面中央の突起部を保持する保持
    手段と、その動作と連動して前記長尺物の表面で前記突
    起部の左右を均一に抑える押圧手段とを備えた長尺物の
    安定保持装置。
  2. 【請求項2】長尺物が炊飯器の蓋であり、表面中央の突
    起部が摘みであることを特徴とする請求項1に記載の長
    尺物の安定保持装置。
  3. 【請求項3】 保持手段が、シリンダーの作動により対
    向する先端縁の間隔が開閉する保持プレートを備え、押
    し圧手段が、前記保持手段に連結するリンク機構と、そ
    れに固定し、緩衝バネで下方に付勢した伸縮押し棒とを
    備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の長尺
    物の安定保持装置。
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