JP2001068522A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2001068522A
JP2001068522A JP24155699A JP24155699A JP2001068522A JP 2001068522 A JP2001068522 A JP 2001068522A JP 24155699 A JP24155699 A JP 24155699A JP 24155699 A JP24155699 A JP 24155699A JP 2001068522 A JP2001068522 A JP 2001068522A
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JP
Japan
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cassette
substrate
tilt
gripper
cam lever
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Application number
JP24155699A
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English (en)
Inventor
Takeshi Ito
伊藤  剛
Hideto Tateno
秀人 立野
Hidehiro Yanagawa
秀宏 柳川
Tsutomu Takeuchi
努 武内
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Hitachi Kokusai Electric Inc
Original Assignee
Hitachi Kokusai Electric Inc
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  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】カセット搬送部の構造を簡潔にしてコストの低
減を図ると共に搬送時間を短縮し、スループットの向上
を図ることができる基板処理装置を提供する。 【解決手段】カセット10の搬送過程でカセットを傾斜
させるチルト機能を有するカセット搬送部53を具備す
る基板処理装置である。カセット搬送部は水平移動する
スライド基板63と、該基板に傾動可能に設けられカセ
ットを保持可能なカセットグリッパ67と、前記基板に
回転自在に設けられカセットグリッパと連動するカムレ
バー68と、基板と対向して設けられ、水平面である倣
い面と曲面を具備する倣い面とを有するカムプレート
と、カムレバーを倣い面のいずれか一方に倣わせる切換
え手段76とを具備している。カムレバーを曲面を具備
する倣い面に倣わせると、搬送途中でカセットが傾斜
し、基板が脱落するのが防止され、切換え手段でカムレ
バーを水平面の倣い面に倣わせ、カセットを水平に維持
して搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェーハ等被処理
基板に薄膜の生成、被処理基板のエッチング、アニール
等の各種処理を施す基板処理装置、特にバッチ処理方式
の基板処理装置で被処理基板がカセットに収納された状
態で搬送される基板処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に於いて、縦型炉を有する基板処
理装置について説明する。
【0003】筐体1内部の後部上方に反応管2、ヒータ
ユニット3等から構成される縦型炉4が配設され、該縦
型炉4の下方にボートエレベータ5が設けられ、該ボー
トエレベータ5は立設されるボート6を前記反応管2内
に装入、引出しする。前記ボートエレベータ5に並び基
板移載機7が設けられ、該基板移載機7は基板チャック
プレート8が水平に突設された基板チャック部9を有
し、該基板チャック部9は水平方向に進退し、又垂直軸
を中心に回転し、又昇降可能となっている。
【0004】該基板移載機7に対向して下段カセットラ
ック11が設けられ、該下段カセットラック11の上側
に上段カセットラック12が設けられている。前記下段
カセットラック11はカセット10を収納するカセット
棚を複数列、複数段マトリックス状に有している。
【0005】前記下段カセットラック11、上段カセッ
トラック12に対峙してカセットローダ13が設けら
れ、該カセットローダ13を挾み前記上段カセットラッ
ク12に対向して予備カセットラック14が設けられ、
該予備カセットラック14は複数のカセット棚を有して
いる。前記カセットローダ13はカセットハンドラ15
を昇降可能且つ横行可能に有し、該カセットハンドラ1
5は水平方向に伸縮可能なロボットアーム20を具備し
ている。
【0006】前記カセットローダ13は前記カセットハ
ンドラ15により、後述するカセット搬送部17との間
でカセットの授受を行い、カセットを前記下段カセット
ラック11、上段カセットラック12、予備カセットラ
ック14の所定のカセット棚に移載し、又前記下段カセ
ットラック11、上段カセットラック12、予備カセッ
トラック14から前記カセット搬送部17にカセットを
払出しする。
【0007】前記筐体1の前面略中央には、カセット授
受部16が設けられ、該カセット授受部16の下方には
前記カセット搬送部17が設けられている。前記カセッ
ト授受部16は外部搬送装置(図示せず)と基板処理装
置間でのカセットの授受を行うものであり、前記カセッ
ト搬送部17は前記カセットローダ13と前記カセット
授受部16間でのカセットの受渡しを行うものである。
【0008】前記上段カセットラック12の後ろ側、及
び前記カセット授受部16の上側にはクリーンユニット
18,19が設けられ、前記筐体1内部にクリーンエア
の一様流れが形成されている。
【0009】上記基板処理装置に於いて、外部搬送装置
により、ウェーハ等被処理基板が装填されたカセットが
前記カセット授受部16に搬入される。図示される基板
処理装置では被処理基板がパーティクルに汚染されるこ
とを防止する為、カセットが密閉式のカセットホルダ2
1に収納された状態で、前記カセット授受部16に搬入
される。
【0010】前記カセット授受部16は該カセット授受
部16に搬入された前記カセットホルダ21から下方に
前記カセット10を引出し、更に前記カセットローダ1
3側に前記カセット10を移動させる。前記カセットハ
ンドラ15が前記カセット搬送部17から前記カセット
10を受取り、前記下段カセットラック11、上段カセ
ットラック12、予備カセットラック14の所定の位置
に前記カセット10を移載する。
【0011】前記基板移載機7は前記基板チャック部9
の進退、回転、昇降の協動により、前記下段カセットラ
ック11の所定位置の前記カセット10から被処理基板
を保持し、下降状態の前記ボート6に被処理基板を移載
する。該ボート6に所定枚数の被処理基板が移載される
と、前記ボートエレベータ5が前記ボート6を上昇さ
せ、被処理基板を前記反応管2内に装入する。
【0012】前記反応管2内は前記ヒータユニット3に
より加熱され、又前記反応管2内に反応ガスが導入され
て、被処理基板に成膜等所要の処理がなされる。
【0013】処理が完了すると、前記ボートエレベータ
5により、前記ボート6が引出され、前記基板移載機7
により、前記ボート6から所定位置のカセット10に処
理済の基板が払出される。
【0014】処理済の基板が装填されたカセット10は
前記カセットローダ13により、下段カセットラック1
1から取出され、更に前記カセット搬送部17により、
前記カセット授受部16迄搬送される。該カセット授受
部16から図示しない外部搬送装置により搬出される。
【0015】図11〜図14により前記カセット授受部
16及び従来のカセット搬送部17について説明する。
【0016】前記カセット授受部16は台車フレーム2
3上に左右2組設けられている。カセット授受部16に
ついて説明する。
【0017】枠体24が前記台車フレーム23上に立設
され、前記枠体24の天板の一部がカセット受載台25
となっている。前記カセットホルダ21は天板に載置さ
れ、カセット10は前記カセット受載台25に載置さ
れ、該カセット受載台25は前記カセット10を受載し
た状態で図示しないシリンダにより昇降可能となってい
る。
【0018】前記カセット授受部16の側方にカセット
搬送部17がそれぞれ設けられ、該カセット搬送部17
は筐体1の内側面に支持される。前記カセット搬送部1
7について説明する。
【0019】前記筐体1内側面に側壁支持板27が設け
られ、該側壁支持板27に基板28が固着され、該基板
28には水平ガイド29が固着され、該水平ガイド29
にはスライダ30が摺動自在に設けられている。又、前
記水平ガイド29にはガイド方向と平行なスクリューロ
ッド31が回転自在に設けられ、該スクリューロッド3
1は前記水平ガイド29の一端に設けられた搬送モータ
32の出力軸と連結されている。前記スライダ30にカ
セットチルト基板33が固着され、該カセットチルト基
板33にカセットチルト機構34が設けられている。該
カセットチルト機構34は図示していないがロータリシ
ンリンダ等の回転駆動部を有し、該回転駆動部から水平
に突出するチルト軸35にカセットグリッパ36が設け
られている。
【0020】該カセットグリッパ36は一対のフック3
7を有し、該フック37は図示しないシリンダ等の駆動
部により前記チルト軸35の軸心方向に拡縮する様にな
っていると共に、カセット10の両側上縁部に形成され
た耳部38と係合可能となっている。
【0021】前記カセットローダ13と前記カセット搬
送部17との間に2組の受渡しステージ部41が配設さ
れ、該受渡しステージ部41は筐体1のベース42に取
付けられ、前記各受渡しステージ部41は前記カセット
授受部16にそれぞれ対向する様に位置し、又前記カセ
ット搬送部17とは上下方向にずれて干渉しない様にな
っている。前記受渡しステージ部41について説明す
る。
【0022】前記ベース42より前記台車フレーム23
に向かって水平に延出する張出しベース43が設けら
れ、該張出しベース43に縦フレーム44が立設され、
該縦フレーム44に鉛直方向に延びるスライドガイド4
5が設けられ、該スライドガイド45に上下動スライダ
46が摺動自在に設けられ、該上下動スライダ46の上
端に受渡しステージ47が水平に設けられている。前記
張出しベース43には鉛直方向に上下動シリンダ48が
設けられ、該上下動シリンダ48のロッド上端は前記受
渡しステージ47に固着されている。
【0023】次に、図17を参照して前記カセット授受
部16に搬入されたカセット10が、カセット授受部1
6と前記カセットローダ13との間で搬送される作動に
ついて説明する。
【0024】前記受渡しステージ47が下降し、前記カ
セットグリッパ36がカセット授受部16の直下にある
状態がホーミングポジションとなっている(図17
(A))。
【0025】前記搬送モータ32を駆動し、前記スクリ
ューロッド31を回転して前記スライダ30、カセット
チルト基板33を介して前記カセットチルト機構34、
カセットグリッパ36をカセットローダ13側に移動
し、前記カセット受載台25を下降させ前記カセットホ
ルダ21内のカセット10を下方に引出す(図17
(B))。
【0026】前記搬送モータ32を駆動し、前記カセッ
トチルト機構34、カセットグリッパ36を前記カセッ
ト10の直上迄移動させる。前記カセット受載台25を
上昇させ、前記カセット10を把持位置とし、前記フッ
ク37によりカセット10を把持する(図17
(C))。
【0027】前記カセット受載台25が降下し、前記カ
セット10が前記カセットグリッパ36により吊下げら
れ(図17(D))、更に前記カセットチルト機構34
により前記カセットグリッパ36が数度例えば4°傾斜
される(図17(E))。
【0028】傾斜した状態が維持されたまま、前記搬送
モータ32の駆動により、前記カセット10は前記受渡
しステージ47の上方迄移動される(図17(F))。
この時の前記カセット10の傾斜は該カセット10移動
時に被処理基板が該カセット10から飛出さない様にす
る為である。
【0029】前記カセットチルト機構34は前記カセッ
トグリッパ36を介し前記受渡しステージ47上方で前
記カセット10を一旦水平にし(図17(G))、その
後大きく(例えば30°)傾斜させ、前記カセット10
内の被処理基板を整列させる(図15、図17
(H))。
【0030】前記カセットチルト機構34が前記カセッ
トグリッパ36を介して前記カセット10を水平に戻し
(図17(I))、前記カセット受載台25が上昇し、
前記カセット10を受載した状態で、前記カセットグリ
ッパ36が前記フック37を開放する(図16、図17
(J))。
【0031】前記搬送モータ32を駆動して、前記カセ
ットチルト機構34、カセットグリッパ36を前記カセ
ットホルダ21の下方迄移動し、前記受渡しステージ4
7の上方を開放する(図17(K))。
【0032】前記カセットハンドラ15が横行、昇降
し、更に前記ロボットアーム20の伸縮の協動で前記カ
セット10を前記受渡しステージ47から受取る。前記
ロボットアーム20が前記カセット10を受取ると、前
記カセットローダ13は前記下段カセットラック11、
上段カセットラック12、予備カセットラック14の所
要の位置に前記カセット10を移載する。
【0033】前記下段カセットラック11、上段カセッ
トラック12、予備カセットラック14の所要の位置か
ら前記カセット授受部16にカセット10が搬送される
場合は、上記作動の逆の作動により行われる。
【0034】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のカセット搬
送部17は独立して2組設けられている為、搬送モータ
32、スクリューロッド31、水平ガイド29等から構
成される水平移動機構、カセットグリッパ36を傾斜さ
せる為の回転支持部、回転させる為ロータリシリンダ等
から構成されるカセットチルト機構34がそれぞれ2組
必要であり、構造が複雑となると共に部品点数が多くな
り、製作コストが高くなっていた。
【0035】更に、カセット10の水平移動、傾斜は順
番に行われている為、搬送時間が多くなり、スループッ
トの向上を妨げる要因の一つとなっていた。
【0036】又、従来の基板処理装置では受渡しステー
ジ部41が筐体1に取付けられてる為、受渡しステージ
部41とカセット搬送部17との位置調整はカセット搬
送部17を筐体1内に組込んだ後行われることとなり、
作業性が悪く又受渡しステージ部41とカセット搬送部
17との位置調整が難しいという問題があった。
【0037】本発明は斯かる実情に鑑み、カセット搬送
部の構造を簡潔にし、コストの低減を図ると共に搬送時
間を短縮し、スループットの向上を図り、更にカセット
搬送部と受渡しステージ部との組立作業性の向上を図る
ものである。
【0038】
【課題を解決するための手段】本発明は、カセットを搬
送する過程でカセットを傾斜させるチルト機能を有する
カセット搬送部を具備する基板処理装置に於いて、前記
カセット搬送部が水平移動するスライド基板と、該スラ
イド基板に傾動可能に設けられカセットを保持可能なカ
セットグリッパと、前記スライド基板に回転自在に設け
られ前記カセットグリッパと連動するカムレバーと、前
記スライド基板と対向して設けられ、水平面である倣い
面と曲面を具備する倣い面とを有するカムプレートと、
前記カムレバーがいずれか一方の倣い面に倣って移動
し、前記カムレバーを倣い面のいずれか一方に択一的に
倣わせる切換え手段とを具備した基板処理装置に係り、
又前記スライド基板の左右両側に延出するチルトシャフ
トを回転自在に設け、該チルトシャフトの両端部にカセ
ットグリッパを設け、前記チルトシャフトとカムレバー
とを連動可能とした基板処理装置に係り、又フレームの
基板にスライド基板が水平移動可能に設けられ、該スラ
イド基板の左右両側に延出するチルトシャフトを回転自
在に設け、該チルトシャフトの両端部にカセットグリッ
パを設け、前記チルトシャフトとカムレバーとを連動可
能とし、前記スライド基板を挾み2本のロッドが昇降可
能に設けられ、該ロッド先端にそれぞれ昇降ステージが
設けられると共に前記ロッドの下端側で連結した基板処
理装置に係るものである。
【0039】前記切換え手段で前記カムレバーを曲面を
具備する倣い面に倣わせると、搬送途中でカセットが傾
斜し、カセットから被処理基板が脱落するのが防止さ
れ、更にカセット内の被処理基板が整列され、前記切換
え手段で前記カムレバーを水平面の倣い面に倣わせる
と、カセットを水平に維持して搬送することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態を説明する。
【0041】図1、図2は本発明に係るカセット搬送部
を示しており、図中カセット授受部16等については前
述したものと同様であるので詳細な説明は省略する。
又、図11〜図17中で示したものと同様のものには同
符号を付してある。
【0042】前記カセット授受部16は左右に2個のカ
セットホルダ21を受載可能であり、又2個のカセット
受載台25がカセット10を受載した状態で、昇降可能
に設けられている。
【0043】前記カセット授受部16の下方に台車フレ
ーム51が移動可能に設けられ、該台車フレーム51の
上面に設けられた基板52の略中央、前後方向にカセッ
ト搬送部53が設けられ、該カセット搬送部53を挾み
左右に昇降ステージ54,54が設けられている。
【0044】図3、図4を参照して前記カセット搬送部
53を説明する。
【0045】前記基板52の下面に固定部材56が固着
され、該固定部材56に水平ガイド57が前後方向に延
びる様に固着されている。該水平ガイド57にはスライ
ダ58が摺動自在に設けられ、該スライダ58に螺合す
るスクリューロッド59が前記スライダ58と平行に回
転自在に設けられ、前記スクリューロッド59は搬送モ
ータ61に連結され、該搬送モータ61は前記水平ガイ
ド57の前端に取付けられている。前記基板52の前記
水平ガイド57に隣接する部分が前後方向に欠切され、
スリット窓62が形成されている。
【0046】前記スライダ58にスライド基板63が鉛
直となる様固着され、該スライド基板63の前端部は前
記基板52を貫通して上方に突出し、前端部の上端は更
に水平方向に屈曲し、支柱支持部64を形成している。
【0047】該支柱支持部64に支柱65が立設され、
該支柱65の上端部に左右方向水平にチルトシャフト6
6が回転自在に設けられ、該チルトシャフト66の左右
両端部にそれぞれカセットグリッパ67が取付けられて
いる。
【0048】前記スライド基板63にカムレバー68が
枢着され、前記チルトシャフト66にチルトレバー69
が固着され、前記カムレバー68の後端部に上下方向に
延びるリンクロッド71の下端が枢着され、上端が前記
チルトレバー69の後端部に枢着される。
【0049】前記水平ガイド57に対向し、該水平ガイ
ド57と平行なカムプレート72が前記基板52の下面
に固着される。該カムプレート72にはカム溝73が刻
設されている。該カム溝73は図3に見られる様に、前
端部73aと後端部73dが後述するカムフォロア74
に嵌合する様になっており、前端部73aに連続する前
半部73bが前記カムフォロア74の直径よりも若干幅
広となっており、前記前半部73bに連続し、前記後端
部73dに至る後半部73cは下方に向って凸レンズ状
に湾曲した曲線となっている。
【0050】前記カムレバー68の前端部には前記カム
フォロア74が回転自在に設けられ、該カムフォロア7
4は前記カム溝73に転動自在に嵌合する。
【0051】前記スライド基板63にはシリンダ取付け
板75が垂設され、該シリンダ取付け板75にチルト切
換えシリンダ76が枢支され、該チルト切換えシリンダ
76は上下方向に伸縮し、ロッド上端が前記カムレバー
68の枢着点と前記カムフォロア74との間に枢着され
ている。
【0052】図5〜図8により、前記カセットグリッパ
67を説明する。
【0053】コの字状のグリッパフレーム77の底辺部
77aが前記チルトシャフト66の端部に固着され、該
底辺部77aにロータリシリンダ78が取付けられ、該
ロータリシリンダ78の出力軸の先端には回転板79が
固着され、該回転板79には2本の連結ロッド81の基
端が点対称の位置に枢着され、該連結ロッド81の先端
は後述する開閉レバー82に枢着されている。前記回転
板79と出力軸(図示せず)との回転位置を調整する
為、取付け孔は円周上に6箇所穿設されており、又前記
連結ロッド81の取付け位置を調整できる様に、該連結
ロッド81の取付け孔は円周上8箇所に穿設されてい
る。
【0054】前記グリッパフレーム77の両側辺部77
bには凹字形の軸支持部材83が固着され、該軸支持部
材83にはグリップ軸84が回転自在に設けられ、該グ
リップ軸84には板バネ材をL字形に屈曲成形したグリ
ップ片85が固着されている。前記グリップ軸84の一
端には前記開閉レバー82が固着され、該開閉レバー8
2に前記側辺部77bを遊貫した前記連結ロッド81の
先端が固着されている。
【0055】図5〜図8中、86はグリッパフレーム7
7の補強部材であり、87は前記カセットグリッパ67
のカバーである。
【0056】図1、図2により受渡しステージ部88を
説明する。
【0057】筒状の軸受ハウジング89が前記カセット
搬送部53を挾んで左右一対、前記基板52を鉛直方向
に貫通して取付けられ、該軸受ハウジング89に昇降軸
91が摺動自在に設けられ、該昇降軸91の上端に前記
昇降ステージ54が水平に固着されている。2本の前記
昇降軸91の下端は連結基板92に固着され、前記昇降
軸91,91は一体化されている。前記カムプレート7
2と前記昇降軸91との間に昇降シリンダ93が垂下さ
れる様に固着され、該昇降シリンダ93より下方に伸縮
するロッド94は前記連結基板92を貫通する。前記ロ
ッド94の貫通箇所にはスプリングホルダ95が前記連
結基板92に固着され、前記スプリングホルダ95と前
記ロッド94の先端間には圧縮スプリング96が挾設さ
れている。又、前記スプリングホルダ95と前記昇降軸
91との間にはストッパ97が設けられ、該ストッパ9
7の上端は上下方向の位置が調整可能となっている。
【0058】該ストッパ97の軸心延長上に昇降ステー
ジ位置決めシリンダ98が前記基板52に固着され、前
記昇降ステージ位置決めシリンダ98のロッド99下端
は前記ストッパ97に当接可能となっている。
【0059】図1〜図4に於いて、前記カセット搬送部
53の作動について説明する。
【0060】図1中、2点鎖線で示す状態が前記カセッ
ト搬送部53のホーミングポジションであり、前記カム
フォロア74は前記カム溝73の前端部73aに嵌合
し、前記カセットグリッパ67は水平状態にある。前記
搬送モータ61を駆動し、前記スクリューロッド59を
回転すると、前記スライダ58が前記水平ガイド57に
ガイドされ、図1、図3中左方に移動する。前記スライ
ダ58の移動により、前記スライド基板63、該スライ
ド基板63に取付けられている前記支柱65、カムレバ
ー68、カセットグリッパ67、チルト切換えシリンダ
76等が一体に移動する。
【0061】前記スライド基板63の移動により、前記
カムフォロア74が前記前端部73aを脱し、前記前半
部73bに至る。前記スライダ58が左方に移動する場
合は、前記チルト切換えシリンダ76には縮短方向に圧
縮空気が供給されており、前記カムフォロア74は曲面
を有する前記カム溝73の下面側の倣い面に当接する。
前記前半部73bでは溝幅が下方に幅広となっており、
又前記カムレバー68には前記カセットグリッパ67の
自重が作用している。該カセットグリッパ67の自重に
より、前記チルトシャフト66には図1、図3中時計方
向の回転力が作用し、該回転力は前記チルトレバー6
9、リンクロッド71を介して前記カムレバー68に時
計方向の回転力を伝達する。前記した様に、前記チルト
切換えシリンダ76は縮短方向に付勢されているので前
記カムレバー68は前記カムフォロア74が前記前半部
73bの下面に当接した状態で位置決めされる。前記チ
ルトシャフト66の回転角も前記カムレバー68の姿勢
により決定されるので、前記カセットグリッパ67は前
記カムフォロア74が下方に変位した分だけ、時計方向
に回転し若干傾斜する。この傾斜角は、カセット10を
水平搬送した場合に被処理基板がカセットから脱落しな
い角度、例えば4°とする。
【0062】前記搬送モータ61を更に駆動し、前記ス
ライダ58を介して前記スライド基板63を左方に移動
すると、前記カムフォロア74が前半部73bを移動し
ている間は、前記カセットグリッパ67の前記傾斜角が
維持される。
【0063】前記カムフォロア74が前記後半部73c
に至ると、前記カム溝73の下面は下方に突出した突曲
面となっているので、前記カムフォロア74が前記カム
溝73の下面を転動することで、前記カムレバー68の
傾斜角が増大し、前記リンクロッド71、チルトレバー
69、チルトシャフト66を介して前記カセットグリッ
パ67の傾斜角も増大する。該カセットグリッパ67の
傾斜角は前記後半部73cでの突曲面の変曲点(図3で
は後半部73cの中央)で最大となり、この最大の傾斜
角はカセット10内で被処理基板が重力で滑る角度、例
えば30°とする。
【0064】前記カムフォロア74が前記後半部73c
の変曲点を越えると、突曲面に沿って上方に変位し、前
記カムレバー68、リンクロッド71、チルトレバー6
9、チルトシャフト66を介して前記カムレバー68は
半時計方向に回転され、カセットグリッパ67の傾斜角
は減少する。
【0065】前記カムフォロア74が前記後端部73d
に嵌合すると、前記カセットグリッパ67は水平状態と
なる(図1、図3中実線で示す状態)。
【0066】前記カセットグリッパ67を図1、図3中
右方に移動させる場合は、前記チルト切換えシリンダ7
6に圧縮空気を供給して伸張させ、前記カムレバー68
に反時計方向の力を付勢し、前記カムフォロア74をカ
ム溝73の上面側の水平な倣い面に当接させる。この状
態で、前記搬送モータ61を駆動する。搬送モータ61
は前記スクリューロッド59を前記回転とは逆の方向に
回転させ、前記スライダ58を介して前記スライド基板
63を図1、図3中右方に移動させる。
【0067】該スライド基板63の右方への移動中、前
記カムレバー68には前記チルト切換えシリンダ76に
より反時計方向に付勢され、前記カムフォロア74はカ
ム溝73の上面に当接する。該カム溝73の上面は水平
であるので、前記カセットグリッパ67は水平状態が維
持されて、ホーミングポジション迄移動する。
【0068】即ち、前記チルト切換えシリンダ76を縮
短状態とした場合、前記カセットグリッパ67の移動に
は傾斜動が伴い、前記チルト切換えシリンダ76を伸張
状態(駆動した状態)とした場合は、前記カセットグリ
ッパ67の移動については水平が維持される。尚、前記
カムフォロア74が下面側の倣い面を倣動する様にする
には、前記カセットグリッパ67、カセット10の自重
を利用し、前記チルト切換えシリンダ76は自由状態と
し、或は更にスプリングでカムフォロア74を下面側の
倣い面に当接させる様にしてもよい。
【0069】図5〜図8により、前記カセットグリッパ
67の作動について説明する。
【0070】前記ロータリシリンダ78の自由状態で
は、前記グリップ片85が開放された状態であり、左右
の前記グリップ片85の下端の間隔はカセット10の幅
より大きくなっている。
【0071】前記カセットグリッパ67でカセット10
を保持する場合は、該カセット10の上面が前記カセッ
トグリッパ67の下面に当接し、更に前記ロータリシリ
ンダ78が前記回転板79を図6中反時計方向の回転す
る。前記回転板79の回転は前記連結ロッド81により
前記グリップ片85に伝達され、該グリップ片85を閉
方向に回転する。前記グリップ片85が前記耳部38を
挾持し、前記カセット10はカセットグリッパ67に保
持される。尚、前記グリップ片85は弾性材であるの
で、前記耳部38を挾持した場合の衝撃を干渉し、又挾
持状態で所要量撓む様にしておけば、安定した保持力が
得られる。
【0072】前記受渡しステージ部88の作動につい
て、図1、図2により説明する。
【0073】前記昇降シリンダ93の伸縮により、前記
ロッド94を介して前記昇降軸91が昇降し、前記昇降
ステージ54が昇降する。前記昇降ステージ54の上昇
位置は前記ストッパ97が前記ロッド99の下端に当接
した状態で決定される。又、前記ロッド99は前記昇降
ステージ位置決めシリンダ98の伸縮により、位置が変
更され、前記昇降ステージ54の上昇位置は前記ロッド
99の伸張時、短縮時の2位置となる。
【0074】尚、前記昇降軸91の短縮動で前記ストッ
パ97が前記ロッド99に当接し、前記連結基板92、
昇降ステージ54等が停止するが、当接時の衝撃は前記
圧縮スプリング96が圧縮されることで吸収される。
【0075】図9を参照して前記カセット授受部16に
搬入されたカセット10が、カセット授受部16と前記
カセットローダ13との間で搬送される作動について説
明する。
【0076】前記昇降ステージ54が降下し、前記カセ
ットグリッパ67が前記カセット授受部16の直下に在
る状態が、ホーミングポジションである(図9
(A))。
【0077】前記チルト切換えシリンダ76を伸張方向
に駆動した状態で、前記搬送モータ61を駆動し、前記
カセットグリッパ67を左方に移動する。前記カセット
受載台25を降下させ、前記カセット10を引出す(図
9(B))。
【0078】前記チルト切換えシリンダ76を伸張方向
に駆動し、前記カセットグリッパ67の水平を維持した
状態で前記搬送モータ61を駆動して前記カセットグリ
ッパ67をカセット10の直上迄移動する(図9
(C))。
【0079】前記カセット受載台25を上昇させ、前記
カセット10をカセットグリッパ67の下面に当接さ
せ、前記ロータリシリンダ78を駆動して前記グリップ
片85によりカセット10の耳部38を挾持する。前記
カセット受載台25を降下させる(図9(D)
(E))。
【0080】前記チルト切換えシリンダ76を縮短方向
に駆動し、前記カムフォロア74が下面側の倣い面に沿
って転動する様にする。前記搬送モータ61を駆動して
前記カセットグリッパ67を図中左方に移動させる。前
記カムフォロア74が前半部73bを移動中は、前記カ
セット10、カセットグリッパ67の自重及びカム溝7
3の形状により、前記カセットグリッパ67、前記カセ
ット10は若干傾き(図9(F))、前記カムフォロア
74が後半部73cを移動中はカセット10の傾斜角は
漸次増大し、次に漸次減少する。カム溝下面の変曲点で
カセット10の傾斜角は最大となり、カセット10内の
被処理基板が整列される(図9(G))。
【0081】前記カムフォロア74が前記後端部73d
に至ると前記カセット10が昇降ステージ54の直上と
なり、又前記カセット10は水平となる(図9
(H))。
【0082】前記昇降シリンダ93により昇降ステージ
54を上昇させ、前記カセットグリッパ67はカセット
10を開放する(図9(I))。
【0083】前記昇降ステージ位置決めシリンダ98を
伸張させ、前記昇降ステージ54を受渡し位置迄下降さ
せる(図9(J))。前記チルト切換えシリンダ76を
駆動した状態で、前記カセットグリッパ67を前記カセ
ット授受部16迄移動させる(図9(K))。
【0084】前記カセットローダ13を動作させ、前記
カセットハンドラ15によりカセット10を保持する
(図9(L))。前記カセットローダ13により、前記
下段カセットラック11、上段カセットラック12、予
備カセットラック14の所要の収納位置にカセット10
を移載する。
【0085】前記下段カセットラック11、上段カセッ
トラック12、予備カセットラック14から前記カセッ
ト授受部16にカセット10を搬送する場合は、上記搬
送と逆の作動により行われる。
【0086】尚、上記実施の形態に於いて、カム溝73
内をカムフォロア74が転動する様にしたが、カムプレ
ート72自体の上面を曲面、下面を水平面とし、カムプ
レート72を挾む様に上下一対のカムフォロア74を設
け、前記チルト切換えシリンダ76により上下のカムフ
ォロア74を択一的に前記カムプレート72の上面下面
に当接する様にしてもよい。又、チルト切換えシリンダ
76はロータリシリンダであってもよい。更に、前記ロ
ータリシリンダ78はソレノイド或は伸縮シリンダであ
ってもよい。又、カセット10がカセットホルダ21に
収納された状態で搬送される基板処理装置について述べ
たが、カセット10単体で搬送される基板処理装置につ
いても実施可能であることは言う迄もない。
【0087】
【発明の効果】以上述べた如く本発明によれば、カセッ
トを搬送する過程でカセットを傾斜させるチルト機能を
有するカセット搬送部を具備する基板処理装置に於い
て、前記カセット搬送部が水平移動するスライド基板
と、該スライド基板に傾動可能に設けられカセットを保
持可能なカセットグリッパと、前記スライド基板に回転
自在に設けられ前記カセットグリッパと連動するカムレ
バーと、前記スライド基板と対向して設けられ、水平面
である倣い面と曲面を具備する倣い面とを有するカムプ
レートと、前記カムレバーがいずれか一方の倣い面に倣
って移動し、前記カムレバーを倣い面のいずれか一方に
択一的に倣わせる切換え手段とを具備しているので、カ
セット搬送過程でチルト機能が発揮され、カセットの搬
送動作とチルト動作とを同時に行うことができ、動作時
間を短縮でき、スループットの向上を図れ、又チルトさ
せる為の駆動機構を独立して設ける必要がないので、構
造が簡潔化しコストの低減が図れる。
【0088】又、前記スライド基板の左右両側に延出す
るチルトシャフトを回転自在に設け、該チルトシャフト
の両端部にカセットグリッパを設け、前記チルトシャフ
トとカムレバーとを連動可能とした構成であるので、1
組の搬送機構と1組のチルト機構で2組のカセットの搬
送動作と、チルト動作を行わせることができるので、構
造が著しく簡潔化し、コストの低減が図れる。
【0089】更に又、フレームの基板にスライド基板が
水平移動可能に設けられ、該スライド基板の左右両側に
延出するチルトシャフトを回転自在に設け、該チルトシ
ャフトの両端部にカセットグリッパを設け、前記チルト
シャフトとカムレバーとを連動可能とし前記スライド基
板を挾み2本のロッドが昇降可能に設けられ、該ロッド
先端にそれぞれ昇降ステージが設けられると共に前記ロ
ッドの下端側で連結した構成であるので、受渡しステー
ジ部とカセット搬送部とを一体化でき、受渡しステージ
部とカセット搬送部との相関位置調整が容易となり、又
受渡しステージ部とカセット搬送部とを筐体とは独立し
て組立て調整できると共に関連する電装品をフレーム内
に実装でき、作業性、保守性が格段に向上するという種
々の優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の要部を示す図2のA矢視
図である。
【図2】同前本発明の実施の形態の要部を示す立断面図
である。
【図3】本実施の形態に係るカセット搬送部の要部側面
図であり、図4のB矢視図である。
【図4】本実施の形態に係るカセット搬送部の要部正面
図である。
【図5】本実施の形態に係るカセットグリッパの平断面
図である。
【図6】図5のC−C矢視図である。
【図7】図5のD−D矢視図である。
【図8】図5のE−E矢視図である。
【図9】(A)(B)(C)(D)(E)(F)(G)
(H)(I)(J)(K)(L)は本発明の実施の形態
の作動の説明図である。
【図10】基板処理装置の全体の概略を示す側面図であ
る。
【図11】従来の基板処理装置のカセット搬送部及びそ
の関連を示す側面図である。
【図12】従来のカセット搬送部の背面図である。
【図13】従来のカセット搬送部の要部を示す側面図で
ある。
【図14】従来のカセット搬送部の要部を示す背面図で
ある。
【図15】従来の基板処理装置のカセット搬送部の作動
状態及びその関連を示す側面図である。
【図16】従来の基板処理装置のカセット搬送部の作動
状態及びその関連を示す側面図である。
【図17】(A)(B)(C)(D)(E)(F)
(G)(H)(I)(J)(K)(L)は従来のカセッ
ト搬送部の作動を示す説明図である。
【符号の説明】
1 筐体 4 縦型炉 5 ボートエレベータ 7 基板移載機 10 カセット 13 カセットローダ 15 カセットハンドラ 16 カセット授受部 17 カセット搬送部 51 台車フレーム 52 基板 53 カセット搬送部 54 昇降ステージ 63 スライド基板 66 チルトシャフト 67 カセットグリッパ 68 カムレバー 72 カムプレート 76 チルト切換えシリンダ 78 ロータリシリンダ 88 受渡しステージ部 91 昇降軸 92 連結基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柳川 秀宏 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 (72)発明者 武内 努 東京都中野区東中野三丁目14番20号 国際 電気株式会社内 Fターム(参考) 5F031 DA01 DA09 FA03 FA09 FA11 FA15 FA18 GA19 GA32 GA38 GA46 GA47 GA48 GA50 KA02 KA17 LA12 LA15

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カセットを搬送する過程でカセットを傾
    斜させるチルト機能を有するカセット搬送部を具備する
    基板処理装置に於いて、前記カセット搬送部が水平移動
    するスライド基板と、該スライド基板に傾動可能に設け
    られカセットを保持可能なカセットグリッパと、前記ス
    ライド基板に回転自在に設けられ前記カセットグリッパ
    と連動するカムレバーと、前記スライド基板と対向して
    設けられ、水平面である倣い面と曲面を具備する倣い面
    とを有するカムプレートと、前記カムレバーがいずれか
    一方の倣い面に倣って移動し、前記カムレバーを倣い面
    のいずれか一方に択一的に倣わせる切換え手段とを具備
    したことを特徴とする基板処理装置。
  2. 【請求項2】 前記スライド基板の左右両側に延出する
    チルトシャフトを回転自在に設け、該チルトシャフトの
    両端部にカセットグリッパを設け、前記チルトシャフト
    とカムレバーとを連動可能とした請求項1の基板処理装
    置。
  3. 【請求項3】 フレームの基板にスライド基板が水平移
    動可能に設けられ、該スライド基板の左右両側に延出す
    るチルトシャフトを回転自在に設け、該チルトシャフト
    の両端部にカセットグリッパを設け、前記チルトシャフ
    トとカムレバーとを連動可能とし、前記スライド基板を
    挾み2本のロッドが昇降可能に設けられ、該ロッド先端
    にそれぞれ昇降ステージが設けられると共に前記ロッド
    の下端側で連結した請求項1の基板処理装置。
JP24155699A 1999-08-27 1999-08-27 基板処理装置 Pending JP2001068522A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008129617A1 (ja) * 2007-04-09 2008-10-30 Hirata Corporation 基板処理システム
WO2023079882A1 (ja) * 2021-11-05 2023-05-11 村田機械株式会社 天井搬送車

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WO2008129617A1 (ja) * 2007-04-09 2008-10-30 Hirata Corporation 基板処理システム
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